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死の理由―事件編―  作者: 明日香狂香
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職場(社長室)

「鈴木君。まさか、きみ関係かんけいしているんじゃないだろうね。」

「いえ、わたしは見舞みまいいにっただけで。」

さけってったそうじゃないか。病室びょうしつ一杯いっぱいやるつもりだったのか?」

「いえ、邪気払じゃきばらいなんですけど。うちの田舎いなか風習ふうしゅうでして。本来ほんらいならきよじおってくんですが、いときにはさけ代用だいようします。が、うっかりいてかえってきてしまったようで。」

「すぐに、先輩せんぱい担当たんとうめてくれよ。だいたい、きみのミスで苦労くろうしたんだからな。『手土産てみやげは、パンツーだからをつけろ』といったのに、パンツをわたすとはあきれたやつだ。あとがまがみつかるまではいま部署ぶしょにおいておいてやるがな。」

「いや~、まさかべるほうのパンつうだとおもいませんでした。」

さいわ同伴どうはんしてたかれが、自宅用じたくようにとっていた人気にんきの『生食なましょくパン』を、かせてわたしたから、ジョークだとおもってくれたんじゃないか。一緒いっしょたわしも、あのときばかりはあせったぞ。」

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