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本日更新1回目です。

サモナーさんが行く Ⅰ〈下〉、発売しているみたいですよ?

《運営インフォメーションがあります。確認しますか?》


《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『ムレータ』がレベルアップしました!》

《『ムレータ』のステータスを確認して下さい》


《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『アチザリット』がレベルアップしました!》

《『アチザリット』のステータスを確認して下さい》


《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『アモルファス』がレベルアップしました!》

《『アモルファス』のステータスを確認して下さい》



 ログインしました。

 時刻は午前5時ちょうどだ。

 今日から闘技大会になる。

 初戦から出来るだけ観戦する事にしたい。

 知り合いの試合は優先で見ておこうと思う。


 ところで運営インフォは?

 単に闘技大会の案内でした。

 ザッと見ただけだが、日程が酷い。

 決勝戦まで7日間という長丁場になるのは参加枠が増えたからだろう。

 闘技大会もここまで大規模にするとは、プレイヤーの増加の影響かな?

 観戦する立場ではあるけど、勝ち残るのは結構大変だと思えます。




 ムレータ ミノタウロスLv56→Lv57(↑1)

 器用値  66

 敏捷値  54

 知力値  22(↑1)

 筋力値 105

 生命力 102(↑1)

 精神力  20


 スキル

 手斧 両手斧 打撃 蹴り 噛付き 投擲

 遠投 受け 回避 登攀 投げ技 関節技

 頭突き 激高 夜目 掴み 平衡 ダッシュ

 体当たり 捕食吸収 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] 自己回復[極大] 火属性

 土属性 溶属性 耐暗闇 ブレス




 アチザリット サイレンクイーンLv36→Lv53(↑1)

 器用値 60(↑6)

 敏捷値 58(↑5)

 知力値 74(↑7)

 筋力値 51(↑5)

 生命力 52(↑6)

 精神力 58(↑5)


 スキル

 両手槍 回避 受け(New!)水中機動 水棲 変化

 聞耳 危険察知 振動感知 夜目 怨歌 怨声

 呪怨 連携 自己回復[中] 物理抵抗[大](New!)

 魔法抵抗[大](New!)MP回復増加[中] 水属性

 闇属性 土属性 木属性 耐沈黙(New!)耐暗闇

 耐魅了 共鳴




 アモルファス マッドヒュドラLv45→Lv52(↑1)

 器用値 48(↑2)

 敏捷値 59(↑3)

 知力値 32(↑1)

 筋力値 74(↑3)

 生命力 96(↑4)

 精神力 31(↑1)


 スキル

 噛付き 巻付 堅守 回避 水棲 匂い感知

 熱感知 魔力察知(New!)気配遮断 威嚇

 奇襲 隠蔽 自己回復[大] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中](New!)MP回復増加[小](New!)

 ブレス 猛毒 土属性 水属性 木属性

 耐即死 耐麻痺(New!)毒耐性



 確認終了だ。

 ところで、アチザリットとアモルファスのレベルが随分と跳ね上がったな!

 昨夜の闘技場でかなり稼いだものと見える。

 だが、ポータルガードの他の面々でレベルアップしているのはムレータだけだ。

 これがレベル格差か。

 だがその差は一気に縮まっている。

 今後に期待が持てるだろう。

 

 さて、アモルファスはこのまま、配備していいかな?

 アチザリットは、外そう。

 周囲の森で戦えなくはないだろうけど、本質的に向く訳じゃない。

 交代させておくべきだ。


 では、誰と?

 船岡で安定するかな?

 実績なら黒曜だが、祝福をスキルに持つエルニドもいる。

 まあいいさ。

 時間を掛けて悩めばいい。

 今日は闘技大会の観戦もあるし、ゆっくりと過ごしていいのだ。




「オッス!」


「お、おはようさん」


 レイナの勢いだけでなく、食堂の中の様相に圧倒されそうだ。

 内部は肉が焼ける匂いが充満していて、それだけでごはんが食べられそうだ。

 何の騒ぎだ?



「あ、これをどうぞ。三人前あります」


「お、おう」


 ヘルガから渡されたのは?

 ハンバーガー、ホットドック、ホットサンドだ。

 どれも手軽に食えるしいいんだけど、食堂の中は臨時の厨房みたいになってます。

 本当に、何の騒ぎだ?

 ミオ、優香、それにアデルとイリーナは厨房で忙しそうに動き回っている。

 久重とスーラジもだ。

 他にも人形系召喚モンスター達も黙々と作業を進めている。



「この騒ぎは何だ?」


「サニアの町の屋台用です。向こうでも作ってますけど追い付かなくって」


「全部、闘牛肉で美味しいよ!」


 恐ろしい言葉を聞いた気がする。

 まさか、そんなに盛況なの?

 この時間からだといい席を確保出来るかどうか、かなり怪しい気がします。



「それに食事も追加効果のあるのは出せないんですよねー」


「稼げるかと思ったのに!」


 そりゃあそうだ。

 ま、頑張って下さい。

 つか、大会に出る面々が直前まで作業とかいいの?

 疑問の視線をフィーナさんに投げ掛ける。



「いいのよ。開会式は諦めたし、試合はもっと後の時間だもの」


「予定って分かりますか」


「私達とアデルちゃん達のなら分かるわ。送っておくわよ?」


「助かります」


 それならいいか。

 いい席を確保しに今から行くのもいいけどね。

 観戦しているうちに体が疼いてしまう可能性は高い。

 今の内に鎮めておこうか。

 そう、対戦をしておこう!


 その前に冥府の杖は量産しておこう。

 急がなくていいのだ、と思えるようになったら少し余裕が出来た。

 食事を楽しみつつ、作業を進めてしまおう。

 それが終わったら?

 当然、対戦だな。

 やっておく事もあるのです。





《これまでの行動経験で【木工】がレベルアップしました!》


 冥府の白ポプラならまだあるけど、この辺にしておこう。

 一気に作業を進めてもいいが、それではいつまで経っても対戦が始められない。

 【木工】がレベルアップしているのだし、ここで区切ろう。


 では、始めるか。

 パーティの布陣は?

 極夜、雷文、待宵、キレート、アチザリットだ。

 ポータルガードからの参加は?

 獅子吼、バンドル、船岡、エルニド、コールサック、シュカブラ、アモルファスです。

 少なく思えるけど、これでもかなりの戦力になる。

 品質低めの冥府の杖であればいい感じで大苦戦になるだろう。


 今日は闘技場は独占状態だ。

 存分に連戦が出来るだろう。






《只今の戦闘勝利で【重棍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【連携】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【跳躍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐久走】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『極夜』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 さて、懸案事項は1つ、片付いたかな?

 【両手槍】の武技、天衝法撃です。

 これも使える武技だというのは分かる。

 言ってみれば槍先で突いた線上にある目標全てに対して、衝撃が貫通するようだ。

 集団戦に向くだろう。

 防御力に関係なく貫通させる辺り、時空魔法の攻撃呪文に似ている。

 与えているダメージも大きい。


 問題は?

 手応えがやっぱりダメだな。

 地面を踏み込んでいるかのような手応えが欲しい。

 それに久々に地上で双角猛蛇神の長槍を使ったような。

 亜氷飛竜の騎士槍もです。

 長柄の武器は使い勝手がいい。

 正直、楽だ。

 それがどうにもいけません。

 楽しめていないのだ。



 極夜のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

 もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。



 極夜 ケルベロスLv83→Lv84(↑1)

 器用値  34

 敏捷値 106

 知力値  32

 筋力値  75(↑1)

 生命力  74

 精神力  33(↑1)


 スキル

 噛付き 回避 受け 体当たり 疾駆 跳躍

 激高 夜目 聞耳 危険察知 追跡 隠蔽

 連携 捕食融合 捕食吸収 自己回復[大]

 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中] MP回復増加[微]

 ブレス 火属性 風属性 闇属性 猛毒

 毒耐性 耐暗闇




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『雷文』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 天衝法撃は当面、保留だな。

 そうしましょう。

 海中戦、天沼矛を使う際に試そう。

 特にティミン・ギラを相手にした場合、使えるかもしれません。

 魔物が密集しているから都合がいいだろう。



 雷文のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。



 雷文 虎獣鵺Lv83→Lv84(↑1)

 器用値 37

 敏捷値 96(↑1)

 知力値 35

 筋力値 76

 生命力 75(↑1)

 精神力 36


 スキル

 噛付き 回避 威嚇 飛翔 空中機動 危険察知

 匂い感知 熱感知 隠蔽 追跡 夜目 瞑想

 気配遮断 捕食融合 捕食吸収 猛毒 雷属性

 自己回復[中] 物理抵抗[大] 魔法抵抗[小]

 MP回復増加[中] 分解 耐気絶




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アチザリット』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 さて、まだ闘技大会は開会式も始まってないだろう。

 もう少し、対戦を楽しもうか。

 それにこうなると、アモルファスも鍛えておきたくなる。

 ポータルガードより、パーティに組み込んでおいた方が有利だ。


 いや、最初からパーティに入れておけば良かったのだ!

 完全に抜けてるな、オレって。

 これは素直に反省すべきだろう。



 アチザリットのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。



 アチザリット サイレンクイーンLv54→Lv55(↑1)

 器用値 60

 敏捷値 59(↑1)

 知力値 75

 筋力値 52

 生命力 52

 精神力 59(↑1)


 スキル

 両手槍 回避 受け 水中機動 水棲 変化

 聞耳 危険察知 振動感知 夜目 怨歌 怨声

 呪怨 連携 自己回復[中] 物理抵抗[大]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 水属性

 闇属性 土属性 木属性 耐沈黙 耐暗闇

 耐魅了 共鳴



 では、ポータルガードを見直しだ。

 アモルファスを外して雷文をポータルガードに配備しよう。

 極夜は帰還だ。

 召喚するのは火輪です。

 待宵、キレート、火輪、アチザリット、アモルファスの布陣になる訳だが。

 さあ、アチザリットの反応は、どうだ?


 仮想ウィンドウを閉じ、見回すがアチザリットの姿が見えない。

 何処に行ってる??

 火輪を見る。

 その腹に何かが潜り込んでいる。

 多分、アチザリットだな。

 得物の双角猛蛇神の槍は地面に放置している。

 そんな火輪とアチザチットの周囲を獅子吼と雷文が囲んでしまう。


 まあ、そうなるよな。

 読めていたけど、対戦は続けるからな!

 火輪の毛並みを堪能するのは程々にするように。



「?」


 オレの視線に気付いた火輪が首を傾げている。

 ああ、火輪に責任は無い。

 確かにその毛並みは罪と言えるかもだが。


 そんなオレも火輪の毛並みを堪能しているという罠。

 いや、本当にこの感触はいいね!






《只今の戦闘勝利で【両手斧】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【軽業】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【ダッシュ】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔力察知】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『待宵』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 時刻は午前8時20分だ。

 開会式はもう終わっている頃かな?

 9時になれば東雲の対戦が始まる筈。

 前の試合が早く決着した場合、前倒しで試合が開始になる可能性もあるのだ。

 対戦は一旦、ここで区切って移動しよう。



 待宵のステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。

 もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。



 待宵 レプリカントLv56→Lv57(↑1)

 器用値 55

 敏捷値 73

 知力値 79(↑1)

 筋力値 33

 生命力 33

 精神力 79(↑1)


 スキル

 武芸百般 夜目 跳躍 軽業 気配遮断 魔力遮断

 反響定位 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中] 同調

 共鳴 完全クローン 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性

 溶属性 灼属性 全耐性




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キレート』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 では、観戦しに行くにしても召喚モンスターの誰を連れて行けばいいかな?

 周囲への配慮はどうしても要る。

 定番ならヴォルフと黒曜かな?

 残る3つの枠は、どうしよう?


 影棲を使える面々なら周囲に気付かれないで済む。

 キレート以外はアンデッドになっちゃうけど。

 そうか。

 待宵はキレートの姿を写し取らせたらいいか。

 残り1枠は?

 影棲が使えるのはアンデッドだけだ。

 昼間は避けたいけど、この場合は仕方ない。

 テロメアにしよう。



 キレートのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1ポイント分のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 キレート インビジブルストーカーLv56→Lv57(↑1)

 器用値 53

 敏捷値 80

 知力値 70(↑1)

 筋力値 38

 生命力 39

 精神力 70(↑1)


 スキル

 武芸百般 夜目 監視 気配遮断 魔力遮断

 反響定位 連携 精密操作 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中]

 同調 透明化 隠蔽 影棲 奇襲 登攀 跳躍

 軽業 看破 暗殺術 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性

 氷属性 溶属性 木属性 全耐性




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『火輪』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 移動前に一応、城館にも顔を出しておこう。

 まだ屋台で販売する料理の量産体制が続いているかもしれません。

 アデルとイリーナの初戦は明日だ。

 闘技大会は主に料理の販売手伝い、ついでに観戦すると聞いている。

 移動するなら一緒に行ってもいいのだ。



 火輪のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。



 火輪 ゴールドシープLv56→Lv57(↑1)

 器用値 33

 敏捷値 82

 知力値 82

 筋力値 32

 生命力 60(↑1)

 精神力 60(↑1)


 スキル

 頭突き 体当たり 受け 回避 疾駆 ダッシュ

 夜目 飛翔 空中機動 危険察知 魔力察知

 霊能 霊撃 騎乗者回復[小] 物理抵抗[小]

 魔法抵抗[極大] 魔力相殺[中] MP回復増加[小]

 弾性強化[中] 解体 祝福 時空属性 光属性

 闇属性 黄道変 白道変 混乱 睡眠 耐混乱

 耐睡眠




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アモルファス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 さて、アモルファスはどうする?

 ポータルガードに戻して経験値稼ぎを、とも思うけどこのまま帰還させよう。

 時間があれば沼地で活躍させたい。

 当然、クォークと一緒にだ。

 蛇身を持つ召喚モンスター達にとって泥だらけになるのは気持ちいいものであるらしい。

 きっとアモルファスもそうなのだろう。

 バンドル、シュカブラも連れ出してしまおうか?

 いや、それもちょっとどうかと思う。

 いずれそういう機会を作ればいいのだ。



 アモルファスのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。



 アモルファス マッドヒュドラLv53→Lv54(↑1)

 器用値 48

 敏捷値 60(↑1)

 知力値 32

 筋力値 75

 生命力 97(↑1)

 精神力 32


 スキル

 噛付き 巻付 堅守 回避 水棲 匂い感知

 熱感知 魔力察知 気配遮断 威嚇 奇襲 隠蔽

 自己回復[大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[小] ブレス 猛毒 土属性 水属性

 木属性 耐即死 耐麻痺 毒耐性



 では、パーティは観戦用に変更だ。

 火輪、アチザリット、アモルファスは帰還させよう。

 ヴォルフ、黒曜、テロメアを召喚しました。



「ガゥ?」


 獅子吼と雷文が急に動揺している。

 両者共にこういった反応をするのは珍しい。

 火輪がいなくなったからかな?

 以前にも似たような事があったから驚きは無い。



「ッ!」


 ヴォルフが無言で獅子吼と雷文を威圧、テロメアが両者の額の辺りを撫でている。

 どうやらすぐに落ち着きを取り戻した

 ヴォルフには古参の貫禄がある。

 だが、そんなヴォルフも火輪の毛並みの誘惑には勝てないのだ。


 さて、どうしたものか。

 実は以前から、リクエストがあるのです。

 サモナー系のプレイヤーによる交流会だ。

 今日の分の対戦が終わった後、レムトの町でやるという話を聞いている。

 誘われているんだが、どうしましょう?




「あ!キースさん!」


「おや、終わってたのか?」


「ええ、それに色々と手伝って貰っちゃって。申し訳ないです」


 食堂に残っていたのはアデルとイリーナだけだった。

 厨房では久重とスーラジが掃除をしている。

 まあ手伝いならいいのです。

 立っている者は親でも使うのが正義だ。



「サニアの町に観戦しに行くんだが、一緒にどうだ?」


「勿論!」


「ええ」


 彼女達も午前中は観戦に応援、昼食前後には屋台の手伝いになるらしい。

 今日は一緒に観戦してもいいかな?

 注目の一戦の情報はオレ以上に把握している事だろう。

 特にサモナー系の注目プレイヤーの対戦は把握しているに違いないのだ。






 サニアの町なんだが、これはどうした事だ?

 町の周囲に幾つもの人垣が見える。

 どうも全部、臨時の闘技場なのか?

 簡単な防柵の内部に観客席は石を積んだだけの簡単な物のようだが。

 全部、町の外でやってるのか?



「東雲の試合はA面だったな」


「ええ、そこだけが町の中、中央広間でやってます」


「B面からL面までは町の外ですよ!」


 それにしても屋台の数も凄い。

 観客の大半がNPCのようだが、この町にこんなに多くの住民がいましたか?

 いや、よく見るとドラゴニュートにバードマン、ミュルミドンも多い。

 サニアの町で闘技大会を開催するのに何か別の意図があるように思えてならない。

 単純に考えたら、町の活性化なんだが。

 そもそも、元々の住人は半分以上が避難民となって別の町や村に移動したと聞く。

 ちょっと何かが違うと思う。

 別の目的があるのだろう。



「じゃあ東雲の試合を見てから、その後はどうする?」


「ヒョードル戦がE面で、その後に与作さんがA面、次は春菜ちゃんがG面かにゃ?」


「紅蓮の所の試合が午後にありますね。ゼータと此花ちゃんはその後です」


 ふむ。

 今日だけでもそんなにあるのか。



「フィーナさん達にリック達のパーティは明日か」


「ええ」


「他に注目の対戦はあるかな?」


「前回の団体戦の優勝と準優勝のパーティは明日ですね」


「A面でやる試合はどれも注目かにゃー?」


 会話をしつつ、サニアの町の中へと進む。

 オレの場合、一見したらヴォルフと黒曜しか連れていない。

 影の中にはテロメア、待宵、キレートがいる。

 見た目以上の戦力が控えている形だ。


 アデルの場合はある意味で酷い。

 ホワイトファングに妖狐が2匹と白狐が2匹。

 アデルは常に毛並みを撫で続けており、途絶える事がない。


 イリーナは周囲への配慮なのか、連れているのは3体だけだ。

 フェアリークイーン2体に召喚したてのバイパー。

 どうやら影の中に2体、召喚モンスターを潜ませているらしい。

 それが何であるのかは敢えて聞いていません。


 町の中を歩いていると、これでも目立つみたいだ。

 視線を感じてしまいます。

 何だろう、この違和感?

 気になる。

 気になってしまいます。





「ご、豪快!」


「秒殺でしたね」


「まあ、アレで正解だな」


 東雲の相手も気の毒に。

 全身重装甲、大型の盾とメイスを装備した、典型的な前衛の壁役。

 それがマズかったな。

 東雲が全力で振り回したポールウェポンの先端は巨大なハンマー。

 腰を落として盾で受けたのはいいが、そのままの姿勢で吹き飛ばされている!

 そして場外へ。

 相変わらずのパワーファイター、更に酷くなっている。

 駆け引きも何も無いぞ!


 そして闘技場を挟んだ向こう側にある雛壇を見る。

 サビーネ女王、それに竜騎士達、ジュナさんがいた。

 オレの視線に気付いたのか、ジュナさんがブンブンと手を振っている。

 軽く片手を挙げて応えておこう。


 それにしても、サビーネ女王がいるって事は水晶竜とブロンズドラゴンも近くにいる筈だが。

 見掛けなかったような。

 上空を旋回しているんだろうか?

 今日は快晴。

 黒曜なら分かるかな?



「じゃあ次はヒョードル戦かな?」


「その前に一旦、ログアウトして来ていいですか?」


「先に試合会場に行ってて下さい」


「ああ」


 では先に町の外、試合場のE面に行こう。

 ところで、どれがE面なんだろう?

 運営インフォメーションで送られている案内を見直すとしましょう。





「キースさん!」


 その声には聞き覚えがあった。

 ヘラクレイオスくんだよな?

 観客席はそこそこ盛況で歓声も大きかったが、どうにか分かった。


 最前列にいました。

 どうやらゼータくん、それに駿河と野々村も一緒のようだ。

 いや、少し離れて春菜と此花もいる。

 どうして距離を置くのか、その理由は何となくだけど分かる。

 駿河と野々村が連れている人魚達だろう。

 毛嫌いしている訳じゃないみたいなんだが、好んで近寄るのも憚られるようだ。

 いや、この場合は駿河と野々村に対してなのかもしれません。



「一緒に観戦、いいかな?」


「勿論!」


「次の次辺りでヒョードルの出番です」


 そうか。

 どうやらこの試合場では前倒しでなく、予予定通りに消化しているみたいだ。

 少し待つ形になるけど気にならない。

 ヒョードル戦だけが対戦ではないのだ。

 実際、現在の対戦も面白そうだ。

 片方は定番とも言えるバランス型のパーティだが、その相手は機動力特化であるらしい。

 壁役がいない。

 それに後衛はエレメンタル・メイジ『風』であるのだろう。

 足が動いていないのに凄まじい機動力を発揮している。

 ホバーダッシュか。

 だが他の面々も凄い。

 ピット・フォールで作られたであろう落とし穴を避け、後衛を狙って動き続けている。

 見事な連携だ。

 そして受けて立つ側も戦力を分断させないよう牽制しつつ、迎撃も行ってる。


 多分だけど、両方とも固定メンバー同士なんだろうな。

 駆け引きが楽しそうです。

 観戦する側だけど、これはこれで楽しめる。

 いや、既に楽しめてます!






「ヒョードル戦は?」


「今からだよ!」


 アデルとイリーナが来た。

 そしてヒョードルとの対戦にギリギリ、間に合ったようです。

 そのヒョードルの布陣は?

 ホワイトファング、オーガロード、青竜、オーディンガード、エルダーマンティコア。

 対戦しているから分かるが、バランス的に言えば攻勢面に偏っている。

 機動力を重視、それはヒョードルくん自身にも言える事だ。

 足を止められたら脆い所がある。

 それはもう、身に沁みている事だろう。

 オレの場合、相手がサモナー系プレイヤーであれば、布陣を見るだけでその傾向を読み取れる。

 サモナー系プレイヤーでなくとも、実際に召喚モンスター達の戦い振りを知っていれば対応出来るだろう。

 プレイヤーだけで組んだパーティと比べたら、読める範囲が広い。

 そこをヒョードルくん自身がどうカバーするのか?

 見所だな。


 相手はプレイヤーが6名。

 マズいな。

 前衛は全員、長柄の得物を持参してやがる。

 槍だ。

 それが投槍であるとしたら?

 前衛の壁役を兼任するオーガロードだけでは防ぎきれない可能性が高い。


 後衛は2名が弓矢、どちらもエレメンタル系か。

 最悪の組み合わせと思えるのがバード系が後衛にいる事だろう。

 これは厳しい。

 ヒョードルくんにも速攻で後衛を蹂躙出来る戦力がいるけど、機能するかどうかは呪歌と呪曲次第だ。

 【封印術】の呪文が効くかどうかも鍵だろう。


 お互いに手の内が読めていると思える。

 そして相手の虚を衝く事が出来る方が勝つ。

 そんな戦いになりそうだ。






「結構、アッサリ勝っちゃった!」


「いや、そうでもないな。危なかったぞ?」


 ヒョードルくんはどうにか勝てたか。

 秒殺とまでは行かなかったな。

 早い段階で勝利出来た点は召喚モンスター達の攻撃力があってこそだろう。


 その一方で実に危ない!

 ヒョードルくん自身、遊撃位置を確保しようと動くのは良かったんだが、完全に狙われていたぞ?

 いきなりのスナイプスロー3連発、そのうちの1発は直撃していた!

 残り2発は青竜とオーディンガードが身を挺して防いでいたけど、引き換えに呪歌と呪曲を妨害出来なかった。

 前衛の3名は投槍をアポーツの呪文で手元に戻し、追撃を仕掛けようとしていたのだ。

 そこでホワイトファング、オーガロード、エルダーマンティコアの姿に攻撃を躊躇していなかったら?

 結果は正反対になっていた可能性が高い。

 投槍1発を喰らっただけでヒョードルくんのHPバーは半分近くになっている。



「投槍だと対戦場の広さが絶妙ですね」


「ああ。だが連射が可能な弓矢にだって分がある。ヒョードルくんも弓矢で勝負していたら楽に勝てたよ」


 そう言いながらもオレは別の事を考えていた。

 オレだったら、どう戦っていただろう?

 距離を置いて戦うスタイルを相手なら、ショート・ジャンプを使ってしまうだろう。

 それで楽しめるかどうかは別だけど、多分使っちゃうだろうな。

 呪曲、呪歌は面倒であるのを知っているからだ。


 おっと。

 妄想の世界から意識を戻さないといけない。

 でもね、妄想でもしていないと楽しめないのです。



「次は与作さんの試合ですね」


「きっと、秒殺?」


「優勝候補だし、圧勝じゃないかにゃ?」


 アデルの予想はかなりの確率で当たると思える。

 ある意味、その強さをオレはこの身体で嫌と言う程、知っているのだ。

 だが、戦闘スタイルが悪い意味で噛み合わない相手にはどうだろう?

 個人戦だと継続戦闘能力で優位とされる前衛系が多いと聞く。

 そんな中でも魔法技能を主体としたプレイヤーだっている。

 序盤の展開次第では苦戦必至になるだろう。


 個人戦は文字通り、個人同士での戦いだ。

 手の内が限られるが故に、弱点を攻めたられたら脆いと思う。

 まあそこはお互い様だけどな!





「さっきの呪文は何だ?」


「氷魔法の呪文、ダイヤモンドダストですね」


「エレメンタル・メイジ『氷』で取得出来る専用呪文です」


 与作が膝を折って蹲る姿は勝者とは思えない有様だ。

 相手はエレメンタル・メイジ『氷』であり、一発でも直接攻撃が命中したらそれで終わる。

 そういう勝負だった筈だ。

 いや、実際に一発で勝負アリだったんだけど、そこに至るまでの過程が凄かったのだ。



「視界が遮られる効果もあるのか?」


「紅蓮の調査によればそうです。ダメージは勿論、器用値と敏捷値が徐々に低下するみたいです」


 オレの疑問にヒョードルくんが答えてくれている。

 成程ね。

 与作は最初に喰らったのはアイス・コフィン。

 それだけで止まるような男じゃなかった。

 だが、その後に色々と仕掛けてあったのが苦戦の原因だろう。

 戦闘ログで確認してみたら、やっぱりだ。

 最初にアイス・フィールドを使っている。

 これに対して与作は氷魔法を持っておらず、当然だがスケーティングの呪文は無い。

 それでもどうにか移動に支障が無かったのはブーツの底に工夫があったからだろう。

 実際、アレで前蹴りを喰らった事があるんだけど、凶器だ。

 登山靴みたいなスパイクが埋め込んであるのです!

 普段使いで走り回るにはちょっとどうかと思える代物なのだ。


 会場は一時的な冷気にも関わらず、熱気を帯びている。

 相手は大丈夫かな?

 死んではいない筈。

 昏倒していたけどな!

 与作の体当たりをまともに喰らって吹き飛ばされ、そのまま場外に。

 そして観客席にまで突っ込んでいたのです。

 今はどうにか、意識を取り戻したみたいだ。



「次は春菜ちゃんの番だね!」


「そうか、気を抜くなよ?」


「はい!」


 次の試合会場はG面か。

 移動は大変だけど気にならない。

 お目当ての試合以外だってどれも見応えがあるし、新鮮な発見もあった。

 悪くない。

 悪くないんだが、何かが気になる。

 そんなオレの感覚をヴォルフも黒曜も感じ取っているみたいだ。


 誰かに、見られている。

 そう思えます。

 最初は僅かな違和感。

 今はもう、確信していた。



《これまでの行動経験で【気配察知】がレベルアップしました!》


 背中を一瞬、何かが駆け上がった!

 恐怖だ。

 頭を押さえ付けられ、心臓を抉られているかのような死の予感。

 視界の右端だ!

 明らかな殺気が飛んでいたのだと分かる。


 視線を巡らせたが、既にその感覚は消えている。

 ヴォルフは声も出さずに牙を剥き、警戒する様子だ。

 黒曜はしきりに周囲を見ている。

 だが、何も見出せていないようだ。


 今の殺気の持ち主は誰だ?

 分からない。

 分からないけど、どうやらオレ好みの展開を期待していいのかもしれません。

 純粋に観客として楽しむつもりだったんだけどな。

 どうやら他にも楽しめそうな事がありそうです。

主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv166

職業 サモンメンターLv55(召喚魔法導師)

ボーナスポイント残 23


セットスキル

小剣Lv131 剣Lv128 両手剣Lv131 両手槍Lv140

馬上槍Lv137 棍棒Lv137 重棍Lv130(↑6)小刀Lv127

刀Lv134 大刀Lv128 手斧Lv132 両手斧Lv130(↑5)

刺突剣Lv141 捕縄術Lv132 投槍Lv137

ポールウェポンLv138

杖Lv150 打撃Lv155 蹴りLv155 関節技Lv155

投げ技Lv155 回避Lv164 受けLv164

召喚魔法Lv166 時空魔法Lv153 封印術Lv152

光魔法Lv150 風魔法Lv150 土魔法Lv150

水魔法Lv150 火魔法Lv150 闇魔法Lv150

氷魔法Lv150 雷魔法Lv150 木魔法Lv150

塵魔法Lv150 溶魔法Lv150 灼魔法Lv150

英霊召喚Lv6 禁呪Lv152

錬金術Lv140 薬師Lv34 ガラス工Lv33 木工Lv78(↑1)

連携Lv137(↑1)鑑定Lv122 識別Lv135 看破Lv100e

耐寒Lv80e

掴みLv147 馬術Lv142 精密操作Lv148

ロープワークLv100e 跳躍Lv142(↑1)軽業Lv143(↑1)

耐暑Lv80e 登攀Lv60e 平衡Lv100e

二刀流Lv132 解体Lv122 水泳Lv80e 潜水Lv80e

投擲Lv147

ダッシュLv147(↑1)耐久走Lv137(↑1)追跡Lv100e

隠蔽Lv124 気配察知Lv138(↑1)気配遮断Lv100e

魔力察知Lv139(↑1)暗殺術Lv147

身体強化Lv144 精神強化Lv144 高速詠唱Lv50e

無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv140

魔法効果拡大Lv139 魔法範囲拡大Lv139

呪文融合Lv139

耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e

耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e

耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv87

限界突破Lv31 獣魔化Lv61


召喚モンスター

極夜 ケルベロスLv83→Lv84(↑1)

 器用値  34

 敏捷値 106

 知力値  32

 筋力値  75(↑1)

 生命力  74

 精神力  33(↑1)

 スキル

 噛付き 回避 受け 体当たり 疾駆 跳躍

 激高 夜目 聞耳 危険察知 追跡 隠蔽

 連携 捕食融合 捕食吸収 自己回復[大]

 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中] MP回復増加[微]

 ブレス 火属性 風属性 闇属性 猛毒

 毒耐性 耐暗闇


雷文 虎獣鵺Lv83→Lv84(↑1)

 器用値 37

 敏捷値 96(↑1)

 知力値 35

 筋力値 76

 生命力 75(↑1)

 精神力 36

 スキル

 噛付き 回避 威嚇 飛翔 空中機動 危険察知

 匂い感知 熱感知 隠蔽 追跡 夜目 瞑想

 気配遮断 捕食融合 捕食吸収 猛毒 雷属性

 自己回復[中] 物理抵抗[大] 魔法抵抗[小]

 MP回復増加[中] 分解 耐気絶


待宵 レプリカントLv56→Lv57(↑1)

 器用値 55

 敏捷値 73

 知力値 79(↑1)

 筋力値 33

 生命力 33

 精神力 79(↑1)

 スキル

 武芸百般 夜目 跳躍 軽業 気配遮断 魔力遮断

 反響定位 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中] 同調

 共鳴 完全クローン 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性

 溶属性 灼属性 全耐性


キレート インビジブルストーカーLv56→Lv57(↑1)

 器用値 53

 敏捷値 80

 知力値 70(↑1)

 筋力値 38

 生命力 39

 精神力 70(↑1)

 スキル

 武芸百般 夜目 監視 気配遮断 魔力遮断

 反響定位 連携 精密操作 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中]

 同調 透明化 隠蔽 影棲 奇襲 登攀 跳躍

 軽業 看破 暗殺術 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性

 氷属性 溶属性 木属性 全耐性


ムレータ ミノタウロスLv56→Lv57(↑1)

 器用値  66

 敏捷値  54

 知力値  22(↑1)

 筋力値 105

 生命力 102(↑1)

 精神力  20

 スキル

 手斧 両手斧 打撃 蹴り 噛付き 投擲

 遠投 受け 回避 登攀 投げ技 関節技

 頭突き 激高 夜目 掴み 平衡 ダッシュ

 体当たり 捕食吸収 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] 自己回復[極大] 火属性

 土属性 溶属性 耐暗闇 ブレス


火輪 ゴールドシープLv56→Lv57(↑1)

 器用値 33

 敏捷値 82

 知力値 82

 筋力値 32

 生命力 60(↑1)

 精神力 60(↑1)

 スキル

 頭突き 体当たり 受け 回避 疾駆 ダッシュ

 夜目 飛翔 空中機動 危険察知 魔力察知

 霊能 霊撃 騎乗者回復[小] 物理抵抗[小]

 魔法抵抗[極大] 魔力相殺[中] MP回復増加[小]

 弾性強化[中] 解体 祝福 時空属性 光属性

 闇属性 黄道変 白道変 混乱 睡眠 耐混乱

 耐睡眠


アチザリット サイレンクイーンLv54→Lv55(↑1)

 器用値 60

 敏捷値 59(↑1)

 知力値 75

 筋力値 52

 生命力 52

 精神力 59(↑1)

 スキル

 両手槍 回避 受け 水中機動 水棲 変化

 聞耳 危険察知 振動感知 夜目 怨歌 怨声

 呪怨 連携 自己回復[中] 物理抵抗[大]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 水属性

 闇属性 土属性 木属性 耐沈黙 耐暗闇

 耐魅了 共鳴


アモルファス マッドヒュドラLv53→Lv54(↑1)

 器用値 48

 敏捷値 60(↑1)

 知力値 32

 筋力値 75

 生命力 97(↑1)

 精神力 32

 スキル

 噛付き 巻付 堅守 回避 水棲 匂い感知

 熱感知 魔力察知 気配遮断 威嚇 奇襲 隠蔽

 自己回復[大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[小] ブレス 猛毒 土属性 水属性

 木属性 耐即死 耐麻痺 毒耐性



召魔の森 ポータルガード

ジェリコ、リグ、クーチュリエ、獅子吼、雷文、バンドル

船岡、守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、虎斑、蝶丸

網代、スパーク、クラック、オーロ、プラータ、エルニド

ムレータ、酒船、コールサック、シュカブラ、シルフラ

葛切、スコヴィル、デミタス、白磁、マラカイト

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんで皆与作に負けてるの? 主人公は対戦相手に合わせるから苦戦するのは分かるけど他の人って無差別級ならある程度敏捷振ってあるでしょ? 30、40あるだけで与作は絶対追い付けないだろうし…
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