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『ドラゴンナイトの援軍来ました!』
『サモナー系3名来ます!』
『ユニオン申請、来ました!受諾!』
「方針に変更は無しだ!此花!」
『了解!』
ドラゴンナイトが来たか!
騎乗竜はグレータードラゴンではなく、ドラゴンだ。
でもその突撃武技が強烈なのは以前に見た。
勿論、彼らの方が本業なのだ!
そうじゃないと困る。
『隷獣・アスピドケロンには攻撃が通ります!竜騎士各位は突撃を!』
『承知!』
『応ッ!』
空中はまだいい。
海上への援軍は?
船が足りていない!
『キースさん、下を!』
「どうした!」
『砂浜にアスピドケロンです!』
うん?
確かにアスピドケロンだが、そのマーカーは緑。
砂浜で魔物を迎撃していたプレイヤー達が甲羅の上へとよじ登っているのが見えていた。
『野々村です!船の援軍に向かいます!』
「分かった!上空で援護する!」
『アスピドケロンが追加に!こっちは駿河?』
2体のアスピドケロンか。
強襲揚陸艦としては破格の搭載量がある。
漁師達の船への援軍として申し分ない。
いや、隷獣・アスピドケロンに直接攻撃を仕掛けられないか?
あの赤えいもだけど。
『海上に敵の援軍!』
『え?七人ミサキ?!』
イリーナの声に緊張の色が滲んでいる。
どうやらいい思い出がある相手じゃなさそうだ。
でも心配しなくていい。
双方に援軍はあるけど、戦況はもう少しで逆転出来そうだ。
駿河と野々村がアスピドケロンで援軍を投入出来れば、だけど。
それまでは気が抜けそうも無い。
『キースさん、海中が怪しくないですか?』
『姿を消している可能性もありますね』
「ああ、そうだな!」
ダメージを負ったブルーマンタが海中に逃げ込むのはまだいい。
それにしては魔物の追加が多くないか?
オレとしては別の意味で不満だ。
もっと強い魔物を寄越さんかい!
だが。
海面に浮き上がる巨大な泡。
続けて海面が盛り上がっている?
いや、巨大な何かが出現しようとしていた。
ユミルの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
ガイアの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
プルシャの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
ダイダラボッチの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
耐えろ。
笑ってはいけない!
どうやら退屈しなくて済みそうですよ?
『キースさーーーーん!エクストラ・サモニング行けます!』
「ちょっと待て!今、いい所だ!」
全く、困った事だ。
そう幾つも【英霊召喚】を重ね掛けしなくてもいいのに!
既に太公釣魚、天馬疾駆、海魔襲来まで使っているようなのだ。
その上、エクストラ・サモニング?
確かにそうすべきだけど、既に制空権は確保した。
海上を歩く巨神達は健在だが、上陸前に仕留められる自信はある。
「マキシマム・チャージ!」
ユミルの影とか、突撃するのにいい相手だ!
逃す事は無い。
いや、天馬を駆る英霊様だけに突撃させてはいけない!
ドラゴンナイト達もいるけど、要注意なのはやはり英霊様だ。
突撃から突撃までの間隔が短い!
オレと手数が違うのは仕方ないけど、ちょっと待った!
「戦況はどうだ?」
『制空権は確保出来てます!』
『赤えい、隷獣・アスピドケロン4体が白の洞窟に接近中!』
『もう少しで駿河と野々村のアスピドケロンと接触します!』
眼下を見る。
漁師達の船は後退、駿河と野々村のアスピドケロンと艦列を並べて迎撃しているようだ。
その中に海賊の英霊が指揮する船の姿もある。
網を使っているのはまだいい。
巨大な銛を撃ち込むのもまだいい。
舷側に大砲とかあるのかよ!
まだ巨神達は沖にいる。
赤えい、隷獣・アスピドケロンと連携されたら厄介だ!
優先すべきは?
白の洞窟の防衛だ。
出来れば近付いている赤えいと隷獣・アスピドケロンを片付けたいが。
巨神を放置したくない。
英霊のご老人がいるうちにどうにか仕留めたい所だ。
『援軍!フィーナさん達です!』
「そうか!」
白の洞窟での迎撃指揮は任せていいよね?
いい筈だよね?
「イリーナ!此花!戦況を連絡!」
『了解!連絡は私が!』
『私は攻撃に回ります!』
イリーナも戦い足りていない?
いや、参戦して火力を稼ぐ為だろう。
つまり、巨神を仕留める上で競争相手が増えたって事だ!
『ヒョードル、ヘラクレイオス、ゼータからユニオン申請来ました!』
基本的にはいい知らせだ。
きっと空中戦に参加する事になるのだろう。
また、競争相手が増えるのか。
蒼月よ。
そして皆の衆。
全力で、行くぞ!
「ブーステッド・パワー!」
武技?
呪文?
そんな選択肢は自ら放棄だ、放棄!
今、オレの残された選択肢は突撃あるのみだ。
回復なら命婦に頼んでしまえ!
《只今の戦闘勝利で【馬上槍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【精密操作】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【武技強化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【限界突破】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『蒼月』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『アンダー・ウォーター、よろしく!』
『ステ異常は砂浜で申告を!ウォーター・オブ・ライフは使えます!』
『海中行動可能なプレイヤーは救出対応を優先!』
赤えいの姿は?
見えなくなった。
その背中にいた魔物が全滅したのを機に海中へとゆっくりと潜行してしまったようだ。
逃げるとはな!
そして赤えいの上で戦闘を繰り広げていた面々が海に放り出されている。
ま、浅い海であるのだし、無事だと思いたいけどね。
金属鎧を装備していたプレイヤーは難儀している事だろう。
救出活動に参加した方がいい。
蒼月のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
蒼月 麒麟Lv47→Lv48(↑1)
器用値 46
敏捷値 91(↑1)
知力値 53
筋力値 45
生命力 46
精神力 46(↑1)
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆
耐久走 奔馬 蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視
広域探査 強襲 天啓 空中機動 霊能 霊撃
騎乗者回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[小] 時空属性 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 雷属性 聖獣変
「私は救出活動をして来る」
『私達も?』
「いや、このまま空中で警戒を頼む。アデル、春菜もだ」
『はい!』
『了解!』
アデル、イリーナ、春菜、此花には空中からの早期警戒は頼むとしよう。
ドラゴンナイト達、それにエレメンタル・メイジ『風』も複数いる。
眠りダムーの姿も見えていた。
護衛戦力は十分だろう。
海面へと高度を下げつつ、得物の双角猛蛇神の騎士槍を《アイテム・ボックス》に収納する。
戦闘は一旦、区切れたと思われる。
今は救出活動にしよう。
(アンダー・ウォーター!)
アンダー・ウォーターの呪文を使って海面に向けて飛び込む。
おお、そうだ。
布陣も変更すべきだ。
海上、そして海中でも活動可能な面々に切り替えましょう。
『た、助かったわー』
「気を抜くなよ?まだ続きがあるかもしれないしな」
ロジットが救出したのはやたらと体格のいい戦士。
顔を見るまで気付かなかったけど知り合いでした。
シェルヴィだったのか。
金属鎧のまま戦闘に参加していたのは仕方ない。
急襲への緊急対応だったのだ。
しかしアレだな。
シェルヴィは女性であり、その全身をロジットの触手が這い回っていたんだが。
エロ要素が皆無です。
布陣は当然だけど海中対応になっている。
アプネア、アウターリーフ、ロジット、ハイアムス、プリプレグだ。
どうも赤えいの上で戦闘に参加したプレイヤーはその多くが海中に沈んでいたみたいです。
風魔法の呪文、フライを使えたプレイヤーは幸運だった方かな?
海中で泳げる状況だったプレイヤーは半数以下、他は全員海底で待機状態に!
アンダー・ウォーターで息を繋げていられたから溺れ死んだプレイヤーは皆無だったようです。
その上でテレポートで跳べるプレイヤーは自前で跳んでしまっている。
海中からの救出活動はすぐに終わりそうかな?
「赤えいの行方は見たか?」
『無理ね。海中に放り出されてそれ所じゃなかったもの』
「それもそうか」
白の洞窟はどうにか防衛出来たと思える。
だが押し寄せて来た戦力を全て殲滅出来た訳じゃない。
どこに逃げた?
出来れば追撃したい所なんだが。
救出活動に回った理由でもある。
情報が、欲しい。
「周囲はどうだ?」
『空中に敵影ありません!』
「交代で小休止、警戒を続けられるか?」
『はい。フィーナさんが調整してくれてます』
時刻は午前9時20分だ。
午前中に小休止を入れるべき時間帯になっている。
だが、待っていられない。
プリプレグに載せたプレイヤーを砂浜に送り届けたら海の中に行こう。
空中か海上で対潜哨戒が出来ればいいんだけどね。
海中を撤退したなら海中を進んで追跡、捕捉撃滅させたい。
赤えいめ。
逃がしてなるか!
「海中を追撃するつもり?」
「ええ。見た所、移動速度は隷獣・アスピドケロン並みでした。追跡は可能でしょう」
フィーナさんは首を傾げつつ、サキさんとマルグリッドさんを見る。
どうやら迷っているみたいだ。
「いいんじゃない?確認は要るでしょうし」
「キースなら無茶にならないと思うわ」
無茶ですか。
しません。
誓って、しません!
「任せるけど、一旦どこかで連絡が欲しい所ね」
「昼前までに一度、テレパスを使いますよ」
では。
早速海へ、と思ったけど待ち構えていた人影が2つある。
駿河、それに野々村か?
「聞こえちゃいました、一緒に行きますよ!」
「海中なら空中より慣れてますから」
ふむ。
確かにこの両名ならそうなんだろうな。
海中での戦闘経験が豊富であるのは間違いないだろう。
色んな意味で、と思えますけどね。
「小休止は?」
「先に済ませて来ましたから」
「分かった。布陣は海中の移動と探索を前提で頼むよ」
「「はい!」」
さて、オレも少し布陣を見直すべきだな。
プリプレグを布陣から外してナイアスを加えましょう。
「おお!?」
「ナイアスたん!ナイアスたん!」
いかん、一気に心配になって来た。
本当にこれで大丈夫なんだろうか?
『方位は北上で?』
「そうだな」
駿河の布陣は?
サイレンクイーン、スキュラクイーン、ドルフィンセージ、アレイオーン、スクイッドキング。
野々村の布陣は?
オーケアニス、マッドヒュドラ、アレイオーン、デスクラーケン、エンシェントノーチラス。
何だ、人魚系以外もかなり鍛えてあるみたいじゃないの!
オレの配下にいない召喚モンスターもこれだけいるというのは新鮮かな?
ドルフィンセージ、スクイッドキング、マッドヒュドラ、デスクラーケン、エンシェントノーチラスだ。
中でもドルフィンセージが可愛らしい。
いや、どこか落ち着きがない?
オレの配下にいるアウターリーフの周囲をクルクルと泳ぎ回っている。
海中にいるから見えてないけど、海面を跳ねているようだ。
「お互いの距離は振動感知の範囲外にならないように注意!」
『了解!』
『この海域にいるのはアオザメにハンマーヘッド、ホオジロザメの筈です』
「サメマップか」
『ええ。漁師にしてみたら頭が痛い海域ですね』
経験値的にもちょっと微妙かな?
ま、今は赤えいを追跡するのが優先だ。
捕捉出来るか?
いや、するのだ!
《只今の戦闘勝利で【両手槍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【雷魔法】がレベルアップしました!》
「ところで今の妖怪、初見なのは間違いないな?」
『ええ、間違いないです』
『ここの海域では散々漁をしてますから』
『それにしても厄介な妖怪でしたね』
そう、厄介だった。
視界の端に仮想ウィンドウ、駿河と野々村がスクリーンショットで保存した妖怪の姿がある。
こんな相手であったのだ。
磯撫 ???
妖怪 討伐対象 ???
??? ???
共潜 ???
妖怪 討伐対象 ???
??? ???
磯撫の全容はサメが近い。
だがその口はサメというよりもワニのように大きく開くし、胸ヒレも背ヒレも鉈のような代物だった。
尾ヒレは針山そのもので、これで叩きに来るのだからもうね。
接近して戦うのが厳しい!
それでもアウターリーフは噛み付きに行くし、アプネアは飲み込もうとしてました。
いいのかね?
勝っているからいいけど。
体躯はアウターリーフよりも小さく、ハイアムスより上って所か?
泳ぐ速度はそこそこであったけど、パワーが並みじゃない。
ナイアスを始め、人魚系が相手をするのは危険だ。
それが天沼矛の間合いであっても気は抜けない。
そういう相手だったのです。
もう一方の共潜はもっと厄介だ。
簡単に言ってしまえば海のドッペルゲンガー。
最初は磯撫の姿で襲って来るのだが、攻撃して接触した相手の姿を写し取ってしまうみたいだ。
どうも【看破】が効いてくれたみたいで、見間違う事は無かったけどね。
駿河と野々村が大変だったみたいです。
エンシェントノーチラスに化けた共潜を仕留めるのは大変でした。
どうも写し取った相手のステータスにスキルも反映しているみたいです。
厄介だ。
そして不運だった。
オレ自身の姿を写し取られなかったんだけど、どうなるか試してみたくもあったのだ。
どうもいけません。
目的を見失いかけているぞ!
『コール・モンスターで確認、妖怪は引っ掛かりません!』
「サメはどうだ?」
『アオザメ、ハンマーヘッド、ホオジロザメはいます』
コール・モンスターを使っている野々村と共有している仮想ウィンドウを拡大する。
気になるのは分布だ。
偏りがあるかと期待したんだが、どうもそんな感じもしない。
「サメが邪魔だな」
『同感です』
『赤えいはかなり大きい妖怪でした。何か仕掛けがあるのかも?』
「隷獣・アスピドケロンみたいに、か」
白の洞窟を襲って来た編成を思い出す。
赤えいは1体のみであり、隷獣・アスピドケロンよりも少ない。
あれが主力であったのか?
もしくは総大将がたまたまいたのかもしれない。
赤えいは攻撃らしい攻撃はしていなかった気がする。
隷獣・アスピドケロンは結構、暴れていたんだけどな。
さて、どうする?
海底付近も怪しい。
別の方位も怪しい。
どこを向いても、怪しい!
「ここの海底はどうかな?」
『そこそこ深いです。N5E15マップの境界まで砂地が続いてます』
「砂地?」
そうか、砂地か。
エイの生態って砂地の中に潜る習性があったような?
確かめてみよう。
「海底を確認しようか」
『了解、じゃあ先行します!』
『あ、オレも!』
どうも駿河も野々村も海の中では生き生きとしているな。
単にナイアスを前にして、いい所を見せたいだけかも?
まあアレだ。
勇躍してくれているなら文句は無い。
それよりも、オレの期待通りに赤えいはいるかな?
いて欲しいものだ。
『センス・マジックに反応!』
『これ、魔法円に魔方陣?』
「どうやら、ここにいたみたいだな」
安心した。
真っ暗な深海の底でどうやら召喚をしていたようです。
しかもこっちに迫る魔力は大きい!
「照明を使う!戦闘になるぞ!」
『『応ッ!』』
さあ、巨大な魔力の持ち主は何だろうね?
予測はある。
期待通りであってくれたらいいんだが。
((((((((((((((((((((((ホーリー・ライト!))))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
そう多く使う機会が無いけど【呪文融合】で組んだホーリー・ライト22連装ミラーリング付だ。
周囲が一気に昼間のような明るさになる。
そして浮き上がって来る大きな影は?
期待通りだ!
ユミルの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
ガイアの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
プルシャの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
ダイダラボッチの影 ???
巨神 ??? ???
??? ???
『きょ、巨神?』
『キースさん!ブルーマンタも来ます!』
「赤えいの位置の確認を優先!逃したら危険だ!」
さて、そこが悩ましい。
巨神を召喚しているのはどうやら赤えいか?
ならば見逃すのも悪くない。
どっちにしても、位置の確認は要る。
そして迫る巨神を海上に行かせてはいけない。
特にガイアの影。
海中であれば溶岩を使った攻撃もし難いと思えるからだ。
「人馬一体!」「エンチャントブレーカー!」「リミッターカット!」
ハイアムスも泳ぐ速度が一気に上がる。
現在の布陣では壁役となるプリプレグがいない。
エンシェントノーチラスもいるけど相手は巨神だ!
大きさがまるで違うのです。
((((((((六芒封印!))))))))
(((((((七星封印!)))))))
(((((((十王封印!)))))))
(ミラーリング!)
さあ、海中戦だ!
プルシャの影なら海中で何度も戦っている。
プリプレグ抜きでも狩れるだけの自信はあるのだが。
他の巨神もいるのは初めてなのです。
だがこっちにも駿河と野々村、その配下の召喚モンスター達がいるのだ。
連携が必要だろうけど、いい戦いになってくれるだろう。
即ち、大苦戦だ!
『赤えいがいました!半分、砂地に潜ってます!』
『攻撃を加えてみます!』
「了解だ、任せる!」
だが、攻撃させたのは失敗だったか?
オレの方に迫っていた巨神が海底に向けて移動を始めている。
おい、待て。
真面目にオレと、戦え!
((((((((((((((((((((((アイス・コフィン!))))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
ガイアの影を氷漬けにして封じる。
それでも海底に沈降するのね?
まあいいけど。
((((((((((((((((((((((アイス・コフィン!))))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
プルシャの影も同様に封じておく。
駿河と野々村に危険が迫っている。
何とかしないと!
「巨神が沈降中!頭上に注意しろ!」
『了解!確認しました!』
『ゲッ!ヤベッ!』
そう、危険なのはダイダラボッチの影だ!
スライム状になって広範囲に巨体を拡げながら沈降してやがる!
ゼリー状の投網みたいなものだ!
ここまで広範囲だとアイス・コフィン22連装ミラーリング付で分断出来るかどうか。
いや、分断出来ても下にいる駿河と野々村、召喚モンスター達が無事でいられそうにない!
((((((((((((((((((((((ケラウノス・ジャベリン!))))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
攻撃呪文でHPバーを削り続けるしかない。
巨神以外のブルーマンタは?
アプネア、アウターリーフが掃討し終えたのだろう。
ナイアスとロジットの歌の支援が一時的に中断していた。
((((((((((((((((((((((ケラウノス・ジャベリン!))))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
オレの両翼にナイアスとロジットが並んで追加攻撃を重ねて行く。
アプネアとアウターリーフはユミルの影を攻撃しているが、反撃は来ていないみたいだ。
どうやら赤えいを先に沈められたくない、余程の事情があるようだが。
まあいい。
赤えいまで全部、仕留めたら分かる事だよね?
《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【精密操作】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【水泳】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ナイアス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
赤えいの特性は?
特性も何も、ダメージを与える際にカインターでダメージを喰らう、それだけだ。
訳が分からない!
能動的に攻撃らしい攻撃をして来ないって、何なの?
こいつ一体、何者であるのか。
攻撃力皆無の、唯の輸送艦艇?
戦闘に巻き込んだせいか、巨神を召喚するような気配も無かった。
面白くない。
絶対に、面白くない!
仕留めるのが面倒なだけで面白くないぞ!
ナイアスのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは知力値を指定しましょう。
ナイアス オーケアニスLv46→Lv47(↑1)
器用値 71(↑1)
敏捷値 70
知力値 70(↑1)
筋力値 31
生命力 31
精神力 70
スキル
両手槍 回避 料理 水中機動 水棲 天啓
霊能 変化 夜目 呪歌 呪曲 瞑想 連携
精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 時空属性
光属性 闇属性 水属性 土属性 木属性
耐混乱 共鳴
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロジット』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
やはり巨神を召喚させておくべきだったのか?
仕留めてからそんな思いが強くなる。
赤えいを仕留めるのに時間を掛け過ぎたのもいけない。
装備も絶対に修復が必要だ。
それに天沼矛も壊れている。
途中から双角猛蛇神の騎士槍に切り替える事になってます。
そしてナイアスとロジットの天沼矛も壊されている!
全く、戦果に見合うと思えないぞ?
ロジットのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
ロジット スキュラクイーンLv46→Lv47(↑1)
器用値 53(↑1)
敏捷値 78(↑1)
知力値 52
筋力値 52
生命力 52
精神力 52
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲
変化 墨煙幕 毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽
奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡 捕食融合 魔力察知
魔力遮断 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大] 自己回復[中]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 土属性 水属性 氷属性 雷属性 呪眼
『赤えいの死体が消えます!』
『何だあれ?魔人かな?』
海底に残されたのは確かに何かの死体。
名前持ちの魔人か?
そんな僅かな期待は裏切られた。
フォーチュンテラーだと?
そのフォーチュンテラーの死体も泡だけを残して消えてしまう。
哀れな。
オレからして見たら使い捨てに見えてしまう。
「被害は?」
『銛がもうボロボロッス!』
『それよりキースさん、ステ異常が!』
ああ、そうか。
リミッターカットの後遺症があったからな。
これはソーマ酒を使う事で解消出来る。
問題ない。
「一旦、白の洞窟に跳ぼう」
『了解ッス』
『ゲ!もうこんな時間かよ!』
気が付けば時刻は午前11時20分。
危なかったな。
午前中に仕留められなかったらフィーナさんとの約束を破る事になりそうだったぞ!
状況を整理して話を通しておこう。
同時に白の洞窟周辺以外の状況についても情報を収集しておきたいものだ。
テレポートで跳んだ先の風景は砂浜だ。
白の洞窟のエリアポータルとしての範囲は砂浜に及んでいる。
何艘かの漁船が砂浜に陸揚げされている所でした。
ダメージがあったのか、船の修復を忙しそうに行っているプレイヤーの姿も見えた。
大混雑って訳でもないが、かなり騒々しいぞ?
おっと、アプネアとアウターリーフはここで帰還だ。
ナイアス、ロジット、ハイアムスはまだ用事が残っている。
装備の修復をしておかないといけません。
ナイアスとロジットには天沼矛を渡しておかないといけないしな。
「こっこよーーーーーっ!」
砂浜で手を振って大声を出しているのはミオか?
その隣にいるのはフィーナさんかサキさんだろう。
オレ自身の目で判別するのはちょっと難しい。
これからどうする?
一旦、小休止って事になるだろう。
食事、それに情報収集をすべきだ。
「結局、追撃して仕留めちゃった訳?」
「ええ」
「想像はしてたけど、想像以上よね」
周囲は先刻までとは別の喧騒に包まれている。
食事の用意が進んでいるからだ。
しかもこの匂いは味噌!
間違いないだろう。
「どうします?後背を衝かれる可能性もあるって事になると思いますが」
「それでも本命は地上ルートだと思うわ。奔馬の像、巌城、忘却の砦の防御線はそのままでいいと思う」
「海はどうします?」
「今日みたいに対応が出来るならこのままでいいわね」
ま、確かに今日は連絡が入ってすぐに対応が出来た。
エリアポータルが陥落する前であれば、対応は可能だろう。
防衛出来るかどうかは話が別だけどね。
巌城方面でも魔人が率いる戦力が動いていたらしい。
地上戦力は攻略組が迎撃したみたいだが、空中戦力はドラゴン達に追い払われているそうです。
何だか魔人側の動きが戦略的に動いているように見える。
いや、戦略に基づいて動いていると見るべきなのかも?
「では、基本は変えないって事で、いいんですかね?」
「ええ。生産職も白の洞窟とムートンの廃港に常駐出来ているわ。連絡網は途切れないから」
フィーナさんの恐ろしい所はこういう面で現れている。
簡単に断言してるけど、人脈が無いと不可能な事だと思う。
その反面、問い合わせが凄い事になりそうなんだけど。
「食事、出来たよ!」
ミオが差し出したお椀の中身は?
味噌汁、しかも具沢山だ。
魚のブツ切りに貝、野菜もゴロゴロと入ってます。
浜鍋だな。
クソッ、お餅まで入っている!
「では、食後は別のマップへ狩りに行っても大丈夫そうですかね?」
「ええ。ログイン中にイベントが進むようなら連絡が来ると思うけど」
ならば良し。
少し戦力の底上げを図るとしよう。
海中戦はかなり消化不良に終わってしまっている。
このままではいけません。
u2マップ側に行こう。
中継ポータルからマップの縁まで移動、空中戦だ!
そして海中戦もしておこう。
赤えいか。
ダメージをカウンターで喰らうのは仕方ない。
次に逢ったら、もっと短時間で仕留めてくれよう。
その特性はもう把握した。
対策は単純、経験値稼ぎによりレベルアップ、攻撃力を上げるのみだ!
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv141
職業 サモンメンターLv30(召喚魔法導師)
ボーナスポイント残 11
セットスキル
小剣Lv103 剣Lv101 両手剣Lv105 両手槍Lv113(↑1)
馬上槍Lv118(↑1)棍棒Lv101 重棍Lv101 小刀Lv102
刀Lv101 大刀Lv104 手斧Lv95 両手斧Lv90
刺突剣Lv101 捕縄術Lv112 投槍Lv116
ポールウェポンLv118
杖Lv120 打撃Lv131 蹴りLv131 関節技Lv130
投げ技Lv130 回避Lv137 受けLv137
召喚魔法Lv141 時空魔法Lv127 封印術Lv126
光魔法Lv124 風魔法Lv124 土魔法Lv124
水魔法Lv125(↑1)火魔法Lv124 闇魔法Lv125
氷魔法Lv125(↑1)雷魔法Lv125(↑1)木魔法Lv124
塵魔法Lv124 溶魔法Lv125 灼魔法Lv124
英霊召喚Lv6 禁呪Lv126
錬金術Lv112 薬師Lv33 ガラス工Lv33 木工Lv67
連携Lv100e 鑑定Lv105 識別Lv116 看破Lv100e
耐寒Lv80e
掴みLv80e 馬術Lv118 精密操作Lv84(↑2)
ロープワークLv100e 跳躍Lv50e 軽業Lv50e
耐暑Lv80e 登攀Lv60e 平衡Lv100e
二刀流Lv100e 解体Lv104 水泳Lv76(↑1)潜水Lv80e
投擲Lv53
ダッシュLv60e 耐久走Lv60e 追跡Lv100e 隠蔽Lv100e
気配察知Lv100e 気配遮断Lv100e
暗殺術Lv60e
身体強化Lv60e 精神強化Lv60e 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv115(↑1)
魔法効果拡大Lv114 魔法範囲拡大Lv114
呪文融合Lv114
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv59
限界突破Lv3(↑1)獣魔化Lv39
装備
金剛杵×16 降魔秘剣×11 天羽々斬×12
生大刀×1 迦楼羅剣×10 布都御魂×12
火焔光輪刀×13 七星刀×10 羅喉刀×9
護霊樹の杖×1 神樹石の杖+×1
如意輪錫杖×7 神樹石のトンファー+×2
双角猛蛇神の投槍+×2 亜氷雪竜の投槍+×2
双角猛蛇神の長槍+×1
亜氷飛竜の騎士槍+×1 双角猛蛇神の騎士槍+×1
亜氷飛竜のパイク+×1 天沼矛×10(↓3)
蛇王のメイス+×1
転生獅子のレイピア+×1 亜氷飛竜のエストック+×1
断鋼鳥の小刀+×1 断鋼鳥の刀+×1
断鋼鳥の斬馬刀+×1 断鋼鳥のコラ+×1
断鋼鳥のククリ刀+×4 断鋼鳥のデスサイズ+×1
怒炎蛇竜神の小剣+×2 蛇王の双杵+×1 蛇王の戟+×1
妙見秘鎚×11 星天弓×14 生弓矢×1
ダイダロスのペレクス×9 ダイダロスのラブランデス×4
冥府の槌×6 天魔の琵琶×5 天詔琴×2
怒りのツルハシ+×2 ミスリル銀の首飾り+×1
老蠍獅子神の隠し爪+×1 老蠍獅子神のバグナグ+×1
斧頭武竜の革鎧ほか
呵責の腕輪+×2 呵責の足輪+×2 蘇芳羂索×8
グレイプニル×1 千宝法輪×3 千宝相輪×4
斧頭武竜のベルト 背負袋 アイテムボックス
所持アイテム
剥ぎ取りナイフ 木工道具一式 縫製道具一式
如意宝珠×1
召喚モンスター
ナイアス オーケアニスLv46→Lv47(↑1)
器用値 71(↑1)
敏捷値 70
知力値 70(↑1)
筋力値 31
生命力 31
精神力 70
スキル
両手槍 回避 料理 水中機動 水棲 天啓
霊能 変化 夜目 呪歌 呪曲 瞑想 連携
精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 時空属性
光属性 闇属性 水属性 土属性 木属性
耐混乱 共鳴
蒼月 麒麟Lv47→Lv48(↑1)
器用値 46
敏捷値 91(↑1)
知力値 53
筋力値 45
生命力 46
精神力 46(↑1)
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆
耐久走 奔馬 蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視
広域探査 強襲 天啓 空中機動 霊能 霊撃
騎乗者回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[小] 時空属性 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 雷属性 聖獣変
ロジット スキュラクイーンLv46→Lv47(↑1)
器用値 53(↑1)
敏捷値 78(↑1)
知力値 52
筋力値 52
生命力 52
精神力 52
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲
変化 墨煙幕 毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽
奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡 捕食融合 魔力察知
魔力遮断 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大] 自己回復[中]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 土属性 水属性 氷属性 雷属性 呪眼
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、ティグリス、クーチュリエ、獅子吼、極夜、モジュラス
雷文、清姫、守屋、シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄
ジンバル、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック、オーロ
プラータ、イソシアネート、タペタム、風花




