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後半、間違いなく残虐な描写があります。
苦手な方はご注意下さい。
ログインした時刻は午前5時半といった所だ。
HPMPもフル回復している。
よし。
いつも通り、問題ない。
死に戻ったせいか、気にしすぎなのかもしれないが。
いつものように装備を身に付けていく。
机上の折れてしまったロッドが目に付いた。
これも持っていくか。
なんとなく、何かに使えそうな気がする。
いや、イメージだけはあった。
あれを作るのに良くないかな?
だがそれには材料が少ない。
いやいや。
今オレが持っている装備で賄えそうだ。
いいぞ。
思いついてしまった。
探索が優先だが、時間があれば作っておく事にしよう。
今日も最初は移動向けの陣容で召喚していく。
残月、ヘリックス、黒曜、そしてヴォルフだ。
昨日はいささか警戒が過ぎる反応を示していたが。
今日は普段通りのようだ。
門に止まっている師匠のマギフクロウも普段通りである。
いや、本当に昨日は何だったのか?
謎のままだ。
レギアスの村に至るまでは黒曜石を少し拾いながら進んだ。
魔物も昼の態勢にシフトしつつあり、アリはもう見掛けない。
代わりに街道に出たらすぐにはぐれ馬に遭遇した。
これがまたあっけなく終了してしまった。
ヴォルフが牽制している間に黒曜、ヘリックスと連続で奇襲。
残月が体当たりで魔物を転倒させる。
オレが馬の首を抱えて捻り、首の骨を砕いて終了。
あっけない。
呪文もまるで使わなかった。
強くなっているのを実感できる。
今の陣容で暴れ馬と戦ったらどうだろう。
苦戦は当然するだろうが、以前ほどではあるまい。
はぐれ馬からは馬肉と皮が剥げた。
【解体】スキル万歳。
たまたまかも知れないのだが。
レギアスの村に到着した。
時間的に早すぎたようで、屋台の料理はまだ仕込みの最中であった。
優香も手伝いが今はいない。
結構大変なんだろうな。
オレは料理はしないから理解しきれないのだが。
「おはようございます、キースさん」
「おはようございます」
ヘルガは露店でプレイヤー相手に商談中のようだ。
リックは何やら露店裏で在庫整理をしていた所だった。
あいさつは簡単に済ませてテーブルにつくと先刻得た野生馬の皮を取り出しておく。
今、売れる物はこれだけだ。
馬肉は旅先で料理させる為にとっておこう。
「おはよう、皆さん」
マルグリッドさんはそう時間を置かずに来てくれていた。
助かる。
出来れば原石を見て欲しい所だ。
こうも多く入手できるとは思わなかった。
「じゃあ物はこれ。確認してね」
彼女が取り出したのはメッセージで受け取った首飾りで間違いなかった。
鎖の留め金を外すと鎖の長さは20インチ以上は確実にある。
おっと。
50cmオーバーは確実にあるだろう。
結構長いな。
「少し説明しておくわね」
「はい」
留め金はどこにでもある簡単なものだからいいとして。
この鎖と宝石を嵌め込んだ台座は取り外す事が出来る構造になっていた。
台座の方に固定ができる細工がしてあるようだ。
マルグリッドさんが目の前で台座を鎖から外し、また取り付けて見せてくれた。
留め金の所には長さ調整のパーツもある。
「少し長く感じるかもしれないけど。宝石の追加を見越しての長さと考えてね」
「はい。そこでその宝石なんですが」
「例の物ね」
手持ちにある宝石を全部、机上に取り出して見せた。
アイオライトが2つ、それにツァボライト。
これに追加でブルースピネル、モルガナイト。
ついでに魔石も出しておいた。
「強化したいんですが、どういう組み合わせがいいですかね?」
「え?原石が増えてる?」
「昨日入手しまして」
早速、原石を手にして【鑑定】をし始めているようだ。
ちょと難しい顔付きになる。
「少し長くなるけどいい?」
「はい」
説明は確かに長かった。
色々と説明を受けた中で確認された事を要約すると、だ。
中央に一番いい石を配置してシンメトリーとするのがオススメ。
即ち、中心にツァボライト。
その両脇にブルースピネル、アイオライトを配置。
モルガナイトはこの際無用。
そしてブルースピネルは、既にカットして磨いてある石とサイズを揃えるべき。
大体、そういう事になっているらしい。
注意点がまだあった。
複数のアイテムで強化しても、特定の加工をしていないとM・APに上乗せにならないらしい。
例えば、この首飾りを装備して、カヤのロッドを装備しても、ロッドの分のM・APは加算されないそうだ。
その一方でアイテムに付与された耐性などの特殊効果は大丈夫だとか。
うむ。
M・APは一番高い装備だけが優先、と覚えておけばいいのか。
「このブルースピネルはどうする?揃えるならカットが大きくなるから勿体無いけど」
「揃えた方が総合的に得なら削っていいです」
「本当にいいの?」
「ええ」
シンメトリーは大事、という事は把握した。
ならば迷う事もあるまい。
あと魔石は追加した分と併せてなんとか賄えるそうだ。
以前渡した魔石も2つ余っているので十分らしい。
「モルガナイトは付けても効果の上乗せが期待出来そうにないからオススメしないわ」
「やはりレア度相応って事ですか?」
「ええ。それで間違ってないわ」
そうなると売るか。
リックが在庫を整理しながら会話に割り込んでくる。
「うちのギルドメンバーで杖の強化を希望しているのが順番待ちしてるから。お願いしたいけどいい?」
「もちろん」
「じゃあその原石は僕が買い取り、加工費込みで要相談かな?」
「いいわ」
「了解です」
「じゃあちょっと待って。その野生馬の皮の分も計算するよ」
在庫整理を中断してリックが精算をしてくれた。
野生馬の皮があって良かった。
ギリギリである。
手持ちからほんのちょっと、持ち出しになった。
危なかったぜ。
一時期に比べたら手持ち金がかなり目減りしている。
一旦、鎧を外して白銀の首飾りを装備しておく。
鎧を装備して干渉するかどうか、確認してみる。
大丈夫のようだ。
そうこうしているうちに時間は経過していた。
優香が出来上がった朝飯をテーブルまで運んでくれている。
朝食はリック達と雑談しながら摂った。
何故か生の牛肉が朝食に添えてあるんだが。
いや。
優香がヴォルフに餌付けしていました。
どうやら添えてある生肉はヘリックスと黒曜の分らしい。
食うのかね?
差し出してみたらあっという間に無くなっていた。
召喚モンスターって食事はいらない筈なんだが。
まあたまにはいいだろうけどさ。
優香の料理は2食分買い込んでおいた。
今日もエリアポータルで泊り込んでみるつもりである。
NPCの客が多くなってきた所で早々に辞去することにした。
レギアスの村を出て森の迷宮へと向かう。
普段通り、移動優先であるのだが。
また何かがおかしい。
残月以外、ヴォルフ達が皆、緊張しているのが分かる。
またか。
黒曜を飛ばして周辺を探索させてみる。
オレは残月から降りて唸りそうになるヴォルフをなんとか抑え続けた。
何かいるのか?
いや。
何か、確かにいる。
微かに違和感のある音を黒曜が感じ取っているようだ。
5時の方向。
そこだけが不自然に音がしていない。
ヴォルフが、そして黒曜が、その場所に襲い掛かる合図を待っている。
さあ。
どうする?
黒曜が回り込んで不自然な位置を挟んでオレの反対側を確保した。
オレはロッドを手にして近寄っていく。
そこは草叢があるだけだが。
何がいる?
魔物か。
プレイヤー・キラーか。
「すみません。本当にすみません」
両手を挙げて1人の男が草叢の中から出て来ていた。
何者なのか。
オレの目にマーカーはグレーに見えている。
平凡な戦士?
それにしては軽装に見えるのだが。
【識別】をしてみる。
ラムダ Lv.7
ファイター 警戒中
「すみません。でも少しだけ動いていいですか?」
「待て」
「すみません。急ぐんで」
そう言うと彼は一気に駆け出した。
オレに向かって、ではない。
オレの横を駆け抜けるつもりか?
そして手に持っていた何かを投げつけた。
草叢の中へ、だ。
黒曜は男の後を追跡して飛んでいく。
だが黒曜の攻撃は間に合わなかった。
草叢の中に先に飛び込まれてしまっている。
再び草叢の中から音が生じて男が現れた。
だがその男は全くの別人だ。
え?
再度【識別】するまでもなかった。
その男はオレに襲い掛かってきたのだ。
《PKプレイヤーと確認されました。討伐が許可されます》
マーカーは緑とグレーの2色に変化した。
ついでに【看破】も効いたようだ。
笹目 Lv.8
バンデッド 戦闘中 反撃許可あり
呪文を選択する暇もない。
ロッドを手に持って迎え撃つ。
相手も慌てていたようだ。
手に持っている短めの槍を構えきれていない。
手首を狙ってロッドで突く。
確かな手ごたえがあった。
男が槍を落として更に慌ててしまったようだ。
迷いが見える。
戦うべきか、逃げるべきか。
だがもう遅い。
その首元に黒曜が襲い掛かっていた。
同時にヘリックスも。
ヴォルフもだ。
それぞれの攻撃は致命傷にならなかったが、大きな隙を生んでしまったようだ。
狙いすました残月の後ろ脚が男を直撃していた。
男のHPバーは砕けて散ってしまう。
先程の男が飛び出してきた。
いや、もう1人いる。
互いに組み合って転がっているのだ。
太郎 Lv.8
ブラックソーサラー 戦闘中 反撃許可あり
こいつもPKなのか。
だがこの男のHPバーもすぐになくなってしまった。
見るとその胸にはナイフが突き刺さったままだ。
「ガゥッ!」
ヴォルフが珍しく大声で吼えた。
続いてオレの袖を引っ張ってくる。
オレの頭があった空間を何かが通り過ぎていた。
恐らくは矢であろう。
クソッ。
まだいるのか?
「まっすぐ進んだら危ない!罠です!」
そう叫ぶラムダという男は右へ回り込むように駆けていった。
ならば。
オレは左に行こう。
黒曜を先行させて探索をやらせる。
どこかにいる筈なのだ。
影が。
見えた!
同時に飛んでくる槍も見えた。
難なく避けると同時にヴォルフが突っ込んで行く。
槍の代わりに短剣を抜いた男だがヴォルフの方が速かった。
喉元を食い破られてあっという間に絶命したようだ。
黒曜がもう1人、見つけていた。
ヘリックスも苦手な森の中を飛んでいく。
オレを守るかのように残月も寄って来ていた。
その残月にまともに矢が命中した。
正確には鞍にだが。
より正確に言えば、オレを狙った矢が外れただけなんだが。
ヴォルフが矢の出所に向けて突っ込んでいった。
オレもその後を追う。
木の根元に隠れていた弓使いが見えていた。
「フォレスト・ウォーク!」
ようやく呪文を使うことが出来た。
呪文の効果で森の中を駆ける速度が一層速くなる。
ヴォルフから逃げようとする男を捕捉しに行く。
どうにかヴォルフから逃れようとする男の横合いに出た。
矢を番えてヴォルフを狙おうとしてやがる。
手に持っているロッドを投げつけた。
弓使いに当たるが大したダメージにならない。
だが注意はこっちに向けられたようだ。
足元に迫ったヴォルフが弓使いの足首を噛んでいた。
それでも苦痛の声を上げずに耐えたのは立派だ。
でも足は当然、止まってしまっている。
男に迫る。
矢を放つ時間を与えてたまるか。
男が矢を放とうとした瞬間、ヘリックスが男を襲っていた。
矢はまるで見当違いの方向に放たれてしまう。
男の脇に手を差し入れる。
右肘を掴むと脇固めに極めた。
それでも声を上げない。
体を半回転して背負い投げる。
腕は手放さずにそのまま再度関節を極め続けた。
骨が折れる音が腕を通じて振動として伝わっていた。
男の手にはナイフが見えたが脅威には感じない。
既にヴォルフが手首に噛み付いていくのが見えていた。
唯一、無事に済んでいる右足を狙う。
踵を脇に抱えてヒール・ホールドに極める。
即座に捻って股関節と膝を破壊した。
それでも声を出さない。
見上げたものだ。
いや、痛覚設定を操作してあるのかも知れないな。
舌を噛もうとする動きを見せたので耳の裏に拳を叩き込んだ。
そのまま頭を押さえて顎に掌底を当ててやる。
砕けた感触。
これで完全に無力化できたかな?
そこにもう1人、オレに襲い掛かって来た影があった。
剣を振りかざしている。
だがその男はその場で倒れ込んでしまった。
背中にはナイフが突き刺さっている。
【識別】は間に合うか?
ベアード Lv.8
シーフ 死体 反撃許可あり
どうやらこいつもPKをやっている連中だったか。
全部で5人いたって事になる。
【識別】できなかった奴も1人いたが。
そうだ、こいつも【識別】しておこう。
ジェイコブ Lv.8
アサシン 戦闘中 反撃許可あり
まだこいつのHPバーは半分近くある。
満身創痍である筈だが、薄ら笑いを浮かべているようだ。
こいつめ。
いっそ一気に始末してやろうか?
「さすがですね」
先刻のラムダという男だ。
この男はナイフだけで2人、屠っている事になる。
大した装備はない。
一体何者なのか。
「君は何者?」
「見てくれたら分かります」
そう言うと彼は笑い顔を浮かべているアサシンに手を触れた。
「ギャァッ!」
「うるさいよ」
そう言うとアサシンの口を塞ぐ。
暫くもがいていたがそれもすぐに収まったようだが。
「ゲェッ!何で?」
「痛みにも慣れた頃かな?」
「てめえら、顔は覚えたぞ!後悔するなよ」
「陳腐だね。でも結構。ボクはいくらでも変装できるから。そしてこっちの人にも手は出させない」
「ふざけるな!」
「そうかな?」
ラムダが折れている腕を踏みつけた。
アサシンは悲鳴を上げまいと必死の形相だ。
顔色は青い。
脂汗が顔中に浮いていた。
ナイス拷問。
「どうやってオレの設定に手ェ出しやがったァ!」
「知った所で痛みは変わらないから」
更に頭を蹴っている。
待ちなさいって。
死んじゃうじゃないの。
折角、話を聞けるかと思ってたんだが。
「あ、少し痛めつけるのは止めてくれるかな?」
「いいんですか?貴方を狙ってたPKなんですが」
「いや、そのPKと話す機会なんてそうあるものじゃないでしょ?」
呪文を選択して実行する。
「ダーク・ヒール!」
「え?」
回復呪文をアサシンに掛ける。
アサシンのHPバーは4割近くまで回復していた。
立ち上がろうとするアサシンの股間を蹴り上げて悶絶させると、左肘を極めていた。
そのまま、折る。
叫びそうになったので顎に拳を当てて撃ち抜いた。
HPバーはまだ2割以上残っている。
十分かな?
「まだ喋れるかな?」
「・・・うるせえ」
大丈夫そうだな。
まあ念のためもう1回掛けておくか。
「ダーク・ヒール!」
今度はHPバーが5割近くまで回復したようだ。
結構なことだ。
MPはこいつのを使うのだから楽でいい。
右膝の上から踏みつけてみる。
声には出ないが悶絶しているようだ。
「そう言わないで。色々とお喋りしないかな?」
「ざけんな!」
「元気で結構」
耳の裏を拳で少しだけ押してやる。
アサシンの体が震えた。
大声を出したいのだろうが、出したら更に痛みが重なるだけだ。
そういう痛めつけ方をしてあったからね。
「質問があるんだがいいかな?プレイヤーを狙って何が楽しいのかな?」
「ああん?」
「これは躾が必要かな?」
《アイテム・ボックス》から怒鶴の嘴を取り出す。
鼻の穴に突き刺した。
無論、頭は押さえていたのだが。
かなり、暴れた。
それだけでHPバーが2割にまで逆戻りだ。
ダーク・ヒールで回復させてやる。
このアサシンのMPバーはまだたっぷり半分以上残っている。
「ねえ、聞いている事に答えてくれるかな?」
敢えて優しい声でお願いしてみる。
強要だなんてとんでもない!
お願いだ。
飽くまでもお願いなのだ。
「楽しいからに決まっているだろ」
「そうなの?」
立ち尽くすラムダにも聞いてみた。
「えっと。ボクには何とも。多分、他人を踏みつける事に快感を感じるような輩ですから」
「そういうものかね?」
いやいや。
君もオレもさっきからこのアサシンを踏んでますよ?
「そういう事なのかな?」
アサシンにも聞いてみた。
「理解もできないのかよ、この情弱が」
取り合えず侮辱された事は理解した。
ダーク・ヒールで2回分、回復させてあげよう。
《アイテム・ボックス》から石ノミと金槌を取り出す。
残月に左掌を踏みつけて貰った。
爪の付け根に石ノミを当てて、金槌を振り下ろす。
石ノミが金槌で叩かれる音が周囲に響いた。
「いや、理解はしてるつもりけどね。納得できないだけで」
石ノミを金槌で打ち続けた。
何度目かで骨が砕けたらしいが気にしない。
他の指でやったらいいのだから。
途中からアサシンが喚き出した。
泣き始めているのだ。
許しを請うように聞こえるのだが。
先刻まであんなに強がっていたのにおかしな話だ。
とりあえず指先5つを潰し終えた。
アサシンからは嗚咽しか聞こえてこない。
HPバーはまだ3割ほど残っていた。
MPバーもまだまだ3割以上ある。
「もうしない。PKなんてしない!許してくれッ!頼む!」
「いいから。納得できる理由が知りたいんだけど」
「ゆ、許してくれよぉ」
泣き出した。
と言うかもう錯乱寸前だった。
これはもう壊れちゃいそうだな。
「君は何かこいつに用はあるかな?」
「ありましたけどもういいです」
なんでだろう。
随分と引いちゃってるんだが。
「じゃあ続き。理由はあるのかな?ちゃんと納得できる奴だよ?」
「くっ、いっそ殺せぇ!」
「残念。答えるものがないとはね」
失望感は大きかった。
もういいか。
一応、ラムダくんにも確認しておこう。
彼の獲物だったのかもしれないし。
視線だけで彼の意思を確認してみる。
「PK認定となったプレイヤーはどう殺しても悪落ちする事はないです」
「そうなんだ?」
「ボクが止めを刺してもいいですが」
「そうかい?何か訳ありなのかな?」
「勿論、訳ありですよ」
そこでアサシンが元気を取り戻したようだ。
「手前ェ!PKKだな!覚えとけ!変装してるんだろうが絶対見つけ出してやらあ!」
ラムダくんだが金的を蹴り上げる。
アサシンは嗚咽を漏らすと悶絶した。
ナイスリアクション。
「無論、受けてたつよ。互いに殺し合う関係なのは分かってるし」
ニッコリと彼は笑った。
実に爽やかな笑顔だ。
その手にナイフが握られていたのだが。
「いいですか?」
「いいよ」
ラムダくんの望む事が何なのかは言われなくても分かってしまった。
場所を彼に譲る。
「まあ死に戻ってから良く考えることだね」
ラムダくんのナイフがアサシンの喉元に押し当てられる。
その刃の先がサクッと喉へ吸い込まれた。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv10
職業 サモナー(召喚術師)Lv9
ボーナスポイント残8
セットスキル
杖Lv8 打撃Lv5 蹴りLv5 関節技Lv5 投げ技Lv4
回避Lv5 受けLv4 召喚魔法Lv10 時空魔法Lv2
光魔法Lv5 風魔法Lv5 土魔法Lv5 水魔法Lv5
火魔法Lv4 闇魔法Lv5 氷魔法Lv3 雷魔法Lv3
木魔法Lv3 塵魔法Lv2 溶魔法Lv2 灼魔法Lv2
錬金術Lv5 薬師Lv4 ガラス工Lv3 木工Lv4
連携Lv7 鑑定Lv6 識別Lv7 看破Lv2 耐寒Lv3
掴みLv6 馬術Lv6 精密操作Lv7 跳躍Lv3
耐暑Lv4 登攀Lv3 二刀流Lv4 解体Lv2
身体強化Lv2 精神強化Lv4 高速詠唱Lv4
装備 カヤのロッド×1 カヤのトンファー×2 雪豹の隠し爪×3
カヤのロッド(壊)×1 白銀の首飾り+
野生馬の革鎧+ 雪猿の腕カバー 野生馬のブーツ+
雪猿の革兜 暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2
所持アイテム 剥ぎ取りナイフ 木工道具一式
称号 老召喚術師の弟子、森守の証、中庸を望む者
呪文目録
召喚モンスター
ヴォルフ ウルフLv7
残月 ホースLv5
ヘリックス ホークLv5
黒曜 フクロウLv5
ジーン バットLv5
ジェリコ ウッドゴーレムLv3
護鬼 鬼Lv4
戦鬼 ビーストエイプLv4
リグ スライムLv3
文楽 ウッドパペットLv2




