839
《只今の戦闘勝利で【手斧】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【木魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》
おかしな展開だ。
通常の魔人が率いる魔物の群れがいる一方で、アンデッド化した連中もいる。
何かの法則性があるのかね?
砕け散ってしまう邪結晶も気になる。
そして肝心の魔神がいない。
どこかにいそうな雰囲気がしているんだけどな。
どうしたものか?
『何?どうかしちゃった?』
『キースさん!』
「何かが来る!警戒!」
召喚モンスター達の間に緊張が走っている様子を見せていた。
魔物が襲って来る時に見せる反応だが、どこか違う感じがする。
一定の方向に対して迎撃の構えを見せるのが常だ。
それがどうも、バラバラに見えます。
どこから魔物が来る?
どこだ?
オレの足元が膨らむとスカルロードとスカルアサシンが生えていた。
おかしな表現だが、生えていた!
そしてフォーチュンテラーゾンビが出現する。
待て。
確か先刻までここで戦っていた相手にフォーチュンテラーがいた。
その傍にアークデーモンの死体も2つ、転がっていたと思うのだが。
まさか。
魔人、それに悪魔も他の魔物も屠った連中がアンデッド化しているのか?
うむ。
理由は分からないけど、アンデッドとして復活するのなら歓迎だ。
経験値を稼がせて貰おう!
「真降魔闘法!」「エンチャントブレーカー!」
(サンシティフィ・アンデッド!)
(サンシャイン!)
(ホーリー・ライト!)
(((六芒封印!)))
(((七星封印!)))
(((十王封印!)))
(ホーリー・プリズン!)
(グラビティ・プリズン!)
(フラッシュオーバー!)
((パラレル・シムーン!))
((ミーティア・ストリーム!))
(ディストーション・ジャベリン!)
(ミラーリング!)
一気に武技と呪文で強化する。
残念だがアンデッド相手にメイズ・フォレストは有効じゃない。
もし、先刻の戦闘で屠った魔物があの数でアンデッド化、それに包囲されるとしたら?
かなり厄介だ。
それでも手札ならある。
心配すべきはアデル達、後衛が真っ先に沈む展開だ!
『アデルちゃん、後ろ!』
離れていたアデルがこっちに向かって森の中を駆ける。
その後方にゾンビ化した魔物が次々と迫っている!
護衛役の闇鬼狼と銀月狼が迎撃しているけど、手が足りそうにない。
(ショート・ジャンプ!)
アデルを追っているゾンビ化したガルムの前に跳ぶ。
すぐに船岡を投擲、臨時の壁を築いた。
既にマッドヒュドラ、狒々面鵺、フラッシュキメラも支援に駆け付けている。
アデルは大丈夫か?
(ルミリンナ!)
森の中だけど氷の城を築く。
アデル達には心強い存在になるだろう。
『た、助かった!』
『まだよ!ファントムが来る!』
その通りだ。
どうもアンデッドの群れの場合、ゾンビが多めだったりスケルトンが多めだったりする。
でも最も危険なのはミスト系の連中かも?
スペクター系も危険だが、単純な火力で言えばミスト系は脅威だ。
空中から襲って来るのも厄介です。
((((((((((((((((((((バックドラフト!))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
周囲に地雷代わりに呪文を放つ。
あっという間に森の中に爆発が連鎖してとんでもない光景になってるぞ!
「私への支援は不要!ファントムを先に片付けろ!」
『はい!』
『了解!』
ファントムもその全てを封印してあると思えない。
森の中、相手の戦力を把握出来ていないからだ。
それでもアデル達ならば自力でどうにか出来るだろう。
スケルトン化したベリルビーストがオレに迫る。
軽くなっているせいか、速い!
しかもこいつ、元の装甲が半分程度だが残っている。
頭蓋骨と胸郭に人魂があると思うのだが、面倒そうだね!
スケルトンベリルビーストの動きがいきなり止まる。
糸の罠に引っ掛かったみたいだ。
オレの頭上に大きな影。
蜘蛛神がそこにいた!
ナイスです!
((((((((((((((((((((ファイア・エクスプロージョン!))))))))))))))))))))
(ミラーリング!)
骨の隙間に手を当ててファイア・エクスプロージョン20連装ミラーリング付を叩き込んだ。
過剰火力なのは分かっているけど仕方ない。
今は確実にアンデッドの数を減らす事だ。
スケルトン系は確実に人魂を散らせないと厄介だ。
ゾンビ系はやたらとタフになっている。
ミスト系は火力が高いし、物理攻撃がまるで通じない。
スペクター系もまたアンデッドの厄介さを纏めたような相手なのだ。
全く、困った連中だ。
最初の段階で包囲されているような有様でなければそんなに手間を掛けずに全滅出来ると思うんだが。
地形、それに実質奇襲となれば話が全く異なる。
しかも乱戦含みだ!
こんなのが続くようでは消耗も厳しい事になりそうです。
《只今の戦闘勝利で【気配遮断】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【全耐性】がレベルアップしました!》
「大丈夫か?」
『どうにか無事です!』
『ステータス異常がいます!』
「念の為だ、インスタント・ポータルを使う」
『え?』
「気になる事がある。邪結晶が残らなかった」
そう。
触ると砕け散る邪結晶だけど見当たらない。
ここまで、そう大して気にしなかったのは迂闊であったかもしれません。
どうせ砕け散って手元に残らないから仕方ない。
『何かがあるんですか?』
「分からない。何かがありそうな気がする。それだけなんだがな」
インスタント・ポータルを展開して回復と布陣変更をさせておこう。
そのついでに変化を確認出来ると思う。
何もなければ探索を継続するだけだ。
嫌な予感って奴は大抵、悪い方向で当たるものなのだ。
きっとオレの予想を上回る事態が起きてしまうのだろう。
間違いない!
『キースさん、これって』
「うん。アンデッドだな」
『復活したのかにゃ?』
「少し違うな。ゾンビが激減、スケルトンが増えたように見える」
『ファントムも増えてませんか?』
『あ!スペクターロードっぽいのがいる!』
春菜の視線の先を追う。
確かに、スペクターロードなのだろう。
『数が少し減ってます?』
「そう見えるけど森があるからな。断言は出来ない」
『延々と復活するんでしょうか?』
「仮説だが、ゾンビがスケルトン化しているように見えるが他が分からないな」
『ファントムがかなり増えてるのは厄介!』
『どうします?』
どうするって?
あ、いけない!
インスタント・ポータルの中にいたからなのか、気が緩んでしまっていたようです。
此花の問いに思わず、笑ってしまっていた。
改めて表情を作る。
真面目な顔ならどうにかなるぞ!
「全滅させよう」
『『ですよねー』』
分かっているじゃないですか。
まあこのまま待つって選択肢は当然ありませんよ?
「アンデッドの群れが通り過ぎたら後方から奇襲だ。いいか?」
『『『『了解!』』』』
さて。
今度は立場を変えての戦闘になりそうだ。
布陣を確認する。
アデル配下の闇鬼狼がパイロキメラに、此花のフォレストアイがミネルヴァオウルになっている。
戦力はそう大きく変わらない。
そして召喚モンスター達は森の中で奇襲を仕掛けるのに向いている。
相手はより厄介になっているかもだが、立場は逆転するのだ。
こっちから先手を打てる上に戦況を終始支配出来るだろう。
主導権は渡しません。
従って消耗はあっても負けるつもりも皆無だ。
さて。
今度は先刻のような戦闘にはなりませんよ?
骨の髄まで、丁寧に始末してくれよう!
《只今の戦闘勝利で【棍棒】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【手斧】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【二刀流】がレベルアップしました!》
「どうだ?」
『邪結晶、ありました!』
『すぐに崩れちゃいました!』
「そうか」
『インスタント・ポータル、使いますか?』
「いや、それはもう不要だろう」
予測が確かなら邪結晶が残ったのであれば再びアンデッドとして復活は無い。
その筈だ。
多分だけどアンデッドとして顕在化させているのは邪結晶。
師匠の家の地下深くに邪結晶を封じてある理由は?
そして王城周辺を浮き島が着地していた理由は?
歪みだ。
その歪みを邪結晶が生んでいたとなれば、ある程度納得出来る。
邪結晶が砕けたなら安心だろう。
でも他の邪結晶が残っていると思わないといけません。
それはあの魔神にも共通するのではあるまいか?
ゾンビ化していた時、杖に嵌まっていたのは邪結晶に見えた。
それが砕けて散った所をオレは見ていないのだ!
「呪文は追加出来たか?」
『【時空魔法】で追加!ショート・ジャンプにミーティア・ストリーム!』
『【光属性】に【土属性】で追加です!』
『こっちも!』
『ショートカットに追加しなきゃ!』
普段から冷静なイリーナと此花も興奮しているようだ。
まあ微笑ましいけどな。
まだ本命と戦えていません。
スケルトン化した魔神がいる筈だ。
どうも魔人や魔物、悪魔達までもがアンデッド化している元凶があのドワーフの魔神に思えて来た。
その予測が当たっているとしたら、どうしよう?
ある意味で、美味しい。
そう思ってしまっているオレがいる。
オレの右肩に黒曜が舞い降りた。
そして此花配下のミネルヴァオウルもです。
どうやら何かを見付けたのか?
ヴォルフも警戒の姿勢を解いていない。
身を低くしたままです。
「どうやら次があるみたいだぞ?」
『もうですか?』
『今日はもしかしてアンデッド祭り?』
『まだ昼間なのに!』
オレも同意見だ。
でもね、アンデッドじゃない可能性も残されている。
その場合はアンデッド化してくれて二度美味しい可能性があるのだ。
逃す事はないだろう。
《只今の戦闘勝利で【手斧】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【隠蔽】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヴォルフ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
時刻は午前11時20分になった。
何度か魔人が率いる魔物と遭遇、殲滅させてます。
アンデッドで復活して邪結晶が砕けるまで付き合っているから少々時間を掛けているけどね。
この場合はそうすべきだ。
手間だけど仕方ない。
そんな狩りが続く中、多少の余裕も出来てます。
そこで【打撃】のレベルアップで得た武技、絶門を使ってみた。
【蹴り】の新たな武技、二段蹴りもです。
うん。
多分だけど今後、使わないと思う。
【打撃】も【蹴り】も武技はあるけど使ってません。
そうなる運命だったんだね!
ヴォルフのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
ヴォルフ 大神Lv42→Lv43(↑1)
器用値 43
敏捷値 101(↑1)
知力値 42
筋力値 56
生命力 56
精神力 43(↑1)
スキル
噛付き 疾駆 跳躍 回避 遠吠え 裂帛 神威
霊能 霊撃 念動 隠蔽 追跡 夜目 匂い感知
気配遮断 魔力察知 魔力遮断 自己回復[大]
物理抵抗[中] 魔法抵抗[大] MP回復増加[中]
耐即死 耐魅了 分身
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『黒曜』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
絶門は言ってしまえば手刀だ。
突き刺して、その箇所を握り潰して抉る。
そんな感じです。
手刀が突き刺さる時点で非現実的だ。
感覚に合わないし、きっと使わないだろう。
二段蹴りは予想通り過ぎてダメだ。
そもそも、二段蹴りを使うような状況がそんなにイメージ出来ません。
自前でやろうと思えばやれそうだし、きっと使わないな。
森の中だからこそ、生じた隙を衝かれずに済んでいるだけなのだ。
技を出し終えた後を狙われたら洒落にならないって!
黒曜のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
黒曜 フォレストアイLv41→Lv42(↑1)
器用値 41
敏捷値 88(↑1)
知力値 64
筋力値 41(↑1)
生命力 41
精神力 64
スキル
嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査
夜目 反響定位 奇襲 危険察知 気配遮断
魔力遮断 空中機動 天耳 自己回復[小]
物理抵抗[微] 魔法抵抗[中] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 呪眼 即死 祝福 耐即死
さて、経験値稼ぎとしては順調だが。
地形は森であり、探索そのものは順調と言い難い。
まあ継続するしかないんだけどね。
「そろそろ小休止だな」
『インスタント・ポータルは私が展開します』
『昼食は簡単なので作っておきますね』
『じゃあイリーナちゃん、先にログアウトしとくね!』
ふむ。
懸念すべきは魔人の襲撃だ。
いや、望ましいのが魔人の襲撃だ。
呪禁導師なら来てくれる筈!
そこに期待しよう。
ヴォルフと黒曜はここで帰還だ。
鞍馬とナイアスを召喚しましょう。
ナイアスはイリーナの料理を手伝って貰うとして、オレは鞍馬と対戦だ。
普段通りでいい。
普段通りがいいのだ。
「キースさんはログアウトしなくていいんですか?」
「気にしなくていい。それより昼食を頼むぞ」
「了解!」
アデルがログインしてきてイリーナがログアウトしているのだが。
不機嫌なのを表情に出してはいけない。
鞍馬と対戦しつつ、魔人が襲ってくれるのを待っているんだが。
その機会がない。
魔物を率いる魔人を見掛ける事はあったが、どれも呪禁導師がいないのだ。
面白くない。
そして襲いたくなる気持ちを抑えるのに懸命になっている。
悪影響は明らかだ。
鞍馬相手の格闘戦で何度か敗北している!
これでは鍛錬にならない。
対戦に集中すべきだろう。
鞍馬にとっても勝ちを譲るような対戦になってはいけない。
単なる経験値稼ぎの為の対戦ではないのだから。
「キースさん、何かありましたか?」
「いや、何もなくてね」
「対戦は普段通りだったように見えましたけど」
「対戦相手が不足してたとか?」
「いや、結構激戦だったよ!」
そう。
結局、魔人の群れは3つ程近くを通過したけどそれだけでした。
呪禁導師がいないとか、どうなっている?
でも魔人が過ぎ去った方位は確認してある。
匂いも残っているだろう。
全部、美味しく頂くとしよう。
その前に昼食を片付けるべきだけどな!
焼きおにぎり美味しいです。
「レベルアップはどうだ?」
「順調なのはいいんですけど」
「新たに得た呪文に慣れるようにしないと!」
「それに呪文が次々と増えて行きそうな感じがしてます」
うむ。
それはいい傾向だ。
でも残念な事もあったりするのだ。
既にアデル達は【高速詠唱】【詠唱破棄】は上限に達している。
加えて【呪文融合】も取得済み、という所まではいい。
問題になるのは【禁呪】だ。
取得可能になっているけどボーナスポイントが全然足りていないようです。
ついでに【無音詠唱】も取得可能であるらしいがボーナスポイントの兼ね合いで全員取得してません。
まあ無くても通常の狩りであればそんなに必要なスキルじゃないからな。
スルーしたのも納得です。
「そう言えばこないだのエリアポータル解放の時、ボーナスポイントは加算してたか?」
「いいえ」
「巨神との戦闘でも貰えてないです!」
「うーむ」
ユニオン編成だとこうなってしまい易いのが問題だな。
オレはもう今更だけど、アデル達にとっても強敵を相手により厳しい戦いをさせるべき?
きっとそうだ。
「今日、朝からここで狩ってきた魔人とその戦力だが。私抜きで勝てると思うが」
「単に勝つだけでしたら、どうにか」
「でも連戦はかなり厳しいと思います!」
「そうなるか」
実際問題、連戦を考えさえしなければ心配は無いのだ。
切り札となる【英霊召喚】も要らないだろう。
単にMPバーの供給が出来るかどうか、そこに尽きる。
禁呪の呪文、エナジードレインの存在は極めて大きいのです。
アンデッドだらけでは役に立たないけどね。
「鶏が先か、卵が先か」
「キースさん?」
「うん、いや、何でもない」
今のユニオン編成で戦い続けるのも痛し痒しだな。
確実に戦果があるのはいいんだけど。
それにユニオン1つだけで掃討とか、最初から無理があったのかもしれないな。
少し工夫すべきであるだろう。
「今日は何時まで付き合えるんだっけ?」
「午後4時辺りですね」
「ふむ。時間的にはそんなに余裕が無いか」
オレが考えていたのは点で移動して掃討するのではなく、線で移動しての掃討だ。
出来れば線を結ぶ点が大いに越した事はないけどね。
どうせならヒョードルくん達も加えて明日にでも出直した方がいいように思う。
これでは時間も手間も掛け過ぎてしまいそうだ。
いい経験値稼ぎであるのは間違いないけどね。
「手強いのはやっぱりアレかな?」
「デーモンロード・カウントとデーモンロード・カウンテスが一番怖いですね」
「同感!」
そりゃそうだ。
オレにしても怖い。
封印術の呪文が効いている状態であってもだ!
「ではもう少し、粘ってみようか」
「「「「はい!」」」」
確かに課題は多い。
オレにしても【魔力察知】を取得して有効化するのが遠い。
どうしたものか。
イベントクリア時に貰えるであろうボーナスポイントに期待するしかない。
それはオレだけでなくアデル達にも共通の課題になってます。
食事は摂り終えました。
では布陣を変更するとしましょう。
鞍馬とナイアスは帰還だ。
ティグリスと逢魔を召喚しましょう。
モフモフ成分が増えたからであるのか、アデルと春菜の機嫌が目に見えて良くなったみたいだ。
現金な奴等だな!
まあ気分好くゲームを楽しめているのはいい事だ。
でもね。
自前の召喚モンスターも気にしておいてくれよ?
《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【追跡】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ティグリス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
時刻は午後3時50分です。
結局、まだあのドワーフの魔神に出会えていません。
何故だ?
日頃の行いがいけないのか?
そうなのか?
ならば結構。
ヒョードルくんにヘラクレイオスくん、ゼータくん達の力を借りた方がいいかな?
彼等も死に戻っているのだし、リベンジしたい筈だ。
メッセージで誘っておこう。
ティグリスのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
ティグリス 白虎Lv41→Lv42(↑1)
器用値 33
敏捷値 95
知力値 32
筋力値 70(↑1)
生命力 70(↑1)
精神力 33
スキル
噛付き 引裂き 回避 疾駆 追跡 裂帛 霊能
天啓 強襲 隠蔽 夜目 気配遮断 魔力遮断
自己回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[小]
MP回復増加[小] 風属性 共振波 高周波 耐混乱
耐石化 耐即死 風伯変
《只今の戦闘で召喚モンスター『逢魔』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
「そろそろ時間だな」
『済みません、早退になっちゃいますね』
『ちょっと違う!』
『いや、激しく違ってる!』
「まあ、アレだ。明日、この続きをしよう」
お互いに色々と時間に制約があるからな。
これはもう仕方ない。
逢魔のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
逢魔 闇鬼狼Lv41→Lv42(↑1)
器用値 43
敏捷値 91(↑1)
知力値 54
筋力値 43(↑1)
生命力 43
精神力 43
スキル
打撃 蹴り 回避 受け 投げ技 関節技 噛付き
疾駆 跳躍 裂帛 呪詛 反響定位 隠蔽 追跡
夜目 気配遮断 魔力遮断 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 変身 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 雷属性
溶属性 暗闇 沈黙 耐暗闇
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『モジュラス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『集合場所は召魔の森でいいですか?』
「ああ。それに追加戦力も来るかもしれないからそのつもりで」
『追加、ですか?』
「実はヒョードルくん達も誘っている」
『大掛かりに狩りをする。そういう事ですか?』
「そこまで大規模にはならないと思うけどね」
もっと本格的に、となるとそれこそフィーナさん辺りが動員しないといけないだろう。
しかも目標の中には強烈な相手がいる。
数が多くなっても果たして有利に戦えるかどうか、自信はない。
まずは良く知っている戦力で挑んでみよう。
そもそも森林戦であるのだ。
戦況を把握出来る範囲にも限界があるのです。
最初から無茶をするのもどうかと思う。
モジュラスのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。
モジュラス アラクネダッチェスLv41→Lv42(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 65
知力値 65(↑1)
筋力値 30
生命力 30
精神力 64
スキル
噛付き 弓 捕縄術 回避 掘削 振動感知
反響定位 熱感知 夜目 気配遮断 魔力遮断
奇襲 追跡 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP吸収[中]
出糸 罠作成 縫製 吸血 時空属性 光属性
闇属性 風属性 土属性 水属性 氷属性
変化 毒 麻痺 魅了 耐石化 耐魅了
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『清姫』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
さて。
アデル達はここでログアウトする訳だ。
このままアンデッド狙いで狩りをしてもいいんだけど、森林戦が長く続いてしまっている。
ちょっと目先を変えてみたい。
清姫のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
清姫 白蛇姫Lv41→Lv42(↑1)
器用値 51(↑1)
敏捷値 75
知力値 50
筋力値 50(↑1)
生命力 50
精神力 50
スキル
剣 弓 小盾 噛付き 巻付 回避 受け 夜目
匂い感知 熱感知 反響定位 気配遮断 魔力遮断
変化 奇襲 跳躍 軽業 自己回復[中] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] MP回復増加[小] MP吸収[中] 吸血
暗殺術 時空属性 光属性 闇属性 火属性 土属性
溶属性 猛毒 沈黙 魅了 耐魅了
インフォはここで途切れたようだ。
ま、仕方ない。
船岡はもう少し別の狩り場で活躍して貰おうか。
d2マップに行こう。
やっておきたい事がある。
狙いたい標的はレウケーの化身だ。
より正確に言えば冥府の炭だ!
闘技場のオベリスクに捧げたらオリハルコン鉱を得られる可能性がある。
量を稼ごうと思ったら尋常な手段では無理なのです。
それにS2d2マップでのインフォも気になってます。
何かd2マップのエリアポータル、仮初めの万魔殿に変化があるかも?
今はレウケーの化身が優先ですけどね。
「では、ここで失礼しますね」
「おつかれ~」
「また明日~」
「ああ」
片手を挙げて応えつつ消えて行くアデル達を見送る。
さて。
布陣はどうする?
船岡は残して全員帰還だ。
ヘザー、獅子吼、ラルゴ、ジャンダルムを召喚しましょう。
まだd2マップは暗い筈だけどね。
この布陣であれば暗くても対応は可能だ。
どうせ霧で周囲は見通せない。
だからこれでいいのだ。
d2マップのエリアポータル、仮初めの万魔殿に到着。
すぐに狩りに向かいたい所だが、確認は要るだろう。
だが。
オレが立っている縁から火口の底が見えている。
擂鉢状の地形が、明確に見えていた。
理由は明らかだ。
火口の底に人魂があるよ!
そう言えばここには飛ばされて来ただけでエリアポータル解放戦は無かった。
どうも、盾の魔王まで倒した事で何かが動き出したのか?
フラグ、立った?
強敵と戦えそうな雰囲気は十分にある。
でもね。
切り札となる【英霊召喚】はまだ使えない。
エクストラ・サモニング、メタモルフォーゼもです。
ここは素直にレウケーの化身を狙おう。
いや、冥府の炭を狙うのだ!
いずれここにはまた来る事になるだろう。
それも間違いない。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv128
職業 サモンメンターLv17(召喚魔法導師)
ボーナスポイント残 9
セットスキル
小剣Lv96 剣Lv98 両手剣Lv100 両手槍Lv103
馬上槍Lv105 棍棒Lv96(↑1)重棍Lv95 小刀Lv97
刀Lv99 大刀Lv97 手斧Lv82(↑3)両手斧Lv68
刺突剣Lv95 捕縄術Lv100 投槍Lv103
ポールウェポンLv107
杖Lv111(↑1)打撃Lv120 蹴りLv120 関節技Lv119
投げ技Lv119 回避Lv127 受けLv127
召喚魔法Lv128 時空魔法Lv116 封印術Lv116(↑1)
光魔法Lv112 風魔法Lv112 土魔法Lv112(↑1)
水魔法Lv112 火魔法Lv112 闇魔法Lv112
氷魔法Lv112 雷魔法Lv112 木魔法Lv112(↑1)
塵魔法Lv112 溶魔法Lv112(↑1)灼魔法Lv112
英霊召喚Lv6 禁呪Lv116(↑1)
錬金術Lv97 薬師Lv24 ガラス工Lv27 木工Lv56
連携Lv100e 鑑定Lv95 識別Lv106 看破Lv98
耐寒Lv80e
掴みLv80e 馬術Lv107 精密操作Lv80e
ロープワークLv100e 跳躍Lv50e 軽業Lv50e
耐暑Lv80e 登攀Lv60e 平衡Lv100e
二刀流Lv99(↑1)解体Lv95 水泳Lv64 潜水Lv80e
投擲Lv50e
ダッシュLv60e 耐久走Lv60e 追跡Lv100e(↑1)隠蔽Lv98(↑1)
気配察知Lv100e 気配遮断Lv98(↑1)暗殺術Lv60e
身体強化Lv60e 精神強化Lv60e 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv104
魔法効果拡大Lv103 魔法範囲拡大Lv103
呪文融合Lv103
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv30(↑1)
獣魔化Lv26
召喚モンスター
ヴォルフ 大神Lv42→Lv43(↑1)
器用値 43
敏捷値 101(↑1)
知力値 42
筋力値 56
生命力 56
精神力 43(↑1)
スキル
噛付き 疾駆 跳躍 回避 遠吠え 裂帛 神威
霊能 霊撃 念動 隠蔽 追跡 夜目 匂い感知
気配遮断 魔力察知 魔力遮断 自己回復[大]
物理抵抗[中] 魔法抵抗[大] MP回復増加[中]
耐即死 耐魅了 分身
黒曜 フォレストアイLv41→Lv42(↑1)
器用値 41
敏捷値 88(↑1)
知力値 64
筋力値 41(↑1)
生命力 41
精神力 64
スキル
嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査
夜目 反響定位 奇襲 危険察知 気配遮断
魔力遮断 空中機動 天耳 自己回復[小]
物理抵抗[微] 魔法抵抗[中] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 呪眼 即死 祝福 耐即死
ティグリス 白虎Lv41→Lv42(↑1)
器用値 33
敏捷値 95
知力値 32
筋力値 70(↑1)
生命力 70(↑1)
精神力 33
スキル
噛付き 引裂き 回避 疾駆 追跡 裂帛 霊能
天啓 強襲 隠蔽 夜目 気配遮断 魔力遮断
自己回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[小]
MP回復増加[小] 風属性 共振波 高周波 耐混乱
耐石化 耐即死 風伯変
逢魔 闇鬼狼Lv41→Lv42(↑1)
器用値 43
敏捷値 91(↑1)
知力値 54
筋力値 43(↑1)
生命力 43
精神力 43
スキル
打撃 蹴り 回避 受け 投げ技 関節技 噛付き
疾駆 跳躍 裂帛 呪詛 反響定位 隠蔽 追跡
夜目 気配遮断 魔力遮断 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 変身 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 雷属性
溶属性 暗闇 沈黙 耐暗闇
モジュラス アラクネダッチェスLv41→Lv42(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 65
知力値 65(↑1)
筋力値 30
生命力 30
精神力 64
スキル
噛付き 弓 捕縄術 回避 掘削 振動感知
反響定位 熱感知 夜目 気配遮断 魔力遮断
奇襲 追跡 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP吸収[中]
出糸 罠作成 縫製 吸血 時空属性 光属性
闇属性 風属性 土属性 水属性 氷属性
変化 毒 麻痺 魅了 耐石化 耐魅了
清姫 白蛇姫Lv41→Lv42(↑1)
器用値 51(↑1)
敏捷値 75
知力値 50
筋力値 50(↑1)
生命力 50
精神力 50
スキル
剣 弓 小盾 噛付き 巻付 回避 受け 夜目
匂い感知 熱感知 反響定位 気配遮断 魔力遮断
変化 奇襲 跳躍 軽業 自己回復[中] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] MP回復増加[小] MP吸収[中] 吸血
暗殺術 時空属性 光属性 闇属性 火属性 土属性
溶属性 猛毒 沈黙 魅了 耐魅了
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、テイラー、クーチュリエ、ストランド、ペプチド
バンドル、守屋、シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄
ジンバル、ノワール、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック
オーロ、プラータ、イソシアネート、命婦




