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《フレンド登録者からメッセージがあります》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『極夜』がレベルアップしました!》
《『極夜』のステータスを確認して下さい》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『スコーチ』がレベルアップしました!》
《『スコーチ』のステータスを確認して下さい》
ログインしました。
時刻は午前3時20分。
普段と比べたらちょっと早い。
メッセージは誰かと思えばフィーナさんでした。
スワニーの村で今後の攻略方針について話し合いをしたい、らしい。
王城への進攻ですか?
そうであって欲しいけどね。
開催時刻は今日の午前6時30分からになっている。
参加者へ朝食は奢りになるらしい。
ふむ。
そ、そんな餌でオレが釣られる筈が!
間違いなく、釣られてしまいそうです。
食欲には勝てません。
極夜 ケルベロスLv58→Lv59(↑1)
器用値 30(↑1)
敏捷値 93(↑1)
知力値 29
筋力値 56
生命力 55
精神力 29
スキル
噛付き 回避 疾駆 跳躍 激高 夜目 聞耳
危険察知 追跡 隠蔽 連携 捕食融合 捕食吸収
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[小]
ブレス 火属性 風属性 闇属性 猛毒 毒耐性
スコーチ ミネルヴァオウルLv32→Lv33(↑1)
器用値 39(↑1)
敏捷値 85
知力値 53
筋力値 54(↑1)
生命力 53
精神力 38
スキル
嘴撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査 夜目
反響定位 空中機動 監視 看破 強襲 隠蔽
追跡 気配遮断 危険予知 天啓 睡眠 混乱
自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[微] 耐混乱 耐即死 耐魅了
耐睡眠
確認も終了だ。
では、朝の会合までに夜の狩りを進めたい所だが。
狩りに行く前にポータルガードは見直しておこう。
それにもう一つ、用事がある。
運営アバターだ。
『明日の午前中、キース様ご希望の時間帯に担当者が対応させて頂きます』
「ゲームにおける明日の午前中かな?」
『はい』
「明日の予定も不確かなんだが」
『明後日でも午前中であれば対応させて頂きます』
ふむ。
一応これって誠意のある対応になるんだろうか?
どうもこの運営アバターを通してだと微妙に感じてしまう。
「明日の午前6時以降でどうかな?」
『了解致しました。明日の朝、午前6時以降ですね?』
「ああ」
『明日、ログイン後にこの運営アバターに触れて頂けます様、お願い申し上げます』
「分かった」
運営アバターとなる黒い人形はそのまま動かなくなる。
ふむ。
明日の朝か。
忘れない様にしたいものだ。
どこまでも予定は未定なんだけどな。
午前6時か。
大丈夫、だよね?
一旦は信じてみよう。
では次だ。
ポータルガードは全員いる事だし、見直しするとしよう。
連れ出すのは獅子吼、極夜、雷文、ルベル、ノワールだ。
配備するのは黒曜、ストランド、シリウス、ジンバル、ビアンカにしました。
ポータルガードはどうなった?
黒曜、ジェリコ、クーチュリエ、ストランド、モジュラス、清姫、スコーチ。
守屋、シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、ジンバル、ビアンカ。
そして虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラックだ。
では早速だがサンタ狩りだな。
暗いうちから朝練は良くやったものだ。
布陣は?
テイラー、ペプチド、バンドル、ロジット、キュアノスでスタートです。
最初はテイラーの発光を大いに活用したい。
出来ればアラバスタードラゴンも襲って来て欲しいけどね。
そこまでは贅沢は言えないな。
夜だしアンデッドが数多く出現するだろう。
得物は腐竜王の双杵でいい。
大いに殴らせて貰おう。
狙いはサンタだ。
黒いサンタを狩るのだ。
そこは妥協せずに狩りを進めたい。
場所はピエタの村からスタートしよう。
さて、今日の朝練はどうなりますかね?
昨日の狩りで獲物を狩り尽くしたとは思いたくないが。
まあ行ってみたら分かる事だろう。
《只今の戦闘勝利で【重棍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【看破】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『テイラー』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
運営に言いたい。
アンデッド、多くないですか?
いや、不満って訳じゃないんだが。
得物は腐竜王の双杵だからスケルトン系の相手を殴り破壊するには都合がいい。
反面、ファントムやスペクターロード、ドラゴンスペクターは少々厄介なのだ。
いや、かなり厄介です。
封印が効いていても厄介なのです。
オレも相当に頑張らないといけません。
ロジットとキュアノスに負担を掛けてしまう!
それでも思う。
もう少しレベル高めになりませんか?
ドラゴンスペクターはいらない。
ドラゴンスペクターロードでいい。
ドラゴンゾンビロードもいらない。
ドラゴンゾンビキングでいい。
スケルトンドラゴンロードもいらない。
スケルトンドラゴンキングでいい。
どうせ戦うなら上位の存在であって欲しい。
確かに苦戦ではあっても大苦戦ではないのだ!
テイラーのステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは器用値を指定しましょう。
テイラー ジュエルキャンサーLv32→Lv33(↑1)
器用値 49(↑1)
敏捷値 60
知力値 13
筋力値 103(↑1)
生命力 80
精神力 13
スキル
鋏撃 体当たり 堅守 回避 掘削 泡波 発光
隠蔽 夜目 気配遮断 自己回復[中] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[小] 水棲 闇属性 水属性 火耐性
風耐性 土耐性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ペプチド』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
テイラーの発光は?
順調だ。
但し、周囲の状況がアンデッド多めであるのがいけません。
スカルロード、スカルアサシン、スカルウィザードだってレベル高めであれば文句は無いのだが。
【呪文融合】で組んだ対アンデッドの組み合わせであっという間に弱体化してしまう。
殴るだけで面倒が無くなる。
腐竜王の双杵で頭蓋骨と胸郭を潰してしまえばいいのだ。
数秒で終わる解体作業になってしまう。
そう、作業だ。
達成感が無い!
これは結構、悲しい事なのです。
ペプチドのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは器用値を指定しましょう。
ペプチド ホーリースコルピオンLv32→Lv33(↑1)
器用値 75(↑1)
敏捷値 75(↑1)
知力値 20
筋力値 61
生命力 61
精神力 20
スキル
鋏撃 針撃 堅守 回避 掘削 振動感知 気配遮断
隠蔽 登攀 奇襲 監視 自己回復[微] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] 致死毒 麻痺 暗闇 時空属性 光属性
闇属性 火耐性 風耐性 土耐性 水耐性 毒耐性
ブレス耐性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロジット』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
戦力の底上げも順調であるのだが。
テイラーはこのまま残そう。
ペプチドも余裕が十分にある。
ロジットは?
まだまだ余裕はあるけど交代で。
ポータルガードから外した面々にも経験値稼ぎをさせたい。
相手は半分近くがアンデッドになるような有様だ。
誰でもいいんだけど、ここは獅子吼がいいだろう。
ロジットのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。
ロジット スキュラクイーンLv32→Lv33(↑1)
器用値 48
敏捷値 72(↑1)
知力値 48
筋力値 47
生命力 48(↑1)
精神力 48
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲
変化 墨煙幕 毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽
奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡 捕食融合 魔力察知
魔力遮断 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中] 自己回復[中]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 土属性 水属性 氷属性 呪眼
キュアノスのレベルアップは無かったか。
そこは残念。
では、ロジットは帰還だ。
獅子吼を召喚しましょう。
アイテム剥ぎも邪結晶狙いだけに留めておこう。
まあベリルビーストも少しは剥ぐけど。
魔物の死体も序盤に屠った連中の死体は既に消えている。
そこは少しだけ、悲しいけどね。
もっとだ。
狂気に陥らないとやってられないような大苦戦がしたい。
今の戦闘ではニュートドラゴンも混じっていたけど、不満だ。
やはりアラバスタードラゴンもいて欲しい。
頼みますよ?
《只今の戦闘勝利で【棍棒】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【召喚魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【光魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で職業レベルがアップしました!》
《只今の戦闘勝利で種族レベルがアップしました!任意のステータス値2つに1ポイントを加算して下さい》
いや、だからさ。
序盤に屠ったニュートドラゴンにアラバスタードラゴンの死体が消えてるって!
戦闘時間が間延びになった責任はオレにあるんだけどさ。
テイラーの発光もまた危険だ。
恐ろしい。
まさに容赦無しだ。
手加減出来ない所がもう切ない。
基礎ステータス
器用値 50(↑1)
敏捷値 50(↑1)
知力値 78
筋力値 49
生命力 49
精神力 78
《ボーナスポイントに2ポイント加算されます。合計で39ポイントになりました》
当然だけどこれで終わる訳じゃないよね?
アンデッド系ドラゴンは結構な数がいたのだ。
しかもドラゴンスペクターロード、ドラゴンゾンビキング、スケルトンドラゴンキングも含まれている。
オレの望む大苦戦だったのだ!
しかも戦闘は長時間に迫っていた。
召喚モンスターにレベルアップが無いと怒りますよ?
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『獅子吼』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
時刻は?
午前4時40分だ。
朝のミーティングは何時だったかな?
戦闘時間が間延びしている。
でもテイラーの発光は使わせたい。
苦悩。
ええい、そこはそれ呼んでしまったら屠り続けるしかない!
後2回、使ってしまえ!
獅子吼のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
獅子吼 ダークキメラLv59→Lv60(↑1)
器用値 31
敏捷値 76(↑1)
知力値 31
筋力値 63(↑1)
生命力 66
精神力 31
スキル
噛付き 飛翔 回避 裂帛 匂い感知 熱感知
夜目 気配遮断 捕食融合 捕食吸収 自己回復[中]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[微] MP回復増加[小]
毒 暗闇 ブレス 時空属性 光属性 闇属性
火属性 溶属性 耐暗闇
《捕食融合が発動しました!任意のステータス値2つに2ポイントを加算して下さい》
捕食融合、あったのか。
レベル10毎にあるのか?
今回は伸びが少し悪くなったみたいだけど。
まあ、いいか。
強くなっているのは間違いない。
獅子吼 ダークキメラLv59→Lv60(↑1)
器用値 31
敏捷値 78(↑3)
知力値 31
筋力値 65(↑3)
生命力 66
精神力 31
スキル
噛付き 飛翔 回避 裂帛 匂い感知 熱感知
夜目 気配遮断 捕食融合 捕食吸収 自己回復[中]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小](New!)MP回復増加[小]
毒 暗闇 ブレス 時空属性 光属性 闇属性
火属性 溶属性 耐石化(New!)耐暗闇
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『バンドル』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
他にも捕食融合持ちはいる。
ロジットはちょっと毛色が違っているけど、極夜と雷文には期待出来る。
こうなったら交代させて経験値を稼がせてみよう。
獅子吼とバンドルは交代必至だな。
バンドルのステータス値で既に上昇しているの敏捷値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
バンドル パイロヒュドラLv32→Lv33(↑1)
器用値 46
敏捷値 60(↑1)
知力値 28
筋力値 60(↑1)
生命力 78
精神力 28
スキル
噛付き 巻付 受け 回避 水棲 匂い感知 熱感知
気配遮断 威嚇 奇襲 自己回復[極大] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[小] ブレス 猛毒 火属性 水属性 耐睡眠
耐即死 毒耐性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キュアノス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
おっと。
キュアノスもレベルアップしてたか。
まあいい。
他にも戦力の底上げを狙いたい召喚モンスターはいる。
当然だがテイラーとペプチドは発光を使う間は固定で。
この両者の連携は磨き抜かれたように遅滞が無い。
序盤で支援さえしていたら、ある程度は放置していられる。
オレにしてみても壁役がいてくれると安心だ。
ゴーレム組がポータルガードに配備したままだからその存在は貴重でもある。
有難い事です。
キュアノスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
キュアノス ホーライLv32→Lv33(↑1)
器用値 27(↑1)
敏捷値 78(↑1)
知力値 77
筋力値 27
生命力 27
精神力 78
スキル
飛翔 浮揚 回避 水棲 夜目 変化 同化 魔力察知
物理攻撃透過[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 木属性 氷属性 魅了 耐沈黙 耐即死
精霊変化
では続きだ。
獅子吼、バンドル、キュアノスは帰還で。
極夜、雷文、ルベルを召喚しましょう。
朝までにどこまで粘れるかな?
そこはテイラーの誘引の効果とオレの頑張り次第だ。
《只今の戦闘勝利で【重棍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【受け】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ルベル』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
分かってはいたんだ。
だからこそ笑みを抑え切れない。
序盤、5分程経過した時に襲って来たのがキムクイガーディアン・スレイブだ。
すぐに転がした所までは普段通り。
でもチェンジ・モンスターは敢えて使わなかった。
何故か?
序盤、倒し切ったらダイヤが剥げないからだ!
結局は最後の最後で襲って来てくれたアラバスタードラゴン共々、仕留めた訳で。
結果的には満足していいだろう。
戦闘時間が少々間延びしたのは痛いかもしれないけどね。
ルベルのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
ルベル フェアリークイーンLv31→Lv32(↑1)
器用値 20
敏捷値 83(↑1)
知力値 84(↑1)
筋力値 21
生命力 21
精神力 84
スキル
飛翔 浮揚 堅守 夜目 空中機動 瞑想 魔力遮断
魔力察知 魔力回収 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 氷属性 雷属性 塵属性 溶属性 灼属性
耐即死 耐石化 耐混乱 耐魅了 共鳴 精霊召喚
時刻は午前5時30分だ。
テイラーのMPバーは残り6割。
まだまだ発光は使えるだろう。
それにしても少し気になる。
テイラーの発光はキムクイガーディアン・スレイブにも有効なんだろうか?
相手は超大型の魔物でしかも足が遅い。
悠長に待っていられません。
まあ、いい。
序盤は結構な数の魔人を狩っているし満足だ。
その中には当然、黒いサンタが多数含まれる。
本日は撲殺からだ。
腐竜王の双杵で頭を潰されて行く様は見ていて胸がスッキリする。
憑き物が落ちるようだ。
まあ新たなサンタを目にしたら殺意が新たに生じるんですけどね。
ではテイラーよ、発光を頼むぞ?
これで一旦、区切る事になるし、思いっ切りやってくれ。
さあ魔物に魔人よ、来るがいい。
特にトナカイさん、サンタを連れていらっしゃい!
今やサンタ自身がオレにとってのプレゼントになりつつあります。
《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【連携】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『雷文』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
時刻は?
午前6時20分です。
あ、危なかった!
ミーティングの時間にはギリギリ間に合うよな?
途中から夜が明けつつあった。
しかもアンデッドの襲来が途絶えてもいた。
分かってはいたけど、区切りたくとも全滅させないと区切れないのが辛い所です。
まさに発光、恐るべし。
経験値的には文句無しなんですけどね。
雷文のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
雷文 虎獣鵺Lv59→Lv60(↑1)
器用値 30(↑1)
敏捷値 74
知力値 29
筋力値 66
生命力 66
精神力 30(↑1)
スキル
噛付き 回避 威嚇 飛翔 空中機動 危険察知
匂い感知 熱感知 追跡 夜目 気配遮断 捕食融合
捕食吸収 猛毒 雷属性 自己回復[小] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[小] MP回復増加[微] 分解
《捕食融合が発動しました!任意のステータス値2つに2ポイントを加算して下さい》
やはりあったか、捕食融合。
だが獅子吼と異なり悩ましい。
数字的に言えば筋力値と生命力に振るのが美しいのだが。
片方は敏捷値に振りたいのです。
理由は?
敏捷値だからだ。
単にそれだけです。
雷文 虎獣鵺Lv59→Lv60(↑1)
器用値 30(↑1)
敏捷値 76(↑2)
知力値 31(↑2)
筋力値 66
生命力 66
精神力 30(↑1)
スキル
噛付き 回避 威嚇 飛翔 空中機動 危険察知
匂い感知 熱感知 追跡 夜目 気配遮断 捕食融合
捕食吸収 猛毒 雷属性 自己回復[小] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[小] MP回復増加[小](New!)分解
耐気絶(New!)
インフォに続きは無い。
では剥ぎ取りであるのだが。
キムクイガーディアン・スレイブの甲羅を跳ね上げて船岡が出現している。
ルベルを口の中に突っ込ませてチェンジ・モンスターを使った結果だ。
危なかった。
この手順を使っていなかったら遅刻していたかもしれない。
運が良かったとしか言うしかないな!
剥ぎ取りはキムクイガーディアン・スレイブに留めてさっさと移動だ。
それにこれから行くスワニーの村には他のプレイヤーも多くいるだろう。
今の布陣で訪れるには少々、剣呑過ぎる。
全員、帰還で。
布陣はヴォルフ、ナインテイル、ナイアス、ルベル、ノワールとしました。
これでいいだろう。
急げ、急げ!
ベリルビーストの死体に目移りしてしまうけど、際限が無くなる。
ここは諦めるべきなのだ。
E11マップのエリアポータル、スワニーの村に到着。
村の中はかなりの数のプレイヤーが集まっているようだが。
同時に恐るべき匂いが漂っている。
醤油が焦げる匂いだ。
けしからん。
実に、けしからん!
ナインテイルの尻尾が微妙にその数を増やしているように見える。
いい傾向じゃない。
「あ、キースさん!」
「こっち、こっちです!」
手を振っているのはヘラクレイオスくんだ。
その両隣にヒョードルくんとゼータくんもいる。
いや、その周囲にはサモナー系のプレイヤーが集団となっていた。
目的は分かっている。
臨時の交流会だな?
引き連れている召喚モンスター達なんだが、美人さん達とモフモフなのが多い。
二大勢力と言っていいだろう。
「何の集まりなのか、分かるか?」
「召集したのがフィーナさんですからね。何か独自で動くのかもしれませんけど」
「イベント絡みかもしれませんよ?」
近寄って来たイリーナがオレに差し出したのはおにぎりだ。
但し焼きおにぎりで結構大きい。
中には何かが入っている事だろう。
1個を手にすると早速手にして食べ始める。
でもね、1個じゃ足りないのです。
分かって下さい。
「イベント絡み?」
「錬金術ギルドの総元締めが来てるから」
「何か進展があったのかな?」
食事を摂りながら会話に耳を傾ける。
その一方でアデルが何やらナインテイルに与えたらしい所も見えていた。
尻尾の数が一気に増えてるぞ!
それにしてもゲルタ婆様が来ているのか。
これは何かが起きる予感がする。
「キースさん、もう1個どうですか?」
「2個、貰おうか」
イリーナがバスケットの中から焼きおにぎりを渡してくれるのだが。
笑顔はいいけど、どうして1個だけなんだ?
「腹八分目にした方がいいですよ?」
「えー」
そこは見逃してくれよ!
中身は恐らくだが豚角煮。
本音を言えばもう4個か5個、欲しい所なんですけど!
「5分後にミーティングを開始します!早めにユニオンに参加して下さい!」
「食事がまだの方は申し出て下さい!まだまだありますよー!」
レイナとミオだ。
むう。
まだ食事が余っているならもっと食いたい!
貰いに行こうか?
いや。
これではオレもナインテイルと大差が無くなってしまう。
ここは耐えよう。
『ではミーティングを開始します!』
進行はサキさんか。
そして議長役なのはフィーナさんであるのだろう。
気になるのはそのフィーナさんの横にいるゲルタ婆様だ。
いい雰囲気じゃない。
いや、ゲルタ婆様が機嫌の良い様子を見た事が無いから普段通りなのかもだけど。
『最初に、このスワニーの村周辺での狩りに参加して頂いた各位に感謝を』
『当初の予定では北への進撃を検討する事にしたかったのですが状況が大きく変わりました』
『現在、港町サリナスに大規模な魔物の軍勢が迫りつつあります!』
『魔物の群れは港町サリナスとピエタの村の中間を過ぎた辺りにいます』
共有化されている仮想ウィンドウに動画が表示されている。
朝焼けの風景に見えるけど異なるのは地平線だ。
異様な盛り上がりを見せる小山のような存在。
その上空に舞う幾つもの影。
【識別】は完全に効いてないみたいだが、赤いマーカーが時々点滅している。
間違いなく、亀。
そして魔竜。
かなりの戦力だろう。
実に美味しそうだ。
各所で唸る声、そして嘆息が聞こえて来る。
何を躊躇する事があるんだ?
大規模戦闘もあっていいじゃないの!
『優先で護るべきなのは港町サリナスである事は承知であろう』
ゲルタ婆様の声が響く。
大きくは無いが重たい。
オレの感じる重圧は半端なものではない。
かなり距離はあるんだけどな!
『冒険者ギルドの正式な依頼と思って欲しい。サリナスを死守するのじゃ!』
そう言うとゲルタ婆様は歩み出す。
何故だろう。
オレの方に向かって来るのだが。
何でしょう?
『お主には少し話がある。私に付いて来るがいい』
「へ?」
変な声が出ちゃったじゃないの!
嫌だなあ。
何か面倒な事を押し付けるんじゃないでしょうね?
そこはスワニーの村の外れだった。
周囲には誰もいない。
ゲルタ婆様とオレだけだ。
いや、オレの召喚モンスター達はいるけど。
ユニオンから抜けているからフィーナさん達が何を話しているのかは聞こえて来ない。
それでも人の気配は濃い。
「実はな、王城におる魔竜共の半数がサリナスに向かっておる」
「そんなに、ですか?」
「だが心配は無用。私も防衛に参加する。金紅竜達の眷族となるドラゴン達も来る」
「はあ」
「無論、冒険者達にも期待しておるがな」
ゲルタ婆様の様子は変わらず不機嫌そうに見える。
本気で不機嫌のようなんだが。
「オレニューがやろうとしている事は知っておるじゃろう?」
「ええ、まあ」
「あ奴め、この機会に仕掛けるつもりじゃ。一気に決着させたいようじゃがな」
「もうですか?」
「ここは王城から近いのでな。冒険者全員、この村に置いておく訳にはいかん」
成程ね。
魔物の群れが動くと同時に色々と進行してしまうみたいだ。
「ジュナ様は王女殿下をお護りしながら護国谷へ向かわれておる」
「はい」
「上手く行けば良いのじゃがな、不慮の事態は何事にもあるものじゃ」
どうしたんだろう。
オレなどにこんな話をする理由が思い当たらないんだが。
「お主は色々と予測出来ぬ奴であるようじゃからの。おとなしくサリナスへ行く事じゃ」
「はあ」
ゲルタ婆様の体から魔力が迸る。
僅かに目を細め、意識を集中しているのが分かる。
「サモン・モンスター!」
召喚モンスターが現れる。
3つの影はオレにも見覚えのある姿だった。
灰色の人形。
3体共、レプリカントだ!
ゲルタ婆様が次々と手を触れるとその姿は変化して行く。
オレの目の前には4人のゲルタ婆様が並んでいる!
「話はここまでじゃ。私は旧知のドワーフとダークエルフ達と話し合わねばならんのでな」
「了解です」
「お主には期待しておるぞ?オレニューの弟子にしては奇妙なようじゃが」
「はあ」
「いや、オレニューの弟子であればこそ、奇妙になっておるのやもしれんな」
ゲルタ婆様。
それ、どっちにしてもオレって変だって言ってませんか?
でも面と向かって文句は言えない。
今は4倍になっているのだから尚更だ。
「あ、戻って来たよ!」
「キースさん、こっちです!」
戻ってみたらプレイヤーの数が半分程になってます。
いや、続々と移動をしているのが分かる。
サモナー系プレイヤー達はどうもオレを待っていたようだ。
その数、不明。
召喚モンスターもいるからもう何が何やら!
「サモナー系プレイヤーでユニオンを組んで空中戦を、という事みたいです」
「ふむ。数はどれだけいるんだ?」
「キースさんを含めて73名になりますね」
「そうか」
ふむ。
総勢で400を超える軍勢か。
かなりの戦力になるだろう。
それでもアラバスタードラゴン数頭を相手にまともに戦ったら無傷で済まないだろう。
【英霊召喚】の支援が要る。
「空中戦力は他にもいたと思ったが」
「攻略組も別途、ユニオンを組むみたいですね」
「その方が経験値の分担で文句が出ないし!」
ああ、そうか。
そういう問題も根底にはまだ残っているのね?
それに大規模ユニオンだって規模が大きくなり過ぎても統制は大変な筈だ。
「今回は港町サリナスの防衛戦、ですよね?」
「うん?そうだな」
オレの脳裏に浮かんでいたプランを打ち砕くようにイリーナが語りかける。
おいおい。
先手を打ち過ぎだろう?
「じゃあ移動だ、N1E10マップのエリアポータル、ピエタの村に跳ぼうか」
「え?サリナスじゃないんですか?」
「ああ」
イリーナが顔を歪ませる。
オレの意図を察したみたいだな。
そうだよ?
魔物の後方から接近して偵察するのだ。
勿論、ただ偵察するつもりはないけどね。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv116(↑1)
職業 サモンメンターLv5(召喚魔法導師)(↑1)
ボーナスポイント残 39
セットスキル
小剣Lv86 剣Lv88 両手剣Lv88 両手槍Lv90 馬上槍Lv94
棍棒Lv87(↑1)重棍Lv88(↑2)小刀Lv86 刀Lv87 大刀Lv86
刺突剣Lv86 捕縄術Lv93 投槍Lv93 ポールウェポンLv93
杖Lv99 打撃Lv105 蹴りLv105 関節技Lv105
投げ技Lv105 回避Lv114 受けLv114(↑1)
召喚魔法Lv116(↑1)時空魔法Lv103 封印術Lv102
光魔法Lv99(↑1)風魔法Lv98 土魔法Lv99(↑1)水魔法Lv98
火魔法Lv99(↑1)闇魔法Lv99 氷魔法Lv99(↑1)雷魔法Lv98
木魔法Lv98 塵魔法Lv98 溶魔法Lv99(↑1)灼魔法Lv98
英霊召喚Lv6 禁呪Lv101
錬金術Lv86 薬師Lv17 ガラス工Lv24 木工Lv48
連携Lv96(↑1)鑑定Lv85 識別Lv95 看破Lv82(↑1)耐寒Lv80e
掴みLv80e 馬術Lv96 精密操作Lv80e ロープワークLv93
跳躍Lv50e 軽業Lv50e 耐暑Lv80e 登攀Lv60e
平衡Lv96
二刀流Lv88 解体Lv86 水泳Lv46 潜水Lv77
投擲Lv50e
ダッシュLv60e 耐久走Lv60e 追跡Lv82 隠蔽Lv84
気配察知Lv85 気配遮断Lv84 暗殺術Lv60e
身体強化Lv60e 精神強化Lv60e 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv90
魔法効果拡大Lv89 魔法範囲拡大Lv89
呪文融合Lv89
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e
獣魔化Lv15
基礎ステータス
器用値 50(↑1)
敏捷値 50(↑1)
知力値 78
筋力値 49
生命力 49
精神力 78
召喚モンスター
テイラー ジュエルキャンサーLv32→Lv33(↑1)
器用値 49(↑1)
敏捷値 60
知力値 13
筋力値 103(↑1)
生命力 80
精神力 13
スキル
鋏撃 体当たり 堅守 回避 掘削 泡波 発光
隠蔽 夜目 気配遮断 自己回復[中] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[小] 水棲 闇属性 水属性 火耐性
風耐性 土耐性
獅子吼 ダークキメラLv59→Lv60(↑1)
器用値 31
敏捷値 78(↑3)
知力値 31
筋力値 65(↑3)
生命力 66
精神力 31
スキル
噛付き 飛翔 回避 裂帛 匂い感知 熱感知
夜目 気配遮断 捕食融合 捕食吸収 自己回復[中]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小](New!)MP回復増加[小]
毒 暗闇 ブレス 時空属性 光属性 闇属性
火属性 溶属性 耐石化(New!)耐暗闇
ペプチド ホーリースコルピオンLv32→Lv33(↑1)
器用値 75(↑1)
敏捷値 75(↑1)
知力値 20
筋力値 61
生命力 61
精神力 20
スキル
鋏撃 針撃 堅守 回避 掘削 振動感知 気配遮断
隠蔽 登攀 奇襲 監視 自己回復[微] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] 致死毒 麻痺 暗闇 時空属性
光属性 闇属性 火耐性 風耐性 土耐性 水耐性
毒耐性 ブレス耐性
極夜 ケルベロスLv58→Lv59(↑1)
器用値 30(↑1)
敏捷値 93(↑1)
知力値 29
筋力値 56
生命力 55
精神力 29
スキル
噛付き 回避 疾駆 跳躍 激高 夜目 聞耳
危険察知 追跡 隠蔽 連携 捕食融合 捕食吸収
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[小]
ブレス 火属性 風属性 闇属性 猛毒 毒耐性
雷文 虎獣鵺Lv59→Lv60(↑1)
器用値 30(↑1)
敏捷値 76(↑2)
知力値 31(↑2)
筋力値 66
生命力 66
精神力 30(↑1)
スキル
噛付き 回避 威嚇 飛翔 空中機動 危険察知
匂い感知 熱感知 追跡 夜目 気配遮断 捕食融合
捕食吸収 猛毒 雷属性 自己回復[小] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[小] MP回復増加[小](New!)分解
耐気絶(New!)
バンドル パイロヒュドラLv32→Lv33(↑1)
器用値 46
敏捷値 60(↑1)
知力値 28
筋力値 60(↑1)
生命力 78
精神力 28
スキル
噛付き 巻付 受け 回避 水棲 匂い感知 熱感知
気配遮断 威嚇 奇襲 自己回復[極大] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[小] ブレス 猛毒 火属性 水属性 耐睡眠
耐即死 耐混乱 毒耐性
スコーチ ミネルヴァオウルLv32→Lv33(↑1)
器用値 39(↑1)
敏捷値 85
知力値 53
筋力値 54(↑1)
生命力 53
精神力 38
スキル
嘴撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査 夜目
反響定位 空中機動 監視 看破 強襲 隠蔽
追跡 気配遮断 危険予知 天啓 睡眠 混乱
自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[微] 耐混乱 耐即死 耐魅了
耐睡眠
ロジット スキュラクイーンLv32→Lv33(↑1)
器用値 48
敏捷値 72(↑1)
知力値 48
筋力値 47
生命力 48(↑1)
精神力 48
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲
変化 墨煙幕 毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽
奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡 捕食融合 魔力察知
魔力遮断 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中] 自己回復[中]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 土属性 水属性 氷属性 呪眼
ルベル フェアリークイーンLv31→Lv32(↑1)
器用値 20
敏捷値 83(↑1)
知力値 84(↑1)
筋力値 21
生命力 21
精神力 84
スキル
飛翔 浮揚 堅守 夜目 空中機動 瞑想 魔力遮断
魔力察知 魔力回収 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 氷属性 雷属性 塵属性 溶属性 灼属性
耐即死 耐石化 耐混乱 耐魅了 共鳴 精霊召喚
キュアノス ホーライLv32→Lv33(↑1)
器用値 27(↑1)
敏捷値 78(↑1)
知力値 77
筋力値 27
生命力 27
精神力 78
スキル
飛翔 浮揚 回避 水棲 夜目 変化 同化 魔力察知
物理攻撃透過[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 木属性 氷属性 魅了 耐沈黙 耐即死
精霊変化
召魔の森 ポータルガード
黒曜、ジェリコ、クーチュリエ、ストランド、モジュラス、清姫、スコーチ
守屋、シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、ジンバル、ビアンカ
虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック