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 大小の岩がゴロゴロと転がっている荒地を進んで行く。

 ヘリックスにはやや高度を下げて周囲を探索させていた。

 そうしないとロックワームの判別がつかないようなのだ。

 それはまあ仕方がない。


 次に戦った魔物もロックワームになった。

 たったの2匹である。

 もう対処方法が分かっているので問題なく葬った。

 1匹は戦鬼が持ち上げて地面に向けてボディスラム。

 もう1匹はフォース・バレットの呪文で片付ける。

 戦闘中に呼ばれたのか、もう1匹が寄って来たのだが、戦鬼が地面に叩き付けて終わりである。


 なんともあっけない。

 いや、さっき遭遇したロックワームの群れが異常だったのだろう。

 先に数の少ない方と対戦したかった。

 やはり祖先の供養が足りないのか。



 どのマップでも共通だが魔物が1種だけの筈もない。

 ヘリックスが空を飛んでこちらに向かってくる物体を確認していた。

 森の方から飛来してくるようだ。

 飛んでいる高度は低めである。  

 右斜め後ろからオレ達を奇襲しに来る構えのようだ。


 生憎、もう判明しているけどね。


 オレの目ではまだ確認できる距離にない。

 だがヘリックスは確実にその影を捉えている。

 恐らくは鳥だろう。


 接敵までもう10秒かそこらのタイミングで振り返った。

 目視で魔物の姿を捉える。


 鳥、だよな?

 えらく派手な配色なんですが。

 【識別】してみたら確かに鳥の魔物のようだ。



 火喰いインコ Lv.2

 魔物 討伐対象 アクティブ



 おい。

 インコにしてはデカいって。

 オレの頭を掠めて行ったインコの大きさはヘリックスを軽く超えている。

 あれ、インコと言うよりオウムじゃね?


 青と赤と白、それに少しだけ黒と黄が混じった極彩色のインコは空中で反転するとこっちに向かってきた。

 オレは迎撃の構えだ。


 ヘリックスが魔物に襲い掛かる。

 最初の攻撃は魔物の翼を掠めたが、すぐさま体勢を立て直すと翼に脚爪を食い込ませた。

 なんというアクロバティックな。

 速さ、それに加えて小回りが効いている。

 なんという機動性。


 バランスを崩した魔物は地面に墜落した。

 ヘリックスは魔物の翼を離そうとしない。

 至近距離から魔物の嘴が襲ってくるのを楽々と避けている。

 すげえ。


 無論、オレと戦鬼は魔物に向けてダッシュしている。

 そんなオレ達に魔物が何かを吐き出した。


 最初、それが何なのか分からなかった。

 皮膚に感じる熱さでそれが火である事に気が付くまで暫しの時間が必要だった。

 それでもダッシュし続けていたのが良かったのだろう。

 魔物がヘリックスを引き剥がす。

 同時にオレと戦鬼が翼を掴んでいた。


 魔物が嘴をオレに向けてくる。

 太く短く、そして力強さを備えた凶器だ。

 その頭に何かが落ちてきた。

 リグだ。

 頭を完全に覆い尽くしてしまっている。


 魔物はオレを攻撃する余裕を失ってしまっていた。

 翼はオレと戦鬼に抑え付けられたまま一方的に殴られるがままとなった。

 こうなるともう優勢は覆らない。

 その後は一方的な勝利となった。


 火による特殊攻撃を喰らったとはいえ被害は軽微であった。

 リグ以外は、であるが。

 スライムであるリグのHPバーは半分近くまで減っていたのだ。

 喰らいすぎ。

 スライムが火に弱いのは定番であるが、ここまで弱いとは。

 戦鬼の背中に貼り付いていて、火は直撃してなかった筈なのにこれか。

 今後は気を配らないといけないようだ。


 インコからは定番だが翼が剥げた。



【素材アイテム】極彩色の翼 原料 品質C+ レア度3 重量1

 火喰いインコの翼。装飾用の素材。



 ふむ。

 微妙だ。

 装飾品とかオレには無縁でしょ?



 オレ、ヘリックス、戦鬼はポーションで回復しておく。

 ヘリックスのみ全快、オレと戦鬼のHPバーは9割といった所だ。


 問題はリグなんだが。

 ポーション、効くのかな?

 試しに与えてみた。


 リグは丸まった後、上の部分が少し凹んだ形へと変化していった。

 凹んだ所にポーション液を注いで行く。

 うん。

 ちゃんと回復してくれている。

 どういう理屈でそうなっているのかは分からない。


 ゲームなんだから、さ。

 深く考えたら負けだ。


 リグはそれで8割を超える所にまで回復したようだ。

 当面はこれで凌ごう。

 時間の感覚を開けてもう1本、ポーションを与えたら全快するだろう。



 更に南へと進む。

 どうも森の近くにいるとこいつに襲われる可能性が高くなりそうだ。

 ヘリックスの目は森の上空を時々インコが舞っている所を捉えていた。

 こっちを襲ってくる様子はないようなのだが、警戒するに越したことはない。

 出来れば森は避けたかったのだが。

 目の前に森が広がっている。

 少し歩けばまた火山地帯に戻るのだが。


 致し方ない。

 ここは突っ切ろう。



 森の中は昼間だというのにかなり暗かった。

 足元の茂みも深い。

 ヘリックスは肩に止まらせたままだ。

 インコは遠目にみかけるものの、こっちを襲う気配はない。

 戦闘なしで抜けられるか?

 そんな事はなかった。

 別の魔物に襲われたのだ。


 それはなかなか個性的な一団だった。

 人間よりやや大きめの体格。

 それでいて腰周り以外は全裸。

 粗末そうな槍を持っている奴はまだいい。

 大抵の奴は棍棒持ちである。

 棍棒、というよりただの木の枝だったりするのだろうが。


 その顔は豚のものであった。

 いや、豚に失礼だな。

 豚に近い顔でありながら豚を遥かに醜悪にした顔だ。

 明らかに邪悪。

 【識別】するまでもなく正体は知れていた。



 オーク Lv.3

 魔物 討伐対象 アクティブ



 一番強そうな奴がこうでした。

 オーク、か。

 定番のモンスターだ。

 つまり遠慮はいらないって事でいいよな?


 群れは8匹。

 足元は深い草叢で心許ない。

 それでも期待があった。

 ここの所、厄介な相手ばかりが連続してたので鬱憤が溜まっていたのだ。

 人間に近いサイズならばいける。

 ロッドを手放すとトンファーを手にした。



 先頭にいたオークは戦鬼の拳を顔面に受けて吹き飛んで行く。

 戦鬼はそのまま群れに向かって襲い掛かって行った。

 オレもそれに続く。

 棍棒片手に襲い掛かってきたオークを半身で避ける。

 側頭部に思いっきり肘を入れた。

 トンファーが頭蓋に喰い込むような感触が残った。

 それだけでオークが昏倒してしまう。

 脆い。

 脆すぎる。

 HPバーは吹き飛んでいない。

 ちゃんと半分ほど残っているのだから気絶しただけだろう。


 次のオークは?

 やはり大上段から棍棒を振り下ろしてくる。

 実に大雑把な戦い方だな。

 手首をトンファーで抑えてオークの肘に向けて右膝を下から当ててやる。

 力はいらない。

 梃子の原理とインパクトを与えるタイミングだけだ。

 それで、肘は破壊できる。


「ギィィィィィィ!」 


 奇妙な叫び声が耳に痛い。

 黙らせる意味も含めて喉元に左のトンファーを撃ち込んでやる。

 続けて腹に右のトンファーを喰らわせた。

 それだけで地面に転がってしまう。


 根性見せろよ、オーク共。


 転がったオークの頭をトンファーで数回殴ってやるとHPバーを全て削り切ったようだ。

 次行こう次。


 槍を構えて戦鬼に迫ろうとしていたオークを狙う。

 一気に距離を詰めたら蹴りを放って動きを止めた。

 オレの方に顔を向けるオーク。

 こっち見んな。

 それになによりもオークの息が臭いのだ。


 トンファーを持ったまま首に腕を回してロックする。

 左のトンファーは何も意味を為さないが、右のトンファーはオークの首の右側に押し当てられている。

 そのまま絞めたらどうなるか?

 右拳に頬を当てて頭も使って絞めを厳しくしていく。

 笛のような音がオークの口から漏れていた。

 暴れようとするオークの体から力が抜けて行った。

 気絶で済ませるつもりはない。

 力が抜けた所で首を捻ると同時に挫く。

 オレ自身の体重をかけて、だ。


 骨の折れる音を聞きながら戦況を確認して行った。

 戦鬼は4匹を殴り殺してしまってたようだ。

 1匹はリグに動きを封じられたままジワジワと嬲り殺されつつある。

 オレが仕留めたのは3匹か。


 いや。

 1匹はまだ気絶したままだ。

 喉元に腕を回して首を挫く。

 オークの頭があり得ない角度で傾いた。

 首を傾げる格好だが異様に滑稽に見える。


 戦鬼が一番遠くに放置されていたオークの死体を担いで持ってきてくれていた。


「ゲヒィ!」


 嬉しいんだが会話が成立してない。

 まあ素晴らしい活躍だったし許せるけどな。


 オークの得物である棍棒も槍も品質Eと酷い出来の代物だった。

 回収はパスする。

 で、剥ぎ取りナイフを突き立ててみたが、1匹を除いて何も剥げなかった。

 だが唯一の収穫がなかなかの物のようである。

 【鑑定】してみるとこんな感じだ。



【素材アイテム】アイオライト 品質C+ レア度2 重量0+

 別名ウォーターサファイア。群青色の宝石。

 希少価値はさほど高くないが、加工次第で魔法発動の助けになる事で知られている。



 なんだってオークが宝石とか持ってるんだ?

 よく分からんな。

 だがこいつ等を狩るのに立派な理由が出来たようだ。

 遠慮なく標的にしよう。



 森を抜けるかどうかといった所でもオークに遭遇した。

 今度は10匹以上の群れである。

 いいぞ。

 オレに宝石を寄越しなさい!





 運営に言いたことがある。


 上げてから、落とす。

 落差がある分、ダメージが大きいのですよ。


 やめて。

 期待させておいて何も剥げないだなんて。

 せっかくオークを全滅させたのに。

 やはり運営の設定には悪意を感じる。

 当りの入っていないクジを引かせているんじゃないの?



 森を抜けてまた荒地になる。

 ヘリックスを飛ばして探索をさせていたら、早速魔物を見つけてくれた。

 ロックワームだ。

 但し10匹以上いるだろう。

 まだ魔物とは距離があるし、迂回できなくもないのだが。

 行き掛けの駄賃だ。

 狩らせて貰おうか。



 またです。

 アイテムが何も得られなかった。

 ロックワームは結局、17匹を屠っていた。

 何匹か仲間を呼んだために数が増えたが問題はない。

 使った呪文もエンチャンテッド・ウェポンとフォース・バレットだけで済んだ。

 ダメージもポーションで全快できている。



《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【塵魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【灼魔法】がレベルアップしました!》



 一気に魔法技能がレベルアップしてくれたのだが。

 何故だろう、ちょっと嬉しくない。

 ロックワームめ。

 何故、何も残さないのか。



 納得しきれない気持ちのまま先に進んだ。

 他のマップと違って探索は中々進んでくれない。

 草原を残月で移動するのと訳が違う。

 エリアポータルの影も見えない。

 ずっと、荒地である。

 何よりも風景が単調で滅入りそうになっていた。



 ヘリックスが何かを見付けていた。

 よりにもよってロックワームの群れである。

 またロックワームか。

 だがそれだけではなかった。


 誰かが追われているようだ。


 目視できる距離になると事態の深刻さが一層分かるようになった。

 赤いマーカーで真っ赤だ。

 何匹いるんだ?


 その群れの先頭に緑のマーカーがある。

 1つだけだ。

 これは酷い。


 で、どうしようか。

 どうするオレ。



 結局、戦う方を選択した。

 接近しながらオレ、戦鬼、ヘリックスにエンチャンテッド・ウェポンの呪文を掛ける。

 リグはまあ放置でいいか。

 戦鬼にはフィジカルエンチャント・ウィンドも追加し、敏捷値も底上げしておく。


 ヘリックスが先行した。

 緑のマーカーへと一直線に飛んで行く。

 オレもそれに続く。

 戦鬼はオレよりも速く群れに向けて突っ込んで行った。

 リグが背中に貼り付いたままだ。

 うん。

 放置してて平気かな。

 群れの動きが乱れている様子が分かる。


 オレも近くに寄ってきていた数匹を相手にロッドを振り回して排除して行く。

 フォース・バレットも併用した。

 この魔物は襲ってくるのにも移動するのにも跳んでくる。

 よく観察していれば、回避するのは難しくはない。

 ただ数が多い。

 複数の魔物を同時に正面を向かせないようにしてはいるが、それが中々難しい。

 何回か、際どい攻撃もあったが、致命傷は喰らわずに戦闘を続ける。


 プレイヤーのピンチを助ける、という意味は無論ある。

 正直に言います。

 これだけの数のロックワームを倒したらアイテムの1つ位は拾えるんじゃないの?

 そんな事を考えてました。



 戦い始めて5分は経過しただろうか。

 ロックワームの数は明らかに減ってきている。

 新たに増える魔物の数も減っているのかも知れない。

 逃げていたプレイヤーに追いついた。


 そのプレイヤーはもうボロボロである。

 装備から見て戦士。

 壁役だったのだろう。

 持っている盾は大きい物を使っていた。

 その盾もかなり傷んでいるようだ。


「た、助かります!」


「まだ助かってないって!」


 そう言い返しつつ、戦士に集ろうとする魔物を屠って行く。

 会話が出来る雰囲気ではない。

 非常事態だ、【識別】だけは済ませておく。



 グーディ Lv.7

 ファイター 戦闘中



「仲間は?」


「先に逃げちゃいました!」


 その戦士の攻撃も魔物に当たっているのだが、魔物を倒すには至らない。

 魔物のHPバーは全く減っていない。

 

「攻撃呪文じゃないと倒せなかったのに何で?」


「エンチャンテッド・ウェポンがあれば倒せる!少し耐えて!」


 エンチャンテッド・ウェポンを選択して実行する。

 呪文詠唱の間にも何匹かの魔物を屠る。

 グーディは守りの体勢に徹しているが、HPバーは残り2割もない。

 間に合え。


「エンチャンテッド・ウェポン!」


 呪文の効果を確かめるようにグーディが戦い始めた。

 彼の得物はメイス。

 その一撃で魔物は簡単に潰れて行く。

 飛び掛ってきた魔物を盾で叩き落すと、その魔物も一撃で沈んだ。

 呆けたような顔付きをしているが、今は戦って欲しいな。


「ファイア・ヒール!」


 これでグーディのHPバーも4割近くまで回復した。

 だがそこでオレが失敗した。

 ロックワームの攻撃を避けきれなかったのだ。

 そしてロッドで受けてしまった。


 魔物は呪文で強化されたロッドに自ら突っ込んで屠られていたのだが、ロッドも無事では済まなかった。

 真ん中で、折れてしまっている。

 背中のトンファーを手にする暇もなかった。

 拳で魔物を捌いていく。

 間合いが近いからヒヤヒヤものだ。

 一応、拳で殴っても2回当ててやれば倒せるようだ。

 蹴りならば面倒がないが、足捌きに支障が出るからあまり使うわけにもいかないのだ。


 ようやく攻勢が沈静化した所でトンファーも使う。

 サブウェポンで持ち運んでいたのだが、これにもエンチャンテッド・ウェポンの効果はあったらしい。

 殴ってみたら魔物はその一発だけで沈んでくれる。

 更に魔物の数が減って行く速度が上がるだろう。



 全滅に要した時間はどれほどだったのか。

 10分ほどだったと思う。

 周囲は魔物の死体で正に死屍累々。

 これはアイテムを剥がす作業が大変だ。



《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》

《【氷魔法】呪文のレジスト・アイスを取得しました!》

《【氷魔法】呪文のスケーティングを取得しました!》

《【氷魔法】呪文のフリーズ・バレットを取得しました!》

《只今の戦闘勝利で【木魔法】がレベルアップしました!》

《【木魔法】呪文のレジスト・プラントを取得しました!》

《【木魔法】呪文のフォレスト・ウォークを取得しました!》

《【木魔法】呪文のブランチ・アローを取得しました!》

《只今の戦闘勝利で【二刀流】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『リグ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 氷魔法と木魔法のレベルアップと呪文の追加はいいとして。

 リグの方を先にどうにかしておこう。

 ステータス値で既に上昇しているのは器用値だった。

 任意ステータスアップは筋力値を指定する。


 リグ スライムLv2→Lv3(↑1)

 器用値 12(↑1)

 敏捷値  6

 知力値  6

 筋力値  6(↑1)

 生命力  8

 精神力  5


 スキル

 溶解 形状変化 粘度変化 表面張力偏移 物理攻撃無効



 つかもうレベルアップするのか。

 そして肝心のリグは何処だ?

 戦鬼が近寄ってきているのは見えているんだが。


 いや。

 リグはちゃんといた。

 戦鬼の上半身を鎧の様に覆っていたのだ。

 頭いいな。

 リグはまるでダメージを受けていないのは当然として、だ。

 戦鬼のダメージは2割ほどであった。

 もっと喰らってるかと思ったんだが。



「助けて頂いてありがとうございます。私は戦士でグーディです」


「私はサモナーでキース」


「えっと。もしかして大会本選で見たあのサモナーって」


「え?」


「え?」


 ああ。

 まるで気にしてなかったが、大会本選の様子を動画で公開しているんだっけ。

 妙な所で顔が売れてしまっているようだ。


「いや、それはいいから。仲間が先に逃げたってどういう事なの?」


「お恥ずかしい話ですが」


 そう言うグーディの顔付きは怒りに満ちていた。

 ありゃ。

 なんか世知辛い話になりそうだ。

 魔物の死体の収集は戦鬼に任せて、グーディと一緒に魔物に剥ぎ取りナイフを突き立てていく。

 その作業を進めながら話を聞くことにした。


主人公 キース

種族 人間 男 種族Lv9

職業 サモナー(召喚術師)Lv8

ボーナスポイント残6


セットスキル

杖Lv7 打撃Lv4 蹴りLv5 関節技Lv4 投げ技Lv4

回避Lv5 受けLv4 召喚魔法Lv9 時空魔法Lv2

光魔法Lv4 風魔法Lv5 土魔法Lv5(↑1)水魔法Lv4

火魔法Lv4 闇魔法Lv4 氷魔法Lv3(↑1)雷魔法Lv2

木魔法Lv3(↑1)塵魔法Lv2(↑1)溶魔法Lv2(↑1)

灼魔法Lv2(↑1)

錬金術Lv5 薬師Lv4 ガラス工Lv3 木工Lv4

連携Lv6 鑑定Lv6 識別Lv6 看破Lv2 耐寒Lv3

掴みLv6 馬術Lv6 精密操作Lv6 跳躍Lv3

耐暑Lv3 登攀Lv3 二刀流Lv4(↑1) 

身体強化Lv2 精神強化Lv3 高速詠唱Lv4


装備 カヤのロッド×1 カヤのトンファー×2 雪豹の隠し爪×3 

   野生馬の革鎧+ 雪猿の腕カバー 野生馬のブーツ+

   雪猿の革兜 暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2


所持アイテム 剥ぎ取りナイフ 木工道具一式


称号 老召喚術師の弟子、森守の証、中庸を望む者

   呪文目録


召喚モンスター

ヴォルフ ウルフLv7

残月 ホースLv5

ヘリックス ホークLv5

黒曜 フクロウLv4

ジーン バットLv4

ジェリコ ウッドゴーレムLv3

護鬼 鬼Lv3

戦鬼 ビーストエイプLv3

リグ スライムLv2→Lv3(↑1)

 器用値 12(↑1)

 敏捷値  6

 知力値  6

 筋力値  6(↑1)

 生命力  8

 精神力  5

 スキル

 溶解 形状変化 粘度変化 表面張力偏移 物理攻撃無効

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― 新着の感想 ―
ここまででドロップが出てないモンスターは何かしら条件があるんかねぇ…?例えばドロップになる部分の損傷が激しいとドロップが出ないとか…
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