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『フィーナさん、物資の搬入は予定通りでいいんですか?』
『ええ。防備を固める方針はそのままでいいわ』
『で、どうします』
『相手の動きを常時監視したいけど場所が場所だもの』
『フライの呪文で強行偵察、というのもおっかないですよ、これ』
頭上で会話が飛び交っていた。
ログインしてきたフィーナさんを中心に議論が進んでいる。
話は半分も聞けていません。
サンドイッチが美味いのがいけません。
追加分も堪能してしまいました。
「こっちから急ぎで仕掛ける予定は?」
『無いわ。戦力が揃ってないし』
「そうですか。では独自に少し動いてみます」
『まさかとは思うけど貴方、今からアレに突撃しに行くんじゃないわよね?』
「それはさすがに、ないです」
特攻はしませんよ?
それにあの戦力が相手では勝算が皆無であるのだ。
仮にやるとしたら大規模なユニオン編成で挑む必要がある。
【英霊召喚】も複数、用意しないといけないだろう。
確かに戦力を徐々に殺いでみたくはあるけどね。
出来るかどうかはやってみないと分からないが、リスクは相当高いだろう。
これから行くのは護国谷であるのだ。
そこに変更は無い。
その前にN1E10マップの様子はもう一回見てみようとは思ってますけど。
『東雲、防壁の補修は優先出来る?』
『ここはエリアポータルだ。生半可な手段では攻めてこれんと思うが』
『潜入してくる方を警戒すべきじゃないですかね?』
「いや、ちょっと待って」
思い出した。
空中に浮く移動する島。
それを使って何を狙う?
あの魔神は何ていっていただろうか?
「町に直接、落とす。その可能性もある」
『ええっ?』
「実際にその予定があった事を聞いた。本当に出来るにかどうかは分からないけど」
全員が沈黙。
本当なら逃げ出したくなる展開だろう。
でもまだ相手は動いていない。
時間ならある。
『紅蓮、今すぐに偵察が出来るメンバーを組める?』
『九重だけです』
『1パーティじゃ駄目ね。明日の朝、このN1E9マップの東端へ斥候を出しましょう』
『賛成です。今の内にメッセ出しておきます』
『で、防壁の補修はするんだな?』
『勿論』
さて。
フィーナさん達も動き始めたみたいだ。
こっちも動くとしよう。
「私も明日の朝、ここに来ます」
『そうしてくれたら助かるわ』
フィーナさん達に伝える。
ここでオレにやれる事は少ない。
辞去してしまおう。
『頼りにしとるぞ!』
「お、おう」
東雲に腰を軽く叩かれた。
挨拶なんだろうけどパワーを考えてくれないかな?
吹っ飛びそうになったよ!
ドワーフで筋力値極振りと聞くのだが、どう考えても素の状態ではオレよりも上だろう。
東雲 種族Lv.70 ドワーフ 男性
メイソンメンターLv.8
会話中 戦闘位置:地上
【識別】してみた。
種族レベルは70になってます。
筋力値で初期状態から69をプラスしているって事か。
しかもクラスチェンジ3回を経ているから筋力値に加算がある筈。
素で100あっても不思議じゃないぞ?
皆さん、かなり強くなっている。
この町の防衛は大丈夫、と思いたい所だが。
懸念事項が多い。
魔神。
琥珀竜に雲母竜。
アラバスタードラゴン。
それにあの浮き島だってある。
かなり頑張って頂きたいと思います。
港町サリナスの防壁を出ると布陣の見直しだ。
黒曜は帰還だな。
折威を召喚しましょう。
これにアイソトープを戻そう。
布陣はどうなった?
蒼月、スパッタ、折威、イグニス、アイソトープになった訳だ。
一応、様子見ではあるけどね。
アラバスタードラゴン単体ならもう少し、狩ってみたい。
単なる偵察に終わる訳が無いのでした。
《只今の戦闘勝利で【平衡】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スパッタ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
N1E10マップで偵察?
いいえ、普通に狩りです。
今のアラバスタードラゴンのお供は1頭だけだった。
但しニュートドラゴン。
難易度はかなり高かったと思えます。
【英霊召喚】を使わずにどうにか出来たのは僥倖であるだろう。
こう言ってはアレだけどスタッグドラゴンでも厄介になるというのに。
ニュートドラゴンだとこれか。
かなりオレ好みです。
もう1頭、ニュートドラゴンが出てくるようでは更に大変な事になりそうだ。
恐らく、対応出来る範囲はそこまでが精一杯。
それ以上は切り札が要るだろう。
スパッタのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
スパッタ オーロラウィングLv30→Lv31(↑1)
器用値 37
敏捷値 103(↑1)
知力値 50
筋力値 37(↑1)
生命力 37
精神力 50
スキル
嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 看破 追跡
強襲 危険察知 空中機動 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 光属性 風属性
土属性 雷属性 電離 分解 分身 耐即死 耐混乱
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『折威』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
だがそろそろ、移動すべきだ。
例の空中に浮く島がスパッタの目に見えていた。
位置は?
広域マップによれば動いていない。
今の所は大丈夫のようだ。
そして相変わらずドラゴンが群れているのが見えている。
舌打ちしたくなってきた。
あの中に魔人がいそうな気がする。
しかも名前持ちの奴だ。
内部に潜入して仕留めてやれば島は落ちそうなんだが。
この有様では潜入は難しい。
仕方ない。
ここは予定通り、護国谷に行くとしましょう。
折威のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
折威 アークデーモンLv28→Lv29(↑1)
器用値 28
敏捷値 72(↑1)
知力値 72
筋力値 28
生命力 28
精神力 72(↑1)
スキル
杖 弓 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天 反響定位
空中機動 魔力遮断 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
自己回復[中] MP回復増加[大] 変化 夜目 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性
雷属性 木属性 溶属性 灼属性 魅了 耐魅了
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イグニス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
さて、布陣はどうする?
折威はまだ余力があるが区切るならここでいいかも?
スパッタとイグニスはそろそろ交代させた方が良さそうな領域だ。
残りMPが2割。
普通なら継続させてもいい所だけど相手はアラバスタードラゴンになるかもしれない。
これでは心許無いのです。
一気に交代させてしまおう。
それでいい。
戦力の底上げにもなるしな。
イグニスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
イグニス 朱雀Lv30→Lv31(↑1)
器用値 40
敏捷値 85(↑1)
知力値 55
筋力値 47
生命力 47
精神力 40(↑1)
スキル
嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 霊撃 遠視 夜目
広域探査 強襲 天啓 空中機動 自己回復[大]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小] MP回復増加[中]
火属性 風属性 土属性 溶属性 耐即死 毒無効
では布陣変更で。
スパッタ、折威、イグニスは帰還だ。
ナインテイル、ビアンカ、パンタナールを召喚しましょう。
布陣は?
ナインテイル、蒼月、アイソトープ、ビアンカ、パンタナールとなった訳だ。
「キュ?」
「ピッ!ピッ!」
空中に出現したナインテイルとパンタナールが互いを認識したようだ。
お互いを呼ぶように鳴き声が聞こえてますけど。
空中でじゃれてる?
「ガッ!」
アイソトープが短く一喝。
跳ねるようにナインテイルとパンタナールが距離を置く。
ふむ。
そこまで怒らなくていいぞ、アイソトープ。
今から行く場所には格上のドラゴンがゾロゾロといる。
はしゃいでいられる場所ではないのだ。
テレポートでN2E12マップのエリアポータル、護国谷に到着。
変化は?
ある。
頭上に浮かぶのは島か?
まさか!
『おお、久しいな小さき者よ』
「ども」
門番であろうクラウドドラゴンとブロンズドラゴンに焦るような様子は無い。
再度、頭上を見上げる。
あれって大丈夫なの?
『心配せずとも良い。我等が主、翡翠竜が拠点と共にここへ来ているのだ』
『ここに集結しているドラゴンも増えているのでな』
「そうなんですか。それにオレニュー師匠は?」
『汝の師であれば長老様のいる広間だと思うが』
「了解です」
召喚モンスター達の様子を確認する。
あのアイソトープもこの2頭のドラゴンを前におとなしい。
パンタナールは?
身を縮めて怖がっている様子だ。
ナインテイルも怖がっている。
その一方で蒼月とビアンカは平然としているけど。
ここ最近、来ていなかったからな。
怖がる召喚モンスターがいてもおかしくはない。
大丈夫。
これも慣れると思うよ?
「おお、キースか」
「ども。ご無沙汰してます」
いや、本当に。
結構、久し振りな気がします。
「戦況はどうなんでしょう?」
『拮抗、であろうよ』
『奴等の数が増えているのは気になるが、な』
頭上から声。
金紅竜、黒曜竜、それに翠玉竜だ。
翡翠竜の姿はないけど、上にある浮き島にいるのだろう。
これでは魔神であっても攻め込めそうな感じはしない。
長老格のエルダードラゴンは?
地面に伏せたまま薄目で周囲を見ている。
どうも誰かさんを髣髴とさせる。
そう、ラルゴだ。
「師匠、ジュナさんは?」
「ここから東に幾つか砦があるでな。そこで王城に攻め込む機会を狙っておる」
「では王女殿下も?」
「そうじゃ。避難民をより東に逃がしながら兵力も集めておるでな」
ほう。
港町サリナスからであれば海へ逃げられる。
でも陸側だと逃げ場所は無い。
まだまだ難儀をしている民衆も多そうだ。
「上に翡翠竜の拠点がありましたね」
『うむ。援軍であるな』
「魔人側にも同じような拠点がありました」
「何じゃと?」
「1つは潰れましたが。今、別の1つが港町サリナスの東の方に浮いてます」
『むう』
『何を狙っているのだ?』
互いに視線を交わす金紅竜達。
あの事は伝えておくべきなのかな?
浮き島を落とす計画も魔人にはあった件だ。
「師匠。一つの可能性ですが浮き島を落とすつもりかもしれません」
「何?」
「結界毎吹き飛ばす。そう聞いた事があります、眉唾ではあるんですが」
「うーむ」
考え込む師匠だが。
焦りの色は無い。
困惑、であろうか?
「それだけで結界は潰れるとは思えんがの」
『結界の特性を考えたら乱暴に過ぎる』
『いや、浮き島そのものに他の仕掛けがあるやもしれんな』
成程。
強固な結界でなければ王城だってここにいるドラゴンで簡単に攻略出来てしまうだろう。
まだ何かがある。
オレもあの浮き島で何か見落としがあったのかもしれないな。
「そう言えば。王城にも潜入してみたんですが」
「何じゃと?」
『それはまた無茶な』
「中の様子を見ただけですけど」
確かに無茶かもしれません。
でもね。
戦闘は、無かった。
無かったのです。
あの王弟をぶっ殺してやりたくなったけどね。
アレはきっと、王女殿下の獲物だ。
獲物は横取りしちゃいけませんよね?
「そうか。王だけに留まらず王子も王女もか」
「ええ」
「酷いものじゃ。魔人となったが故かのう」
「どうでしょう。人であるが故かもしれませんが」
「王弟め。その罪に相応しい報いを与えねばならん」
うん。
オレも同意します。
仕留めるのは王女殿下に譲りますけどね。
ダーク・ヒールで回復させながらぶん殴るのであればやってみたいです!
「では、キースよ。お主はこれからどうする?」
「ちょっと訳有りの相手がいるので。鍛錬を続けます」
「鍛錬か。王女殿下から話は聞いておるがの、無茶はするでないぞ?」
「はい」
無茶?
確かに王女殿下の感覚から言えば無茶に見えるかも?
そんな事無いです。
今はもっと魅力的な狩り場もありますから!
『おお!また来たか、小さいの!』
「は、はい!」
驚いた!
急に声を掛けられたので驚いた!
反応が遅いって!
長老格のエルダードラゴンは相変わらずだ。
痴呆症とは違うんだろうけど、病状が悪化しているように見えます。
いや、本当にこれで大丈夫なのかね?
師匠と金紅竜達の元を辞去する。
これからどうするか?
この周囲の状況は聞いてある。
こっちにもアラバスタードラゴンが出現しているようだが、問題なく蹴散らしているらしい。
単に嫌がらせを続けているようなもので、金紅竜級が出てくるとすぐに撤退するようなのだが。
オレと戦うのであれば最後まで付き合ってくれそうだ。
舐められている?
結構だ。
戦えないよりはずっといい。
魔人側は陸上戦力も繰り出している。
そっちの掃討はレッサードラゴンとドラゴンが担当だ。
いい経験値稼ぎになるだろうし獲物を横取りしてはいけません。
戦況は拮抗しているそうだしな。
魔神が現れてもいないようだし。
ここは別の場所に移動して狩りをするとしよう。
狙い目は?
W4d1マップでドラゴン狩りだ。
昼夜逆転だから向こう側はまだ夜。
しかも相手が様々なドラゴンになる。
正直、相性は良くない。
それでも行こう。
斧頭武竜の皮にはそのリスクを背負うだけの価値がある。
確かめてみたい事もあるのだ。
カーズド・シャドウ17連装。
地上で迎撃する手段として使えないかな?
試してみたいぞ!
テレポートでW4d1マップのエリアポータル、幻影の島に到着。
夜だ。
狩り場は夜の湿原だ。
ドラゴンを相手に戦う環境として見たら最悪に近い。
それでもやる。
布陣は?
夜であるのだし蒼月は外そう。
蒼月を帰還させ、召喚したのはヘイフリックだ。
足場の確保は?
氷魔法の呪文、アイス・フィールドを使う。
後ろ向きだが攻撃を凌ぐのに氷の城を出現させるルミリンナも使うかも?
木魔法の呪文、ジャングルも選択肢にある。
だが。
最も重要な呪文がある。
光魔法の呪文、フラッシュ・ライト。
光で暗闇を照らす光球を浮かべるだけの、最も基本的な呪文だ。
ホーリー・ライトに上位置換されているけど、光量を考えたらこっちがいい。
気分は誘蛾灯だ。
青くないですけどね。
(アイス・フィールド!)
足元から氷の通路が伸びて行く。
まずは移動だ。
エリアポータルの幻影の島からは適度に距離を置こう。
(スケーティング!)
氷の上を移動するならこの呪文も欠かせない。
どうも今日は氷魔法を使う頻度が高くなりそうだ。
間違いない。
《只今の戦闘勝利で【棍棒】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【刺突剣】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【二刀流】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヘイフリック』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
フラッシュ・ライトで投影されるドラゴンの影はどれも濃い。
カーズド・シャドウ17連装の効果は?
絶大、と言っていい。
何で今迄、これを思い付かなかったかな?
でも注意すべき点もある。
召喚モンスター達の影に攻撃してはいけません。
その区別は少々、手間だったが幸運な事もある。
どのドラゴンも氷上に単独で佇むオレを優先的に狙っている事だ。
まさに思惑通り。
問題なのはアックスヘッドドラゴンだ。
まだ斧頭武竜の皮が剥げてません!
ヘイフリックのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
ヘイフリック バンパイアデュークLv27→Lv28(↑1)
器用値 46(↑1)
敏捷値 50
知力値 51
筋力値 46(↑1)
生命力 45
精神力 50
スキル
杖 剣 刀 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動 変化
連携 二刀流 気配遮断 宮中儀礼 暗殺術 物理抵抗[大]
魔法抵抗[大] 自己修復[大] MP吸収[中] MP回復増加[小]
奇襲 吸血 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 魅了 真祖化
時刻は午後4時20分
明るくなるまでまだ時間はある。
アックスヘッドドラゴンよ、来なさい!
そして【解体】師匠、お願いします。
是非、お願いします。
言っておくけど降格の危機ですよ?
さて、布陣はどうしよう。
パンタナールはフラッシュライトの位置より上にいる事が多い。
でもアイソトープは獲物となるドラゴン達と誤認する可能性が高い。
帰還させよう。
それにヘイフリックも、だな。
交代で布陣に加えるのは?
フローリンと赤星です。
地上で戦うのはオレと赤星になる。
氷上で迎撃戦だ。
リスクは大きいけど赤星には雲散霧消がある。
大丈夫。
いける、と思う。
さて。
皮の追加は出来ますかね?
挑んでみるとしましょう。
ついでだ、得物も切り替えてみよう。
腐竜王のメイスと転生獅子のレイピアの変則二刀流は調子が良かった。
でもやはり状態異常に頼っている気分になる。
ここはまだ碌に使っていない得物にしよう。
そう、天羽々斬だ!
風属性固定、というのは気になる点だけどね。
実際に使ってみたらいい。
きっと火属性固定の迦楼羅剣、雷属性固定の布都御魂と似ていながら異なる感触になるだろう。
間違いない、と思います。
《只今の戦闘勝利で【両手剣】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【受け】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ナインテイル』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
天羽々斬か。
いいな、これ。
刃身はやや長めで間合いは迦楼羅剣や布都御魂ともまた違う。
それでいて比較的軽い。
どうも特性的には切れ味がいい武器であるようだ。
破壊力は迦楼羅剣と布都御魂の方が上であるように思えます。
使い分けはどうだろう?
そこまで意識しなくて良さそうだ。
今は使い込んで体に慣れておく事を優先したい。
ナインテイルのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。
そして空きスキルがあるんだが。
火、雷、木の3択になってる。
ここは木属性にしよう。
解毒が可能になる木属性は何気に有難いのだ。
ナインテイル 白狐Lv29→Lv30(↑1)
器用値 32
敏捷値 76(↑1)
知力値 71
筋力値 31
生命力 32(↑1)
精神力 71
スキル
噛付き 回避 天駆 空中機動 天啓 霊能 霊撃
夜目 MP回復増加[大] 魔法抵抗[大] 物理抵抗[微]
自己回復[微] 時空属性 光属性 闇属性 風属性
水属性 土属性 氷属性 木属性(New!)耐即死
耐混乱 耐魅了 陽炎
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『フローリン』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
しかしこれ、悩ましいな。
ここのドラゴン達だが傾向が画一ではない。
マッドドラゴン、スワンプドラゴンは直接攻撃は通じ難い。
それでも斬りに行ってますけど。
たまにだけど通じていたりする。
これもクリティカルなのかね?
悪くない。
まあマッドドラゴン、スワンプドラゴンはついでだ。
本命の獲物ではない。
重要なのはアックスヘッドドラゴンなのです。
フローリンのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。
フローリン ゴールデンバットLv27→Lv28(↑1)
器用値 58(↑1)
敏捷値 80
知力値 33(↑1)
筋力値 47
生命力 47
精神力 33
スキル
噛付き 飛翔 反響定位 遠視 回避 奇襲 隠蔽
追跡 監視 気配遮断 魔力遮断 自己回復[微]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小] 吸血 猛毒 暗闇
混乱 麻痺 石化 忘却 催眠 高周波 毒耐性
耐即死 耐暗闇
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『赤星』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
しかし惜しいな。
湿原はそろそろ明るくなろうとしてます。
このまま斧頭武竜の皮狙いでアックスヘッドドラゴンを狩りたい所だが。
明らかに昼間よりも夜の方がいい。
リスクは高いけど、戦闘時間が大いに短縮出来ているからだ。
もう少し間断無く襲って欲しいのだが。
いや、待て。
そこも工夫出来ませんかね?
テイラーだ。
発光でドラゴンが寄ってくれるかどうかは謎だけどね。
しかもアックスヘッドドラゴンだけを呼び寄せてくれる訳じゃない。
それに地下側マップはもう朝です。
今から、というのは止めた方がいい。
やるのであれば明日、ログインしてからにしましょう。
赤星のステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
赤星 スペクターロードLv27→Lv28(↑1)
器用値 45
敏捷値 45
知力値 44
筋力値 45(↑1)
生命力 45(↑1)
精神力 44
スキル
剣 両手剣 棍棒 重棍 小盾 重盾 重鎧 受け
回避 夜目 雲散霧消 魔力遮断 物理抵抗[極大]
魔法抵抗極大] MP吸収[大] 自己修復[大] 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性
邪気
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ビアンカ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
さて。
時刻は午後6時10分。
ここでは朝だけど夕食にしたい。
一旦、召魔の森に戻ろうか。
食事を待つ間、闘技場で対戦も出来る。
いや、長く懸案事項になっていた事を試してみたい。
【錬金術】のメイキング技能、呪符生成だ。
いい加減、試してみないといけませんね!
うん。
そうしましょう。
そして食事後からログアウトするまでの予定は何も無い。
どうしようか?
そこはじっくり悩む事にしましょう。
ビアンカのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
ビアンカ アークエンジェルLv28→Lv29(↑1)
器用値 30
敏捷値 72
知力値 72
筋力値 30(↑1)
生命力 30
精神力 73(↑1)
スキル
杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃 遠視
空中機動 魔力察知 連携 自己回復[微]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 土属性
水属性 木属性 雷属性 氷属性 呪歌 呪曲
「ピ?」
パンタナールを見上げると軽く反応している。
そして例の首を傾げる仕草だ。
インフォはここで終了か。
パンタナールのレベルアップが無い。
それにMPバーは2割程。
ドラゴンの肉を喰ってないからだよ!
これでは夕食後も継続で戦わせるのは酷だ。
仕方ない奴。
召魔の森に戻ったら交代させる事にしよう。
《これまでの行動経験で【鑑定】がレベルアップしました!》
短い時間だったけど斧頭武竜の皮は2つを確保したか。
それでもまだ足りない。
特に戦鬼の分を考えるともっと数が要るだろう。
明日の朝からの予定は決定した。
ここで斧頭武竜の皮を狙って連戦だ!
問題は夕食後の予定が未だに悩ましい所ですけど。
最有力なのは召魔の森の地下洞窟。
地下側マップの探索、海で狩りと続く。
何がいいかね?
ポータルガードの面々がいるようであれば地下洞窟に行ってみよう。
そうだな。
そうしましょう。
テレポートで召魔の森に到着。
ポータルガードの面々がいるのは確定だ!
獅子吼と雷文が出迎えてくれている。
こうなるとやるべき事は決まったな。
夕食後は戦力の底上げも兼ねて地下洞窟に行くとしよう。
その前に食事だ。
食事を待つ間に【錬金術】のメイキング技能、呪符生成も試したい。
明日は朝からの予定が定まっている。
今のうちにやれそうな事はやっておくとしよう。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv110
職業 サモンマスターLv48(召喚魔法修師)
ボーナスポイント残 20
セットスキル
小剣Lv81 剣Lv82 両手剣Lv81(↑1)両手槍Lv85 馬上槍Lv87
棍棒Lv83(↑1)重棍Lv83 小刀Lv82 刀Lv84 大刀Lv84
刺突剣Lv83(↑1)捕縄術Lv86 投槍Lv85 ポールウェポンLv88
杖Lv92 打撃Lv100 蹴りLv100 関節技Lv100
投げ技Lv100 回避Lv108 受けLv108(↑1)
召喚魔法Lv110 時空魔法Lv96 封印術Lv95
光魔法Lv91 風魔法Lv91 土魔法Lv91 水魔法Lv91
火魔法Lv91 闇魔法Lv91 氷魔法Lv91(↑1)雷魔法Lv91
木魔法Lv90 塵魔法Lv90 溶魔法Lv90 灼魔法Lv90
英霊召喚Lv5 禁呪Lv94
錬金術Lv78 薬師Lv17 ガラス工Lv24 木工Lv47
連携Lv90 鑑定Lv80(↑1)識別Lv90 看破Lv78 耐寒Lv80e
掴みLv80e 馬術Lv90 精密操作Lv80e ロープワークLv86
跳躍Lv50e 軽業Lv50e 耐暑Lv80e 登攀Lv60e
平衡Lv91(↑1)
二刀流Lv84(↑1)解体Lv80 水泳Lv35 潜水Lv73
投擲Lv50e
ダッシュLv60e 耐久走Lv60e 追跡Lv64 隠蔽Lv78
気配察知Lv80 気配遮断Lv78 暗殺術Lv60e
身体強化Lv60e 精神強化Lv60e 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv83
魔法効果拡大Lv82 魔法範囲拡大Lv82
呪文融合Lv82
耐石化Lv78 耐睡眠Lv78 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv79
耐暗闇Lv79 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv78 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv78 耐即死Lv77
獣魔化Lv9
召喚モンスター
ナインテイル 白狐Lv29→Lv30(↑1)
器用値 32
敏捷値 76(↑1)
知力値 71
筋力値 31
生命力 32(↑1)
精神力 71
スキル
噛付き 回避 天駆 空中機動 天啓 霊能 霊撃
夜目 MP回復増加[大] 魔法抵抗[大] 物理抵抗[微]
自己回復[微] 時空属性 光属性 闇属性 風属性
水属性 土属性 氷属性 木属性(New!)耐即死
耐混乱 耐魅了 陽炎
フローリン ゴールデンバットLv27→Lv28(↑1)
器用値 58(↑1)
敏捷値 80
知力値 33(↑1)
筋力値 47
生命力 47
精神力 33
スキル
噛付き 飛翔 反響定位 遠視 回避 奇襲 隠蔽
追跡 監視 気配遮断 魔力遮断 自己回復[微]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小] 吸血 猛毒 暗闇
混乱 麻痺 石化 忘却 催眠 高周波 毒耐性
耐即死 耐暗闇
スパッタ オーロラウィングLv30→Lv31(↑1)
器用値 37
敏捷値 103(↑1)
知力値 50
筋力値 37(↑1)
生命力 37
精神力 50
スキル
嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 看破 追跡
強襲 危険察知 空中機動 自己回復[小] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 光属性 風属性
土属性 雷属性 電離 分解 分身 耐即死 耐混乱
折威 アークデーモンLv28→Lv29(↑1)
器用値 28
敏捷値 72(↑1)
知力値 72
筋力値 28
生命力 28
精神力 72(↑1)
スキル
杖 弓 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天 反響定位
空中機動 魔力遮断 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
自己回復[中] MP回復増加[大] 変化 夜目 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性
雷属性 木属性 溶属性 灼属性 魅了 耐魅了
イグニス 朱雀Lv30→Lv31(↑1)
器用値 40
敏捷値 85(↑1)
知力値 55
筋力値 47
生命力 47
精神力 40(↑1)
スキル
嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 霊撃 遠視 夜目
広域探査 強襲 天啓 空中機動 自己回復[大]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[小] MP回復増加[中]
火属性 風属性 土属性 溶属性 耐即死 毒無効
赤星 スペクターロードLv27→Lv28(↑1)
器用値 45
敏捷値 45
知力値 44
筋力値 45(↑1)
生命力 45(↑1)
精神力 44
スキル
剣 両手剣 棍棒 重棍 小盾 重盾 重鎧 受け
回避 夜目 雲散霧消 魔力遮断 物理抵抗[極大]
魔法抵抗極大] MP吸収[大] 自己修復[大] 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性
邪気
ビアンカ アークエンジェルLv28→Lv29(↑1)
器用値 30
敏捷値 72
知力値 72
筋力値 30(↑1)
生命力 30
精神力 73(↑1)
スキル
杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃 遠視
空中機動 魔力察知 連携 自己回復[微]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 土属性
水属性 木属性 雷属性 氷属性 呪歌 呪曲
ヘイフリック バンパイアデュークLv27→Lv28(↑1)
器用値 46(↑1)
敏捷値 50
知力値 51
筋力値 46(↑1)
生命力 45
精神力 50
スキル
杖 剣 刀 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動 変化
連携 二刀流 気配遮断 宮中儀礼 暗殺術 物理抵抗[大]
魔法抵抗[大] 自己修復[大] MP吸収[中] MP回復増加[小]
奇襲 吸血 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 魅了 真祖化
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、リグ、クーチュリエ、獅子吼、逢魔、モジュラス
雷文、清姫、守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、ルベル
虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック




