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 レギアスの村に到着。

 すぐさまリックの露店と優香の屋台の場所へ向かう。

 時刻は午後4時半、まだ夕飯時には少し早い。


 到着すると同時にミオは料理の仕込みの手伝いに走る。

 レイナは幌馬車の中身を不動に手伝わせて露店裏の在庫置き場に移動させていく。

 手馴れたものだ。


 そして屋台裏には見慣れた顔がいた。

 フェイだ。

 ガラス工の職人がなんでここにいるんだ? 


「やあ。ご活躍だったみたいだね」


「お久しぶり。何でこっちに?」


「ガラス工房に篭ってるばかりじゃないって。まあレベル上げにこっちに来てたんだけどね」


「あら。お知り合いだったの?」


 フィーナさんもちょうど来たようだ。

 もうそこからは世間話です。

 オレもガラス工房でポーション瓶を作成していたと聞いて呆れ顔なのが何人かいるが無視しておこう。


「こんばんは」


 更にそこにヘルガと篠原が加わってきた。

 事前にフィーナさんが言っていた件だな。

 検証チームを組む、と言う話だ。


「サキ。これで集まったのかしら?」


「今日の所はこれで精一杯。都合もあったし」


 そこでフィーナさんが全員を見回した。


「サキから連絡が行っていると思うけど、新しい魔法の取得条件を検証するために協力をお願い」


「勿論」


「全然問題ないです」


「大丈夫です」


 答えたのはフェイ、ヘルガ、篠原だ。


「一応、確認したいわ。属性魔法の構成は?言い難い事かも知れないけどお願い」


 先鞭を切ったのはフェイだった。


「僕の場合は火魔法に水魔法。火はレベル5で水はレベル4だね」


「新しい魔法は拾ってないのよね?」


「勿論。普段からレジスト・ファイアとフィジカルエンチャント・アクアの組み合わせで使ってるけど何もなし」


 次は篠原だ。


「僕の場合ですが水魔法がレベル5、風魔法がレベル4です。戦闘でも生産でも特に何もないですね」


 フィーナさんが目で次を促す。

 ヘルガだ。


「私は風魔法がレベル4、土魔法がレベル4です。水魔法はまだレベル3で普段は外してます」


 外す?

 外すって何だろう。


「サキも一応確認をお願い」


「私は水魔法がレベル4で土魔法がレベル4になるわね。水魔法は生産活動、土魔法は戦闘でしか使ってないわ」


「キースの話を聞いた範囲だと、この4名で新しい魔法が取得可能になる可能性がある、ということになるわ」


 全員に目で間違いない事を確認していく。

 ここでオレが挙手。


「すみません。質問いいですか?」


 心の中で『先生』と付け加えておく。

 恥はかいてもいい。

 分からない事をそのままにして知っているような振りをする事こそ恥なのだ。


「外してる、とは?」


 空気が固まった。

 またこれか。



 説明は受けましたとも。

 知らなかったのは当然オレだけだ。


 俗に『外す』と表現していたのは、各種スキルを意図的に機能させない事を示す言葉だった。

 個々のスキルの設定で『控えスキル』の項目をチェックする事ができるようだ。

 纏めて『控えスキル』として『外す』事も『復帰』させる事もできるらしい。

 自分でも試してみた。

 こんな機能があったのね。


 メリットは『外す』事で他のスキルの成長を促す事に繋がるらしい。

 生産系スキルと補助スキル、それに防御スキルや回避スキルには『外す』事に意味があまりないそうだ。

 問題は武器系と魔法系になる。

 実際にオレが陥っている事態が物語っていた。

 まともに成長している魔法スキルは召喚魔法のみだ。


 じゃあ今更何かスキルを『外す』かと言えばそうしなかった。

 だって面倒ですから。

 いいじゃないの、セットしてあっても邪魔にはならないし。



「話を戻すわ」


 お時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした。

 話を進めて頂きたい。


「検証チームはフェイ、篠原、ヘルガ、それにサキの4名と私とレイナで行きましょう」


「私も行きたい!」


「ミオ。貴方には屋台と露店をお願い。前衛は3名で足りているのよ?」


「むう」


 ミオは不満気だがどうにか納得したようだ。


「そしてキース、貴方にも同行して欲しいわ。急に意見を聞かなきゃいけないかも知れないし」


「大丈夫です」


「あ、『ユニオン』を組んで行くなら私達も行きたいです!」


 アデルが手を挙げてそう言った。

 大丈夫なのか?


「貴方達が?」


「森の奥でしたらキースさんに連れられて何度か戦ってます」


「草原で称号も得ました!」


「それに先刻、種族レベルも召喚魔法レベルもアップしました。役に立てると思います」


「キースはどう?」


 フィーナさん、オレに振るんですか?

 概ねこのタイミングでレベルアップした、となるとレベル5といった所か。

 装備さえあればイベントに辿り着くのも可能だろう。


「戦力なら問題ないでしょう」


「そう。では3チームで『ユニオン』を組んで行く事にしましょう」


 全員が無言で同意を示した。

 アデルが異様に発奮してるが大丈夫なのかね?


「場所は森の奥の迷宮。今のうちにログアウトして、再ログインしましょう。1時間後にここに集合で」


「夕食は?」


「少し早いけど再ログインしたら皆で食べてから行きましょうか」


「賛成!」


 アデルの声に全員笑いを誘われていた。

 子供っぽ過ぎてむしろ微笑ましいのだ。



 オレも迷宮向けの布陣にして置こう。

 黒曜は残して残月とヘリックスを帰還させる。

 ジェリコは森の迷宮の入り口で召喚するとして。

 まずは護鬼を召喚した。


「新しい召喚モンスターですね?」


 早速イリーナが食い付いた。

 そういえば『鬼』は恐らく、師匠の召喚モンスターを【識別】していたから召喚できるようになった筈だ。

 彼女達に見せておく価値はあるだろう。


「そう。鬼だよ。名前は護鬼」


「ゴ、ゴキブリ?」


「まさか、G?」


 違うって。

 アデルもイリーナも酷いな。

 イリーナは伏字の分だけまだマシか。


「護衛の護、それに鬼で護鬼、だよ」


「ないわー」


「名前の響きが不味くないですか?」


 むむ。

 役行者を知らないのか?

 役行者、即ち役小角に仕えた前鬼と後鬼。

 後世には戦鬼、護鬼と字を充てる事があったりするんだが。

 知らないか。

 知らないよね。


 さて。

 ここからが本番だ。

 8匹目の召喚モンスターを何にしようか?

 召喚モンスターのリストを仮想ウィンドウに呼び出し、護鬼の下の行を選択する。

 候補リストは護鬼を召喚した時から変わっていない。



 ウルフ

 ホース

 ホーク

 フクロウ

 ウッドパペット

 バット

 ウッドゴーレム

 ビーストエイプ

 鬼

 赤狐

 タイガー

 バイパー

 スケルトン

 スライム



 悩ましい。

 だが前衛にしたいな、とは思っていた。

 既に召喚しているモンスターをもう1体という選択肢もあるが、それでは面白くない。

 よし、決めた。


「サモン・モンスター!」


 地面に描かれた魔方陣の中にモンスターが出現する。

 体格はオレよりやや大きいようだ。

 逞しい筋肉を思わせる体には短く太い剛毛が覆っている。

 その牙と眼の鋭さは護鬼にも劣らない凶悪さを思わせた。

 オレが選んだのはビーストエイプだ。

 猿は猿なのだろうが、凛々しく思えるのは気のせいだろうか。

 名前も付けておく。



 召喚モンスター

 戦鬼 ビーストエイプLv1

 器用値  9

 敏捷値 16

 知力値  4

 筋力値 24

 生命力 24

 精神力  4


 スキル

 打撃 蹴り 投擲 受け 回避 登攀



 うむ。

 実に前衛に向いているステータスだな。 

 ジェリコに比べたら敏捷値が高いのがポイントだろう。

 さすがに筋力値と生命力では及ばないようである。

 それにしても投擲とか、何を投げたらいいのかね?


 少し触ってみると筋肉が凄いです。



「うー、モコモコではあるけどモフモフじゃないー」


「アデルちゃん、そうじゃなくて。私達も召喚できるモンスターに選択肢が増えたんだからそんな事言っちゃダメ!」


 いいぞイリーナ。

 言ってやれ言ってやれ。

 オレは苦笑するしかないからな。


「それで新しい召喚はどうするんだ?」


 イリーナはさほど迷っていないようだ。

 即答してくる。


「私はもう決めてあります。ウッドゴーレムですね」


「ほう」


「森の中を移動させるのは厳しいですから迷宮の入り口で交代させるつもりです」


 そう言うとイリーナはローテカイザーを帰還させて、虎の三毛を召喚した。

 これでイリーナの召喚モンスターの布陣は蛇、虎、鷹、馬、ゴーレムか。

 前衛を強化したのは正解だろう。


 アデルはどうするんだ?

 目を向ける。

 アデルが目を背ける。

 まさか。

 またモフモフにする気じゃなかろうな?

 彼女の布陣は今の所、虎、馬、狼、狐って事になる筈だ。

 暫くイリーナと組むのであれば、迷惑をかける選択はしない方がいいぞ?


「私が言うのもなんだが。イリーナと別れて1人でプレイする時の事も考えておいた方がいいぞ?」


「うー、やっぱりフクロウにします」


 そうだね。

 空中位置の召喚モンスターはいた方がいいですね。

 彼女も馬のまーちゃんを帰還させると新たな召喚モンスターとしてフクロウを召喚した。

 なにやらウンウンと唸っているがきっと名前で悩んでいるのだろう。

 どんな名前になるのかはなんとなく予想がつく。

 ふーちゃん、に賭けよう。


「決めた!名前はふーちゃんで!」


 イリーナは苦笑いだ。

 悩むことなんてないだろうに。

 そんな感じだった。



 皆が三々五々、ログアウトしてから再度ログインして戻ってくる。

 オレにはまあその必要がない訳だが。

 レギアスの村で木材を扱っている工房を覗いて見た。

 無論、戦鬼と護鬼は留守番である。


 工房では端材を交渉して売って貰った。

 ついでにレムトの町で買い忘れた膠や糸も気前良く売ってくれたので助かった。

 工房の主みたいなご老人だったのだが、実に親切であった。

 ついでと言っては何だが、手本だと言って黒曜石と草原鷹の翼で1本矢を組んでくれたんだが。

 品質Bとか凄い。

 まるで手品である。

 この黒曜石の矢は見本として保存しておこう。



 適当に村の様子を見て回って戻って見ると、全員が揃った所だった。


「これで揃った!」


「では一緒に食事にしましょう」


 ミオと優香が振舞ってくれた料理は以前も食べた事があるラタトゥイユに馬肉の煮込みだった。

 昼食が携帯食だったせいか実に旨い。

 そして【鑑定】を忘れていた。

 食べ終わってから気付くなよ、オレ。



「では行くわよ」


「気をつけて」


 フィーナさんとリックが言葉を交わすのを横目に全員でレギアスの村を出た。

 他のプレイヤーと組むのは久しぶりになる。

 しかも大所帯だ。

 それに検証のこともある。

 奇妙な高揚感があった。



 森の中では暴れギンケイ(メス)の襲来があった程度で問題なく踏破してきていた。

 迷宮の入り口でオレとイリーナがそれぞれウッドゴーレムを召喚する。

 当然だがオレの場合はヘリックスを帰還させてからになる。


「この子の名前はゴリアテにします」


 イリーナがウッドゴーレムに名付けたんだが。

 由来を知っていますか?

 いや、確かに勇ましい名前だとは思うのだが。

 オレにしてみたら護鬼の方がいいと思うんですけど。

 これが感性の違いなのか。


 アデルも赤狐のきーちゃんを帰還させて虎のみーちゃんを召喚する。

 攻撃力重視にするようだな。



「では私達から先行するわ」


 フィーナさんのパーティが先導で進んで行く。

 続いてアデルとイリーナのパーティ。

 最後尾がオレのパーティだ。


 3つのパーティで合計3つのフラッシュ・ライトで周囲を照らしている。

 そのうちの1つは勿論オレの呪文である。

 オレと戦鬼、それにジェリコには念のためにノクトビジョンを掛けてある。

 この規模の『ユニオン』を組んでいると、バックアタックもあるらしい。

 前方で戦闘をしているのに別の魔物の襲撃が発生するとか嫌過ぎる。

 フラッシュ・ライトだけでは視野に死角が出来るからまあ念のためだ。

 今日は闘技大会の後、HPMPは全快になっている。

 はぐれ馬を狩った時に使った呪文の分を考慮しても余裕は十分にあるのだ。


 それにフィーナさん達の戦い振りも良く見えるだろう。

 そこも興味があった。

 経路はついでと言っては何だが、迷宮の謎解きルートで行く事になっている。

 このメンバーでここの迷宮のボスをクリアしているのはオレだけだ。

 まあ付き合うのも悪くない。


 先行しているフィーナさん達が魔物と遭遇したようだ。

 早速、観戦するとしよう。



「左に回ったわ!追撃して!」


「右は終わった!あと1匹!」


「ツイン・シュート!」


「足を止めに行くから追撃よろしく!」


 オレが言うのも何だが中々の連携プレーだ。

 フェイがフィーナさんのパーティに加入したのは今回が初めてらしい。

 だがまるで気にならない。

 一言で言えば見事と言う他ない。

 なんと言ってもフィーナさん自身の指示が的確なのだ。


 前衛は中央にフィーナさん。得物は手斧で盾を持っている。

 その左にサキさん。小剣に盾のスタンダードな組み合わせだ。

 右にはフェイ。これも片手剣に盾でスタンダードなスタイルになる。

 後衛は左からレイナ、ヘルガ、篠原と並んでいる。

 全員が弓矢持ちだ。

 ヘルガに比べるとレイナと篠原の防具の性能が高いのでそういう隊列になっている。

 魔法能力ではレイナが一番高く、やや落ちてヘルガ、そして篠原という順番になるようだ。

 弓矢の与えるダメージは篠原が最も高い。

 命中率ならレイナだろう。さすがエルフだ。


 弓矢は足止めにも牽制にもなるが、ここの魔物には効き難い。

 今戦っている魔物のファンガスはまだいいが、ブランチゴーレムは難物になるだろう。

 それ故に矢筒には多目の黒曜石の矢を持ち込んでいた。


 さほど時間もかからずにファンガス5匹を狩り尽くしていた。


 次はアデルとイリーナだ。

 中央への通路でブランチゴーレム4匹と遭遇した。

 彼女達のパーティ編成はと言えば実に解かり易い構成である。

 前衛はウッドゴーレムを中心に据えて両脇を2頭の虎が固めていた。

 後衛にアデルとイリーナが弓矢で支援、フクロウが遊撃となって牽制と奇襲を行う形になる。

 ゴーレムはレベル1の時点でもここで十分に通用するのは分かっている。

 そのウッドゴーレムに更にフィジカルエンチャント・アースで強化していくのだから十分以上に強いだろう。

 両脇の虎の攻撃力も十分に期待できる。

 ブランチゴーレム4匹はさほど問題なく駆逐されていた。

 お見事。


 そして次がオレの番だ。

 とは言えやる事は変わらない訳だが。

 出てきた相手はブランチゴーレム6匹だ。


「ちょっと多くない?」


「全然平気ですよー」


「大丈夫だと思います」


 フィーナさんが懸念を示すが、即座にアデルとイリーナが問題なしの太鼓判を押した。

 何で君達が代弁するのかと。

 まあそれはいいか。

 いつも通り行こう。

 いや、普段と違う所もある

 戦鬼がいるからな。


 一応、戦鬼とジェリコにフィジカルエンチャント・アースの呪文で防御力を強化しておいた。

 後衛の護鬼は黒曜石の矢で援護に回す。

 魔物共がゆっくりとしか迫って来ないので呪文を掛ける余裕は十分にあった。


 次だ。

 一番手前にいた魔物にルート・スネアで転がしておく。

 同時にオレと戦鬼が動く。

 それぞれが魔物に襲い掛かった。

 オレが最初に取り掛かったのは足止めだ。

 手にしていたロッドを手放す。そして。

 投げる。

 そして次の魔物も投げる。

 次も同じく投げる。

 起き上がった奴を転がっている奴の上に投げ落とす。

 足止めしてる間にジェリコが転んでいる奴に止めを刺してくれるだろう。


 戦鬼が暴れる様子も見て取れていた。

 パワーと防御力では確かにジェリコの方が遥かに上だろう。

 だが戦鬼の場合はスピードがある。

 オレ以上に速いだろう。

 ステータス値ではオレとさほど変わらない筈なのだが、実に躍動するかのように動く。

 そしてその攻撃がまた容赦と言うものがない。

 ガチで殴って壊している。

 ブランチゴーレムって木製とは言え凄く硬いんですが。


 最後の1匹はオレが投げて壊した。

 何度投げたかな?

 いい稽古になった。



《只今の戦闘勝利で【木魔法】がレベルアップしました!》



 ほう。

 こっちから先にレベルアップするのか。

 確かに氷魔法や雷魔法に比べるとよく使っている気がする。

 だがそんなに差があるとも思えない。

 氷魔法と雷魔法もレベルアップが近いに違いない。



 原木を剥ぎ終えると先頭交代であるのだが。

 フィーナさん達の表情がおかしい。


「ああ、キース。確認なんだが」


「どうかしたのかな?」


 フェイが代表してオレに何かを聞いてくるようだが。


「本当にサモナー?」


「みたいだよ?」


 今日何度目だよ。

 間違いなくサモナーですが何か?

 いや、目の前にオレの召喚モンスターがいるじゃないの。


「ほら、やっぱり問題なかった」


「これがキースさんの日常です」


 アデルとイリーナの感想がこれだ。

 君達、何か含んでいるでしょ?


「話には聞いてはいたけど想像以上だわ」


「変!」


「おかしいでしょ、これ」


 何気に皆酷いな。

 普通に倒したでしょ?

 魔法使いの端くれらしく呪文も交えてますが?

 どこがおかしいと言うのか。


「いや、これでずっとやっているので」


 そう言うしかないではないか。

 それにやめて。

 その奇人変人を見る目はやめて。

 心に響いちゃうんですよ。

 分かって下さいよ。



 閑話休題。

 さすがにフィーナさん、真っ先に我に帰ったようだ。


「いけない。本題に移りましょう」


「じゃあ次は?」


「ええ。呪文の連続使用を交えて魔物と戦ってみましょう」


 そう。

 それがトリガーとして最も疑われている条件なのであった。

主人公 キース

種族 人間 男 種族Lv8

職業 サモナー(召喚術師)Lv7

ボーナスポイント残11


セットスキル

杖Lv6 打撃Lv4 蹴りLv4 関節技Lv4 投げ技Lv4

回避Lv4 受けLv4 召喚魔法Lv8

光魔法Lv3 風魔法Lv4 土魔法Lv4 水魔法Lv4

火魔法Lv3 闇魔法Lv3 氷魔法Lv1 雷魔法Lv1

木魔法Lv2(↑1)

錬金術Lv4 薬師Lv3 ガラス工Lv3 木工Lv3

連携Lv6 鑑定Lv6 識別Lv6 看破Lv2 耐寒Lv3

掴みLv5 馬術Lv5 精密操作Lv6 跳躍Lv2

耐暑Lv3 登攀Lv3 二刀流Lv3 精神強化Lv3

高速詠唱Lv2


装備 カヤのロッド×2 カヤのトンファー×2 雪豹の隠し爪×3 

   野生馬の革鎧+ 雪猿の腕カバー 野生馬のブーツ+

   雪猿の革兜 暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2


所持アイテム 剥ぎ取りナイフ 木工道具一式


称号 老召喚術師の弟子、森守の証、中庸を望む者

   呪文目録


召喚モンスター

ヴォルフ ウルフLv6

残月 ホースLv4

ヘリックス ホークLv4

黒曜 フクロウLv4

ジーン バットLv4

ジェリコ ウッドゴーレムLv3

護鬼 鬼Lv2

戦鬼 ビーストエイプLv1(New!)

 器用値  9

 敏捷値 16

 知力値  4

 筋力値 24

 生命力 24

 精神力  4

 スキル

 打撃 蹴り 投擲 受け 回避 登攀

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