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《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『クーチュリエ』がレベルアップしました!》
《『クーチュリエ』のステータスを確認して下さい》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『シリウス』がレベルアップしました!》
《『シリウス』のステータスを確認して下さい》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『テフラ』がレベルアップしました!》
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《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『岩鉄』がレベルアップしました!》
《『岩鉄』のステータスを確認して下さい》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『ジンバル』がレベルアップしました!》
《『ジンバル』のステータスを確認して下さい》
ログインしました。
時刻は午前5時30分です。
朝食は?
ゼータくん、それに駿河と野々村と合流してからの予定だ。
今はいい。
それにしても召魔の森の様子が若干違って見える。
その原因は城館だ。
拠点メニューを確認してみたら完成している!
オレの寝室はどうなっているのか、泊まってみたいが。
それは次の機会のお楽しみにしておこう。
クーチュリエ 神魔蜂女王Lv4→Lv5(↑1)
器用値 53(↑1)
敏捷値 78
知力値 40(↑1)
筋力値 22
生命力 40
精神力 23
スキル
針撃 噛付き 飛翔 回避 養蜂 建築 広域探査 夜目
強襲 危険察知 空中機動 追跡 誘引 物理抵抗[小]
魔法抵抗[小] 猛毒 麻痺 魅了 耐石化 耐混乱 隷従
シリウス ホワイトファングLv4→Lv5(↑1)
器用値 37
敏捷値 71(↑1)
知力値 36
筋力値 45(↑1)
生命力 43
精神力 38
スキル
噛付き 疾駆 回避 威嚇 聞耳 隠蔽 強襲 危険察知 追跡
夜目 気配遮断 自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
光属性 闇属性 氷属性 耐即死 耐魅了 ブレス 即死
テフラ ストーンコロッサスLv4→Lv5(↑1)
器用値 28
敏捷値 52
知力値 12
筋力値 73(↑1)
生命力 89(↑1)
精神力 12
スキル
打撃 蹴り 投げ技 投擲 投石 体当たり 物理抵抗[大]
魔法抵抗[中] 自己修復[中] 堅守 拘束 土属性 時空耐性
火耐性 風耐性 水耐性
岩鉄 タロスLv4→Lv5(↑1)
器用値 31
敏捷値 56
知力値 9
筋力値 86(↑1)
生命力 75(↑1)
精神力 9
スキル
棍棒 打撃 蹴り 体当たり 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]
自己修復[小] 受け 夜目 監視 火属性 風耐性 土耐性
水耐性 雷耐性
ジンバル シュバルツレーヴェLv4→Lv5(↑1)
器用値 40
敏捷値 73(↑1)
知力値 21
筋力値 56(↑1)
生命力 57
精神力 21
スキル
噛付き 引裂き 裂帛 回避 疾駆 跳躍 危険察知 夜目
遠目 隠蔽 追跡 監視 気配遮断 物理抵抗[小] 自己回復[小]
魔法抵抗[微] 強襲 闇属性 火属性 土属性 溶属性 毒
毒耐性
確認終了。
そしてポータルガードの面々は久重を除いて狩りに出ているようだ。
まあこれも仕方ない。
《アイテム・ボックス》の中身もいつの間にか色々と増えていた。
当面、欲しいのは蜂蜜だけです。
10瓶以上とか、結構あるな。
4瓶分、持って行こう。
そうそう、オレの装備している鎧兜も海中対応に着替えておこうなね?
では、テレポートで移動しましょう。
行き先はS3E6マップのエリアポータル、混沌への奈落だ。
その前に召喚するのは?
ヴォルフ、ナイアス、ロジット、キュアノス、ノワールにしました。
混沌への奈落では筍が掘れるからだ。
食材は多目にあっても困る事は無い。
約束の時間まで少し余裕があるし、ついでだ。
確保しておこう。
「おはようございます。つか筍!」
「おはようさん。ちょっと掘ってみたらこれだよ」
オレの両手には常闇の筍。
大きさは手頃だ。
全部、品質C+以上ですよ?
まあ探してたのはヴォルフであるし、掘ったのはノワールであって、オレは何も貢献してないけどね。
既にゼータくんと駿河、野々村もログインしていたようだ。
朝食は用意出来ている。
鉄板焼きだ。
しかも他にもプレイヤー達の姿がある。
二郎に譲二、それに宗雄、スズラン、久能、ミハイロフだ。
「押忍!」
「おはようさん!」
「ども」
「やあ!」
挨拶が飛び交う中、料理をしていたテルキーネスに筍を渡す。
焼き筍だな。
早速、2つに割って鉄板の上で焼かれ始めている。
いい音だ。
鉄板の上で焼かれているのは肉に海鮮に野菜の数々。
朝から豪勢なバーベキューパーティーの様相になってる。
違和感があるけど、これはこれでアリなのだろう。
東の空は美しい夜明けの風景が望める。
文句なしだ。
問題なのは朝だって事だけです。
「今日は南の海に?」
「そうなるな」
食事を摂りながら会話も楽しめた。
片付けも終えたし、早速狩りにと言いたい所だが。
明るくなって混沌への奈落の全景が見渡せるようになった。
本格的な建屋が幾つか、建設中のようでもある。
竹林も整備されているようだな。
そして竹編の小屋が幾つも並んでいる。
拠点化が進んでいるのだろう。
「じゃあ出発だな」
「頑張ってねー」
二郎達はここで拠点化の続きであるそうな。
聞けばカヤ達も加わってなのだそうで。
うむ。
設備が充実するのは悪い事ではない。
今後に期待しましょう。
ゼータくん、駿河、野々村とユニオンを組んでテレポートで跳ぶ。
その先は?
海魔監視所の中継ポータルだ。
一転して天気は最悪。
頭上は真っ黒な積乱雲で覆われている。
「じゃあ海中に行くつもりで」
『了解です』
『じゃあ今日はどんな布陣にするかな?』
『普段通りにしておこう』
各々が召喚を始める。
オレは?
ヴォルフとノワールは帰還だ。
アウターリーフとハイアムスを召喚しました。
布陣を確認しましょう。
ナイアス、アウターリーフ、ロジット、キュアノス、ハイアムスだ。
南の海にはティミンがいない。
ユニオンでもあるし、支援役を多めにしてみました。
『アレイオーン?』
『それにゴッズオルカにホーライって』
『格が違ってる!』
「いずれクラスチェンジすると思うよ?」
うん。
特に駿河と野々村の場合、海方面での活躍が長い事が良く分かります。
いや、人魚系を常に配下に入れているかのような感じがする。
徹底しています。
ゼータくんの布陣は?
ホワイトプディング、天竜、ヒュドラ、アーケロン、ヒッポカムポス。
攻撃的な編成だ。
主力は間違いなく天竜とヒュドラだろう。
実に分かり易い。
それにオレが選択していない系統の召喚モンスターがいる。
アーケロンだ。
マーシュタートルがクラスチェンジしたらこいつになるらしい。
もう何度も魔物として見ているけどね。
ゼータくん曰く、海の壁役であるらしい。
で、ゼータくんの得物は?
双角猛蛇の騎士槍になるようだ。
順調に強化が進んでいるみたいだな。
駿河の布陣は?
ブラックゼリー、テルキーネス、サイレンガード、スキュラ、ヒッポカムポス。
野々村の布陣は?
クリアプリン、サイレンガード、テルキーネス、スキュラ、ヒッポカムポス。
徹底的に人魚系が主力になるのね?
まあそれも納得だ。
森林戦で連れ出す程であるのだし。
『実はまだ人魚系がいるんですけどね』
『出来れば5匹全部人魚系にしたい!』
「えー」
それはさすがに極端だ!
自前で泳ぐしかなくなるぞ?
つか既に5匹全部、人魚系に出来るらしいのだが。
これは酷い。
いや、徹底している所は男らしいのだが。
その魂胆もまた男らしい。
意味はまるで違うけど。
「槌頭水竜の皮を持っているのはハンマーヘッドドラゴンって奴だけどね」
『ドラゴン、ですか』
『デプスドラゴンだって単独パーティで狩ってないんですけど』
『レッサードラゴン・デプスでどうにかって所かな?』
「その延長線上だから。いずれは狩れるよ」
まあ最初のうちは格上だらけの魔物を狩る事に専念すべきだな。
ユニオン編成であれば槌頭水竜の皮だって得られるだろう。
単独で狩らないとお題をクリアにならないけど。
オレが着込んでいる鎧兜と同じ装備を作れる筈なのだ。
それは大きなアドバンテージになる筈。
まあ作成依頼をして出来上がるまで、結構時間が掛かっちゃうけどね。
鍵は?
【英霊召喚】だ。
駿河も野々村も【英霊召喚】で海魔襲来の呪文を選択している。
どんな感じになるのか、まだ見てもいない。
海中で使えるものなのかすら不明だ。
でも使えるのであればチャンスはあるだろう。
それに駿河と野々村が夢中になる存在がいる。
サイレンガードにサイレンクイーン。
ケートスガード、ラージャマカラ、ルスカ、それに本命のハンマーヘッドドラゴン?
きっと目の中に入らないかもね。
コール・モンスターで確認。
おお、いる。
呼び寄せる必要は無い。
位置の確認だけでいいのだ。
「まずは軽くこの海域にいる魔物は全部、狩ってみようか」
『軽く、ですか?』
「そう。軽く、だね」
カーム・モンスターズで海上近くの魔物は近寄って来ない。
こっちを襲って来るのは深海にいる強敵のみだろう。
周囲をホーリー・ライトで照らしながら、海底近くを目指す。
最初は何が相手かな?
アウターリーフを始め、召喚モンスターの戦力向上も期待出来る。
まずはS6E6マップの魔物を狩り尽くす勢いでいいだろう。
次は?
S6E7マップですね。
獲物は多い。
狩り尽くすにはかなりの時間が要る事だろう。
《只今の戦闘勝利で【馬上槍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【潜水】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アウターリーフ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『ちょ、ちょっとタイムお願いします!』
『ステータス操作が一気に来てます!』
「うん?ああ、ゆっくりでいいと思うよ?」
駿河と野々村が狩りの合間に何をしていたのか?
それを思えば大した事ではない。
サイレンガードにサイレンクイーンのスクショだ。
今日だけで保管画像がかなり増えただろう。
狩りそのものは大変だった筈だ。
最初に遭遇した所からずっと、興奮している様子が分かる。
全く何をしているんだか。
オレも多少はスクショで画像保管はしているけど頻繁にはしていない。
駿河と野々村の場合は極端だ。
全部、逃すまいとしてます。
恐るべき煩悩。
そしてコレクター気質。
実は羨ましかったりします。
だがこれも悪い事ばかりではない。
戦力の底上げは順調だ。
アイテムも剥げている。
槌頭水竜の皮も全員に1つずつ、確保出来ているのだ。
もう1つずつ確保出来れば鎧兜一式は作れるだろう。
それにクラスチェンジもある。
ゼータくんのホワイトプディングはホワイトスライムに。
アーケロンはアーマードシェルという名の巨大亀になった。
駿河のブラックゼリーはブラックスライムに。
野々村のクリアプリンはクリアスライムに。
他の召喚モンスター達もクラスチェンジが目前に迫っていたりする。
4つのパーティのユニオンなんですけどね。
各々の負担は少ない。
それだけに心が動かされる
駿河と野々村のサイレンガード。
それにアーマードシェル。
揃えたくなってしまう。
海中戦力はそこそこ揃っているとは思うけどね。
特にアーマードシェルは面白そうだ。
船岡は水中でも活動可能だが、泳ぐ所までは行かない。
アーマードシェルの大きさは船岡を既に超えている。
ブルーホエールに迫りそうな巨大な姿なのだ。
恐らくだがもう1つ、クラスチェンジがあるんですけどね。
どこまで大きくなるのか、想像するだけで恐ろしくなる。
でも今は止そう。
優先すべきは現有戦力の底上げなのです。
アウターリーフのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。
もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。
アウターリーフ ゴッズオルカLv2→Lv3(↑1)
器用値 29
敏捷値 79
知力値 28(↑1)
筋力値 52
生命力 50(↑1)
精神力 28
スキル
噛付き 体当たり 回避 水中機動 回遊 跳躍 半水棲
夜目 強襲 呪音 反響定位 振動感知 追跡 天啓
物理抵抗[微] 魔法抵抗[微] 自己回復[小] 光属性
闇属性 風属性 水属性 耐即死 即死
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ハイアムス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
そしてハイアムスもいい調子だった。
いや、狩りそのものがやり易い。
何よりも人魚系の召喚モンスター達の歌の支援が常にあるのだ。
サイレンガードとサイレンクイーンの群れがいても安心です。
無論、封印術と併用しているから人魚系の召喚モンスターの消耗もそう大きくない。
相互の連携次第であるが、ハンマーヘッドドラゴンもかなり戦い易くなる。
まあ苦戦を望むオレからしたら痛し痒しなんですけど。
戦力底上げの為だ。
妥協はしましょう。
ハイアムスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
ハイアムス アレイオーンLv3→Lv4(↑1)
器用値 31
敏捷値 64(↑1)
知力値 31
筋力値 44(↑1)
生命力 52
精神力 31
スキル
噛付き 踏み付け 体当たり 突貫 回避 疾駆 耐久走
奔馬 変化 水中機動 跳躍 水棲 夜目 重装 呪音
振動感知 追跡 騎乗者回復[小] 自己回復[小] 魔法抵抗[小]
MP回復増加[小] 時空属性 光属性 闇属性 水属性 耐魅了
耐暗闇 耐混乱
『お待たせしました』
『もっと貢献出来るようになれていたらいいんですが』
「今のペースで十分だって」
そう。
ゼータくんも駿河も野々村も、ヒッポカムポスに騎乗して突撃を基本にしている。
オレが言うのもアレだけど、かなり危ういように見えてしまう。
生体アーマーがあるからある程度は安心ですけど。
まあ、いいか。
調子そのものはいいのです。
狩りの続きをしましょう。
海中での連携も中々、いい感じになっている。
人魚系召喚モンスターの合唱が心地良いのもいい。
でも支援の枚数はもう少し減らしてもいいかも?
全員、槍を手にして直接攻撃をしてます。
戦闘終盤に限った形ではあるけど、少し不安だ。
そうだな。
ナイアスにロジットはレベルアップしたら交代させようかね?
そう遠くないような気がします。
《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐石化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロジット』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
さて。
そろそろ、駿河と野々村には単独で狩れるか試して貰っても良さそうなんだが。
いや、早いかな?
共にドルイド、レベル20になってます。
種族レベルで換算したらレベル53だ。
えっと。
オレがそれ位の頃って何してたっけ?
もう覚えてません。
ま、もう少し待とう。
そろそろ【英霊召喚】も使えるタイミングだけど、海中で果たして使えるかどうか。
海魔襲来をいきなり実戦で試すのってどうなんだろう?
それに使うにしてもMPバーを全快時の9割相当を必要とするのだ。
無理は禁物だろう。
ロジットのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。
ロジット スキュラクイーンLv4→Lv5(↑1)
器用値 39
敏捷値 60(↑1)
知力値 37
筋力値 38
生命力 38(↑1)
精神力 37
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲 変化 墨煙幕
毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽 奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡
捕食融合 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中] 自己回復[中] MP回復増加[中]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 水属性 氷属性 呪眼
『この皮がキースさんの鎧兜の素材でしたか』
「ああ。サキさんの所であれば作成した実績があるよ」
『早速、依頼すべきですね』
ゼータくんも自らのドラゴンパピー育成を後回しにして駿河と野々村に付き合っている。
無駄にはならないだろう。
いい鎧兜が入手出来るのであるから。
『あ、それって相乗りしていいかな?』
『ここまでで入手した皮はお題に使えないし』
「生産職にとっては纏まってた方がいい筈だな」
ここまで槌頭水竜の皮は1人辺りで2つって所だ。
人魚系の召喚モンスターに加えてヒッポカムポスの鞍もある。
その分まで、となるともっと必要だ。
「人魚系の召喚モンスターの防具にヒッポカムポスの鞍、となるとまだ足りないな」
『まだ、ですかね』
「人魚系の召喚モンスターってどれだけいるんだっけ?」
『嫁ですか?』
『駿河も私もテルキーネスが2名、サイレンガードが2名、スキュラが1名です』
『もう少し増やすかも?』
『因みに全員、正妻ポジションです』
ダメだこいつ等。
既に手遅れだったか。
『ネレイス、スキュラ、サイレンですね』
ゼータくんにして3体いるのか。
オレだとナイアスとロジットで充足しているんですが。
サイレン系も特に欲しいとは思いませんよ?
「狩りのペースを上げよう。今日は装備作成依頼の分を確保する事に充てた方がいいかもね」
『あ、【英霊召喚】の海魔襲来は試したいですね』
『海中で使えるようならラッキー?』
あ、やっぱり。
2人ともちゃんと考えているようだ。
そうですね。
ちゃんと通用するかどうか、確かめておくのも大切だ。
「【英霊召喚】が使えるようになるのは?」
『午前9時20分になったら行けます!』
『午前9時30分、ですね』
「どのタイミングでトライしてみようか?」
『出来ればもう少し、レベルアップしないと厳しいッス』
『昼前、かな?』
ほう、そうか。
ハンマーヘッドドラゴンはサイレンガードとサイレンクイーンを引き連れている場合が多い。
でもいない場合もある。
S6E6マップだけでなく、S6E7マップにだってハンマーヘッドドラゴンはいるのだ。
但し、S6E7マップにいる奴の方がレベル高めだろう。
先にS6E7マップで鍛えようかね?
そしてタイミングを見てS6E6マップでチャレンジ。
これがいいかも?
「ちょっとマップを変えよう。隣のS6E7マップで経験値稼ぎとしよう」
『そっちにもハンマーヘッドドラゴンが?』
「いる。それに谷が無いから、そこは気を付けて」
『了解です』
では、移動だ。
その前に布陣は見直そう。
ロジットは帰還、アプネアを召喚しました。
『うわっ!』
『デカッ!』
『え?モビーディック?』
「イルカ系の進化先だね」
しかしこうして見ると壮観だ。
ゼータくんのアーマードシェルと並ぶアプネア。
2つの巨体が泳ぐ様子は速く泳いでいるように見えない。
ゆったりとしているように見える。
さすがに全長ではアプネアの方が大きい。
でもアーマードシェルの存在感も素晴らしいものがある。
いかんな。
欲しくなってきている。
サイレンガードには食指が動かないけど、水中対応の召喚モンスターも手厚くすべきか?
待て待て。
増えすぎるよ!
もう少し、戦力の底上げが済んでから考えても遅くは無いって!
《只今の戦闘勝利で【潜水】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐沈黙】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アプネア』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
時刻は?
午前10時20分です。
そろそろS6E7マップからS6E6マップに移動してもいいだろう。
「そろそろ、試してみる?」
『えっと』
『やってみてもいいかも?』
そうそう。
今日のうちにクリア出来るのであればトライすべきだと思うのです。
ドラゴンパピー、きっと可愛いよ!
アプネアのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
アプネア モビーディックLv4→Lv5(↑1)
器用値 31(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 33
筋力値 40
生命力 78
精神力 23
スキル
噛付き 体当たり 丸呑み 消化 回避 水中機動 水棲
夜目 共振波 低周波 振動感知 追跡 自己回復[小]
物理抵抗[小] 光属性 風属性 水属性 氷属性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アウターリーフ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『あ、キースさん。メッセが来てます』
「ほう」
『アデルさんからです。何だろ?』
ゼータくんにアデルからメッセ?
何でしょうね。
ちょっと気になる所ではある。
アウターリーフのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
アウターリーフ ゴッズオルカLv3→Lv4(↑1)
器用値 29
敏捷値 80(↑1)
知力値 28
筋力値 52
生命力 50
精神力 29(↑1)
スキル
噛付き 体当たり 回避 水中機動 回遊 跳躍 半水棲
夜目 強襲 呪音 反響定位 振動感知 追跡 天啓
物理抵抗[微] 魔法抵抗[微] 自己回復[小] 光属性
闇属性 風属性 水属性 耐即死 即死
《フレンド登録者からメッセージがあります》
おっと。
ステータス操作を終えたらオレにもメッセージが来ている。
誰から?
アデルからでした。
どうもゼータくんと同じ内容であるような予感がする。
『ドラゴンパピー、召喚しました!』
メッセージそのものは単純そのものだ。
これだけだったのです。
添付画像があるから、そっちがメインなんだろうな。
つか何枚添付してるんだ?
『ドラゴンパピーが続々と増えてますね』
「みたいだな」
移動しながらゼータくんと会話しつつ、駿河と野々村の様子を見る。
MPバーの回復に余念が無い。
かなりやる気になっているようだな。
原因はやはり先刻のメッセージだろう。
アデル、イリーナ、春菜、此花はそれぞれドラゴンパピーを召喚していたからだ。
つか添付画像が酷い。
馬鹿親?
甘やかすんじゃないぞ?
アイソトープはギリギリ間に合ったが、魔物の肉を喰わせ過ぎちゃいかんよ?
返信はしておこう。
釘は刺しておくべきだ。
「そう言えばヒョードルとヘラクレイオスもドラゴンの依頼を?」
『ええ。私とは別口になっちゃってますけど、2人で一緒に頑張っている筈です』
「ほう」
『2回目のお題ですからクリアしたらドラゴンパピーを召喚出来る筈ですね』
成る程ね。
レベルが近いとタイミングも概ね似たような所になるのだろう。
『こっちも目指せドラゴンパピー?』
『だな!』
ふむ。
やる気になってますね?
いい傾向だ。
【英霊召喚】の呪文、海魔襲来を見せて欲しい。
興味がありますよ?
うん。
酷い。
【英霊召喚】の呪文はどれも強力なのは承知している。
でもね、これってアリなんだろうか?
海中でも海魔襲来は、効いた。
効いたんだが、強引に水上戦闘になるとは思わなかったよ!
海上で見た風景は海賊船。
あのハンマーヘッドドラゴンが漁網に絡んで強引に海上に引っ張り上げられていたのです。
どこをどう突っ込めばいいんだろう?
重量的に、おかしくないですか?
だが実際に海上に浮かんだハンマーヘッドドラゴンと海賊達は激戦を繰り広げていた。
そして海上で響き渡る人魚系召喚モンスター達の歌声。
見る間にハンマーヘッドドラゴンのHPバーが減っていた。
全身にロープ付の銛が次々と突き刺さる様子はどう見ても尋常ではない。
これが海賊流なのかね?
それだけで終わらない。
海賊船をハンマーヘッドドラゴンに横付けして直接攻撃をする始末だ。
無論、ハンマーヘッドドラゴンは暴れているのである。
酷い。
酷過ぎる。
だがある意味で見事。
それも否定出来ません。
指揮している英霊様は目立つ人物だった。
思い当たる人物と言えばフランシス・ドレイク。
スペイン語でエル・ドラゴの異名があったと記憶しているが。
確かに悪魔の竜の異名に相応しい。
鬼か悪魔の所業です。
無茶しやがる!
でもね。
一番酷いと思ったのは別の事です。
【解体】だ。
ハンマーヘッドドラゴンから槌頭水竜の皮が剥げる確率は半分も無い。
その筈だ。
なのに駿河、野々村と連続で槌頭水竜の皮を得ているのです。
おかしいだろ?
確率的に考えて。
標準偏差はどうなってますか?
『お題はクリア?』
『その筈、だよね?』
駿河も野々村も呆然としていた。
まあ海魔襲来は酷い有様だったからな。
戦闘に加わる事は出来ていたみたいだけど、完全に目立ってなかったし。
「時間的にはどう?」
『先に防具作成依頼をしてから蒼玉竜の巣に回ろうと思います』
『ログアウト予定時間的にギリギリ?』
そうか。
じゃあここで別れた方がいいかな?
『私も防具作成依頼をしておきたいですね』
「うむ」
ゼータくんも当然、同行だろう。
槌頭水竜の皮で装備を揃えるべきなのだ。
「では、ここで別れておこう」
『ドラゴンパピーを召喚したら連絡しますね』
「成長させる場合の注意点は忘れないように、ね?」
『了解です!』
ゼータくん、駿河、野々村は少し布陣を変更するとテレポートで跳ぶ。
行く先は鶴亀砦、だろうな。
明日は朝食を奢って貰う事になっている。
その時にドラゴンパピーは実際に見る事になるだろう。
楽しみだ。
アイソトープもメジアンも、ドラゴンパピーの時代は可愛かったものだ。
いや、今でも中身は変わってないけどね。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv82
職業 サモンマスターLv20(召喚魔法修師)
ボーナスポイント残 27
セットスキル
小剣Lv47 剣Lv43 両手剣Lv42 両手槍Lv43 馬上槍Lv59(↑1)
棍棒Lv43 重棍Lv42 小刀Lv46 刀Lv53 大刀Lv53
刺突剣Lv49 捕縄術Lv44 投槍Lv51 ポールウェポンLv58
杖Lv70 打撃Lv73 蹴りLv74 関節技Lv73
投げ技Lv73 回避Lv80 受けLv80
召喚魔法Lv82 時空魔法Lv69 封印術Lv67
光魔法Lv62 風魔法Lv62 土魔法Lv62 水魔法Lv63(↑1)
火魔法Lv62 闇魔法Lv63(↑1)氷魔法Lv62 雷魔法Lv62
木魔法Lv62 塵魔法Lv62 溶魔法Lv63(↑1)灼魔法Lv62
英霊召喚Lv5 禁呪Lv60
錬金術Lv51 薬師Lv15 ガラス工Lv20 木工Lv38
連携Lv58 鑑定Lv52 識別Lv58 看破Lv26 耐寒Lv54
掴みLv58 馬術Lv59 精密操作Lv58 ロープワークLv44
跳躍Lv50e 軽業Lv50e 耐暑Lv53 登攀Lv39
平衡Lv59
二刀流Lv51 解体Lv53 水泳Lv24 潜水Lv37(↑2)
投擲Lv50e
ダッシュLv52 耐久走Lv52 隠蔽Lv46
気配遮断Lv46 暗殺術Lv52
身体強化Lv55 精神強化Lv55 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv52 詠唱破棄Lv52
魔法効果拡大Lv55 魔法範囲拡大Lv55
呪文融合Lv50
耐石化Lv39(↑1)耐睡眠Lv40(↑1)耐麻痺Lv42 耐混乱Lv44
耐暗闇Lv44 耐気絶Lv49 耐魅了Lv41 耐毒Lv51
耐沈黙Lv41(↑1)耐即死Lv39
召喚モンスター
クーチュリエ 神魔蜂女王Lv4→Lv5(↑1)
器用値 53(↑1)
敏捷値 78
知力値 40(↑1)
筋力値 22
生命力 40
精神力 23
スキル
針撃 噛付き 飛翔 回避 養蜂 建築 広域探査 夜目
強襲 危険察知 空中機動 追跡 誘引 物理抵抗[小]
魔法抵抗[小] 猛毒 麻痺 魅了 耐石化 耐混乱 隷従
アプネア モビーディックLv4→Lv5(↑1)
器用値 31(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 33
筋力値 40
生命力 78
精神力 23
スキル
噛付き 体当たり 丸呑み 消化 回避 水中機動 水棲
夜目 共振波 低周波 振動感知 追跡 自己回復[小]
物理抵抗[小] 光属性 風属性 水属性 氷属性
アウターリーフ ゴッズオルカLv3→Lv4(↑1)
器用値 29
敏捷値 80(↑1)
知力値 28
筋力値 52
生命力 50
精神力 29(↑1)
スキル
噛付き 体当たり 回避 水中機動 回遊 跳躍 半水棲
夜目 強襲 呪音 反響定位 振動感知 追跡 天啓
物理抵抗[微] 魔法抵抗[微] 自己回復[小] 光属性
闇属性 風属性 水属性 耐即死 即死
ロジット スキュラクイーンLv4→Lv5(↑1)
器用値 39
敏捷値 60(↑1)
知力値 37
筋力値 38
生命力 38(↑1)
精神力 37
スキル
両手槍 噛付き 巻付 打撃 回避 水中機動 水棲 変化 墨煙幕
毒無効 遠視 聞耳 危険察知 隠蔽 奇襲 夜目 怨歌 怨声 追跡
捕食融合 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中] 自己回復[中] MP回復増加[中]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 水属性 氷属性 呪眼
シリウス ホワイトファングLv4→Lv5(↑1)
器用値 37
敏捷値 71(↑1)
知力値 36
筋力値 45(↑1)
生命力 43
精神力 38
スキル
噛付き 疾駆 回避 威嚇 聞耳 隠蔽 強襲 危険察知 追跡
夜目 気配遮断 自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
光属性 闇属性 氷属性 耐即死 耐魅了 ブレス 即死
テフラ ストーンコロッサスLv4→Lv5(↑1)
器用値 28
敏捷値 52
知力値 12
筋力値 73(↑1)
生命力 89(↑1)
精神力 12
スキル
打撃 蹴り 投げ技 投擲 投石 体当たり 物理抵抗[大]
魔法抵抗[中] 自己修復[中] 堅守 拘束 土属性 時空耐性
火耐性 風耐性 水耐性
岩鉄 タロスLv4→Lv5(↑1)
器用値 31
敏捷値 56
知力値 9
筋力値 86(↑1)
生命力 75(↑1)
精神力 9
スキル
棍棒 打撃 蹴り 体当たり 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]
自己修復[小] 受け 夜目 監視 火属性 風耐性 土耐性
水耐性 雷耐性
ジンバル シュバルツレーヴェLv4→Lv5(↑1)
器用値 40
敏捷値 73(↑1)
知力値 21
筋力値 56(↑1)
生命力 57
精神力 21
スキル
噛付き 引裂き 裂帛 回避 疾駆 跳躍 危険察知 夜目
遠目 隠蔽 追跡 監視 気配遮断 物理抵抗[小] 自己回復[小]
魔法抵抗[微] 強襲 闇属性 火属性 土属性 溶属性 毒
毒耐性
ハイアムス アレイオーンLv3→Lv4(↑1)
器用値 31
敏捷値 64(↑1)
知力値 31
筋力値 44(↑1)
生命力 52
精神力 31
スキル
噛付き 踏み付け 体当たり 突貫 回避 疾駆 耐久走
奔馬 変化 水中機動 跳躍 水棲 夜目 重装 呪音
振動感知 追跡 騎乗者回復[小] 自己回復[小] 魔法抵抗[小]
MP回復増加[小] 時空属性 光属性 闇属性 水属性 耐魅了
耐暗闇 耐混乱
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、クーチュリエ、獅子吼、逢魔、極夜、雷文、守屋
シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、ジンバル




