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師匠の家の到着。
早速、家の中に向かうのですがその前に立ち塞がる人物がいる。
誰?
「何者か!」
加えて誰何の声が飛ぶ。
全身を覆うのは革鎧だな。
かなり使い込まれているのが分かる。
兜は装備していなかったから顔は良く見えた。
どう見てもイケメン。
オレの中で僅かに殺意が生じるのを感じます。
手にしている剣は幅広で長さもある。
重量もかなりありそうだ。
オレの脳内で警鐘が鳴り止まない。
本物の殺意を感じます。
竜騎士 辺境伯夫人 プリムラ Lv.2
ドラゴンナイト 警戒中
戦闘位置:地上
あれ?
名前は女性のものじゃないのかな?
それに肩書きも女性である事を示唆している。
辺境伯夫人、とは爵位かね?
だが信じきれない。
この人、オレよりも大きいんですけど?
いや、女性プレイヤーでも体格が大きい方もいたりするし。
本当に女性であるのかもしれない。
でもね。
腰をやや落として大剣を構える姿は様になっている。
これだけを見ていると女性に見えないって!
やや剣呑な雰囲気が生まれている。
召喚モンスター達だ。
でも、ダメ。
騎竜となっているレッサードラゴンは4匹いた筈。
オレが知っている竜騎士に竜騎兵は3名だけだ。
騎竜だけを別の場所で見かけた事ならあるけど。
これでドラゴンを駆るNPCは4人目、だな。
しかも竜騎士か。
どれ程の強さなのか、少し興味があります。
「えっとですね」
「動くな!」
いやだなあ。
こういうの、苦手なんですけど。
「初めまして。サモナーのキース、冒険者をやってます」
「サモナーであるのは見たら分かる!」
はあ。
そりゃそうですな。
召喚モンスターを引き連れているのだし。
師匠のミネルヴァオウルがオレの肩に舞い降りる。
そして飛び立つと竜騎士の肩に飛んでいった。
プリムラの視線がミネルヴァオウルに向く。
生まれた隙は僅かなものだ。
無論、こっちから戦いを挑むような事はしません。
『難儀しておるようじゃな、キース』
「師匠、今はどちらに?」
ミネルヴァオウルから聞こえる師匠の声。
もう、どうにかして欲しいのですけど。
「オレニュー様、この者は?」
『まあ弟子みたいなものじゃがな。挨拶代わりに剣を交えてみてはどうかな?』
「あのー」
師匠。
単純に対戦を見たいだけじゃないですよね?
声だけだが、面白がっている声色だと分かる。
「弟子、なので?」
『まあ、そうじゃな』
微妙な間がある。
気になります。
完全に面白がってますよね?
「この剣、刃引きしておりませんが」
『多少は痛めつけても構わぬと思うぞ』
頭が痛くなってきた。
これをどうしろと?
ジュナさんも難物だがその弟子もまた難物であるらしい。
目の前のイケメンの耳に師匠のミネルヴァオウルが何かを囁いている。
嫌な予感しかしない。
イケメンの顔に浮かぶ表情に変化が。
一体、何を囁かれていたのやら。
笑みが浮かんでやがる。
それがまた、イケメンだ。
女性なんだけど。
「その賭け、乗った!」
「はい?」
問答無用で迫る竜騎士。
いかん。
この人きっと、戦闘狂かもしれない。
笑いながら突っ込んでくるよ!
何この人、怖い!
《只今の戦闘勝利で【投げ技】がレベルアップしました!》
《【投げ技】武技の浦波を取得しました!》
うん。
【投げ技】がレベルアップしているのはそれなりに理由がある。
投げるしかないのだ。
女性を相手にして殴る蹴るは難しい。
大剣を奪うのに脇固めは使ったけど、関節技で痛めつけるのも避けた。
回避し続けるのも、ねえ?
面白くない。
そこで投げの出番です。
いやはや、投げまくり!
大剣を失った竜騎士は何と素手で挑み続けていた。
しつこい。
実に、しつこい!
まあ投げてはいるけど危険な落とし方はしてませんからね。
それにこの人ったら受身は正直、上手じゃない。
怪我をさせにように、投げる。
相応に難しいのです。
竜騎士は?
地面に何度も叩き付けられ、さすがに動けなくなってました。
疲労の色が見える表情はまだイケメンである事に変わりが無い。
本当に女性かね、この人?
そっち方面には大いに受ける体質だろう。
ところで【投げ技】の浦波だって?
オレの知っている浦波かな?
まあいいや。
そうであれば間違いなく使わないだろう。
素でたまに変形で似たような技を使っているし。
「あ、貴方は本当にサモナーであるのか?」
「はあ。一応そうです」
「まるでジュナ様みたいだ」
うん。
それ、褒められたんでしょうか?
オレ的には微妙なんですけど。
師匠の家の地下、その作業場に入ると、既に朝食の用意が出来ていた。
長机に着席しているのは?
オレニュー師匠に竜騎士ラーフェン、竜騎兵グリエル、竜騎兵サビーネ。
ジュナさんは?
別の机の上で突っ伏している。
どうやら酒のようだな。
匂いで分かりますよ?
「勝ったようじゃな」
「はあ」
白々しい。
ミネルヴァオウルを通じて見ていたに違いない。
見ていない筈が無いのだ。
「ジュナさんはいいんですか?」
「酒で潰れているのでな」
そうですか。
やはり酒だ。
食事はニョッキを中心にして結構充実していた。
素朴にして量は十分。
投げられ続けて疲れているであろう竜騎士プリムラも健啖そのものでした。
竜騎兵グリエルは黙々と食事を摂っている。
気になるのはサビーネ王女の食が細い事だ。
竜騎士のラーフェンがなり気にしている様子を見せている。
「さて。これからなんじゃがな」
師匠が竜騎士達を見回す。
先刻までと表情が違っている。
真剣だ。
「こことて安全と言い切れぬ。王女殿下にはより安全な場所に移動させたいが」
「オレニュー様?」
おや?
どうにも変な感じがする。
王女様相手に敬語を使うのは別に不思議ではないのだが。
以前はこんなでしたっけ?
覚えていません。
「私には騎竜を駆る者としての義務があります」
「ですが王女殿下。王家に流れる騎竜に選ばれし血脈は守らねばなりませぬ」
竜騎士ラーフェンの言葉にも違和感。
上下関係が逆転している?
どうもオレニュー師匠と竜騎士ラーフェンは事前に示し合わせていたようだな。
だが何だ?
作業場はかなり広い。
そんな部屋の温度が一気に低下した気がする。
その原因は?
目の前にいる王女様だ。
「私を王女殿下などと!」
空気が凍り付く。
あの師匠も驚愕の表情。
王女様、か。
王位継承権がどうなっているかは知らない。
だがこの威圧感は本物かもね?
でも驚かさないで欲しいものです。
「逃げ回っても面白くないわよねー」
その声の主は?
寝惚けた様子で目を擦るジュナさんだ。
大きく欠伸。
緊迫した空気が一瞬で崩れ去る。
全てが台無しだ。
「ではどうしますので?」
「攻める!」
「その攻める相手が捕捉出来ておりませんのですが」
「じゃあ呼び寄せて、罠に掛ける!」
「ジュナ師匠がおるのでは寄ってくれませんぞ?」
「むー」
メタルスキンがジュナさんに水を持ってきてくれていた。
一気に水を煽るジュナさん。
その様子はまだ酔っているようにしか見えません。
「いっそこっちで建国!」
「枢密院や元老への意趣返しですかな?」
「いいじゃない。悩むの面倒だし!」
師匠とジュナさんの会話が一気に飛躍する。
政治の世界だ。
でもギルド長まで加わったら建国だって出来そうに思えるのが怖い。
「危険だからと言って逃げ回るのを良しとしたくありません!」
「ですが」
「王家だけではありません。故郷をも民をも、そして約定も私と共にあるのです」
ふむ。
正統派の王族、かも?
お堅いったらありゃしない。
もう少しこう、柔らかくなりませんかね?
男装の麗人なのがいけない。
よりお堅く見える。
正直に言おうか?
鎧姿だからだよ!
何だって食事時まで臨戦態勢なの?
オレもそうだけど。
「キースちゃんならこういう時、どうする?」
「王様をぶん殴って正気に戻るか確かめます」
ジュナさんの問いに即答。
あれ?
妙な空気だな。
呆れ顔だ。
冗談なのに。
「ま、気軽な身分ですから」
「よく言った!さすがオレニューちゃんの弟子!」
「いや、それはさすがにマズいですぞ?」
「許す!私の分も殴って良し!」
いかん。
ジュナさんはまだ酔っているようだな。
犯罪者になっちゃったらどうなるんだろう?
PK職の枠になっちゃうのかね?
王様を殴るつもりは無いけど。
「朝食は済みました。竜の手入れがありますので」
王女様はそう言い残すと辞去してしまう。
プリムラとグリエルがその後を追った。
お目付け役、だな。
「どうするかのう」
「やはり説得は難しいのでは?」
「好きにさせておきなさいって!」
オレニュー師匠、竜騎士ラーフェン、そしてジュナさん。
まさに三者三様。
これが立場の違いなのだろう。
オレには意見など無い。
流れに身を任せるのみであるのだ。
全員で庭に出る。
壮観だ。
レッサードラゴン4匹に騎乗する竜騎士に竜騎兵。
この組み合わせは単純にカッコイイと思える。
竜騎士プリムラが磨いているのは槍だ。
他の3名が持つ槍と比べても長い。
オレ持つ亜氷飛竜の騎士槍と比べたら倍の太さがあっておかしくない。
亜氷飛竜のパイクの長さも確実に超えているだろうな。
武器、というかもう兵器だ。
それにしても竜騎士プリムラはどんな膂力があるんだか。
オレもあんな偉丈夫をよく投げ続けていられたな!
そんな彼等の様子を見ている師匠にジュナさん。
何やら話し込んでるけどいいのかな?
「王女殿下に護衛はどうしても要るでしょうな」
「もういるわよ?」
「インビジブルストーカーだけでは不足しませんか?」
「相手によるわね。それに私が常時同行しているんだしいいじゃない!」
うん?
気になる単語が聞こえたが。
「インビジブルストーカー、ですか?」
「そう!キースちゃんもいずれ辿り着くと思うわよ?」
ジュナさんはニヤニヤしているだけだ。
どうしたんだ?
師匠を見る。
何故だろうか、難しい顔をしてます。
「失言じゃったな」
「私のせいじゃないわよね?」
ジュナさんの笑い顔が止まらない。
悪戯小僧だ。
しかも泥酔している悪戯小僧だ。
始末に悪い。
急にヴォルフが緊張する。
何だ?
変化はすぐ傍で起きていた。
ジュナさんの影の中から何かが這い出て来る。
何かを召喚したのか?
いや、既に召喚済みであったのだろう。
バンパイアデュークだ。
オレを見ると微かに笑って目礼。
そのまま影の中に沈んで行く。
「護衛、追加しておいたわよ?」
「助かります」
「気の回し過ぎじゃない?それよりも」
ジュナさんの目がオレに向けられる。
いかん。
嫌な予感しかしない。
「キースちゃんの召喚モンスターも、見たい!」
「はあ」
そう来ますか。
まさにマイペース。
泣く子と地頭と師匠の師匠には勝てない。
付き合うしかないな。
「ド、ドラゴン?」
「しかも2匹?」
驚きの声は竜騎士達から上がっていた。
師匠とジュナさんは?
驚く様子は無い。
ただ満足そうな様子ではあったけど。
アイソトープとメジアンはがゆっくりとレッサードラゴン達に近寄っている。
こら。
喧嘩しちゃダメだぞ?
だが心配する必要は無かったみたいだ。
むしろ甘えるかのような様子。
ああ、そうか。
まだドラゴンパピーの気分であるのかもしれない。
急速にレベルアップさせているからな。
昨今はレベルアップのペースが相当遅くなってますけどね。
「キースちゃんも成長しているみたいじゃない?」
「ですな」
「いずれ助力を頼んでもいいんじゃないかしらね?」
そう言うとジュナさんがオレの頭をポンポンと叩く。
うん。
子ども扱いだね!
《称号【老死霊術師の祝福】を得ました!》
うん?
称号、だと?
「弟子にまで迷惑を掛けてはいけませんでしょうな」
「あら?師匠にはいいのかしらねえ」
会話は普段通りに進んでいる。
今の称号は?
師匠から与えられた称号、老召喚術師の後継者とは別で追加になっている。
称号、増えちゃった。
称号関係は未だにどんな効力があるのかが不明なんですけどね。
何かを認められたんだろうな。
それが召喚モンスターの成長を見てのものであるのか。
格闘戦を通じてのものであるのか。
そこが問題かもしれない。
師匠の家を辞去する事にしました。
王国で何かが起きているように思えるけど、オレに出来る事なんて高が知れている。
まあ久し振りに師匠達の顔を見ただけでも、良かったと思う。
結構、大変な目に遭っているように思えるが、心配する必要は無いみたいだ。
師匠もジュナさんもまだまだ先にいる。
それが再確認出来ただけでも成果と言えるだろう。
特にジュナさんは恐ろしい。
おっぱいで窒息させられる所だったのだ。
あんな技はオレには真似出来ない。
ジュナさんも謎だらけだな。
格闘戦でも底が見えていないし。
行動がまるで子供ですけど。
では、どこに行こうか?
N4u1マップのエリアポータル、砂上のオベリスクから南下しよう。
布陣はどうする?
言祝、蒼月、スパッタ、イグニス、ビアンカで。
蒼月に騎乗するとそのまま空の住人となった。
眼下に師匠の家を見ながら旋回する。
両手を揚げているジュナさんの姿がやたらと目立ってます。
うん。
やっぱり、子供っぽいなあ。
テレポートで砂上のオベリスクに到着。
時刻は午前9時ちょうど。
それでは南下してみましょう。
想定される相手はもう分かっている。
サムサラスフィンクスとサムサラスピンクス。
エルダースフィンクス、それにエルダーススピンクスもいる。
地上にはサンドコロッサス。
だがこいつはもうスルーしていいかも?
魔珪砂を使ってホムンクルスは既に追加出来ている。
空中を移動する事を優先だ。
剥ぎ取り作業の際には地上に降りないといけないから襲われる事もあるだろう。
来る者は迎撃で。
去る者は追撃で。
ダメージだけ与えて逃げるような輩は一番許してはいけません。
そこは徹底しましょう。
では、南下だ。
天気は快晴。
いい狩りが出来そうな予感がします。
《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐寒】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐暑】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【平衡】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐石化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐麻痺】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『言祝』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
【耐寒】と【耐暑】が同時にレベルアップしてしまう不思議。
氷属性の攻撃も火属性の攻撃も喰らっているからだろうけどね。
【耐寒】は高度も関係しているだろう。
天空マップと思えるんだが、ちゃんと高度の影響がある。
寒い。
そして空気が薄い。
何よりも魔物が強い!
そして幾つか分かる事もある。
高度を思いっ切り上げてもドラゴンは出現しません。
その代わりにサムサラスフィンクスとサムサラスピンクスはちゃんと襲って来ます。
しかも、強いように思えるのだが。
気のせいか?
いや、気のせいではない。
墜落した死体が酷い事を除けば順調だ。
順調なのだ。
ここはこのまま、進んでいい。
言祝のステータス値で既に上昇しているのは知力値だ。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しました。
言祝 アークデーモンLv5→Lv6(↑1)
器用値 24
敏捷値 62
知力値 63(↑1)
筋力値 24(↑1)
生命力 24
精神力 63
スキル
刺突剣 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天 反響定位
空中機動 自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 水属性 塵属性 呪眼 耐即死
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『蒼月』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
広域マップによればもうすぐN3u1マップになる筈。
色々とこのN4u1マップではお世話になったな。
まだ課題が残ってますけどね。
転生獅子の針に転生獅子の爪です。
まだ何も手を付けていない。
今日の昼食待ちの時間で武器にしてみる予定だ。
その前に死に戻らなければ、ですけど。
天空では各マップで出現する相手の強さがそう大きく変わっていない気がする。
エリアポータル解放戦では差があるような気がするけど。
法則があるのかもだが、気にしても始まらない。
前に進むだけです。
蒼月のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
蒼月 麒麟Lv6→Lv7(↑1)
器用値 31
敏捷値 68(↑1)
知力値 42
筋力値 37
生命力 37
精神力 31(↑1)
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆 耐久走 奔馬
蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視 広域探査 強襲 危険察知
空中機動 霊能 騎乗者回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[小] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ビアンカ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
ビアンカの主武装は星天弓に固定になりつつある。
この星天弓、人形組とは逆でビアンカと相性がいいのは確実だ。
問題はMPバーを消費する特性だが、ビアンカの場合はそう大きく減らない。
このまま使わせましょう。
課題は?
如意輪錫杖だ。
使わせてみたけど思っていたような効果にならない。
ある意味で仕方ないかもしれないな。
ビアンカの持つ裁きの杖だが、ダイヤモンド、サファイア、トパーズを嵌めてある。
その補正値はオレの身に着けている首飾りよりも上なのだ。
いきなり空中戦になったからオレ自身で確かめる機会が無くて困ってます。
ま、後回しでいいや。
ビアンカのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
ビアンカ アークエンジェルLv4→Lv5(↑1)
器用値 22
敏捷値 63(↑1)
知力値 65
筋力値 22
生命力 22
精神力 65(↑1)
スキル
杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃 遠視 空中機動
自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性 木属性
雷属性 氷属性 呪歌
ところで、布陣はどうしよう?
アイテムを剥ぎながら考える。
未見の相手がいる事を前提に、となるとスパッタとイグニスは外したくない。
言祝もビアンカもまだ粘れるけどMPバーが半分以下なのも確かだ。
ここは無理させずに交代で。
言祝とビアンカは帰還、ヘザーとキュアノスを召喚しましょう。
既にN3u1の様相も遠目ではあるが確認出来る。
大きな川がある森林地帯だ。
さて、どんな魔物に遭遇出来るのかね?
少し高度を取ろう。
森の中からいきなり奇襲という可能性もあるのだ。
時刻は午前11時10分。
少し様子を確かめたら昼食にする事にしましょう。
オーディンガード ???
戦女神 討伐対象 アクティブ
??? ???
空中に編隊飛行で迫る美女軍団。
但し完全武装だ。
ヘザーと同じく、オーディンガード。
かなり距離があったけど識別は簡単でした。
全身、派手に光ってましたから。
ヘザーの様子を見る。
同士討ちになるんじゃないのかね?
だがヘザーの表情は凛々しいままで戦う気満々でした。
要らぬ心配だったようです。
ヘザーがオレの視線に気が付く。
必殺、微笑み返し。
いつものヒマワリのような笑顔だ。
うん。
それ、緊張感が完全破壊されてますから!
(((((六芒封印!)))))
(((((七星封印!)))))
戦闘は完全に空中機動力による競り合いになった。
ま、当然そうなるか。
蒼月もオレを騎乗させてはいるが、呪文と武技で強化してある。
空中戦で遅れを取る事は無かった。
スパッタに至っては完全に機動力で上回っていた。
ヘザー、イグニス、キュアノスも互角以上。
封印さえ効いていれば勝利はそう遠くないと思ったものだが。
途中で戦況が一変した。
HPバーが2割を下回ったオーディンガードの魔力がいきなり跳ね上がる。
そしてMPバーがごっそりと減ってしまう。
ああ、そう言えば思い当たるスキルがありました。
降神。
戦闘能力の一時的な向上ではあるがその効果は高かった筈だ。
((((((((((フォース・ブラスト!))))))))))
取り敢えず確実にダメージを与えておく。
だが蒼月の突撃は軽々と避けられ、オレの竜殲戟による一撃も避けられてしまう。
追撃ならず。
だが交錯した次の瞬間、スパッタが間に合った。
体勢を崩した所で、追撃でイグニスが襲い掛かる。
((((((((((ヘルズ・フレイム!))))))))))
オーディンガードの全身が赤と黒の炎で完全に包まれる。
そして、消えない。
そのまま落ちていくのだが、まだ他にもオーディンガードがいる。
頭の片隅では盛大に舌打ちしてましたけどね。
地形は森と川だ。
アイテムを剥ぐのに難儀するのは確実だろう。
探す手間を考えたら先を急ぐべきだな。
その前に全滅の心配をした方がいいかも?
今度はオーディンガード2体の魔力が跳ね上がる。
これはたまらん。
でもそれがいい。
MPバーの枯渇を覚悟したオーディンガードの強さは身に沁みてしまいそうだ。
状態異常を示すマーカーは既に無い。
1体の周囲には雷の槍が現れては次々と放たれている。
もう1体は氷の槍だ。
槍、好きだな!
それだけでなく、手にした弓から放たれる矢が正確にオレを狙ってくる。
何かエンチャントが掛かっているのだろう。
肩に喰らった奴はかなり痛い。
((((((((((ヘルズ・フレイム!))))))))))
交錯するタイミングでヘルズ・フレイム10連装。
炎に巻かれて動きが鈍った所で追撃。
行ける。
行けるけど、この数だ。
結構、大変じゃないかな?
《只今の戦闘勝利で【無音詠唱】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【詠唱破棄】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐麻痺】がレベルアップしました!》
どうにか勝利、だな。
理解しました。
中途半端に全体攻撃でダメージを与えている暇は無い。
HPバーが2割になった辺りでパワーアップして迫って来る。
うん。
美女に迫られるなんて歓迎したい所だが。
彼女達が望むのはオレ達の全滅であるのだ。
迎撃するしかないです。
まあアプサラスみたいな事にはならないだろうな。
全員、完全武装だ。
胸元のガードは分厚い。
ある意味で余計な心配は無かった。
そうじゃねえ。
対策だ。
普段通りの強化に加えてレジスト・サンダーは追加しておこう。
念の為だ。
雷撃を喰らう場面が実に多い。
氷属性の攻撃で敏捷値に影響が出るけど麻痺よりもマシだな。
今の戦闘では対策があったからか、麻痺した例は無かった。
それでもより慎重に対策しておくべきだ。
麻痺は怖い。
空中で麻痺したら墜落するしか無いのだから。
コール・モンスターで周囲を確認してみよう。
遠くに星のように輝く存在が幾つか見えるけど念の為だ。
いる。
しかも漏れなく、編隊を組んでいる。
地表付近にもいるようですな。
これはたまらん。
だが苦戦するのは望む所なのだ。
このままエリアポータルを目指してみよう。
アイテム剥ぎが大変そうである以外は結構楽しめるマップであるかもしれない。
当然だが美女を愛でる意味で、ですけど。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv79
職業 サモンマスターLv17(召喚魔法修師)
ボーナスポイント残 21
セットスキル
小剣Lv43 剣Lv40 両手剣Lv41 両手槍Lv41 馬上槍Lv56
棍棒Lv40 重棍Lv40 小刀Lv42 刀Lv45 大刀Lv48
刺突剣Lv37 捕縄術Lv39 投槍Lv47 ポールウェポンLv55
杖Lv67 打撃Lv71 蹴りLv72 関節技Lv72
投げ技Lv72(↑1)回避Lv77 受けLv77
召喚魔法Lv79 時空魔法Lv65 封印術Lv63
光魔法Lv60 風魔法Lv60 土魔法Lv60 水魔法Lv60
火魔法Lv60 闇魔法Lv60 氷魔法Lv60 雷魔法Lv60
木魔法Lv60 塵魔法Lv60 溶魔法Lv60 灼魔法Lv60
英霊召喚Lv5 禁呪Lv44(↑1)
錬金術Lv48 薬師Lv15 ガラス工Lv20 木工Lv36
連携Lv55 鑑定Lv50 識別Lv56 看破Lv26 耐寒Lv53(↑1)
掴みLv56 馬術Lv56 精密操作Lv56 ロープワークLv39
跳躍Lv50e 軽業Lv50e 耐暑Lv44(↑1)登攀Lv25
平衡Lv56(↑1)
二刀流Lv47 解体Lv51 水泳Lv24 潜水Lv34
投擲Lv50e
ダッシュLv49 耐久走Lv49 隠蔽Lv34
気配遮断Lv34 暗殺術Lv46
身体強化Lv52 精神強化Lv52 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv44(↑1)詠唱破棄Lv44(↑1)
魔法効果拡大Lv52 魔法範囲拡大Lv52
呪文融合Lv45
耐石化Lv38(↑1)耐睡眠Lv38 耐麻痺Lv40(↑2)耐混乱Lv38
耐暗闇Lv38 耐気絶Lv42 耐魅了Lv39 耐毒Lv45
耐沈黙Lv38 耐即死Lv37
称号
老召喚術師の後継者 老死霊術師の祝福(New!)
森守の紋章 中庸を呼ぶ者
海魔討伐者 鍾乳洞踏破の証 墓守の紋章
魔人討伐者 氷雪竜討伐者 巨人王の謎掛け
金紅竜の誓約 翡翠竜の誓約 柘榴竜の誓約
蒼玉竜の誓約 白金竜の祝福 黒曜竜の祝福
翠玉竜の祝福
瑠璃光の守護者 除蓋障院への通行証
呪文理外の証 拳聖 ウェポンデポ
ジェノサイダー
召喚モンスター
言祝 アークデーモンLv5→Lv6(↑1)
器用値 24
敏捷値 62
知力値 63(↑1)
筋力値 24(↑1)
生命力 24
精神力 63
スキル
刺突剣 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天 反響定位
空中機動 自己回復[小] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性 闇属性 火属性
風属性 水属性 塵属性 呪眼 耐即死
蒼月 麒麟Lv6→Lv7(↑1)
器用値 31
敏捷値 68(↑1)
知力値 42
筋力値 37
生命力 37
精神力 31(↑1)
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆 耐久走 奔馬
蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視 広域探査 強襲 危険察知
空中機動 霊能 騎乗者回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[小] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性
ビアンカ アークエンジェルLv4→Lv5(↑1)
器用値 22
敏捷値 63(↑1)
知力値 65
筋力値 22
生命力 22
精神力 65(↑1)
スキル
杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃 遠視 空中機動
自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性 木属性
雷属性 氷属性 呪歌
召魔の森 ポータルガード
黒曜、ジェリコ、クーチュリエ、スコーチ、守屋
シリウス、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、ルベル
ジンバル、ノワール




