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《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『ジェリコ』がレベルアップしました!》
《『ジェリコ』のステータスを確認して下さい》
《ポータルガードにより配備の召喚モンスター『スーラジ』がレベルアップしました!》
《『スーラジ』のステータスを確認して下さい》
ログインしました。
時刻は午後6時20分。
まだ作って貰ってあったサンドイッチが残っている。
夕食はそれで済ませるとして。
何を優先させようか?
転生獅子の針、それに転生獅子の爪で何かを作るのもいいが。
やはり最優先は魔珪砂を使ってフラスコ作成だな。
ジェリコ ゴーレム・オブ・リキッドメタルLv3→Lv4(↑1)
器用値 33
敏捷値 51
知力値 12
筋力値 67(↑1)
生命力 77(↑1)
精神力 12
スキル
打撃 蹴り 投げ技 関節技 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]
自己修復[中] 弾性強化[微] 回避 受け 液状化 形状変化
表面張力偏移 武器化 防具化 表面硬化 侵食
スーラジ バイオロイドLv23→Lv24(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 30
知力値 37(↑1)
筋力値 23
生命力 25
精神力 24
スキル
手斧 弓 受け 回避 料理 木工 石工 牧畜 農作 調教 縫製
物理抵抗[小] 魔法抵抗[中] 自己修復[中] MP回復増加[小] 光属性
闇属性 水属性 土属性 木属性
確認は終了だ。
スーラジは連れ出そう。
フラスコ作成時の助手だ。
交代で召魔の森に残すのは船岡にしました。
当然だが、向かう先は師匠の家になる。
久し振り、だよな?
マナポーションの材料はまだ少し、手元にあるようだ。
でもエナジードレインの呪文を得たから最近はそう使わなくなっている。
通常のポーションも使わなくなって久しい。
変わってしまったものだ。
また、行ったら行ったで作成の手伝いをする事になるんだろうか?
それもいいですけどね。
布陣はどうする?
ヴォルフ、ナイアス、フローリン、ロジット、スーラジとしました。
師匠の家を訪問するにしても剣呑過ぎてはいけませんからね。
まあ表面上だけなんですけど。
では、テレポートで跳ぼう。
ホムンクルスは果たして誕生するのか?
ピクシーにサキュバスも要るけど、促成栽培で一気に入手は可能だろう。
クリエイト・モンスター、か。
興味、あります!
師匠の家に到着。
その様子に変化は無い。
オレの右肩に止まったフローリンが小さくキィキィ鳴いている。
いや、周囲を偵察しているのだろう。
そしてオレの頭上に舞い降りる影。
師匠のミネルヴァオウルだ。
そしてもう1羽。
マギフクロウ、と思ったが違った。
マギミミズクになっている。
同じ個体でクラスチェンジしたのかね?
どうもそう思えますけど。
普段通り、門を通り過ぎる。
フローリンは師匠のミネルヴァオウルとマギミミズクとい共に周囲を飛び回っていた。
うん。
普段はそれ、黒曜のポジションだ。
異種族でも行動様式はそう大きく変わっていないらしい。
色々と変わっていない。
そう思ってました。
でも変化はあったのです。
何やら庭で蠢く存在が視界に飛び込んで来る。
レッサードラゴンだ。
それも、4匹。
騎乗用の装備も身に付けているようなんだが。
ここにあの竜騎兵と竜騎士が、いるのか?
「あら、キースちゃん!」
「お久し振りです、ジュナさん」
いつもの作業場。
待っていたのはジュナさんでした。
壮健そうで何より。
いや、この姿で長い時間を年齢不詳のままで過ごして来たような存在の筈だ。
見た目ではない。
それに注意!
ジュナさんはにこやかに両腕を広げて歓迎する構えだ。
ハグ、するのか?
でもね。
もう騙されたりしません。
オレも両腕を広げてハグする構えで応じる事にする。
そして自然と手四つの体勢に。
力比べだ!
相撲かプロレスみたいになってしまったぞ?
僅かに力を込める。
手応えは十分。
いや。
指と指の合間が軋む。
ジュナさん、握力も相当あるようだ。
「いきなり、これ?」
「前にも似たような事がありませんでしたっけ?」
低くジュナさんの笑い声がオレの耳に届く。
組んだままの両手が捻られて今度は腰の辺りで力比べだ。
そのパワーは?
いかん。
押されてる?
「師匠、ここは闘技場ではないんですがのう」
「いいじゃないの。軽い運動よ運動」
「それに外聞に悪いですぞ?客人もおりますので」
「いい所なのに!」
呪文で強化、するか?
そんな事を真剣に悩んでいる所でした。
恐ろしい事にパスガードされかかっている。
そう。
ガードポジションは途中までキープしていたけど、膝を割られている。
膝を足首で絡めてどうにかパスガードを封じているけど時間の問題だ。
パワーが違う。
体格ではオレが優位の筈だが、それを跳ね返すのに十分だろう。
どんなステータス値をしているんだか。
未だに【識別】でレベルが見えていないし。
しまった。
一瞬、オレニュー師匠の声に意識が向いたからか?
ロックしていた足が引き抜かれてパスガードされた。
左腕を取られて袈裟固めだ!
速い。
それ以上に返せる隙が見出せなかった。
オレの目の前に恐るべき代物が押し付けられている。
胸だ。
礼儀として兜を外してあったのもいけない。
どうにか右腕だけで極められないようにするのが精一杯だ。
埋まる。
柔らかい何かにオレの顔が埋まって行く。
息が、出来るか?
出来ない。
まさに天国のような地獄だ!
おっぱい固めだ!
どうにか右手でオレ自身の肩を掴む。
体全体を自ら左側へと捻って脱出を図る。
いい手ではない。
大きな隙を作ってしまい、裸絞めに移行され易いからだ。
それでもマシだ。
おっぱい地獄、恐るべし。
息が出来なくなるよ!
予想通り裸絞めが仕掛けられる。
腕が首元に回される前にどうにか右手を差し込む事が出来た。
防御成功?
いや。
差し込んだ右腕を狙われた!
変形だがアームロックだ。
上に掲げられた格好で極まっている。
そのまま捻られる。
仰向けにさせられると悠々、マウントポジションを取られてしまった。
「さあ、どうする?キースちゃん!」
「ジュナ様、そこまでにしてくれませんかのう」
うん?
別の声が聞こえる。
ギルド長かな?
間違い無い。
「いーじゃないの!貴方達は相手してくれないんだし」
「最初から無理ですな」
「いかにも」
いやはや、助かったか?
待て、ジュナさんはアームロックを解いたけどマウントポジションのままだ。
油断してはいけない。
いや。
盛大な舌打ちを残してジュナさんが立ち上がる。
膨れた顔付きはまるで悪戯小僧だ。
この人の精神年齢は何歳で止まっているのか?
幼児退行でもしている疑惑が拭えません。
《只今の戦闘で【関節技】がレベルアップしました!》
《【関節技】武技の腕拉十字固めを取得しました!》
負けてるのに【関節技】がレベルアップしている件。
おかしい。
何かが、おかしい。
「ふーん、いい感じで鍛えているんじゃないの」
ジュナさんがオレが連れて来ていた召喚モンスターを眺めている。
いや、ヴォルフに限っては愛でている。
ナイアス、それにロジットはジュナさんを前にしても堂々としたものだ。
うらやましい。
本当に、うらやましい。
スーラジに至っては超然としていて憧れちゃうね!
「災難じゃったの」
「はあ」
師匠は心の底から同情してくれているらしい。
本当に同情しているなら介入して止めて欲しいんですけど!
「オレニューを責めるな。ワシでもジュナ様は手に余るでな」
「はあ」
ギルド長にそう言われましても、ねえ?
放置ですよね、結局。
師匠もギルド長もジュナさんが相手だと頼りになるようでならない。
うん。
頼りになるのはゲルタ婆様だな。
ここにいないけど株が上がってます。
そしてギルド長の隣に大きな人影。
庭にいた騎竜の主のうちの1人だ。
竜騎士ラーフェン。
その顔には驚きの色が見える。
あらやだ。
恥ずかしい所を見られちゃった?
互いに目礼。
その表情にあるのは不安、かな?
何があったんだ?
「食事は?」
「もう済ませてますが」
「ワシ等はここからなんじゃが付き合え。お前さんにも無関係な話ではないじゃろうしな」
「はあ」
師匠とジュナさんは東にある王城に向かっていた筈だ。
竜騎士と共に戻っている、その理由は何だろう?
イベントか?
イベントですか?
これは興味深い。
フラスコ作成は少し先延ばしになりそうだ。
「王城が乗っ取られた、ですか?」
「王弟殿下の仕業ではないかとは思う。しかし陛下までもが魔人に堕ちたとしか思えん」
竜騎士の表情はどこまでも冴えない。
僅かな期間に様々な事が東であったようだ。
彼らの王が乱心した、というのだ。
あの金紅竜の拠点を攻略を近衛軍に命じたらしい。
国を守ってきた盟友であり、護国竜ともされている、あの金紅竜をだ。
正気の沙汰ではない。
どう考えても返り討ち確定に思える。
その理由も王国の領域拡大に邪魔であるからだそうで。
金紅竜とその眷族が餌場にしている領域の魔物による被害も理由にしていたらしい。
アホか。
そもそも高地で山だらけ、国土に加えても旨味は無いと思えるんだが。
説得力が無い。
それだけではなかった。
竜騎士に竜騎兵がその身分を剥奪されたらしい。
騎竜が金紅竜の眷族であるのが理由だ。
竜騎兵のサビーネ王女に至っては投獄されていたそうで。
理由も竜騎兵であるって事だけだ。
金紅竜に近い立場であるから、敵性の存在と言いたいのかね?
良く分からんな。
王女様はかつてオレが使っていたベッドで寝込んでいるそうです。
ジュナさんが救出した時には相当に消耗していたみたいだ。
不憫な。
「枢密院も元老もいつもの通りなのが笑えたわー」
「ジュナ様。笑い事ではありませんぞ!」
ギルド長が注意するけどジュナさんは知らん顔だ。
全く、子供ですか?
「冒険者ギルドにも影響しますか?」
「もうしておる。引き上げよ、と王命を下す事になったようじゃな」
「王命に従うので?」
「そんなつもりは毛頭無いのう」
ギルド長は食事に全く手を付けようとしない。
あれ?
何だか違和感。
「ルグランに出頭なり追捕なりの命令も出るじゃろうがな」
「ふん!聞く耳などありゃせんわい!」
お元気ですねえ、ギルド長。
でも心配でもある。
確かに王城からレムトの町は遠い。
その間には様々な難関もある。
だが転移する手段がある以上、そうのんびり構えていられないように思えます。
「王弟殿下の追跡も問題だが今はそなた等の身の振り方じゃな」
「我が心は金紅竜と共にあります」
「そうであろうがな。短慮はならんぞ?」
「今はサビーネ王女の回復を待つ事じゃな」
重苦しい会話をしている間にジュナさんは食事を摂り終えたようだ。
まるで無関心。
それでいてマイペースを崩さない。
「ね!キースちゃんはここに来たのは何かあったの?」
「はあ。フラスコでも作ろうかと思いまして」
「フラスコ?ああ、アレね」
「アレ、でしょうな」
一瞬だが師匠の顔が緩む。
フラスコと聞いただけで何かを察したみたいだ。
重苦しそうな話が一段落して、師匠達はもう就寝するようだ。
ギルド長の姿はその場で徐々に消えてしまう。
どうやら幻影であったらしい。
何と、ぜんぜん気が付かなかったな。
まあそれはいい。
フラスコ作成だ。
使う原料は魔珪砂。
出来れば酸水素溶融でも使いたい所だが。
何にせよ、まず作ってみましょう。
出来が悪くても魔力が宿ったフラスコであれば品質A+にまで魔素融合が可能だ。
クリエイト・モンスターでは使えないかもしれない。
それでもトライすべきだ。
そう思います。
【その他アイテム】封魔のフラスコ 品質C+ レア度7 重量0+
魔力を宿すフラスコ。中に注がれた物質の劣化を防ぐ力がある。
お試しで作ってみました。
結構、丁寧に作業を進めたつもりだが品質C+なのか。
納得出来ないね!
念の為、短縮再現が出来るように作業記憶はしておこうか。
では、続きだ。
数をこなせば品質も上がるだろう。
ある程度の数が出来上がったら魔素融合も試したい。
《これまでの行動経験で【ガラス工】がレベルアップしました!》
《これまでの行動経験で【耐暑】がレベルアップしました!》
いかんな。
単純に手作業で丁寧に作っても品質B-までだ。
品質Bにならない。
【ガラス工】はいつの間にかレベル18になっている。
物が物だけに得ている経験値が大きいのだろう。
そして品質B-のフラスコ5個を魔素融合して、ようやく品質Bです。
品質B-のフラスコ26個を魔素融合して、品質B+になったが。
まだ上が3段階もあるのか。
気が遠くなるぞ?
このペース、ざっと計算したら3千個を超えちゃうんですけど。
いっそ短縮再現で作ってみるか?
だが。
1個試した時点で効率がさらに悪化する事が判明した。
品質C-になるのです。
もっと数が要る。
これでは無意味だ。
足りない。
足りないのは、工夫だ。
何か手がある筈。
品質を下げているのは不純物だ。
それも金属不純物。
工業的手段は使えない。
使うとしたら魔法の呪文や生産スキルのメイキング技能だ。
何か、使えないだろうか?
【その他アイテム】封魔のフラスコ 品質A レア度7 重量0+
魔力を宿すフラスコ。中に注がれた物質の劣化を防ぐ力がある。
《これまでの行動経験で【薬師】がレベルアップしました!》
《これまでの行動経験で【ガラス工】がレベルアップしました!》
《これまでの行動経験で【耐暑】がレベルアップしました!》
時刻は午後9時50分。
何度も失敗を繰り返してようやくここまで作れるようになった。
ちょっと強引でしたけどね。
使ったのは?
錬金術のメイキング技能、破砕を使って魔珪砂をより細かく粉々に。
次に灼魔法の呪文、アシッドシャワーで不純物を溶解して取り除く。
強引過ぎるけどね。
そして魔珪砂を洗浄、フラスコを作成したら品質B+だった。
もう一声。
そこで使ったのは薬師のメイキング技能だ。
粉々にした魔珪砂をアシッドシャワーで洗う所までは一緒だ。
そこから水に晒した状態で酸性化とアルカリ性化を使い、不純物を溶解させる。
凝集も使って鉄分を抜く。
挙句の果てには蒸留まで使ったよ。
液体じゃないのに?
無論、液体に溶融してから使ったのです。
強引にも程がある。
【耐暑】とレジスト・ファイアが無かったら焼け死んでますって。
それでようやく、品質Aなのだ。
まだ足りない。
いや、品質Aも何個かあれば品質A+は魔素融合で作れる筈だ。
やってみよう。
【その他アイテム】封魔のフラスコ 品質A+ レア度7 重量0+
魔力を宿すフラスコ。中に注がれた物質の劣化を防ぐ力がある。
《これまでの行動経験で【錬金術】がレベルアップしました!》
出来た。
品質Aのフラスコ6個が必要だったけど惜しくは無い。
品質A+でなければ無意味なのだ。
では次。
魔水晶も品質A+が必要だ。
これはそう難しくない。
魔水晶を幾つか、魔素融合したらいいのだ。
【魔法アイテム】魔水晶 原料 品質A+ レア度6 重量0+
魔物に宿る魔力が集約されて核となった物質。
魔晶石をも大きく上回る魔力を宿している。
これでいい。
まだピクシーとサキュバスが足りないけど、クリエイト・モンスターの呪文を使ってみよう。
警告が出ると思います。
その内容にヒントがあるかもしれない。
(クリエイト・モンスター!)
作成リストはホムンクルスのみ。
ホムンクルスを選択すると、2つの画面が新たに現れた。
左は上下に分割されていて、上は召喚モンスターのリストだ。
下はアイテムのリストになる。
《アイテム・ボックス》内に格納されているアイテムは表示されていないようだな。
ふむ。
フューズ・モンスターズと仕組みは似たようなものだろう。
左の画面から魔水晶と封魔のフラスコを選択する。
召喚モンスターは?
敢えて選択しません。
失敗が前提ですな。
そして実行する。
どんな警告があるかな?
《召喚モンスターが不足しています!呪文は失敗となりました》
やはり失敗だ。
そしてアイテムが不足している、とは警告が無かった。
よし。
もう1回だ。
今度は魔水晶だけでやったらどうなるかな?
《召喚モンスターとアイテムが不足しています!呪文は失敗となりました》
アイテムも不足と警告。
つまり魔水晶とフラスコは逆説的に言えば足りていると理解していいのかな?
では、続きだ。
新たな召喚モンスターを加えましょう。
ピクシーはフェアリーの正常進化で得られる。
サキュバスはフェアリーとバットをフューズ・モンスターでインプに。
インプの進化先で得られる。
そんなに時間は掛からないだろう。
どこで経験値稼ぎをさせるかが問題ですけどね。
そうだな。
N1W7マップの棺桶がある洞窟がいい。
封魔冥穴の中継ポータルから歩いてすぐでもあるし。
連戦するのは簡単だ。
空いているかな?
だがその前に、新規で召喚しておかないといけませんね、ハイ。
後片付けはスーラジに任せてヴォルフ、ナイアス、ロジットを帰還させる。
そして新たな召喚モンスターを召喚だ!
クレセント フェアリーLv1(New!)
器用値 5
敏捷値 20
知力値 21
筋力値 1
生命力 2
精神力 21
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 風属性
クロワッサン フェアリーLv1(New!)
器用値 5
敏捷値 20
知力値 20
筋力値 2
生命力 2
精神力 21
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 光属性
朔 バットLv1(New!)
器用値 14
敏捷値 20
知力値 12
筋力値 4
生命力 6
精神力 12
スキル
噛付き 飛翔 反響定位 回避 奇襲 吸血
名前は統一で月絡みだ。
クレセントもクロワッサンも三日月。
朔は新月。
特に意味は無い。
それにクロワッサンも朔もすぐにインプになるのだ。
名前は適当でいい。
月牙 インプLv1(New!)
器用値 8
敏捷値 20
知力値 19
筋力値 2
生命力 3
精神力 20
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[中] MP回復増加[小]
光属性 闇属性
月牙もまた三日月の事だな。
やはり適当だ。
では早速だが促成栽培としましょう。
早くホムンクルスの姿を見てみたい。
そう思うのでした。
師匠の家を出て庭を見ると、4匹のレッサードラゴンが体をを寄せ合って休んでいるみたいだった。
まあそれはいいんだが。
その様子を見ている人影が2つ。
ジュナさん、だな。
もう片方は竜騎兵のサビーネなのだろう。
傍目には女性同士が内緒話をしているように見える。
そっとしておこう。
だが。
オレの頭上に舞い降りる師匠のミネルヴァオウルとマギミミズク。
音は立てていない。
音を発したのはオレだ。
驚くじゃないか!
もしかして、気が付かれたかな?
どうやらジュナさんは気が付いているようだ。
軽く手を上げて挨拶するに留めて辞去する事にしましょう。
さて、と。
現時点で布陣の枠には1つ空きがある。
何にしようか?
ここはもう戦力底上げにしましょう。
テイラーを召喚しました。
壁役ならテイラーだけで十分。
ついでだ。
フローリンは帰還、ナイアスも召喚しましょう。
布陣を確認しよう。
ナイアス、テイラー、スーラジ、クレセント、月牙だ。
火力不足?
そんな事はない。
オレがいる。
それで十分、収支を合わせるとしましょう。
N1W7マップの封魔冥穴の中継ポータルに到着。
プレイヤーの姿は無いけど、テントは幾つかあるようだ。
いかん。
空いてるかな?
時間的には空いていて欲しい所だが。
きっと、空いている。
そう信じよう。
棺桶が10個並ぶ広間に到着。
良かった。
先客はいない。
では相手は誰にしよう?
テイラーと相性のいい相手が望ましい。
リルーとリリートゥの群れは最悪だ。
放置してたら憑依があるし、フォース・ブラスト10連装だけの戦闘になりかねない。
悪霊エディンムの群れも同様だ。
ムシュフシュにムシュマッフもブレス攻撃があるから避けたい。
使徒7名1セットも状態異常が面倒だしな。
バシュムは突撃で後方に回られたらナイアスとスーラジが危うい。
エルダーマンティコア、ギルタブルル、クサリク、ウガルルとウリディンムがいい。
だが問題もある。
どの棺桶がどの魔物に対応しているんでしたっけ?
忘れてしまってます。
まあどれかに当たったらそいつと連戦だ。
そうしましょう。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『クレセント』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
最初に当りになった魔物は?
バシュムでした。
ダメじゃん。
どうにか仕留めて次は別の棺桶にしたらクサリクでした。
おめでとう!
君が本日の大当たりだ!
そして連戦。
実にいい調子で促成栽培が進んでます。
クレセントのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
クレセント フェアリーLv7→Lv8(↑1)
器用値 9(↑1)
敏捷値 23(↑1)
知力値 23
筋力値 3
生命力 3
精神力 23
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 風属性 土属性
《召喚モンスター『クレセント』がクラスチェンジ条件をクリアしました!》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
大変結構。
そしてインフォの続きは月牙になる筈だ。
間違いない。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『月牙』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
クサリクは今日もタフでした。
でもテイラーはもっとタフになってました。
オレがいなくてもビクともしないぜ。
クレセントも月牙も空中位置からの支援に徹している。
死に戻りやステータス異常のリスクは無いに等しい。
前衛の負担は大きい筈だが、オレとテイラーにはやや物足りない感じになる。
どうしてこうなった。
まあ当然の帰結であるかもしれません。
月牙のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
月牙 インプLv7→Lv8(↑1)
器用値 9
敏捷値 22(↑1)
知力値 21
筋力値 6(↑1)
生命力 6
精神力 22
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[中] MP回復増加[小]
光属性 闇属性 火属性
《召喚モンスター『月牙』がクラスチェンジ条件をクリアしました!》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
では、クラスチェンジだ。
融合識別も要らない。
さっさと進めるのだ!
クレセント フェアリーLv8→ピクシーLv1(New!)
器用値 9
敏捷値 23
知力値 25(↑2)
筋力値 3
生命力 3
精神力 25(↑2)
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[中](New!)火属性(New!)
風属性 土属性 水属性(New!)
月牙 インプLv8→サキュバスLv1(New!)
器用値 9
敏捷値 23(↑1)
知力値 23(↑2)
筋力値 6
生命力 6
精神力 24(↑2)
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[中] MP回復増加[中](New!)
変化(New!)時空属性(New!)光属性 闇属性 火属性
風属性(New!)
では、クリエイト・モンスターを使おう。
行ける筈だ。
待宵 ホムンクルスLv1(New!)
器用値 13
敏捷値 35
知力値 36
筋力値 6
生命力 6
精神力 36
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[大] MP回復増加[中]
MP回収[微] 同調 変化 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性
全耐性
【ホムンクルス】召喚モンスター 戦闘位置:地上、空中
練成モンスター。全ての知識に通じると言われている。
主な攻撃手段は様々な属性による特殊攻撃。
仲間や主と同調する事で様々な支援効果を与える。
単体では物理攻撃に弱くフラスコが割れたら死亡する。
《融合対象となる召喚モンスターではありません》
名前の待宵も月繋がりで。
まあそれはどうでもいい。
問題なのは待宵そのものだ。
それは不思議な光景だった。
フラスコが、浮いている。
その中に羽の無いピクシーが閉じ込められた形になっているようだ。
フラスコの中は星のような光が輝いていたり、闇の球体が出現しては消えている。
これ、どんな戦い方をするの?
フェアリークイーンのルベルと同じ枠でいいのでしょうかね?
スキルから判断すると魔法特化の支援役だと思えるのだが。
それに説明文には怖い一文がある。
単体では物理攻撃に弱い、か。
確かに弱そう
フラスコが割られたら死亡とか、弱いなんてもんじゃねえ!
それに引き換えになるような強化があるのか?
そして気になるのは成長先にレプリカントがあるのかどうかだ。
さて、どうする?
どこで経験値稼ぎをしようか?
ここでもいいんだけどね。
時刻は午後10時30分か。
まだまだログインしてそう時間は経過していないからな。
早速、待宵を成長させてみるか。
促成栽培でもいい。
レプリカントを目指してみたいのであった。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv79
職業 サモンマスターLv17(召喚魔法修師)
ボーナスポイント残 21
セットスキル
小剣Lv42 剣Lv40 両手剣Lv41 両手槍Lv41 馬上槍Lv56
棍棒Lv38 重棍Lv37 小刀Lv42 刀Lv45 大刀Lv48
刺突剣Lv37 捕縄術Lv39 投槍Lv47 ポールウェポンLv55
杖Lv67 打撃Lv71 蹴りLv72 関節技Lv72(↑1)
投げ技Lv71 回避Lv77 受けLv77
召喚魔法Lv79 時空魔法Lv65 封印術Lv63
光魔法Lv60 風魔法Lv60 土魔法Lv60 水魔法Lv60
火魔法Lv60 闇魔法Lv60 氷魔法Lv59 雷魔法Lv60
木魔法Lv60 塵魔法Lv60 溶魔法Lv60 灼魔法Lv60
英霊召喚Lv5 禁呪Lv42
錬金術Lv48(↑1)薬師Lv15(↑2)ガラス工Lv20(↑7)木工Lv36
連携Lv55 鑑定Lv50 識別Lv55 看破Lv26 耐寒Lv52
掴みLv56 馬術Lv56 精密操作Lv56 ロープワークLv39
跳躍Lv49 軽業Lv49 耐暑Lv43(↑3)登攀Lv25
平衡Lv55
二刀流Lv47 解体Lv51 水泳Lv24 潜水Lv34
投擲Lv50e
ダッシュLv49 耐久走Lv49 隠蔽Lv34
気配遮断Lv34 暗殺術Lv45
身体強化Lv52 精神強化Lv52 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv41 詠唱破棄Lv41
魔法効果拡大Lv52 魔法範囲拡大Lv52
呪文融合Lv44
耐石化Lv37 耐睡眠Lv38 耐麻痺Lv38 耐混乱Lv37
耐暗闇Lv37 耐気絶Lv42 耐魅了Lv39 耐毒Lv45
耐沈黙Lv37 耐即死Lv37
召喚モンスター
ジェリコ ゴーレム・オブ・リキッドメタルLv3→Lv4(↑1)
器用値 33
敏捷値 51
知力値 12
筋力値 67(↑1)
生命力 77(↑1)
精神力 12
スキル
打撃 蹴り 投げ技 関節技 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]
自己修復[中] 弾性強化[微] 回避 受け 液状化 形状変化
表面張力偏移 武器化 防具化 表面硬化 侵食
スーラジ バイオロイドLv23→Lv24(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 30
知力値 37(↑1)
筋力値 23
生命力 25
精神力 24
スキル
手斧 弓 受け 回避 料理 木工 石工 牧畜 農作 調教 縫製
物理抵抗[小] 魔法抵抗[中] 自己修復[中] MP回復増加[小] 光属性
闇属性 水属性 土属性 木属性
クレセント フェアリーLv8→ピクシーLv1(New!)
→融合により待宵に
器用値 9
敏捷値 23
知力値 25(↑2)
筋力値 3
生命力 3
精神力 25(↑2)
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[中](New!)火属性(New!)
風属性 土属性 水属性(New!)
クロワッサン フェアリーLv1(New!)
→融合により月牙に
器用値 5
敏捷値 20
知力値 20
筋力値 2
生命力 2
精神力 21
スキル
飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 光属性
朔 バットLv1(New!)
→融合により月牙に
器用値 14
敏捷値 20
知力値 12
筋力値 4
生命力 6
精神力 12
スキル
噛付き 飛翔 反響定位 回避 奇襲 吸血
月牙 インプLv8→サキュバスLv1(New!)
→融合により待宵に
器用値 9
敏捷値 23(↑1)
知力値 23(↑2)
筋力値 6
生命力 6
精神力 24(↑2)
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[中] MP回復増加[中](New!)
変化(New!)時空属性(New!)光属性 闇属性 火属性
風属性(New!)
待宵 ホムンクルスLv1(New!)
器用値 13
敏捷値 35
知力値 36
筋力値 6
生命力 6
精神力 36
スキル
飛翔 浮揚 反響定位 魔法抵抗[大] MP回復増加[中]
MP回収[微] 同調 変化 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性
全耐性
召魔の森 ポータルガード
黒曜、ジェリコ、クーチュリエ、スコーチ、船岡
守屋、シリウス、久重、テフラ、岩鉄、ルベル
ジンバル、ノワール




