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『キムクイ・スレイブ、残り2匹!』


『太公釣魚、もうすぐ終わります!』


『此花ちゃん!太公釣魚の用意を!』


「もう少し、凌いでくれ!スタッグドラゴンは残り1匹だ!」


『了解!』


 英霊召喚?

 オレが使った太公釣魚は既に途切れている。

 その後を継いだのはイリーナの太公釣魚。

 それももうすぐ途切れるだろう。


 アデルと春菜の天馬疾駆はもう途切れて久しい。

 あの英霊、ヤバい。

 ペガサスを駆って突撃する様子が凄い。

 いや、怖い。

 蟲獣鬼とか一発で仕留めてるし。

 そして実に頼りになる。


 その一方で思う。

 経験値が奪われていくような喪失感とも戦う事になったのは秘密にしておこう。



 既に言祝、折威、キュアノスは戦場にいない。

 チェンジ・モンスターでジェリコ、スパッタ、イグニスに交代していた。

 MPバーの消耗が酷かったから仕方ない。


 交代したジェリコはキムクイ・スレイブを仕留めた後も地上戦で周囲の魔物を屠っている。

 屠り続けている。

 その右腕は槍の形状のままになっている。

 いや、その長さを変化させてもいるようだが。

 左拳はまるでハンマーのように周囲の魔物に打ち込まれて行く。

 時に突撃もしてるようだが。

 凄い。

 ビートルポーンが紙屑のようだ!


 ヘザーは健在。

 でもMPバーは既に枯渇寸前。

 今は空中からの突撃のみで凌ぐような有様だ。

 このままでいいのか?

 いいのだろう。

 状況は残敵掃討になっている。

 アデル達もヒョードルくん達にはそうではなさそうですけどね。



「オフェンス・フォール!」

「ディフェンス・フォール!」

「スロウ!」

「グラビティ・プリズン!」

「ダーク・プリズン!」

「ウォータージェット!」

「コロジオン!」

「コラプト!」


 スタッグドラゴンと交錯。

 ついでに呪文を叩き込む。

 こいつでスタッグドラゴンは最後か。

 少し悲しい。

 最後の1匹はグラビティ・プリズンに耐え、ダーク・プリズンを強引に突破していた。

 だが。

 それも想定内。

 体勢が崩れて大きな隙が見えている。


 ヘザーが突撃。

 翼に穴が開く。

 続けてスパッタとイグニスも集り始めている。

 嫌がらせだ。


 スタッグドラゴンの意識がオレに向いていないのが分かる。

 この手順で仕留めに行くのは何匹目かね?

 怖い相手だ。

 でも慣れつつある。

 そっちの方が怖い。



「「「「「「「「ディストーション・ジャベリン!」」」」」」」」


 蒼月を駆って突撃。

 そして至近距離からディストーション・ジャベリン8連装を叩き込む。

 多分、これでも沈まないだろう。

 だが優勢は確保出来る。


 地表に墜ちるスタッグドラゴン。

 激突しても尚、HPバーはまだ4割あるか。

 しつこい。

 でも今は有難う。

 まだまだ楽しめそうだ。


 いかんな。

 笑っちゃいけない。

 でも楽しいのは本当だ。


 スタッグドラゴン諸君。

 恨むなら見捨てたボスを恨みなさい。

 スタッグドラゴンが終わったら?

 キムクイ・スレイブがいる。

 タフな奴だ。

 期待通りであればこのスタッグドラゴンを仕留めた後も健在でいてくれるに違いない。


 待っていてね?

 今、遭いに行きます。







《只今の戦闘勝利で【馬上槍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【召喚魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【時空魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【光魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【木魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【塵魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【灼魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【連携】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【識別】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【掴み】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【馬術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【暗殺術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【身体強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【精神強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔法効果拡大】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔法範囲拡大】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で職業レベルがアップしました!》

《只今の戦闘勝利で種族レベルがアップしました!任意のステータス値2つに1ポイントを加算して下さい》



 何というレベルアップのラッシュ!

 こうでなければ。

 結構、長い戦闘時間だったような気がします。



 基礎ステータス

 器用値 33(↑1)

 敏捷値 33(↑1)

 知力値 52

 筋力値 32

 生命力 32

 精神力 52


《ボーナスポイントに2ポイント加算されます。合計で67ポイントになりました》



 地上の様子は?

 酷い有様だ。

 まさに死屍累々。

 だが急がないといけません。

 最初の方で倒したスタッグドラゴンは死体が消える可能性がある。



「動画は何分になった?」


『25分って所です』


「よし。アイテム剥ぎはスタッグドラゴンとキムクイ・スレイブ優先で。他は無視でもいい」


『あの、勝ったんですよね?』


「予定には無かったな」


『偵察じゃありませんでしたっけ』


『ガチで奇襲でしたね』


「本当は途中で逃げるつもりだったんだがなあ」


 これは本当です。

 あの謎の老人が出現、面倒そうな戦力を伴って消えたから方針が変わっただけだ。



「ステータス操作しながらでもいいから。アイテム剥ぎは急ごう」


『でもステ操作が大変!』


『確かに』


『チェンジ・モンスターで交代した召喚モンスも経験値を溜め込んでる?』


『多分ね』


 では、急ごう。

 剥ぎ取りもそうだが、インフォの確認もしないといけない。



《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ジェリコ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 時刻は?

 午前9時にもなってない。

 午前8時40分とか。

 まさに怒涛の戦闘でしたね。


 オレ自身のMPバーも2割を切っている。

 【英霊召喚】は効果が大きいけど消耗がどうしても大きい。

 困った事だ。

 一旦、ログアウトしてMPバーの回復をしたくなるね!

 しませんけど。


 ジェリコのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 ジェリコ ガリウムゴーレムLv20→Lv21(↑1)

 器用値 25(↑1)

 敏捷値 40

 知力値 10

 筋力値 58(↑1)

 生命力 64

 精神力 10


 スキル

 打撃 蹴り 投げ技 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中] 自己修復[小]

 回避 受け 液状化 形状変化 表面張力偏移 武器化 表面硬化

 侵食




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヘザー』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 ヘザーはどう考えてもここまで。

 消耗が激しい。

 きっと装備も修復が必要だろう。

 よく頑張った。

 いや、本当に。

 最後の方はかなり楽な展開になったけどね。

 ヘザーは突撃だけで凌いだようなものだ。

 本当に、頑張った!


 ヘザーのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定しました。



 ヘザー フレイヤガードLv22→Lv23(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 46(↑1)

 知力値 45

 筋力値 24(↑1)

 生命力 23

 精神力 46


 スキル

 剣 馬上槍 弓 小盾 受け 飛翔 心眼 霊能 浮揚

 空中機動 自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[中] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『蒼月』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 消耗は蒼月もだ。

 ステータス異常はないけど、MPバーはもう限界。

 空中戦はここまでにすべきだな。


 序盤の空中機動戦は実にスリリングでした。

 あの名前持ちのドラゴンにも果敢に挑めたのは蒼月あっての事だ。

 実に有難い。


 蒼月のステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。



 蒼月 ペガサスLv22→Lv23(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 55(↑1)

 知力値 33(↑1)

 筋力値 35

 生命力 35

 精神力 24


 スキル

 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆 耐久走 奔馬 蹂躙

 飛翔 蹴り上げ 遠視 広域探査 強襲 危険察知 空中機動

 衝角生成 翼生成 騎乗者回復[中] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[微] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スパッタ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 途中から交代させたスパッタもまた消耗が大きい。

 何しろ相手がスタッグドラゴン。

 しかも複数を相手にし続けていた。

 他にもアデル達やヒョードルくん達の召喚モンスターの支援が無かったら?

 死に戻りがあったかもしれない。

 こいつってば動きが速過ぎてオレの支援が間に合わない事もしばしばなのだ。


 雷撃は派手だが、地味に見える分解はいい支援になった。

 多くのスタッグドラゴンの翼を穴だらけにしている。

 これが地味に効く。

 小さいけど、効く。

 スタッグドラゴンは明確に嫌がってましたから。


 嫌がる事を進んでやりましょう。

 状況によっては曲解する表現だが、これは戦闘での基本だ。

 無論、オレもそうすべきなのです。


 スパッタのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。


 スパッタ プラズマウィングLv20→Lv21(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 38

 筋力値 24(↑1)

 生命力 24

 精神力 34


 スキル

 嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 追跡 強襲 危険察知

 空中機動 魔法抵抗[小] MP回復増加[小] 光属性 風属性

 土属性 雷属性 電離 分解




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イグニス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 イグニスもまた消耗は激しい。

 今日はもう空中戦は避けるべきだろう。

 空中位置を確保出来る召喚モンスターはまだいるけどね。

 少々、機動力に不安が残ってしまう。

 狩り場を考慮すべきだ。 


 イグニスのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。



 イグニス 鳳凰Lv20→Lv21(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 60(↑1)

 知力値 42(↑1)

 筋力値 32

 生命力 32

 精神力 24


 スキル

 嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 遠視 広域探査 強襲

 危険察知 空中機動 自己回復[中] 魔法抵抗[小]

 MP回復増加[小] 火属性 風属性 土属性



《イベント『魔人来訪』をクリアしました!》

《ボーナスポイントに5点、エクストラ評価で10点が加点され、ボーナスポイントは合計82点になりました!》



 これでイベントはクリアか。

 長かった。

 長かった分の実入りは果たしてどうだろう?

 合計で15ポイントですね。

 まあまあ、だと思いたい




『今のでイベントはクリア?』


『意外!』


『おお!でもこれで【英霊召喚】が取得出来る!』


『だね!』


 うん。

 皆にもインフォがあったみたいだ。

 色々とスキル取得進むに違いない。


 では確認しましょう。

 アイテムの邪水晶は全部で16個。

 1人で2個だ。

 精算が楽でいいな。



『キースさん、一旦静かなる竹林に戻りますか?』


『さすがにこれ以上の狩りは無理!』


「まあ待て。その前に行っておきたい場所もあるからな」


 ジェリコとヘザーを帰還させます。

 そしてアイソトープとメジアンを召喚だ。



『おお?』


『こっちは普通にレッサードラゴン?』


『おいで!おいで!』


 ああ、君達。

 アイソトープとメジアンに餌付けはナシで。

 いや、そんな余裕は無さそうですけど。

 アデル達の興味は完全に逸れている。



「今回のイベント絡みでね。挨拶に行こうと思う」


『どこへ?』


『ドラゴン達に、だ』


 ゼータくんも首を傾げる。

 まあドラゴンに会いに行く、となれば上空の島を連想するだろうな。



「多分、色々と出来る事が広がるんじゃないかな?」


 おっと。

 そろそろアデル達を止めた方がいいかな?



「イリーナ。今、何を隠したのかな?」


『え、えっと。何でもないです』


「ほう。それにしては甘い匂いがする」


 イリーナの目が泳ぐ。

 珍しいな、こういうのって。



「餌付けはダメ。特に蜂蜜は与え過ぎたら後が怖いんでな」


『き、気を付けます』


 全く。

 そんなにドラゴンが欲しいか?

 ならば称号を得る事だ。

 多分、それが条件だと思われる。

 しかも、複数だ。



「これから行く場所でも蜂蜜はダメだからな」


『えっと』


『どういう意味でしょう?』


「行けば分かる。テレポートで跳ぶぞ」


 説明するの、苦手なんですよ。

 実際に見てくれた方が分かり易い。

 ま、いかにドラゴンとは言っても蜂蜜に釣られるような上位種のドラゴンとか、見たくないです。


 要注意なのは?

 アデルかもな。

 危険だ。

 あのカロン爺さん相手にタメ口で接して平気でいるのだ。

 ドラゴン達の機嫌を損ねたら大変だよね?


 翡翠竜の拠点、空中の島ではおとなしかったが。

 注意だけはしておこう。





『えっ』


『N3W5のエリアポータル?』


『古竜の巣、ですね』


「一旦、ユニオンは解こう。ここなら安心だろうからな」


 ここに来た事があるのはゼータくんだけの筈だな。

 その時はまだエリアポータルとしての機能は回復していなかった。

 いや、ここも現時点では愚者の石版で誤魔化しているような状況ですけどね。



 周囲の様子を見回している一同を先導するようにアイソトープが谷を進む。

 メジアンも続く。

 召喚モンスターだけど仲間の気配には敏感なのかね?

 どこか楽しそうに見えます。

 ま、遊ぶのはいいけど迷惑は掛けるなよ?




 改めて見ると凄いな。

 火口の周囲の峰々に監視役のドラゴン達。

 翡翠竜の拠点、空中の島も凄いと思ったものだが、こっちはもっと凄い。

 湖畔には翡翠竜、金紅竜、柘榴竜、蒼玉竜、白金竜、翠玉竜、黒曜竜が勢揃いだ。

 上空を飛び回る様々な色彩のドラゴン達。

 湖にも泳ぎ回っているのもいる。


 アイソトープとメジアンがオレを見ている。

 うん。

 その目だけで分かる。

 遊んできなさい。

 でも周囲のドラゴンは全部格上ですからね?

 忘れないように。

 迷惑にならないように!


 2匹は空中を飛んだかと思ったら、すぐに湖面に直行だ。

 泳いでます。

 オレにとっては相当に寒いんですけど。



「うわ」


「やっぱり凄い!」


 アデル達もヒョードルくん達も呆けたような感じになっている。

 無理もない。

 柘榴竜や翠玉竜が頭を寄せていたりするからだ。

 何だ?


 おっと、こっちもだ。

 オレに顔を寄せる金紅竜。

 近い、近いよ!



『先程の小さき竜は汝の召喚によるものだな?』


「ええ」


『片方は正しく成長しているようだな』


「まあ、なんとか」


 オレの目的は?

 情報交換だ。

 目の前には翡翠竜、金紅竜、蒼玉竜、白金竜、黒曜竜。

 イベントは終わった。

 いや、一区切りはしたんだが。

 琥珀竜と雲母竜は逃がしている。

 その事は伝えないといけないと思ったからだ。



『少し、良いかな?』


「どうぞ」


 5匹の竜の指がオレの頭上に。

 色々と読み取っているのだろう。

 ま、その指を下ろさないでくれたらいいんですがね。




 緊張の時間は短かった。

 その筈だ。

 でもオレの全身は汗で濡れている。

 極度の緊張の証だ。


『あの老人、何者か?』


『琥珀竜に雲母竜が何かに従っていると?』


『分からぬ。神が相手でも簡単に従うような奴等ではあるまい』


『果たしてどこへ消えたのか?』


『次は逃さん』


 黒曜竜の殺意。

 全身に思わず震えが走った。

 正直、殺気だけで倒れてしまっておかしくない。



『おお、済まぬな』


 金紅竜がフォローする。

 その金紅竜の非難の視線を受けても黒曜竜はビクともしない。


 それにしても疑問が浮かぶ。

 金紅竜はエルダードラゴンの代役をしていませんでしたっけ?



『おお、そうだ。エルダードラゴンには会いに行っておくと良い』


『改めて礼がしたいようだぞ?』


「そうですか。行ってみます」


 伝えるべき事は伝えた。

 これで心置きなく好き勝手に動ける。

 次はどこへ行こうか?

 海がいいな、海。

 アプネアとアウターリーフの出番だ。

 それにもっといい経験値稼ぎの相手も見付けたい。

 いい機会だ、

 目先を思い切って変えましょう。



 ところで。

 アイソトープとメジアンはこっちに来なさい。

 そろそろお暇しますよ?



「どうした?」


 アデル達もヒョードルくん達も呆けた様子だが。

 その目の前には柘榴竜と翠玉竜。

 威圧されてるようには見えない。



「称号です。祝福が2つ、ですけど」


「そうか」


 最初に自分を取り戻したヒョードルくんが説明してくれました。

 どうもこれまでの狩りで共闘したのはフレイムドラゴンとフォレストドラゴンだったそうな。

 恐らくだが、その縁で称号を貰えたみたいです。

 ドラゴンパピーはまだ召喚出来ないようだが。

 ほう。

 それ、大事にした方がいいと思う。

 多分、ドラゴンパピー召喚への第一歩に思えます。



「もう一箇所、行きたい場所があるが、行くか?」


「あ、はい」


「行きます!」


「行き先は洞窟だ。魔物は多分、いないとは思うけどね」


 アデル達もヒョードルくん達も自分を取り戻したようだ。

 次、行きますよ?


 ドラゴン達の元を辞去すると洞窟へ向かう。

 おっと。

 布陣は変更しておこう。

 蒼月、スパッタ、イグニスは帰還だ。

 ヴォルフ、シリウス、ジンバルを召喚します。



「あ、私も!」


「ちょっと待って下さい!」


「うわ、動画容量がもうない!」


 少しバタバタして来たな。

 ま、いいけどさ。

 召喚モンスターの切り替えを少し待って洞窟へ向かう。

 エルダードラゴンは元気になったのかな?

 金紅竜が火口にいた事からそう思えるが。


 お礼、ですか?

 ドラゴンパピー追加がいいなあ。

 そんな下心があったりするけど口にするのは止めよう。






 広間は実に微笑ましい光景に。

 ドラゴンパピーの集団だ。

 エルダードラゴンの前で集団戦をしてます。

 相手はオークの群れだ。

 オークリーダーもいる。


 微笑ましい?

 うん。

 微笑ましいですよ?


 つかどこから出てきた、オークの群れ。

 その数はドラゴンパピーに比べたら3倍って所だ。

 それ程の数だがドラゴンパピーには物足りないように見えます。

 鍛えるにしては温くないですか?



「おおおおお!可愛い!」


「あ、ガンバレ!」


 アデルは普段通りだ。

 普段は冷静沈着で感情が読み取れないイリーナも感情が露わになってます。

 えっと。

 ドラゴンパピーが可愛く見えるならラプターだって可愛いと思うのだが。

 どうなんでしょ?




『おお、小さき者であるな』


「ども」


 ドラゴンパピー達は?

 エルダードラゴンの足元で何かの肉を喰ってる。

 オークではない事は確かだ。

 何の肉だろう?

 アイソトープとメジアンの視線が肉に向いたまま、固定されている。


 ダメですよ?

 小さい子の分を横取りなんて年長者のする事ではない。

 いや、急速に成長しているから年長者なのかどうかは疑問ですけどね。



『そちらの者達も全員、祝福を受けし者とはな』


 エルダードラゴンの様子は?

 元気そうです。

 その魔力は名前持ちのドラゴンに比べたらやや落ちる。

 だが巨大である事に変わりは無い。

 足が震えそうな迫力がある。

 改めて近くで見ると、名前持ちのドラゴンの中でも最大の蒼玉竜に迫る大きさだ。

 迫力があって当然であった。


 そのエルダードラゴンはやや目を細めるとオレに語りはじめた。

 何だろう?



『改めて礼を言いたい。感謝を。そして祝福を』


「ども」


『話は聞いた。惜しい事にここを蹂躙した者共は全て滅した訳ではないのだな?』


「残念ながら」


『我も復讐を是とはせぬ。だが備えは要るであろうな』


 少しだけ、エルダードラゴンの様子が剣呑なものに。

 ほんの僅か。

 でもハンマーで殴られたかのように思えた。



『我もまた汝等、小さき者の力となれよう』


「力に、ですか?」


『然り。我に出来る事など大したものではないがな』


 いえいえ。

 オレ、腰が抜けそうですから。

 正直、怖いです。



『ここにいる我が眷族を友とし力とするが良い』


「え?」


『汝等が如き召喚の力に因るものではないがな。それに我の審判無しでは与えはせぬ』


 うーむ、これは。

 もしかしてだけど、竜騎兵や竜騎士への道が開けたって事かな?



『心に留めておくがいい』


 そう言うと例の合図だ。

 高音の笛のような音がどんどんと高くなる。

 そして聞こえなくなった。

 ドラゴンパピー達が奥の洞窟へと消えて行く。


 その後を追い掛けようとするアイソトープとメジアン。

 おい!



『これ、汝等はダメだ』


 アイソトープとメジアンがエルダードラゴンに掴まってます。

 あらら。

 まるで子供扱い。

 やはり2匹共、気分はまだドラゴンパピーであるようだ。



 エルダードラゴンの元を辞去して洞窟を進む。

 アデル達もヒョードルくん達も色々と意見を交わしてました。

 要約すると?

 契約結晶だ。

 サモナー系以外のプレイヤーは騎乗馬を契約結晶で確保している。

 同様の事をドラゴンパピーでも出来るのではないか?

 そういう意見が多かった。


 オレも同意です。

 あの竜騎士に竜騎兵という実例もある。

 契約結晶があったかどうかは分からない。

 体のあちこちに装飾や防具があるから分かりようなものでもないしな。




「で、この後はどうするんだ?」


「今日は消耗もあるので静かなる竹林に戻ってログアウト、でしょうか?」


「明日からは残敵掃討で!」


 うむ。

 まだ各地に魔人が残した戦力がいると思われる。

 ドラゴン達もその掃討を続けるらしい。

 イベントは一区切りなのに。


 ドラゴンとの共闘が出来る状況が続く、という事は?

 まだ称号を得る機会が続くという事だ。

 分かり易い構図ですな。



「キースさんは?」


「今日か?どこかで経験値の持越しを確認したいな。それに狩りの続きだな」


「ブレませんねえ」


 当然、狩りは続けますよ?

 続けない理由は無い。

 無いったら、無い!



 谷を降りた所でアデル達とヒョードルくん達と別れる事にしました。

 彼等もかなり成長したなあ。

 【英霊召喚】の併用は要るかもだが、単独でキムクイを狩れる所まで来ている。

 ユニオンであれば連戦も出来るだろう。


 出来る。

 きっと、出来る!

 出来るよね?



 さて、オレはオレで経験値の持越しを確認だ。

 先刻の戦闘に参加した召喚モンスターも含めて、になる。

 皆、かなりの消耗をしている。

 魔物も難易度は下げるべきだな。


 さて、何を相手にしようか?

 それもまた悩ましい。




 どこを選択したか?

 W3マップのエリアポータル、霧の泉だ。

 久し振り過ぎる。

 中の様子を確認するのはスルーして布陣を戻す。

 ジェリコ、ヘザー、蒼月、スパッタ、イグニスだ。

 手近にいる魔物をコール・モンスターで呼び寄せて、倒す。

、それでいい。

 経験値の持ち越しの確認だけだ。

 確認したい召喚モンスターはどれも消耗が激しい。

 ここは少し楽をしておきたいですな。


 相手は闘牛がいい。

 ついでに肉が欲しいのでした。







《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『言祝』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 ジェリコ、ヘザー、蒼月、スパッタ。イグニスの確認が終了したら?

 言祝、折威、スコーチ、キュアノスだ。

 蒼月を残して交代、確認してみたんですが。

 やはりレベルアップしてました。

 あれだけ奮戦していたらそうだよな。

 他の面々もレベルアップしていて欲しいものだ。


 言祝のステータス値で既に上昇しているのは知力値だ。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。



 言祝 デーモンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 19

 敏捷値 50

 知力値 51(↑1)

 筋力値 19(↑1)

 生命力 19

 精神力 50


 スキル

 刺突剣 飛翔 浮揚 回避 呪詛(New!)反響定位 自己回復[小](New!)

 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性

 闇属性 火属性 風属性 水属性 呪眼 耐即死



 

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『折威』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 それにしても。

 言祝も折威もほぼ武器で攻撃してます。


 いいかね?

 前衛じゃないから。

 君達、前衛じゃないから!


 折威のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 折威 デーモンLv20→Lv21(↑1)

 器用値 18(↑1)

 敏捷値 51

 知力値 51

 筋力値 18(↑1)

 生命力 17

 精神力 51


 スキル

 杖 飛翔 浮揚 回避 呪詛 反響定位 物理抵抗[微]

 魔法抵抗[中] 自己回復[中] MP回復増加[大] 変化 夜目

 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 溶属性 灼属性 魅了




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スコーチ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 スコーチもMPバーがほぼ無い所で済まなかったな。

 だがレベルアップの確認は必要だ。

 耐えてくれ。

 あともう1回は確実に確認するからな。

 あ、それに闘牛肉が欲しい。

 皆にも少し、分けてあげよう。


 スコーチのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 スコーチ ディアナオウルLv19→Lv20(↑1)

 器用値 24(↑1)

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 36

 筋力値 35

 生命力 36

 精神力 24


 スキル

 嘴撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査 夜目 反響定位

 看破 強襲 隠蔽 危険予知 天耳 睡眠 物理抵抗[小](New!)

 魔法抵抗[小] 耐混乱 耐即死 耐魅了 耐睡眠(New!)




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キュアノス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 キュアノスもまた消耗しているが我慢してくれ。

 その攻撃は普段とは比較にならないような威力の水の針のみ。

 それでも闘牛にはかなり痛いようでしたけどね。


 耳に命中させたり。

 目に命中させたり。

 いつ覚えたんだろう?

 謎だ。


 キュアノスのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 キュアノス ニュンペーLv19→Lv20(↑1)

 器用値 17(↑1)

 敏捷値 52

 知力値 52

 筋力値 17

 生命力 17

 精神力 53(↑1)


 スキル

 飛翔 浮揚 回避(New!)水棲 夜目 物理抵抗[微]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[大] 光属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 木属性 氷属性 魅了(New!)耐即死

 精霊変化



 では。

 もう少し、闘牛肉を確保したら移動しましょう。

 行き先は、海だ。

 その前にポータルガードのメンバーも少し入れ替えよう。

 海に、となれば少なくともテイラーは連れ出したいですからね。


主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv66(↑1)

職業 サモンマスターLv4(召喚魔法修師)

ボーナスポイント残 82


セットスキル

小剣Lv29 剣Lv32 両手剣Lv28 両手槍Lv34 馬上槍Lv47(↑1)

棍棒Lv31 重棍Lv28 小刀Lv28 刀Lv32 大刀Lv28

刺突剣Lv31 捕縄術Lv34 投槍Lv31 ポールウェポンLv29

杖Lv56 打撃Lv56 蹴りLv57 関節技Lv57 投げ技Lv56

回避Lv59 受けLv58

召喚魔法Lv66(↑1)時空魔法Lv53(↑1)封印術Lv49(↑1)

光魔法Lv47(↑1)風魔法Lv47 土魔法Lv47(↑1)水魔法Lv48(↑1)

火魔法Lv47(↑1)闇魔法Lv48(↑1)氷魔法Lv46 雷魔法Lv46

木魔法Lv47(↑1)塵魔法Lv47(↑1)溶魔法Lv47 灼魔法Lv47(↑1)

英霊召喚Lv4

錬金術Lv39 薬師Lv13 ガラス工Lv13 木工Lv32

連携Lv47(↑1)鑑定Lv42 識別Lv48(↑1)看破Lv16 耐寒Lv31

掴みLv47(↑1)馬術Lv46(↑1)精密操作Lv47 ロープワークLv34

跳躍Lv39 軽業Lv39 耐暑Lv37 登攀Lv17 平衡Lv37

二刀流Lv38 解体Lv42 水泳Lv18 潜水Lv19

投擲Lv33

ダッシュLv39 耐久走Lv39 隠蔽Lv24 気配遮断Lv24

暗殺術Lv21(↑1)

身体強化Lv45(↑1)精神強化Lv45(↑1)高速詠唱Lv45

魔法効果拡大Lv45(↑1)魔法範囲拡大Lv45(↑1)

呪文融合Lv32

耐石化Lv20 耐睡眠Lv21 耐麻痺Lv26 耐混乱Lv24

耐暗闇Lv22 耐気絶Lv31 耐魅了Lv20 耐毒Lv36

耐沈黙Lv23 耐即死Lv23


基礎ステータス

 器用値 33(↑1)

 敏捷値 33(↑1)

 知力値 52

 筋力値 32

 生命力 32

 精神力 52


召喚モンスター

ジェリコ ガリウムゴーレムLv20→Lv21(↑1)

 器用値 25(↑1)

 敏捷値 40

 知力値 10

 筋力値 58(↑1)

 生命力 64

 精神力 10

 スキル

 打撃 蹴り 投げ技 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中] 自己修復[小]

 回避 受け 液状化 形状変化 表面張力偏移 武器化 表面硬化

 侵食


ヘザー フレイヤガードLv22→Lv23(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 46(↑1)

 知力値 45

 筋力値 24(↑1)

 生命力 23

 精神力 46

 スキル

 剣 馬上槍 弓 小盾 受け 飛翔 心眼 霊能 浮揚

 空中機動 自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[中] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性


言祝 デーモンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 19

 敏捷値 50

 知力値 51(↑1)

 筋力値 19(↑1)

 生命力 19

 精神力 50

 スキル

 刺突剣 飛翔 浮揚 回避 呪詛(New!)反響定位 自己回復[小](New!)

 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性

 闇属性 火属性 風属性 水属性 呪眼 耐即死


蒼月 ペガサスLv22→Lv23(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 55(↑1)

 知力値 33(↑1)

 筋力値 35

 生命力 35

 精神力 24

 スキル

 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆 耐久走 奔馬 蹂躙

 飛翔 蹴り上げ 遠視 広域探査 強襲 危険察知 空中機動

 衝角生成 翼生成 騎乗者回復[中] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[微] 光属性 風属性 土属性 水属性 雷属性


スパッタ プラズマウィングLv20→Lv21(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 38

 筋力値 24(↑1)

 生命力 24

 精神力 34

 スキル

 嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 追跡 強襲 危険察知

 空中機動 魔法抵抗[小] MP回復増加[小] 光属性 風属性

 土属性 雷属性 電離 分解


折威 デーモンLv20→Lv21(↑1)

 器用値 18(↑1)

 敏捷値 51

 知力値 51

 筋力値 18(↑1)

 生命力 17

 精神力 51

 スキル

 杖 飛翔 浮揚 回避 呪詛 反響定位 物理抵抗[微]

 魔法抵抗[中] 自己回復[中] MP回復増加[大] 変化 夜目

 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 溶属性 灼属性 魅了


イグニス 鳳凰Lv20→Lv21(↑1)

 器用値 24

 敏捷値 60(↑1)

 知力値 42(↑1)

 筋力値 32

 生命力 32

 精神力 24

 スキル

 嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 遠視 広域探査 強襲

 危険察知 空中機動 自己回復[中] 魔法抵抗[小]

 MP回復増加[小] 火属性 風属性 土属性


スコーチ ディアナオウルLv19→Lv20(↑1)

 器用値 24(↑1)

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 36

 筋力値 35

 生命力 36

 精神力 24

 スキル

 嘴撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査 夜目 反響定位

 看破 強襲 隠蔽 危険予知 天耳 睡眠 物理抵抗[小](New!)

 魔法抵抗[小] 耐混乱 耐即死 耐魅了 耐睡眠(New!)


キュアノス ニュンペーLv19→Lv20(↑1)

 器用値 17(↑1)

 敏捷値 52

 知力値 52

 筋力値 17

 生命力 17

 精神力 53(↑1)

 スキル

 飛翔 浮揚 回避(New!)水棲 夜目 物理抵抗[微]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[大] 光属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 木属性 氷属性 魅了(New!)耐即死

 精霊変化


召魔の森 ポータルガード

黒曜、テイラー、クーチュリエ、ペプチド、雷文、守屋

スーラジ、久重、ノワール、ビアンカ


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