395
本日更新5回目です。
召魔の森に到着。
時刻は?
午後10時ちょうどって所か。
時間の経過が早いんだか遅いんだか。
普段とは異なる時間にログインしているから感覚が狂ってしまいそうです。
召魔の森の様子は?
大きな変化はない。
総出でお出迎えとか、せんでいい!
うれしいんですけどね。
早速、ポータルガードの呪文で交代です。
黒曜とスコーチを交代、というのは既に決めてあった事だが。
護鬼は連れて行きたい。
だが誰を代わりにするのか?
それが悩ましい。
ジェリコは例の手段で外法蛇亀やキムクイを仕留める際の切り札になる。
外せない。
かと言って、鞍馬というのもどうか。
戦力底上げの対象だしな。
ここは思い切って戦鬼を護衛にしておこう。
鉄球も持ち歩いて良し!
夜目をスキルで得ているし、昼夜を通じて安心できる戦力だ。
他は?
雷文を連れて行こう。
交代させるのは?
極夜がいい。
戦力的にはそう大きく変動しないだろう。
では。
交代、させておこう。
終わったら夜の狩りの布陣に組み替えだな。
テロメア、フローリン、赤星。
そしてキール、オンディーヌにしましょうかね?
壁役は赤星に任せ、オンディーヌはやや後方から槍の間合いを活かして貰う形だ。
オレは?
得物はパイクで。
これにトンファー、三鈷杵、劣剣竜の小刀、風天羂索を状況に合わせて使い分けよう。
これ、馬対策の定番になりつつあるな。
厄介な連中でなければ両手剣か大刀を鍛えたいんだが、ここは慎重にしないと。
戦力の底上げを図る、という事は?
まだレベルの低い召喚モンスターもいる、という事でもある。
オレはより踏ん張らないといけない立場だ。
パイクで馬相手に迎撃もいいが、より積極的に前に出るべきなのです。
判断はより早くしないとね?
では。
祝福の湖に跳ぶか。
エリアポータルの周囲で集合予定時刻の午前1時まで、時間を潰そう。
《只今の戦闘勝利で【ダッシュ】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐久走】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐暗闇】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キール』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
今日も魔物が元気だ。
特にスケルトンペガサス。
今夜は2頭で襲われた事もありました。
初めて、だと思いますが。
まあ地面に纏めて縫い付けてトンファーで砕く事は変わりませんけど。
今もナイトメアを屠ったんだが、群れの規模が徐々に大きくなってる?
経験値を稼ぐには都合がいいですけど。
キールのステータス値で既に上昇しているのは筋力値ですか。
数字が揃うのを崩そうとしているのか?
それでもどうにか揃えにいきたいものだ。
もう1点のステータスアップは精神力を指定します。
キール ブラックウルフLv9→Lv10(↑1)
器用値 14
敏捷値 39
知力値 15
筋力値 18(↑1)
生命力 17
精神力 15(↑1)
スキル
噛付き 疾駆 裂帛 夜目 聞耳 危険察知 追跡 闇属性
そしてこれも想定内?
インフォはまだあったりします。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『オンディーヌ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
オンディーヌに関しては歌も併用して戦闘を行わせてみました。
但し、昨夜のような相乗効果はない。
いい傾向ではないな。
途中からは少し控えさせ、味方への支援効果のある歌に切り替えたのだが。
サモナー系でユニオンを組む際は考慮すべきだな。
マーメイド系のレベルが高くなる程、相乗効果もあるようですが。
まあ、オマケと考えるべきだ。
オンディーヌのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
オンディーヌ ローレライLv9→Lv10(↑1)
器用値 20
敏捷値 21(↑1)
知力値 25
筋力値 11
生命力 11
精神力 22(↑1)
スキル
両手槍 回避 水棲 変化 夜目 怨歌 MP回復増加[微]
水属性 闇属性
今回は別の収穫がある。
幻夢馬の皮かと思ったんだが、違ってました。
【素材アイテム】幻夢馬のコードバン 原料 品質B レア度7 重量6+
ナイトメアの尻部分の皮。一面が漆黒で鏡面のような光沢がある。
光沢を損なわずに加工するのは非常に難しい。
希少であるが故に人気があり高値となり易い。
お久し振りなコードバンです。
腰ベルトに肩ベルトにでもするかな?
まあサキさんの都合もあるだろうけど。
祝福の湖はまだまだ拠点としては貧弱な機能しか備わっていない。
リターン・ホームを活用する事も出来るだろうけどね。
レイナの一件が落ち着くまで、サキさんはレイナと同行すると思われるし。
時間は掛かりそうだよね?
ま、しばらくは保留かもしれない。
他にも幻跳馬の皮、幻夢馬の皮も少ない数だが確保している。
現時点で急いで作成したい装備は?
特にないな。
新しく召喚モンスターを追加したらどうなるか分からないが。
先刻まで狩っていたナイトメアだが。
欲しくなっているオレがいる。
馬装具一式、今のうちに頼んでおくかな?
まだ夜なので召喚してないけど、もう心の中では決めている。
馬、追加します。
名前はまだ決めてないけどね。
時刻は深夜0時。
エリアポータルの祝福の湖に入って夜食を楽しんでいたんですが。
プレイヤー、また増えてるよね?
何だって増えているんだ?
それに湖の畔の方が何やら騒がしい。
何だ?
知った顔を見付けたので聞いてみるか。
「あ、おはようございますキースさん」
「おはようさん。何かあったのか?」
「調子に乗ってるのがいるだけです」
此花の答えはそれだけ。
でもそれで分かったような気がします。
駿河、それに野々村だな?
幾つかのフラッシュ・ライトが湖面を照らしていました。
そして泳ぎ回る魚影。
メロウ、サイレン、ローレライ。
そしてブラックドルフィンを駆っているのはやはりあの2人だ。
それに魚影にしては奇妙な姿も見える。
シールドスクイッドに海魔か。
ここ、海じゃないよね?
「あ、キースさん!」
「あれ、なんとかなりませんか?」
「どうにもならんなあ」
春菜とイリーナか。
何やら困り顔だな。
アデルはどちらかと言えば一緒に遊びたがってるような顔をしているけど。
それにしても駿河に野々村、ブラックドルフィンを駆る様子は中々だな。
結構、難しいのですよ。
馬とはまた違うのだ。
補助するのに【馬術】で賄えるとはいえ、よくやる。
夜中、湖面でブラックドルフィンに騎乗して暴走するとか。
あれ?
迷惑は掛かってないか。
放っておけばいいじゃないの。
自己顕示欲を満足させたら終わると思うのだが。
ま、気持ち良さそうだしな。
集合時間まで時間もある、
召喚モンスター達を全て帰還させましょう。
リグ、ストランド、アプネア、アウターリーフ、漁火と召喚しました。
そしてリグは球体へと変形する。
黄色のビーチボールだな。
ほれ、行っていいぞ。
「あ、あの、煽ってどうするんですか!」
「遊び疲れたら適当な所で止めると思うぞ?」
「で、デカッ!」
「クジラ?それにシャチ?」
壮大な追跡劇が始まっていた。
アプネアは、大きい。
この湖もかなりの大きさはあるようだが、いきなり小さく感じるなあ。
それにアウターリーフだ。
ブラックドルフィンに騎乗する2人の表情は見えない。
速度を上げたかな?
元気で何よりです。
シャチであるアウターリーフが駿河と野々村を襲ってるように見えるなあ。
「は、話には聞いてましたけど」
「ここで見る事になるとは思いませんでした」
「堪能したかな?」
「出来ればネレイスも見たかった」
「目の保養がががが」
おかしな事を言う。
駿河も野々村も分かってない。
あれをジロジロと見ていいのはオレだけなのです。
あれで垢BANを喰らうのはオレだけでいい。
そう思うのでした。
『えー、色々と予想外の事態です。昨夜と事情が違っているのはご覧の通りです』
昨夜と同様、出発前のミーティング、な訳ですが。
フィーナさんの声には困惑の色。
昨夜との違いは明白であった。
また、増えた。
昨夜の倍、いるかな?
サモナー系プレイヤーの数だけでも24名。
生産職だけでも30名。
攻略組に至っては数える気にならないが、生産職の倍以上って所だ。
各地の有名人が集結しているように見えてしまう。
目立つの、いるしね。
漁師兄弟は生産職のカテゴリでいいのか?
良く分かりません。
『えー、ユニオン編成は3つのパーティ以上としますが、推奨は4つです』
『昨夜の狩りに同行したパーティメンバーは移動中に情報提供を出来るだけお願いします』
『えー、このS2W5マップも踏破するのはかなり難易度が高くなります。ご注意を!』
『S3W5マップ直前に到達時、ステータス異常がある場合はインスタント・ポータルへの退避をお願いします』
『ユニオン編成で調整が必要な場合、私まで申し出て下さい』
なんとまあ。
かなり規模が大きくなった分、調整する方も大変だ。
それに生産職の動きもちょっと面白いな。
ここ、祝福の湖の拠点化は最低限のものが出来上がっているようだが。
それを、放置?
誰も残らないようなのだ。
これはかなり珍しい。
『キースさんと組むサモナー系プレイヤーですが、彼らでどうでしょう?』
『済みません、こっちで勝手に調整したんですけど』
「大丈夫、じゃないかな?」
同行するサモナー系プレイヤーは3名。
まあその内の2名は知った顔であるのですけどね。
男性エルフのグランドサモナー、つかヒョードルくんです。
その相方、ネクロマンサーのヘラクレイオスくん。
最後の1名はゼータという男性エルフのセージでした。
エルフでサモナーは激レアと聞きますが。
注目は得物です。
ヒョードルくんは背中に矢筒を背負い、弓は肩から斜めに掛けている。
それはまあいい。
腰に刺突剣がある。
前衛での戦闘も考慮しているって事かな?
そしてゼータなんだが。
弓矢は持っていない。
左手に小盾。
腰ベルトには刺突剣だ。
何やら背中に他に武器装備してますが。
おいおい、2人もエルフにして前衛、かよ!
ブームなんだろうか?
あの半ソロバードのスタイルが影響しているのかもしれない。
状態異常狙いであればアリだろう。
そしてヘラクレイオスくんはどこまでもスタンダードだ。
片手に杖を持ち、フード付のコート姿。
正しく魔法使いの雰囲気がある。
『とは言ってもこうして組むのは久し振りですから』
『足を引っ張らないように頑張ります!』
『あー、でも緊張はどうしても抜けない』
雰囲気は悪くない。
むしろ緩い?
聞けば最近まで一緒に南方面で狩りをしてたらしい。
種族レベルは?
ヒョードルくんがレベル25、ヘラクレイオスくんはレベル22です。
ゼータはレベル19だ。
かなり頑張る必要がありそうだな。
「まあそう無理はしないと思うぞ?」
『ですよね』
ヒョードルくんは相変わらずだな。
相変わらずと言えば?
例のお姉様達が、いる。
しかも、増えてる?
別々のユニオンへと分かれるようであるのだが、視線で分かる。
ヒョードルくん、それにゼータを狙ってる?
多分、狙ってる。
彼女達もまるでブレていないようだ。
恐ろしい。
その視線、実に恐ろしい。
オレの布陣は?
テロメア、フローリン、赤星、キール、オンディーヌに戻りました。
スペクターの赤星を見た反応は?
ヘラクレイオスくんの食い付きは早かったですね。
アンデッドに対してネクロマンサーが興味を示さない訳がない。
『融合まではかなり大変、ですよね?』
「ま、経験値を積み重ねたらいずれは入手出来るだろうね」
そのヘラクレイオスくんの布陣だが。
バンパイアが、いる。
まだレベル1ですけど。
最近になってフューズ・モンスターズで誕生したばかり、だな。
そして他の召喚モンスター。
全部、アンデッドなのだ!
整理してみると?
バンパイア、スケルトンファイター、スケルトンハンター、レイス、スケルトン。
徹底してます。
最後にレベル6のスケルトンがいるのも、アンデッドで枠を埋めないとボーナスが付かないからだ。
成程。
前にPK職のブラックサモナーに聞いたアレだ。
ネクロマンサーは自然とアンデッドを配下に増やす事になるだろう。
確かにどことなく似合ってます。
スペクターもこのまま順調に成長させて行けば確実に誕生しそうだ。
まだまだ、その時期は遠そうですけど。
ヒョードルくんの布陣は?
ホワイトウルフ、ミスティックアイ、レッサーオーガ、キメラ、バンパイア。
かなり頑張った?
バンパイアがいる。
しかしこうしてバンパイア3体が並ぶと謎が深まる。
テロメアは妖艶で危険な雰囲気を持つ危ないお姉様なんだが。
ヘラクレイオスくん配下のバンパイアはまるで違う。
明るい感じがする若い女性です。
暗さが感じられない。
むしろマーメイド系でもおかしくない雰囲気がある。
そしてヒョードルくんのバンパイアだが。
ロリ?
ヒョードルくんも小柄なエルフであるのだが、更に体格は小さい。
大丈夫なのか?
サモナー系のお姉様に対抗するには色気で完全に負けてますよ?
うん。
要らぬお世話、だな。
こうして見ているとお似合いに感じるし。
評価は実際の狩りの様子を見てからでいい。
ゼータの場合ですが。
グレイウルフ、ラミア、レッザーオーガ、羅刹、シルキーとなっている。
軸になる戦力が既に出来上がっているような感じがします。
バランスもいい。
まだまだ次のクラスチェンジには遠いが、戦力は十分に揃っている。
ここで単独で連戦となると厳しいだろうけど、今夜のうちにレベルアップは大いに期待していい。
『ではコール・モンスターで確認、行きます!』
『全方向警戒解除、後方確認に回ります』
『了解。キースさん、では進みましょう』
「うむ」
実にシステマティックに動くなあ
この3名、例のイベント終了後から組んで狩りをしている機会は多かったようだ。
役割分担も固定ではなく、交代でやっています。
状況確認、警戒、回復と支援。
無論、召喚モンスターもいるのだが、任せたままにしない所が面白い。
何よりヒョードルくんの変貌が酷い。
いや、オレ的には好みですけどね。
刺突剣は獅子賢者のフルーレ。
武技を使っての一撃離脱の繰り返しで毒と麻痺を狙うスタイルなんだが。
随分と慣れている感じがします。
聞けばもうすぐ、弓技能を刺突剣が追い越しそうであるんだとか。
こうなるとどっちがサブウェポンなんだか、分からんな!
ゼータは刺突剣メインでサブは背中のククリ刀です。
そう、獅子賢者のククリ刀だ。
盾を所持している事からも想像はしてはいたんだが、普通に前衛も出来る。
だがそこはそれ。
エルフなのだ。
基本は高い敏捷性を活かして状態異常を与える事を優先する形だ。
実際、ナイトメアと騎乗するデスナイト達を相手に真正面から挑む事はしていなかった。
驚きなのは盾の中にトンファーを仕込んでいた事かな?
そう。
杖も鍛えてあるらしい。
スケルトンペガサス相手には盾とトンファーで殴ってました。
なんだろう。
エルフが前衛で戦うのを見る機会はない訳じゃない。
でも2名同時に、というのは珍しい。
ヘラクレイオスくんのスタイルが正統派なんですけどねえ。
どこで間違えたんだ、この2人。
移動しながらの雑談は当然あった。
一番良く喋るのはヘラクレイオスくんでしたね。
中々、興味深い。
エルフでサモナー、という縁もあって、この3名で組む機会が多くなっているらしいな。
で、今まで経験値稼ぎをしていた、と。
ゼータは凄い勢いで成長を遂げているそうですが。
最近まで、南方面のS5マップ南端のスフィンクスとスピンクスを相手にしていたらしい。
地下はまだ半分もクリアしていないみたいで、難儀しているようです。
『レムトから6マス先には中々進めません。レッサーバジリスクが怖くて』
「でもここは7マス先になるんだが」
『リターン・ホームのマーカーが居ないと来ません。というか来れないですね』
『まあ、僕等の3パーティのユニオンでしたら5マス先がどうにかセーフってトコです』
ヘラクレイオスくん曰く。
7マス先で単独パーティで攻略するなら?
種族レベルで40は欲しい所なのだそうで。
1マスでレベル5、という目安理論、ね。
まあ目安だ。
しかもこの目安理論、パーティ内の平均で、なのだそうです。
オレ自身は現在種族レベルが44であるのだが、召喚モンスターも込みだとどうだろう?
結構、下になるかもしれない。
ヘラクレイオスくんの個人的意見だが。
サモナー系はどれもプレイヤーの負担が大きいから、この理論は当て嵌まらないと見ているようだ。
但し、ユニオンではそこそこ、目安にはなりそうだとも言う。
オレですか?
当て嵌まっているのか、いないのか。
良く分かりませんな。
大体、8マス先の相手とか、どれほどの人数を投入しても返り討ちになりそうなのがいるし。
鳴雷とか、そうです。
もっと言えば、7マス先でも逆髪みたいなのがいる。
6マス先でも鬼女がいるのだ。
一様ではないだろう。
それに海だとその法則は当て嵌まりそうもない。
島から遠い沖合い、それに深海は怖い。
地上でも空高く飛ぶのは避けたいしな。
それに、だ。
どこでどんな罠があるか、知れたものではない。
急に強力な相手に遭遇する事だってあるのだ。
《只今の戦闘勝利で【時空魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【跳躍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【軽業】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キール』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
魔物の襲来は?
間断なく続く。
というよりもわざと続けていると言うべきだ。
コール・モンスターで見ると、周囲の魔物の減りが目に見えて進んでいる。
他のユニオンもまた平行して南に狩りを続けながら進んでいる。
まるで、南に向けてローラー作戦です。
オレたちは一番東寄りのルートで進んでいる。
若干だが魔物を求めてルートを外す事が可能だ。
集合に遅れたくはないから移動が結構、駆け足になってます。
それでも昨夜に増してレベルアップのペースは落ちていた。
その分、狩りそのものは順調、緊張感が途切れかねない。
ヒョードルくん達には申し訳ないんですが。
キールのステータス値で既に上昇しているのはに生命力でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
キール ブラックウルフLv10→Lv11(↑1)
器用値 14
敏捷値 40(↑1)
知力値 15
筋力値 18
生命力 18(↑1)
精神力 15
スキル
噛付き 疾駆 裂帛 夜目 聞耳 危険察知 追跡 闇属性
時刻は午前5時ちょうど。
少し移動を急がないといけないかな?
でもインフォは容赦がない。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『オンディーヌ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
さあ、これで次のレベルアップに期待なのだが。
このまま続けるか?
夜明けまでは大丈夫だろう。
オンディーヌのMPバーは4割を切ったが、まだまだ余裕はある。
オンディーヌのステータス値で既に上昇しているのは知力値か。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しよう。
オンディーヌ ローレライLv10→Lv11(↑1)
器用値 21(↑1)
敏捷値 21
知力値 26(↑1)
筋力値 11
生命力 11
精神力 22
スキル
両手槍 回避 水棲 変化 夜目 怨歌 MP回復増加[微]
水属性 闇属性
で、オレ以外で戦果は?
無論、ある。
ヘラクレイオスくんの場合、本人を含めて全員がレベルアップしている。
スケルトンはスケルトンソーサラーにクラスチェンジした挙句、既にレベル6に達していた
スケルトンファイターはレベル11、レイスはレベル10になってる。
スペクター誕生までもう少しだな。
ゼータの場合はクラスチェンジこそなかったが、やはり全員がレベルアップした。
召喚モンスターでクラスチェンジに一番近いのはグレイウルフか?
レベルは9です。
でも今夜だけでレベル3つ分の成長である。
ラミアだけがレベル1つの成長だが、他の召喚モンスターの戦力底上げはグレイウルフ以上だ。
そしてヒョードルくん。
本人のレベルアップこそなかったが、ホワイトウルフがクラスチェンジとなりました!
2回目のクラスチェンジだ。
オレもその実態を知らない。
『2回目のクラスチェンジ!』
『何だ?どうなった?』
『おお?』
「ちょっと大きくなったかな?」
そう。
白き狼は大きくなった。
いや、この場合は毛足が伸びたのだろうか?
ヒョードルのホワイトウルフはクラスチェンジでポーラーウルフとなりました。
ポーラー?
ああ、極点って事か。
「触ってみていいかな?」
『勿論、大丈夫です』
触ってみるとしっとりした感触だ。
柔らかい。
毛足は長く、それでいて細いようだな。
暖かそうです。
「気を付けた方がいいな、これは」
『え?』
「触りたがるのがいるからな。間違いなく大人気になるよ、これ」
『あー』
『そうか、そうですよね』
うん。
まあ通過儀礼だ。
触られるのは不可避だろう。
でもね。
ヒョードルくん自身もゼータ自身も危ないと思うのです。
いや、そっちの危険の方が大きくないですかね?
『スキルにブレスが追加ですね』
「ほう?」
『見てみたい!』
『動画案件ですね』
ふむ。
同意だ。
オルトロスみたいな感じでしょうかね?
全然、違うって。
吐くのは冷気そのもの。
ダメージは?
氷属性の全体攻撃呪文と比べるとやや多め?
それもその筈。
ブレス攻撃って薙ぎ払うようにも出来るが、単体に浴びせ続ける事も可能だ。
単純比較は出来ない。
そして敏捷値遅延の状態異常だ。
発生し易いのかね?
これも、いいな。
馬が先に欲しい所ですけどね。
時刻は?
午前6時ちょうどです。
約束の時間ギリギリじゃないですか!
例の目印に辿り着いたのはいいが、これでは最後だよな?
中に入ってみたらやっぱりだ。
オレ達が最後でした。
「おおおおおおおおおお!フカフカじゃあああああああ!」
「これ、枕にしたい!」
「いいなー!いいなー!」
「ホワイトウルフ、鍛えるぞおおおおおおお!」
そしてこの騒ぎもやっぱりか。
まあ読めてました。
「出発は6時40分を予定です!」
「食事はもうあります!摂り終えたらログアウトを急いで下さい!」
おお。
さすがに手際がいいな。
では、布陣はどうするか?
今日は地上戦力が充実している。
封印術を使えるプレイヤーはいない。
今日も地上戦なのは確定なのです。
では。
布陣は今のうちに決めておこう。
ヴォルフ、護鬼、ナインテイル、鞍馬、スコーチです。
申し訳ないが、場合によってはジェリコはチェンジ・モンスターで交代する事も有り得る。
外法蛇亀であってもだ。
キムクイ相手では切り札として使う事になるだろう。
そして【英霊召喚】もまた切り札として使う事になるかもしれない。
『では行くわよ!』
『外法蛇亀の位置を確認!徒歩でいけます!』
『各自、最終確認!』
フィーナさんの号令の元、進発するプレイヤー達。
恐ろしい事に100名を超えているのだが。
外法蛇亀、それにキムクイはそのサイズの大きさ故に同時攻撃が出来てしまうというのが凄い。
特にキムクイの場合、この戦力の倍でも余裕です。
巨体というのはそれだけで的だ。
まあ両者共、並みの攻撃はまるで通じませんけど。
鍵は?
上空で戦況を見て知らせてくれる存在。
アデル、それにイリーナだ。
そして変化する状況に的確な指示を出せるか。
これはフィーナさんだな。
オレ?
最初からやるべき事が定まっているから悩みはない。
楽なものなのでした。
《只今の戦闘で召喚モンスター『鞍馬』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
外法蛇亀を倒して何も上がらなかった件。
いや、召喚モンスターはレベルアップしているんですけどね。
鞍馬のステータス値で既に上昇しているのは器用値です。
もう1点のステータスアップには敏捷値を指定しました。
鞍馬 独覚Lv5→Lv6(↑1)
器用値 29(↑1)
敏捷値 29(↑1)
知力値 12
筋力値 28
生命力 28
精神力 12
スキル
剣 両手剣 刀 両手槍 打撃 蹴り 投げ技 関節技
小盾 受け 回避 隠蔽 夜目 光属性
『げえ』
『本当にどうなっているんだか』
驚きはこっちもだよ!
こんだけの数が参加しててよく指揮が出来るな!
オレなんかだと突撃一辺倒にしかなりませんから!
『えー、次はキムクイと言いたい所ですが、確認出来る個体がやや遠くになります』
『移動優先で行動を!上空からの奇襲に警戒して下さい!』
だが。
ウィスパーで重要な情報が聞こえてきましたよ?
『愚者の石版、あったわよ!』
マルグリッドさんか。
うん?
愚者の石版、だと?
『おおおおおおおおお?』
『もうこの辺りで使ってもいいんじゃないの?』
『静粛に!このアイテムに関してはキムクイ討伐後に意見を聞く事になるでしょう』
ふむ。
それが妥当な所かな?
個人的な意見だとS2W5マップの南端にあると助かります。
ま、今はそれを言うべきではないが。
では。
布陣は一旦、変更です。
護鬼と鞍馬は帰還させましょう。
蒼月とキールを召喚します。
この数だ、戦力の底上げも図っておこう。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スコーチ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
しかし、鳥獣鶴仙と召喚してくる鶴に向ける視線はやはり芳しくない。
アデルとかは半分トラウマものである。
全体攻撃呪文を重ねに重ねての迎撃だったんだが、過剰火力でしょ?
スコーチのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップ、ここは器用値を指定しましょう。
スコーチ フォレストオウルLv5→Lv6(↑1)
器用値 18(↑1)
敏捷値 41(↑1)
知力値 21
筋力値 21
生命力 21
精神力 18
スキル
嘴撃 無音飛翔 遠視 広域探査 夜目 看破 強襲
隠蔽 危険予知 天耳 睡眠
ふむ。
揃ってきた、よね?
『では次はキムクイ戦です!』
『準備を進めて下さい!』
『インビジブル・ブラインドは足りてる?』
ふむ。
また慌しくなってきた。
次こそ本番。
布陣は?
ヴォルフ、護鬼、ナインテイル、雷文、スコーチにしてみました。
さあ、どうなりますかね?
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv44
職業 アークサモナーLv11(大召喚魔法師)
ボーナスポイント残 21
セットスキル
小剣Lv13 剣Lv21 両手剣Lv13 両手槍Lv20 馬上槍Lv23
棍棒Lv19 重棍Lv10 小刀Lv14 刀Lv21 大刀Lv13
刺突剣Lv17 捕縄術Lv22 投槍Lv18 ポールウェポンLv19
杖Lv35 打撃Lv33 蹴りLv33 関節技Lv31 投げ技Lv31
回避Lv34 受けLv34
召喚魔法Lv44 時空魔法Lv33(↑1)封印術Lv28
光魔法Lv29 風魔法Lv29 土魔法Lv29 水魔法Lv29
火魔法Lv29 闇魔法Lv29 氷魔法Lv28 雷魔法Lv28
木魔法Lv28 塵魔法Lv28 溶魔法Lv29 灼魔法Lv28
英霊召喚Lv3
錬金術Lv24 薬師Lv12 ガラス工Lv10 木工Lv15
連携Lv32 鑑定Lv30 識別Lv31 看破Lv11 耐寒Lv19
掴みLv31 馬術Lv30 精密操作Lv32 ロープワークLv18
跳躍Lv23(↑1)軽業Lv23(↑1)耐暑Lv19 登攀Lv14 平衡Lv21
二刀流Lv26 解体Lv27 水泳Lv14 潜水Lv15
投擲Lv19
ダッシュLv23(↑1)耐久走Lv23(↑1)隠蔽Lv14 気配遮断Lv14
身体強化Lv30 精神強化Lv30 高速詠唱Lv31
魔法効果拡大Lv30 魔法範囲拡大Lv30
耐石化Lv11 耐睡眠Lv12 耐麻痺Lv16 耐混乱Lv13
耐暗闇Lv13(↑1)耐気絶Lv17 耐魅了Lv8 耐毒Lv16
耐沈黙Lv11 耐即死Lv9
召喚モンスター
鞍馬 独覚Lv5→Lv6(↑1)
器用値 29(↑1)
敏捷値 29(↑1)
知力値 12
筋力値 28
生命力 28
精神力 12
スキル
剣 両手剣 刀 両手槍 打撃 蹴り 投げ技 関節技
小盾 受け 回避 隠蔽 夜目 光属性
スコーチ フォレストオウルLv5→Lv6(↑1)
器用値 18(↑1)
敏捷値 41(↑1)
知力値 21
筋力値 21
生命力 21
精神力 18
スキル
嘴撃 無音飛翔 遠視 広域探査 夜目 看破 強襲
隠蔽 危険予知 天耳 睡眠
キール ブラックウルフLv10→Lv11(↑1)
器用値 14
敏捷値 40(↑1)
知力値 15
筋力値 18
生命力 18(↑1)
精神力 15
スキル
噛付き 疾駆 裂帛 夜目 聞耳 危険察知 追跡 闇属性
オンディーヌ ローレライLv10→Lv11(↑1)
器用値 21(↑1)
敏捷値 21
知力値 26(↑1)
筋力値 11
生命力 11
精神力 22
スキル
両手槍 回避 水棲 変化 夜目 怨歌 MP回復増加[微]
水属性 闇属性
召魔の森 ポータルガード
黒曜、戦鬼、獅子吼、逢魔、極夜、近松、ポーセリン
同行者
たくさん
 




