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朝です。
ログインしました。
時刻は午前6時10分の筈だが。
周囲は深い森。
真夜中と大して変わらん！
今日はさすがに如意宝珠は魔石を生んでいない。
そりゃそうだ。
昨夜はエキドナさんに吸われちゃいましたから。
吸われたのは本当にMPバーだけですけどね！
では。
今日は朝一番に仮称亀マップに行って外法蛇亀に挑みましょう。
まだ魔物は3種しか確認していないけど、間違いない。
亀マップだ。
まだ空中担当を見てないけど、亀マップだ。
実は気になってます、空中担当。
蒼月に騎乗して移動するのだから、発見して遭遇するのも簡単だと思えるのだが。
やはり怖い。
空飛ぶ亀ってどうよ？
戦車や装甲車を空に浮かべてどうなるのかって話です。
ちょっと想像力が働きません。
おっと。
文楽を召喚して朝食の用意をして頂きましょう。
そして空中戦力も召喚して行きます。
ヘザー、クーチュリエ、蒼月、スパッタを召喚する。
今は文楽がいるが、その枠はイグニスを予定してます。
本当は黒曜も加えたい所だが。
残念、枠は5つまでだ。
戦力の底上げの為にも黒曜は外しています。
クーチュリエとイグニスがクラスチェンジしたら？
次は言祝と折威だ。
慈悲は無い。
料理を待つ間は？
マナポーションでも作っておこう。
まだたっぷりとストックはあるんだが、空き瓶も増えつつある。
無駄にはならないのだから作っておこう。
《これまでの行動経験で【薬師】がレベルアップしました！》
《これまでの行動経験で【ガラス工】がレベルアップしました！》
瓶も増やしちゃいました。
ついでだ。
作っておけ！
調子に乗ってたらこうなった。
とっくに文楽は朝食を作り上げていたというのに。
まあいいさ。
無駄にはならない。
原料もまだまだある事だしな。
今日は普通にパンでした。
そしてモツ煮込み。
モツならまだあるよ！
サーロインとかヒレとかもまだあったりします。
酒のつまみから豪勢な食事まで、まだまだ出来そうだ。
米もまだあるし。
もう数日は補給の必要は無いだろう。
よろしい。
もう少し、鍛錬をしましょう。
まずは道場破りだ。
文楽を帰還させ、イグニスを召喚する。
では、行くか。
ペガサスの英霊と朝のウォーミングアップを済ませた。
連携は問題なし。
スパッタはクラスチェンジで機動力の向上が著しい。
これで戦闘が楽になれば有難いのだが。
狙うのは？
外法蛇亀です。
キムクイは長時間、緊張を強いられ過ぎる相手なので、パス。
もう少し鍛錬してから挑みたい。
S3W5マップに入ってコール・モンスターを使ってみると？
外法蛇亀が4匹。
キムクイは1匹。
無論、キムクイはパスして外法蛇亀を狙う訳だが。
都合のいい事にS2W5マップとの境界近くに1匹いました。
退路は重要だ。
リターン・ホームもあるけど、そこはそれ。
意識はしておきたい。
外法蛇亀 ？？？
魔物 討伐対象 パッシブ
？？？ ？？？
レベルが見えないので、センス・マジックを使っておく。
うん。
凄い魔力だ、としか分からない。
そしてこいつも最初はパッシブ。
さて、奇襲をより確実にする手順は？
「インビジブル・ブラインド！」
そう。
姿を隠せばいいのだ。
どうして今まで気がつかなかったのか？
本当にバカだよな、オレって。
奇襲？
確かに奇襲は成功している。
武技の人馬一体、更にはブーステッドパワーを用いた突撃。
喉を狙ってまともに抉りましたよ？
でもね。
それでも2割も削れないのでした。
やっぱり強いよ、外法蛇亀！
しかし、キムクイとの戦闘は無駄にはなっていなかった。
召喚モンスター達との連携もいい。
再度の突撃は目を直撃。
ヘザーも続いて抉ったばかりの傷に突撃を成功させている。
クーチュリエも順調に毒を与えていた。
優勢を確信する戦果。
まだ仕留めきっていないけど、そう思えたのだが。
「ピィィィィッ！」
「ピェッ！」
スパッタが、イグニスが、警告の鳴き声？
何かが、いる。
センス・マジックの掛かっているオレの目には外法蛇亀とは別の魔力の塊が見えていた。
しかも、外法蛇亀よりも強烈、だと？
獣人亀仙 ？？？
？？？ 討伐対象 アクティブ
？？？ ？？？
それは小さな影。
昨夜も見た、あの直立する亀だった。
杖を持っている。
その表情までは遠目に見えない。
でもスパッタとイグニスには見えているのだろう。
いかん。
悪い予感しかしない。
悪い予感は外れなかった。
外法蛇亀のHPバーは現在8割ほど。
しかも現在、絶賛回復中なのでした。
リジェネレート、なんだろうな。
亀仙が何かしたのは分かっていた。
で、その亀仙、どこへ行った？
何とこいつ、近距離を転移しやがる！
魔力の塊があちこちに跳び回っていた。
クラウン系の魔人かよ！
そして撃ち込まれる攻撃がもうね。
グラビティ・バレット？
それにグラビティ・プリズン？
厄介な。
いつものオレ達とは逆の立場になったようなものだ。
こいつは先に片付けるべきだ。
それは分かっている。
まだブーステッドパワーの効果時間が続いていた。
早く。
早く、呪文が使えるようにならないと！
「六芒封印！」
ようやく封印術を使えました。
赤いマーカーに小さなマーカーが重なる。
でもその赤いマーカーは外法蛇亀のものだ。
獣人亀仙、ではない。
ダメか。
外法蛇亀の放つブレスが掠めて行く。
蒼月はまだ動きが鈍い。
余裕があるようで回避しきれていない。
「ディスペル・マジック！」
どうにか重力の干渉を逃れる事が出来た。
クソッ！
獣人亀仙め。
今度は獣人亀仙の魔力が急激に高まるように見えた。
何だ？
外法蛇亀 ？？？
魔物 討伐対象 アクティブ
？？？ ？？？
おい。
追加かよ！
しかも外法蛇亀？
もしかして今の、召喚魔法か何か？
マナポーションを服用すると呪文を選択して実行する。
もう、使うしかない。
あんな奴とは思わなかった！
「太公釣魚！」
これだ。
これしか、ない！
背中側に気配が生じている。
何だ？
振り向くとそこには、温和そうな顔。
口髭も顎髭も頭髪も黒味がかった白。
銀髪にも見える。
眉毛も含めて毛の量は豊かなようだ。
その頭上には例の数字。
カウントダウンだ。
その腰には竹で編んだ入れ物を括り付けてある。
魚篭、だな。
そして手に持っているのは釣竿だ。
？？？ ？？？
英霊 ？？？
？？？ ？？？
現れたのは老人の英霊1名のみ。
だが。
その効果は絶大なものであったようだ。
獣人亀仙の動きが止まっている。
跳べていない。
攻撃も飛んでこなかった。
それは外法蛇亀も同様であるらしい。
ブレスを吐こうとしたようだが、無理のようだ。
これは。
これは、凄い！
いや、恐ろしい！
いやいやいやいや。
急げ！
時間内に仕留めないと、こっちが危うい！
獣人亀仙の最後は呆気なかった。
ヘザーの突撃をまともに喰らって瀕死に。
スパッタとイグニスに集られてしまい、そのまま沈んだ。
外法蛇亀も獣人亀仙を助けようと動いていたが、そこはそれ。
亀の悲しさ。
その歩みは遅かった。
最初にいた方の外法蛇亀を狙う。
HPバーは？
7割ほどだ。
オレのMPバーは？
2割とない。
だがここは出し惜しみはなしで。
英霊の効果があるうちに、仕留めるべきなのだ！
「人馬一体！」「ブーステッドパワー！」
武技を継ぎ足す。
そしてブーステッドパワーもだ。
ここは全力で行け！
1匹目の外法蛇亀を仕留めた後、少し経過したら英霊は居なくなっていた。
うん。
本当にいただけに見えた。
効果は？
絶大でしたけどね。
2匹目の外法蛇亀もそう長くないだろう。
既に突撃で両目を潰してある。
ブレスを吐くにせよ、岩柱を飛ばすにしても、狙ってのものではない。
脅威は半減以下だ。
傷跡に攻撃をし続けたクーチュリエが毒を与えている。
スパッタとイグニスも傷を抉り続ける。
オレは蒼月を駆り、首を目掛けて突撃。
ヘザーも続く。
英霊を召喚するまでの劣勢が嘘のように思える。
そして2匹目の外法蛇亀も沈んだ。
消耗は？
実に激しいものになった筈だ。
だがそれも気にならない。
勝ったのだから。
まあ反省点はありますけどね。
《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました！》
《【封印術】呪文の八部封印を取得しました！》
《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました！》
《只今の戦闘勝利で【風魔法】がレベルアップしました！》
《只今の戦闘勝利で【識別】がレベルアップしました！》
《只今の戦闘勝利で【高速詠唱】がレベルアップしました！》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『クーチュリエ』がレベルアップしました！》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
想定外の相手だったが。
実入りは大きい？
【英霊召喚】で色々と削られたと思うのだが。
確かに大変な相手でした。
獣人亀仙も【英霊召喚】に頼らずに屠る日が来るのかね？
ちょっと想像が出来ない。
それは、いい。
クーチュリエだ。
クラスチェンジ、ですよね？
クーチュリエのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
クーチュリエ ギガントクイーンLv11→Lv12（↑1）
器用値 22
敏捷値 41（↑1）
知力値 14（↑1）
筋力値 10
生命力 13
精神力 10
スキル
針撃 噛付き 飛翔 回避 奇襲 誘引 毒 麻痺
《召喚モンスター『クーチュリエ』がクラスチェンジ条件をクリアしました！》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
ふむ。
やっぱりだ。
だがインフォはまたしても自重しない。
結構、経験値は稼いでいたようだ。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スパッタ』がレベルアップしました！》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
ふむ。
こうなると期待はイグニスだ。
きっと、来る。
確信出来ます。
スパッタのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
スパッタ サンダーバードLv1→Lv2（↑1）
器用値 14
敏捷値 41（↑1）
知力値 27（↑1）
筋力値 14
生命力 14
精神力 20
スキル
嘴撃 飛翔 遠視 広域探査 奇襲 危険察知 空中機動
風属性 土属性 雷属性
さあ。
来なさい！
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イグニス』がレベルアップしました！》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
やはりだ。
しかし2匹同時にクラスチェンジとはね。
消耗は激しかったが見返りがこれだけあったら大満足です。
イグニスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値です。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
イグニス ファイティングファルコンLv11→Lv12（↑1）
器用値 14（↑1）
敏捷値 36（↑1）
知力値 24
筋力値 14
生命力 14
精神力 17
スキル
嘴撃 飛翔 遠視 広域探査 奇襲 危険察知 空中機動
風属性 土属性
《召喚モンスター『イグニス』がクラスチェンジ条件をクリアしました！》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
剥ぎ取りナイフで2つの巨大な死体に突き立てる。
何も残らない。
小さな死体の方はどうか？
何も残らない。
なんという事だ！
だが急がねばならない。
では早速。
リターン・ホームの呪文を使おう。
このマップの魔物を全て確認していない可能性が高い以上、ここに留まるのは危険だ。
行き先は？
召魔の森だ。
うん。
少し、落ち着こうか？
クラスチェンジは安心出来る環境でゆっくり、やりましょう。
周囲の風景が反転すると、次の瞬間にはもう召魔の森だ。
ああ。
落ち着く。
あれは一体何だったんだ？
恐ろしい魔物が世の中にいる。
体格の大小？
当てにならないですね、はい。
では。
落ち着いたか？
クラスチェンジ操作だ。
しかも2匹いる。
お楽しみはまだまだ続くようです。
ジェリコ、清姫も加わって召喚モンスター達がオレを囲んでいる。
注目、してる？
気にせず操作を進めよう。
融合識別も使っておいて、と。
まずはイグニスからだな。
選択肢は分っている。
《融合対象となる召喚モンスターではありません。クラスチェンジが必要です》
念の為、装備は外しておこう。
クラスチェンジ候補は？
クラスチェンジ候補
ファイアバード
サンダーバード
うん。
知ってた。
ではファイアバードを選択ですね！
イグニス ファイティングファルコンLv12→ファイアバードLv1（New！）
器用値 16（↑2）
敏捷値 36
知力値 24
筋力値 17（↑3）
生命力 17（↑3）
精神力 17
スキル
嘴撃 飛翔 遠視 広域探査 奇襲 危険察知 空中機動
自己回復[微]（New！）火属性（New！）風属性 土属性
【ファイアバード】召喚モンスター 戦闘位置：空中
火の力を身に宿した鳥。別名、火炎鳥。
主な攻撃手段は嘴と脚爪、特殊能力等。
その大きさは鷲のサイズをやや超える。
火以外にも様々な能力を身に付ける個体も報告されている。
《融合対象となる召喚モンスターではありません》
その姿は？
というか、目付きが怖いよ！
睨んでる。
睨んでるよね？
その瞳は赤色。
頭部は嘴が黒い以外は青い。
胴体に行くに従って羽根が膨らんでいるのか？
その色は黒。
つかさ。
おデブちゃん？
体格そのものが大きくなっているだけ？
イグニスが翼を広げた。
おお！
大きくなってる。
間違いなくスパッタより大きい。
おデブだなんて、とんでもない！
羽根が膨らんでいたからそう見えるだけだ。
むしろ首元から胴体まで、緩やかに流れるフォルムはスッキリとしている。
でもね。
やっぱり目付きが怖い。
怒ってる？
いや、普通にしているだけなのに睨んでいるように見えるだけだ。
そういう姿形なのです。
仕方ないのだろう。
装備はどうだ？
パーツ、継ぎ足さないとダメだな、これは。
クーチュリエよ。
少し、待っててね？
周囲に召喚モンスターの姿が増えている。
獅子吼、モジュラス、近松が加わっているだけだが。
新たな姿のイグニスにも特に気にしていない様子です。
怖くないのかな？
では、次だ。
クーチュリエの番です。
《融合対象となる召喚モンスターではありません》
うむ。
確認終了と。
では選択肢はどうなってますかね？
クラスチェンジ候補
魔豪蜂女王
いきなり漢字表記になっちゃったよ！
どうなるんだ？
クーチュリエ ギガントクイーンLv12→魔豪蜂女王Lv1（New！）
器用値 22
敏捷値 41
知力値 18（↑4）
筋力値 10
生命力 15（↑2）
精神力 10
スキル
針撃 噛付き 飛翔 回避 広域探査（New！）奇襲
危険察知（New！）追跡（New！）誘引 毒 麻痺
魅了（New！）
【魔豪蜂女王】召喚モンスター 戦闘位置：空中、地中
魔豪蜂の女王蜂。主な攻撃手段は腹の先にある針。
体格は大型の猛禽類をも超える。
強力なフェロモンで獲物を呼び寄せたり逆に遠ざける能力がある。
他の魔豪蜂を統率する高い知能を備えているとされている。
《融合対象となる召喚モンスターではありません》
うーむ。
パッと見た感じ、スキルが充実したんだが。
ピンと来ない。
ステータス値でも敏捷値が伸びた訳でもないし。
これは実際の戦闘を通じて確認するしかないかな？
そして八部封印。
新しい呪文だ。
対象1体の武技、属性、状態異常攻撃、エンチャントを無効化するらしい。
もっと早く取得したかったよ、これ。
では。
出発前に確認、だな。
留守番はこのままでいいか？
いや、清姫、それにモジュラスは連れて行こう。
ジェリコも連れて行きたい所なんだが。
悩ましい。
留守番部隊は？
黒曜、獅子吼、雷文、逢魔、極夜、近松となりました。
近松は違うけど、猛獣と猛禽の森ですね。
で、秘密基地の様子は？
最初の小屋はそのままだが。
新たな建屋がほぼ完成しているように見えますけど？
中はどうなっているのか、見てみる。
中には簡単な机1つしかない。
だが。
注目なのはその机の上だ。
【素材アイテム】針トンボの針 原料 品質C+ レア度3 重量0+
針トンボの針。釘の代わりに使われる事もあるほど丈夫。
【素材アイテム】戦鷹の翼 原料 品質C レア度3 重量0+
バトルホークの翼。一般的には矢羽根に加工されている素材。
ペン先に使われる事も多い。
【素材アイテム】黄水晶 品質C+ レア度3 重量0+
黄色の水晶。別名シトリン。
透明度が高く粒の大きなものは魔法封印によく使用されている。
【素材アイテム】疾風虎の牙 原料 品質C+ レア度4 重量0+
シュトルムティーガーの牙。肉を噛み千切る恐ろしい代物。
【素材アイテム】黒蝙蝠の牙 原料 品質C レア度3 重量0+
ブラックバットの牙。先端は鋭く取り扱いに注意。
針トンボの針は5個ほどある。
他のアイテムは1個ずつ、か。
戦利品、であるらしい。
素晴らしい。
いや、待て。
これだけの素材、近松なら矢も自前で作れちゃうんじゃないのかな？
接着剤代わりとなる膠。
それに糸。
矢を作る為にオレが持ち歩いている分は近松に渡しておこう。
作った矢は自由に使って良し！
では。
移動しよう。
とは言ってもかなり消耗したばかりだ。
ちょっと落ち着きたい。
それに配下の召喚モンスターの成長に差が出てきつつある。
そう。
水中対応の召喚モンスターがどうしても見劣りしてしまうのだ。
ここは東に行くか。
クラスチェンジしたクーチュリエとイグニスの様子は移動中に確認出来るだろう。
布陣は？
当然、変更だ。
クーチュリエ、言祝、蒼月、折威、イグニスにします。
ルートはいつもの通り。
護国谷へとリターン・ホームで跳んで、そこからE4マップの巨岩のある島へ跳ぶ。
そこからは空中を移動。
目指すのはS1E5マップだ。
古代生物が相手だな。
無論、どれも手強い。
そうでもしないと水中対応の召喚モンスターの成長が間に合いそうもないのです。
E4マップからS1E5マップへと移動中は何をするか？
クーチュリエとイグニスの戦う様子を観察してました。
酷い。
いや、褒め言葉なんですけどね。
イグニスは分りやすい。
スパッタが好んで雷撃を使うように、イグニスは炎を好んで使うようだ。
派手です。
テロメアが作り出す火球もたまにデカかったりするが、イグニスの場合はもっと凄かった！
軍艦鳥の群れの中に巨大な火球を放り込む。
そして一気に、拡散。
その炎に炙られて半分が瀕死に。
まあMPバーも結構削ってたみたいですが。
言祝と折威が止めを刺す役目に回っている。
こないだまで立場が逆だったんですが。
だがこれは相互に補完出来るだろう。
MPバーが少なくなってからは立場が元に戻りましたから。
で、問題になるのがクーチュリエだった。
大きく、変わったか？
基本は変わっていないように最初は見えた。
でもね。
状態異常の魅了だ。
軍艦鳥の群れの赤いマーカーに中に、状態異常のマーカーがチラホラと。
そして同士討ちに。
これが酷い。
そして素敵だ。
群れの規模が大きいだけに群れの混乱が凄い事になった。
軍艦鳥の群れを相手にノーダメージというのはこれまでになかったんだが。
なんとクーチュリエの魅了で2戦連続でノーダメージ。
使える。
実に使える！
でもMPバーが減り過ぎ！
そうそう都合は良くないですよね？
S1E5マップでプテラノドンを相手にしてみる。
たまたま、最初に遭遇したのが3羽。
お任せにしてあったのが良かったのか、いけなかったのか。
1羽が魅了されていた。
そして始まる凄惨な同士討ち。
うん。
仕留めるのは簡単でしたけどね。
イグニスの出番がなかった。
それにクーチュリエのMPバーも枯渇寸前だよ！
仕方ない。
ここは交代だ。
クーチュリエを帰還させてスパッタを召喚する。
まだスパッタはMPバーが消耗した状態から少しだけしか回復出来ていないのだが。
ここは踏ん張って貰いましょう。
改めてプテラノドン相手に空中戦を挑む。
今度は言祝、折威が火力で押し、スパッタとイグニスが機動力を活かして牽制する訳だが。
うん。
この構図の方がいい連携が組めている。
それは間違いない。
《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました！》
《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました！》
うむ。
連携は申し分ない。
召喚モンスター達の連携が申し分ないのはいいんだが。
金剛戟、壊れちゃったよ！
むう。
これは痛い。
というか当たり前だ！
【ポールウェポン】の技能で操る武器は修復不可の代物だけだったのだ。
今はもう三叉戟のみか。
金剛戟か。
最初は色々と疑念のあった武器でした。
でも騎乗戦闘で突撃がし難い相手には逆に重宝したものです。
両手武器であったが、どうにか片手で扱えるようになってたのに。
フィジカルエンチャント・ファイアとグラビティ・メイルの重ね掛けがないとダメですけどね。
三叉戟は確か金剛戟よりも重かった筈だ。
うん。
最初からやり直し、だな。
プテラノドン相手の戦闘はどうする？
得物は獅子賢者の騎士槍に切り替えて、もう少し続けよう。
昼食まではこの布陣で凌ぎたい。
時刻は？
午前11時40分だ。
そろそろ、空中戦はお開きだな。
オレ自身のMPバーは戦闘しながらも徐々に回復していた。
蒼月のスキルの底上げあってこそだ。
それに、だ。
プテラノドンもそう温い相手ではないんだが、召喚モンスター達の動きが実にいい。
攻撃呪文を使う必要はほぼない。
だが召喚モンスター達は消耗している。
そして言祝と折威はレベルアップまでには至らなかったか。
まあそれは仕方ない。
適当に眼下の島に降りて食事にしよう。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv37
職業 アークサモナーLv4（大召喚魔法師）
ボーナスポイント残 8
セットスキル
小剣Lv7 剣Lv17 両手剣Lv10 両手槍Lv16 馬上槍Lv19
棍棒Lv15 小刀Lv9 刀Lv18 大刀Lv7
刺突剣Lv15 捕縄術Lv16 投槍Lv15 ポールウェポンLv16
杖Lv28 打撃Lv25 蹴りLv25 関節技Lv25 投げ技Lv25
回避Lv26 受けLv25
召喚魔法Lv37 時空魔法Lv26 封印術Lv21（↑1）
光魔法Lv23 風魔法Lv24（↑1）土魔法Lv24（↑1）水魔法Lv23
火魔法Lv24（↑1）闇魔法Lv24（↑1）氷魔法Lv23 雷魔法Lv23
木魔法Lv23 塵魔法Lv23 溶魔法Lv24 灼魔法Lv23
英霊召喚Lv3
錬金術Lv19 薬師Lv12（↑1）ガラス工Lv10（↑1）木工Lv13
連携Lv26 鑑定Lv26 識別Lv27（↑1）看破Lv10 耐寒Lv16
掴みLv24 馬術Lv25 精密操作Lv26 ロープワークLv14
跳躍Lv17 軽業Lv17 耐暑Lv15 登攀Lv13 平衡Lv17
二刀流Lv22 解体Lv22 水泳Lv13 潜水Lv13
投擲Lv16
ダッシュLv18 耐久走Lv18 隠蔽Lv9 気配遮断Lv9
身体強化Lv25 精神強化Lv25 高速詠唱Lv26（↑1）
魔法効果拡大Lv25 魔法範囲拡大Lv25
耐石化Lv10 耐睡眠Lv10 耐麻痺Lv13
耐混乱Lv11 耐暗闇Lv10 耐気絶Lv14
耐魅了Lv8 耐毒Lv12 耐沈黙Lv9
耐即死Lv8
召喚モンスター
クーチュリエ ギガントクイーンLv12→魔豪蜂女王Lv1（New！）
器用値 22
敏捷値 41
知力値 18（↑4）
筋力値 10
生命力 15（↑2）
精神力 10
スキル
針撃 噛付き 飛翔 回避 広域探査（New！）奇襲
危険察知（New！）追跡（New！）誘引 毒 麻痺
魅了（New！）
スパッタ サンダーバードLv1→Lv2（↑1）
器用値 14
敏捷値 41（↑1）
知力値 27（↑1）
筋力値 14
生命力 14
精神力 20
スキル
嘴撃 飛翔 遠視 広域探査 奇襲 危険察知 空中機動
風属性 土属性 雷属性
イグニス ファイティングファルコンLv12→ファイアバードLv1（New！）
器用値 16（↑2）
敏捷値 36
知力値 24
筋力値 17（↑3）
生命力 17（↑3）
精神力 17
スキル
嘴撃 飛翔 遠視 広域探査 奇襲 危険察知 空中機動
自己回復[微]（New！）火属性（New！）風属性 土属性
召魔の森 ポータルガード
黒曜、獅子吼、雷文、逢魔、極夜、近松
