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 門の近くで人が集まっている。

 何だか騒がしいんですが。


「何の騒ぎですか?」


「町の外に出たら分かる。こんな事は初めてだ」


 NPCの門番にイリーナが問い掛けていたが。

 その返答は芳しくない。

 何だ?





 町の門を出るとそこは。

 その風景が違う。

 町の外は平原になっている筈なのだが。

 一瞬、門から出ると風景が消える。


 砂漠?

 おかしいだろ!



「何これ!」


 無論、町の中に戻る訳だが。

 普通に戻れるようだな。



「今の、どこの森?」


「え?夜の山だったような」


「どこかの渓谷でしたけど?」


「砂浜だった!」


「洞窟じゃないの?」



 うん?

 これも変だな!

 人によって見えた風景が違っている?




 一旦、門の中に戻る事に。

 早速、フィーナさん達が中心になって情報の収集が行われていたようだが。

 オレ?

 こういうのは性に合わない。


「反対側の出口もダメ!」


「町の外にいるプレイヤーがレムトの町を見失った?」


「インスタント・ポータルを使えるプレイヤーがまだ外にいるわ!協力の承諾は取れているから誘導しましょう」


「イベント、なんだろうな?」


「多分な」


「センス・マジックでも何も分からないみたいね」


「全く、何なんだか」


 先刻までイベントを待っていた様子のフィーナさんだが。

 奇妙に生き生きとしているように見えますけど?


 町の中にいるプレイヤーだってこのままでは困る筈なのだ。

 宿屋はどこも満杯だと聞く。

 ログアウトが自由に出来ない、というのは不便に過ぎる!



 だが。

 何か進捗がありそうな予感がする。

 ギルド長とゲルタ婆様が並んで門の外へ向かっていた。

 周囲には武装している衛兵の姿もあるんだが。

 あれ?

 そう言えば師匠とジュナさんは何処に行ってるんだろう?



 何名かのプレイヤーがギルド長の後を追い掛けていく。

 オレもギルド長の後を追い掛けて門の外に向かった。

 何かが、起きる。

 それは間違いない事だろう。







 イル・カピターノ ???

 イベントモンスター 魔人 ???

 ???



 ザンニ ???

 イベントモンスター 魔人 ???

 ???



 それはまたしても魔人だった。

 但し2人だけ。

 ザンニ、という魔人は以前に見掛けた奴だろう。


 風景はやはりおかしい。

 砂漠のように見える。

 全く、どうなっているんだか。


 新たな魔人は?

 やたらと派手な衣装を着た戦士って所だろうか?

 腰に佩くのはレイピアだろうか?

 刺突剣であろう事は間違いない。


 その顔は遠目でも分かる特徴がある。

 切り揃えられた顎鬚に口髭。

 挑発するかのような目。

 帽子も派手だ。

 飾り羽で飾り立てている。


 うむ。

 その美的センスには付いていけそうにないです。



『汝等が警告を無視する者達であるか』


『故に罰を与える』


「この結界を抜けられずにおる魔人が何を言うか!疾く去ね!」


『不遜』


『故にそれは罪』


『いずれ汝等は知るだろう』


『西より破壊の災厄を我等は放つ』


『それはこの町を潰した所で留まらぬぞ!』


『海をも渡り汝等の傲慢を正すであろう』


「何?」


 魔人共の声は頭に直接響いてきている。

 その声に含まれているのは?

 嘲笑。

 そう、嘲笑だ。



『そして全ての地にもまた災厄を!』


『傲慢は正されねばならぬ!』


『その身に宿る罪の重さを知るがいい!』


 魔人共の声が途絶える。

 その姿もだ。

 

 風景はいつの間にか戻っている。

 平原。

 レギアスの村へと通じている道。

 それにいくつかのパーティや馬車の群れが殺到してきている。

 元に戻った。

 そういう事であるらしい。





 衛兵達に囲まれてギルド長とゲルタ婆様が戻っていく。

 結構、いや、かなり深刻な表情だ。

 オレに気が付く様子もなく、足早に去ってしまっていた。

 オレもフィーナさん達の所へと戻る。

 早速、情報収集を始めているようですが。



「もう掲示板にスレ立ってる!」


「はえーよ乙」


 各所でそんな声が。

 そしてフィーナさんとジルドレ、カヤが相談しているようです。

 何やら作戦会議?



「キース、貴方はこれからどうするの?」


「先刻の魔人、ですか?」


「勿論よ」


「狩りに行きたいですね。ここにいても退屈ですし」


「行き場所は、西?」


「魔人の言い草からすると、一番面白そうなのは西みたいですから」


 勿論、行くならば西だ。

 厄災、と表現する程の存在、か。

 興味あります。

 ブロンズドラゴン並みの相手だったら?

 無論、逃げますけどね。

 イベントであるのなら、現時点のプレイヤー構成で全く手に負えない存在が襲ってくる事はないだろう。

 そう思いたいものだ。



「サキ!W4の夕闇城に跳べるのは?」


「ヘルガよ!」


「レムトをマークしているのは?」


「リックがいるわ!」


「ミオは風霊の村、だったわね?」


「うん、そうだけど。フィーナ姉?」



 フィーナさんの所にリックが来る。

 少し遅れてヘルガも来た。

 何だ?



「キース、貴方には先行して様子を見てきて欲しいんだけど、いい?」


「まあそれはいいんですが」


「W4のエリアポータル、夕闇城から西へ偵察よ?かなり危険だと思うけど」


「ま、何とかなるでしょうね」


 W4か。

 ここから4マス先だ。

 隣のW5マップに行くにしても5マス先?

 出現するのがスフィンクスやスピンクスに留まるならどうにかなるだろう。

 イベント絡みは分からないけどね、



「一度に跳べるのは6名まで、他に2名同行できますけど?」


「先行偵察希望者はいる?」


「私が行きます!」


「アデルが、となると当然ですが私も行きます」


 アデル、そしてイリーナが手を挙げていた。

 おいおい。



「今日の夕方以降もサモナー交流会をするんじゃなかったの?」


「事情が事情ですので」


「中止してイベント優先で!」


 おいおい。

 まあイベントが発生した直後に交流会っていうのも確かにアレだとは思うけどさ。



「今日は交流会を前提に寝て来てますし、夜の探索も暫くは大丈夫ですので」


「あ、春菜ちゃんと此花ちゃんに連絡しておくね!」


 ああ。

 これはまた、アデルとイリーナとユニオンを組む流れですね、分かります。

 まあ戦力はあった方がいいのは確かだが。

 当然、最初からハードになると思うぞ?




 一旦、召喚モンスターを帰還させる。

 リック、ヘルガ、ミオ、それにアデルとイリーナ。

 オレも一緒のパーティを組む。

 ヘルガのリターン・ホームの呪文を使うと?

 夕闇城だ。

 久しぶりだな、ここ。

 だが様子がまるで違う。

 そこそこ、整備されている事が分かる。

 文字通り、城としての機能もあるだろう。




「連絡は貰ってる。イベントだって?」


 城の中には少ないながらも幾つかのテントがある。

 プレイヤーの姿もあるのだが、その数は少ない。


 声を掛けて来たプレイヤーはメイジとルーインダイバーの2名だ。

 リックとは顔見知りであるらしい。



「もう連絡、あったのか?」


「ああ。リターン・ホームを使えるプレイヤーで今すぐ動けるのはこの2名だけだ」


「この先へ攻略に向かっているパーティは5つは知ってる。そのうち1つにはイベントの件を伝えてある」


「了解」


「だがログアウトしているパーティが多いと思うけどな。時間が時間だし」


「ま、掲示板でも告知はしてあるけどねえ」


 リックがミオに視線を向ける。

 ミオは頷くとログアウトの準備をするようだ。


「少し待ってくれ。1名、ここでログアウトする」


「ちょっと待っててね!すぐに戻る!」


 ミオがパーティを抜けると手早くテントを設営してログアウトしていく。

 おっと、オレもパーティを抜けないとな。

 オレ、アデル、それにイリーナもパーティを抜けて召喚を始める。



「え?サモナーさん?」


 誰だそれは。

 ま、それはスルーしておこう。

 時刻は午後2時50分。

 夕刻までにはW5に到達しておきたいものだ。

 時間が惜しい。



 オレの布陣は?

 ヴォルフ、残月、ヘリックス、ヘザー、極夜である。

 かなり、本気だ。

 慈悲はない。


 アデルは? 

 ホワイトホース、ホワイトウルフ、金毛狐、ファイティングファルコン、オルトロスです。

 本気だ。


 イリーナは?

 バトルホース、バトルホーク、ブラックウルフ、オオフクロウ、ピクシーだ。

 やっぱり本気だ。


 移動、そして探索を意識した布陣で統一している。



「レギアスの村、風霊の村、それに霧の泉の周辺でも警戒を始めるそうだよ?」


「ほう」


 リックに連絡が来ていたようだ。

 うむ。

 動きが早いな、フィーナさん。

 でも残念な事にプレイヤーが一番減る時間帯になると思うのだ。

 現実の時刻とは12時間の差がある。



「探索行動だけでなく、複数パーティで行動を推奨だそうだけど」


「無論そうするよ。アデル、イリーナ。ユニオンを組んで行くか?」


「勿論!」


「了解です。どんな強敵に遭遇するか、分かりませんし」


 では。

 行こうか。


 呪文の強化は移動しながらでも可能だ。

 西へ向かう。

 さて、どうなってますか?





『掲示板情報の確認はしました。W5のエリアポータルですが、現時点ではまだ解放されてないみたいです』


「ほう」


 呪文の強化を終えるとイリーナから掲示板の情報収集結果を聞いておく。

 他に判明している情報は?

 出現する魔物情報だ。

 それだけ。

 でもそれで十分とも言える。


 空中に出現する魔物は?

 昼間はマイナーグリフォン、それにレッサーグリフォンである。

 但し騎乗するような奴はいないようだ。

 W4マップと同じくマイナーグリフォンもいる。

 マイナーグリフォンは群れているようなので、注意を要するそうです。


 夜はどうか?

 クラウドスライム、というのがいるそうですが。

 名前の通り空中に浮かぶスライムかよ!

 こいつがまた嫌がらせのような存在らしい。

 火魔法は有効。

 でもその悪臭と毒は非常に厄介なようだ。


 そして問題の地上は?

 アイラーヴァタ、という名の白い象。

 牛の魔物のラクチャンゴ、これは十二神将の所で戦った奴だな。

 夜になるとヴェータラというアンデッドが追加、と。

 但し、W4とは異なり、W5マップは中央まで攻略組が進んでいないようだ。

 W4のエリアポータルにしても生産職の支援が行き届いていないのも遠因らしい。

 でも一番の理由がN1W3マップとS1W3マップの人気の高さにある。

 まあ、そうかも。

 幻影馬の素材、それに水晶だ。

 人気ありそうだよな?



『なんか転がってますけど?』


『ブラッドタンブルウィード?』


「ああ、あれか」


 あれ?

 アデルもイリーナもW4マップは初めてかな?



 転がってくる草の魔物にファイア・シュートを撃ち込んで燃やす。

 迫ってくる所にグラビティ・バレットを撃ち込んで突き放す。

 ああもう、この魔物はまともに相手をするのが面倒なんだよな。



「コール・モンスターで引っ掛かるモンスターは分かるか??」


『サイ!それにライオン!』


『パンツァーライノにステップライオンですね。マイナーグリフォンもいますが』


「ここの昼間に出現する魔物はそれで全部の筈だな」


『数が多そうに見えますけど。避けますか?』


「逃げ切るのは難しそうだな」


 オレもコール・モンスターで確認しておく。

 確かに多いな。

 サイが少なく見えるが、マイナーグリフォンが多い。

 まあ、いいさ。

 騎乗している奴がいなければそう怖い相手ではない。




「恐らく未見の魔物がいる筈だ。猛禽類の召喚モンスター達にはやや高度をとらせよう」


『了解!』


 オレもヘリックスの高度を上げさせる。

 4羽の猛禽類の目は空中と地上の広い範囲を見渡す事になる。

 コール・モンスターで確認できないような魔物を把握するにはこうするのが定番だ。

 それにイベント、となると色々と面倒です。

 何が襲ってくるのか、分からない。

 魔人は急に出現して来る事もある。

 まあここの地形であれば先にヘリックス達が気が付くと思いたいが。






 おかしな点はあるか?

 あると言えばある。

 ステップライオンだ。

 昼間だとその多くはパッシブで襲ってくる事は少ない。

 だが。

 今日はやたらとアクティブである。

 1頭だけであっても襲ってくるのだ。

 まあ返り討ち確定なんですけどね。

 移動の邪魔だよ邪魔!






 もうすぐW5マップか?

 最初に遭遇したのがこいつだ。



 ラクチャンゴ Lv.2

 魔物 討伐対象 アクティブ

 戦闘位置:地上 火耐性 土耐性



 ま、十二神将の所で戦っているから驚きはない。

 驚くべき事は別にある。

 10頭ほどの群れ。

 まあそれも驚きなんですがね。

 闘牛と同じ手順で戦えばどうにかなりそう?

 問題は同行する別の奴です。



 アイラーヴァタ Lv.1

 魔物 討伐対象 アクティブ

 戦闘位置:地上、空中 風属性 土属性



 呪禁道師 Lv.3

 イベントモンスター 魔人 アクティブ

 戦闘位置:地上

 光耐性 闇耐性 火耐性 風耐性

 土耐性 水耐性



 白象、だよな?

 牙が4本あるけど、象である事は確かだ。

 そして騎乗している魔人もいる。

 あの厄介な奴。

 呪禁道師だ!


 だが。

 空中から攻めたら、良くないか?

 そうすべきだ。

 そうしましょう。





 ラクチャンゴは、強い。

 あの闘牛の上位っぽいから当然なんだけどね。

 十二神将の所で戦った時は場所が狭かったのも影響していたのかね?

 突撃の勢いが半端ない!

 闘牛の迫力を更に上回る。

 W4のパンツァーライノよりも速いし、残月のスピードにも追従する器用さもあるようだ。


 呪禁道師がいる分、厄介なのは当然だが、そこはそれ。

 ヘリックス達が倒すのを待ちましょう。

 こっちも呪文ではなく、武技を中心に魔物を狩る。

 獅子賢者の騎士槍は実にいい。

 3頭ほど麻痺させたしな。


 結局、呪禁道師も騎士槍でアイラーヴァタを突いた所で地面に落ちていた。

 そして残月が踏み潰す。

 楽勝?

 そう、そこまではね。


 アイラーヴァタって象が酷い。

 大暴れだ。

 サイズ的には驚きはない。

 マンモスを見ているしね。

 こいつはマンモスよりもかなり小さい。


 だが。

 マンモスが出現するエリアはレムトから4マスのマップである。

 ここは5マスだ。

 何か理由がある筈。



 その理由は恐るべきものでした。

 象のMPバーがいきなりごっそりと減ったかと思ったら、変化が起きた。


 翼だ。

 翼が、生えている?

 しかも純白の翼。

 綺麗、と呟いたのはアデルだったか、イリーナだったか?

 或いはその両方であったのか。

 オレも同感です。

 しかし空中を飛び回ってこっちに突撃を仕掛けてくるとか、どうなってるの?

 いや、最初に【識別】した時の事を思い出せ!

 戦闘位置に空中ってあったような。


 対策は?

 定番でどうにかしました。

 グラビティ・プリズンを仕掛けて機動力を削ぐ。

 翼を呪文で焼き、召喚モンスター達が集るように攻撃を続けて地面に叩き落した。

 ラクチャンゴを全て始末した召喚モンスターの集中攻撃を受けて白象も沈む。

 無論、オレも突撃を敢行している訳ですがね。

 やっぱりあの牙はいかんな。

 残月がダメージを喰らってしまっていた。

 まあ呪文で賄えるし、ステータス異常に陥る事もなかったし、いいんですがね。



「掲示板に白象が空を飛ぶって情報はなかったのか?」


『ありませんでした』


『何あれ!不思議ー』


 全く。

 象なら象らしく、空を飛ぶなら耳が大きくなって翼になるべきだと思うのです。



 ところで。

 象は何も残さない。

 ラクチャンゴはあれだけいて紅水晶1つだ。

 やはり解せぬ。


 魔人は?

 死体が消えてしまうだけで何も残らない。

 これはまあ想定内なんですがね。

 たまには何か残してくれませんかね?

 オレ達に掛けてあったエンチャントを半分以上、吹き飛ばしてくれやがって。

 嫌がらせ、と受け取った!

 そうか。

 そういうつもりか。





『キースさん、別口で重要そうな情報があります』


「うん?」


 掲示板情報では?

 魔人との遭遇情報が出てきている。

 但し、西方面だけのようだ。

 レギアスの村周辺にまで出現しているとか、嫌がらせか!


 それに魔人がパーティを組んで出現するパターンではないようだ。

 既にそのエリアにいる魔物と組んで出現しているパターンか。

 エリアを越えて侵攻していないだけ、ちょっとマシなのか?

 いや。

 油断すべきではないのだろう。



 魔人抜きのラクチャンゴ、それにアイラーヴァタを狩った所でやっぱり襲ってきました。

 レッサーグリフォンです。

 だが騎乗しているのがグリフォントルーパーではなく、魔人だ。

 ビーストテイマー?

 だが。

 怖くはない。

 レッサーグリフォン1頭と魔人だけだ。

 空中から一方的に攻撃されるようでは危ないが、こっちにはヘリックス達がいる。

 撃ち落すのにはそう時間は掛からなかった。


 まあ地面に縫い付けてから時間が掛かった事は良しとするか。

 さすがにW5に出現する魔物だ。

 それなりにタフなのでした。






《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『残月』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 時刻は午後5時50分。

 残月がレベルアップしてます。

 白象はいい経験値になるんだろうか?

 ユニオン組んでいるから入ってくる経験値はより分散すると思うんだが。



 残月のステータス値で既に上昇しているのは器用値だ。

 珍しいな!

 もう1ポイントは敏捷値にしておこう。



 残月 ホワイトホースLv9→Lv10(↑1)

 器用値  9(↑1)

 敏捷値 29(↑1)

 知力値  8

 筋力値 29

 生命力 29

 精神力  8


 スキル

 踏み付け 疾駆 耐久走 奔馬 蹂躙 蹴り上げ

 騎乗者回復[微] 魔法抵抗[微] 光属性



 レベルアップだけでなく、ようやく白象からアイテムが剥げた。

 こんな代物です。



【素材アイテム】白象の牙 品質C+ レア度5 重量3+

 アイラーヴァタの牙。象の牙としては珍しく湾曲はない。

 頑強である事で知られている。



 ようやく得心のいくアイテムが剥げた訳だが。

 長いよ!

 何頭狩らせるつもりだ?

 いや【解体】次第なんだろうけどさ。


 それに解せぬ。

 魔人だ。

 引き連れている魔物がマップ相応の奴?

 前回とまるで違う。

 難易度は逆に下がっているように感じるのだ。




『そろそろ時間です。夕食にしますか?』


「そうだな。簡単に済ませるか」


 時刻は午後6時20分。

 移動は一旦、中止だ。

 夜が来る。

 まだ魔人の気配は、薄い。

 それが逆に不気味に感じるのであった。

召喚モンスター

残月 ホワイトホースLv9→Lv10(↑1)

 器用値  9(↑1)

 敏捷値 29(↑1)

 知力値  8

 筋力値 29

 生命力 29

 精神力  8

 スキル

 踏み付け 疾駆 耐久走 奔馬 蹂躙 蹴り上げ

 騎乗者回復[微] 魔法抵抗[微] 光属性


同行者

アデル&イリーナ

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