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 時刻は午後4時10分。

 リュカーンからはたっぷりと野菜を頂いてしまった。

 後は端材も込みで木材をいくつか入手できた。

 ラッキー。

 ここから先は【木工】の出番だ。

 何を作るのかと言えば。

 まずは地道にモールドです。

 木製だけど。

 こういうのって木型っていうべきですね。


 作業の手伝いが要る。

 ジェリコは帰還させて文楽を召喚する。

 木工所の一角を借りて作業を進めた。

 型をとるのは、呵責の杖だ。




 一気に作ってしまった。

 木型だ。

 これを基本にしよう。

 両端は敢えて閉じず、色々と仕掛けを作れるようにしてある。

 まあ今回は棒を通せば型の中で中空に浮くよう、アタッチメントを作ってあるのだが。

 何を作るのか?

 珪化木の杖。

 その改良版です。


 直径1.2cmほどの棒を地獄の閂から削りだす。

 そしてモールドにセット出来る事を確認して。

 珪化木の杖はやや勿体無いが、潰そう。

 2つに切断、1つはシェイプ・チェンジの魔法掛けて、木型に流し込む。

 そして棒をセット。

 もう1方の木型にも同様に流し込んで、2つの木型を合体。

 プレス。

 人力ですけどね。

 両端のアタッチメントに設けられた穴から変形する珪化木の一部が出てくる。

 これも当然だが回収しておこう。

 このまま思惑通りに製造出来るかな?



 型から外す前にシェイプ・チェンジを解除。

 棒を木型から外し、珪化木で覆われた部分だけを棒から切断。

 はみ出てきた珪化木の一部をシェイプ・チェンジに掛けて、両端をカバーしていく。

 バリを取って表面の凹凸を滑らかにした。


 さあ、どうなる?



【武器アイテム:杖】珪化木の杖+ 品質B- レア度6

 AP+19 M・AP+0 破壊力5+ 重量2 耐久値330

 魔力付与品 属性破壊[小] 耐性破壊[中]

 珪化木を加工して作られた杖。

 攻撃した相手の特性を一時的に無力化する武器。

 [カスタム]

 芯材に地獄の閂の一部を用いており魔法発動にはほぼ寄与しない。



 おお!

 性能的には文句なしだ。



《これまでの行動経験で【木工】がレベルアップしました!》

《これまでの行動経験で【錬金術】がレベルアップしました!》



 レベルアップもしているしな。

 なかなかであろう。

 が、これで終わりではない。

 手にして試さない事には、ね?




 一通り振り回してみた。

 大きな違和感はない。

 まあ重たいけど。

 呪文で筋力値を強化したら違和感はより小さくなるだろう。



 呵責の杖ベース、と来たら呵責のトンファーも、と行きたい所だが。

 接合部の事を考えると好ましくないな。

 芯材の強度が維持できないだろう。


 では、次だ。

 別の武器を作っておこうかね?

 ある武器から木型を取って、同様に作ってみました。

 何を作ったかと言えば、これだ。



【武器アイテム:馬上槍】獅子賢者の騎士槍+ 品質B- レア度6

 AP+24 M・AP+0 破壊力3+ 重量4+ 耐久値450

 魔力付与品 麻痺異常発生[小] 毒異常発生[小]

 獅子賢者の針を先端に用いた馬上槍。

 刃がなく斬る事はできない。

 ダメージだけでなく麻痺毒を与える事がある。

 [カスタム]

 先端にある獅子賢者の針は珪化木によって強化されている。

 柄に地獄の閂を用いており魔法発動にはほぼ寄与しない。





 獅子賢者の針から騎士槍か。

 いいな!

 獅子賢者の針か。

 馬上槍以外にも色々と使えたらいいいんだろうな。

 針ならまだある。

 珪化木がかなり少ないから騎士槍はもう無理だが。

 槍もいいかな。

 刺突剣とか?

 あると思います。


 だがもう時間切れだ。

 時刻は午後6時になろうとしていた。

 木型はもう何度か使えば使い物にならなくなりそうだが。

 まあ取っておこうかね?




「おお!キースさん早い!」


「あ、少し待ってて下さい。食事の用意も出来ますので」


 屋台はそこそこに活況だったようだ。

 料理の売れ行きは良好、完売に近いみたいです。

 オレ向けの料理は別に取ってあったようだが。

 それは串焼きでした。

 何の肉だ?

 鶏肉みたいだが。



「実はその肉」


「恐竜の肉!」


「ほう」


「意外にいけますよね!」


 聞けばオレが売ったあの恐竜肉、半分を買い取っていたらしい。

 理由は興味があったから。

 そうか。

 興味があったのでは仕方がない。

 作ってしまうよね?

 しかしオレも【鑑定】を忘れてるな。

 迂闊だ。



 ヒョードルくんも到着。

 MPバーはもう全快だ。

 夜に向けて体調は万全のようだ。

 少し遅れて春菜と此花も到着。

 揃ったか。



「夜もまた経験値稼ぎ、ですよね?」


「だな」


「今度は騎乗戦じゃないんですよね?」


「召喚モンスターの構成も完全に変わっちゃうわね」


「前衛、鍛えとかないと」


 色々と思索顔だな。

 まあオレはオレでそう悩みはない。

 いつもの通りだ。


 召喚モンスターは全て帰還させて6名でパーティを組む。

 灰色の森を出るとリターン・ホームを選択して実行。

 戦場に行きましょう。



 スフィンクスとスピンクスの像の前に到着。

 他にプレイヤーの姿はない。

 早速、各自が召喚モンスターを呼び始める。

 オレも布陣を確定させておこう。


 ヴォルフ、ジェリコ、護鬼、テロメア、ロムルスとした。

 1匹はレベルアップを狙う枠にしておく。

 今夜のうちに何匹か、レベルアップさせておきたいものだ。


 アデル達も陣容を確定させていく。

 昼間とは一転、近接戦闘を意識しているな?


 オルトロスに鵺といった主力部隊。

 ウッドゴーレムにビーストエイプといった前衛部隊。

 フェアリーを中心とした後衛部隊。

 バットなどの後衛部隊。


 既に交じり合って誰の召喚モンスターなんだか、分からん!

 まあいいさ。

 運用は任せましょう。



「じゃあユニオンを組もう」


『スフィンクスとスピンクスにも挑戦するんですよね?』


「無論だ。神徒と連戦して最後に回そう」


『やっぱりハード!』


 恐らくだが。

 温くなるように出来てないと思うぞ?

 最近、運営の悪意も感じるのです。


 魔物が強くなってくれる分は、別に構わないんだが。

 いきなり強さが跳ね上がったりするのはなんとかして欲しいものだ。


 戦う順番は?

 セベクの神徒、バステトの神徒、アヌビスの神徒、トトの神徒、クヌムの神徒、セルケトの神徒。

 スフィンクスとスピンクスのペア。

 前回は1時間を目安でクリアしていたものだが。


 オレも得物は決まっている。

 珪化木の杖だ。

 少し、慣らしておこうかね?







 50分近くでクリアしてしまった。

 はええよ!

 やはり騎乗戦闘とは異なり、こちら側の攻撃力が上がっているのが大きい。

 相手も微妙にレベル高めなんだが。

 もうちょっと上でもいい程だ。


 珪化木の杖の調子はいい。

 やはり呪文による強化で重さによる違和感はほぼ解消してくれていた。

 そしてその打撃力は?

 凄い、の一言です。

 属性破壊、それに耐性破壊も確率はそう高くないものの、かなり有効だろう。

 いい武器を手に入れたぞ!


 夜の狩りになるとある程度ダメージを喰らうのは覚悟していたが。

 それ故に細かく回復呪文を掛ける時間が増えているようだ。

 回復呪文を掛けている時間がなければ、もっと時間短縮できるだろう。

 それに色々と成果もある。




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロムルス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 さすがに早いな!

 1周目でこれか。

 まあそんなものだろうかね?


 ロムルスのステータス値で既に上昇しているのは生命力だ。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定する。



 ロムルス ウルフLv2→Lv3(↑1)

 器用値 10

 敏捷値 26

 知力値 11

 筋力値 11(↑1)

 生命力 15(↑1)

 精神力 11


 スキル

 噛付き 疾駆 威嚇 聞耳



 まあここで交代させますけどね。

 レベルアップを図りたい召喚モンスターは多い。

 いや、本当に悩ましい事だ。


 ロムルスは帰還、ペプチドを召喚する。

 サソリが集団戦闘でどこまで通用するのか?

 その戦い振りには興味があります。




「2周目、すぐに行くぞ!」


『い、行きます!』


『了解!』


 考えさせてはいけない。

 いい感じで戦闘経験を積み重ねてきている。

 疑念を持たれてもいけない。

 ついてきてくれよ?


 戦う相手は分かっているのだ。

 手順を間違えなければ、勝率は間違いなく高い。

 だが慣れも良くない。

 全く同じ相手と連戦しないのはその為だ。


 それに今の1周で色々と成果があったようだ。

 オレと同様、レベルアップした召喚モンスターを交代させていくようでもある。

 いい傾向だ。

 まだレベルの低い召喚モンスターであれば成長するのも早い。

 これはいい機会だぞ?






《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『護鬼』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 2周目が終了。

 この周回も早かったかな?

 やはり50分程度で済んだ。


 護鬼のレベルアップなんだが、空きスキルがあった。

 入るのは?

 刀、両手槍、棍棒、槌、刺突剣、フレイルとなっている。

 少し悩むが、棍棒にしておいた。

 オレが使っている武器も渡す事もあるだろうしな。


 護鬼のステータス値で既に上昇しているのは器用値だ。

 もう1点のステータスアップは精神力を指定する。



 護鬼 羅刹Lv6→Lv7(↑1)

 器用値 21(↑1)

 敏捷値 17

 知力値 17

 筋力値 20

 生命力 20

 精神力 17(↑1)


 スキル

 弓 手斧 剣 棍棒(New!)小盾 受け 回避 隠蔽

 闇属性



 ペプチドよりもレベルアップが早かったとは。

 ここは交代せず、もう少し付き合って貰おうか。

 雪獣のメイスを渡しておく。

 戦力向上になってくれるだろう。






「3周目に行くぞ、大丈夫か?」


『はい!』


『了解!』


 よしよし。

 即答ですな。


 この周回の目標は?

 40分だ。

 無理じゃないと思う。

 出来る、出来るよ!

 きっと、出来る。






《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ペプチド』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 40分は無理だったか。

 だがもう少しで行けそうではある。


 ペプチドのステータス値で既に上昇しているのは器用値だ。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定する。



 ペプチド 大サソリLv4→Lv5(↑1)

 器用値 18(↑1)

 敏捷値 14(↑1)

 知力値  7

 筋力値 17

 生命力 15

 精神力  7


 スキル

 鋏撃 針撃 気配遮断 隠蔽 奇襲 毒



 さて、護鬼の様子なんだが。

 明らかに打撃力は上がっている。

 このまま雪獣のメイスを持たせておきたくなる程だ。

 だが今日はここまで。

 メイスは返して貰っておこう。


 護鬼とペプチドは帰還させよう。

 獅子吼とデニールを召喚する。






「4周目、行くぞ!」


『はい』


『了解です』


 うん?

 声に元気がないぞ?


 それに陣容にはやや変化もある。

 イリーナの召喚モンスターにクレイゴーレムが加わっている。

 壁役が増えた。

 その分、楽が出来るかな?






《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ジェリコ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 今度は1時間近く掛かってしまった。

 理由は明らかだ。

 戦い方が消極的になっている。

 いい傾向ではないな。


 それはそれとして。

 ステータス値で既に上昇しているのは生命力だ。

 もう1点のステータスアップは敢えて敏捷値を指定する。



 ジェリコ マッドゴーレムLv6→Lv7(↑1)

 器用値  6

 敏捷値  8(↑1)

 知力値  6

 筋力値 38

 生命力 39(↑1)

 精神力  6


 スキル

 打撃 蹴り 魔法抵抗[小] 自己修復[小](New!)受け

 液状化



 それに自己修復能力が向上したようです。

 益々、前衛で活躍できる事だろう。

 だがここは交代で。

 ジェリコは帰還させて戦鬼を召喚する。



「もう1周、いけるか?」


『な、なんとか』


『行けます!』


『ギリギリかも知れませんけど』


『なんとかカバー出来てるし大丈夫大丈夫』


『それに結構、レベルアップしてるよね?』


 そうなのだ。

 ヒョードルくんですが、職業、種族、召喚魔法がレベルアップしている。

 早いよな?

 それだけではない。

 ヒョードルくんはインスタント・ポータルを覚えているのだ。

 そして氷魔法を追加で取得している。


 アデルは溶魔法を取得。

 春菜と此花も職業、種族、召喚魔法がレベルアップ、春菜は木魔法、此花は雷魔法を取得した。


 戦力はかなりの速度で充実してきているのは確かだ。

 実際、スフィンクスとスピンクスを倒す手順の中に、色々と支援が増えている。

 ピットフォールなしでも倒せそうな気がするが。


 まあそれは止めておくか。

 現在の時刻は午後10時30分。

 休憩、要るかな?



「先に休憩するか?」


『なんとか、行けます!』


 他のメンバーの顔色を見て回る。

 大丈夫、かな?





《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヴォルフ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 5周目は早かった。

 40分とちょっとです。

 やはり近接戦闘に戦鬼が加わると違うな。

 戦闘そのものも楽しくていい。


 それにヴォルフのレベルアップは嬉しい。

 ずっと一緒な気もするが。

 戦闘でも遊撃を任せておけるので有難いしな。


 ヴォルフのステータス値で既に上昇しているのは生命力だ。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定する。



 ヴォルフ グレイウルフLv9→Lv10(↑1)

 器用値 13

 敏捷値 32

 知力値 13

 筋力値 21(↑1)

 生命力 25(↑1)

 精神力 13


 スキル

 噛付き 疾駆 裂帛 天啓 追跡 夜目 気配遮断



 だがインフォには続きがある。

 何だ?



《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『デニール』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 デニールにとって地の利はない戦闘が続いていたが、地味に活躍していたのは知っている。

 どこまでも支援がメインだけどね。

 これはもう仕方ないとしか言いようがない。


 デニールのステータス値で既に上昇しているのは筋力値だ。

 そこがあがってしまったのか?

 仕方ない、もう1点は生命力を指定する。



 デニール ビッグスパイダーLv6→Lv7(↑1)

 器用値 21

 敏捷値 21

 知力値 15

 筋力値 10(↑1)

 生命力 10(↑1)

 精神力  9


 スキル

 噛付き 振動感知 気配遮断 出糸 罠作成 毒



 では。

 インスタント・ポータルを展開しましょう。

 本日の経験値稼ぎはここまでだ。

 時刻は午後11時15分。

 オレにしたら切り上げるにはやや早いかな?



「ハードでしたけど実りもありました」


「おお、それは良かったな」


「召喚モンスターの空きを埋めたらログアウトします」


「おつかれ!」


「ではまた明日も!」


 ヒョードルくんは召喚モンスターを全て帰還させると、新たな召喚モンスターを呼び出していく。

 スケルトン、それにミストだ。

 イリーナが召喚したスケルトンとミストの戦い振りを見ていて、思う所があるのだろう。

 狙いは当然、バンパイアだ。

 うん。

 バンパイアはいいぞ?



「じゃあ私達もこれで」


「お疲れ様でした」


「おお、お疲れ様」


 春菜と此花も召喚モンスターの枠を1つ残して召喚モンスターを追加したようだ。

 春菜がスケルトン、此花がミストのようです。

 ここに来て、アンデッド祭りか?



「アデル、イリーナ。2人ともログアウトか?」


「1回だけ対戦してログアウトします!」


「この所、やってませんでしたし」


「むー、今日は負けないぞ!」


 ほう。

 しかもチーム戦か?

 互いに相手の召喚する様子を見ながら布陣を決めているようです。



 見学する?

 いやいやいやいや。

 オレも対戦、やっておこう。


 デニールを帰還させて奈落を召喚する。

 ある期待があるのだ。

 以前にも対戦した時、奈落は1回でレベルアップしてしまった。

 アレの再現、なるか?

 条件は素手で。

 呪文の強化はなしだ。

 わざと接戦に持ち込む事は、しない。

 奈落には自己回復能力がある。

 遠慮なく、力押しとしよう。






《只今の戦闘で召喚モンスター『奈落』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 戦う事、6戦。

 全てオレの勝利でした。

 敗北を重ねてもレベルアップするというこの状況。

 レベル差が激しいせいなのかね?


 奈落のステータス値で既に上昇しているのは器用値だ。

 もう1点のステータスアップは知力値を指定する。



 奈落 スケルトンLv6→Lv7(↑1)

 器用値 17(↑1)

 敏捷値 16

 知力値 12(↑1)

 筋力値 12

 生命力 12

 精神力 11


 スキル

 剣 小盾 受け 物理抵抗[微] 自己修復[中] 闇属性



 これでクラスチェンジまでもう少し、か。

 このまま続けてもいいのだが。

 オレが物足りないのです。

 ここまでにしよう。


 ダーク・ヒールで奈落のHPバーを全快にすると対戦相手を変更する。

 勿論、戦鬼が相手だ。



「キースさん、私達はもうログアウトしますので」


「また明日!」


「おお。で、どっちが勝ったんだ?」


「判定で私でした」


「うにゅー、勝ち星の差が2つかー」


 それは残念だったな。

 なんというか、アデルには拘りが見える。

 イリーナは隙を無くそうとする傾向が強い。

 こんな所にも個性は出るのです。

 対戦でも同様だろう。


 アデルはログアウト前にヴォルフをたっぷりと愛でるとテントの中へ潜り込む。

 まあこんな所は相変わらずだな。

 イリーナに止められていなければずっとやっていただろうな。


 そんな様子を目の端で見ながら。

 次だ。

 戦鬼が相手、となると呪文の強化がどうしても要る。

 フィジカルエンチャント4系統、グラビティ・メイル、そして真練気法だ。

 では。

 楽しい格闘戦をしよう。






 対戦はどうだったかって?

 そりゃあもう。

 ガチ勝負です。

 楽しいに決まっている!

 4戦して2勝2敗したところまでは覚えている。

 そこから先はもう連戦で訳が分からなくなってました。

 熱中し過ぎて、気が付けば日付を跨いでたし。



《只今の戦闘勝利で【時空魔法】がレベルアップしました!》

《【時空魔法】呪文のグラビティ・プリズンを取得しました!》



 そんなオレを正気に戻したのがこのインフォです。

 グラビティ・プリズン?

 説明を読む限り、重力で対象の動きを大きく制限する呪文のようだが。


 明日に向け、課題が増えてしまったようだ。

 戦鬼は?

 さすがにレベルアップするまで夜更かしするのは止そう。

 今日は、ここまでだな。


主人公 キース

種族 人間 男 種族Lv25

職業 グランドサモナー(召喚魔法師)Lv11

ボーナスポイント残 37


セットスキル

剣Lv10 両手槍Lv10 棍棒Lv9 刀Lv9 捕縄術Lv8

杖Lv19 打撃Lv16 蹴りLv16 関節技Lv16

投げ技Lv16 回避Lv16 受けLv16

召喚魔法Lv25 時空魔法Lv15(↑1)封印術Lv7

光魔法Lv15 風魔法Lv15 土魔法Lv15 水魔法Lv15

火魔法Lv15 闇魔法Lv15 氷魔法Lv13 雷魔法Lv13

木魔法Lv13 塵魔法Lv13 溶魔法Lv13 灼魔法Lv13

錬金術Lv11(↑1)薬師Lv8 ガラス工Lv6 木工Lv10(↑1)

連携Lv17 鑑定Lv17 識別Lv17 看破Lv5 耐寒Lv8

掴みLv15 馬術Lv15 精密操作Lv17 ロープワークLv8

跳躍Lv8 軽業Lv8 耐暑Lv10 登攀Lv9 平衡Lv8

二刀流Lv15 解体Lv13 水泳Lv6 潜水Lv6

ダッシュLv7 耐久走Lv7

隠蔽Lv2 気配遮断Lv2

身体強化Lv15 精神強化Lv15 高速詠唱Lv15

魔法効果拡大Lv14 魔法範囲拡大Lv14


装備

独鈷杵×3 玻璃光刀×1

呵責の杖×2 珪化木の杖+×1(New!)呵責のトンファー×3

呵責の捕物棒×1 ダツ顎の槍+×1 旗魚の槍+×1

鍛鉄の騎士槍×1 獅子賢者の騎士槍+×1(New!)太刀魚の刀×1

雪獣のメイス×1

怒りのツルハシ+×2 白銀の首飾り+×1

斑雪豹の隠し爪×1 疾風虎の隠し爪×1

殺人蠍の隠し爪×1 雪豹のバグナグ×2

草原獅子のバグナグ×1 闘牛の革鎧+ほか

エインヘリャルの腕カバー×2

呵責の腕輪+×2 呵責の足輪+×2 獄卒の黒縄×1

暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2


召喚モンスター

ヴォルフ グレイウルフLv9→Lv10(↑1)

 器用値 13

 敏捷値 32

 知力値 13

 筋力値 21(↑1)

 生命力 25(↑1)

 精神力 13

 スキル

 噛付き 疾駆 裂帛 天啓 追跡 夜目

 気配遮断


ジェリコ マッドゴーレムLv6→Lv7(↑1)

 器用値  6

 敏捷値  8(↑1)

 知力値  6

 筋力値 38

 生命力 39(↑1)

 精神力  6

 スキル

 打撃 蹴り 魔法抵抗[小] 自己修復[小](New!)受け

 液状化


護鬼 羅刹Lv6→Lv7(↑1)

 器用値 21(↑1)

 敏捷値 17

 知力値 17

 筋力値 20

 生命力 20

 精神力 17(↑1)

 スキル

 弓 手斧 剣 棍棒(New!)小盾 受け 回避 隠蔽

 闇属性


デニール ビッグスパイダーLv6→Lv7(↑1)

 器用値 21

 敏捷値 21

 知力値 15

 筋力値 10(↑1)

 生命力 10(↑1)

 精神力  9

 スキル

 噛付き 振動感知 気配遮断 出糸 罠作成 毒


奈落 スケルトンLv6→Lv7(↑1)

 器用値 17(↑1)

 敏捷値 16

 知力値 12(↑1)

 筋力値 12

 生命力 12

 精神力 11

 スキル

 剣 小盾 受け 物理抵抗[微] 自己修復[中] 闇属性


ペプチド 大サソリLv4→Lv5(↑1)

 器用値 18(↑1)

 敏捷値 14(↑1)

 知力値  7

 筋力値 17

 生命力 15

 精神力  7

 スキル

 鋏撃 針撃 気配遮断 隠蔽 奇襲 毒


ロムルス ウルフLv2→Lv3(↑1)

 器用値 10

 敏捷値 26

 知力値 11

 筋力値 11(↑1)

 生命力 15(↑1)

 精神力 11

 スキル

 噛付き 疾駆 威嚇 聞耳


同行者

アデル&イリーナ&春菜&此花&ヒョードル

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― 新着の感想 ―
経験と技術に裏打ちされたサモナーさんの武器製造がすごい… シェイプ・チェンジで変形はさせても液状にしてモールドに流し込むとか発想もすごい
[一言] パワーレベリング、?って感じ
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