192
増量ちう
ジェリコを帰還させて、再び水路を抜けて戻って来ました。
ヒントは貰いましたよね?
そう、鬼が持っている、という事だ。
早速、洞窟を戻ってみたい。
例の五色の鬼のうち、二色が出るポイントがある筈だ。
おっと。
陣容は変えておこうかね?
ナイアスは残しておく。
他は帰還させよう。
探索役を厚めに、ヴォルフと黒曜を召喚。
前衛にティグリス、少し悩んだが戦鬼を召喚した。
この洞窟の鬼共は瘴鬼を除けば近接格闘が大好きらしい。
オレも大好きだ。
そして戦鬼も大好きな筈であろう。
うん。
いいかもしれない。
では、狩りだ。
いや、鬼退治ですな。
貪欲鬼 Lv.6
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上
憤怒鬼 Lv.6
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上
最初のペアです。
赤鬼こと貪欲鬼、青鬼こと憤怒鬼。
では。
呪文で強化して、と。
襲いましょうかね?
結論から申し上げたい。
杖、というか棍棒みたいな得物を持たせるのはいいんですがね。
むしろ素手のほうが手強いってどういう事?
その方がずっとオレ好みなんですが。
まあ仕留めた事に変わりはないんですが。
青鬼、いや憤怒鬼は馬頭鬼と比べたらパワーで大きく劣るようです。
その分、動きが速いようです。
呪文で強化し過ぎかもしれない。
やはり匙加減が良く分からなくて困る。
間違いなく言えるのは、十二神将よりは与し易い。
ペアで見たら難易度が同程度だろう。
うん。
ドラゴンパピーとは比較してはいけない。
赤鬼、いや貪欲鬼も同様だ。
呪文で強化してある戦鬼相手に完全にパワー負けしている。
牛頭、それに牛頭鬼に似た戦闘スタイルでややスピードに勝るようだが。
ほぼダメージなしで勝ち上がると逆に不満が残ってしまう。
弱ったものだ。
で、鬼達は何かを残しましたよ?
小さめの水晶球?
それも2つある。
だが【識別】は効かない。
その表面には何か文字が浮かんでいるようだ。
1つには『義』。
もう1つには『仁』。
これかな?
例の宝玉ってこれの事かね?
とりあえず拾っておき、《アイテム・ボックス》に放り込んでおく。
宗雄から貰ったマップを確認。
雷魔法のマグネティック・コンパスも使おう。
まだ出現ポイントは数多く残されている。
全部、回ってみましょうか?
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヴォルフ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
鬼退治は順調に進む。
桃太郎じゃないけどね。
10箇所も潰して五色の鬼のうち、四色までクリアしました。
まだ黒鬼に遭遇してません。
おっと。
ステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定する。
ヴォルフ グレイウルフLv5→Lv6(↑1)
器用値 13
敏捷値 31(↑1)
知力値 13
筋力値 17(↑1)
生命力 22
精神力 13
スキル
噛付き 疾駆 威嚇 天耳 危険察知 追跡 夜目 気配遮断
これでいいか。
それにしても赤鬼の出現率が多いな!
赤鬼、青鬼、黄鬼、緑鬼の順で多く戦っている気がする。
最初に赤鬼と青鬼のペアから『仁』『義』の宝玉を拾った訳ですが。
それ以来、赤鬼も青鬼も、何も残さなくなりましたよ?
そして黄鬼こと我執鬼。
こいつは青鬼とペアで戦った時に『礼』の宝玉を残した。
次に緑鬼こと怠惰鬼。
『悌』の宝玉を残している。
そして宝玉を残して以降、何度倒しても何も残さないように見えるのですが。
いや、間違いなく何も残さない仕様と見た。
黒鬼はまだか?
マップを参照しながら鬼の出現を求めて放浪する。
だが思った通りにはいかないようです。
そろそろ夕飯の時間にしなければ。
赤鬼と青鬼を倒したポイントでインスタント・ポータルを展開した。
ヴォルフを帰還させると文楽を召喚する。
食事を用意させえておきながら、宝玉を並べて眺めてました。
そう。
『仁』『義』『礼』『悌』ときたらオレにもピンと来るものがある。
元ネタは論語の筈だが、有名なのは南総里見八犬伝かね?
仁義礼智忠信孝悌、と文字が浮かび上がる八つの霊玉。
アレのパロディか?
いや、パクリ?
オマージュ?
インスパイア?
引用?
まあ何でもいいんですけどね。
あと4つ、ありそうです。
文楽の食事を手早く摂る。
早食いは良くないが、ゲーム内で健康を気にしても仕方ないしな!
文楽を帰還させ、レーヴェを召喚する。
かなり感覚は掴めてきていると思う。
戦力の底上げも図っておかないと、ね?
時刻は午後7時ちょうど。
まだまだたっぷりと時間はある。
我執鬼 Lv.5
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上 土属性
愚弄鬼 Lv.5
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上 闇属性
うん。
結構あっさりと黒鬼が見付かったものだ。
ペアの相手は黄鬼ですか?
既に何匹か相手にしてきている黄鬼は召喚モンスター達の獲物って事で。
オレの相手は黒鬼だ。
消える、と聞いて思い出すのは?
コボルトアサシンですな。
そう、思い出せ。
通用するかどうかは分からないが、試して見る価値はある。
「フラッシュ・ライト!」
鬼共がアクティブになる前に呪文が効果を現す。
照らされる洞窟の中。
いくつもの影が生まれていた。
よし。
あの手も使えるかな?
呪文を選択して、実行。
狙いは最初から黒鬼だ。
無論、黒縄で縛り上げる事も狙ったのだが。
その前に、消えた。
確かに消えてしまいましたよ?
でもオレは黒鬼を見ていた。
その足元を、見ていた。
より正確に言えば?
足元から伸びる影を見ていたのでした。
「カーズド・シャドウ!」
闇魔法。
レベル10の攻撃呪文だ。
影さえあればダメージが通る、筈だ。
影が切り裂かれた。
そして黒鬼も姿を現した。
突然のダメージに気をとられたのだろうか?
棒立ちだ。
縄を手にして肉薄する。
オレの顔ってどんな顔?
きっと素敵な顔をしているだろう。
黒鬼さんは『孝』の宝玉を残しました!
残る宝玉はあと3つか。
五色の鬼が出る出現地点としては一番奥にまで来ていた。
戻るルート上に五色の鬼が復活している可能性は?
高いよね?
まあそれは仕方がない。
経験値稼ぎにいいだろうしな。
貪欲鬼 Lv.6
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上
苛烈鬼 Lv.6
妖怪 討伐対象 パッシブ
戦闘位置:地上
いくつかのペアを連続で倒していたら白鬼さんです。
初めての相手か。
そういう時はどうする?
全力です。
赤鬼は召喚モンスター達に任せて白鬼に襲い掛かる。
こいつ、どんな鬼だ?
まず、速かった。
それでいてパワフル。
得物は杖、但しそんなに太いものではない。
太さといい、長さといい、杖術で使うには丁度よいバランスに見える。
その腕前は?
うん。
プレイヤーを含め、ここまでテクニカルな相手は屈指であろう。
要するに強敵って事だ。
可能な限り強化してあって良かった。
「パルスレーザー・バースト!」
一気にHPバーは、減るかな?
確かに減ったようだ。
残り6割。
だが次の瞬間、そのHPバーは8割ほどに回復した。
え?
何かの特殊能力か?
いや、動き続けているうちはHPバーはそのままだ。
再びパルスレーザー・バーストを喰らわせる。
白鬼の動きが止まると、回復。
そうか。
段々と読めて来ましたよ?
「ピットフォール!」
土魔法、レベル10の攻撃呪文を喰らわせる。
HPバーが4割ほどになった。
そして白鬼は穴の中だ。
目的はダメージではない。
行動できる範囲を狭める事だ。
穴の底から出ないのであれば攻撃呪文で攻める予定だったんだが。
こっちの注文通り、這い上がって来ましたよ?
穴の中から頭を出した所で黒縄を首に数周回し掛けて、と。
オレ自身は穴の中へ飛び込んだ。
白鬼の首にぶら下がる格好になった。
黒縄から炎が吹き上がり、白鬼のHPバーはジリジリと減り始める。
少し、HPバーを押し戻したか?
でも再びHPバーが減っていく。
もう一押し、いるな。
「エネミー・バーン!」
白鬼の全身が炎に包まれる。
穴から這い上がろうとしていた白鬼の手が宙に浮く。
つまり、穴の底へと落ちていった。
無論、オレもです。
穴の底。
先に体勢を立て直したのはオレの方だ。
肘撃ち、そして蹴りを見舞う。
背後に回って緩んでいた縄を引き絞る。
再び白鬼の首元から炎。
そのまま裏投げ。
だが地面にぶつからなかった。
ピットフォールで出来た壁だ。
動きが止まった所で独鈷杵を抜く。
マグマの如き刃身が白鬼の眉間を貫いた。
白鬼を片付けたら戦闘勝利になっていたようです。
ゆっくりとピットフォールで出来た穴が戻っていく。
そして白鬼の死体も消えていった。
宝玉も残っている。
その表面に浮かぶ文字は『智』であった。
ふむ。
残りあと2つか。
だが待て。
五色の鬼。
そして白鬼。
残り2つはどの鬼が持っているのか?
明らかに、足りないよね?
これが放浪の始まりでした。
貰ったマップに記された鬼の出現地点は16箇所に及ぶ。
あの海水に沈んだ洞窟の向こう側にも、2箇所、ある。
召喚モンスター達を入れ替えて行って見ました。
そこもクリアしてみたが、宝玉は残さない。
普通に赤鬼と青鬼でした。
風神と雷神は?
挑んでみたが変化なし。
宝玉は取れず、変性岩塩(魔)と魔石です。
解せぬ。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ティグリス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
悩みは深い。
でも嬉しいインフォです。
ティグリスもクラスチェンジか。
どれにしようかな?
おっと、仮想ウィンドウに集中しろ。
ステータス値で既に上昇しているのは筋力値だった。
もう1点は器用値を指定する。
ティグリス タイガーLv7→Lv8(↑1)
器用値 11(↑1)
敏捷値 18
知力値 11
筋力値 22(↑1)
生命力 21
精神力 11
スキル
噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断
《召喚モンスター『ティグリス』がクラスチェンジ条件をクリアしました!》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
これはインスタント・ポータルを使うのに否はない。
早速、腰を据えて何にクラスチェンジさせるか、悩んでみよう。
とはいえアデルからの事前情報がある。
驚きはないんですけどね。
まあ念のためだ。
クラスチェンジ候補
フォレストタイガー
シュトルムティーガー
で、クラスチェンジでどうなるのか?
見比べておこう。
ティグリス タイガーLv8→フォレストタイガーLv1(New!)
器用値 11
敏捷値 19(↑1)
知力値 11
筋力値 25(↑3)
生命力 23(↑2)
精神力 11
スキル
噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断
【フォレストタイガー】召喚モンスター 戦闘位置:地上
タイガーの上位種。攻撃手段は噛付き等。
タイガーよりも体毛の模様が明瞭となる。
体格はタイガーより一回り大きくなる。
攻撃力に優れ、昼夜を問わず活躍できる猛獣。
元々夜目が利くタイガーだが、その能力が向上している。
うむ。
そしてもう一方のシュトルムティーガーは?
ティグリス タイガーLv8→シュトルムティーガーLv1(New!)
器用値 11
敏捷値 21(↑3)
知力値 11
筋力値 22
生命力 21
精神力 11
スキル
噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断 風属性(New!)
【シュトルムティーガー】召喚モンスター 戦闘位置:地上
タイガーの上位種。攻撃手段は噛付き等と風属性の特殊能力。
平原に順応したタイガーの上位種とも言われている。
比較的スピードに優れている。
ふむ。
だが迷いはなかった。
アデルはフォレストタイガーを選んでいる。
その逆を行こう。
シュトルムティーガーを選択。
ティグリスの外見は?
大きく変わったようには見えない。
いや、より精悍になったかな?
海水に沈んだ洞窟を抜けて再度陣容を見直す。
探索役に黒曜。
ナイアスはそのまま。
戦鬼、ティグリス、そして瑞雲を加える。
ティグリスはその真価を見ておきたい。
鬼、で心当たりはもう天燈鬼将と龍燈鬼将しかいない。
その場所は既に分かっている。
中継ポータルの向こう側になるのだ。
で、ティグリスはどうかって?
現在、確認中です。
赤鬼と青鬼のペアを相手に戦闘中ですけどね。
青鬼は既に三角絞めに捕らえているので、ゆっくり観戦できます。
戦いぶりは変わっていない。
いや、より凄惨な感じにはなっているが。
機動力も上がっているせいか、速さも活かして攻撃を加えているようにも見える。
嬲り殺しって言わないかな?
戦鬼と功績を競うように奮戦する様子はもうね。
猛獣ってやっぱり怖いです。
以前にS1W2マップで遭遇したシュトルムティーガーは旋風のような攻撃を使っていた。
ティグリスも使えるのかね?
まあ赤鬼1匹だけを相手に使うのは勿体無い気がする。
でも使わせてみた。
ダメージはそう大きくないかな?
でも射程範囲は広い。
使い方は全体攻撃の方がいいのだろう。
おっと。
青鬼も仕留めないといけないな。
《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『黒曜』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
黒曜も地味に活躍してたんだね。
多謝。
ステータス値で既に上昇しているのは知力値だ。
もう1点のステータスアップは器用値を指定する。
黒曜 ミスティックアイLv4→Lv5(↑1)
器用値 14(↑1)
敏捷値 22
知力値 22(↑1)
筋力値 14
生命力 14
精神力 21
スキル
嘴撃 無音飛翔 遠視 夜目 奇襲 危険察知 天耳 水属性
だがこれで終わらなかった。
インフォに続きがありますよ?
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ナイアス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
この所、ずっと一緒でしたからね。
レベルアップも早いな!
ナイアスのステータス値で既に上昇しているのは精神力だ。
もう1ポイント分のステータスアップは生命力を指定しておく。
ナイアス マーメイドLv4→Lv5(↑1)
器用値 15
敏捷値 15
知力値 19
筋力値 6
生命力 7(↑1)
精神力 17(↑1)
スキル
両手槍 水棲 変化 夜目 呪歌 水属性
うむ。
もう少し、付き合って欲しいですね!
贔屓?
勿論です。
中継ポータル内部は賑わっているか、といえばそうでもない。
テントはそこそこの数が並んでいた。
その数はここを通り過ぎた頃よりもやや多い。
でもやはり少ない、と思えるな。
対戦をしているパーティもいる事はいるが。
ちょっと、寂しいです。
まあそれもいい。
天燈鬼将と龍燈鬼将を相手に戦うとなれば、空いていた方が都合はいいだろう。
ここで少しだけ陣容を変更した。
黒曜は帰還させよう。
そしてクリープを召喚する。
天燈鬼将を相手にある程度の戦力は既にある。
次のクラスチェンジ候補は育てておかないと、ね?
天燈鬼・阿形 Lv.2
妖怪 討伐対象 アクティブ
戦闘位置:地上 火属性
龍燈鬼・吽形 Lv.2
妖怪 討伐対象 アクティブ
戦闘位置:地上 火属性
最初の挑戦でいきなりこれです。
思いっきり呪文で支援してましたけど?
秒殺もいい所でした。
で、こいつ等、アイテムも残しました。
魔石ですけど。
うん、微妙だね!
つか宝玉じゃないのかよ!
きっとこいつ等だと思ってたんですけどね。
宝玉は残り2つ。
諦めが悪いようでアレだが、連戦してみましたよ?
だってMPバーはまだ半分ほど残っていたのです。
天燈鬼将・阿形 Lv.1
妖怪 討伐対象 アクティブ
戦闘位置:地上 火属性 塵属性
龍燈鬼将・吽形 Lv.1
妖怪 討伐対象 アクティブ
戦闘位置:地上 火属性 溶属性
こいつ等は秒殺とはいかなかった。
でも残したアイテムは結構良さげでしたよ?
これだ!
【素材アイテム】地獄の閂 部材 品質C+ レア度5 重量4
地獄の門の閂。アカガシに特性は似ているようだ。
木材としては非常に硬くて耐久性に富む。
地獄の炎に炙られてなお成長した地獄樹で出来ている。
おお。
地獄の閂にストックが出来たぞ!
これは連戦するしかないね!
だがそう甘くはないようだ。
天燈鬼将と龍燈鬼将のレベル1のペアとも何度か戦ってはいるが、アイテムは何もなし。
どうやら金剛仁王の独鈷杵と同じパターンのようだ。
無残。
連戦は続く。
やはりこいつ等、金剛力士と一緒だ。
レベル幅はこっちの方が大きいけどね。
一番下は天燈鬼と龍燈鬼のレベル1、そしてレベル7まで、いる。
レベル1から3だと、確実ではないが魔石を落とす。
レベル4から7だと、かなり低い確率になるが獄卒の鼻輪。
そして天燈鬼将と龍燈鬼将。
レベル5まで戦っているが、レベル1のペアが地獄の閂を1つ残しただけだ。
つかオレ、当初の目的を忘れてないか?
文字が浮き出る宝玉だ。
他にどんな鬼がいるんだっけ?
瘴鬼?
あれはダメだ。
既に何匹も始末しているが宝玉は落としていない。
邪鬼?
これもダメだ。
やはり何匹も始末しているが宝玉は落としていない。
他には?
いる。
あの優しげな風貌の鬼だ。
魔石を与えるとMPバーを回復してくれる、というが。
何処にいるんだろうか?
中継ポータルに戻る。
もう少し、五色の鬼が出るポイントを回ろうと思ったのだ。
だが、思わぬ所で救いの手か?
見覚えのあるプレイヤーがいる。
中背の男。
引き連れているのは、カニだ。
カニなのだ。
それにナイアスとはまた雰囲気の違う美人さんを連れている。
マーメイドだ。
ナイアスは少し気が強そうな印象がある。
だがそのマーメイドは少し甘く蕩けそうな表情が印象的だ。
無論、美人さんである。
装備もナイアスと酷似しているし。
そしてもう1匹、召喚モンスターがいる。
ウルフだな。
探索役のようだ。
だがそんな事より。
名前、何だっけ?
聞いたような、聞いてないような。
「あれ?」
「どうも」
「え?キースさん、ですよね?」
「ええ、まあ」
「それに、マーメイド?」
「ええ、召喚しましてね」
「さすがだ」
暫く彼はナイアスに見惚れる様子であった。
彼の連れているマーメイドもナイアスと視線を交わすと無言のまま互いに一礼。
まるで以心伝心だ。
「こっちには探索ですか?」
「ええ、ついでに彼女のレベルアップも兼ねてですが」
「ああ。こっちなら水中行動も多いしマーメイドの経験値稼ぎにはいいですな」
「貴方はこれから探索を?」
「まあそうです。というか港町に戻るんですけど」
ふむ。
話を聞けるのは今のうちか。
少し話を振ってみよう。
彼の名前は雑談の中で判明した。
駿河だ。
もう1名、相方のサモナーを待っているようです。
相方の名前は野々村。
うん。
あの交流会で聞いたような、聞いてないような。
だがここで貴重な情報が得られた。
あの優しい鬼の出現条件だ。
つい先日になって仮説の裏付けができたという。
まだ掲示板にも掲載されていない、最新情報らしい。
「時刻は午前と午後共通で10時から11時の間、それと4時から5時の間、か」
「ええ。出現するのは五色の鬼が出るポイントですね」
「で、MPバーが消耗していないと出ない、か」
「そこを検証するのが大変でしたね」
うむ。
これはいい事を聞いた。
現在、オレのMPバーは4割といった所だ。
時刻は午後8時30分。
天燈鬼と龍燈鬼を相手にしたらいい感じでMPバーも減らせるだろう。
他の情報も色々と交換した。
例えば、百鬼夜行。
出現条件に時刻がある事は既に聞いていたが、出現する場所も決まっているようだ。
マップで言えば北東の方角。
鬼門だ。
少し話し込んでいたら彼の相方もログインしてきたようだ。
野々村、と言ったかな?
彼もマーメイドを召喚していました。
かなり明るい感じがする、美人さん、というより可愛いらしい娘でした。
うむ。
言葉はなくても通じ合うものがあった。
互いのマーメイドを一通り愛でていく。
奇妙な連帯感が生まれていた。
彼らは港町に急ぎたいようだったので、長話は早々に切り上げた。
だが情報も貰う一方では、ね。
不動明王の間の情報は教えておいた。
彼らも興味津々のようでしたが、港町に戻るようだ。
では、時間も迫っている。
出来るだけMPバーは減らしておこうかね?
互いに辞去する。
いずれ会う事もあるだろう。
無論、マーメイドを愛でる同士として。
天燈鬼と龍燈鬼を相手に経験値稼ぎを続行する。
自然とギャラリーが出来てしまっていた。
さすがに独占は良くない。
挑むパーティが順番待ちをしているのか、と思ってたが違うようです。
午後9時を過ぎた。
まだオレのMPバーは3割を切った所だ。
いかん。
思った以上にMPバーの減り方が遅い。
呪文の支援もマックスでやっているんだけどな。
攻撃呪文も奢るとしよう。
戦闘はより一層、派手になってしまいましたよ?
だが気にするだけの余裕はないのであった。
《只今の戦闘勝利で【光魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【高速詠唱】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『戦鬼』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
宜しい。
鬼相手に全く遜色のない鬼に育ってるな!
オーガだけど。
おっと。
ステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。
もう1点のステータスアップは器用値を指定する。
戦鬼 レッサーオーガLv3→Lv4(↑1)
器用値 12(↑1)
敏捷値 21(↑1)
知力値 6
筋力値 29
生命力 29
精神力 6
スキル
打撃 蹴り 投擲 受け 回避 登攀 投げ技 自己回復[微]
うむ。
これを機に戦鬼は交代だ。
もっと苦戦するようでないと、困る。
困るのですよ?
ここはテイラーを召喚しておこう。
どうせ呪文で強化しまくる事になる。
前衛にティグリス、クリープ、テイラー。
後衛にナイアス、瑞雲が支援役だ。
なんとかなる?
まあなんとかなるでしょう。
魔石が結構、溜まってきました。
でも地獄の閂はまるで拾えていません。
どんだけ確率低いんだ?
《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【解体】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『テイラー』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
連戦は続く。
時刻は午後10時になろうとしている。
オレのMPバーは2割を大きく下回っていた。
1割に迫っている。
ここまで減ったのも久しぶりだ。
おっと。
テイラーのレベルアップもしている。
ちゃんと世話しておかないと、な?
ステータス値で既に上昇しているのは筋力値だった。
もう1点は敏捷値を指定する。
テイラー ビッグクラブLv2→Lv3(↑1)
器用値 10
敏捷値 7(↑1)
知力値 6
筋力値 26(↑1)
生命力 21
精神力 6
スキル
鋏撃 水棲 土耐性 水耐性
テイラーのレベルアップは分かり易い。
殻が、脱げて行くのだ。
そして新たな殻が装甲となるのですが。
ソフトシェルクラブのようにはならない。
あっという間に硬化してしまうのだ。
そして気のせいではなく、少し大きくもなっている。
恐ろしい。
それにしても、殻は残らないのが惜しい。
残るようならいい防具になりそうなんですがね。
レベルアップもした事だし、時刻もいい。
テイラーは帰還させた。
そしてレーヴェを召喚する。
少しでも移動は楽な方がいいからな。
中継ポータルに戻るんですが。
ギャラリーの中から残念そうな溜息が聞こえてくるのです。
いや、見世物じゃないですから!
駿河の情報は正しかったようだ。
五色の鬼の出現地点に鬼がいます。
但し、マーカーが赤くない。
黄色だ。
降魔鬼 Lv.2
妖怪 パッシブ
戦闘位置:地上 火属性
調伏鬼 Lv.2
妖怪 パッシブ
戦闘位置:地上 火属性
まるでお相撲さんのような赤鬼。
いや、降魔鬼か。
そしてヒョロリと背が高く痩せた青鬼。
調伏鬼、でしたね。
2匹そろってユーモラスだ。
一見して優しげな顔をしている。
でもデカい。
今までに出会ったどの鬼よりもデカいって!
赤鬼さんは横方向、青鬼さんは縦方向にデカいです。
あれ?
これって2匹一緒に出るものなのかな?
まあいいや。
2匹とも何やら大きな棍棒を持ってます。
それだけはおっかない存在ですな。
それに虎皮のようなパンツ。
鬼だ。
正しく、鬼だ。
絵本でよく見る鬼だ。
まるで怖くない。
その目は何かを思い出す。
あれだ。
蜜を目の前にしたナインテイルの目と一緒だ。
おっと。
魔石を与えたらいいんだっけ?
《アイテム・ボックス》から魔石を取り出して赤鬼さんに見せてみた。
おお。
子供みたいにはしゃいでますよ?
赤鬼さんに渡してみましょう。
あれ?
青鬼さんが何か悲しげに見えるんですが。
うーむ。
「もう1個、いる?」
言葉が通じるとは思えないが、語りかけながら魔石を取り出して見せた。
掌に載せて差し出す。
子供にお駄賃を与える感覚ってこうなのかね?
赤鬼も青鬼も互いに何やらはしゃいでます。
サイズがアレだが微笑ましい。
赤鬼と青鬼がペコペコとお辞儀する。
そして手招きをしてきましたよ?
青鬼の手に何かある。
オレが渡した魔石ではない。
あの宝玉だった。
赤鬼がオレの頭を撫でた、と思ったら、次の瞬間にはMPバーが全快に。
おお。
凄いな、おい!
そして青鬼からは宝玉を渡された。
その文字は?
『忠』だ。
これで残り1つか。
欲を言えば一気に2つ貰えて揃えば良かったんですが。
そのまま赤鬼と青鬼は辞去するかと思えたが。
一転して真剣な表情で手にした棍棒をある方向を指し示した。
マグネティック・コンパスはまだ有効だ。
その方向は?
予想通り、北東の方向でした。
さて。
残り1個な訳ですがね。
やっぱり、アレか?
百鬼夜行。
戦わないとダメなんだろうか?
駿河と野々村がユニオンを組んでいた時に遭遇したそうですけどね。
あっという間に詰んだらしい。
ふむ。
色々と大変そうだな。
狙って遭遇するのも大変みたいですけど。
午前1時30分辺りを目標に、この洞窟の北東部分で、か。
普段ならログアウトしている時間なんだよな。
どうしよう?
決まってます。
夜更かしにしよう。
五色の鬼が出る地点を巡りながら時間を潰そうか?
ゲーム内時間で日付が変わりました。
そろそろ、百鬼夜行に対応した布陣にしましょうかね?
探索、黒曜。
前衛、ジェリコ、戦鬼。
後衛、無明、ナインテイル。
さて。
狩りをしながら待ってましょう。
午前1時になりました。
周囲の状況は?
変わっていません。
いや、プレイヤーの姿が消えたようだ。
さっきまで少ないながらもいたんですがね。
黒曜はまだ何も異常を感じていない。
ナインテイルもだ。
まだ余裕があるのかね?
午前1時30分。
ナインテイルに落ち着きがなくなった。
どうやら何かを感じているらしいな。
黒曜も警戒を始めたようだ。
ここは五色の鬼が出るポイントで結構広い。
両者とも、ある方向を見ている。
そこは壁しかない。
北東の方角。
鬼門だ。
ではそろそろ、迎撃の準備をしよう。
探索役の黒曜はここで帰還させる。
支援役でナイアスを召喚する。
次々と呪文で強化していく。
出し惜しみはない。
さあ、来なさい!
時刻は午前1時45分。
呪文を用意が終わって数分といった所だ。
来た!
来たぞ!
壁をすり抜けて数匹、鬼が出現してきた。
瘴鬼に邪鬼。
その中心に白鬼。
あっという間に目の前が赤いマーカーで埋め尽くされていく。
増える。
まだ、増える。
「練気法!」
呪文を選択して実行。
最初の呪文だけは決めてあった。
この戦いで鍵になるのは?
後衛の支援だ。
ナインテイル、それにナイアス。
連携が上手くいかないとこっちが簡単に詰むだろう。
ナイアスの歌声が響く。
だがその声に聞き惚れている暇はない。
戦況を見る。
これは大前提だ。
ジェリコと戦鬼が前に出る。
その合間から錫杖を持つ無明が特殊攻撃を仕掛ける。
炎だ。
まるでファイア・ストームだ。
一気に何体かの瘴鬼が消えていく。
だが数が減っているように見えない。
後続がいるのだ。
「ヴォルカニック・ブラスト!」
更に全体攻撃呪文を追加する。
瘴鬼が、邪鬼が、次々と消えていく。
残っているのは?
五色の鬼だ。
いや、白鬼も含めたら六色だが。
後続の鬼はまだ来る。
その後続にナインテイルが光の塊を撃ち込む。
撃ち込まれた光が鬼達の間で爆発する。
瘴鬼は半分ほど消えてしまう。
おお、凄いな!
だがオレも前衛に出なければなるまい。
強敵の鬼が迫ってきている。
ジェリコと戦鬼だけで防ぎきるのは難しいだろう。
戦線はまだ維持出来ている。
だが厄介な奴がまだ残っていた。
黒鬼だ。
単体で最も強いであろう白鬼はジェリコがなんとか拮抗して戦っている。
戦鬼は青鬼と緑鬼を相手に一歩も引かない構えだ。
赤鬼はさっきオレが攻撃呪文で仕留めた。
黄鬼は無明が抑えてくれている。
だが。
黒鬼は何処に?
「フラッシュ・ライト!」
ようやく明かりを用意できた。
だが乱戦になってしまっていて、影の判別は難しい。
ダメじゃん!
無明が再び炎を放つ。
まだ後続で鬼が出てきている。
その数はかなり減ってはいるようだ、
ナインテイルも光の塊も撃ち込む。
瘴鬼、邪鬼はもう何匹も残っていない。
影の判別も出来るようになったか?
どこだ。
黒鬼は何処に?
ナイアスの槍がオレに迫る。
いや、狙っているのはオレの背後にいる何かだ。
まさか。
後ろか?
同時にナインテイルもオレの背後に光の塊を撃ち込んでいた。
黒鬼は?
影だけがオレの背後で移動している。
こいつめ。
逃がすか!
独鈷杵の刃身を展開させて、突く。
マグマの如き刃は何処かに命中はしているようだ。
手応えはあった。
そして斬り払う。
呪文も追加してやろう。
「カーズド・シャドウ!」
黒鬼が姿を現した。
こいつめ。
往生せんかい!
黒鬼は片付けた。
戦況は?
どうにか、戦線は維持出来ている。
ジェリコも戦鬼もかなりHPバーが減っているようだが。
ナインテイルは攻撃から支援に切り替えている。
ジェリコと戦鬼を交互に回復させていた。
徐々にだが戦況はこっちに傾きつつある。
ではもう一押し。
オレも前線に出よう。
最後まで残ったのはやはり白鬼でした。
まあその最後は悲惨なものでしたけどね。
ナインテイル以外の全員に囲まれて攻撃されまくりである。
体が大きいし、逃げ場もないのだ。
こうなると詰みです。
《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》
あれだけの数を倒したのですがレベルアップはこれだけ。
でもまあ十分か。
それよりもさすがにMPバーの消費が激しかった。
無明、ナインテイル、ナイアスと枯渇寸前だ。
激闘、でしたね。
オレのMPバーも大きく減っている。
だがまだ探索も戦闘も可能だろう。
百鬼夜行が相手でなければ、であるが。
そして全滅した百鬼夜行は何を残したのか?
あった。
宝玉である。
その表面に浮かぶ文字は『信』である。
ビンゴ。
これで宝玉が8つ、揃ったか。
時刻は午前2時を過ぎている。
もうインスタント・ポータルを使ってログアウトしてもいいのだが。
気になる。
やっぱり、気になります。
これ、どんなイベントに繋がるのだろうか?
水路を抜けて不動明王の間に行ってみたい。
陣容はここで変更しましょう。
全面的に交代だ。
探索役にヴォルフ、ジーン。
前衛はクリープ、レーヴェ。
支援で瑞雲。
では行ってみましょう。
五色の鬼の出現ポイントですが、全部復活していやがりました。
どけよ。
不動明王の間に早く行きたいんだ!
行かせてくれ!
まあそんなこんなもありまして。
水没している洞窟に到達した時刻は午前3時を過ぎてます。
もう、夜更かしどころじゃない。
徹夜コース?
でも探索は止めない。
やっぱり気になるのだ。
陣容をここで変更。
召喚モンスターを全て帰還させてナイアスを召喚する。
不動明王の間への水路はナイアスに手を引っ張って貰いましたが、楽でいいな。
経験的にはどうかと思うが。
でも合法でこの程度の役得があっていいじゃないか!
不動明王の間に到達した。
何かが起きる様子はない。
だが信用できん。
MPバーがまるで回復しきれていないナイアスは帰還させて、と。
ヴォルフ、ジェリコ、戦鬼、護鬼、ヘザーを召喚する。
完全に本気だ。
呪文で強化までしちゃうぞ!
不動明王の坐像に近寄ってみる。
変化はない。
触っても同様だ。
オレの左手には例の宝玉が全部ある。
宝玉にも変化はない。
では隣だ。
立像に近寄ると、像に嵌め込まれた右目が光るようだ。
そしてオレの左手にある宝玉も1つだけ光っている。
像の右目に浮かぶ文字は『盗』だ。
オレの左手にある宝玉で光っているのは『智』になる。
右手で『智』の宝玉をつまみ上げ、像に近づけてみた。
光がより強くなった。
オレの手元の宝玉が光を失ったかと思うと、粉々になってしまった。
像の右目は?
そこにある文字はもう『盗』ではない。
『智』になっていた。
他の像もやってみる。
やはり同様の現象が続くようです。
『乱』は『礼』に。
『嘘』は『義』に。
『邪』は『仁』に。
『惨』は『悌』に。
『呆』は『孝』に。
『惑』は『忠』に。
『侵』は『信』に。
さあ。
終わりましたよ?
どうなる?
《仏ならばここに在ってここには居ない》
うわお。
後ろからいきなり話しかけないで下さい、秦広王様!
《されど祈りは通じる。汝等は信仰の形を取り戻した!》
軽くだがオレの肩を叩く秦広王。
でもその衝撃ときたらもうね。
凄く重たいです。
《我もまた然り。この場は正しき行いを望む者達へ開放せん!》
そう言い残すと秦広王は消えてしまった。
えっと。
イベント、だったのかな?
《イベント『八大童子の帰還』をクリアしました!》
《ボーナスポイント5点が加算されます。合計で16ポイントになりました》
少し安心しました。
戦闘はないみたいですね。
称号もついでにないみたいですけど。
改めて立像を見てみよう。
不動明王の左側の像に手を触れてみた。
《矜羯羅童子に挑みますか?》
《Yes》《No》
おお!
挑めるのか!
でもね。
さすがに一旦、区切っておきたいのですよ。
インスタント・ポータルを展開してログアウトする事にしよう。
時刻は午前3時30分って所か。
完全に徹夜、とはいかなかったようです。
でも大して変わりないような気がする。
おっと。
さっさとログアウトするとしよう。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv20
職業 グランドサモナー(召喚魔法師)Lv5
ボーナスポイント残 16
セットスキル
剣Lv6 両手槍Lv4 捕縄術Lv5 杖Lv15 打撃Lv13
蹴りLv13 関節技Lv13 投げ技Lv13
回避Lv13 受けLv13
召喚魔法Lv20 時空魔法Lv11
光魔法Lv12(↑1)風魔法Lv12 土魔法Lv12(↑1)水魔法Lv12(↑1)
火魔法Lv12(↑1)闇魔法Lv12(↑1)氷魔法Lv9 雷魔法Lv9
木魔法Lv9 塵魔法Lv9 溶魔法Lv9 灼魔法Lv9
錬金術Lv9 薬師Lv7 ガラス工Lv6 木工Lv8
連携Lv14 鑑定Lv14 識別Lv14 看破Lv4 耐寒Lv7
掴みLv11 馬術Lv10 精密操作Lv13 ロープワークLv6
跳躍Lv7 軽業Lv6 耐暑Lv8 登攀Lv7 平衡Lv5
二刀流Lv12 解体Lv10(↑1)水泳Lv4 潜水Lv4
身体強化Lv10 精神強化Lv11 高速詠唱Lv13(↑1)
魔法効果拡大Lv10 魔法範囲拡大Lv10
装備
独鈷杵×2 呵責の杖×2 呵責のトンファー×2
呵責の捕物棒×1 ダツ顎の槍+×1 旗魚の槍+×1
怒りのツルハシ+×2 白銀の首飾り+×1
雪豹の隠し爪×1 疾風虎の隠し爪×1 雪豹のバグナグ×1
草原獅子のバグナグ×1 闘牛の革鎧+ほか
呵責の腕輪+×2 呵責の足輪+×2 獄卒の黒縄×1
暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2
所持アイテム
剥ぎ取りナイフ 木工道具一式
称号
老召喚術師の高弟 森守の紋章 中庸を知る者
海魔討伐者 瑠璃光の守護者 呪文辞書 格闘師範
召喚モンスター
ヴォルフ グレイウルフLv5→Lv6(↑1)
器用値 13
敏捷値 31(↑1)
知力値 13
筋力値 17(↑1)
生命力 22
精神力 13
スキル
噛付き 疾駆 威嚇 天耳 危険察知 追跡
夜目 気配遮断
黒曜 ミスティックアイLv4→Lv5(↑1)
器用値 14(↑1)
敏捷値 22
知力値 22(↑1)
筋力値 14
生命力 14
精神力 21
スキル
嘴撃 無音飛翔 遠視 夜目 奇襲 危険察知 天耳
水属性
戦鬼 レッサーオーガLv3→Lv4(↑1)
器用値 12(↑1)
敏捷値 21(↑1)
知力値 6
筋力値 29
生命力 29
精神力 6
スキル
打撃 蹴り 投擲 受け 回避 登攀 投げ技
自己回復[微]
ティグリス タイガーLv8→シュトルムティーガーLv1(New!)
器用値 11
敏捷値 21(↑3)
知力値 11
筋力値 22
生命力 21
精神力 11
スキル
噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断 風属性(New!)
ナイアス マーメイドLv4→Lv5(↑1)
器用値 15
敏捷値 15
知力値 19
筋力値 6
生命力 7(↑1)
精神力 17(↑1)
スキル
両手槍 水棲 変化 夜目 呪歌 水属性
テイラー ビッグクラブLv2→Lv3(↑1)
器用値 10
敏捷値 7(↑1)
知力値 6
筋力値 26(↑1)
生命力 21
精神力 6
スキル
鋏撃 水棲 土耐性 水耐性




