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《運営インフォメーションがあります。確認しますか?》


《フレンド登録者からメッセージが3件あります》



 ログインしたら色々と来てました。

 運営インフォから見てみようかね?



《第2回闘技大会開催のお知らせ:冒険者ギルド練兵場にて闘技大会を開催致します!》



 おい。

 またあれをやるのかよ!

 中身も一応、目を通してみたが。

 今度はパーティ同士で戦う事になるらしい。


 何それ。

 召喚モンスターもあり?

 精霊召喚もあり?

 なんか派手な戦闘になりそうな予感がする。


 つか開催するのが3日後とか、随分と気の早い話だな!


 それに登録するには事前にメンバーを決めておかないといけないらしい。

 加えて先着順か。

 少し考えさせて欲しいよね?

 これは後回しにしよう。



 次にメッセージだが。

 ラムダくん、アデル、そしてイリーナか。


『一旦、西側から戻る事になりました。今度はレギアス周辺でPK狩りをやってると思います』


 ほう。

 プレイヤーが増えたらPK職も増えるのは道理だよな。

 そしてPKK職も増えていく、と。

 市場原理そのままだな。


『ところで闘技大会は出るんですか?楽しみにしてます』


 おい。

 最後の一文は出場前提じゃねえか。

 全く、何を期待しているんだか。



 次はアデルだな。


『みーちゃんがクラスチェンジしてフォレストタイガーになりました!データ添付しときますねー』


 おお!

 やったじゃないか!


『ところでキースさんは闘技大会って出ます?私はイリーナちゃんと組んで申し込んじゃいました!』



 おいおいおい!

 出るのかよ!

 だが2人で組むというやり方はアリだな。

 前衛は互いの召喚モンスターで組めばいい訳だし。


 おっと。

 添付してあるデータを見ておこう。

 一番上に添付されていたのはみーちゃんとアデルの自分撮り画像でした。

 データそっちのけでこれが本命だろう?

 みーちゃんはより獰猛さを感じさせる顔になってる気がする。

 アデルはより蕩けるような顔になってる気がするが。


 次はアデルがみーちゃんの背中に乗っかっている画像だ。

 えっと。

 デカくなってるよね?

 アデルと比較するからそう見えるだけ?

 いや、間違いなく大きくなっているようだ。



 おっと。

 その次の添付ファイル以降がオレにとっての本命のようです。



 みーちゃん タイガーLv8

 器用値  9

 敏捷値 22

 知力値  9

 筋力値 25

 生命力 22

 精神力 10


 スキル

 噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断


 クラスチェンジ候補

 フォレストタイガー

 シュトルムティーガー



 ふむ。

 選択肢は2つになるのか。

 で、クラスチェンジ後はどうなるんだ?



 みーちゃん タイガーLv8→フォレストタイガーLv1(New!)

 器用値  9

 敏捷値 23(↑1)

 知力値  9

 筋力値 28(↑3)

 生命力 24(↑2)

 精神力 10


 スキル

 噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断


 【フォレストタイガー】召喚モンスター 戦闘位置:地上

 タイガーの上位種。攻撃手段は噛付き等。タイガーよりも体毛の模様が明瞭となる。

 体格はタイガーより一回り大きくなる。攻撃力に優れ、昼夜を問わず活躍できる猛獣。

 元々夜目が利くタイガーだが、その能力が向上している。



 まあなんだ。

 通常進化、なのかね?

 ウルフ系と比べたら攻撃特化なタイガーだが、より顕著になるようだ。

 で、シュトルムティーガーはまあ大体の予測ができる訳で。



 みーちゃん タイガーLv8→シュトルムティーガーLv1(New!)

 器用値  9

 敏捷値 25(↑3)

 知力値  9

 筋力値 25

 生命力 22

 精神力 10


 スキル

 噛付き 威嚇 危険察知 夜目 気配遮断 風属性(New!)


 【シュトルムティーガー】召喚モンスター 戦闘位置:地上

 タイガーの上位種。攻撃手段は噛付き等と風属性の特殊能力。

 平原に順応したタイガーの上位種とも言われている。

 比較的スピードに優れている。



 成程、ね。

 アデルはフォレストタイガーを選んだ訳か。

 確固たる前衛って事になるな。



 で、イリーナのメッセージは何だ?

 まあ概ね予想できているのだが。



『この度、トグロがクラスチェンジしてヴェノムパイソンになりました!詳細は添付データをご参照下さい』


 やはり、な。

 つか文面の差が大きいって。


『アデルちゃんと一緒に闘技大会に出場を申し込んじゃいました。今度はパーティ戦という事で楽しみです』


 うむ。

 確かに個人戦とは違う面白さがあるだろう。

 オレもそこには大いに興味がある。


『あと大会日程に合わせてサモナー同士で互いの召喚モンスターのお披露目をする企画が進行中です』


 ほう。

 面白そうじゃないの。


『キースさんもまだ召喚してない子達もいるかも、です。是非ご参加して頂けますようお願いします』


 うん。

 どうせ色々と時間があるだろうし。 


『キースさんの対パーティ戦も楽しみにしてます。ではまた』


 いや、だから何でオレも出場が前提になってるのよ?

 観戦は確実にするとは思うけどさ。



 まあそれはスルーするとして。

 トグロのデータを見ようかね。



 トグロ バイパーLv8

 器用値 12

 敏捷値 19

 知力値 12

 筋力値 15

 生命力 17

 精神力 11

 スキル

 噛付き 巻付 匂い感知 熱感知 気配遮断 毒


 クラスチェンジ候補

 ヴェノムパイソン

 カーズドバイパー



 ふむ。

 これも選択肢は2つか。

 クラスチェンジ後を見てみよう。



 トグロ バイパーLv8→ヴェノムパイソンLv1(New!)

 器用値 12

 敏捷値 20(↑1)

 知力値 12

 筋力値 18(↑3)

 生命力 21(↑4)

 精神力 11

 スキル

 噛付き 巻付 匂い感知 熱感知 気配遮断 毒



 【ヴェノムパイソン】召喚モンスター 戦闘位置:地上

 バイパーの上位種。主な攻撃手段は噛み付きと締め上げ。

 バイパーよりも体が一回り以上大きくなっている。

 通常のパイソンと異なり毒を持つ。



 ステータスが合計で8も上がるのか。

 その分、スキルに追加はなし、と。

 恐らくは通常進化はこっちだな。




 トグロ バイパーLv8→カーズドバイパーLv1(New!)

 器用値 13(↑1)

 敏捷値 19

 知力値 14(↑2)

 筋力値 15

 生命力 17

 精神力 13(↑2)

 スキル

 噛付き 巻付 匂い感知 熱感知 気配遮断 毒 闇属性(New!)



 【カーズドバイパー】召喚モンスター 戦闘位置:地上

 バイパーの上位種。主な攻撃手段は噛み付きと締め上げ。

 特殊能力として闇属性を得ており、奇襲能力はより高くなった。



 おお。

 暗殺者っぽくなるのか。

 それはそれで恐ろしいな。


 イリーナはヴェノムパイソンを選んだ訳か。

 最後に添付されていた画像なんですが、明らかに今までと違う大きさのヘビになってます。

 人間を丸呑みするにはまだ大きさが足りない気もするが、油断ならない。

 つかイリーナはヘビに巻かれていてよく平気だな!

 まあ慣れているとも言えるんだろうが。


 3人には同じ文面で返信しておこう。

 大会の予定は未定、観戦には行きます、と。

 ラムダくんには返り討ちにしたPK職のデータも添付しておこうかね。

 これはサービスで。



 それにしても、だ。

 大会ね。

 今度は出場するかどうか位は自分の意志で決めたいものだ。

 少し考える時間が欲しいです。



 作業場に降りる。

 人影が増えているような気がするんですが。


 師匠、ジュナさん、そしてギルド長までいる。

 いつ来たんだ?


「おお、キースも来たか」


「ギルド長までどうしました?」


「ジュナ様に戻ってきて欲しくて、な」


「んもー、いいじゃないの。あんな連中なんか放っておいてもさー」


 メタルスキンが料理を運んできた。

 あれ?

 ギルド長の分がないようですが。


「ワシはこれで戻りますがの。いずれはレムトに来て頂きませんと」


「いいわよー」


「闘技大会は見に行く、ですかな?」


「分かってるじゃない!」


「巡検使に入れ知恵したのはジュナ師匠ではないですかな?」


「いいじゃないオレニュー。だって興味あるでしょ?」


「もうそれは愚痴っても致し方ないですがの。今後は色々と自重して下され」


 そう言うとギルド長は深々と。

 そう、深々と頭を下げた。

 大いなる抗議の意思がそこに込められているのが分かる。


「ここの手伝いもやるんだし。それ以上の介入はしないわよ?」


「本当ですかのう」


 ジュナさんって根っからのトラブルメーカー、なんだな。

 師匠もギルド長も信用の色がない。



「ね?ね?キースちゃんは闘技大会は出るのかな?かな?」


「いや、『ちゃん』ではなく」


 そこはそれ。

 ここで言いますか?

 師匠もギルド長もいるのですが。


「うむ。枠は当然、用意するがどうじゃな?」


 ギルド長の攻撃。

 いや、前回もそうだったじゃないですか!


 師匠はオレの肩に手を置いた。


「悪い事は言わん。諦めた方が良いぞ?」


 そして師匠は視線を転じる。

 ジュナさんの笑顔がそこにはあった。

 何これ。

 断れる雰囲気じゃないんですけど。


「出るのかな?」


 詰んだ。

 いつの間にか師匠だけでなくオレも詰んでいた。

 何手詰めだったんだ、これ!

 オレってば将棋なら5手詰めがせいぜいだってのに、こんなの読める訳がない。


「出ます」


「そう!楽しみが増えたわー」


 いやいやいやいや。

 言わせたの、誰だよ!




「ではジュナ様、ワシはこれにて失礼致しますぞ」


「はい。ご苦労様ー」


「これ以上の苦労はしたくありませんでの。くれぐれも自重して下され」


 ギルド長はそう言い残すといきなり消えた。

 ああ。

 幻影で分身を送り込んできていたのか。

 以前に見た事があったっけ。

 幻影では食事は摂らないよね。



 メタルスキンの作ってくれていた料理を食べ終えたら召喚を始める。

 今日は作業がメインだ。

 そうなると文楽は外せない。

 後は適当に、邪魔にならない面子にしよう。

 ヴォルフ、黒曜、リグ、クリープと召喚していく。


「おお!ヘビちゃんもいたのね!」


 ジュナさんが手を差し伸べてもクリープは無関心だ。

 そのままオレの体を這い上がって巻きついていく。

 舌を出し入れしながら周囲を探っているようだ。


「ああん!つれない!」 


 そりゃそうです。

 オレの召喚モンスターですよ?



 黒曜だけは家の外で番をさせていくとして。

 オレは昨日の続きだ。


 とは言っても作業そのものは単純である。

 静置してあった2種の水溶液をもう一度攪拌、濾過する。

 そして2種の水溶液を混ぜ合わせる。

 マジックマッシュルームの抽出液に苦悶草の抽出液を少しずつ注ぐ。

 そして、攪拌。

 その合間にもエアカレント・コントロールで匂いを吹き飛ばす。

 ドラフトチャンバー、欲しいんですけど?

 ついでに滴定に使うような機材があったらいいんじゃないですかね?

 いや、そこは工夫次第か?

 ドラフトチャンバーはともかく、ビュレットは作れそうな気がする。


 空瓶に液を注いで出来上がりだ。

 さあ、どうなっている?



【回復アイテム】マナポーション MP+9%回復 品質C+ レア度4 重量1

 一般的なマナポーション。僅かにだがMPが回復する。

 飲むとやや甘い。出来の悪い物だと悪酔いにも似た症状が出る事がある。

 ※連続使用不可。クーリングタイムは概ね9分。



 おお!

 品質C+とは上出来じゃないかな?



「出来は良いようじゃな」


「キースちゃんってば筋がいいんじゃない?」


 いや、だから『ちゃん』ではなく。

 段々とツッコミが口から出なくなってきてるな。


「だがこれは納品できんのう」


 やはり品質Cじゃないとダメなのか。

 無念。


「これも鍛錬になる。一度、短縮再現で作ってみるがいい」


「師匠?」


「ちょうど良く収まるかもしれんでな」


 そうか。

 ポーションでも短縮再現で品質は下がる傾向がある。

 今の工程を記録する。

 短縮再現、やってみるか。



 目の前にはマジックマッシュルームと苦悶草。

 そして水。

 それだけだ。

 途中の工程は全て記録してあるものを繋げてある。

 短縮再現でどうなるか?



【回復アイテム】マナポーション MP+6%回復 品質C- レア度4 重量1

 一般的なマナポーション。僅かにだがMPが回復する。

 飲むとやや甘い。出来の悪い物だと悪酔いにも似た症状が出る事がある。

 ※連続使用不可。クーリングタイムは概ね12分。



 あちゃあ。

 品質、下がっちゃいました・


「微妙じゃが納品はできんのう」


「大丈夫!失敗しても次があるわよ?」


「何か工夫できませんかね?」


「そこは知恵の出し所じゃろう」


 ふむ。

 今までの生産活動を思い返す。

 最初から器用値が品質を左右する世界だった。

 そうだ。

 フィジカルエンチャント・アクアで器用値を上乗せする手段があるではないか?


「やってみます」


「うむ」


 今度はフィジカルエンチャント・アクアを使ってから短縮再現を行う。

 どうだ?



【回復アイテム】マナポーション MP+8%回復 品質C レア度4 重量1

 一般的なマナポーション。僅かにだがMPが回復する。

 飲むとやや甘い。出来の悪い物だと悪酔いにも似た症状が出る事がある。

 ※連続使用不可。クーリングタイムは概ね10分。



 おお!

 品質Cに到達、だな。

 つか短縮再現にもフィジカルエンチャント・アクアの効果が波及するのか。

 新たな発見?



「師匠」


「何かな?」


「最初から、何通りか作らせていただけませんか?」


「うむ、良いとも」


 短縮再現に使うため、いくつかの工程を作業記憶させておこう。

 特に量を増やす方向で。

 師匠もジュナさんもマナポーションは5個分を1セットで作っている。

 それでいて品質Cで揃うのだ。

 あの領域に達するには1個分でちまちま作っていても追いつけない。


 当面は2個、3個を1セットで作る事を前提にして作業を進める。

 材料の破砕。

 攪拌と静置はメイキング技能の反復も条件に加えてみる。

 後は夕方以降、夜に続きをしよう。


「では一旦、休憩するかな」


「あーそーびーたーいーなー」


「いい所なのでマナポーション作成も続けたいのですが」


 そう。

 ここまでやってもスキルがレベルアップしてこない。

 不満はそこにあった。


「普通のポーション作成も依頼を受けておるのでな。傷塞草も採取せねば、の。苦悶草もいる」


「じゃあ私とオレニューで行けばいいじゃない!キースちゃんはここで作業でどう?」


 師匠の目が泳いでいる。

 オレとしてはポーションやマナポーション作成作業を優先したい所であるが。


「仕方ありませんの。あまりはしゃいで貰っては困りますぞ?」


「自重します」


 片手を挙げて宣誓するかのようなポーズをするジュナさんですが。

 信用なりません。

 師匠もジト目です。


「キース、ここの空瓶の分は好きに使って良いがの。なるべく納品できる物を作っておいてくれ」


「了解です」


「戻るのは昼を過ぎるじゃろう」


「分かりました」


 師匠とジュナさんが作業場を出て行く。

 さて。

 どっちから片付けようかね?

 ポーションか。

 マナポーションか。


 その前に空瓶の確認だな。



 ポーション用の空瓶は400本以上あります。

 以前よりも間違いなく増えてる。

 マナポーション用は100本ちょっとか。

 これも気が遠くなる数だ。

 材料のマジックマッシュルームも十分ある。


 だが苦悶草はやや少ないようだ。

 傷塞草も空瓶の量に比べると明らかに少ない。


 まあいいさ。

 短縮再現でポーションから行ってみよう。



 ポーション作成なんですが。

 最初の5本ロットは失敗した。

 品質C+だったのだ。

 まだフィジカルエンチャント・アクアの効果が残っていたのである。

 おバカだな。

 手持ちにあった品質Cのポーションと交換する。

 回復丸を作っているうちにフィジカルエンチャント・アクアの効力が切れたようだ。


 よし。

 ポーション作成を続けよう。

 短縮再現でポーション液を作る。

 その液体を文楽が空瓶に注いでいった。

 流れ作業とまではいかないが、あっという間に数十本のポーションが出来上がっていく。

 無論、品質Cである。

 壮観ですな。

 それに気分もいい。



《これまでの行動経験で【錬金術】がレベルアップしました!》

《これまでの行動経験で【薬師】がレベルアップしました!》

《これまでの行動経験で【鑑定】がレベルアップしました!》

《これまでの行動経験で【精密操作】がレベルアップしました!》



 昼までにポーション瓶が400本、出来上がってしまった。

 続いて回復丸も80個、作成してある。

 これも品質Cで揃っていた。

 結果には満足だ。

 品質を揃えられなかったポーションは2本だけ。

 回復丸はパーフェクト。

 いい感じです。


 その代償と言ってはアレだが、オレのMPバーもさすがに半分近くまで減ってきている。

 まあ、そこは仕方がない。

 何個か、マナポーションも作ってはいるが、短縮再現1回で1個しか作れない。

 効率、悪すぎる。

 でも100本以上空瓶はあるのだ。

 午後以降も地道に続けて行こうかね。



 昼飯は文楽に作らせている間に闘技大会の申し込みを行ってみた。

 仮登録、終わってるってどういう事なのよ?

 出場メンバーの指定を待つ段階まで、登録が進んでました。


 手回しの早い事で。


 で、メンバーはどうするか?

 オレは無論入るが。

 召喚モンスターも入れる事ができる。


 むむ?

 これ、意外と悩ましいぞ?


 現在、16匹の召喚モンスターがいる訳だが。

 古株から選べばいいような気もするが、そうなると色々と懸念事項が出てくる。


 例えば、残月。

 騎乗戦闘をするにしては試合会場は狭くないか?


 大会レギュレーションを検索してみたら、会場の大きさは前回と一緒である。

 ダメだな。

 狭すぎる。

 突撃なんかしたら試合場を飛び出してしまうだろう。


 では空中位置を飛び回る召喚モンスターはどうか?

 ヘリックスと黒曜はダメだな。

 やはり狭い。

 ジーンと瑞雲は論外だ。

 そもそも昼間が苦手だし。

 同様に無明もダメ。



 整理しないと、な。

 候補を絞ってみるとこうだ。



 ヴォルフ

 ジェリコ

 護鬼

 戦鬼

 リグ

 文楽

 ナインテイル

 ヘザー

 ティグリス

 クリープ



 クラスチェンジしている上の5匹で決定か?

 敏捷性を重視するのであればジェリコを外してティグリスを入れる選択肢もあり?

 後方支援ができるナインテイルやヘザーを入れるとか?

 悩ましい。

 悩ましすぎる。


 だがやはり古株5匹にしておこう。

 支援?

 オレがやったらいい事だしな。


 登録を終えると料理が出来上がってました。

 食べながら脳内で色々と考え込む。


 試合ではどういった戦い方を選択できるだろうか?

 うん。

 まあ普段通りでいいよね?

主人公 キース

種族 人間 男 種族Lv16

職業 グランドサモナー(召喚魔法師)Lv2

ボーナスポイント残 25


セットスキル

杖Lv13 打撃Lv10 蹴りLv10 関節技Lv10 投げ技Lv10

回避Lv10 受けLv10 召喚魔法Lv16 時空魔法Lv8

光魔法Lv9 風魔法Lv9 土魔法Lv9 水魔法Lv9

火魔法Lv9 闇魔法Lv9 氷魔法Lv7 雷魔法Lv7

木魔法Lv7 塵魔法Lv7 溶魔法Lv7 灼魔法Lv7

錬金術Lv7(↑1)薬師Lv6(↑1)ガラス工Lv3 木工Lv6

連携Lv12 鑑定Lv12(↑1)識別Lv12 看破Lv4 耐寒Lv6

掴みLv9 馬術Lv9 精密操作Lv12(↑1)ロープワークLv1

跳躍Lv5 軽業Lv2 耐暑Lv6 登攀Lv6

二刀流Lv9 解体Lv7

身体強化Lv7 精神強化Lv8 高速詠唱Lv10

魔法効果拡大Lv7 魔法範囲拡大Lv7


装備 呵責の杖×1 呵責のトンファー×2

   呵責の捕物棒×1 怒りのツルハシ+×2 白銀の首飾り+

   雪豹の隠し爪×1 疾風虎の隠し爪×2 雪豹のバグナグ×1

   草原獅子のバグナグ×1 闘牛の革鎧+ほか

   呵責の腕輪+×2 呵責の足輪×2

   暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2


所持アイテム 剥ぎ取りナイフ 木工道具一式


称号 老召喚術師の高弟 森守の紋章 中庸を知る者

   呪文辞書 格闘師範


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第2回武闘会ってジュナさんが巡見使に 吹き込んたせいだったんだw
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