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《只今の戦闘勝利で【刀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【大刀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【風魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【看破】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【保護】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【投擲】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【高速詠唱】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐麻痺】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐暗闇】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【獣魔化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『言祝』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 青い岩の浮かぶ広間もこれでクリアだ。

 難易度は徐々に上がっているのが分かる。

 総大将は変わらず黄帝の分霊であるのだが、今回の目玉は?

 古代中国武将の面々だろう。

 予想に違わずスペクター化してました。


 うん。

 予想通り過ぎて驚きがありませんでしたね!

 最初から格闘戦は捨てるつもりで挑んでいたから問題は無かった。

 スペクター化した白起と魚倶羅は格別と言える脅威であったし、十分に大苦戦になったぞ!

 だが、ダメだ。

 まだ切り札を投入する所まで、追い詰められていない。

 不満があるとしたらそこになるだろう。



 言祝のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。



 言祝 アークデーモンLv92→Lv93(↑1)

 器用値 49

 敏捷値 96(↑1)

 知力値 95

 筋力値 49

 生命力 49

 精神力 95(↑1)


 スキル

 刺突剣 槌 弓 小盾 爪撃 飛翔 浮揚 回避

 呪詛 堕天 反響定位 空中機動 気配遮断

 魔力遮断 宮中儀礼 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[極大] MP回復増加[大] 変化 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性

 塵属性 氷属性 雷属性 呪眼 耐即死 耐魅了




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『折威』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『地脈の流れが急変したぞ?』


『精霊の動きもおかしい。どうもいい感じがせんのう』


『より大きな歪みがどこかに集束しているのではないかな?』


『然り。歪みの流れが速過ぎて捕捉が難しいのう』


 どうやら状況に異変かな?

 それが好ましい変化であるのかどうかが問題だ。

 その場所はどこであるのかは?

 もう概ね予想は出来ている。

 白い岩の浮かぶ広間、赤い岩のの浮かぶ広間、そして今、青い岩の浮かぶ広間をクリアした。

 それぞれ浮いていた岩輪は砕けて落ちている。


 これらと関連する場所は黒い岩が浮かぶ広間以外に無い。

 更に下層にも洞窟と広間はあるし、上層にはもっと多くの洞窟と広間がある。

 だが、そのいずれと関連付けられているとは考え難い。

 間違いなくあの場所だ。

 いや、そうでなければならない!



 折威のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 折威 アークデーモンLv92→Lv93(↑1)

 器用値  41

 敏捷値 102

 知力値 102(↑1)

 筋力値  41

 生命力  41

 精神力 101(↑1)


 スキル

 杖 弓 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天

 反響定位 空中機動 気配遮断 魔力遮断

 宮中儀礼 物理抵抗[小] 魔法抵抗[極大]

 自己回復[中] MP回復増加[極大] 変化 夜目

 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 雷属性 木属性

 溶属性 灼属性 暗闇 魅了 耐魅了



「その場所には心当たりがあります」


『ほう』


『この歪みの規模では看過する事は出来ん。いずれは地上に影響もあろうしの』


「ええ。少し急いで移動しましょうか」


 無論、このまま地上に戻ってログアウトなんて選択肢は無い。

 より強力な相手と戦えそうなのも理由にあるけど、それだけじゃないですよ?

 この地下洞窟がアンデッドだらけになるのは、困る。

 困るのだ。

 単調になってしまいかねない。

 そもそもこうなった理由って何だろう?

 土精霊の皆さんが何かしたとは思えないのだが。

 原因が明確じゃないから不安だ。


 こうなるとドラゴンの皆さんにアンデッドの掃討をお願いしたくなってしまう。

 それはそれでリスクもある。

 悩ましい。

 いや、本当にどうすりゃいいんだよ!



(浄土曼荼羅!)

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 時刻は午後5時30分だ。

 安全を確保の上、夕食は携帯食で済ませるとしよう。

 ポータルガードの面々の消耗はどうだ?

 パティオと十六夜のMPバーはマナポーションで回復させて、と。

 モジュラス、清姫、貴船にも消耗はあるけど、いずれ自前で回復出来てしまうだろう。

 今の相手はアンデッドだらけで吸血が効かなかったからだ。

 いずれ連戦の間に埋め合わせは可能だろう。


 では、パーティの方はどうする?

 ヴォルフ、護鬼、戦鬼は当然だけど継続、言祝と折威はここで交代だな。

 黒曜、ヘイフリックを召喚しよう。

 どうもいい感じがしない。

 いや、期待が大きい!

 より強力なアンデッドと戦う事になるかも?



『黄晶竜よ、もう少し戦えるかな?』


『は、はい! 大丈夫、だと思います!』


 オレの目で見て黄晶竜の様子はどうか。

 相応に消耗が進んでいる。

 魔物の肉を喰えばMPバーの消耗は抑えられる筈だが、今の相手はアンデッドだ。

 死肉や骨を喰ってみても効果は期待出来ない。

 牙を研ぐ意味合いにしかならないだろう。



「要りますかね?」


『気持ちは嬉しいが、この先もそういった物に頼るようでは困るのでな』


「成程」


 長老様にスラー酒を掲げて見せたが、断られてしまった。

 黄晶竜を鍛えるに際して邪魔って事か。

 黄晶竜が仕留めている魔物の戦果を考えたら与えても惜しくないんだけど。

 そういう意味で言うのであれば転生煙晶竜は当然だが、長老様にも何かお礼をせねば!

 でも何を?

 魔物の肉を喰わせる機会をもっと多くすべきかもしれない。

 狙い目はやはり猪肉。

 グリンブルスティとヒルディスヴィーニだ。

 遭遇する機会は多いと言えないが、少なくもない。

 猪肉であれば大丈夫。

 オレの分が無くなっても当面喰うには不足しない量を既に確保済みであるのだ!







《只今の戦闘勝利で【大刀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【灼魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐暑】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐麻痺】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヘイフリック』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『キースよ、汝にも分かるかの?』


「ええ、尋常じゃ無い!」


『恐らくじゃが森にいる翠玉竜もこの歪みを感じ取っていような』


『うむ。この有様ではのう』


 転生煙晶竜も長老様も茫洋とした会話に思える。

 だが、オレの体感は異なっていた。

 明らかに、寒い。

 ここの洞窟でも寒さを感じる場所はあったけど、氷結するかのような場所は無かった。


 もう少しで黒い岩が浮く広間に出るだろう。

 一体、どんな戦いをさせられるのか?

 またしてもアンデッドが主力になりそうだが。

 難易度が更に上がってしまうのは避けられそうにありません!

 何しろ、寒い。

 それだけで頭が痛いぞ!



 ヘイフリックのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。



 ヘイフリック バンパイアデュークLv92→Lv93(↑1)

 器用値 70

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 69

 筋力値 70

 生命力 70(↑1)

 精神力 69


 スキル

 杖 剣 刺突剣 刀 小盾 受け 回避 飛翔

 空中機動 心眼 変化 連携 二刀流 気配遮断

 魔力遮断 宮中儀礼 暗殺術 物理抵抗[大]

 魔法抵抗[大] 自己修復[大] MP吸収[中]

 MP回復増加[大] 奇襲 吸血 時空属性 光属性

 闇属性 火属性 風属性 水属性 氷属性

 致死毒 魅了 死霊生成 真祖化



『黄晶竜よ』


『はい!』


『進んだ先で、汝を護れる保証は無い。翠玉竜の元に戻っておってもよいぞ?』


『いえ、ここまで来たのですから行きます!』


『ふむ、そうであるか』


 長老様も黄晶竜の意思を確認していた。

 恐らくだが、その言葉に偽りは無い。

 それだけの難敵が相手になる。

 そんな予感がしているのだろう。


 オレもだ。

 パーティの布陣は古参による実績重視としたい。

 ヘイフリックはここで帰還だ。

 テロメアを召喚しよう。

 そして切り札の確認をする。

 そう、ここまで大苦戦はあっても使う事は無かった。

 同行者が半端じゃないからだが、どうやらその同行者も油断ならない展開になりそうだ。

 使うべきだろう。

 問題はどこまで、注ぎ込むべきかだな!


 戦場は広間ではあるけど、こっちの数は揃っている。

 本命はブーステッド・モンスターズになるかな?

 対抗は【英霊召喚】の太公釣魚になるだろう。

 問題はアンデッドだらけだとエナジードレインが使い難い事だ。

 接触型攻撃呪文の詰め合わせには漏れなく組んであるけど、その効果に期待してはいけない。

 見直す余裕はあるかな?

 1つだけでもいいから見直しはしておこう。







『キースよ、汝にはどう見えている?』


「白い霧が広間を覆っているように見えますが」


『うむ。注意せよ、半ば実体化しておる。歪みの影響じゃ!』


『だがここまで急速に歪みの影響が出るとはの』


『それだけ尋常ではない事態だ。備えは良いか?』


『無論じゃ!』


 オレはまだ、黒い岩に触れていない。

 触れていないのにもう転生煙晶竜も長老様も臨戦体勢になっている。

 しかも両者の身体から弾けるような音が聞こえていた。

 一体、何を?

 本気モードの兆候、だろうな。

 つまりそれ程の相手という事か!


 ポータルガードの面々も普段通り、広間での戦闘を前提とした位置を確保している。

 パーティにはヴォルフだっているのだ。

 その連携に乱れは見えない。


 懸念すべきはこの白い霧だ。

 転生煙晶竜によれば、半ば実体化しているという。

 即ち、戦闘開始と同時に混戦になる可能性は高い。

 まあ最初の段階で対アンデッドの呪文詰め合わせは使うべきだ。

 そしてカタストロフィ。

 そこまでは悩まずに済むだろう。



「岩に触れますよ!」


『『応ッ!』』

『は、はいっ!』


 さあ、何が相手になるんだ?

 どうやら大苦戦の予感がする。

 それがどうしようもなく、嬉しい。

 この高揚感がいいのだ。

 これに勝る甘露はそうそうあるものではないぞ?


 黒い岩に触れた次の瞬間。

 白い霧の各所に渦が生じて行くのが分かる。

 視界が一気に良くなったのはいいんだが、敵は何になるんだ?

 さっさとすの姿を見せるがいい!



 ヘル ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



 エーリューズニルセンチネル ???

 悪霊 ??? ???

 ??? ???



 ヘルヘイムヒーロー ???

 悪霊 ??? ???

 ??? ???



 ヘルガーディアン ???

 悪霊 ??? ???

 ??? ???



 ヘルスナイパー ???

 悪霊 ??? ???

 ??? ???



 ヘルシャーマン ???

 悪霊 ??? ???

 ??? ???



 ガルム ???

 魔物 ??? ???

 ??? ???



「神降魔闘法!」「金剛法!」「エンチャントブレーカー!」

「リミッターカット!」「ゴッズブレス!」


 ヘル?

 化身でも写身でもないぞ?

 どうやら本体であるらしいが、手にしている杖は要注意だ!

 レーヴァテインかもしれないぞ?



(フィジカルエンチャント・ファイア!)

(フィジカルブースト・ファイア!)

(フィジカルエンチャント・アース!)

(フィジカルブースト・アース!)

(フィジカルエンチャント・ウィンド!)

(フィジカルブースト・ウィンド!)

(フィジカルエンチャント・アクア!)

(フィジカルブースト・アクア!)

(メンタルエンチャント・ライト!)

(メンタルブースト・ライト!)

(メンタルエンチャント・ダーク!)

(メンタルブースト・ダーク!)

(クロスドミナンス!)

(アクロバティック・フライト!)

(グラビティ・メイル!)

(サイコ・ポッド!)

(アクティベイション!)

(リジェネレート!)

(ボイド・スフィア!)

(ダーク・シールド!)

(ファイア・ヒール!)

(エンチャンテッド・アイス!)

(レジスト・ファイア!)

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 オシリス ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



 オシリスの縛霊戦士 ???

 使徒 ??? ???

 ??? ???



 オシリスの神徒 ???

 使徒 ??? ???

 ??? ???



 アメミット ???

 魔物 ??? ???

 ??? ???



 ヘルが率いる戦力の隣にも同規模の戦力、これは未見じゃない。

 いや、そうじゃなくてだな。

 オシリスって何度でも蘇るの?

 辺獄から蘇っているのかもだが、どうしてここに?

 色々と疑念はあるけど、今はすべき事を続けよう。

 で、どっちが総大将なんだろう?



(カタストロフィ!)



 伊耶那美 ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



 ハデス ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



 ヤマ ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



(ブーステッド・モンスターズ!)


 いや、総大将候補が増えてる!

 未見なのはヤマ、ここまで揃うともう関連性が分かる。

 冥府、冥界、地獄、黄泉。

 要するに死を司るような神々が勢揃いって事でいいんでしょうか?

 多分、そんな所だろう。

 各々に追従戦力いるようだが個々に確認している余裕は無い。

 まだ、いるぞ!



(((サンシティフィ・アンデッド!)))

(((サンシャイン!)))

(((ホーリー・ライト!)))

(((プリズムライト!)))

((((六芒封印!))))

((((七星封印!))))

(((十王封印!)))

(((ホーリー・プリズン!)))

(((グラビティ・プリズン!)))

(((ミーティア・ストリーム!)))

(((ソーラー・ウィンド!)))

(((フォース・フィールド!)))

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)



 英雄王ルガルバンダ ???

 英霊 ??? ???

 ??? ???



 冥界王ギルガメシュ ???

 英霊 ??? ???

 ??? ???



 盟友たるエンキドゥ ???

 英霊 ??? ???

 ??? ???



 おお?

 格闘戦が出来そうな相手が来た!

 追従戦力が巨躯のアンデッドだらけなのが気になるけどな!

 見えている範囲は神々と違い多いから格落ち扱いなのだろう。

 だが、そんな事は気にならない。

 気にしていられない。

 問題は格闘戦が出来る状況を作れるかどうかだろう。



 ツィツィミトル ???

 ??? ??? ???

 ??? ???



 デュラハン ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 スケルトンナイト ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 スペクターロード ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 スカルロード ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 スカルアサシン ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 スカルウィザード ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 ファントム ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



 ゾンビヒーロー ???

 ??? ??? ??? ???

 ??? ???



(アイス・エイジ)

((((((((((ルミリンナ!))))))))))

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 後衛に氷の城を築く。

 センス・マジックの光景と切り換えて確認。

 アンデッド達は見えたり見えなかったりで明確に捉えられない。

 以前からこうだが、問題無い。

 マーカーは赤かった。

 それさえ分かっていたら十分だ!


 それにしても一気にアンデッドが増えたな!

 その中に1人、見過ごせない奴がいる。

 いや、神様だし1柱、いる!

 ツィツィミトル。

 破壊の女神だ!

 以前の姿は派手だった筈が、一転して地味になっている?

 黒い。

 まるで烏のように、黒い!

 仮面も真っ黒、その奥に赤く眼光が炎のように灯っている!


 間違いない。

 このツィツィミトルこそが、総大将格。

 率いる戦力はアンデッド限定、それにしても奇妙だ。

 何故かセンス・マジックでは真っ黒に見える!

 黒に拘りでもあるんでしょうか?



『神殺しよ! 世界の怨嗟をその身で味わうがいい!』


「そうかい!」


 本音を言えば全然違います!

 ありがとう。

 英雄王ルガルバンダ、冥界王ギルガメシュ、盟友たるエンキドゥを寄越してくれて、感謝だ!

 いや、ちょっと違うな。

 この3者を置いてお帰り下さい!



『このような所に何しに来た! 破壊の女神よ!』


『知れた事! 我の使命は破壊あるのみ!』


((((((レビテーション!))))))

((((((((((テレキネシス!))))))))))

((((((((((マグネティック・フォース!))))))))))

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 口喧嘩は長老様に任せておいて、オレは多面結界を敷き終える。

 獲物は多い。

 多過ぎる!

 だがそれが大きな問題にはなるまい。

 ツィツィミトルの特性は何だった?

 破壊をもたらす女神。

 様々な魔物を使役する女神。

 その中には魔竜すらも含まれる。

 そして当初から魔神に与していた、その疑いもある。

 まあ転生煙晶竜と長老様の言葉を引用するならば、だが。


 この有様を見るとそれだけじゃない気がして来る。

 神々のような存在すら、使役してませんかね?


 周囲の光景が歪む。

 カタストロフィの効果だ!

 歪んだ光景の中、転生煙晶竜と長老様の姿が変容して行くのが分かる。

 そして赤と青の光条が放たれた!

 何が起こっているのか分からない有様だが、ここでオレのすべき事は何だ?

 攻撃、あるのみ!



(((((((メテオ・クラッシュ!)))))))

(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))

(((((((クェーサー!)))))))

((((((ダークマター!))))))

((((((ソーラー・ウィンド!))))))

((((((マイクロ・ブラックホール!))))))

(ミラーリング!)


 手にしているのは羅喉刀、その刀身は光輝いていた。

 セットしているのは【光魔法】だが、当面はこのままでいい。

 序盤、この数を前にして格闘戦は控えよう。

 そして、祈ろう。

 英雄王ルガルバンダ、冥界王ギルガメシュ、盟友たるエンキドゥ。

 どれでもいいから、終盤まで生き残っていてくれよ?







「チェァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」


 オリハルコン球の結界を前に、スケルトンエルダーバシュムの背骨を両断する。

 無論、羅喉刀でだ。

 スケルトンには基本、刃による攻撃には耐性がある筈だが気にしない。

 骨を斬れないようで、どうする?

 人体だって一刀両断するにはどこか骨を断たねばならない。

 まあエルダーバシュムの骨格は巨躯の蛇身だけあって太かった。

 しかも、背骨だ。

 両断するのも大変だよ!



「チッ!」


 それにアンデッドはスケルトン系ばかりじゃない。

 ゾンビもいる。

 数は少ないけど、スペクター系もいる!

 ミスト系の頂点、ファントムは?

 序盤のカタストロフィの呪文、それに転生煙晶竜と長老様の集中砲火で四散していた。

 正直、どのアンデッドも並みじゃないのが分かる。

 実際に戦っているからこそ、分かる。

 それが紙屑のように掃討される様子は悪夢に見えるぞ!


 それに相手はアンデッドだけじゃない。

 普通の魔物もいる!



「ケェェェェェェェェェェェェッーーーーーーーーー!」


 アメミットに剣撃を叩き込みつつ、視線で呪文を選択する。

 伊耶那美の周囲に鬼神の大雷之神達、それに禍神達がいるぞ!

 大禍津日神、それに八十禍津日神だ。

 こいつらも写身じゃない!



(((((((メテオ・クラッシュ!)))))))

(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))

(((((((クェーサー!)))))))

((((((ダークマター!))))))

((((((ソーラー・ウィンド!))))))

((((((マイクロ・ブラックホール!))))))

(ミラーリング!)


 鬼神が相手ならギリギリ、格闘戦が出来る。

 だが今は掃討を優先だ!

 獲物は多いが、同行者に転生煙晶竜と長老様がいる。

 しかも、今は本気モードで絶賛蹂躙中なのです!

 遅れてはいけない。


 ええい、それにしても面倒な!

 先刻からオレの背後に回り込む気配がしている。

 テロメア達が察知して牽制攻撃をしてくれているけど、それが何なのかは分かっているぞ?

 ハデスだ。

 姿を消して手にした槍で攻撃する機会を窺っているに違いない!



「モジュラス! イソシアネート! 来い!」


 狙われているのであればそれを利用しよう。

 糸による罠を張って、拘束してしまえばいい。

 汚いかって?

 確かに、汚い。

 だが相手も姿を消して戦っているのだし、お互い様だよね?



『フッ!』


「ッ?」


 英雄王ルガルバンダが来た!

 筋骨隆々で手にした大剣が凄まじい勢いでオレの頭部を薙いでいる!

 オレの体は自然に反応、頭を下げつつ手にした羅喉刀で膝を狙う。

 だが、楽々と躱された?



「チッ!」


 切っ先を跳ね上げ、右肘へと撃ち込む。

 だが剣の柄頭で受けられた?

 おい!

 結構、器用な事が出来るんだな!

 パワーファイターの印象が強いが、技量も申し分無いようだぞ?

 惜しい。

 終盤であればもっとじっくり、戦えたのに!



((オフェンス・フォール!))

((ディフェンス・フォール!))

((フォースド・メルト!))

((スロウ!))

((ディレイ!))

((パラライズ!))

((イビル・アイ!))

((グラビティ・プリズン!))

((ダーク・プリズン!))

((ホーリー・プリズン!))

((アイヴィー・ウィップ!))

((ブラックベルト・ラッピング!))

((レインボー・チェイン!))

((コラプト!))

((オートクレーブ!))

(ドラウト・ゾーン!)

(ヘルズ・フレイム!)

(レゾナンス!)

(スウォーム!)

(カーズド・ワーム!)

((ペトリファクション!))

((アイアン・メイデン!))

(ミラーリング!)


 鉄の棺桶に英雄王ルガルバンダをご案内だ!

 すぐさまその鉄の棺桶に触れる。

 これだけで仕留められるとは思ってはいけない。



(((((((エナジードレイン!)))))))

(((((((アブソリュート・ゼロ!)))))))

(((((((フォースド・エバポレーション!)))))))

((((((サーマル・ニュートロン!))))))

((((((カーボニゼーション!))))))

((((((フォース・バスター!))))))

(ミラーリング!)


 鉄の棺桶は吹き飛んで、スケルトンクサリクロードを巻き添えにしていたようだ。

 そしてMPバーは相応に回復出来たようです。

 だが、まだだ。

 更なる切り札の投入をするには足りない。

 いや、待て!


 切り札の投入を待たずに決着するかもしれません。

 それ程に、転生煙晶竜と長老様が凄い!

 いや、酷い!

 獲物が、オレが屠るべき獲物が次々と減って行く!

 だが、肝心の神々はオレの動きを封じ込めるか牽制するつもりのようだ。

 しかもまともに戦おうとしてくれません!



『シャッ!』


「キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」


 だが、例外もいる。

 今度は冥界王ギルガメシュか!

 その背後を回り込むように盟友たるエンキドゥも来ている!

 どうやらオレを足止めしたいのかな?

 だが、盟友たるエンキドゥは護鬼に遮られてオレの背後に回り込めない。

 正面には冥界王ギルガメシュのみ。


 そして背中に悪寒を感じた。

 背筋が凍り付くようなこの感覚は、何だ?

 死だ。

 死の予感がしていた!

主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv268

職業 サモンメンターLv157(召喚魔法導師)

ボーナスポイント残 67


セットスキル

小剣Lv214 剣Lv215 両手剣Lv211 両手槍Lv218

馬上槍Lv218 棍棒LvLv213 重棍Lv213 小刀Lv214

刀Lv211(↑1)大刀Lv215(↑6)手斧Lv213 両手斧Lv212

刺突剣Lv213 捕縄術Lv222 投槍Lv218

ポールウェポンLv218

杖Lv244 打撃Lv253 蹴りLv253 関節技Lv252

投げ技Lv252 回避Lv263 受けLv263

召喚魔法Lv268 時空魔法Lv265 封印術Lv264(↑1)

光魔法Lv259 風魔法Lv260(↑1)土魔法Lv259

水魔法Lv260(↑1)火魔法Lv259 闇魔法Lv260

氷魔法Lv259 雷魔法Lv260 木魔法Lv259

塵魔法Lv259 溶魔法Lv259 灼魔法Lv260(↑1)

英霊召喚Lv7 禁呪Lv264(↑1)

錬金術Lv220 薬師Lv59 ガラス工Lv55

木工Lv113 連携Lv224 鑑定Lv172 識別Lv240

看破Lv221(↑1)保護Lv92(↑1)耐寒Lv232

掴みLv230 馬術Lv231 精密操作Lv233

ロープワークLv221 跳躍Lv236 軽業Lv241

耐暑Lv224(↑1)登攀Lv224 平衡Lv230

二刀流Lv224 解体Lv168 水泳Lv221

潜水Lv221 投擲Lv232(↑1)

ダッシュLv230 耐久走Lv229 追跡Lv229

隠蔽Lv227 気配察知Lv230 気配遮断Lv230

魔力察知Lv230 魔力遮断Lv230 暗殺術Lv231

身体強化Lv231 精神強化Lv231 高速詠唱Lv249(↑1)

無音詠唱Lv248 詠唱破棄Lv251 武技強化Lv242

魔法効果拡大Lv232 魔法範囲拡大Lv232

呪文融合Lv232

耐石化Lv80e 耐睡眠Lv156(↑14)耐麻痺Lv184(↑3)

耐混乱Lv80e 耐暗闇Lv236(↑1)耐気絶Lv232

耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e 耐沈黙Lv227

耐即死Lv139 全耐性Lv171

限界突破Lv131 獣魔化Lv137(↑1)


召喚モンスター

言祝 アークデーモンLv92→Lv93(↑1)

 器用値 49

 敏捷値 96(↑1)

 知力値 95

 筋力値 49

 生命力 49

 精神力 95(↑1)

 スキル

 刺突剣 槌 弓 小盾 爪撃 飛翔 浮揚 回避

 呪詛 堕天 反響定位 空中機動 気配遮断

 魔力遮断 宮中儀礼 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[極大] MP回復増加[大] 変化 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性

 塵属性 氷属性 雷属性 呪眼 耐即死 耐魅了


折威 アークデーモンLv92→Lv93(↑1)

 器用値  41

 敏捷値 102

 知力値 102(↑1)

 筋力値  41

 生命力  41

 精神力 101(↑1)

 スキル

 杖 弓 爪撃 飛翔 浮揚 回避 呪詛 堕天

 反響定位 空中機動 気配遮断 魔力遮断

 宮中儀礼 物理抵抗[小] 魔法抵抗[極大]

 自己回復[中] MP回復増加[極大] 変化 夜目

 時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 雷属性 木属性

 溶属性 灼属性 暗闇 魅了 耐魅了


ヘイフリック バンパイアデュークLv92→Lv93(↑1)

 器用値 70

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 69

 筋力値 70

 生命力 70(↑1)

 精神力 69

 スキル

 杖 剣 刺突剣 刀 小盾 受け 回避 飛翔

 空中機動 心眼 変化 連携 二刀流 気配遮断

 魔力遮断 宮中儀礼 暗殺術 物理抵抗[大]

 魔法抵抗[大] 自己修復[大] MP吸収[中]

 MP回復増加[大] 奇襲 吸血 時空属性 光属性

 闇属性 火属性 風属性 水属性 氷属性

 致死毒 魅了 死霊生成 真祖化


ビーコン エルダードラゴンLv8

 器用値 64

 敏捷値 64

 知力値 81

 筋力値 64

 生命力 64

 精神力 81

 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携

 自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了 加護


召魔の森 ポータルガード

ジェリコ、リグ、テイラー、クーチュリエ、ペプチド

モジュラス、清姫、守屋、スーラジ、久重、テフラ

岩鉄、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック、オーロ

プラータ、イソシアネート、ムレータ、酒船、コールサック

シュカブラ、シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス

白磁、マラカイト、パティオ、十六夜、貴船


海魔の島 ポータルガード

ナイアス、ストランド、アプネア、アウターリーフ

ロジット、プリプレグ、ロッソ、雪白、濡羽

アチザリット、魂振、セノーテ、呼子、オリアナ

ヴェルツァスカ、プリトヴィッチェ


召魔の森に駐留

翠玉竜、エルダードラゴン、他ドラゴン2編隊分


海魔の島に駐留

金紅竜、水晶竜、他ドラゴン4編隊分


同行者

ビーコン(転生煙晶竜)、長老様、黄晶竜

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