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 食事を摂り終えた時までにパーティの布陣はもう定めてあった。

 アイソトープはまだレベルアップしていなから、継続です。

 他の4枠はストランド、ハイアムス、ロッソ、雪白だ。

 海中戦が前提の布陣であり、当然だけどW15マップの浅瀬対応ではない。

 オレが掃討に出るとしたらS1W15マップがいい。

 W14マップ、S1W14マップと比較したら最も難易度は高いからだ。

 ドラゴン達にある程度、漁場を荒らされてしまうのはもう諦めよう。

 僅かでもいいから、獲物を確保したい。

 今のオレにあるのはその思いだけであった。


 港の突堤のすぐ外にはプリプレグがいる。

 移動する島とも言える巨躯の甲羅の上で蒼玉竜が呼んだであろう援軍の全容が見えていた。

 転生煙晶竜。

 元々オレが召喚したドラゴンパピーがベースだし、半ばオレ配下の召喚モンスターと言っていい。

 エルダードラゴンの長老様。

 転生煙晶竜とは腐れ縁、この両者は共に行動する事を基本としているからいてもおかしくない。

 黄晶竜。

 どうやら当面は長老様が預かる形であるらしいから、やはりいてもおかしくはない。

 まあ、ここまでなら許容出来るんだけどね。


 紫晶竜。

 何でドラゴンの長を束ねる立場のドラゴンがここに来る?

 翡翠竜、柘榴竜、白金竜、黒曜竜。

 それぞれが各所の襲撃に対応、迎撃して回っていたのではないのか?

 これだけ揃っているという事は、その迎撃もほぼ終了しているって事なのだろう。


 翠玉竜は召魔の森に駐留しているからここにいないのは当然だ。

 では、金紅竜と水晶竜はどうしたのだろう?



「金紅竜と水晶竜は?」


『金紅竜にはベルジック家の守護としての誓約と制約があるのでな』


『水晶竜はその補佐、といった所だ』


「しかしこの数は一体?」


『広域を掃討するのであればこの数でも不足するやも知れぬぞ?』


「はあ」


 追従戦力のドラゴン達が暗くなりつつある海面で待機しているのが分かる。

 その数、沢山。

 数える気になれない。

 フレイムドラゴン、フロストドラゴン、ブロンズドラゴン、フォレストドラゴン。

 クラウドドラゴン、ブラックドラゴン、そしてブルードラゴンだ!

 ややブルードラゴンが多いのが分かる。

 エルダードラゴンも編隊1つ分が紫晶竜の元にいるようだ。


 4つのマップにいる魔物を一掃するのにこれで不足するって?

 またまた、ご冗談を!



『紫晶竜よ、儂はキースと共に行かせてくれるかの?』


『ならば儂もじゃ。煙晶竜を放っておくと碌な事にならんしの』


『むむ? 聞き捨てならんぞ?』


『真実から目を背けるのは感心出来んぞ?』


 転生煙晶竜と長老様がオレの目の前で睨み合っている。

 正直、おっかない。

 両者はお互いに絡み合うと、そのまま海中に没してしまった!

 喧嘩か?

 だがその現場は海中、これでは観戦する事が出来ません!



『島の防衛はエルダードラゴンに任せる。汝等は探知に長けている故に選抜した。気を抜くな!』


『『『ハッ!』』』


『長達はそれぞれ、群れを率いて掃討をして貰う』


『『『『『ハッ!』』』』』


『敵は海中に潜んでいるようだ。見逃してはならぬ。全ての群れにブルードラゴン達を配するよう』


『編成は我にお任せを!』


『うむ、では担当海域を決めるとしよう』


 紫晶竜の号令を全てのドラゴン達が傾聴していた。

 いや、例外なのは転生煙晶竜と長老様だな。

 まあこの両ドラゴンはオレと同行する事になりそうだし、いいのか?

 ついでに黄晶竜も来る事になりそうだ。

 黄晶竜はアイソトープの隣に並んで待機しているぞ?



『ところで紫晶竜殿、浅瀬も掃討なさいますか?』


『無論だ。抜けがあってはなるまい。浅瀬の掃討は我が率いる群れでやろう』


 雰囲気が一瞬にして変わる。

 全てのドラゴン達が急にソワソワし始めているぞ?



『僭越ながら我がやってもようございますぞ? 浅瀬なれば空より探知も出来ます』


『黒曜竜、我もその手を使おうと思っておった。早々に済ませて他の海域に回る事になろう』


『それで紫晶竜殿が、浅瀬を?』


『う、うむ』


 紫晶竜の発言だが、急に歯切れが悪くなったぞ?

 黒曜竜、柘榴竜、白金竜、蒼玉竜が黙り込んで紫晶竜を凝視していた。

 翡翠竜のみ、苦笑しているような雰囲気がある。



『な、何じゃ!』


『そのお役目、代わって頂きたい!』


『何を言う蒼玉竜! 汝は深い海が似合っていように!』


『何だと? 海は海ではないか!』


『ここに長くいたのであろう? 汝は既に十分、堪能している筈だ!』


 蒼玉竜と柘榴竜が言い争いを始めた!

 何を争うのか?

 これはもう疑いようがない。

 海鮮素材が目当てだ。

 間違いなく、そうだ!

 魔人の戦力が一掃されてしまえば元の漁場に戻るにしても、相当な時間を要するだろう。

 今のうちに海鮮素材を味わっておきたい。

 そんな思いが見え隠れしていますよ?



『長ともあろうに、止めぬか!』


『しかし!』


『いや、紫晶竜殿が浅瀬を担当するというのもどうかと』


『むむ?』


 今度は批難の声が紫晶竜に浴びせられた。

 長達だけではない。

 他のドラゴン達も注目しているぞ?



『何故、浅瀬を紫晶竜殿が?』


『他に示しがつきませんぞ?』


『うむむ』


 紫晶竜もどうやら、下心があったみたいだ。

 明らかに狼狽している!

 だが。

 そんな喧噪が一気に終息した。

 低音でハミングが聞こえる。

 いつの間にかナイアスがプリプレグの頭上で天沼矛を片手に仁王立ちだ!

 その両脇にはロジットとアチザリット、ハミングは合唱になっていた。

 どこか不安をかき立てる声色。

 これは警告か?



『各々、言いたい事はあろうが下知は下知だ。従うべきであろう』


『翡翠竜?』


『このまま言い争っていても益は無い。それに掃討をするならば早めに着手すべきではないかな?』


 正論だ。

 翡翠竜は紫晶竜に向け頭を垂れる。

 敬意を表しているのだろう。



『早々に編成を済ませ、掃討を始めましょうぞ!』


『う、うむ!』


 浅瀬は紫晶竜の担当のままになりそうだ。

 まあオレは最初から海中戦目当てですけどね。

 それにしてもドラゴン達の食欲、恐るべし。

 長にして、これだ。

 翡翠竜がいなければ果たしてどうなっていた事か!

 長達の間で本格的な争いになっていたらどうなる?

 海魔の島も無事では済まないだろう。

 いや、そうなってしまえば戦争だぞ!

 そうならないよう仲裁すべきなのは紫晶竜の立場の筈だ。

 紫晶竜にも下心があったようだけど、そこはそれ。

 隠し通して威厳を示して欲しかったな!



『むむ? 何じゃ?』


『妙な雰囲気になっておるようじゃが』


「そろそろ出発しますよ? 喧嘩はその辺で切り上げて下さい」


 海面に頭を出していた転生煙晶竜と長老様にそれだけを告げ、オレはハイアムスに騎乗する。

 早速だがS1W15マップに向かおう。

 こればかりは譲れません。

 それが例え紫晶竜が相手でもだ!

 こうなったら先に出発してしまえ!







《只今の戦闘勝利で【両手槍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【馬術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【精密操作】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【水泳】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【潜水】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐沈黙】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐即死】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ストランド』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『どうじゃな?』


『うむ。まだ、おるのう。しかも元々、この海域にいた魔物を糾合しているようじゃ』


『厄介じゃな。それだけに捨て置けぬ』


 確かに。

 ここまでの戦闘では隷獣・アスピドケロンと赤えいは各々1体、屠っているだけだ。

 魔人も何名か仕留めているけど物足りない。

 せめて名前持ちであればいいんだけど、そんなのと関係無しに主力は別にいる。

 魔竜達。

 それに悪魔だ!

 デーモンロード・デュークにデーモンロード・ダッチェス、これもまた要塞みたいなものだ。

 そしてデモンズアポストル。

 うん。

 ちょっと厄介だったぞ?

 魔人が関与していたからであるのか、統率の取れた行動をしていたと思う。

 個々の力量は明らかに不足だけどな!



 ストランドのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1ポイント分のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 ストランド 青竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  46

 敏捷値  88

 知力値  45(↑1)

 筋力値  88

 生命力 112

 精神力  45(↑1)


 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 空中機動 水中機動

 水棲 飛翔 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大]

 自己回復[大] MP回復増加[中] 霊能 熱感知

 気配遮断 魔力遮断 猛毒 時空属性 光属性

 闇属性 土属性 水属性 木属性 耐即死

 毒無効 鬼竜変




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロッソ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『複数、海流の流れでおかしな動きがあります!』


『ふむ。どれから狙うべきかの?』


『逃げておる奴を狙えばええ。来るようであれば迎撃で良い』


 成程、道理だ。

 それはオレのポリシーとも合致する。

 来る者は迎撃で。

 去る者は追撃で。

 それは海中戦でも変わらないのだ!



 ロッソのステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

 もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。



 ロッソ 紅竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  37

 敏捷値  87

 知力値  37

 筋力値 122(↑1)

 生命力 105

 精神力  37(↑1)


 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 水棲

 飛翔 突撃 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]

 自己回復[大] MP回復増加[大] 霊能 霊撃

 熱感知 気配遮断 猛毒 ブレス 光属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 溶属性

 毒耐性 ブレス無効 鬼竜変




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『雪白』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『キース、どうするかね?』


「変わりません。手近な奴から片付けましょう」


『そうじゃな。そうすべきじゃろう』


『海中を掃討したら海上も回るべきじゃろうしの』


 戦力は十分に揃っているのだ。

 オレのパーティは勿論、海魔の島に配備しているポータルガードは全員いる。

 これに加えて転生煙晶竜とエルダードラゴンの長老様、黄晶竜。

 ブルードラゴン、フロストドラゴン、クラウドドラゴンの編隊が随行していた。

 前倒しで掃討は進めるべきだ!


 S1W15マップにはブルードラゴンが率いる群れも投入されている。

 その漁が行われている様子もブルードラゴンは感知してくれていた。

 かなり派手にやっているようだぞ?


 W15マップには紫晶竜が。

 S1W14マップには翡翠竜と白金竜が。

 W14マップに柘榴竜と黒曜竜が各々、群れを率いて掃討を進めている。

 飽くまでも目的は魔人が率いる戦力だ。

 その筈だ。


 だが、掃討を一通り済ませたら他の群れへの援軍になるだろう。

 オレは?

 多分、時間切れになってしまいそこまで付き合えない。

 その際には転生煙晶竜がこの集団を率いる事になるだろう。

 心配は、ある。

 まあナイアスという枷もある事だし、喰い過ぎはしないと思う。

 それに黄晶竜だっている。

 無茶はしないものと思いたい。



 雪白のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

 もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 雪白 白竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  57(↑1)

 敏捷値 124

 知力値  33(↑1)

 筋力値  88

 生命力  87

 精神力  33


 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 空中機動

 水棲 飛翔 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]

 自己回復[中] MP回復増加[大] 強襲 霊能

 遠視 夜目 広域探査 熱感知 振動感知

 気配遮断 猛毒 風属性 土属性 水属性

 氷属性 毒耐性 耐即死 共振波 高周波

 鬼竜変



『どうじゃな?』


『どうにか、付いて行けます!』


『うむ。中々、動きも良くなっておる。だが油断してはならんぞ?』


『は、はい!』


 黄晶竜だが、海中戦にはかなり順応しつつある。

 海中で魔竜相手にギリギリの所で回避するような場面が何度もあった。

 それを危なっかしいと見るか、積極的に攻め込んでいると見るかは人によるだろう。

 ただ、着実に戦果を上げつつあるのは確かだ。

 そこは認めないといけない。



 ビーコン エルダードラゴンLv8

 器用値 64

 敏捷値 64

 知力値 81

 筋力値 64

 生命力 64

 精神力 81


 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携

 自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了 加護



 うむ。

 転生煙晶竜は既にレベルアップを果たしていたようだ。

 大いに暴れ続けていたのだろうから納得ではあるのだが。

 まだこの偽装を続けるんだろうか?

 どうもまだ何か、続けないといけない理由がありそうだ。


 まあ、いいさ。

 気長に付き合ってみよう。

 もう一緒に行動する事にも慣れた。

 当たり前のようにいる存在になってしまい、いなくなるとどこか寂しくも感じる。

 基本、問題児なんだけどね。

 そういう点では長老様も似たり寄ったりだ。

 何だってオレの所に問題児が集まるのか?

 そこは謎だ。

 そして謎のままにしておく方がいいのかもしれません。


 では、布陣は変更としよう。

 ストランド、ロッソ、雪白はここで帰還だ。

 メジアン、濡羽、オリアナを召喚しよう。

 時刻は午後8時40分、海中での掃討戦はまだ続きそうです。

 何しろここの海は広く、そして深い。

 最後まで付き合える気はしないけど、出来るだけ参加したい。

 徹夜は?

 今日は激戦を経ているからな。

 状況次第ではあるけど、避けておくべきだろう。







《只今の戦闘勝利で【両手槍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐寒】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【平衡】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【水泳】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【潜水】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐睡眠】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ハイアムス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



「このまま海上へ!」


『応ッ!』


 今回は海上を南へと逃げようとしていた赤えいを捕捉、殲滅したのだが。

 天使と堕天使が多数、戦力として参加していました!

 まさにご褒美。

 肝心の魔人はオレ自身で屠れなかったけど、それも良かった。

 何しろ変態魔人のパントマイムメンターであったからだ!


 危なかったぞ?

 人影を見ただけで格闘戦を仕掛けようなんて危険過ぎる!

 自ら窮地に陥る所でした!



 ハイアムスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1ポイント分のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 ハイアムス アレイオーンLv91→Lv92(↑1)

 器用値  52

 敏捷値 107(↑1)

 知力値  52(↑1)

 筋力値  83

 生命力  83

 精神力  52


 スキル

 噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 突貫 回避

 疾駆 耐久走 奔馬 変化 水中機動 跳躍 水棲

 夜目 重装 呪音 振動感知 危険察知 追跡

 騎乗者回復[小] 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 時空属性 光属性

 闇属性 風属性 土属性 水属性 氷属性 雷属性

 耐魅了 耐暗闇 耐混乱 耐即死




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『濡羽』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『他の群れじゃが、戦況はどうじゃ?』


『翡翠竜様はここから近くにおられます。概ね掃討は終えつつあるようです』


『柘榴竜様、黒曜竜様は島に帰投するとの事』


『白金竜様、そして我が主の蒼玉竜様は既に島に戻り浅瀬の掃討に加勢しております!』


『何?』


『それは聞き捨てならんな!』


 各所の掃討戦はほぼ終了している模様です。

 そしてドラゴン達が気にするのはやはり浅瀬か!

 本能に正直なドラゴンが多過ぎませんか?


 時刻は午後11時30分だ。

 オレとしてはそろそろログアウトしたい所なのだが。

 後を任せていいんだろうか?



 濡羽のステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 濡羽 黒竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  37(↑1)

 敏捷値  80

 知力値  37

 筋力値 101

 生命力 127(↑1)

 精神力  37


 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 堅守

 匂い感知 熱感知 振動感知 気配遮断

 掘削 水棲 飛翔 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大]

 自己回復[大] MP回復増加[大] 霊能 心眼

 夜目 猛毒 暗闇 石化 麻痺 混乱 即死

 光属性 闇属性 土属性 水属性 木属性

 毒耐性 鬼竜変



「時間が時間なので、私は島に戻ります」


『ふむ、それは致し方ないのう』


『儂等はもう少し、この海域を探ってみよう。まだ残っておるやも知れぬ』


『む? 浅瀬には行かんのか?』


『これ、本音をそう簡単に言うでない!』


 転生煙晶竜は浅瀬のW15マップに行きたいみたいだな。

 だが長老様は掃討し終えているか、確信が持てないようです。

 うむ。

 ここは長老様に任せていいかな?



「では、私の召喚モンスター達と共に海中戦で宜しいですかね?」


『うむ、それが良かろう』


『むう』


 ナイアスが転生煙晶竜に身を寄せて行く。

 その表情はオレからは見えない。

 見えないけど、笑顔である事は確実だ。

 なのに転生煙晶竜は棒でも呑み込んだような様子になって固まっている。

 一体、どんな笑顔だったんだろう?

 世の中には怖い笑顔というのはあるのです。



『儂等は明日の朝までに島へ戻っていよう』


「了解です、お願いします」


 掃討し終えているかどうか、明日にはいい報告が聞けそうだ。

 それは同時に海魔の島周辺の海域で魔物が激減した事をも意味するのだが。

 それはもう手遅れだ。

 オレとしては出来るだけ早く、現状が終息してくれる事を祈るのみです。

 そしてどの漁場も早く元の姿を取り戻して欲しい所だ。

 ある意味で運営次第かもだけど、いずれは時間が解決してくれると信じましょう。


主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv267

職業 サモンメンターLv156(召喚魔法導師)

ボーナスポイント残 65


セットスキル

小剣Lv214 剣Lv215 両手剣Lv211 両手槍Lv218(↑2)

馬上槍Lv217 棍棒LvLv212 重棍Lv213 小刀Lv212

刀Lv210 大刀Lv209 手斧Lv211 両手斧Lv212

刺突剣Lv209 捕縄術Lv220 投槍Lv218

ポールウェポンLv218

杖Lv240 打撃Lv251 蹴りLv251 関節技Lv251

投げ技Lv251 回避Lv262 受けLv262

召喚魔法Lv267 時空魔法Lv264 封印術Lv262(↑1)

光魔法Lv258 風魔法Lv258 土魔法Lv258

水魔法Lv259(↑1)火魔法Lv258 闇魔法Lv259(↑1)

氷魔法Lv259(↑1)雷魔法Lv259 木魔法Lv258

塵魔法Lv258 溶魔法Lv258 灼魔法Lv258

英霊召喚Lv7 禁呪Lv262

錬金術Lv220 薬師Lv59 ガラス工Lv55

木工Lv113 連携Lv222 鑑定Lv172 識別Lv238

看破Lv220 保護Lv90 耐寒Lv232(↑1)

掴みLv230 馬術Lv231(↑1)精密操作Lv233(↑1)

ロープワークLv220 跳躍Lv234 軽業Lv240

耐暑Lv223 登攀Lv219 平衡Lv229(↑1)

二刀流Lv223 解体Lv167 水泳Lv221(↑1)

潜水Lv221(↑1)投擲Lv230

ダッシュLv229 耐久走Lv228 追跡Lv228

隠蔽Lv225 気配察知Lv229 気配遮断Lv229

魔力察知Lv229 魔力遮断Lv229 暗殺術Lv230

身体強化Lv230 精神強化Lv230 高速詠唱Lv247

無音詠唱Lv247 詠唱破棄Lv250 武技強化Lv241

魔法効果拡大Lv231 魔法範囲拡大Lv231

呪文融合Lv231

耐石化Lv80e 耐睡眠Lv102(↑15)耐麻痺Lv173

耐混乱Lv80e 耐暗闇Lv235 耐気絶Lv231

耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e 耐沈黙Lv226(↑1)

耐即死Lv138(↑1)全耐性Lv170

限界突破Lv130 獣魔化Lv136


召喚モンスター

ストランド 青竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  46

 敏捷値  88

 知力値  45(↑1)

 筋力値  88

 生命力 112

 精神力  45(↑1)

 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 空中機動 水中機動

 水棲 飛翔 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大]

 自己回復[大] MP回復増加[中] 霊能 熱感知

 気配遮断 魔力遮断 猛毒 時空属性 光属性

 闇属性 土属性 水属性 木属性 耐即死

 毒無効 鬼竜変


ハイアムス アレイオーンLv91→Lv92(↑1)

 器用値  52

 敏捷値 107(↑1)

 知力値  52(↑1)

 筋力値  83

 生命力  83

 精神力  52

 スキル

 噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 突貫 回避

 疾駆 耐久走 奔馬 変化 水中機動 跳躍 水棲

 夜目 重装 呪音 振動感知 危険察知 追跡

 騎乗者回復[小] 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 時空属性 光属性

 闇属性 風属性 土属性 水属性 氷属性 雷属性

 耐魅了 耐暗闇 耐混乱 耐即死


ロッソ 紅竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  37

 敏捷値  87

 知力値  37

 筋力値 122(↑1)

 生命力 105

 精神力  37(↑1)

 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 水棲

 飛翔 突撃 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]

 自己回復[大] MP回復増加[大] 霊能 霊撃

 熱感知 気配遮断 猛毒 ブレス 光属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 溶属性

 毒耐性 ブレス無効 鬼竜変


雪白 白竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  57(↑1)

 敏捷値 124

 知力値  33(↑1)

 筋力値  88

 生命力  87

 精神力  33

 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 空中機動

 水棲 飛翔 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]

 自己回復[中] MP回復増加[大] 強襲 霊能

 遠視 夜目 広域探査 熱感知 振動感知

 気配遮断 猛毒 風属性 土属性 水属性

 氷属性 毒耐性 耐即死 共振波 高周波

 鬼竜変


濡羽 黒竜Lv90→Lv91(↑1)

 器用値  37(↑1)

 敏捷値  80

 知力値  37

 筋力値 101

 生命力 127(↑1)

 精神力  37

 スキル

 噛付き 巻付 受け 回避 水中機動 堅守

 匂い感知 熱感知 振動感知 気配遮断 掘削

 水棲 飛翔 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大]

 自己回復[大] MP回復増加[大] 霊能 心眼

 夜目 猛毒 暗闇 石化 麻痺 混乱 即死

 光属性 闇属性 土属性 水属性 木属性

 毒耐性 鬼竜変


ビーコン エルダードラゴンLv8

 器用値 64

 敏捷値 64

 知力値 81

 筋力値 64

 生命力 64

 精神力 81

 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携

 自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了 加護


召魔の森 ポータルガード

ジェリコ、リグ、テイラー、クーチュリエ、ペプチド

守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、虎斑、蝶丸

網代、スパーク、クラック、オーロ、プラータ、ムレータ

酒船、コールサック、シュカブラ、シルフラ、葛切

スコヴィル、デミタス、白磁、マラカイト、十六夜

貴船、エジリオ、パイリン、エルミタージュ、ナーダム


海魔の島 ポータルガード

ナイアス、アプネア、アウターリーフ、バンドル

ロジット、プリプレグ、出水、エルニド、アチザリット

アモルファス、魂振、セノーテ、呼子、明石

ヴェルツァスカ、プリトヴィッチェ


召魔の森に駐留

翠玉竜、エルダードラゴン、他ドラゴン2編隊分


海魔の島に駐留

エルダードラゴン1編隊分

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