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「何だこれ?」
「そう思いますよねー」
フィーナさんを目標に跳んだ先で見た光景は?
既に臨戦体勢の面々だが、それはいい。
空中に浮く黒い球体は上陸を果たし、かつて町があった場所の上空に位置していた。
まあ、それもいいだろう。
地上に、そして町の廃墟に投影されたかのような、幾つもの線。
それが魔方陣と魔法円を描いているのが分かる。
しかも1つではない。
幾重にも重なっているような?
その魔方陣と魔法円を囲むように巨大な何かが屹立していた。
バオバブエント達、それにセンチネルゴーレム達だ!
上空にはドラゴン達の編隊が幾つも旋回しているのも見える。
召魔の森、そして海魔の島とは比べものにならない程の戦力なのが分かる。
まあ、当然だな。
ここが最も警戒すべき場所である事は誰もが認める所だろう。
「結界か。いつ封印する事になるかな?」
「いつでも出来そうですね」
アデル達もパーティの面々は確定しているようだ。
ここに集結しているのは空中戦を前提にしているプレイヤーだけと聞いている。
ドラゴンナイト達の戦列が見事だな!
しかも騎竜がグレータードラゴンの連中もかなりの数がいる。
選りすぐった戦力なのは間違いないだろう。
オレの背後にはロック鳥も並んでいた。
その背中には既に幾つものパーティが陣取っており、出撃の時を待っているようだ。
「早速だけど、大規模ユニオンを組むわ。キース、貴方は自由に暴れてくれていいわよ?」
「了解です」
今回、ここにいるサモナー系プレイヤーの数は参加者数で300弱とかなりの数だ。
その全体の指揮はイリーナと此花が執る事になっている。
アデルと春菜はその直衛戦力で、各々がかなりの兵力を預かる事になっていた。
ヒョードルくん、ヘラクレイオスくん、ゼータくんは各々がロック鳥を召喚している。
各々にはサモナー系以外のプレイヤーが同乗、その多くは火力で支援する役目になる筈だ。
但し、例外もある。
ヒョードルくんのロック鳥にはフィーナさん達が同乗する事になっていた。
ここが空中を移動する臨時指揮所って事になる。
しかもここの戦場だけの話では無い。
一種の戦略指揮所で、本来は戦場から離れた後方にあるべき代物だ!
フィーナさんもまた、戦場から離れた場所に身を置くのを好まない。
困った事だが、途中で指揮を放り出して戦闘に参加した前歴があるのです!
戦闘狂の傾向があるのでは?
その疑いがあると思うけど、今は置こう。
与作に東雲、リック達は別行動で地上に残る遊撃部隊に参加している。
現在はW5マップの静かなる竹林で待機中の筈だ。
ここに駐留する面々は、切り札になる。
遠く静かなる竹林で待機させてあるのは、どこの戦線に投入出来るようにする為という。
確かに与作達が空中戦で戦うというのも似合わない。
地上で蹂躙戦をするのに向くのも確かだろう。
「他の主力はサニアの町でしたか?」
『ええ。後詰めが忘却の砦にもいるわ。戦場が確定したら一気に投入する手筈よ』
「地上戦もあると?」
『前回もあったもの。あるわよ。問題はそれがどこで起きるかだけね』
フィーナさんの視線の先にはNPCドラゴン達がいた。
臨時の陣地でもある。
そこにはサビーネ女王もいる筈だ。
基本的にサビーネ女王麾下の戦力は空中戦に対応出来る。
法騎士達は基本的に地上戦力ではあるが、センチネルゴーレムにも空中戦力ならいる。
伍式と陸式だ。
女教皇シュザンヌが実際に戦っている場面は見ていないが、問題はあるまい。
ジュナさんは?
全く問題無いだろう。
むしろ戦線に参加して欲しくない。
オレの獲物が減るのは確実だからな!
『では出発します!』
『編隊単位で上空を旋回しつつ待機!』
『小休止から戻っていないメンバーは後追いで合流予定です!』
『各自、編成チェックリストを確認して下さい!』
時刻は午前9時10分になっていた。
出発の時間だ。
早速だが、オレも騎乗馬の蒼月を駆って上昇を始める。
ヘザー、スパッタ、イグニス、そして転生煙晶竜も続く。
テロメアもいるけどヘザーの影の中に潜んでいるから見えない。
かろうじて、その存在は仮想ウィンドウで確認出来るけどね。
敢えて展開していません。
ユニオンを組んでいたら仮想ウィンドウは共有可能であるからだ。
転生煙晶竜は律儀にエルダードラゴンのビーコンとして振る舞っている。
それをオレが無にする訳にもいかないよね?
高度を上げて行くうちにオレの左翼側にドラゴンの編隊が並ぶ。
先頭に位置するのはエルダードラゴンの長老様だ!
率いるのはブラックドラゴンとフォレストドラゴンか。
近くで見ると、まさに小さな空中要塞の様相だ!
右翼側には駿河と野々村が位置する。
駿河の編成は?
ヒッポグリフ、オーディンガード、エンジェルナイト、フェアリークイーン、ホーライ。
野々村の編成は?
グリフォンロード、オーディンガード、エンジェルナイト、フェアリークイーン、ホーライ。
速度と機動力を重視しつつ、空中戦における突撃を前提とした編成だ!
基本、オレと共に行動する事になるプレイヤーはこの両者だけになる。
追従戦力は他にもエンジェルナイトとオーディンガードが12体ずつ、合計で24体が付く。
ユニオンならではだが、突撃向けの召喚モンスター達を一時的に預かった形だ。
少ないかって?
多分、少ない。
でもこれでいいのだ。
これまでの大規模戦闘を経た上での戦訓を活かした編成と言える。
オレの戦闘スタイルに最も合致するのはドラゴンナイト達だが、速度差は大きい。
故にこれが現時点での最適解という事になるだろう。
実はこれ、申し訳なさそうにイリーナから提示された編成だ。
オレとしても目が届く数で収まっているし、好都合です。
広域の戦況を気にして突撃なんて出来ないからな!
自由裁量で暴れていい、とお墨付きは貰ってある。
率いる戦力が多くなればなる程、それは自由裁量とはかけ離れた状況になる事を意味していた。
では、駿河と野々村に関してはとうか。
彼等もまた、一種独特で組む相手を選んでしまう。
普段であればヒョードルくん達と組むべきなのだろう。
だが、今回彼等はフィーナさん達と行動を共にするのだから仕方が無い所だ。
駿河と野々村には悪いけどね。
同行者がいても普段と戦い方を変えるつもりは無い。
皆無と言っていいぞ!
『先行します!』
『了解! 上空指揮をお願い!』
『ハイッ!』
『【英霊召喚】と【精霊召喚】を使用可否を一括表示します! 漏れがある方は報告を!』
早速だが始まったか。
現時点でオレが使える切り札はメタモルフォーゼだけだ。
カタストロフィの呪文を始めとした【禁呪】の存在こそが切り札になっていると言える。
それにしても壮観だ。
こうして出撃の様子を眺めているだけで気分が高揚する。
まだ封印は終わっていないけど、戦いはもう始まっているかのようだ!
いや、もう戦い始めているのも同然だろう。
戦闘の定義をどこまで拡大解釈するかにもよるけど、どれだけの備えをするかも戦いのうちだ。
そういう意味では生産職の面々は日頃から戦い続けているのと同義にもなるのだが。
さて、その備えは活かされるのか?
『高度を更に上げます!』
『寒さ対策は個別に対応願います!』
レジスト・アイスの準備をしつつ、高度を上げて行く。
後は封印が始まるのを待つだけだ。
そして戦うべき相手が何であるのか?
幾つか、想定はしてある。
当たるかもしれない。
当たらないかもしれない。
いや、当たらなくてもいい。
大苦戦が出来れば、それでいいのだ。
狙うべきなのは総大将の首って事で変更は無い。
その点で言えば、競争相手が多い事が悩ましかったりするけどな!
「準備はいいか?」
『ええ、残るのは心構えだけです!』
『おい! それが肝心じゃないかな?』
駿河も野々村も結構、余裕があるじゃないの。
軽口を叩けるようであれば大丈夫。
余計な配慮は不要って事でいいよね?
『こちら観測班! 封印が開始された模様!』
『コピー!』
『各員、臨戦体勢へ!』
「人馬一体!」「金剛法!」「エンチャントブレーカー!」
「リミッターカット!」「ゴッズブレス!」
早速だけど武技を使う。
敵影も見えていないのに気が早いか?
いや、備えとはこういうものだと思う。
オレの狙いは明確だ。
序盤で先制攻撃、当然だけどカタストロフィの呪文を使う。
師匠からもジュナさんからも頻繁に使うなと釘を刺されているけどな!
(フィジカルエンチャント・ファイア!)
(フィジカルブースト・ファイア!)
(フィジカルエンチャント・アース!)
(フィジカルブースト・アース!)
(フィジカルエンチャント・ウィンド!)
(フィジカルブースト・ウィンド!)
(フィジカルエンチャント・アクア!)
(フィジカルブースト・アクア!)
(メンタルエンチャント・ライト!)
(メンタルブースト・ライト!)
(メンタルエンチャント・ダーク!)
(メンタルブースト・ダーク!)
(クロスドミナンス!)
(アクロバティック・フライト!)
(グラビティ・メイル!)
(サイコ・ポッド!)
(アクティベイション!)
(リジェネレート!)
(ボイド・スフィア!)
(ダーク・シールド!)
(ファイア・ヒール!)
(エンチャンテッド・アイス!)
(レジスト・ファイア!)
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
呪文の強化を進める。
さあ、来るがいい。
何が相手でもカタストロフィの呪文を先制で喰らわせてやるからな!
『封印成功、黒い球体は消滅!』
『了解!』
『総員、敵に備えよ!』
何か変化はあるか?
その兆候は、振動。
空気を震わせるだけの何かが、迫っているのか?
『う、上だ!』
『まさか、こんな事が!』
「ッ!」
出現したのは?
確かに巨大な質量を持つ存在だろう。
頭上に迫っていたのは岩の塊だ。
浮き島か!
これまでに見ているどの浮き島よりも巨大ではないかな?
しかも1つではないようだ。
幾つもの浮き島が出現している!
少なくとも7つ、いや、8つはあるかな?
一気に頭上を覆ってしまったから、太陽が遮られて視界が暗くなっていて視認が難しい!
予想は完全に外れた事になる。
本命はテスカトリポカ達、弥勒菩薩様、巨神のどれかと思ったんだが。
大穴で魔神と神々の連合軍だ。
運営め。
オレの期待を裏切ったな!
「総員浮き島の上に!」
『りょ、了解!』
『上昇せよ! 上昇せよ!』
呆けていられる余裕は無い。
浮き島だけで敵がいないなんて事はあるのか?
考え難い。
今、最優先すべきなのは敵の全容を把握する事だろう。
だが、オレは間違えていたようだ。
浮き島の1つが、急速に落下を始めている!
強烈な乱気流が生じているのか、蒼月共々吹き飛ばされそうだ!
いや、これではまるでスーパーローテーションか?
『一部の島が落下してます!』
『まさか!』
いや、これは以前に師匠がやった手だ。
更に言えば魔神側が使おうとしていた手でもある。
問題は落下する先だろう。
本陣が狙われている!
あそこにはサビーネ女王がいるぞ!
「チッ!」
『心配は無用じゃ、このまま上昇で良い!』
エルダードラゴンの長老様の声が響く。
いや、心配無用と言われましても!
本当に大丈夫なんですかね?
確かに琥珀竜は落下する浮き島の直撃を凌いで見せた訳だが。
長老様には確信があるのだろうか?
『敵影です! これって魔竜か?』
『もっと小さいのもいます! まだ【識別】出来ていませんが、多数です!』
『編隊を崩さず上昇を! 各自、迎撃用意!』
(カタストロフィ!)
敵がいたか!
ならば温存する意味は無い。
先制させて貰いましょう!
『アデルちゃんは【天馬疾駆】を! 春菜ちゃんは【太公釣魚】を投入!』
『全エルフは【精霊召喚】を!』
『天使、それに悪魔だ! セラフィム級とケルビム級を確認!』
『浮き島から魔竜が追加されてます! それに堕天使?』
『クソッ! マスティマも多数確認!』
(((((((メテオ・クラッシュ!)))))))
(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))
(((((((クェーサー!)))))))
((((((ダークマター!))))))
((((((ソーラー・ウィンド!))))))
((((((マイクロ・ブラックホール!))))))
(ミラーリング!)
落下する浮き島と交錯する間も攻撃を続行、下を気にしている余裕はどうやら無いようだ。
堕天使達がいるというのは厄介だが、否は無い。
いや、もっと追加してくれていい!
オレの私見だが、まだまだ不足しているぞ?
メルカバー ???
??? ??? ???
??? ???
サンダルフォン ???
??? ??? ???
??? ???
メタトロン ???
??? ??? ???
??? ???
スローン ???
??? ??? ???
??? ???
『天馬疾駆!』
『太公釣魚!』
『『『『『『『『精霊召喚!』』』』』』』』
『『『『『『『『『『『『『『エクストラ・サモニング!』』』』』』』』』』』』』』
切り札も投入されるのを耳にしつつ、空を見ると?
天使だ。
いや、メルカバーは天使じゃないけどさ!
巨躯の天使達が浮き島の向こう側にいやがった!
それに天使達なんだが、おかしい。
サンダルフォンとメタトロンだ。
写身じゃないだと?
((((((レビテーション!))))))
((((((((((テレキネシス!))))))))))
((((((((((マグネティック・フォース!))))))))))
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
『『『ッ!』』』
オリハルコン球による多面結界を敷く。
突撃準備はこれでいいのだが。
周囲の光景が歪むのと同時に長老様の放ったブレスが天使達を薙ぎ払う!
やや遅れてブラックドラゴンとフォレストドラゴンもブレスを追加だ!
ああ、もうやり過ぎ!
だが、巨躯の天使達は大きくダメージを喰らいつつも健在だった。
有り難い。
止めは任せて!
『ガッ!』
だが転生煙晶竜の放ったブレスが再度、空中を薙ぎ払った!
魔竜に天使、悪魔達は大きく散開していて大部分は回避出来ていただろう。
だが、巨躯の天使達は回避出来なかったか?
スローンとメルカバーのHPバーは砕け散ってしまい、落下し始めている。
それでもまだサンダルフォンとメタトロンは生き残っているだと?
偉い!
でも突撃で仕留めるには距離があるぞ?
((((((グラビティ・プリズン!))))))
((((((ホーリー・プリズン!))))))
((((((レインボー・チェイン!))))))
(((((((ブラックベルト・ラッピング!)))))))
(((((((キャタラクト!)))))))
(((((((アイス・コフィン!)))))))
(ミラーリング!)
先にサンダルフォンを氷の棺に閉じ込める。
接触型攻撃呪文をショートカットに視線を向ける前に、恐るべき何かが見えた!
クソッ!
こいつもいたか!
カマエル ???
??? ??? ???
??? ???
「ッ!」
カマエルの姿が凄まじい勢いで迫る!
狙っているのは間違いなくオレと蒼月か?
だが、スパッタが間に合った!
いや、より正確に言えばスパッタの放った分身だ!
僅かに速度が落ち、隙が生まれた。
そしてカマエルの全身は黒い炎に包まれている!
イグニスの攻撃もまた的確で、より大きな隙が生まれている。
止めを、と思ったが不要かな?
カマエルの胸元に雷光が奔る何かがめり込んでいるぞ?
ミョルニルだ!
これはテロメアの攻撃だな!
(((((((エナジードレイン!)))))))
(((((((アブソリュート・ゼロ!)))))))
(((((((フォースド・エバポレーション!)))))))
((((((サーマル・ニュートロン!))))))
((((((カーボニゼーション!))))))
((((((フォース・バスター!))))))
(ミラーリング!)
サンダルフォンを閉じ込めた氷の棺にオリハルコンランスを突き刺し攻撃を加える。
本当なら直接、突撃したいけど仕方ない。
次善の策だ!
こうでもしないと獲物を確保出来そうにありません!
フリーズドライになった上、ボロボロになって行く巨躯の天使だが。
マーカーが見えない!
仕留めたかどうか、確認出来ないぞ?
だが、悠長に確認していられそうにない!
ハニエル ???
??? ??? ???
??? ???
ミカエル ???
??? ??? ???
??? ???
ザフキエル ???
??? ??? ???
??? ???
ガブリエル ???
??? ??? ???
??? ???
ラジエル ???
??? ??? ???
??? ???
ラファエル ???
??? ??? ???
??? ???
ザドキエル ???
??? ??? ???
??? ???
クソッ!
名前持ちの天使達は全員、写身じゃないのかよ!
だがこれは朗報でもある。
同時に悲報であるのかも?
この戦況で獲物の独占は難しいか?
いや、無理だ!
((((((グラビティ・プリズン!))))))
((((((ホーリー・プリズン!))))))
((((((レインボー・チェイン!))))))
(((((((ブラックベルト・ラッピング!)))))))
(((((((キャタラクト!)))))))
(((((((アイス・コフィン!)))))))
(ミラーリング!)
メタトロンを氷の棺に封じ込める。
危なかった!
天馬を駆る英霊様、英雄ペルセウスの突撃はメタトロンを仕留めるには至らなかったようだ。
だが、次は分からない。
確保しておこう。
いや、氷の棺が地上に落下する前に仕留めないと!
「ッ!」
天空に天使の歌声が響き渡っている。
だが、これは敵の天使の歌声ではない。
英霊のご老人の支援効果で敵は特殊能力を発揮出来ていない。
そんな状態でも名前持ちの天使は脅威だ。
カマエルのようなタイプの天使なら尚更、楽観視出来ないぞ?
だが、そのカマエルはテロメアが撃破している。
周囲で展開される空中戦は乱戦模様であるものの、序盤に打った手が効いている!
数では圧倒されているけど、戦況では優勢か?
「マキシマム・チャージ!」
名前持ちの天使達の間隙を衝いてメタトロンに突撃!
無論、氷の棺があるからダメージなど皆無だ。
それでも狙うのは飽くまでもメタトロン。
当然、次はこうだな!
(((((((エナジードレイン!)))))))
(((((((アブソリュート・ゼロ!)))))))
(((((((フォースド・エバポレーション!)))))))
((((((サーマル・ニュートロン!))))))
((((((カーボニゼーション!))))))
((((((フォース・バスター!))))))
(ミラーリング!)
マーカーは見えない。
見えないが、それよりも名前持ちの天使達の反応が気になった。
周囲の戦況に構わず反転、オレと正対している?
『キースさん、危ない!』
「構うな! 後方に回り込め! 戦力を分断しろ!」
駿河と野々村に指示を出しつつ、オリハルコンランスを握る手に力を篭める。
これだ!
背中を駆け上がるのは死の恐怖、そして狂気。
いや、歓喜でもある!
(((((アイス・エイジ!)))))
(((((グリーンハウス・エフェクト!)))))
((((((ミーティア・ストリーム!))))))
((((((ヘイルストーム!))))))
(((((パンデミック!)))))
(((((ソーラー・ウィンド!)))))
((((((アシッドミスト!))))))
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
さあ、来い!
空中戦だけど気分は迎撃で!
どうやら名前持ちの天使達は間違いなく、オレを狙っているよな?
理由は何か。
思い当たるのはやはり称号の神殺し。
そう、神の御使いである天使にとって許し難い存在だろう。
理解出来るし、大いに納得だ!
お願いだ。
もっとオレを狙ってくれ!
それは獲物を確保したいオレにとっては福音に等しいぞ?
「ハハハハハハッ!」
『キ、キースさん?』
しまった。
つい、笑い声が漏れた。
抑制が効かなくなるなんて、どうかしている?
いや、そうなるだけの状況だったのだ!
「ストーム・アタック!」
オレの隣にヘザーが位置するのと同時に突撃を敢行する!
悩みは無い。
いや、どの天使から狙えばいいんだ?
贅沢な悩みだが、手近にいる天使から片付けに行こう。
『ッ!』
「チッ!」
クソッ!
セラフィムが邪魔しやがった!
ついでに横合いから転生煙晶竜の放ったブレスがザドキエルを直撃している。
だがこれでも妥協すべきか?
転生煙晶竜はまだ本気を出していないからだ。
これはむしろ好機!
名前持ちの天使は可能な限り、屠る好機だ!
後は奮戦あるのみ。
では、殺るぞ!
《只今の戦闘勝利で【馬上槍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【召喚魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【時空魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【風魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【水魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【雷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【木魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【灼魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【識別】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【看破】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【保護】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【馬術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【平衡】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔力察知】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔力遮断】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【暗殺術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【高速詠唱】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【詠唱破棄】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【武技強化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【呪文融合】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【限界突破】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で職業レベルがアップしました!》
《只今の戦闘勝利で種族レベルがアップしました!任意のステータス値2つに1ポイントを加算して下さい》
『戦闘終了?』
『勝ってる?』
『総員、そのまま警戒を継続! まだ浮き島は健在よ!』
『浮き島への侵入は出来ません! 結界?』
『地上に落下した浮き島は確認出来ません! 粉塵が凄い!』
『被害報告を纏めて! サキ、各地の情報収集をお願い!』
戦闘はこれで本当に終わったのか?
どうもそんな感じがしない。
理由はやはり浮き島にあった。
侵入出来ないのだ!
英霊のご老人の能力が通じていないと言う事は何を意味するのか?
最初から結界は展開してあったものと考えるべきだろう。
終わってない。
自然と次の戦闘への期待が高まってしまいます!
基礎ステータス
器用値 93(-28)
敏捷値 93(-28)
知力値 140(-42)
筋力値 93(↑1)(-28)
生命力 93(↑1)(-28)
精神力 140(-42)
《ボーナスポイントに2ポイント加算されます。合計で21ポイントになりました》
オレ自身のステータス異常は?
軽微とは言えない。
オレ配下の召喚モンスターであれば、祝福で解消出来る範囲だ。
だが、オレ配下の面々にはいない。
惜しむ事はあるまい。
ここはソーマ酒を使っておくべきだろう。
それにしても奇妙だ。
名前持ちの天使達がオレを狙って追いかけ回してくれたのは、いい。
だが最後に仕留めたラジエルの笑みが何故か忘れられない!
目と口と耳を縫い合わせた姿、それが仕留めた瞬間に解けていたのだ!
まるで悪魔の笑み、それが意味する事は何だろう?
予感ならある。
再戦があるのではないだろうか?
《只今の戦闘で召喚モンスター『ヘザー』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
「島はどうします?」
『後回しよ! 各所の状況確認次第で援軍に行かないと! サキ?』
『戦線離脱者の報告が来つつあるわ! サニアの町は現在戦闘中、迎撃は概ね成功よ!』
『巌城、闘争の聖地、岩雲城も迎撃中!』
『奔馬の像、港町サリナスは迎撃終了、一部ドラゴンが追撃中!』
『ここの地上の確認をお願い!』
『了解! 春菜ちゃん一緒に来て!』
『オッケー!』
此花が春菜と共に降下して行く。
天候は晴れだった筈だが、眼下はまるで雲海のような有様だ!
その下は果たしてどうなっているのやら。
だが、センス・マジックでは幾つもの巨大な魔力が感じ取れる。
紫晶竜達だと思うけど、目視による確認は要るだろう。
ヘザーのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
ヘザー オーディンガードLv91→Lv92(↑1)
器用値 55
敏捷値 88(↑1)
知力値 87
筋力値 54
生命力 55
精神力 87(↑1)
スキル
剣 馬上槍 弓 小盾 重盾 重鎧 受け
飛翔 心眼 降神 霊能 浮揚 空中機動
突撃 分身 自己回復[中] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 時空属性
光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性
雷属性 氷属性 耐麻痺 耐混乱
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『テロメア』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『各自、次の戦闘に備えて!』
『ウォーター・オブ・ライフを!』
『時間が無いわ! ソーマ酒も使っちゃいなさいっ!』
『マナポーションが足りない方は申し出て下さい!』
戦後処理の喧噪が始まった。
まあオレの場合はステータス異常が問題なだけでMPバーはまだ余裕がある。
エナジードレインで補充出来ているからだ。
天使達は基本、エナジードレインが効き難い傾向があるんだけどね。
そこはそれ、【呪文融合】で重ね掛けをしてあるから十分に補えている。
何度かリザレクションも使っているけど、そのMPバーの減りは気にしなくていい。
その意義は十分にあった。
だが、ここまで戦場が拡大していると死亡判定の全てを救える筈も無い。
死に戻りは確実にいた筈だ。
テロメアのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
テロメア バンパイアダッチェスLv91→Lv92(↑1)
器用値 52
敏捷値 86
知力値 87(↑1)
筋力値 52
生命力 52
精神力 87(↑1)
スキル
杖 槌 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動
心眼 変化 気配遮断 魔力遮断 宮中儀礼
物理抵抗[極大] 魔法抵抗[大] 自己修復[大]
MP吸収[大] MP回復増加[中] 奇襲 吸血
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 塵属性 溶属性 魅了 麻痺
死霊操作 呪詛 真祖化
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『蒼月』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
オレも次の戦闘に備えねばならない訳だが。
ステータス操作がまだ、続いている!
嬉しい悲鳴とはこの事だが、今は急ごう。
各所で戦闘が行われているようであれば援軍に駆け付ける事になりそうだ。
出遅れてはならない。
いや、そもそも眼下の粉塵の中がどうなっているのだろう?
長老様は平気だと言っていたけど、本当に大丈夫?
あの琥珀竜も浮き島の落下の直撃を受けて無事であったのだから信じていいのかもだが。
良く思い返してみたら、今回の浮き島は師匠が落とした奴よりも規模が大きかったよな?
無事ではあっても無傷で済むものなんだろうか?
そもそもサビーネ女王一行だっているのだ。
師匠やゲルタ婆様、そしてジュナさんがいるのであれば無事だと思えるが。
少なくとも、この粉塵を前に難儀していそうな気がするぞ?
蒼月のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。
もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。
蒼月 麒麟Lv91→Lv92(↑1)
器用値 58(↑1)
敏捷値 115
知力値 70
筋力値 58(↑1)
生命力 57
精神力 57
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆
耐久走 奔馬 蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視
広域探査 夜目 強襲 天啓 空中機動
神威 霊能 霊撃 追跡 騎乗者回復[中]
自己回復[微] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 雷属性 木属性
聖獣変
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スパッタ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『これ以上の継続戦闘が無理な方は戦線離脱を!』
『イリーナです! 再編成はこっちでしますか?』
『頼むわ! マルグリッド?』
『了解、手伝うわ!』
離脱者が出るのも致し方ないな。
時刻は午前10時20分、戦闘開始からそう時間は経過していない。
だが、激戦であった事も確かなのだ。
消耗もあっただろうし、中には装備の損出もあったようです。
では、オレは?
ここで離脱する理由は無い。
まだ獲物が残っている。
今は結界に遮られていて後回しになっているが、浮き島が複数残っているのです!
その数は7つ。
これは続きに期待していいよね?
スパッタのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。
スパッタ オーロラウィングLv90→Lv91(↑1)
器用値 52
敏捷値 135(↑1)
知力値 72
筋力値 51
生命力 52(↑1)
精神力 72
スキル
嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 看破
追跡 強襲 危険察知 魔力察知 空中機動
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[大] 光属性 風属性 土属性
雷属性 電離 分解 分身 耐即死 耐混乱
耐魅了 偏光
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イグニス』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
『長老様、我等も下へ行くべきでは?』
『慌てるでない。感じ取れる。下にいる者達は皆、無事じゃ』
『申し訳ありません、我等には分かりませんが』
『まあ、この有様ではの。それよりも注意せよ。また浮き島を落とすやも知れんぞ?』
エルダードラゴンの長老様の言う通りだ。
その言葉に触発されたのか、ブラックドラゴンとフォレストドラゴンの雰囲気が激変する!
殺気だ。
恐らく、結界の有無に関係無く、浮き島が落ちるようであれば撃破に向かう事だろう。
そうなる予感がする。
いや、間違いなくやるだろうな。
『これ、早まるでないぞ?』
『ですが!』
『浮き島が落ちるのだとしても儂が阻止する! それよりも各所の眷族の動きを把握せよ!』
『『ハッ!』』
いかんな。
普段の長老様を知っているだけに違和感が凄まじいぞ!
いや、以前の呆けた姿と比べたらこれって一体?
まるでドラゴンの長のよう。
やはりこの長老様には何かある。
単に最も長い時間を生きてきたドラゴンというだけじゃないぞ?
イグニスのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
イグニス 朱雀Lv90→Lv91(↑1)
器用値 53
敏捷値 114(↑1)
知力値 78(↑1)
筋力値 67
生命力 67
精神力 53
スキル
嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 霊撃 遠視
夜目 広域探査 強襲 天啓 空中機動
自己回復[極大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[中] 火属性 風属性 土属性
溶属性 耐即死 毒無効 加護 獄炎変
おかしいと言えば転生煙晶竜もだ。
結局、最後まで本性を顕にする事は無かった。
まだオレ配下の召喚モンスターであるかのように振る舞ってくれている。
でもね、それでいて恐るべき攻撃力も披露してしまっているのです!
勘が鋭いプレイヤーならその様子を観察していたら気付くだろうな。
今のような戦闘ではそんな余裕は無かったと思うけどね。
では、動画に記録されていたとしたら?
バレてしまう可能性は否定出来ないな!
「フィーナさん、タイフーンの呪文なら使えますが」
『下に迷惑になるでしょ? 報告を待つ方が得策だわ』
まあそうだよな。
少なくとも下に向かった春菜と此花に影響があるだろう。
『こちら此花! 目視で確認出来ました、皆さん結界の中にいて無事です!』
『良かった! 他に何か、異変はある?』
『落下した浮き島が、健在です!』
『センス・マジックで確認しました! 結界かにゃ?』
『何ですって!』
浮き島が健在?
しかも結界だって?
それは一体、どういう事だ?
『やはりこの分厚い粉塵の層は除くべきじゃろうな』
「タイフーン、使いますか」
『キースよ、お前さんも慌てるでない。仲間がまだ下におるのじゃろ?』
「そうでした」
オレも気が急いているようだ。
タイフーンの呪文は春菜と此花が眼下の粉塵から帰還してからにすべきだろう。
それにしてもだ。
頭上に浮き島があるってだけで、気分が落ち着かない。
このうちのどれかに敵の主力が潜んでいてもおかしくないのだ。
センス・マジックで見える風景はどうか?
ダメだ。
結界があるからなのか、何も見通せないようです。
仕方ない。
これは後回しにすべきだろう。
では、今のうちに何をすべきか?
MPバーの回復、ここはスラー酒を服用しておこう。
ほぼ全快になると思うが、足りないようならマナポーションも追加だ!
そしてパーティの見直しをしておきたい。
当然だけど、空中戦が前提だ。
敵の気配はまだある。
今は戦いが止んでいるけど、続きは確実にあるだろう。
布陣変更は手早く済ませてしまうとしましょうかね?
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv265(↑1)
職業 サモンメンターLv154(召喚魔法導師)(↑1)
ボーナスポイント残 21
セットスキル
小剣Lv213 剣Lv214 両手剣Lv211 両手槍Lv216
馬上槍Lv216(↑1)棍棒LvLv212 重棍Lv213 小刀Lv212
刀Lv210 大刀Lv209 手斧Lv210 両手斧Lv212
刺突剣Lv209 捕縄術Lv220 投槍Lv218
ポールウェポンLv217
杖Lv240 打撃Lv248 蹴りLv248 関節技Lv248
投げ技Lv248 回避Lv259 受けLv259
召喚魔法Lv265(↑1)時空魔法Lv262(↑1)封印術Lv259
光魔法Lv256 風魔法Lv257(↑1)土魔法Lv256
水魔法Lv257(↑1)火魔法Lv256 闇魔法Lv257(↑1)
氷魔法Lv257(↑1)雷魔法Lv257(↑1)木魔法Lv257(↑1)
塵魔法Lv256 溶魔法Lv256 灼魔法Lv257(↑1)
英霊召喚Lv7 禁呪Lv260(↑1)
錬金術Lv219 薬師Lv59 ガラス工Lv55
木工Lv113 連携Lv221 鑑定Lv170 識別Lv236(↑1)
看破Lv219(↑1)保護Lv90(↑1)耐寒Lv230
掴みLv227 馬術Lv229(↑1)精密操作Lv231
ロープワークLv220 跳躍Lv231 軽業Lv237
耐暑Lv221 登攀Lv218 平衡Lv228(↑1)
二刀流Lv222 解体Lv167 水泳Lv220
潜水Lv220 投擲Lv229
ダッシュLv226 耐久走Lv226 追跡Lv225
隠蔽Lv225 気配察知Lv227 気配遮断Lv227
魔力察知Lv227(↑1)魔力遮断Lv227(↑1)暗殺術Lv228(↑1)
身体強化Lv227 精神強化Lv227 高速詠唱Lv245(↑1)
無音詠唱Lv244 詠唱破棄Lv248(↑1)武技強化Lv239(↑1)
魔法効果拡大Lv229 魔法範囲拡大Lv229
呪文融合Lv230(↑1)
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv170
耐混乱Lv80e 耐暗闇Lv234 耐気絶Lv227
耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e 耐沈黙Lv225
耐即死Lv136 全耐性Lv168
限界突破Lv128(↑1)獣魔化Lv134
基礎ステータス
器用値 93
敏捷値 93
知力値 140
筋力値 93(↑1)
生命力 93(↑1)
精神力 140
召喚モンスター
ヘザー オーディンガードLv91→Lv92(↑1)
器用値 55
敏捷値 88(↑1)
知力値 87
筋力値 54
生命力 55
精神力 87(↑1)
スキル
剣 馬上槍 弓 小盾 重盾 重鎧 受け
飛翔 心眼 降神 霊能 浮揚 空中機動
突撃 分身 自己回復[中] 物理抵抗[大]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] 時空属性
光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性
雷属性 氷属性 耐麻痺 耐混乱
テロメア バンパイアダッチェスLv91→Lv92(↑1)
器用値 52
敏捷値 86
知力値 87(↑1)
筋力値 52
生命力 52
精神力 87(↑1)
スキル
杖 槌 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動
心眼 変化 気配遮断 魔力遮断 宮中儀礼
物理抵抗[極大] 魔法抵抗[大] 自己修復[大]
MP吸収[大] MP回復増加[中] 奇襲 吸血
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 塵属性 溶属性 魅了 麻痺
死霊操作 呪詛 真祖化
蒼月 麒麟Lv91→Lv92(↑1)
器用値 58(↑1)
敏捷値 115
知力値 70
筋力値 58(↑1)
生命力 57
精神力 57
スキル
噛付き 頭突き 踏み付け 体当たり 疾駆
耐久走 奔馬 蹂躙 飛翔 蹴り上げ 遠視
広域探査 夜目 強襲 天啓 空中機動
神威 霊能 霊撃 追跡 騎乗者回復[中]
自己回復[微] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[中] 時空属性 光属性 闇属性
風属性 土属性 水属性 雷属性 木属性
聖獣変
スパッタ オーロラウィングLv90→Lv91(↑1)
器用値 52
敏捷値 135(↑1)
知力値 72
筋力値 51
生命力 52(↑1)
精神力 72
スキル
嘴撃 飛翔 回避 遠視 広域探査 看破
追跡 強襲 危険察知 魔力察知 空中機動
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[大] 光属性 風属性 土属性
雷属性 電離 分解 分身 耐即死 耐混乱
耐魅了 偏光
イグニス 朱雀Lv90→Lv91(↑1)
器用値 53
敏捷値 114(↑1)
知力値 78(↑1)
筋力値 67
生命力 67
精神力 53
スキル
嘴撃 蹴り 飛翔 回避 霊能 霊撃 遠視
夜目 広域探査 強襲 天啓 空中機動
自己回復[極大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大]
MP回復増加[中] 火属性 風属性 土属性
溶属性 耐即死 毒無効 加護 獄炎変
ビーコン エルダードラゴンLv7
器用値 63
敏捷値 64
知力値 81
筋力値 63
生命力 63
精神力 81
スキル
噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避
跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死
耐魅了 加護
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、リグ、テイラー、クーチュリエ、ペプチド
守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、虎斑、蝶丸
網代、スパーク、クラック、オーロ、プラータ、ムレータ
酒船、コールサック、シュカブラ、シルフラ、葛切
スコヴィル、デミタス、白磁、マラカイト、十六夜
貴船、エジリオ、パイリン、エルミタージュ、ナーダム
海魔の島 ポータルガード
ナイアス、アプネア、アウターリーフ、バンドル
ロジット、プリプレグ、出水、エルニド、アチザリット
アモルファス、魂振、セノーテ、呼子、明石
ヴェルツァスカ、プリトヴィッチェ
召魔の森に駐留
翠玉竜、エルダードラゴン、他ドラゴン2編隊分
海魔の島に駐留
蒼玉竜、エルダードラゴン、他ドラゴン2編隊分
同行者
ビーコン(転生煙晶竜)、長老様、柘榴竜
紫晶竜、黄晶竜、他ドラゴン2編隊分




