1165
召魔の森の中は一見して様変わりしていないように思えたものだ。
だが、色々と変わっているらしい。
果樹園には規模こそ小さいものの、桃が実る一角が出来上がっていた。
神霊の桃も破邪の桃もだが、普通の桃が成っている中でほんの数個あるだけのようだ。
それでも相応の数が収穫出来そうです。
問題は林檎の果樹園と化した一角だな。
1本だけ、黄金に輝く樹木があった。
派手だ。
なのに今まで気付かなかっただと?
オレの目は節穴かよ!
それにこの黄金の樹木は見た覚えがあった。
最初は確かエリアポータル解放戦、ラドン・ゴールドガードもいたような気がする。
それに地下洞窟でも見ているぞ?
いや、それはもうどうでもいい。
問題なのはこの林檎の樹に成っているのが全て黄金の林檎である事だ。
林檎って1本にどこまで実が成る果物なのかはオレは知らない。
知らないが、この数が問題になりそうな事だけは分かる。
「何個、使いそうなのか聞いてる?」
「半分もあれば十分!」
「キース、いいかな?」
「いいですよ」
「じゃあ、私が収穫しておくね!」
レイナが空中にフワリと浮くと間引くように黄金の林檎をもいで行く。
舞っているかのようで中々見事な動きだな!
「ハンネス。ここの果樹園がどうなっているのか、全部見たか?」
「概略は。かなり多種多様で呆れちゃうね! 手入れもいいよ」
「そうか」
「それに果樹園だけじゃない。牧場も牧草地も田畑も、それに森林もだね」
それらは全部、オレの功績じゃない。
召喚モンスター達、人形組のものだ。
オレはその利益を一方的に享受しているだけに過ぎません。
主に食事面で、ですけど。
「参ったな。ここで色々と収穫したくなるよ」
「収穫か」
「ああ。でも勝手にしたらマズいよな。こわーい監視役もいる事だし」
ハンネスがハンドサインで上を指差す。
頭上にいたのは?
スパークとクラックを従えたクーチュリエだ!
音も無く樹上に身を潜めていたらしい。
「多分だけど養蜂もしていると思える場所もあったよ。近付けなかったけど」
「そうか」
「小屋の幾つかも、だね。何だか色々と揃っていて羨ましい限りだなあ」
オレはその全容すら把握出来ていない。
チーズを熟成してたり、蜂蜜を集積してある小屋の場所を知っているだけだ。
ああ、そうだ。
チーズも蜂蜜も少し持ち出しておこう。
旅先で堪能出来る事もあるだろうしな。
フィーナさん達はこのまま例の黒い球体を追跡と監視をする面々に差し入れをするらしい。
召魔の森の城門まで見送って別れた訳だが。
さて、今日はどうするか?
やはり海魔の島からS1W15マップの中央を目指してみよう。
歪みが流れ込んでいる先に何があるか、気になってしまってます。
『客人は去ったようじゃな』
「ええ」
『では、行くのか?』
「ええ、勿論」
『キースよ、汝のみで良いのかな? 己のみで抱え込むばかりでは厳しいぞ?』
「いえ、これも性分なので」
困った奴だ。
転生煙晶竜の目がそう語っていた。
もうその事は言われずとも分かっている。
オレだって矯正出来るようならやってますって。
そして出来るとも思っていません。
ある意味で適当な所もあるオレだが、譲れない部分はどうしてもあるのです。
布陣はどうしよう?
ヘザー、アリョーシャ、ハルヴァ、アルケン、トラフにしようか。
探索はアリョーシャに任せる形で戦闘重視でいい。
ハルヴァ、アルケン、トラフに関しては少し経験値を上乗せしたらレベルアップするだろう。
感覚的に分かる。
もう少しの筈だ。
その一方で戦力の底上げも偏っている気がする。
地下洞窟にも行くべきかな?
それに闘技場での連戦もだな。
色々とやっておきたい事が増えてしまっている。
実に困った事だが、何もやる事が無いよりいいのだと思う。
何事も前向きに考え直せばいいのだ!
《只今の戦闘勝利で【ポールウェポン】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【雷魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【高速詠唱】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔法効果拡大】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔法範囲拡大】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【耐暗闇】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【獣魔化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ハルヴァ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》
『アレが見えるかな?』
「ええ!」
魔竜が墜落する。
ユニバーサルドラゴンだから出来れば剥ぎ取りに行きたい所であるのだが。
眼下には黒い球体が幾つか、蠢いていた。
そう、あの黒い球体だ!
雲もあるから正確な数が分からない。
少なくとも、3つは見ている。
東の地、闘争の聖地から東へと移動する黒い球体との差は?
その大きさだろう。
こっちのは小さい。
但し、移動する速度が違うのだ。
明らかに、速い!
これが剥ぎ取り作業に行けない理由でもあった。
ハルヴァのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう2点のステータスアップは敏捷値と生命力を指定しましょう。
ハルヴァ キメラドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 76
筋力値 60
生命力 61(↑1)
精神力 76
スキル
噛付き 引裂き 溶解 体当たり 飛翔 回避
堅守 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動
水中機動 平衡 連携 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 弾性強化[微]
捕食融合 捕食吸収 ブレス 即死 時空属性
光属性 闇属性 火属性 水属性 溶属性
毒耐性 耐即死
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アルケン』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》
「何ですか、アレ?」
『この地に流れ込んでおる歪みを吸い取っておるのじゃろうな』
「それにどんな意味が?」
『分からん。分からんが周辺を探ってみるべきじゃろう』
確かに。
だがこの周辺の魔竜に天使、堕天使と悪魔の戦力がちょっと半端じゃない。
質も、量もだ!
海魔の島近くのS1W15マップと出現する編成は基本的に同じだ。
でもここだけ難易度が段違いです。
運営には文句を言いたい。
S1W15マップ全域の難易度をもっと上げてくれていいんですよ?
アルケンのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう2点のステータスアップは知力値と筋力値を指定しましょう。
アルケン ラプラスドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 62
敏捷値 62
知力値 79(↑1)
筋力値 62(↑1)
生命力 62
精神力 79(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 回避 受け
跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 水中機動
連携 精密操作 平衡 自己回復[中] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 捕食吸収
ブレス 麻痺 毒 即死 時空属性 光属性
闇属性 火属性 風属性 水属性 毒耐性
耐即死 邪竜変
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『トラフ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》
『これでは迂闊に近寄れんが、それでも行くか?』
「ええ!」
『ふむ。そう言うと思っておったわ!』
そうでしょうね。
転生煙晶竜もその実、今の問いも確認する意味だけに過ぎない。
撤退するなどとオレが言おうものなら、先に進もうと提案していた事だろう。
気にしているのはお互い様であるのだ。
広域マップを見る。
もうここはS1W15マップの中央だ。
雲の下に例の名も無き港町がある筈なのだが。
この様相で無事に残っているかどうか、それだけでも確認したい所だ。
黒い球体に覆われているようでは諦めであるのだが。
そこはそれ、行ってみるしかないな!
トラフのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう2点のステータスアップは知力値と精神力を指定しましょう。
トラフ ゲノムドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 61(↑1)
敏捷値 62
知力値 60(↑1)
筋力値 60
生命力 98
精神力 60(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 舌撃 飛翔 回避 掘削
跳躍 疾駆 隠蔽 奇襲 夜目 水棲 水中機動
振動感知 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[小] MP回復増加[小] 弾性強化[中]
捕食吸収 捕食変化 ブレス 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 木属性
耐即死 耐混乱 耐暗闇 毒耐性
「高度を下げます! 雲の下へ行きますよ?」
『無茶な事を言う!』
だが眼下の雲へと先に突っ込んだのは転生煙晶竜の方だった。
口で言っている事とやっている事が違いますよ?
全く、困った方だ。
『ここで待てと?』
「ええ。少し待っていて貰えますか?」
『あの黒い球体がいつこの町に来るやも知れんぞ?』
「承知ですが仕方ないですね」
転生煙晶竜は港に残して町の中を探索に向かう事にしました。
多分だがまだ例の仕掛けは残っている。
鉢植え、看板、それに柵を移動させる事で新たな道が出現する仕掛けだ。
位置はまだ記憶にある。
ネタさえ割れていればそう時間を掛けずに謁見の間のあった場所に辿り着けるだろう。
「危ないようなら独自に逃げてくれてもいいですよ?」
『キースよ、汝はここが何があるのか知っておるようじゃな?』
「さあ、どうでしょう」
知っているのは僅かな事だけだ。
それにこればかりは転生煙晶竜に言ってみた所で仕方ないだろう。
かつて、ここにもプレイヤー達がいた。
どんな平行世界から来たのかは知らない。
知らないが、手掛かりはある。
あのルーズリーフの魔神の像だ!
だが最近はどの魔神もその姿を見る機会が無い。
どこで何をしているんだか。
あの筋肉バカの魔神もまた、他の魔神を追っているのだろうか?
雲母竜と琥珀竜を従えてだ。
何となく不毛な展開に見えて仕方ない。
まあそれはいいか。
布陣を変更しよう。
ヴォルフ、護鬼、戦鬼、ルベル、キュアノスだ。
探索はヴォルフに一任、戦闘が起きる事を前提に組みました。
理由は?
単に、戦いが待ってくれる事に期待しているからだ!
謁見の間に到着するまで、仕掛けは正常に動作した。
相変わらず面倒な。
だが謁見の間がある場所はこうでもしないと辿り着けそうにない。
もう通過儀礼のつもりで進んだ訳だが。
何かが襲って来るような雰囲気は無い。
但し、どこか息苦しくなるそうな圧迫感があった。
歪み、か。
そして黒い球体、か。
周囲に建物があるから見えないけど、黒い球体に幾つかはこの町の周囲に迫っていた。
どう動くのかは読めない。
それだけに確認は急いだ方がいいのだろう。
謁見の間まで、もう少しだ。
何かが起きて欲しい。
戦闘があればいいのだが。
いや、違うな。
大苦戦になれば、文句なしだ!
??? ???
運営アバター ??? ???
??? ???
またか!
表情の無い黒い人形が全部で10体、以前もこうだったような?
今度は戦闘の相手になってくれるのかな?
『アナザーリンク・サーガ・オンラインのプレイヤー、登録名キースと識別しました』
『接続処理を行います』
『接続コード受理、起動します』
『未接続アバターはそのまま待機モードを継続します』
どうやら誰か話が出来そうな奴が相手になってくれそうな予感がする。
但し、話の内容が理解出来るかどうか。
オレとしては肉体言語の方が好みです!
運営アバターは2体が変化しつつある。
オーティスとテルマか?
そう思ったが違うらしい。
片方は颯爽とした姿の老紳士。
だが目が笑っていない。
もう片方はボサボサの頭をして白衣を着ている。
医者ではないな。
研究者といった所か?
やはり目が笑っていないようだ。
「誰かな?」
『名乗るつもりは無いし、名乗る理由も無いがね』
『これこれ、その口調は改めたまえ。彼とは交渉せねばななんのだから』
「交渉?」
『そうだ』
『君が設置した拠点、それに解放した拠点の影響は大きいのでね。出来れば移転して欲しい』
「移転?」
『結論を先に伝える前に説明をすべきではないかな?』
『違うね。報告書でも先に結論を述べるべきだよ。長々と説明してみた所で意味は薄い』
さて、目の前の2名は対立する構図であるのか?
オレを無視して互いに睨み合っている。
こう言ってはアレだが、両方正しいと思うけど、絶対じゃ無いとも思う。
状況に応じて使い分けて欲しいものだ。
『理解はしたかね?』
「ああ。でも納得は出来ないな」
『困るのだよ。新たな世界の住人が冒険を始めてすぐの場所に君の拠点があるのは』
「それは、分かるけどねえ」
彼等の言いたい事を要約したら?
要するに海魔の島がある事そのものが邪魔であるらしい。
何だ、そんな事かと思うかもだがオレはあの場所を気に入っている。
しかも昨今の環境の変化はより好ましい。
それを移転だって?
分かるよ?
分かってますよ?
例えばアナザーリンク・サーガ・オンラインのスタート地点はレムトの町だ。
隣のマップでいきなりアストラルドラゴンやらセラフィムやらが出現するとしたら?
進まなくなるだろうな。
ゲーム開始早々に詰むだろう。
でも待って欲しい。
別にS1W15マップに新たなゲーム世界を出現させなくてもいいんじゃないの?
もっと西にしたっていい。
いや、別に北や南でもいいんだけどね。
「それにこっち側には何箇所かエリアポータルもあった。それも手放せって?」
『相応の見返りを要求するかね? ある程度までならば叶えてもいいが』
『だが留意すべきだ。君自身の器が知れるぞ?』
「このままでいい。いや、このままがいい」
両者から言葉が失せた。
想定していなかったらしいな。
分かってない。
オレがどういう人間であるのか、分かってないな!
「より強力な相手と戦えるようになって楽しくなって来た所でね」
『戦闘狂か。度し難いとは聞いていたが』
『しかも痛覚設定も弄っていないと聞く。尋常では無い』
「それ、褒めてる?」
『『褒めてない!』』
両者揃って即答しなくていいじゃないの。
それに確信した。
何にしても運営アバターの中身は人間であるらしい。
少なくとも目の前の2名は、そうだ。
多分だけど初対面だよね?
「別にこっちが移動しなきゃいけないとは思わないけどねえ」
『何が言いたい?』
「こっちの意思確認などせずにさっさと強権発動して移転でも何でもしたらいいのに」
返答は無かった。
まあ、そうかもな。
オレはもう半ば以上、確信していた。
もう挑発が止まりそうも無いぞ?
「そこまでの権限は無いものと見える。要するに、君達は運営とは言えない」
やはり返答は無い。
言質を与えるつもりは無かった。
どんなに良条件に思えようが、今以上の環境が与えられない限り妥協の余地は無いのです!
「そもそも、直接私の所に一方的に告知して済ませてもいいのに。ここで待ってた理由は?」
返答は?
やはり無い。
老紳士は忌々しそうな表情を隠そうともしなかった。
研究者は獲物を見付けた獣のように笑っていた。
『我等を侮るか』
『向こう見ずにも程がある。だが、面白い。面白いな、君は!』
「失せろ。代わりにアナザーリンク・サーガ・オンラインの運営をこっちに寄越すがいい」
答えは?
ある筈も無かった。
老紳士の姿も、研究者の姿も霞のように消えていたからだ。
だが、雰囲気は最悪?
謁見の間に振動。
いや、空気が震えているかのようだが。
これは何だ?
背中を駆け上がる寒気。
全身を叩くのは殺気。
そう、誰かが殺意をオレに向けているぞ!
周囲を囲むように何かが出現しつつある。
だが、違うな。
殺意の質が、違うぞ?
英雄王ルガルバンダ ???
英霊 ??? ???
??? ???
冥界王ギルガメシュ ???
英霊 ??? ???
??? ???
盟友たるエンキドゥ ???
英霊 ??? ???
??? ???
思慮深きエンキドゥ ???
聖獣 ??? ???
??? ???
原始なるエンキドゥ ???
聖獣 ??? ???
??? ???
漂泊のエンキドゥ ???
聖獣 ??? ???
??? ???
錯乱のエンキドゥ ???
聖獣 ??? ???
??? ???
最初に見えた戦列だけでこれだ!
その後方にも続々と魔物が溢れつつある。
もう【識別】する必要もあるまい。
そう思いつつも確認してしまうのが、オレだったりするけどね!
クサリクキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
エンシェントバシュム ???
魔物 ??? ???
??? ???
ムシュフシュキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
エルダーマンティコア ???
魔物 ??? ???
??? ???
ムシュマッフキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
ウガルルキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
ウリディンムキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
ギルタブルルキング ???
魔物 ??? ???
??? ???
オーガロード ???
魔物 ??? ???
??? ???
うわ、強そう!
上位っぽい存在もいるけど、エルダーマンティコアとオーガロードは従来通りか?
それでもレベル高めであるのは間違いないようだぞ?
「神降魔闘法!」「金剛法!」「エンチャントブレーカー!」
「リミッターカット!」「ゴッズブレス!」
武技を使いつつ、前に出る。
いかんな。
サイズが合う相手はいるんだが、選んでいられるかどうか。
包囲されているのは問題ない。
いや、問題なのは敵の数じゃない!
格闘戦向けの相手と戦えるかどうか、そっちの方が重要なのです!
マイクロ・ブラックホールを使えば掃討するのは簡単だ。
簡単なのだが、オレ好みの相手が残ってくれるかな?
悩ましい。
悩ましいけど、躊躇してたらこっちが全滅するぞ!
(フィジカルエンチャント・ファイア!)
(フィジカルブースト・ファイア!)
(フィジカルエンチャント・アース!)
(フィジカルブースト・アース!)
(フィジカルエンチャント・ウィンド!)
(フィジカルブースト・ウィンド!)
(フィジカルエンチャント・アクア!)
(フィジカルブースト・アクア!)
(メンタルエンチャント・ライト!)
(メンタルブースト・ライト!)
(メンタルエンチャント・ダーク!)
(メンタルブースト・ダーク!)
(クロスドミナンス!)
(アクロバティック・フライト!)
(グラビティ・メイル!)
(サイコ・ポッド!)
(アクティベイション!)
(リジェネレート!)
(ボイド・スフィア!)
(ダーク・シールド!)
(ファイア・ヒール!)
(エンチャンテッド・アイス!)
(レジスト・ファイア!)
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
全員を呪文で強化、切り札も確認する。
多分だけど使う事になりそうだ。
何しろまだまだ、援軍がいやがる!
キリリ、サマナ、リルー、リリートゥ、エディンムといった所か?
全く、数が多ければいいって訳じゃないんだが。
一気に屠られるだけだって、分かってますか?
(アイス・エイジ!)
(アイス・フィールド!)
(スケーティング!)
(十二神将封印!)
(((((((ソーラー・ウィンド!)))))))
(((((((ヘイルストーム!)))))))
(((((((デッドリー・ポイズンミスト!)))))))
(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))
(((((((フォース・フィールド!)))))))
(ミラーリング!)
布石は打っておこう。
長期戦になっても構わない。
問題は?
楽しめるかどうかだが、ここは賭けだな!
(((((((六芒封印!)))))))
(((((((七星封印!)))))))
((((((十王封印!))))))
((((((フォース・フィールド!))))))
((((((プリズムライト!))))))
((((((ダーク・フォール!))))))
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
だが、おかしい。
先刻の殺気の主は誰だ?
英雄王ルガルバンダか?
冥界王ギルガメシュだろうか?
この両者が総大将格なのは承知だが、違う。
絶対に、違う!
オレに向けられていた殺意とは質が違う。
目の前の両者から放たれるのは叩き付けるような殺気だ。
その前に感じたのは?
どこまでも薄く研ぎ澄まされた殺意、そんな感じがする。
他に恐るべき敵が、いる。
誰だ?
誰なんだ?
(((((((メテオ・クラッシュ!)))))))
(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))
(((((((クェーサー!)))))))
((((((ダークマター!))))))
((((((ヘイルストーム!))))))
((((((マイクロ・ブラックホール!))))))
(ミラーリング!)
包囲から一斉に襲い掛かってくるタイミングで間に合った!
一気に数が減るだろう。
それでも余裕は無い。
圧倒的な数を減らせはしても、全滅出来ているとは思わない。
援軍が、要る!
(剣豪降臨!)
オレ自身は羅喉刀を手にする。
護鬼に与えてあった得物で星結晶もセット済みです。
悪いけど、少しの間だけ貸してね?
「チェァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」
目の前に迫っていたのは盟友たるエンキドゥだ!
どうやって氷の世界で転ばずに、しかもマイクロ・ブラックホールの間隙を抜けてきたのか?
問い詰めたい所だが、今はそんな時間は無い。
最初の斬撃は技量も何もありません!
剛であろうが柔であろうが、全てを断つ。
それが正義だ!
「キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」
『キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!』
何でしょうね、これ。
猿声が重なって聞こえるのは幻聴じゃない。
剣豪の英霊様の中に薩摩がいる。
最初はそう思ってました。
今回の剣豪の面々は?
マイクロ・ブラックホールで早々に魔物を減らせたのが効いていて、確認は容易かった。
護法魔王尊、服部正成、冨田勢源、伊庭八郎、望月千代女、男谷信友、河上彦斎。
源義仲、巴御前、可児才蔵、水野勝成、加藤清正、結城秀康、飯田直景。
そして宝蔵院胤舜に宝蔵院胤栄。
今回は長柄の得物を持つ英霊様が多いな!
奥山公重 ???
英霊 戦闘中
??? ???
辻月丹 ???
英霊 戦闘中
??? ???
山岡鉄舟 ???
英霊 戦闘中
??? ???
未見の英霊様も3名いた。
ちょっと稽古を申し込むには躊躇する戦国武将もいるけど、目移りするぞ?
さっさと早めに片付けて剣の稽古でもしたい所であるのだが。
何かが違う。
最後の英霊様に違和感がある。
作務衣姿のその英霊様はもう何度か見ており、稽古を申し入れたい相手でもあるのだが。
剣撃を交えている相手が、おかしい。
こっちも作務衣姿、一見して剣豪の英霊様のよう。
でも違います。
全く違っていたのだ!
念阿弥慈恩 ???
英霊 戦闘中
??? ???
??? ???
英霊 戦闘中
??? ???
おかしい。
念阿弥慈恩のマーカーは緑で【英霊召喚】の呪文、剣豪降臨で出現した英霊様の筈。
だが、そんな剣豪の英霊様と互角に渡り合っている作務衣姿の人物は何だ?
マーカーは赤、即ち屠るべき敵。
その立ち姿をオレは良く知っていた。
その存在は恐怖と同義。
まさか、ここで出会えるとはな!
「爺さん、あんたか!」
思わず声に出た。
そして心に誓う。
こいつだけは、ダメだ。
こいつだけは、ダメなのだ。
屠らねばならない!
剣豪の英霊様、念阿弥慈恩には悪いがオレの手で始末せねば!
「カッ!」
丹田から力を抜き、即座に気迫を込める。
そう、爺さんはこのオレの手で屠らねばならない!
そうせねばならないだけの理由がオレにはある。
これは義務であり、同時に権利でもあるのだ!
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv235
職業 サモンメンターLv124(召喚魔法導師)
ボーナスポイント残 22
セットスキル
小剣Lv192 剣Lv193 両手剣Lv192 両手槍Lv197
馬上槍Lv194 棍棒Lv193 重棍Lv192 小刀Lv192
刀Lv193 大刀Lv192 手斧Lv191 両手斧Lv192
刺突剣Lv193 捕縄術Lv190 投槍Lv195
ポールウェポンLv193(↑1)
杖Lv208 打撃Lv218 蹴りLv218 関節技Lv218
投げ技Lv218 回避Lv231 受けLv231
召喚魔法Lv235 時空魔法Lv222 封印術Lv222(↑1)
光魔法Lv221 風魔法Lv221 土魔法Lv221
水魔法Lv221 火魔法Lv221 闇魔法Lv222(↑1)
氷魔法Lv221 雷魔法Lv222(↑1)木魔法Lv221
塵魔法Lv221 溶魔法Lv221 灼魔法Lv221
英霊召喚Lv7 禁呪Lv222(↑1)
錬金術Lv193 薬師Lv52 ガラス工Lv50
木工Lv86 連携Lv202 鑑定Lv156 識別Lv208
看破Lv204 保護Lv67 耐寒Lv205
掴みLv202 馬術Lv202 精密操作Lv202
ロープワークLv175 跳躍Lv204 軽業Lv206
耐暑Lv200 登攀Lv178 平衡Lv203
二刀流Lv201 解体Lv155 水泳Lv199
潜水Lv199 投擲Lv204
ダッシュLv203 耐久走Lv203 追跡Lv202
隠蔽Lv197 気配察知Lv200 気配遮断Lv200
魔力察知Lv200 魔力遮断Lv200 暗殺術Lv200
身体強化Lv201 精神強化Lv201 高速詠唱Lv182(↑2)
無音詠唱Lv207 詠唱破棄Lv209 武技強化Lv206
魔法効果拡大Lv202(↑1)魔法範囲拡大Lv202(↑1)
呪文融合Lv202
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv204(↑1)耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv140
限界突破Lv94 獣魔化Lv111(↑1)
召喚モンスター
ハルヴァ キメラドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 66(↑1)
敏捷値 66(↑1)
知力値 76
筋力値 60
生命力 61(↑1)
精神力 76
スキル
噛付き 引裂き 溶解 体当たり 飛翔 回避
堅守 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動
水中機動 平衡 連携 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 弾性強化[微]
捕食融合 捕食吸収 ブレス 即死 時空属性
光属性 闇属性 火属性 水属性 溶属性
毒耐性 耐即死
アルケン ラプラスドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 62
敏捷値 62
知力値 79(↑1)
筋力値 62(↑1)
生命力 62
精神力 79(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 回避 受け
跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 水中機動
連携 精密操作 平衡 自己回復[中] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[中] MP回復増加[中] 捕食吸収
ブレス 麻痺 毒 即死 時空属性 光属性
闇属性 火属性 風属性 水属性 毒耐性
耐即死 邪竜変
トラフ ゲノムドラゴンLv2→Lv3(↑1)
器用値 61(↑1)
敏捷値 62
知力値 60(↑1)
筋力値 60
生命力 98
精神力 60(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 舌撃 飛翔 回避 掘削
跳躍 疾駆 隠蔽 奇襲 夜目 水棲 水中機動
振動感知 自己回復[中] 物理抵抗[小]
魔法抵抗[小] MP回復増加[小] 弾性強化[中]
捕食吸収 捕食変化 ブレス 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 木属性
耐即死 耐混乱 耐暗闇 毒耐性
ビーコン エルダードラゴンLv2
器用値 62
敏捷値 60
知力値 77
筋力値 62
生命力 62
精神力 77
スキル
噛付き 引裂き 体当たり 飛翔 受け 回避
跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 連携
自己回復[中] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]
MP回復増加[中] 捕食吸収 ブレス 時空属性
光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性
水属性 氷属性 溶属性 毒耐性 耐即死
耐魅了 加護
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、リグ、クーチュリエ、獅子吼、守屋
モジュラス、雷文、清姫、スーラジ、久重、テフラ
岩鉄、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック
オーロ、プラータ、酒船、コールサック、シュカブラ
シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス、白磁
マラカイト、貴船、エジリオ
海魔の島 ポータルガード
テイラー、ストランド、ペプチド、バンドル、船岡
出水、エルニド、ロッソ、雪白、濡羽、クォーク
アモルファス、オリアナ
同行者
ビーコン(転生煙晶竜)




