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サモナーさんが行くⅡ(でも3冊目)は本日7月25日発売予定です。

四々九先生の描くアデルが目印ですよ!

 サニアの町は昨日までとは様相が変わってしまっていた。

 闘技大会が終わっているのだから当然だが、かなり剣呑な雰囲気になっている。

 上空をドラゴン3体の編隊が幾つか、旋回しているのがオレの目でも確認出来た。

 そして、それだけじゃないようです。



『小さき者よ、久しいな』


「ども」


 サニアの町の周囲には金紅竜達が勢揃い、それはまだ分かる。

 だが今日は昨日と異なる点があった。

 紫晶竜がいる。

 それだけならばまだしも、黄晶竜までもがいる!

 ここまで勢揃いになっていいのかと思えてしまう。

 各々の巣にはエルダードラゴンがいるからこそ出来る。

 それが分かっていても異様だぞ?



「何が始まるんですか?」


『分からぬ。分からぬが備えが要るものと判断したのだ』


『故に紫晶竜殿にも来て貰っておる』


『各地にあった歪みは終息しつつある。だが懸念が消えている訳では無い』


 だが金紅竜達の会話に加わらずオレに視線を投げかける紫晶竜。

 正直、プレッシャーなんですけど?



『確かに煙晶竜殿より賜った称号のようだ。信じられぬ』


「私もです。それに取り憑かれているみたいなんですけど」


『それは本当か?』


『お出まし願いたいものだ。是非とも話が聞きたい』


 紫晶竜にも煙晶竜の祈願の称号が見えているようだ。

 だが、もっと気になる事があった。

 その紫晶竜の隣には黄晶竜、その目の前でナインテイルと命婦が遊んでやがる!

 しかもこの黄晶竜も一緒に遊んでいるように見えるのだが。

 まさか。

 例の仕草が伝染するんじゃあるまいな?


 そんな心配をしているだけの余裕は無さそうだ。

 紫晶竜が頭を寄せて来ていた。

 こうして紫晶竜を近くで見ていると、分かる。

 間違い無くドラゴン達のリーダーに相応しい厳格な態度、煙晶竜とはかなり違う。

 いや、煙晶竜はここにいるどのドラゴンよりも大雑把な印象だ。

 例外なのはエルダードラゴンの長老様だけだろう。



『魔神に化すやもしれぬ者達もいるそうだな?』


「ええ、まあ」


『汝が捕らえたとも聞くが』


「ええ、その通りです」


『魔神との因縁、浅からずといった所であるようだな』


「はあ」


 オレとしてはその魔神も好ましい奴とそうでない奴がいる。

 好ましいのは筋肉バカの魔神、それにドワーフの魔神がそうだな。

 元ドラゴーネの戦士姿の魔神は少々微妙だが、好ましい方に加えていいと思う。

 他の面々は全部ダメだな。

 どう考えても格闘戦成分が足りない!

 でもそれは今はいいのだ。

 用件を済ませに行くとしよう。

 出来れば厄介な事にならなければいいんだが。


 現時点でオレの布陣は?

 ヴォルフ、ナインテイル、待宵、キレート、命婦になっている。

 周囲に配慮しつつも、何かが起きても対応は可能だ。

 きっと、大丈夫。

 そう思いたいものだ。




「ほう、来たか」


「ども」


 オレが来たのは作業場だった。

 ここでは散々マナポーションを作った思い出しかない。

 いや、より正確に言えばガラス瓶の量産かな?

 そしてオレを待ち受けていたのはゲルタ婆様。

 そして机に突っ伏している師匠とシルビオさん。

 あれ?

 マナポーションを量産する必要ってまだありましたっけ?


 だが、周囲に素材が転がっている様子は無い。

 机の上にも器具の数々はあるが、マナポーションは10本とない。

 但し、そのマナポーションはどれも品質A以上だ!

 その中には1本だけA+がある。

 今のオレでも作れるのか?

 試してみた事はあるんだが、品質Aまでだった筈だ。



「師匠、凄いですね、これ!」


「残念じゃがそれは我等が作製した物じゃない」


「じ、時間を掛ければ作れるんだけどねえ。時間制限が厳し過ぎる!」


「お主等の鍛錬が足りんだけではないかな?」


 時間制限?

 机の上には器具と共に砂時計が置いてある。

 そうか。

 限られた時間でマナポーションを作製、その上で品質Aですか。

 かなり集中力を必要とする作業になるだろうな。

 それに時間が限られるという意識が焦りを生む。

 そっちの方が問題になるだろうか?



「何だって今、これを?」


「まあ軽く腕試しじゃな。何が起きるか、分かったものではないのでな」


「はあ」


 ゲルタ婆様の言い回しが、変だ。

 僅かに緊張感が篭もっている。

 何かが、ある。

 オレを余計に不安にさせないで欲しいものです。



「ジュナさんは?」


「女王陛下と共に在る。女教皇との面会まで、もう少し時間があるかの」


「はあ」


 嫌な予感を察して距離を置こうと思ったんだが、遅かったらしい。

 ゲルタ婆様の目に剣呑な光が宿る。

 いい傾向じゃないな!



「キースよ、お前さんもやってみるがいい」


「はい?」


「どれだけ【薬師】の腕を鍛えてあるのか、見ておきたいのでな」


「えっと」


「オレニュー、お主も一緒にやれ。師匠なのじゃろう?」


 ダメだ。

 これはきっと、逃げちゃダメだ。

 それにしても制限時間は?

 いや、目の前で師匠も同時にやるのだ。

 これに遅れないよう、作業を進めたらいい。

 ある意味、師匠に挑む形になる。

 これも勝負だ。

 勝てると思えないが、負けるつもりで挑むつもりもない。

 全力で、やるぞ!





《これまでの行動経験で【薬師】がレベルアップしました!》


 圧倒的敗北とはこの事か。

 オレが作り上げたマナポーションの出来は平均的な所で品質C+で最高でも品質B-でしかない。

 これでは短縮再現を使って量産するのと大差が無い。

 師匠は品質Aで揃っている。

 おかしい。

 砂時計で区切られた時間は約10分、同時作製したマナポーションは10本の条件だよな?



「キースには警護を頼んでおく方がいいじゃろうな」


「確かに。法騎士がセンチネルゴーレムを使っても拮抗出来るじゃろうし」


「はあ」


 確かに、オレにはその方が気が楽です。

 【錬金術】でならゲルタ婆様や師匠の手伝いは出来そうな気がするんですがね。

 【薬師】ではまだまだ、力量不足なのだろう。

 【薬師】【ガラス工】といった所のスキルはまるで鍛えられていない。

 【木工】も加えるべきかな?

 実際に活躍している場面は限定的だ。



「ゲルタ姉よ、持ってきたぞ」


「ルグランか。そこに置いて行け」


「むう。労いの言葉は無いのかの?」


「無い。それにキースを連れて面会に立ち会っておけ」


「むう」


 ギルド長のルグランさんもゲルタ婆様の前では小間使いと同じか。

 まあ実の姉弟という関係はどこまで経っても覆せない。

 きっとこの力関係も覆せないままなんだろうな。



「仕方ない。キースよ、来てくれんかな?」


「はい」


「ジュナ様もおる。心配は無いと思うんじゃが」


「違うぞルグラン、ジュナ師匠がおるのが心配なんじゃが」


 見方が変われば意見も変わる。

 ジュナさんはそんな謎の存在であるらしい。

 実はオレにとってもそうだ。

 あの人、素の状態でオレと対戦になったらどうなるんんだろう?

 呪文や武技も込みだとどうなる?

 サモナー系なのに格闘技にあれだけ通じているというのも謎だ。

 オレが言うのもちょっとおかしいけど、謎なのだ。


 そもそも年齢設定も謎だ。

 外見は妙齢の女性なのだし、聞かないでおくのがマナーだけど気になる。

 少なくとも、ゲルタ婆様よりも年上なのは確実だ。

 きっと金紅竜辺りは知っているんだろうけどね。

 聞くのも憚られる。

 普段の様子が陽気であるだけに、触れてはならない何かがあるように思えるのだ。





「キースちゃん! 貴方はこっちよ!」


「は、はい」


 面会、と言ってませんでしたか?

 これは明らかに外交の場、しかも交渉のテーブルに就くのはサビーネ女王本人だ。

 普段から装備している鎧の上に豪奢なコート、腰に剣こそ佩いていないがまるで戦場だよ!

 対面に座るのは女教皇シュザンヌ、こっちも法騎士の鎧姿か。

 共に兜を被り剣を手にしたら戦い始めそうな絵になっている。


 だが、そんな雰囲気は無い。

 両者の視線はジュナさんの前に佇む2つの人影に注がれている。

 片方はアンリエット王女、もう片方はルイーズ王女だ。

 平服姿でやつれているような様子は見えないし、拘束もされていない。

 だが、それは影の中に何かが潜んでいるであろう事を意味すると思われる。

 ジュナさん配下のバンパイアデューク、バンパイアダッチェスがいるだろう。

 そうでもなければこんな形でいられる筈がない。


 そして彼女達の視線の先にはオレの召喚モンスター達がいる。

 ヴォルフ、ナインテイル、命婦だ。

 明らかに怯えていた。

 ああ、そうか。

 思わず《アイテム・ボックス》のアイテムリストを仮想ウィンドウで表示、検索する。

 あった。

 蜂蜜は十分な数があるようです。

 さて、ヴォルフ達にご褒美の時間はあるかな?



「交渉ではなかったので?」


「それはもう概ね終わってます」


「問題なのは魔神の勢力に対して如何に対抗するか、そこなのですよ」


「両王家の戦力も潤沢ではありません。それ故に手掛かりは貴重でしょう」


 女王と女教皇はそう言うが情報を抜き取るのは困難を極めるだろう。

 何か手があるのかね?



「彼女達こそが我等に与えられた道標となるかもしれません」


「魔神にはさせない。その上で情報を得るには魔人の指輪を分離せねば」


『無駄な事を!』


『覚えておくがいい、この屈辱は倍にしてやる!』


 王女様達もまだまだ元気だな!

 何だったら蜂蜜漬けにしてやってもいいんだけど?

 ヴォルフが王女様達の前に進み出る。

 ナインテイルが、命婦が、王女様達の両肩に跳び乗った。

 それだけでもうダメだ。

 全身が硬直し、言葉が出ない。



「これは失礼。ですが言葉が過ぎるのもいけないのですよ?」


 反応は無い。

 両王女の視線はヴォルフに向いたまま、動かない。

 その瞳に浮かぶ感情は恐怖だけだ。

 あの感覚を体が覚えており、ヴォルフ達を見るだけで反芻してしまっているのかもしれない。

 そういう方面の人にとってはご褒美になるんだが、王女様達は違うらしいな。



「あの感覚は忘れられませんか?」


『ヒッ!』


「本当はもっと、して欲しいのではありませんか?」


『そ、それはッ!』


 少し近寄って囁いてみる。

 王女様達は表情を赤らめて俯いてしまう。

 あれ?

 もしかして、そっちの気があったのかな?



「キースちゃん、何をしたのかな?」


「いえ、特に何も。説得を試みただけでして」


「説得?」


「ええ。まるで成果はありませんでしたが」


 オレは嘘は言っていない。

 単に自分を誤魔化しているだけに過ぎないかもだが。

 嘘じゃありませんよ?



「今のままでは何も進みません。指輪を分離出来るにしても結界を敷く必要があるでしょう」


「法儀式を執り行いますが、それでも備えが十分とは言えません」


「彼女達から歪みが去れば、存在そのものが維持出来ないんじゃ何も聞けないものねー」


 何だか話が大きくなったような気がする。

 アナザースカイ・オンラインの住人はプレイヤーもNPCもいない状態だ。

 例外なのはこの王女様達だけ。

 どうも体内にある魔人の指輪の存在が王女様達が消えるのを防いでいるようにも思える。

 そこをどうにか出来るだけの手段があるような言い回しに聞こえます。



「法儀式の場所は?」


「闘争の聖地でしたか? あの場所がいいでしょう。どうしても広い場所が必要です」


 そうか。

 既に停戦交渉も済んだか。

 更には魔神に対して同盟も成った、という事なのだろう。

 交渉でオレの出番はもう無いものと思った方がいいのかもだが。

 同席を請われた意味は何だったのか?

 まだ何かがあるのかも知れません。



「キース殿にお願いがあるのですが」


「はい?」


 おっと。

 考え事をしてたから奇矯な声が出てしまった。

 女教皇様が何のご用件で?



「秩序法典を所持していると聞きました」


「ええ、何冊かありますね」


「キース殿にとっては戦利品、ですが我等にとっては法典であり大事な物なのです」


「それは理解しております」


 仮想ウィンドウで表示したままの《アイテム・ボックス》のリストを検索する。

 あった。

 巻数違いで何種類か、気付けばとんでもない数になってる!

 まあ何冊あっても意味が薄いんだよな、これ。

 1冊だけなら闘技場のオベリスクに捧げてみてもいいのかもしれない。

 そんな危険なアイデアが浮かんでしまう。



「1冊だけでも結構です。お譲り頂けますでしょうか?」


「本国では作れない物なのですか?」


「いえ、法儀式が必要ですが作れはします。今は純粋に数が足りない状態なのです」


「何故でしょう?」


「ドラゴーネ伯爵が引き連れた法騎士団です。秩序法典を持ち帰った法騎士は少数でした」


 ああ、そりゃそうだろうな。

 あれだけの数のセンチネルゴーレムがいたのだ。

 それに対応するだけの秩序法典はあった事だろう。

 そして相応の数のセンチネルゴーレムをオレは屠っている。

 秩序法典の回収は完璧に程遠いが、相応な数になっていた。

 オレが法騎士達、そしてコンティ王家に与えた被害は相当なものになっているだろう。



「ここにいる法騎士も所持していない?」


「いえ、私とハイメ、アルマンは所持しております」


 つまり後方で控えている法騎士ストークは持っていないという事か。

 それはお困りのようですね!

 彼の兄、ルッジェーロの分なら譲ってもいいのかもしれない。

 これだけ数があるなら1つ減ってみた所で惜しくないのだ。

 でも全く無条件で、というのは無いな。

 何かを得られないと納得は出来ません!



「いいでしょう」


「宜しいので?」


 オレは《アイテム・ボックス》から書物を取り出す。

 但し秩序法典ではない。

 秩序偽典だ。



「それは!」


「おっと、失礼。間違えました」


 嘘だ。

 当然だけど、故意にやった事になる。

 だが今の反応で分かる。

 分かってしまう。

 どうも秩序偽典の存在を知っているようですね?



「秩序偽典、これが何であるのかご存じで?」


 返事は無い。

 女教皇の表情は苦痛に満ちているかのようだ。



「それとも、こっちが答えてくれるのかな?」


『まさか』


『不遜な者め、我等が屈すると思うなよ?』


 ナインテイルと命婦に向けて頷いてみせる。

 早速、耳元で舐め始めました!

 王女様達は声を出す事も出来ず、そのまま跪いてしまう。

 悪いな。

 出来れば先に蜂蜜を塗ってあげたかったんだけどね。



『クッ!』


『やんッ!』


 だが声を押し殺す事は出来なかったようだ。

 それにしても今の声は何ですか?

 片方は完全に感じちゃってる声ですよ?



「キースちゃん、そこまで!」


「あ、はい」


 ジュナさんが慌てる様子を見せるのも当然だな!

 ここは外交の場であるのです。

 オレも調子に乗り過ぎたようだ。

 ナインテイルと命婦を止めないといけません!





「間違えました。こっちですね」


「よろしいので?」


「ええ」


 改めてオレが取り出したのは秩序法典巻之三だ。

 オレが持っていた秩序法典巻之三は複数あった。

 どれがルッジェーロが所持していた物であったのか、オレには分からない。

 手渡した物がそうである事を祈るしかないな。



「これでセンチネルゴーレムを使える訳か」


「は、はい!」


「いずれ対戦を頼もうかな?」


「め、滅相も無い!」


 そう言うなって。

 大丈夫、センチネルゴーレムと融合してもいいから!

 むしろそうであって欲しいものです。




 面会はここで終了だった。

 何だ。

 オレは秩序法典を渡しただけで終わりなのか?

 そう思いつつも女王と女教皇の面会の場を辞去したのだが。

 一応、交渉の結果についてはギルド長から聞く事は出来ている。

 サニアの町はコンティ王家に帰属、法騎士側へ引き渡す形だ。

 巌城、忘却の砦はこのままベルジック王家に帰属。

 闘争の聖地、岩雲城もだ。

 例の王女様達の一件が片付いたらサビーネ女王一行も巌城に本拠地を移動させるらしい。



「一応、お主にも伝えておこうかの」


「何です?」


「オレニューが東に飛んで各地の歪みを調べておる。どうも魔神の動きが妙じゃな」


「また、襲って来そうですか?」


「分からん。だが歪みの流れが消えたと言っとる」


「え?」


「唯一の例外があの王女達じゃ」


 そうか。

 情報を得る事を急ぐ理由も何となく分かる。

 魔人、それに魔神の姿を最近は見ない。

 ついでにあの筋肉バカの魔神もだ!



「そもそも歪みって何です?」


「さて。だが確かな事もあるぞ」


「何です?」


「秩序偽典じゃ。アレは秩序法典とは真逆の存在、歪みを物質化したのだとまで言われておる」


「ほう」


「魔人達が大量に所持しておったのじゃろ? 法騎士達はその秩序偽典を目の敵にしておる」


「そうなので?」


「うむ。今後はなるべく見せてはならん。争いの種になりかねんのでな」


「分かりました」


 そんな代物だったの?

 さっさと使い切ってしまった方がいいかもだが。

 《アイテム・ボックス》に収納させておけばいいだけだよな?



「法儀式とやらはいつ行うのでしょう?」


「3日後の昼と聞いておる。場所は闘争の聖地で行われる事になるじゃろう」


「立ち会ってもいいので?」


「うむ。だが何が起きるか、分からんぞ?」


「はい」


 オレの本音は別だ。

 何かが起きて欲しい。

 そっちの意味で、立ち会いを希望します!





「新しい巣、ですか?」


『うむ、巌城に水晶竜を据える事になっている』


『まさか本当にこうなるとは思わなかったぞ!』


 門番をしていたドラゴン達から辞去しようとしたら、こんな話が出て来ましたよ?

 しかしいいのかね?

 水晶竜はサビーネ女王と同行するよう、紫晶竜から命じられていた筈だ。

 いや、巌サビーネ女王も巌城に本拠地を移すのであれば問題ないかもだが。

 行動の自由を制約され続けるというのもどうなんだろう?



『水晶竜よ、汝に命じた任を解こう』


『え?』


『金紅竜よ、汝の巣が最も近い。水晶竜の相談に乗るように』


『ハッ!』


『魔神の存在は看過出来ぬ。我もまた助力を惜しむべきではないであろう』


 紫晶竜が水晶竜の頭上に手を掲げる。

 一瞬、魔力が爆発したかのように荒れ狂う!

 だがそれは幻覚であるのだろう。

 センス・マジックが有効なままだったから、そう感じているだけだ。



『水晶竜よ、汝には新たな巣の主として、汝の心に従い行動するがいい』


『ハッ!』


『特に魔神の跳梁跋扈を許すな! 我もまた助力を惜しまぬ』


『承知!』


 どうやらドラゴン達の世界にも変化が起きたか。

 水晶竜は巌城に自らの巣を持つ事になる訳だ。

 但し他の巣のような規模になるには気の遠くなりそうな時間が掛かるだろう。



『小さき者よ、汝にも頼みがある』


「何でしょう?」


『煙晶竜殿だ。出来れば話を聞きたい所であるのだが』


「どうでしょう。私に取り憑いているのは確かですが、自由に意思疎通出来ません」


『承知だ。だからこそその機会があるのなら、貴重だ』


 オレの頭上に紫晶竜が手を掲げている。

 いや、爪だな。

 そのまま撃ち下ろされたらオレは確実に潰されてしまうだろう。

 そうはならない、と信じているけど身が竦むのは仕方ない。

 そんなオレの傍で動こうとしないヴォルフはまあいいんだが。

 ナインテイルも命婦は黄晶竜の頭上に退避してしまっている!

 おい!



《称号【紫晶竜の誓約】を得ました!》


 また称号が増えたか。

 だがこれで何かが変わるのかな?

 既にドラゴンパピーを追加する予定は無いのだ。

 まあ貰えるのであれば貰っておこうかね?





 オレが跳んだ先は海魔の島だ。

 時刻は午前10時30分、用件そのものはそう時間を掛けずに済んだのかも知れません。

 だが、3日後の昼には闘争の聖地に行く用件が出来た。

 それまでの時間は有意義に過ごしたい所だな。


 そして現時点で何をすべきか?

 イルリサット達の促成栽培の続きだ。

 中断していたけど、ここからは空中戦で行おう。

 幸いな事に海魔の島のポータルガードは揃っていました。

 パーティの布陣は当然見直すのだが、先にポータルガードを全員交代させたい。

 イルリサット達の経験値稼ぎのついでに連携も確認しておきたいのだ。

 教官役も兼ねるんだけどね。

 イルリサット達3体以外のドラゴン組を全て、ポータルガードに配備するぞ!

 無論、支援役も要る。

 探索役も、だけどね。


 海魔の島のポータルガード達を全てパーティへ移動、次々に帰還させる。

 そして配備するのは?

 ドラゴン組はもう確定だな。

 アイソトープ、メジアン、パンタナール、ラルゴ、ジャンダルム。

 ハルヴァ、アルケン、トラフ、メッザルーナ、ロサマールだ。

 これだけでも壮観であるのだが、まだまだ先がある。

 イルリサット達も早くこの段階にまで、育てたい!

 続けて支援役と探索役も加えておく。

 ナインテイル、スパッタ、イグニスだ。

 ナインテイルはパンタナールの精神安定剤になって貰おう。


 そしてパーティの布陣も確定させよう。

 イルリサット、常磐、ポルポラを召喚する。

 残り2枠は?

 サンダーチーフ、アードバークにしよう。

 オレはアードバークの背中から亜氷雪竜の投槍かグングニルを使う事にしたい。


 では始めようか。

 まずはW14マップ、そしてS1W14マップに南下してS1W15マップで魔竜を相手に空中戦だ!

 本格的な空中戦はこれが初になるのだし、最初は慎重に進めよう。

 目標はどうする?

 今日のうちにイルリサット達がクラスチェンジ出来るとは思わない。

 だが、今のうちに可能な限り、経験値稼ぎを進めて置きたい気持ちも確かであるのだ。

 夕方までは空中戦でいい。

 その先は?

 いや、それは夕刻になってから悩めばいい。

 今は空中戦に集中すべき時だろう。







《只今の戦闘勝利で【投槍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐寒】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐暑】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【平衡】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【無音詠唱】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐暗闇】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『サンダーチーフ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》



 あっという間に時刻は午後5時30分だ。

 昼食に携帯食を摂ったのがつい先刻であったかのような気がする。

 これだけの連戦が短く感じられる一方で、何故か集中力の持続も出来ていた。

 だが、危険だ。

 そろそろ危険だぞ?

 体が疼いているのが、分かる。

 格闘戦成分が切れそうになってます!

 いや、もう切れているかもしれません!


 ここはちょっと急いだ方がいい。

 ステータス操作も手早く済ませないといけません!



 サンダーチーフのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう2点のステータスアップは敏捷値と筋力値を指定しましょう。



 サンダーチーフ ガルーダLv71→Lv72(↑1)

 器用値  45

 敏捷値 106(↑1)

 知力値  45

 筋力値  81(↑1)

 生命力  81(↑1)

 精神力  45


 スキル

 嘴撃 爪撃 飛翔 回避 遠視 広域探査

 強襲 危険察知 空中機動 捕食融合

 捕食吸収 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[微] ブレス

 火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性

 溶属性 氷耐性 毒無効




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『アードバーク』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》



 だが、魔竜の死体は見逃せない。

 剥ぎ取り作業は確実にやっておかないといけません!

 それに海魔の島のポータルガードはこのまま放置する訳にもいかないだろう。

 元に戻すべきだ。

 その前に一旦ログアウトして、ポータルガードのレベルアップの有無を確認すべきだ!

 まさに緊急事態だな。

 やるべき事が重なると本当に碌な事が無い。

 何もかも、事前に格闘戦成分を補充しなかったオレが悪い。

 こればかりは誰かのせいにする訳にいかないだろう。



 アードバークのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう2点のステータスアップは敏捷値と筋力値を指定しましょう。



 アードバーク ロック鳥Lv71→Lv72(↑1)

 器用値  35

 敏捷値  94(↑1)

 知力値  35

 筋力値  94(↑1)

 生命力 114(↑1)

 精神力  35


 スキル

 嘴撃 爪撃 飛翔 巡航 遠視 広域探査

 夜目 強襲 危険察知 魔力察知 運搬 掴み

 空中機動 天耳 捕食融合 騎乗者回復[小]

 自己回復[極大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[微] 土属性 火耐性 耐気絶




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イルリサット』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》



 イルリサット達の空中戦はどうか?

 まだまだ支援が要るとは思うが、速度と機動力では先達に追い付いた感じもする。

 ジャンダルム、ハルヴァ、アルケン、トラフ、ロサマール辺りに対してはそうなる。

 元々、ジャンダルムは空中要塞のような役回りだ。

 他の面々にしても敏捷値を犠牲にして他のステータスが伸びているのです。

 単純に比較する事は出来ない。


 だが、確かな事もある。

 先達のドラゴン達の支援があるとはいえ、連携は良好だった。

 W14マップでの空中戦もすぐに物足りなくなってしまい、S1W14マップへ。

 そしてS1W14マップもそう長続きしなかった。


 現時点ではS1W15マップが適正と思える。

 それだけ促成栽培は順調に進められのだと思えます。



 イルリサットのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう2点のステータスアップは敏捷値と知力値を指定しましょう。



 イルリサット グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 62

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 37(↑1)

 筋力値 66

 生命力 66

 精神力 37(↑1)


 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 木属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『常磐』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》



「ピッ!」


「ピィーーーーーーッ!」


 ナインテイルがパンタナールの頭上で鳴く。

 呼応してパンタナールも鳴いている。

 そしてドラゴン組がこの鳴き声に応じる形で編隊を組み直してます。

 ナインテイルはいつ指揮官役みたいな立場になったんだ?

 謎が深まる一方です。


 それは置くとしても、ドラゴン組による編隊には一定の規則が出来上がりつつあるようだ。

 基本、先頭に位置するのがメッザルーナだ。

 ブロンズドラゴンの遠視と広域探査があるのだから納得の配置だな。

 大抵、最も高度を取って俯瞰する位置になるのがアイソトープになる。

 その両翼にスパッタとイグニスが位置してフォローに回っているようだ。


 他のドラゴン組は基本的にオレが騎乗するアードバークの周囲にいた。

 イルリサット達はアードバークの後方が基本位置、その後方をサンダーチーフが固めている。

 空中戦であるし、位置は当然のように変化するけど基本は変わらない。

 総攻撃の場面ともなれば話は全く別だが、実に頼もしいぞ!

 特にメジアンとジャンダルムの壁は強固です!

 そういう風に育てたのはオレであるのだが、正直言って目論見以上だろう。



 常磐のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

 もう2点のステータスアップは器用値と敏捷値を指定しましょう。



 常磐 グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 65(↑1)

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 36

 筋力値 62(↑1)

 生命力 69

 精神力 36


 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 木属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ポルポラ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》



 ステータス操作はこれが最後だ。

 テレポートで海魔の島に跳ぼう。

 一旦ログアウトしてポータルガードのレベルアップを確認、それが終わったら?

 召魔の森に移動、食事を摂って対戦で格闘戦だな!

 いやいや、その前に海魔の島のポータルガードも元に戻しておかないと!


 順番を間違えちゃいけない。

 焦るな。

 落ち着け!

 体の疼きを鎮めたいのは分かるが、ミスはダメだ!

 こういう時にこそ忍耐力が試される。

 だが、オレの中で疼く何かは高熱を発しようとしていた。


 いかんな。

 先に格闘戦を済ませておくべきなのか?

 どうも順番を入れ替えた方がいいような気がします。



 ポルポラのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう2点のステータスアップは敏捷値と知力値を指定しましょう。



 ポルポラ グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 43

 敏捷値 75(↑1)

 知力値 37(↑1)

 筋力値 62

 生命力 75(↑1)

 精神力 37


 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 雷属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)



(テレポート!)


 再度ログインする所までは予定変更しないでいいか。

 テレポートの呪文で歪む風景を眺めつつ、そんな事を考えてました。

 先に格闘戦を済ませよう。

 海魔の島の砂浜で相撲だな!


主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv229

職業 サモンメンターLv118(召喚魔法導師)

ボーナスポイント残 10


セットスキル

小剣Lv185 剣Lv185 両手剣Lv186 両手槍Lv189

馬上槍Lv185 棍棒Lv188 重棍Lv186 小刀Lv185

刀Lv185 大刀Lv188 手斧Lv186 両手斧Lv185

刺突剣Lv189 捕縄術Lv188 投槍Lv188(↑3)

ポールウェポンLv187

杖Lv203 打撃Lv213 蹴りLv213 関節技Lv213

投げ技Lv213 回避Lv225 受けLv225

召喚魔法Lv229 時空魔法Lv214 封印術Lv214(↑1)

光魔法Lv213 風魔法Lv213 土魔法Lv213

水魔法Lv213 火魔法Lv213 闇魔法Lv213

氷魔法Lv213 雷魔法Lv213 木魔法Lv213

塵魔法Lv213 溶魔法Lv213 灼魔法Lv213

英霊召喚Lv7 禁呪Lv214(↑1)

錬金術Lv186 薬師Lv50(↑1)ガラス工Lv50

木工Lv84 連携Lv196 鑑定Lv152 識別Lv197

看破Lv186 保護Lv57 耐寒Lv198(↑1)

掴みLv198 馬術Lv196 精密操作Lv197

ロープワークLv172 跳躍Lv198 軽業Lv200

耐暑Lv192(↑1)登攀Lv164 平衡Lv198(↑1)

二刀流Lv197 解体Lv152 水泳Lv186

潜水Lv186 投擲Lv198

ダッシュLv198 耐久走Lv198 追跡Lv198

隠蔽Lv192 気配察知Lv194 気配遮断Lv194

魔力察知Lv194 魔力遮断Lv194 暗殺術Lv194

身体強化Lv195 精神強化Lv195 高速詠唱Lv50e

無音詠唱Lv152(↑7)詠唱破棄Lv200 武技強化Lv199

魔法効果拡大Lv195 魔法範囲拡大Lv195

呪文融合Lv195

耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e

耐暗闇Lv188(↑2)耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e

耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv132 

限界突破Lv86 獣魔化Lv105


称号

老召喚術師の後継者 老死霊術師の誓約

森守の紋章 中庸を貫く者 王家の剣指南者

海魔討伐者 鍾乳洞踏破の証 墓守の紋章

魔神討伐者 氷雪竜討伐者 巨人王の謎掛け

巨神掃滅者 ドラゴンメンター

スライムメンター 聖獣の守護者

金紅竜の盟約 翡翠竜の誓約 柘榴竜の誓約

蒼玉竜の誓約 白金竜の誓約 黒曜竜の誓約

翠玉竜の誓約 水晶竜の誓約 煙晶竜の祈願

百眼巨神の瞳 琥珀竜の約定 雲母竜の約定

紫晶竜の誓約(New!)

瑠璃光の守護者 除蓋障院への通行証

冥界門の通行証 天界の破壊者

修羅道への通行証

魔導神 拳神 ファイナルウェポン

一騎当千 耐え忍びし者


召喚モンスター

サンダーチーフ ガルーダLv71→Lv72(↑1)

 器用値  45

 敏捷値 106(↑1)

 知力値  45

 筋力値  81(↑1)

 生命力  81(↑1)

 精神力  45

 スキル

 嘴撃 爪撃 飛翔 回避 遠視 広域探査

 強襲 危険察知 空中機動 捕食融合

 捕食吸収 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[微] ブレス

 火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性

 溶属性 氷耐性 毒無効


アードバーク ロック鳥Lv71→Lv72(↑1)

 器用値  35

 敏捷値  94(↑1)

 知力値  35

 筋力値  94(↑1)

 生命力 114(↑1)

 精神力  35

 スキル

 嘴撃 爪撃 飛翔 巡航 遠視 広域探査

 夜目 強襲 危険察知 魔力察知 運搬 掴み

 空中機動 天耳 捕食融合 騎乗者回復[小]

 自己回復[極大] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[中]

 MP回復増加[微] 土属性 火耐性 耐気絶


イルリサット グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 62

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 37(↑1)

 筋力値 66

 生命力 66

 精神力 37(↑1)

 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 木属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)


常磐 グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 65(↑1)

 敏捷値 61(↑1)

 知力値 36

 筋力値 62(↑1)

 生命力 69

 精神力 36

 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 水中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 木属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)


ポルポラ グレータードラゴンLv19→Lv20(↑1)

 器用値 43

 敏捷値 75(↑1)

 知力値 37(↑1)

 筋力値 62

 生命力 75(↑1)

 精神力 37

 スキル

 噛付き 引裂き 体当たり(New!)飛翔 回避

 跳躍 疾駆 夜目 水棲 空中機動 自己回復[中]

 物理抵抗[中](New!)魔法抵抗[中] MP回復増加[小]

 捕食吸収 ブレス 光属性 闇属性 火属性 風属性

 土属性 水属性 氷属性 雷属性 毒耐性 耐即死

 耐魅了(New!)


召魔の森 ポータルガード

黒曜、ジェリコ、リグ、クーチュリエ、モジュラス

清姫、スコーチ、守屋、スーラジ、久重、テフラ

岩鉄、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック

オーロ、プラータ、ムレータ、酒船、コールサック

シュカブラ、シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス

白磁、マラカイト


海魔の島 ポータルガード

ナインテイル、スパッタ、イグニス、アイソトープ

メジアン、パンタナール、ラルゴ、ジャンダルム

ハルヴァ、アルケン、トラフ、メッザルーナ、ロサマール


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