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『全員ストップ!』
『今、反転した! 正面の方位は南になってる!』
『了解、どうします?』
「ここの周囲が怪しいって事かな?」
『少し調べてみましょう。何か分かるかもしれないし』
『全員、センス・マジックを使って!』
(センス・マジック!)
(ミラーリング!)
ヴォルフ達も周囲を探り始めたようだ。
両側にある建物も特に変わった様子は無い。
無いのだが。
何かがおかしい。
西側の建物だが、完全に左右対称に見える。
1階部分は何かの店であるように思えるが、同じ入り口が2つあるのか?
但し、取っ手の位置だけが左右逆だ。
「こっちの建物か?」
『キース?』
『この建物、左右で対称になってるわ!』
『ああ、成程』
『でも魔力は感じ取れません。召喚モンスター達も特に異変を感じてないようですが』
九重がその建物に近寄る。
その端から端までを歩数で測り始めた。
正確に左右対称になっている軸の場所を特定したいのだろう。
『中央に何かある?』
『鉢植えがありますね。これが鍵かな?』
『動かしてみます』
『慎重にね』
九重が屈む横でオレは待機する。
直立して脱力。
何が起きてもすぐに動けるだけの自信ならあった。
戦闘になる、とは思えないが念の為だ。
九重がゆっくりと右に鉢植えを移動させる。
植えてあるのはピンクのバラか。
ふむ。
召魔の森にも彩りが欲しいな。
ハンネスにでも頼んで観賞用の花の苗か種があるようなら頼んでおこう。
そんな余計な事を思い付いてしまってます。
『鉢植えが!』
『増えたわね、しかも移動してる』
「ッ?」
何かが、おかしい。
目の前の建物の存在感が徐々に薄くなるような。
いや、目に見えて薄くなっている!
九重が鉢植えを持ち上げ、歩いて右に移動するのに従い半透明になって行く!
『隠し通路?』
『多分。センス・マジックでは何も感じ取れないって事は魔法による幻影じゃないわね』
『今度は元の位置に戻してみましょう』
九重が鉢植えを元の位置に戻す。
建物の姿もまた元に戻った。
ふむ、こういう仕掛けである訳か。
「では、進みますか?」
『勿論。それにこの先も同様の仕掛けがあると思わないといけないみたいね』
『面倒そうですね』
『同じような仕掛けがあるならすぐに分かるさ』
『マグネティック・コンパスで確認すべきね。リディアも注意して見ててくれる?』
『分かりました』
九重が再び隠し通路を出現させている。
建物は消え、2つの鉢植えの間には石畳の道が出現していた。
この先に何があるのかな?
それを知るには先に進んでみないといけません。
進む事に異論を唱える者はいなかった。
ま、当然だな。
オレの希望は飽くまでも強敵な訳だが。
これだけの仕掛けがあるのだ。
期待してもいいよね?
『ここは?』
『王宮みたいな建物の中かしら?』
『多分、町が一望出来ますね』
例の鉢植えのような仕掛けは更に2つあった。
動かす対象が看板と柵ではあったが、同様に突破出来ている。
ネタが割れているなら難しくないのだが、迂遠ではある。
運営に言いたい。
さっさと強敵を寄越せよ!
ここは謁見の間のような構造だ。
そう広くは無いが、戦闘をするには十分。
問題は人魂が無い所かな?
「ッ!」
『何か来るよ!』
気配に気付いたのはオレだけじゃなかった。
召喚モンスター全員、それに九重とガヴィ。
九重は既に半身になって腰を落とし、臨戦態勢だ。
無論、オレもです。
腰の後ろにセットしてある神鋼鳥のククリ刀を抜く。
召喚モンスター達も身構えている。
何かがこの広間に向かって歩いている。
奥にある扉の向こうだ。
何だ?
是非、強敵であって欲しいが。
??? ???
運営アバター ??? ???
??? ???
こいつか!
表情の無い黒い人形。
それが全部で10体もいる!
だが、ここにこうして出現した意味は何だ?
戦闘ですか?
いや、どうもそんな雰囲気じゃ無い。
マーカーも黒いままだし、先制は控えるべきだろう。
『運営アバター?』
『何これ!』
『動かないで、そのまま待機!』
こいつの存在を既に見知っているのは?
オレ、それにフィーナさんだけだ。
意外なのが現れたな。
まさかと思うが、こいつ相手に戦う事になるのか?
正直、そうは思えない。
『皆さんはアナザーリンク・サーガ・オンラインのプレイヤーですね?』
「ああ」
わざわざそれを聞く事そのものが奇妙だ。
即ち、こいつは別ゲームの運営アバターって事になる。
そうでなければこんな質問はしないだろう。
『残念ですがここから先で何も起きません。お引き取り下さい』
「その前に聞きたい。ここにいたプレイヤーはどうなった?」
もう確信していい。
ここでも別のゲームが展開されていた筈だ。
アナザースカイ・オンラインのように。
ホーリーランド・オンラインのように。
『お答え出来かねます』
「では、どこまで答えられるんだ?」
『それにもお答え出来かねます』
「こっちの運営とどうやら別口らしいな。滑舌が格段にいい。中身は人間なのかもだが」
運営アバター達が黙り込む。
そして僅かに動いてオレに正対。
お?
来るか?
だが、運営アバターのうちの1体が片手を挙げて仲間を制する。
何だ。
止めるなよ!
『ここは任せて。彼等の目的はゲームとは別にある。退散するとは思えない』
『情報の開示は危険だ。介入に相当する可能性もある』
『我々にとっては今更の話だよね?』
運営アバター同士が睨み合う、
いや、表情は全く無いからそう表現するのは適当じゃないかもだが。
『確かにそうだが。アナザーリンク側の運営にとってはどうかな?』
『知った事じゃ無いさ』
『君にペナルティがある可能性もあるぞ?』
『やはり知った事じゃ無い。警鐘を与えて何が悪い?』
どうもこの反応、運営アバターの中身は人間のようだ。
連想するのは?
オレに伝言を頼んだあの6名だ。
やはり運営アバターの姿だったしな。
『気持ちは分かる。だが同意は出来ない』
『ではこの場から去ればいいさ』
運営アバター達のうち、8体はその言葉に何も返さずそのまま広間から出て行く。
残ったのは2体か。
戦闘になる可能性はどうやら潰えたように思える。
この悲しい気持ちをどう表現したらいいだろう?
『何故、付き合うんだ?』
『腐れ縁だからよ』
残ったもう1体の中身は女性みたいだ。
やはり人間か。
だが運営アバターの姿だと落ち着かない。
出来れば人間の姿になって欲しいものだ。
あの久住のように。
「人の姿になってくれないかな?どうしても違和感がある」
『まあ、いいがね。そっちもウィスパー機能は切ってくれるかな?』
『お互いに内緒話は無しで。いいかしら?』
運営アバターが姿を変えて行く。
1組の男女か。
両方、若いな。
男はやや痩せた暗い雰囲気を纏っていた。
それでいて目に宿る光は別格だ。
強い意志を感じる。
女は背が高く黒髪は短くストレート、中々の美人さんだ。
知的な秘書か医者を連想させる。
その視線だけでマゾな方々は興奮してしまいそうだ。
どこか加虐的な雰囲気があるぞ?
男の方を観察する。
うん。
もしかして貴方はマゾですか?
『いいわ。全員、ユニオンは解消、パーティ内でもウィスパーは無しで。いい?』
『了解』
『ま、仕方ないですかね?』
「では、ユニオンから抜けます」
さて、ゆっくりと話を聞かせて貰おうか。
その前に全員の表情を見ておく。
緊張の面持ちは当然だが、気になるのはデッカーだ。
運営アバターから女性に変化した方に視線が向けられている。
その理由は?
分からない。
傍目に見たらデッカーが一目惚れしたように思えるがそうじゃない。
今の中身は女性である事をオレは知っている。
何だろう?
少し気にしておくべきだろうか?
まあ話を聞く事が最優先だけどな。
『便宜的に名乗っておこうか。私はオーティス』
『私はテルマ』
「それはもしかして以前、プレイヤーであった頃の名前かな?」
『ご名答』
『そうか、君がキースだね?』
「ああ」
『君に関しては危険分子としてマークすべし、と聞かされているよ』
「危険分子?私が?何で?」
『困った人がいるみたいね、自覚が無いなんて。貴方達に同情するわ』
「察してくれたら有り難いわ」
酷いな!
テルマは置くとしても、フィーナさんがそんな風に思っていたなんて!
いや、待て。
ここにいるほぼ全員が頷いているってどういう事なの?
無反応なのはデッカーだけだ。
『理由は単純、君が運営の思惑から外れた行動をするからだよ』
「思惑?どういう事だ?」
『説明する。少し長くなるがいいかな?』
皆からは異論は無かった。
オレとしても無い。
どの辺りを指して危険と標榜しているのか、お聞かせ願いたい。
キッチリと説明して貰おうか。
その上で反論したい。
危険だって?
オレは人畜無害だと思っているんだが。
レッテルを貼られたまま引き下がるつもりはありませんよ?
確かに話は長かった。
そして突拍子もなかった。
オレには話の半分も理解出来ていたかどうか。
終始、こっち側で話を進めていたのはフィーナさんでした。
ある意味、助かってます。
これで伝言なんて頼まれたら間違いなく出来そうにありません!
それにどうやら、以前にデッカーへの伝言として頼まれた事の意味も分かった気がする。
桜折る馬鹿、梅折らぬ馬鹿。
どうもここのゲーム世界は一種の実験場であるらしい。
枝の剪定をするかのように世界を剪定している、というのがオーティスとテルマの説明だった。
剪定とは何を意味するのか?
明言はしてくれなかったが、示唆する所は1つ。
世界そのものの滅亡。
プレイヤーが消えているのはそれが原因だと言うのだ!
意味が、意味が分からない。
何でそんなお手軽に世界が滅ぶのよ?
それ以上にオレが危険だとされている理由も納得出来ない。
比較実験の邪魔になっている、というのだから噴飯ものだ!
意図的に邪魔した事があったか?
無いよね?
オレはただ、流れるままに流されるままにプレイしていたに過ぎないのだ。
「途方も無い話だわ。俄には信じられない」
『分かるとも』
『立場が逆なら私もそう思うでしょうね』
「私は信じる」
全員の視線がデッカーに注がれる。
ここまでずっと発言しなかっただけに驚きもあっただろう。
オレとしてもテルマを凝視していた事が気になっていた。
「テルマ、貴方の本当の名前は××××で合っている」
『え?』
「その名は私の本当の名前でもある。そしてその姿は本来の私の姿でもあるわ」
デッカーの口調は女性のものだ。
正直、気持ち悪い。
だが問題は発言の内容の方だろう。
「教えて!現実で私の仲間が消えている、その理由は何?」
『それは』
『止せ!禁止事項に引っ掛かるぞ!』
唐突にテルマの姿が消え、元の人形に変化する。
今、何が起きた?
「どうしたの?」
『緊急避難だ。危なかった』
オーティスが狼狽する様子は本物だろう。
演技とは思えない。
『悪いが時間が無い。優先して伝えたい事がある』
「最優先で聞きたい事ならこっちにもあるわ。私達はこのままプレイしてていいの?」
『ああ。プレイは続けていい。だけどNPCには注意しろ!特に魔人と魔神だ』
「魔人と魔神?」
『NPCから魔の神が生じた場合だ。その世界は切り離されてしまっている』
「滅んだって事?」
『受け止め方は人により様々だが、そう理解していい』
「待て、プレイヤーが魔の神になった場合はどうなる?」
オレの発言はオーティスの虚を衝いたようだ。
その表情には驚きの色を隠せていない。
『いや、聞いた事は無い。魔人の例は知っているが。本当なのか?』
「ああ。何度か誘われた。全部、断っているけどね」
『そうか。そんな事があったのか』
オーティスが考え込むようだが。
時間が無いって言ってなかったか?
「情報交換の機会はこれからも持てるかしら?」
『無理だと思ってくれ。今回は偶然が重なっただけだ』
「偶然?」
『そうだ。最後にこれだけは伝えておきたい』
どうやら時間はもう残り少ないようだ。
全員が息を呑んでいる様子が分かる。
『世界は思っている以上に残酷だよ。不条理と理不尽に満ちている』
オーティスの姿もまた、元の人形に戻る。
そしてテルマであった人形と共にその場で消えて行く。
最後は実にアッサリと消えてしまったようだ。
いや、本当にアッサリとだ。
「どう思います?」
「世界が滅亡?そんなバカな!」
「俄には信じられませんけど」
「私達の行動を基準に世界を存続させるかどうかを決めているなんて!」
「そもそも誰が?」
オレは発言せずにデッカーの様子を見ていた。
彼女が、いや、中の人の彼等はどう思うだろうか?
彼等のかつての仲間が伝えたかった事はこれであるのか?
並行世界、その中でより好ましい世界を残し、他を切り捨てる。
オレはそんな意味なのだと理解していた。
細かい所はどうなのかは知らない。
分かるのはオレの手に余る事態だって事だけだ。
「一旦、ログアウトしたいんですけどいいですか?」
「デッカー?」
「早急に確かめたい事があるんです」
デッカーの口調は元に戻っていない。
男性の声で女性の口調。
やはり気色悪い。
中の彼女はそこに気を回す余裕が無い、その証左でもあった。
「ここで解散にします?」
「私は賛成。少し頭を冷やしたいですね」
「こっちも」
「キースはどうする?」
「私も一旦、撤収しますよ」
オレとしてもここに留まる意味は無くなった。
得た情報も途轍もない規模の話で整理出来ていない。
ならば、どうする?
普段と変わらない。
やれる事を、やる。
今はそれしか脳裏に浮かびませんでした。
皆と別れ、召魔の森に戻って来ました。
時刻は午後3時20分になっている。
随分と長く話し込んでいたな!
そのせいか、無性に暴れたくなっている。
本当は海専任の召喚モンスターの面々を鍛えるのが正解なのだろう。
だが、ダメだ。
海中で格闘戦は出来ません!
地獄の潮干狩りもそういう意味でスルーです。
闘技場で格闘戦でいいよね?
地下洞窟に行くのもいいけど、今からだと徹夜になりそうで怖い。
やはり闘技場がいい。
頭の中に理解しきれないような内容の情報が駆け巡っているのが障害になりそうで怖いけどね。
時間の経過と共に忘れる可能性もあるかな?
重要な事であれば覚えていられるから大丈夫。
それに今回は同行者もいたのだ。
問題あるまい。
ポータルガードは全員、揃っているようだ。
ならば対戦に付き合って貰うとしよう。
それに漫然と連戦していても危ない。
新規で召喚モンスターを追加、促成栽培に着手しよう。
睡蓮洞と獣魔の森にポータルガードを配備しているからな。
相対的に連れ出せる召喚モンスターの陣容は薄くなっている。
出来るだけ解消しておきたい。
では、何を追加する?
狙うとしたら?
インペリアルタイガー。
フューリーライオン。
キングバジリスク。
デモンズバット。
霊帝亀。
エルダーキメラ、パイロキメラ、フラッシュキメラ、ラーヴァキメラのキメラ系。
狒々面鵺。
エルダーマンティコア。
結構、選択肢があるな。
騎乗馬ならトライコーン、キングスホース、モノペガサス、ヒッポグリフもいる。
だが現時点で不足は感じていないからスルーで。
有力な候補ならまだいる。
ドラゴンパピーだ。
もっと先でいいと思っていたけど、ポータルガードをフルに配備すると心が揺らいでしまう。
それに神魔蜂もだ。
モンフォートが見せたように、神魔蜂女王と神魔蜂4匹によるパーティは直に見てしまった。
やってみたい。
でもあんな尖った編成は召魔の森では問題無いが、外ではどうだろう?
ユニオン編成じゃ無いと危ないよね?
さあ、どうする。
どうしたらいい?
既に闘技場にはポータルガードの面々が集合しつつあるぞ?
決断すべき時が来た!
メッザルーナ ドラゴンパピーLv1(New!)
器用値 18
敏捷値 18
知力値 16
筋力値 21
生命力 20
精神力 16
スキル
噛付き 引裂き 跳躍 疾駆 夜目 半水棲
自己回復[微] 魔法抵抗[微] 捕食吸収
ブレス 火属性 水属性
ロサマール ドラゴンパピーLv1(New!)
器用値 17
敏捷値 17
知力値 17
筋力値 20
生命力 20
精神力 18
スキル
噛付き 引裂き 跳躍 疾駆 夜目 半水棲
自己回復[微] 魔法抵抗[微] 捕食吸収
ブレス 火属性 溶属性
結局、最初に選択したのがドラゴンパピー。
安定の戦力という点にはやはり惹かれてしまう。
メッザルーナとはイタリア語で半月の事だ。
同じ名前の包丁もあるそうだが、それはまあいいとしてだ。
次に新規で召喚したのもドラゴンパピーなのは?
仕方ないのだ。
ドラゴンパピーを召喚出来る状態だったのがいけません!
ロサマールとはスペイン語でバラの海岸。
確かそう称されるような見事な夕焼けの海岸があると聞いた覚えがある。
ちょっと赤茶けた表皮だったのでそうしました。
更にドラゴンパピーの追加は?
どうやら無い模様。
これでドラゴン組は合計で10体になるのか。
悪くない。
レインフォースメンツ・オブ・モンスターで一気にドラゴン組の追加とか、やってみたい!
パンタナールの精神安定剤は前もってパーティに入れておく必要がありそうだけどね。
そうでなければエクストラ・サモニングを使うかだ。
更に追加はどうする?
少し落ち着こう。
まずはドラゴンパピーを最前線で活躍出来るよう、促成栽培するだけでも大変だぞ!
漫然と連戦するのは避けたい。
かと言って、促成栽培で手間を掛け過ぎるのもいけない。
何事も程々に、適度に進める事が肝心だ。
その匙加減でオレはいつもしくじっているように思えます。
では、教官役をパーティに加えよう。
アイソトープだ。
メッザルーナとロサマールには各々、護衛を付けよう。
ナインテイルと命婦だ。
ポータルガードの面々もいるが、直衛がいた方がオレも安心出来る。
「ピピッ?」
「キュッ?」
ナインテイルも命婦も新たな仲間を前にして早速首を傾げて見せている。
またか。
だが、メッザルーナとロサマールもいずれは染まるのだと既に覚悟は出来ていた。
時期が早いか遅いかだけの差だろう。
アイソトープだっている。
そう変な癖が付くような事は無いと信じるとしよう。
最初は軽めの対戦から始める、と言いたい所だけどね。
オレは格闘戦がしたい。
どうしても、したい。
やや最初から飛ばすようで申し訳ないが、付き合って貰おう。
闘技場のオベリスクに捧げるのは天魔の琵琶。
仏像シリーズが相手になる筈だ。
これでもレア度としては甘いのです。
厳しいのは分かっている。
でもね、温い格闘戦は願い下げであるのです!
大丈夫、メッザルーナとロサマールにはちゃんと相手を確保してやるから!
グレイプニルを用意しておこう。
適当な仏像様を梱包してあげますからね?
《只今の戦闘勝利で【捕縄術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【関節技】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【投げ技】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【ロープワーク】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔法効果拡大】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【魔法範囲拡大】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『命婦』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
懸念は当たったかな?
ナインテイルも命婦も支援に徹してくれている。
そこは心配してなかったけど、例の首を傾げる仕草はしっかりと伝染している。
早いって。
召喚して1時間も経過していないぞ!
命婦のステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
命婦 妖狐Lv72→Lv73(↑1)
器用値 37
敏捷値 86
知力値 115(↑1)
筋力値 37(↑1)
生命力 37
精神力 86
スキル
噛付き 回避 天駆 空中機動 天啓 霊能
霊撃 魔力察知 気配遮断 魔力遮断 夜目
MP回復増加[大] 魔法抵抗[大] 物理抵抗[大]
自己回復[大] 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 水属性 土属性 木属性
耐沈黙 耐魅了 耐暗闇 狐火
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『メッザルーナ』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》
メッザルーナの性格はどうかな?
今の所は無事に済んでいるけど、こいつは明らかにお調子者だ!
ある意味、護衛に付けたナインテイルに近い。
グレイプニルで梱包済みじゃない魔物にまで攻撃するなって!
それもナインテイルはいい感じで幻影を駆使しているのだからもうね。
このまま組ませていいのかどうか、悩ましい事になってます。
メッザルーナのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう2点のステータスアップは敏捷値と知力値を指定しましょう。
メッザルーナ ドラゴンパピーLv7→Lv8(↑1)
器用値 22
敏捷値 22(↑1)
知力値 19(↑1)
筋力値 24
生命力 24
精神力 19(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 跳躍 疾駆 夜目 半水棲
自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[微]
捕食吸収 ブレス 火属性 風属性 水属性
《召喚モンスター『メッザルーナ』がクラスチェンジ条件をクリアしました!》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
7連戦で7連勝はいいんだが。
命婦はかなり経験値を稼いでいたんだな!
先達のナインテイルを追い越してしまっているぞ?
こうなると交代させた方がいいな。
無論、支援役になる召喚モンスターが好ましい。
そうなると自然に選択肢は決まってしまう。
ノワールがいいだろう。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ロサマール』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に2ポイントを加算して下さい》
ロサマールの様子はどうか。
どこかハルヴァにも通じる所があるけど、何かが違う。
おとなしい、とも言い難い。
もう少し様子を見ないと断言は出来ないが、着実な攻撃を好むような所は好印象だ。
命婦の支援は火力が中心だけにそこに頼るような所もあった。
ある意味で正しいのだが、それが当然と思われても困る。
支援役は交代させるようにした方が良さそうだ。
ロサマールのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。
もう2点のステータスアップは敏捷値と知力値を指定しましょう。
ロサマール ドラゴンパピーLv7→Lv8(↑1)
器用値 21
敏捷値 21(↑1)
知力値 21(↑1)
筋力値 23
生命力 23
精神力 21(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 跳躍 疾駆 夜目 半水棲
自己回復[微] 物理抵抗[微] 魔法抵抗[微]
捕食吸収 ブレス 火属性 土属性 溶属性
《召喚モンスター『ロサマール』がクラスチェンジ条件をクリアしました!》
《クラスチェンジは別途、モンスターのステータス画面から行って下さい》
では、クラスチェンジを一気に進めよう。
先達のメジアン、ラルゴ、ジャンダルムと被っても構わない。
出来るだけステータスの構成で差を付けるようしたい所だ。
メッザルーナ ドラゴンパピーLv8→レッサードラゴンLv1(New!)
器用値 26(↑4)
敏捷値 25(↑3)
知力値 20(↑1)
筋力値 27(↑3)
生命力 27(↑3)
精神力 20(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 飛翔(New!)跳躍 疾駆
夜目 半水棲 自己回復[微] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[微] 捕食吸収 ブレス 火属性
風属性 水属性 氷属性(New!)毒耐性(New!)
ロサマール ドラゴンパピーLv8→レッサードラゴンLv1(New!)
器用値 24(↑3)
敏捷値 23(↑2)
知力値 22(↑1)
筋力値 26(↑3)
生命力 26(↑3)
精神力 24(↑3)
スキル
噛付き 引裂き 飛翔(New!)跳躍 疾駆
夜目 半水棲 自己回復[微] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[微] 捕食吸収 ブレス 光属性(New!)
火属性 土属性 溶属性 毒耐性(New!)
成長に関して、方向性はどうするか?
それは追々、考えておこうか。
メッザルーナはラルゴのステータス構成に近くなっている。
どこかで差別化を図るとしよう。
ロサマールはパンタナールに近くなりそうな予感がする。
これもどこかで軌道修正が要ると思う。
では、命婦はここで帰還だ。
ノワールを召喚しましょう。
メッザルーナとロサマールはまだまだ連続でレベルアップしてくれる筈だ。
促成栽培であるのだし、修正は容易だろう。
時刻は午後5時ちょうどか。
今日の目標はどうする?
日付を跨ぐ前までにグレータードラゴンだな。
夕食を作って貰っている時間も惜しい。
携帯食で済ませてしまいましょう。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv214
職業 サモンメンターLv103(召喚魔法導師)
ボーナスポイント残 7
セットスキル
小剣Lv167 剣Lv167 両手剣Lv167 両手槍Lv168
馬上槍Lv178 棍棒Lv169 重棍Lv169 小刀Lv166
刀Lv170 大刀Lv170 手斧Lv167 両手斧Lv164
刺突剣Lv168 捕縄術Lv172(↑1)投槍Lv177
ポールウェポンLv178
杖Lv191 打撃Lv199 蹴りLv199 関節技Lv199(↑1)
投げ技Lv199(↑1)回避Lv209 受けLv209
召喚魔法Lv214 時空魔法Lv198 封印術Lv198
光魔法Lv198 風魔法Lv198 土魔法Lv198
水魔法Lv198 火魔法Lv198 闇魔法Lv198
氷魔法Lv198 雷魔法Lv198 木魔法Lv198
塵魔法Lv198 溶魔法Lv198 灼魔法Lv198
英霊召喚Lv6 禁呪Lv198
錬金術Lv172 薬師Lv45 ガラス工Lv45
木工Lv81 連携Lv182 鑑定Lv144 識別Lv183
看破Lv164 保護Lv38 耐寒Lv184
掴みLv184 馬術Lv184 精密操作Lv185
ロープワークLv119(↑7)跳躍Lv187 軽業Lv188
耐暑Lv161 登攀Lv113 平衡Lv184
二刀流Lv181 解体Lv144 水泳Lv150
潜水Lv150 投擲Lv185
ダッシュLv185 耐久走Lv185 追跡Lv184
隠蔽Lv176 気配察知Lv182 気配遮断Lv182
魔力察知Lv182 魔力遮断Lv182 暗殺術Lv182
身体強化Lv182 精神強化Lv182 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv185
魔法効果拡大Lv182(↑1)魔法範囲拡大Lv182(↑1)
呪文融合Lv182
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv120e
限界突破Lv69 獣魔化Lv95
装備
金剛杵×18(↑2)降魔秘剣×16(↑1)天羽々斬×16
生大刀×11 迦楼羅剣×15(↑1)布都御魂×14
火焔光輪刀×14(↑2)七星刀×14 羅喉刀×17
護霊樹の杖×1 神樹石の杖+×2
如意輪錫杖×13(↑2)神樹石のトンファー+×2
亜氷雪竜の投槍+×1
双角猛蛇神の長槍+×1 グングニル×4
亜氷飛竜の騎士槍+×1 双角猛蛇神の騎士槍+×1
オリハルコンランス×1
亜氷飛竜のパイク+×1 天沼矛×13
蛇王のメイス+×1 ミョルニル×3
オリハルコンメイス×1
転生獅子のレイピア+×1 亜氷飛竜のエストック+×1
神鋼鳥の小刀+×2 神鋼鳥の刀+×2
神鋼鳥の斬馬刀+×2 神鋼鳥のコラ+×2
神鋼鳥のククリ刀+×4 虚無竜のデスサイズ+×2
怒炎蛇竜神の小剣+×2 蛇王の双杵+×1 蛇王の戟+×1
妙見秘鎚×10 星天弓×15(↑1)生弓矢×8
オリハルコンペレクス×1 オリハルコンラブランデス×2
ダイダロスのペレクス×6 ダイダロスのラブランデス×6
冥府の槌×7 天魔の琵琶×3(↓7)天詔琴×7
怒りのツルハシ+×2 オリハルコンの首飾り+×1
老蠍獅子神の隠し爪+×2 老蠍獅子神のバグナグ+×2
色空竜の革鎧ほか 金毛羊革のコート×1
黒のローブ×5
蘇芳羂索×10 グレイプニル×5 レーヴァテイン×6
千宝法輪×4 千宝相輪×3 色空竜のベルト
背負袋 アイテムボックス
召喚モンスター
命婦 妖狐Lv72→Lv73(↑1)
器用値 37
敏捷値 86
知力値 115(↑1)
筋力値 37(↑1)
生命力 37
精神力 86
スキル
噛付き 回避 天駆 空中機動 天啓 霊能
霊撃 魔力察知 気配遮断 魔力遮断 夜目
MP回復増加[大] 魔法抵抗[大] 物理抵抗[大]
自己回復[大] 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 水属性 土属性 木属性
耐沈黙 耐魅了 耐暗闇 狐火
メッザルーナ ドラゴンパピーLv8→レッサードラゴンLv1(New!)
器用値 26(↑4)
敏捷値 25(↑3)
知力値 20(↑1)
筋力値 27(↑3)
生命力 27(↑3)
精神力 20(↑1)
スキル
噛付き 引裂き 飛翔(New!)跳躍 疾駆
夜目 半水棲 自己回復[微] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[微] 捕食吸収 ブレス 火属性
風属性 水属性 氷属性(New!)毒耐性(New!)
ロサマール ドラゴンパピーLv8→レッサードラゴンLv1(New!)
器用値 24(↑3)
敏捷値 23(↑2)
知力値 22(↑1)
筋力値 26(↑3)
生命力 26(↑3)
精神力 24(↑3)
スキル
噛付き 引裂き 飛翔(New!)跳躍 疾駆
夜目 半水棲 自己回復[微] 物理抵抗[微]
魔法抵抗[微] 捕食吸収 ブレス 光属性(New!)
火属性 土属性 溶属性 毒耐性(New!)
召魔の森 ポータルガード
黒曜、ジェリコ、リグ、クーチュリエ、モジュラス
清姫、船岡、守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄
虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック、オーロ
プラータ、イソシアネート、ムレータ、酒船、コールサック
シュカブラ、シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス
白磁、マラカイト
睡蓮洞 ポータルガード
ストランド、エルニド、ロッソ、雪白、濡羽
獣魔の森 ポータルガード
タペタム、風花、火輪、パティオ




