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今回、ちょっと残虐な描写があります。

苦手な方はご注意下さい。

《運営インフォメーションがあります。確認しますか?》



 おおう。

 ログインしてみたら運営からのインフォが来てました。

 うむ。

 後で見ておくか。


 昨夜はログアウト直前までポーション作成をしてました。

 一応、空き瓶分は補充したが、その影響でログアウトした時刻は深夜0時を過ぎてしまっていた。

 MPバーは余裕があったのでフルまで回復しているようだが。

 問題ない。

 今日も朝から全力で楽しむとしよう。



「おはようございます」


「おっはよーごっざいまーす!」


 既にアデルとイリーナは料理の仕込みに入ろうとしている所のようだ。

 どうも彼女達のログインする時刻はオレよりも常に早いようだな。


「今日ですけど、フィーナさんの所で用意している食材は数に限りはありますが無償提供らしいですよ?」


「太っ腹だね!」


「ほう」


 太っ腹?

 いいえ、促成栽培品の出来を知りたいんでしょうね。

 そんな憶測も成り立つんですが。


「フィーナさんが後で顔を出して欲しいそうです。精算するそうですよ?」


「ようやくか」


「昨夜の夕食販売で貨幣に余裕ができたみたいですね」


「なるほど」


 アデルは会話には加わらずに鼻歌混じりで何やら野菜を切り始めている。

 もうナスがあるんか。

 オレも文楽を召喚する。

 アデルとイリーナの手伝いをするように指示を残しておいた。

 食材を見に行ってみるか。



「おはよ!」


 レイナは何やら作業をしながら声をかけてきた。

 矢の作成をしながら店番ですか。

 彼女の前の机には様々な野菜が並んでいる。

 ナス、パプリカ、ズッキーニ、トマト、ニンジン、大根、空豆、何やらハーブらしきもの。

 他に牛モツにバラ肉やヒレ肉も並んでるみたいだが。


「昨日はあれだけ焼肉で食べたのに全然減ってる気がしないね!朝から牛肉でステーキでもいいよ!」


「さすがに重過ぎますって」


 苦笑しながら野菜を貰う。

 トマトを多めにナス、パプリカ、ズッキーニだ。

 ハーブはバジルを極少量だけ貰う。

 オレは料理は壊滅的にダメだが、買い物だけはできるのだ。

 自慢にはならないが。


「おっす!」


「おはようさん、ミオ。って朝からステーキかよ!」


「ヒレ肉ステーキは注文を受けてから焼く本格派!おいしいよ!」


 いやそうじゃなくてだな。

 朝から重たいだろ。

 ゲームだからいいのかもしれないが。

 いや、現実世界とは12時間逆転してるから、ディナーでもいいのかもしれない。


 プレイヤーが既に何名かが順番待ちだ。

 肉好きだな!



 戻ってみるとアデルとイリーナは何かを焼いている。

 匂いで分かった。

 パンを焼いているのか。


「おかえりなさい」


「この子ってば便利!」


「2人は野菜を貰わなかったのか?」


「小麦粉だけです。で、パンを焼いて色々と交換する作戦ですね」


「ほお」


 文楽に野菜を渡す。

 オレが何を期待しているのかは承知している事だろう。

 ついでに《アイテム・ボックス》から金鶏の卵も3つ渡しておく。


「何を作らせるんですか?」


「ラタトゥイユだな。あとは卵で何か一品をお任せで」


「オリーブオイルあるよー」


 3人がかりで料理がスタートしました。

 放置しといていいかな?

 オレは発掘でもやっておこうか。

 いや待て。

 運営のインフォって何だったんだ?


「運営のインフォが来てたが何だったんだ?」


「対戦モードでした!」


「闘技大会みたいな事がプレイヤー間の合意があれば出来るみたいですよ?」


 ほほう。

 あれを、ねえ。

 まあ使い道と言えばラムダくんの訓練辺りで使えそうかね?

 それだけ分かればいい。

 読むの面倒だし。


 おっと。

 残月、ヘリックス、黒曜と召喚しておく。

 胡坐をかくと古代石を取り出して発掘作業である。

 今度は何が出るかな?



「料理、出来ましたよ?」


「おお、少し待ってて」


 文楽込みの3人だからって訳でもないのだろうが。

 でも出来上がるのが速くないかな?

 もうすぐ古代石から取り出せそうなのだ。

 やり切っておきたい。


 待たせた挙句に取り出したのは琥珀でした。

 微妙と言えば微妙だ。

 だが今までの琥珀よりも格段に綺麗に見えたし品質も良いようだ。

 まあ多少は満足できただろう。


 朝食は焼きたてのパンにラタトゥイユ、ポーチドエッグを頂きました。

 さすがに朝からステーキはパスです。

 アデルは食ってたけどな!

 こうなると牛乳も欲しくなるが、乳牛はまだこの村にいない。

 残念。


 料理は多少余ったが、全部オレが貰う事にした。

 1食分でしかないが、今日のお昼に食べてしまおう。



 片づけが終わったらアデルとイリーナと一緒にフィーナさんの所に顔を出した。

 倉庫の中で何やら検品中でしたが。

 その途上で恐るべきものを見た。

 肉塊だ。

 よく考えたらこれってどうするんだろう。


「あら、来たわね」


「ども。おはようございます」


 外では例の大声が響き渡っていた。

 早朝ミーティングのお知らせか。


「じゃあ手短に用を済ませておきましょうか」


 手渡されたのは小さな袋なのだが。

 結構ズシリとくる。


「多くないですかね?」


「色々と協力して貰ってるでしょ?それだけの価値もあるって事よ」


 フィーナさんはアデルとイリーナにも小さな袋でお金を渡している。


「貴方達は今日からミオの手伝いよね?」


「はい」 


「頑張るよー」


「ありがとう。大量のお肉が相手で大変だけどがんばってね」


 なるほどね。

 アデルとイリーナはミオの手伝いか。


「ミオと一緒に何をするんだ?」


「牛肉で保存食!」


「ビーフジャーキーですね」


 ほう。

 確かにあの大量の肉だが、数日で食い尽くすのは無理というものだ。

 長期保存に干し肉にでもしないと確かに勿体無い。


「しぐれ煮にはできないかなあ」


「生姜なり実山椒なりが欲しいですね。何よりも醤油がないですから」


「無理か」


「なんちゃってレシピでいけるかも!」


 まあ希望ですから。

 これ以上、無茶は言うまい。


 フィーナさんには昨日の獲物をいくつか、金鶏の翼に蟻人の蜜蝋を売っておく。

 鶏肉と卵といった食材は当然保留だ。


「おっと。そろそろミーティングの時間だわ」


 フィーナさんに促されて村の中央に赴く。

 昨日と同様に多くのプレイヤーが集まってきていた。



 でもね。

 全体ミーティングでは半分は上の空でした。

 まあ、昨日と面子が一緒だったらしく、新規報告事項の確認に留まったからだ。

 W3マップに関してはイリーナに報告を任せてしまったし。

 唯一、発言したのは北側の森の夜の様子だけだ。

 アントマンが夜、森の中を徘徊するとは言っても、洞窟を住処にしているのは既知であり、大して重要ではない。

 他に重要な情報は?

 1つだけ、あった。

 レムトの町の冒険者ギルドにイベント関連と思われる情報が集まりつつあるそうだ。

 いくつか探索依頼もあるらしい。

 ようやく動いたか。




 ハンネスはいなかったが、昨日もグロウ・プラントを掛けた若木の区画を訪れた。

 グロウ・プラントを掛けておく。

 僅かにだが成長しているのが目視で分かった。

 気が長いよな。

 樹木の種類が違うのであろうが、成長速度には差がある。

 オレには最早どれが栗なんだか桃なんだか、分かりゃしない。



 小麦畑に向かうとハンネスがいた。


「あ、キースさん。おはようございます」


「おはようございます」


 小麦畑は半分ほどになっていた。

 そういえば、先行試作していた小麦畑はもう収穫して、小麦粉まで作っているとミーティングで言ってましたっけ?


「うちの小麦でパンを焼いた所がいくつかあったようです。食べましたか?」


「ええ。焼き立てを食べました」


「問題ないですよね?」


「勿論ですよ」


 多少だが雑談した。

 現在、ホウレン草にも手を出しているそうだ。

 あと今日は菜種油の絞りもやるらしい。


「まあ本命はオリーブですが」


「種はもう確保したんですか?」


「手間はかかりましたが」


 ハンネスは嬉しそうだ。

 オリーブオイルはこの世界でも元々あるものだが、やはり近場で調達できる意味は大きい。


「米、それに葡萄があれば。それに牧畜を始めておきたいですねえ」


「楽しみが拡がりますね」


 米か。

 確かに米を欲しがっているプレイヤーは多い事だろう。

 それに調味料で言えば味噌に醤油だ。

 ソウル・フーズは無くてはならないのは、場所を問わない欲求なのだろう。




 さて。

 文楽を帰還させてリグを召喚する。

 ミーティングを聞いている間、上の空だったのは別の事を考えていたからだ。

 どこに行くか。

 色々と悩みはしましたが、やはり決着はつけておきたい。

 蝶にリベンジだ。

 北の洞窟を抜けてN1W2マップに行こう。



 風霊の村の外では移動するパーティが四方に移動しているのをヘリックスを通して確認できる。

 一番多いのは南側だ。

 2つのパーティが西に向けて移動している。

 リスクをとってでも経験値を稼ぎたいんだろうな。

 頑張っていただきたい。


 こっちはこっちで探索しに向かおう。

 先行する4つのパーティを迂回しつつ残月を駆る。

 リグも乗っけているのだが、残月の速度は落ちない。

 この布陣で移動するのも久しぶりだな。



 森までの行程でアンガークレインを3匹狩ると嘴を剥いだ。

 ラプターはいたのだがアクティブじゃないのでスルーである。

 森では比較的魔物は少ないように見えた。

 暴れキンケイ(メス)は元気にこっちを襲ってくる。

 だが今はリグがいる。

 動きが止まった所でリグに捕まってしまっては、この魔物に勝ち目はない。

 召喚モンスター達に嬲られ放題。

 魔物相手にだが同情を禁じえない。


 ブラウンベアもいる。

 パッシブなので放置したが。

 狩るのはいいんだが、得られるアイテムが重たいのがなんとも困り者なのだ。


 洞窟に突入する。

 残月とヘリックスは相性が悪いから戦鬼と護鬼と交代だ。

 リグはいつものように戦鬼の背中に貼り付く。

 よし。

 ちょっと走ってみようかな?


 はっきりと言おう。

 アントマンが面倒なんです。

 いや、経験値になってるんだが、割りに合うかどうか。

 昨夜の森の中といい、本当に面倒です。

 何故だろう、イビルアント相手ではここまで面倒とは感じないのに。

 不思議だ。


 まあどうせオレ達より先行しているプレイヤーはそういないだろう。

 というわけで。

 洞窟内部でトレインをやってしまいました。



 逃げる、逃げる。

 逃げてます。

 保険でフィジカルエンチャント・ウィンドを使ってます。

 それでもオレに届きそうな奴がいたりするから侮れない。


 後ろから音が連続して聞こえている。

 何匹いるのだろうか?

 後方を見てもマーカーで目の前が真っ赤です。

 出口が目の前に見える所まで、ギリギリ粘りました。

 40分ほど引っ張った事になる。

 反撃の手順は逃げながら組んであった。

 既にメンタルエンチャント・ダークで知力値を底上げしてある。

 そろそろか。

 反攻するとしよう。


「ファイア・ウォール!」


「グラベル・ブラスト!」


 同時に戦鬼が反転する。

 護鬼も反転。

 黒曜も戦闘に入る。

 それまでの鬱憤を晴らすように暴れ始めた。



 ファイア・ウォールの目的は簡単なものだ。

 ギリギリ遠くで洞窟を塞いでアントマンの群れを分断する。

 それでも見えている範囲にいるアントマンの数は凄いのだが。

 その連中に土魔法の全体攻撃呪文を放つ。


 ダメージを喰らわせたアントマンは早めに全滅させたい。

 ファイア・ウォールを越えて来るとは思えないが、効力が失われて数で押されても厄介だ。

 思っていた以上の速さで戦鬼も護鬼も黒曜もアントマン共を屠っていく。

 オレも負けじと両手にトンファーを持って戦い続けた。


 思ってもいなかった出来事が起きていた。

 後続のアントマンがファイア・ウォールを突っ込んでくるのだ。

 無論、大ダメージは喰らっている。

 仲間思いなんだな。

 いい奴等じゃないか。


 だがそんな事を感心している余裕はない。

 トンファーで戦い続けながら呪文を選択して実行。

 間に合え!


「ウィンド・シールド!」


 ファイア・ウォールの効力が途切れる前に壁呪文は間に合った。

 すぐに次の呪文を選択して実行する。


 襲ってくるアントマンはどれも大きなダメージを喰らっている奴ばかりだ。

 だが元気な奴もいる。

 アントマン・ルーク、アントマン・ビショップだ。

 そして似て非なる存在もいる。



 アントマン・ナイト Lv.3

 魔物 討伐対象 アクティブ・激昂状態



 なんかスゴい棍棒を持っている。

 だがその真価は知れない。

 戦鬼に胴体を節ごとに解体されてしまっていた。


「ファイア・ウォール!」


 壁を2枚重ねにしておこう。

 それでもアントマンはこっちに突っ込んでくる。

 なんとまあ。

 現れてくるアントマン共はどれも瀕死か、そのまま事切れている。

 なにこれ、楽でいいな。


 大物も次々と片付いてきた。

 こっちに突っ込んでくるアントマンがまだいたので、壁呪文は更に2回追加した。

 半分以上は2重の壁に突っ込んでの自滅だったと思う。

 なんだか申し訳ない気持ちになっていた。



《只今の戦闘勝利で【受け】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔法効果拡大】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔法範囲拡大】がレベルアップしました!》


 でも嬉しいものは嬉しいのです。

 アントマンよ。

 貴方達の犠牲は無駄にはならなかったぞ!


 無論、死体からは蟻人の蝋と蜜をいくつか回収している。

 申し訳ないとか思ってた筈だが、それとこれとはまた別物だ。



 洞窟を抜けるとN1W2マップである。 

 陣容は変更せずに森の中を慎重に進んだ。

 この森にはあの蝶がいる。

 リベンジは確実に果たすつもりだ。



 ブラウンベアの行動パターンも違っているようだ。

 アクティブな奴が減ってパッシブな奴を良く見かける。

 それに2頭か3頭で小さな群れを形成しているようだ。

 おかげで戦闘は大変です。


 2頭は大丈夫だ。

 1頭を戦鬼とリグに任せておけるからな。

 3頭からが問題だ。

 護鬼だけでは荷が重い。

 黒曜を加えてどうにか時間稼ぎが出来るが。


 つまり3頭目は完全にオレ1人で対応が必要になる訳で。

 戦鬼が1頭を倒しきって支援に来るのを待ってもいいが、それではつまらない。

 パラライズやらディレイを用いて接近戦を挑んだ。

 トンファーの扱いもかなり慣れてきたと思う。

 落ち着いてクマの眼窩に先端を突き入れると、更に深く突き込んだ。

 腕を鋭く薙いでくるのはなんとかトンファーで受け切った。

 何やら耳元で怒りの咆哮が聞こえるんだが。

 もう片方の眼窩にもトンファーを突き入れたら少し静かになった。

 事切れていたらしい。

 なんだ。

 あっけなかった。


 いや。

 脇腹に護鬼が鉈を叩き込んでいたでござる。

 1頭目と2頭目も既に仕留めていたのか?

 はえーよ乙。



 基本、黒曜はオレの肩に止まって周囲を警戒させていた

 時々は広範囲を探索するために樹上にも行かせているのだが。

 ここの森は生命力に溢れている。

 討伐対象外の野鳥や小動物が多い。

 前に来たときには気がつかなかったな。


 別に余裕があった訳じゃない。

 よく観察していただけだ。

 あの蝶の襲来を警戒していたのだ。

 一戦して勝っておかないとな。


 そして、見つけた。

 いや、見つかった、と言うべきか。



 スタブバタフライ Lv.3

 魔物 討伐対象 アクティブ



 まただ。

 木の枝に止まり、翅を広げている。

 目を凝らしてはならない。

 状態異常への抵抗力は間違いなく上がっている。

 そして更なる対抗措置はあるのだ。


「サイコ・ポッド!」


 実行済みの呪文を掛ける。

 次の呪文を選択して実行するのと同時に、召喚モンスター達に指示を、と思ったのだが。

 戦鬼が、護鬼が、黒曜までもが状態異常に陥っているようであった。

 リグは正常のようだが。

 黒曜のマーカーを見るとその状態異常は『睡眠』だ。

 寝てるのかよ!

 軽く小突いてやるとちゃんと起きたようだ。


 魔物に視線を戻すと、こっちに飛んでくる様子である。

 徐々に高度を上げてそこから一気に加速。

 目標は戦鬼だ。

 呪文は、間に合わない。


 戦鬼の眉間に向けて針のような口が突き刺さる。

 だがその針は弾かれてしまっていた。

 リグが背中側から戦鬼の喉から上をカバーしていたのだ。


 弾かれた魔物は次に護鬼を狙ってきた。

 後方からだ。

 黒曜が迎撃に飛ぶ。

 オレも呪文を放った。



「ウィンド・カッター!」



 魔物に直撃。

 ダメージは?

 なんと半分ほど削れていた。

 こいつってば、強いんだか弱いんだか。

 よく分からん奴だな。


 黒曜が体勢を崩した魔物を襲う。

 一撃。

 そう、追撃は1回だけだったのだが、魔物は翅を散らせて息絶えた。

 HPバーも間違いなく消滅している。


 何とあっけない。



 魔物の死体からは何も剥げなかったので、戦鬼と護鬼のいる場所に戻ったのだが。

 頭上のマーカーはまだ状態異常を示す小さなマーカーが重なっている。

 目を凝らしてみると、色んな状態異常が重なっているのが分かった。

 戦鬼は睡眠、暗闇。

 護鬼は睡眠。


 黒曜と同様に軽く小突いてやると、睡眠の状態異常はすぐに回復した。

 もう少し待つと、暗闇も回復していく。

 そうか。

 前回にしてやられたのはこれだったのか。

 対抗策は、ある。

 だがサイコ・ポッド頼みというのも効率が悪いように思える。

 何か打開する策が他にないか、見極めておきたい。

主人公 キース

種族 人間 男 種族Lv12

職業 サモナー(召喚術師)Lv12

ボーナスポイント残 0


セットスキル

杖Lv10 打撃Lv7 蹴りLv7 関節技Lv6 投げ技Lv6

回避Lv7 受けLv7(↑1)召喚魔法Lv12 時空魔法Lv5

光魔法Lv6 風魔法Lv7 土魔法Lv7 水魔法Lv6

火魔法Lv6 闇魔法Lv6 氷魔法Lv4 雷魔法Lv5

木魔法Lv5 塵魔法Lv4 溶魔法Lv4 灼魔法Lv4

錬金術Lv6 薬師Lv5 ガラス工Lv3 木工Lv4

連携Lv9 鑑定Lv9 識別Lv9 看破Lv3 耐寒Lv5

掴みLv7 馬術Lv7 精密操作Lv9 跳躍Lv4

耐暑Lv4 登攀Lv4 二刀流Lv6 解体Lv5

身体強化Lv4 精神強化Lv5 高速詠唱Lv7

魔法効果拡大Lv2(↑1)魔法範囲拡大Lv2(↑1)


装備 カヤのロッド×1 カヤのトンファー×2 怒りのツルハシ+×2

   白銀の首飾り+ 雪豹の隠し爪×1 疾風虎の隠し爪×2

   雪豹のバグナグ×1

   野生馬の革鎧+ 雪猿の腕カバー 野生馬のブーツ+

   雪猿の革兜 暴れ馬のベルト+ 背負袋 アイテムボックス×2


所持アイテム 剥ぎ取りナイフ 木工道具一式


称号 老召喚術師の弟子、森守の紋章 中庸を望む者

   呪文辞書


召喚モンスター

ヴォルフ グレイウルフLv2

残月 ホワイトホースLv1

ヘリックス ホークLv7

黒曜 フクロウLv7

ジーン バットLv7

ジェリコ ウッドゴーレムLv5

護鬼 鬼Lv6

戦鬼 ビーストエイプLv6

リグ スライムLv4

文楽 ウッドパペットLv4

無明 スケルトンLv4

ナインテイル 赤狐Lv3

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