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「キース!どこ?」


「ここです!」


 作業場で装備の修復はもう終えていた。

 やっていたのは《アイテム・ボックス》の中身の整理。

 そして気になる品物が幾つか、机の上に並んでいた。

 昨夜の戦利品の数々。

 秩序法典だった筈だが、今は似て非なる物になっていまっていた。



【装飾アイテム:書物】秩序偽典巻之弐 品質? レア度?

 重量2+ 耐久値???

 秩序法典の偽書。

 法騎士を破門された者が編纂したという。

 使用者すら危険に晒す禁制品。

 ※効果 ???



 これは、何だ?

 前から持っていた秩序法典と見比べると、装丁はほぼ同じ。

 縁に黒いラインが加えてあるだけだ。



「聞いたわ。今、情報収集しているけど」


「分かっている範囲で何かあります?」


「大混乱よ!天使に堕天使、悪魔が大量発生、法騎士の残存兵力まで襲っているわ」


「ほう」


 見境無しか。

 残存兵力も気の毒に。



「明るくなったら各マップの広域に亘って偵察する事にしたいの。キースにも頼める?」


「ええ、いいですよ。天使に堕天使、悪魔を減らすのはアリですか?」


「大いにアリよ」


 それは朗報だ。

 マスティマやグリゴリの転生者も数が少ないようなら温い相手だが。

 今回はその心配はしなくて良さそうです。



「場合によっては大規模ユニオンを幾つか組んで迎撃にする可能性もあるわ」


「そこまで必要ですかね?」


「分からない。情報によれば巨大な何かもいるみたいよ?」


「ふむ」


 何にしても偵察が先になるか。

 オレの場合は殲滅も兼ねる事になるだろうけどね。



「サニアの町の防衛もあるし、頭が痛いわ」


「後方指揮はお任せしますよ」


「それと別件。デッカーが貴方と直接会って話がしたいって」


「え?」


「フレンド登録しておきなさい。彼だって貴方を狙うとは思えないわ」


 そうかなあ。

 オレとしては襲って欲しい気持ちがまだあるんですが。

 


「今日は区切れる所で連絡を頂戴」


「了解です」


 さて、と。

 今日も朝から狩りだ。

 きっと楽しいと思う。

 真っ先にすべきなのはどれだけの戦力がいるのかであるんだが。

 大軍勢であって欲しい。

 それに大型の何かというのも気になる。

 強敵ですよね?

 いや、巨躯であるというのはそれだけで厄介で面倒であるのだ。

 甘く見てはいけない。




「フィーナさん、朝食!」


「すぐに移動しなきゃいけないの」


「おにぎりですから。持って行って下さい!」


「ありがとう、気が利くわね」


 フィーナさんはおにぎりを2つ渡されると、早速1つを食べつつ駆け去ってしまった。

 本当に忙しいみたいだな。

 色々とやるべき事が多いのだろう。


 時刻は?

 午後5時30分だ。

 食事を摂り終えたらテレポートで移動、偵察という名の殲滅戦になるだろう。



「キースさんも!朝食!」


「お、おう」


「じゃあ闘技場にいる皆にも持って行くね!」


 特大のおにぎりを受け取りつつ思う。

 朝食は慌ただしいものになりそうだ。

 こればっかりは仕方ないか。

 今、最も重要なのは時間になる。

 そう、時間との勝負だ!





「もう出発ですか?夜はまだ明けてませんが」


「大丈夫、高度を取ればそれ程でもないし」


 リックを目標にテレポートで跳んだ先はプレイヤーの数が凄い事になっていた。

 ユニオンの編成にかなり手間取っている様子もある。

 集結している数は昨日よりも多い。

 それが逆に徒になっているように見えます。


 オレの方は悩みは無い。

 いつもの面々とユニオンを組み、このまま北上する事になっている。

 最終的にN6E20マップの偵察が出来ればいいんだが。

 そうなってくれるといい。


 オレの布陣は?

 言祝、蒼月、スコーチ、ビアンカ、バイヨネット。

 仮にも偵察行、移動優先なので巨躯の召喚モンスターは入れてません。

 アデル達も同様だ。

 グレータードラゴンがいない。

 そして朗報もある。

 今日は天気が良さそうだ。

 思いっ切り高度を取って、探索範囲を拡げられるだろう。

 寒いけどな!


 競争相手もいる。

 同じサモナー系プレイヤーのユニオンだ!

 そしてドラゴンナイトを軸とするユニオンもいる。

 目指す方位が異なるけど、競争相手には違いない。



「早速だが、このまま北上だ。N6E19マップを目指そう」


『『『『はい!』』』』


『『『『『了解!』』』』』


 空中戦でマスティマやグリゴリの転生者と戦うのは問題無いだろう。

 地上で蠢いていた巨大な何かというのが気になる。

 ネフィリムの末裔かな?

 グリゴリの転生者が出現するマップではこの巨人がいてもおかしくない。



『先導します!』


 駿河が張り切って先導役を買って出る。

 そして野々村も続く。

 そうそう、頑張って欲しいものです。

 頑張り次第ではご褒美がある。

 芳しくないようであれば無い。

 動機は不純であってもモチベーションに繋がってくれたらいい。

 それはオレにしても同様であるのでした。






『キースさん、あれって』


「ああ。見えているよ」


 時刻は午前6時10分。

 悪魔にも堕天使にも遭遇しないままN5E19マップに突入してます。

 遠目ではあるが、円盤状の何かがゆっくりと移動しているのが見えてます。

 遠過ぎて【識別】が出来ないが、その正体が分かる。

 スローンだ。

 天使だ!

 周囲に小さい何かが舞っているようだが。

 追従戦力も天使なのかな?

 センス・マジックも使ってあるけど、ケルビムやセラフィムがいる感じはしない。

 でもきっとドミニオン級はいるだろう。


 問題は、数だ。

 スローンは空中をゆっくり移動しつつあるが、その数は4体。

 ちょっと多い。

 各々が相当な数の戦力を従えているのが分かる。



『転進、は無いですか?』


「無いな」


『高度を上げて通過するのは?』


「通過は無い。あ、高度は上げようか」


『急降下爆撃、ですね?』


 駿河と野々村は徐々に高度を上げて行く。

 もうやる気になっているらしい。



「イリーナ、今のうちにフィーナさんへ報告を頼む!」


『了解!』


「此花は【英霊召喚】と【精霊召喚】、手順を調整!」


『は、はい!』


「私はレインフォースメンツ・オブ・モンスターとエクストラ・サモニングを使う!」


『分かりました!』


 昨日、各自の切り札は温存出来ていた。

 それが今日、活かされる事になるだろう。

 ああ、そうそう。

 忘れちゃいけない事もあったな!



「まだ敵戦力の全容は不明だ!各自の判断でスクリーンショットは使ってくれ!」


『はい!』


『動画はどうしますか?』


「長丁場になるだろうな。30分刻みの順番で動画保存はしおておこうか」


『それでいいと思います』


『じゃあ最初は私で!』


 アデルが早速、動画で保存を開始したようだ。

 気が早いな!

 だがもう5分も経過しないうちに激戦に突入するだろう。


 おっと。

 オレも切り札の確認をしておこう。

 レインフォースメンツ・オブ・モンスターの援軍で10枠。

 エクストラ・サモニングの追加召喚で1枠。

 相手は多数、戦力の差を一気に詰めるのであれば悩みは少ない。

 ドラゴン組8体、ルベルとキュアノス、パンタナールの精神安定剤でナインテイル。

 これでいい。

 時間制限は30分強、十分にあると思うが果たしてどうか。

 スローンは空母であり、艦載機をどれだけ搭載しているかは不明だ。



『【英霊召喚】は太公釣魚と天馬疾駆で3連続で使用可能です』


「エクストラ・サモニングは全員、使えるか?」


『は、はい!』


「全員、グレータードラゴンを!呪文の強化は私がやる!」


 ああ、ダメだ。

 急降下して攻撃を仕掛ける、その瞬間を想像するだけでもうね。

 凶暴な何かがオレの血管の中をジワジワと浸食している、そんな感覚だ。



『報告、終わりました!戦後に再度、キースさんから報告が欲しいそうです』


『位置に付きました!眼下の敵集団に変化はありません!』


「了解だ!全員、エクストラ・サモニングを!」


 オレも呪文を選択して実行。

 すぐにその効果が目に見える形で顕現する!



(レインフォースメンツ・オブ・モンスター!)

(エクストラ・サモニング!)


 オレの周囲に援軍が一気に出現する!

 ナインテイル、ルベル、キュアノス。

 アイソトープ、メジアン、パンタナール、ラルゴ。

 ジャンダルム、ハルヴァ、アルケン、トラフ。

 ラルゴがやや高度を落としたが、ジャンダルムとトラフがフォローしてくれている。

 そしてアデル達配下のグレータードラゴンも9体だ!

 かなりの戦力向上になる。


 それに元々、このユニオンにはフェアリークイーンとホーライもいる。

 更なる火力の向上は可能だ。

 無論、ルベルには最初から精霊門を、キュアノスには精霊変化を使わせる。

 オレ自身もオリハルコンランスを手にしていた。

 場合によってはスローンの甲板上で暴れる事になるだろう。

 1個だけだが、オリハルコン球も腰ベルトの小物入れに収納してあった。



(フィジカルエンチャント・ファイア!)

(フィジカルエンチャント・アース!)

(フィジカルエンチャント・ウィンド!)

(フィジカルエンチャント・アクア!)

(メンタルエンチャント・ライト!)

(メンタルエンチャント・ダーク!)

(クロスドミナンス!)

(アクロバティック・フライト!)

(グラビティ・メイル!)

(サイコ・ポッド!)

(アクティベイション!)

(リジェネレート!)

(ボイド・スフィア!)

(ダーク・シールド!)

(ファイア・ヒール!)

(ヒート・ボディ!)

(レジスト・ファイア!)

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 一気に呪文で強化する。

 直後には早くも精霊門が開かれて行くのが見えていた。

 キュアノスが精霊ワキヤンに変化する。

 2体いたホーライは火の精霊フェニックス、風の精霊ジンニーヤに変化した。

 2体のフェアリークイーンも火の精霊フェニックス、風の精霊ジンニーヤを召喚する。


 ルベルは精霊門で多様な精霊を多数、召喚し続けていた!

 もう数える気がしない。

 光の精霊ウィル・オ・ウィスプ、闇の精霊シェイド、時空の精霊ズーム。

 火の精霊サラマンダー、風の精霊シルフ、雷の精霊ライオット。

 一応、種類は絞っているらしい。

 いや、音の精霊フォーンと塵の精霊ハブーヴァ、灼の精霊ガスクラウドもか?

 派手な様相が続いていて訳が分からん!



「スローンを落とす!攻撃開始だ、続け!」


『『『はい!』』』


『『『『了解!』』』』


『太公釣魚!』


『天馬疾駆!』


 天馬を駆る英霊様がオレの前に出現する。

 おい!

 オレよりも先に突撃する気か?

 そうだな?

 そうなんだな?

 させるか!



「人馬一体!」「金剛法!」「エンチャントブレーカー!」「リミッターカット!」


 蒼月を駆り、英霊様に並ぶ。

 負けてなるか!

 同時に競争相手がいる事に感謝したくなった。

 敵の数は多い。

 屠る数も質も、譲る気はありませんよ?



((((((ソーラー・ウィンド!))))))

((((((プロミネンス!))))))

((((((ミーティア・ストリーム!))))))

(((((エンブリットルメント・エリア!)))))

(((((アシッドミスト!)))))

(((((デッドリー・ポイズンミスト!)))))

(ミラーリング!)


 ビアンカ、それにバイヨネット達の歌も聞こえている。

 その上でオレの支援もある。

 勝てる、と断言するつもりはない。

 だが負けないだけの手は既に打った。

 後は奮戦あるのみ!

 さあ、楽しもう。

 そして大苦戦になってくれ!





(リザレクション!)


『キースさん!』


「心配ない!ちゃんと生き返った!」


 クソッ!

 やってくれるな、老騎士ドラゴーネ!

 最悪とも言える置き土産だよ!

 でもね、最高!

 感謝したい程だ!


 生き返ったグレータードラゴンはオレを乗せたまま高度を上げる。

 頭上にスローンが見えていた。

 こっちに向けて何かが撃ち込まれて来るのが分かる。

 その正体はマスティマだ!



『こっちにもマスティマが来ます!』


「直接対峙するな!精霊に任せろ!」


 高度を上げつつ戦況を確認。

 スローンに分断されたが、上空でイリーナと此花が指揮を出してくれている。

 まだ沈めたスローンは2体、援軍の残り時間を考慮するとギリギリか?



『駿河!天馬疾駆を用意!残り時間は30秒!』


『了解!』


『野々村も太公釣魚を!残り30秒!』


『応ッ!』


 最初の【英霊召喚】の継ぎ足しだ。

 まだまだ優位に立てる。

 数の不利がまだ続くが、その差は急激に詰めている。

 もう少し。

 もう少しで、逆転する!



(フィジカルエンチャント・ファイア!)

(フィジカルエンチャント・アース!)

(フィジカルエンチャント・ウィンド!)

(フィジカルエンチャント・アクア!)

(メンタルエンチャント・ライト!)

(メンタルエンチャント・ダーク!)

(クロスドミナンス!)

(アクロバティック・フライト!)

(グラビティ・メイル!)

(サイコ・ポッド!)

(アクティベイション!)

(リジェネレート!)

(ボイド・スフィア!)

(ダーク・シールド!)

(ファイア・ヒール!)

(ヒート・ボディ!)

(レジスト・ファイア!)

(十二神将封印!)

(ミラーリング!)


 リザレクションで生き返ったグレータードラゴンを強化しつつ、高度を上げる。

 撃ち込まれて来るマスティマは無視だ。

 それに嫌な存在が地上からも迫っている!



「ガムキコトの影がいる!呪符に注意!」


『了解!』


『コピー!』


 敵戦力は様々だ。

 天使もいる。

 空中空母のスローン以下、アークエンジェル、エンジェルナイトまで揃ってます!

 プリンシパリティ、パワー、ヴァーチャー、ドミニオンと何を狙えばいいのか目移りするよ!

 堕天使もいる。

 グリゴリの転生者だけじゃない。

 ハラブ・セラップの影、ガムキコトの影といった地下洞窟でお馴染みの連中だ!


 地上に見えるのはデーモンロード・デュークにデーモンロード・ダッチェス。

 それを護衛するかのようにネフィリムの末裔もいる!

 追従戦力は各種の悪魔達。

 マスティマを含め、天使と悪魔に堕天使と巨人もいる!

 混成部隊だが中々の連携だ。



『太公釣魚!』


『天馬疾駆!』


『駿河!野々村!ガムキコトの影の迎撃をお願い!』


 ガムキコトの影は呪符を自在に操る。

 こいつには太公釣魚が効いていようがその戦力低下がそんなに無い。

 突撃して仕留めてやりたい所だが、それと引き替えに結構なダメージがある。

 投槍、そして投網で対抗するのが最も効果的であるのだ!

 そして駿河と野々村はこの両方の攻撃が出来る。

 イリーナが【英霊召喚】を使ったばかりの両者へすぐに指示したのも無理はない。



『了解っと!』


『高度下げるよ!支援、よろしく!』


 駿河も野々村も調子がいい。

 奮戦振りは実に目立つ。

 ところでナイアスの件での口約束だが、どうしよう?

 このままであれば叶えてあげてもいい気になる。

 でもね。

 スライム系とのセットだけはダメだ!



(ショート・ジャンプ!)


 グレータードラゴンの背中からスローンの甲板上に跳ぶ。

 手にしたオリハルコンランスを足下に突き刺し、ダメージを強いる!



((((((エナジードレイン!))))))

((((((フォースド・メルト!))))))

((((((カーボニゼーション!))))))

(((((フォースド・エバポレーション!)))))

(((((サーマル・ニュートロン!)))))

(((((コラプト!)))))

(ミラーリング!)


 何度目の接触型攻撃呪文の詰め合わせかな?

 それに蒼月に騎乗して突撃している時間が短くなっている。

 もうね、こうなったらとことんやれ!



(レールガン!)

(ミラーリング!)


 狙う必要も無い近距離からレールガン。

 大穴を空けた所でこれだ。

 貫通、しているよね?


 大穴の傷口に向けて降下して来る影が迫る!

 それがハルヴァとアルケンなのは承知だ。

 傷口を基点にして喰い破り続け、仕留める。

 スローン2体も同様の手口で沈めているのだ。

 ここは任せていい。

 すぐにドラゴン達が集って来るぞ?

 ここまでやったらオレの出番はそんなに必要ない。



『キースさん!別のスローンが接近中!』


「距離は?時間でいい!」


『会敵予想は20分後です!』


「了解!少し急ぐぞ!」


 援軍がいるのか。

 ならば良し。

 急ぐフリをしよう。


 ついでだしその援軍も全滅させよう。

 何、ついでだ。

 敵戦力を削れる確信があるなら、そうすべきだ。

 問題無い、よね?







《只今の戦闘勝利で【馬上槍】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【時空魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【雷魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【連携】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【識別】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【看破】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐寒】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【馬術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【掴み】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【精密操作】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【投擲】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔力遮断】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【武技強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【全耐性】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『言祝』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『降下します!』


「全員、着陸したらインスタント・ポータルを!此花、頼めるか?」


『了解、私がやります!』


「ステータス異常は祝福で回復させる!私の所へ!」


『『はいっ!』』


 アデル、春菜、ヘラクレイオスくん、ゼータくん、野々村が軽度のステータス異常だ。

 召喚モンスターも含めたらかなりの数になるだろう。

 ビアンカを見る。

 祝福はもう数回、使えそうだけどな。

 念の為、マナポーションは与えておくべきだろう。



 言祝のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。



 言祝 アークデーモンLv66→Lv67(↑1)

 器用値 43

 敏捷値 84

 知力値 84

 筋力値 43

 生命力 43(↑1)

 精神力 85(↑1)


 スキル

 刺突剣 槌 弓 小盾 爪撃 飛翔 浮揚 回避

 呪詛 堕天 反響定位 空中機動 魔力遮断

 自己回復[小] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[極大]

 MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性 氷属性

 雷属性 呪眼 耐即死 耐魅了




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『スコーチ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 オレと並んで天馬を駆る英霊様がいる。

 駿河が使った天馬疾駆の残り時間は?

 30秒も残っていません。


 残念だ。

 対戦が出来そうな雰囲気はありません。



 スコーチのステータス値で既に上昇しているのは生命力でした。

 もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。



 スコーチ ミネルヴァオウルLv66→Lv67(↑1)

 器用値  48

 敏捷値 103

 知力値  63

 筋力値  64(↑1)

 生命力  64(↑1)

 精神力  48


 スキル

 嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査

 夜目 透視 反響定位 空中機動 監視 看破

 強襲 隠蔽 追跡 気配遮断 気配察知 危険予知

 天啓 睡眠 混乱 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 耐混乱 耐即死

 耐魅了 耐睡眠




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ビアンカ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



 オレ自身はソーマ酒を服用、ステータス異常を解消しておく。

 ビアンカの祝福でも全快にならないのだから仕方ない。

 そして今の戦闘を振り返る。


 援軍のスローンの追従戦力、おかしかったよな?

 アラバスタードラゴン、それにグリフォンロードにヒッポグリフに騎乗する魔人達までいた!

 やはり魔人がいたか。

 それはいいんだが、アラバスタードラゴンまで加わるとは思わなかったな!

 但し、天使に悪魔、堕天使達との連携は正直言って良くない。

 そこが極めて残念だ。



 ビアンカのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

 もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。



 ビアンカ アークエンジェルLv65→Lv66(↑1)

 器用値 37

 敏捷値 90

 知力値 90(↑1)

 筋力値 37

 生命力 37

 精神力 90(↑1)


 スキル

 杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃

 祝福 遠視 空中機動 魔力察知 魔力遮断

 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[小]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 時空属性

 光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性

 木属性 雷属性 氷属性 賛美歌 呪曲




《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『バイヨネット』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》



『全員、着陸を確認!』


『了解!インスタント・ポータル使うわよ!』


 オレも蒼月から降りるとビアンカにマナポーションを手渡す。

 時刻は?

 まだ午前7時を過ぎたばかりだ。

 そう、まだ午前7時だ!


 このペースでN6E20マップに行けるのかね?

 かなり厳しいように思えます。

 オレも既に切り札を2つ、投入してしまっている。

 各員が使える【英霊召喚】の継ぎ足しで使っているのだ。

 今のような戦闘であればもう1回が限界だろう。


 思っていた以上に数が多かった。

 編成も手間なのが多い!

 特に堕天使が面倒だな。

 地上戦力になるネフィリムの末裔に突撃を喰らわせるのは爽快であったのが救いだ。



 バイヨネットのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

 もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。



 バイヨネット エンジェルナイトLv65→Lv66(↑1)

 器用値 70(↑1)

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 79

 筋力値 41

 生命力 41

 精神力 79


 スキル

 剣 杖 弓 小盾 重盾 重鎧 飛翔 浮揚

 神霊 神撃 遠視 夜目 連携 空中機動

 突撃 吶喊 自己回復[大] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 木属性 灼属性 呪歌



『インスタント・ポータル!』


 さて、これで一安心?

 戦後処理も出来るだろう。

 ああ、そうだ。

 フィーナさんに連絡だったな。

 どんな相手と戦う事になるのか、これで明らかになった訳だ。

 ある意味、大きな収穫と言えるだろう。





『動画もあるのね?』


「ええ」


『マズいわ。ユニオン編成の規模を大きくしないと!』


「そうですか?」


 最前線と後方で感覚が異なるのはよくある話だ。

 大抵は後方は楽観的、前線では悲観的なのが多いのだろう。

 でもこの場合は逆だ。



「サニアの町には水晶竜もブロンズドラゴンもいます。防衛面では心配は少ないでしょう」


『ええ。でも頼り切るようではイベントじゃないでしょ?』


「まあ、そうですが」


 フィーナさんの言い分も分かる。

 それにオレだって防御に徹するような消極策は願い下げなのだ。

 出来るだけ積極的に、攻める。

 そうでなきゃ面白くない。



『援軍は要る?』


「いえ、このまま進んでみます」


『無茶するつもりじゃないでしょうね?』


「いえ、普通に攻略するつもりですが」


『キース、貴方の普通って普通じゃないから!』


「えー」


 いや、温くしたらダメでしょ?

 そこは妥協したくないんですが。



『いい事?全員、出来るだけ死に戻りせずに!』


「は、はい!」


 フィーナさんの声色の変化に思わず声が裏返った。

 自然と姿勢を正してしまってもいる。

 返答の最初と最後にサーを付けてしまいそうだ!



『裁量は自由だけど貴方だけじゃないのよ?同行者がいるって事、忘れないでね?』


「りょ、了解してます!」


『分かっているなら、行動で示して欲しいわ。いい?』


「は、はい!」


『支援が要るようならすぐに連絡をお願い。これもいいわね?』


 テレパスはここで切れた。

 何て事だ!

 背中に自然と汗が浮かんでいた。

 ヤバい。

 声だけなのに目の前で叱られている気分だよ!



「キースさん?何かありました?」


「いや、何でもない。そうだ、動画のリンク先をメッセージでフィーナさんに送ってくれ」


「はい、やっておきます!」


 アデルと春菜に指示を出しておく。

 さて。

 少しここで時間を掛けて小休止しておくべきだな。

 装備の修復も要る。

 再出発するにしても布陣をどうするか、工夫もすべきだ。

 空中戦を前提にしないと、危うい。

 同時に好ましくもある。

 そう、昨日までの戦争で得られなかった緊張感があった。

 こうじゃないといけません。

 厳しい戦いが続くようでなければ戦争じゃないのだ!

主人公 キース


種族 人間 男 種族Lv196

職業 サモンメンターLv85(召喚魔法導師)

ボーナスポイント残 34


セットスキル

小剣Lv158 剣Lv156 両手剣Lv154 両手槍Lv156

馬上槍Lv162(↑1)棍棒Lv156 重棍Lv156 小刀Lv158

刀Lv161 大刀Lv161 手斧Lv154 両手斧Lv154

刺突剣Lv157 捕縄術Lv158 投槍Lv162

ポールウェポンLv162

杖Lv178 打撃Lv186 蹴りLv186 関節技Lv186

投げ技Lv186 回避Lv194 受けLv194

召喚魔法Lv196 時空魔法Lv182(↑1)封印術Lv181

光魔法Lv180 風魔法Lv180 土魔法Lv180

水魔法Lv180 火魔法Lv180 闇魔法Lv180

氷魔法Lv180 雷魔法Lv181(↑1)木魔法Lv180

塵魔法Lv180 溶魔法Lv180 灼魔法Lv180

英霊召喚Lv6 禁呪Lv182(↑1)

錬金術Lv161 薬師Lv43 ガラス工Lv45

木工Lv81 連携Lv170(↑1)鑑定Lv139 識別Lv164(↑1)

看破Lv136(↑1)保護Lv21 耐寒Lv157(↑1)

掴みLv171(↑1)馬術Lv170(↑1)精密操作Lv171(↑1)

ロープワークLv100e 跳躍Lv171 軽業Lv172

耐暑Lv80e 登攀Lv77 平衡Lv172

二刀流Lv168 解体Lv139 水泳Lv132

潜水Lv132 投擲Lv172(↑1)

ダッシュLv170 耐久走Lv170 追跡Lv167

隠蔽Lv154 気配察知Lv169 気配遮断Lv168

魔力察知Lv169 魔力遮断Lv165(↑1)暗殺術Lv170

身体強化Lv168 精神強化Lv168 高速詠唱Lv50e

無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv171(↑1)

魔法効果拡大Lv166 魔法範囲拡大Lv166

呪文融合Lv166

耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e

耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e

耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv109(↑1)

限界突破Lv57 獣魔化Lv83


召喚モンスター

言祝 アークデーモンLv66→Lv67(↑1)

 器用値 43

 敏捷値 84

 知力値 84

 筋力値 43

 生命力 43(↑1)

 精神力 85(↑1)

 スキル

 刺突剣 槌 弓 小盾 爪撃 飛翔 浮揚 回避

 呪詛 堕天 反響定位 空中機動 魔力遮断

 自己回復[小] 物理抵抗[中] 魔法抵抗[極大]

 MP回復増加[大] 変化 時空属性 光属性 闇属性

 火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性 氷属性

 雷属性 呪眼 耐即死 耐魅了


スコーチ ミネルヴァオウルLv66→Lv67(↑1)

 器用値  48

 敏捷値 103

 知力値  63

 筋力値  64(↑1)

 生命力  64(↑1)

 精神力  48

 スキル

 嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査

 夜目 透視 反響定位 空中機動 監視 看破

 強襲 隠蔽 追跡 気配遮断 気配察知 危険予知

 天啓 睡眠 混乱 自己回復[中] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 耐混乱 耐即死

 耐魅了 耐睡眠


ビアンカ アークエンジェルLv65→Lv66(↑1)

 器用値 37

 敏捷値 90

 知力値 90(↑1)

 筋力値 37

 生命力 37

 精神力 90(↑1)

 スキル

 杖 弓 飛翔 浮揚 変化 神霊 神撃

 祝福 遠視 空中機動 魔力察知 魔力遮断

 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[小]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 時空属性

 光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性

 木属性 雷属性 氷属性 賛美歌 呪曲


バイヨネット エンジェルナイトLv65→Lv66(↑1)

 器用値 70(↑1)

 敏捷値 70(↑1)

 知力値 79

 筋力値 41

 生命力 41

 精神力 79

 スキル

 剣 杖 弓 小盾 重盾 重鎧 飛翔 浮揚

 神霊 神撃 遠視 夜目 連携 空中機動

 突撃 吶喊 自己回復[大] 物理抵抗[中]

 魔法抵抗[大] MP回復増加[大] 時空属性

 光属性 闇属性 火属性 風属性 土属性

 水属性 木属性 灼属性 呪歌


召魔の森 ポータルガード

ジェリコ、リグ、クーチュリエ、極夜、雷文、守屋、スーラジ

久重、テフラ、岩鉄、虎斑、蝶丸、網代、スパーク、クラック

オーロ、プラータ、タペタム、風花、ムレータ、酒船、コールサック

シュカブラ、シルフラ、葛切、スコヴィル、デミタス、白磁

マラカイト、パティオ


睡蓮洞 ポータルガード

ロジット、エルニド、魂振、セノーテ、呼子、明石

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