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【素材アイテム】オリハルコン 品質A レア度10 重量45+
神々の金属とも言われる勤続。品質が高い程、純度は高い。
黄金色に輝く美しい金属であり膨大な魔力を備える。
比較的柔らかく加工は容易だが魔力を発露させるのは難しい。
《これまでの行動経験で【錬金術】がレベルアップしました!》
手元にあったオリハルコン鉱を精錬、オリハルコンにしてみたんだが。
結構な量になってるよ!
「この量を使うの?鍛冶をするんじゃないんだから、こんなに要らないんだけど」
「確かに」
朝食のメニューは?
辛いタレの効いたチキンライスだった。
カオマンガイという代物らしい。
覚えておこう。
美味しいのは勿論だが、辛味が旨味と共にまだ口の中で暴れている。
これはこれでアリだな。
で、本題だ。
改めてマルグリッドさんに依頼です。
オレ、それに召喚モンスター達の装備だ。
オリハルコン合金製の首飾りに指輪になる。
素材は精錬して渡したんだけどね。
この量だと鎧兜の作製も出来そうだ。
だがこれでいいのだろう。
前処理はジルドレとカヤの助力が要るらしいから、その手間賃も兼ねているのだ。
マルグリッドさんも今回の蜃帝真珠の加工の報酬でオリハルコンの一部を得る事になる。
きっと自分用の装備に使う事になるだろう。
「余るようなら予備で何かアクセサリーでも作って頂ければ」
「豪勢な話よねえ。羨ましいわ」
マルグチッドさんは口では色々と言うけど、結構楽しそうな様子です。
これだけの素材を前に、お任せの依頼になるのだ。
試したい事も色々と出来るだろう。
「他の宝石の加工も出来上がったら順次納品出来るけど?」
「首飾りと一緒でいいですよ」
「分かったわ」
今回は蜃帝真珠3つの納品だけだ。
他に依頼してある宝石類もあるけど、そっちは急がなくていい。
そして今、オレが悩んでいるのはその蜃帝真珠だ。
2つ、余っている。
誰に与えたらいいのか?
様々な選択肢があったりする。
そしてこの後、何をするのかも悩ましい。
セノーテ達を鍛えたい、というのもある。
切り札が色々と使えるようになっているうちに地下洞窟の攻略をするのもいい。
残り1つのルートを攻略し終えた時、何かが起きる。
そう思えるのです。
u4マップは暫定のままだと思うが、何か進展があるかもしれません。
確認しに行くのもある。
で、法騎士は何をやっているのか?
一応、進展はあったみたいです。
小規模ではあるが、偵察が行われているらしい。
まずは情報戦からか。
順当ではあるのだろうけど、迂遠でもあるな。
「フィーナさんは今日、別行動なんですか?」
『ええ。東に行く事になっているの』
「例の一件ですね」
ウィスパーで密談、進捗を聞いていたんだが。
どうやらプレイヤーらしき面々と接触に成功したらしい。
これから鏑木達も同行して意見交換をするらしいのだが。
気になる。
これも気になってしまう。
フィーナさんに任せてしまっているけど、オレも参画すべき?
「私も同行していいですかね?」
『勿論、歓迎するわよ』
この件に関与しているプレイヤーは絞っていると聞いている。
遠慮していた面もあるけど、今日は興味の方が上回った。
どんな状況になっているんだろう?
フィーナさんは高確率で運営の陰謀を疑っているようなんだが。
オレとしては異世界や平行世界にこのゲームが繋がっていて欲しいと思っている。
理由は単純だ。
単に面白そうだから。
それだけだったりします。
「おお?」
「キースさんもですか?」
「これは心強い!」
跳んだ先はどこだ?
周囲は森のようです。
広域マップによればN6E27マップか。
サニアの町から見たらかなり東に位置する事になる。
周囲には見慣れた面々もいる。
紅蓮と九重、ゼータくんだ。
それに鏑木達もいた。
相変わらずマーカーは黄色のままか。
オレの布陣も確認しておこう。
ヴォルフ、黒曜、テロメア、待宵、キレートだ。
一応、周囲に配慮している形になる。
そしてテロメアの指輪には蜃帝真珠を嵌め込んである。
ミュルニルを既に与えているから強化は十分だと思えたものだが。
強化をするなら徹底的にやれ!
もう後戻りは出来ない。
テロメアは左手薬指に嵌めた指輪を眺める様子はどこか艶めかしかったが。
それ、プレゼントじゃないから!
当然だけど婚約指輪や結婚指輪のような意味は無い。
誤解して欲しくないものだ。
では、残り1個は誰に与えておくべきかな?
これはナイアスに与えておこうと決心してます。
それに蜃帝真珠は何個あってもいい。
急に地獄の潮干狩りをしたくなっている。
全く、やりたい事が次々と増えてしまって大変だよ!
「やあ」
「ど、ども」
鏑木もまだオレには恐怖を感じるものであるらしい。
彼のパーティの他の面々はもっと酷い。
オレと視線を合わせようとしないし、身を隠そうとする者もいる始末だ。
大丈夫だって。
説得に応じている間は優しいから!
「それで、接触は出来そう?」
「ええ、多分」
「今はインスタント・ポータルを使ってます」
「普段の行動パターン通りなら午前中は狩りをしますから」
「このままログアウトは無いでしょう」
ふむ。
色々と調査を進めてあったのは知っていたけどね。
行動パターンまで把握してあるとか、徹底しているな!
それにだ。
ゼータくんはいい。
配下の召喚モンスターで見えているのは大神とミネルヴァオウルだけ。
恐らく、他の3体は姿を消しているか影の中だ。
でも他にも召喚モンスターがいる。
黄色マーカーだからホーリーランド・オンラインのプレイヤー配下だろう。
銀月狼はいいとしてだ。
アラクネレディ、エキドナ、デーモン、マギミミズクか。
少々、戦力としては物足りない。
どうもこっちと進み具合が違うようだし、仕方ないのだろう。
布陣の組み方は悪くない。
召喚主の姿はここからだと見えない。
黄色マーカーのサモナー系がどこかにいる筈なんだが。
何でオレに姿を見せようとしないんだ?
オレって怖がらせているのかね?
こっち側のPK職、PKK職の面々もいる。
但し数はそう多くない。
お互いに居心地が悪そうな雰囲気なのは相変わらずだ。
呉越同舟であるのだし、それも致し方ないか。
「手順は?」
「捕らえて尋問、でしょうか?」
そうか。
尋問ですか。
そんな強要をする真似はしたくないものだ。
出来れば説得で済ませたいものです。
「ストップ!ストップ!」
「ちょ、ちょっとキースさん!それはやり過ぎですよ!」
「そうか?」
九重くんとゼータくんに止められてしまいました。
何で?
爪を剥ぐ振りをしただけなのに。
本当に剥ぐとでも思われたのかな?
その前に肩の関節を外して、肘を極めて折ったのもいけなかったか。
本気で痛めつけるものと勘違いしたみたいだ。
オレが説得している相手の様子は?
表情は見えない。
【識別】はしてあるけど、どうやら彼等は鏑木達よりも種族レベルは下。
その時点で興味は失せていた。
黒のローブで頭部を覆い、その上でグレイプニルで梱包してある。
視界を奪われるというのは恐怖を倍増させる事だろう。
他の感覚が鋭敏になる効果もある。
何をされるか分からない。
それは生殺与奪を握られている事をより強く自覚させる。
無意味じゃないのだ。
「君達もプレイヤーだよな?」
「え?え?」
「聞かれた事には素直に答えた方がいいよ。酷い事になるのは見ての通りだ」
捕らえられている別の黄色マーカーの奴が蒼白な表情で仲間とオレを交互に見ている。
その表情は?
恐怖。
それしか読み取れない。
それにしても紅蓮くん。
酷い事ってどういう事?
オレは単に説得していただけなんだが。
後で彼を問い詰めた方がいいのかね?
一体、これのどこが酷いんだ?
効果的ですよね?
「アナザースカイ・オンライン?」
「やっぱり別か」
「筆談は出来るよな?」
「羊皮紙ならあるわよ?」
どうやら捕らえた6名の黄色マーカーはプレイヤーであるらしい。
確定なのかどうかは疑問符を付けるべきだろう。
オレも保留にしたい。
ここまで出来過ぎだと信じたくても信じられなくなる。
「おとなしく、こっちの質問に答えるかな?」
黒のローブの下はどんな表情であるのか、分かる筈も無い。
返事も無い。
その代わりに頷いている。
ま、いいか。
梱包を解いてやろう。
後方から梱包したから顔を碌に見てなかったんだが失敗した。
かなりの美男子?
もう少しラフに扱ってやれば良かった!
「聞き込みは任せていいですか?」
「ええ、その方がいいでしょうね」
オレの前では顔面蒼白、言葉を失ったかのような有様ではなあ。
説得はフィーナさんに任せて周囲を警戒しよう。
鏑木達との接触の時も余計な介入があったのだ。
何が起きるか、分からない。
「私も同行しましょうか?」
「いや、ここを頼むよ」
ゼータくんはここに残した方がいい。
彼と配下の召喚モンスター達だけで黄色マーカーの面々を一掃するのも容易いだろう。
例え鏑木達がいきなり敵対しても大丈夫だ。
それにオレにだって思惑がある。
筋肉バカの魔神によれば、オレは狙われている立場であるらしい。
振り返ってみると、サニアの町と行き来している間に色々と起きている。
天空側マップ、地下側マップで狩りをしている場合は?
召魔の森、獣魔の森、睡蓮洞との行き来している場合は?
起きていない。
今回、サニアの町からは遠いけど条件は異なる。
何かがオレを襲いに来るとするならば、その確率は高いのではないか?
そんな期待もあるのだ。
根拠は他にもある。
ヴォルフと黒曜だ。
警戒しているのはいつもの事だが、厳戒態勢と言うべき緊張感がある。
何かが起きる事を予感しているのかも?
これは期待していい。
是非、襲ってくれ。
こっちには迎撃の用意はあるのだ!
ベルゼブブ ???
??? ??? ???
???
サタナキア ???
??? ??? ???
???
アガリアレプト ???
??? ??? ???
???
変化は一瞬だった。
周囲が真っ暗になったかと思ったらどこかで見た連中だ!
いや、悪魔だ。
もしかして、目の前の悪魔と戦う事になるのか?
改めて見ると背筋が寒くなる。
魔力は感じ取れるのだが、そんなに強烈には思えない。
でも、恐ろしい。
正直、足が竦む。
筋肉バカの魔神が相手でもこうはならないのに!
きっと格闘戦をしたくなるような、そそる相手じゃないからかも?
いや、殺意がオレの中で膨らんで行くのが分かる。
サタナキアめ!
典型的な美男子とはこんな奴の事を指すのだろう。
滅べばいいのに。
『崩壊の時は近い』
『それは新たな創造になるやも知れぬ』
『そして汝等は選択を迫られるであろう』
何を告げるんだ?
そう言いたかったけど、言葉は出ない。
体も動かない。
ヴォルフも黒曜も同様だ。
『意図は分からぬ』
『試練であるのやも知れぬ』
『唯の戯れであるやも知れぬ』
『心せよ』
『我等の如く貶められてはならぬ』
『そして神の如く傲慢になってもならぬ』
サタナキアが視線を転じ、森の奥を指差している。
目の前の悪魔達とは別の魔力が感じ取れる。
森が深いからまだその姿は見えない。
『あれらは唯の走狗に過ぎぬ』
『だがそれ故に厄介でもある』
『備えよ。そして戦い抜くがいい』
サタナキアの姿が真っ先に消えて行く。
まだオレの体は動こうとしてくれない。
待て。
消える前にその綺麗な顔を吹き飛ばしてやるから!
アガリアレプト、ベルゼブブも消えつつある。
僅かに指先が動くようになったが既に遅かったようだ。
サタナキアの姿は消えてしまっていた!
クソッ!
そして森の奥から何かが迫っているのが分かる。
何だ?
先頭にいたのはイル・カピターノ。
しかも黒いサンタさんを連れているようなんだが。
この組み合わせは、何だろう。
オレの神経を逆撫でしているのか?
誰の差し金なのかは知らないが、これを放置する選択肢は無い。
死ね。
死んでしまえ!
サタナキアを殴れなかった分、お前等を殴っていいかな?
答えはもう出ている。
「神降魔闘法!」「金剛法!」「エンチャントブレーカー!」「リミッターカット!」
おっと。
リミッターカットは余計だったか?
いや、どうやらマッドサンタが袋から何かを周囲に蒔いている。
きっと援軍だろうな。
さっさと排除してやらないとマズい。
お前等、梱包してやろうか?
ついでに説得してやってもいい。
どうせ何も喋らないだろうけどな!
《只今の戦闘勝利で【捕縄術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【追跡】がレベルアップしました!》
嫌な奴等だったな。
マッドサンタが援軍として追加した連中は特にそうだ。
マンイーター、レウケーの化身、アルラウネ、クロッカス、クリュティエ、オルキス。
そこまでは大いに許せる。
ナルシサス・モスカトス、お前はダメだ!
今も全身に鳥肌が生じているかのような、悪寒が収まってくれない。
謎だ。
何でオレにばかり集ろうとするんですか?
何でオレの防具を剥がそうとするんですか?
何故?
どうして?
今の戦闘は悪夢だ。
無かった事にしたい。
それに最後に首を捻ってやったイル・カピターノも謎だ。
仕留めた直前、嗤ってやがった!
それは何を意味するのか?
終わっていないって事だろう。
周囲は確かに深い森。
だが真夜中のように真っ暗なままだ。
何かの結界のように思えるんだが。
テレパスが使えない
コール・モンスターも効かない。
センス・マジックは効いているのかいないのかが分からん!
シンクロセンスは?
召魔の森にいる面々を選択出来なかった。
ソーマ酒を服用、ステータス異常を解消しつつ警戒を続ける。
まだ、何かが迫っている。
それは確かだ。
(インビジブル・ブラインド!)
念を入れておこうか。
何かが襲って来るであろう事は確かなのだ。
そしてどうやら紅蓮くんやゼータくん、フィーナさんといった援軍は期待出来ない。
魔人であるイル・カピターノが先陣であるのだとしたら?
次は魔神が襲って来る。
それが妥当というものだ。
お願いだ。
ドワーフの魔神であってくれ。
より正確に言えば、ドワーフの魔神だけであってくれ!
格闘戦を楽しめるパターンが望ましいのです!
天照大神之縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
月読命之縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
須佐之男命之縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
さあ、これはどう評価したらいいのか?
魔神の姿はまだ見えない。
それでいてどこかで見たような文字も交じっている。
縛霊身、というのは第六の封印とやらでアダムカドモンと共に見た覚えがあるぞ?
縛霊魂、というのが分からない。
一応、形を成しているけどミスト系のアンデッドのように見える。
戦わなくても分かる。
きっと格闘戦になっても面白くない!
そもそも、実体があっても面白くないのだ!
反対に希望の星は須佐之男命之縛霊身。
天羽々斬に相当する直剣を持っているけど、格闘戦に持ち込む事は出来そうだ。
いや、技量次第か?
それにどうやら後続もいる。
身を隠してあっても数が多ければオレや召喚モンスターの存在を察知されておかしくない。
【気配遮断】と【魔力遮断】に期待?
いや、それ以上にオレの忍耐力に期待だ。
今すぐにでも跳んで行って戦いを挑みたくなっている!
ゼウスの縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
ポセイドンの縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
ハデスの縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
日本神話の次はギリシャ神話繋がり?
しかもまた3体か。
そこに何か意味があるのかは不明だ。
そもそも、先方の意図などオレの知った事ではない。
戦って楽しめる相手なのかどうかが問題だ!
ゼウスの化身、ポセイドンの化身、ハデスの化身とは散々戦っている。
各々長柄の得物を用いるが、投擲もあるから気が抜けない。
でもね、ここは森の中だ。
地形的にどうなのよ?
それにハデスの縛霊魂だけがミスト系アンデッドみたいに見える。
どうもいい感じがしない。
オーディンの縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
トールの縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
フレイの縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
今度は北欧神話か!
段々とお題が何であるのかが読めて来ましたよ?
3柱神。
そういう事であるのだろう。
ならばまだ戦力が他にいる筈だ。
今度は何だ?
ブラフマーの縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
ヴィシュヌの縛霊魂 ???
??? ??? ???
??? ???
シヴァの縛霊身 ???
??? ??? ???
??? ???
ここまで続くと色々と思う所がある。
世界中には様々な神話があると思うが。
3柱神って多くないか?
一神教はまだいい。
主神が2柱というのは聞かないな。
少なくともオレは聞いた事が無い。
神様の世界も三権分立だと安定するとか?
それはそれで少しガッカリだけどね。
神であればこそ、人間を超越して欲しいものです。
ところで、他に何がいるんだ?
魔人がゾロゾロと付いて来る。
但し名前付きはいない。
雑魚とは言いたくないが、数が多いだけで面倒に見える。
で、肝心の魔神はどこにいるのよ?
分からない。
そもそも魔力の高い相手が多過ぎて何が何やら、分からん!
こうなったらどうすべきなのか?
奇襲だ。
総大将が誰であるのかが分からないのが痛いが、全滅させたらいいのだろう。
問題は切り札に何を投入すべきであるのかなんだが。
ここは深い森の中。
今なら先制が可能。
【英霊召喚】を使うなら、火力重視がいい。
剣豪降臨か、夢幻放浪か?
相手は魔人が多数いるのだ。
夢幻放浪がいい。
では、殺るか。
狙い目になるのは、須佐之男命之縛霊身、トールの縛霊身、シヴァの縛霊身かな?
その全てを屠れるとは思えないが、目指すのはいい事だ。
まずは呪文で全員を強化だ。
そして奇襲を仕掛けてみよう。
相手の戦力の全容は不明だが、今は好機なのだ!
《只今の戦闘勝利で【小刀】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【捕縄術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【打撃】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【蹴り】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【関節技】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【投げ技】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【召喚魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【灼魔法】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【連携】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【跳躍】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【軽業】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【二刀流】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【気配遮断】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【暗殺術】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で【武技強化】がレベルアップしました!》
《只今の戦闘勝利で職業レベルがアップしました!》
《只今の戦闘勝利で種族レベルがアップしました!任意のステータス値2つに1ポイントを加算して下さい》
満足出来ましたか?
大苦戦であったのは確かだ。
体の芯にまで、鈍痛が残っているように感じられる。
疲労もあるが、肉体的にはむしろ心地好い。
問題は精神的な疲労だろう。
ギリギリの緊張感を保っていられたのはグレイプニルの存在があればこそだ。
序盤、酷かったな。
夢幻放浪で出現した英霊様の面々を確認する事も出来なかった。
そして序盤に【英霊召喚】を使っていなかったら?
全滅してただろうな。
縛霊身はどれもオレ好みの相手だったが、縛霊魂は違ってました。
ミスト系と言うよりも、スペクター系の特性があったのだ!
もうね、何であんな面倒なのがいるのよ?
全部縛霊身でいいんですけど!
基礎ステータス
器用値 70(-63)
敏捷値 70(-63)
知力値 105(↑1)(-95)
筋力値 70(-63)
生命力 70(-63)
精神力 105(↑1)(-95)
《ボーナスポイントに2ポイント加算されます。合計で11ポイントになりました》
しかし今回は中々の相手だったな。
魔人は除くけど。
サンタが袋から何かを蒔いていた様子を見た時は戦慄したけどさ。
今回は変態花精じゃなかった。
スパルトイでした。
純粋な戦力としては実に好ましい相手だった!
でもね。
サンタは死ね。
本当に滅べばいいのに。
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『黒曜』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
黒曜はMPバーにもう余裕が無い。
途中でスラー酒を与えてあってもこうなったのは理由がある。
時刻はいつの間にか午前10時10分。
かなりの長丁場であったのだ!
こうなるのも当然だろう。
しかも黒曜は途中で何度かスキルの祝福を使っていた筈だ。
終盤はかなり負担は軽減できていただろう。
最後に残ったのは須佐之男命之縛霊身、トールの縛霊身、シヴァの縛霊身。
トールの縛霊身との格闘戦を楽しんでいた間、他の2柱はグレイプニルで梱包してあった。
どうしてそんな面倒な事を苦労してまでやったのか?
その全てと格闘戦をする為に決まってます!
黒曜のステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。
黒曜 フォレストアイLv63→Lv64(↑1)
器用値 46
敏捷値 102(↑1)
知力値 72
筋力値 46(↑1)
生命力 46
精神力 71
スキル
嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査
夜目 反響定位 奇襲 危険察知 気配遮断
魔力察知 魔力遮断 空中機動 天耳 自己回復[小]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 呪眼 即死 祝福 耐即死
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『テロメア』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
恐らくだが召喚モンスター達はレベルアップが続くだろう。
ヴォルフはレベルアップしていないけどね。
最古参でレベルで先行しているからな。
より多くの経験値を必要としているのは当然だ。
そのヴォルフだが、まだ警戒を解いていない。
理由はもう分かっている。
まだ周囲は暗いままだ。
そう。
異変が続いている!
ステータス操作もすべきだが、次の戦いへの備えも要るぞ?
ソーマ酒を服用しつつステータス操作も進めよう。
急げ!
どうやらまだ、終わってないみたいだぞ?
テロメアのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。
もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。
テロメア バンパイアダッチェスLv63→Lv64(↑1)
器用値 45
敏捷値 75(↑1)
知力値 75
筋力値 45
生命力 45
精神力 75(↑1)
スキル
杖 槌 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動
心眼 変化 気配遮断 魔力遮断 宮中儀礼
物理抵抗[極大] 魔法抵抗[大] 自己修復[大]
MP吸収[大] MP回復増加[中] 奇襲 吸血
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 塵属性 溶属性 魅了 麻痺
呪詛 真祖化
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『待宵』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
(インスタント・ポータル!)
小休止をするなら、これだな。
だが呪文は失敗、どうやらここでは使えないらしい。
やっぱりか。
待宵を見る。
序盤はキレートの姿を写し取っていたが、今はオレの姿だ。
手に神樹石のトンファー、肩にはグレイプニル。
当然、周囲を警戒しているけど消耗が酷い。
いや、召喚モンズター達は全員交代させておくべきだろうけどね。
一気に帰還させるのは危険だ。
順次、交代させよう。
待宵のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。
もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。
待宵 レプリカントLv62→Lv63(↑1)
器用値 57(↑1)
敏捷値 75(↑1)
知力値 82
筋力値 34
生命力 34
精神力 82
スキル
武芸百般 夜目 跳躍 軽業 気配遮断 魔力遮断
反響定位 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中] 同調
共鳴 完全クローン 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性
溶属性 灼属性 全耐性
《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キレート』がレベルアップしました!》
《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》
(インビジブル・ブラインド!)
一時的に身を隠そう。
どうやら危険がまた、迫っている。
何が?
それはまだ分からない。
確かなのはヴォルフが見ている方向から何かが来るって事だけだ。
そのヴォルフにスラー酒を与えて警戒を続けさせよう。
ここでヴォルフを交代させる選択肢は無い。
キレートのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。
もう1ポイント分のステータスアップは精神力を指定しましょう。
キレート インビジブルストーカーLv62→Lv63(↑1)
器用値 56
敏捷値 82
知力値 72(↑1)
筋力値 40
生命力 40
精神力 72(↑1)
スキル
武芸百般 夜目 監視 気配遮断 魔力遮断
反響定位 連携 精密操作 物理抵抗[中]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中]
同調 透明化 隠蔽 影棲 奇襲 登攀 跳躍
軽業 看破 暗殺術 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性
氷属性 溶属性 木属性 全耐性
《フレンド登録者からメッセージが3件あります》
戦闘が終わった途端にこれだよ!
理由は分かっている。
結構長い時間、中座してしまっているからだ!
きっと心配しているんだろうな。
返答をしたい所だが、テレパスは恐らく通じない。
メッセージで、とも思うが今は優先すべき事がある。
後回しにするしかない。
待宵を帰還させる。
召喚したのはモジュラスだ。
キレートを帰還させる。
召喚したのは清姫。
次に黒曜を帰還させる。
召喚したのはノワールです。
最後にテロメアを帰還させました。
召喚したのはヘイフリックだ。
すぐに呪文の強化をしないと!
(フィジカルエンチャント・ファイア!)
(フィジカルエンチャント・アース!)
(フィジカルエンチャント・ウィンド!)
(フィジカルエンチャント・アクア!)
(メンタルエンチャント・ライト!)
(メンタルエンチャント・ダーク!)
(クロスドミナンス!)
(グラビティ・メイル!)
(サイコ・ポッド!)
(アクティベイション!)
(リジェネレート!)
(ボイド・スフィア!)
(ダーク・シールド!)
(ファイア・ヒール!)
(ヒート・ボディ!)
(レジスト・ファイア!)
(十二神将封印!)
(ミラーリング!)
強化はこれでいい。
そしてヘイフリックが真面目だ!
尋常じゃ無い雰囲気を察したのだろう。
闇の中に溶けるように姿を消して行く。
モジュラスと清姫はいつものように樹上へと移動、すぐに見えなくなった。
きっとモジュラスはあちこちに罠を仕掛け始めているに違いない。
迎え撃つ準備は?
万全とは言えない。
本当は装備の修復をしたいんだが、今はそんな余裕は皆無だ。
仮想ウィンドウにメッセージを表示させて視界の端で確認。
やはり心配させてしまっているようだ。
簡単にだが現状について連絡しておこう。
文面はどうしよう?
襲撃の撃退に成功。
どうやら次の襲撃がある模様。
これでいい。
きっと察してくれるだろう。
それにしても今の戦闘は長かったな!
そして最後に格闘戦となった相手には感謝しよう。
天羽々斬、ミョルニル、聖結晶が残っていたのだ。
これは美味しい。
でも今はその喜びに浸ってはいけないだろう。
主人公 キース
種族 人間 男 種族Lv184(↑1)
職業 サモンメンターLv73(召喚魔法導師)(↑1)
ボーナスポイント残 11
セットスキル
小剣Lv149 剣Lv148 両手剣Lv147 両手槍Lv150
馬上槍Lv153 棍棒Lv150 重棍Lv148 小刀Lv148(↑1)
刀Lv147 大刀Lv149 手斧Lv148 両手斧Lv148
刺突剣Lv150 捕縄術Lv152(↑2)投槍Lv149
ポールウェポンLv149
杖Lv166(↑1)打撃Lv173(↑1)蹴りLv173(↑1)
関節技Lv173(↑1)投げ技Lv173(↑1)
回避Lv182 受けLv182
召喚魔法Lv184(↑1)時空魔法Lv169 封印術Lv169(↑1)
光魔法Lv167 風魔法Lv167 土魔法Lv167
水魔法Lv167 火魔法Lv167 闇魔法Lv167
氷魔法Lv167 雷魔法Lv167 木魔法Lv167(↑1)
塵魔法Lv167 溶魔法Lv167(↑1)灼魔法Lv167(↑1)
英霊召喚Lv6 禁呪Lv169(↑1)
錬金術Lv155(↑1)薬師Lv43 ガラス工Lv45
木工Lv80 連携Lv159(↑1)鑑定Lv135 識別Lv150
看破Lv121 耐寒Lv110
掴みLv161 馬術Lv158 精密操作Lv162
ロープワークLv100e 跳躍Lv162(↑1)軽業Lv163(↑1)
耐暑Lv80e 登攀Lv60e 平衡Lv160
二刀流Lv154(↑1)解体Lv134 水泳Lv113 潜水Lv113
投擲Lv161
ダッシュLv159 耐久走Lv159 追跡Lv150(↑1)
隠蔽Lv139 気配察知Lv158 気配遮断Lv155(↑1)
魔力察知Lv158 魔力遮断Lv120e 暗殺術Lv160(↑1)
身体強化Lv158 精神強化Lv158 高速詠唱Lv50e
無音詠唱Lv60e 詠唱破棄Lv60e 武技強化Lv159(↑1)
魔法効果拡大Lv156 魔法範囲拡大Lv156
呪文融合Lv156
耐石化Lv80e 耐睡眠Lv80e 耐麻痺Lv80e 耐混乱Lv80e
耐暗闇Lv80e 耐気絶Lv80e 耐魅了Lv80e 耐毒Lv80e
耐沈黙Lv80e 耐即死Lv80e 全耐性Lv100
限界突破Lv46 獣魔化Lv75
装備
金剛杵×18 降魔秘剣×16 天羽々斬×17(↑1)
生大刀×8 迦楼羅剣×12 布都御魂×15
火焔光輪刀×16 七星刀×14 羅喉刀×16
護霊樹の杖×1 神樹石の杖+×2
如意輪錫杖×14 神樹石のトンファー+×2
亜氷雪竜の投槍+×2
双角猛蛇神の長槍+×1 グングニル×2
亜氷飛竜の騎士槍+×1 双角猛蛇神の騎士槍+×1
亜氷飛竜のパイク+×1 天沼矛×13
蛇王のメイス+×1 ミョルニル×1(New!)
転生獅子のレイピア+×1 亜氷飛竜のエストック+×1
神鋼鳥の小刀+×2 神鋼鳥の刀+×2
神鋼鳥の斬馬刀+×2 神鋼鳥のコラ+×2
神鋼鳥のククリ刀+×4 神鋼鳥のデスサイズ+×2
怒炎蛇竜神の小剣+×2 蛇王の双杵+×1 蛇王の戟+×1
妙見秘鎚×19 星天弓×17 生弓矢×6
ダイダロスのペレクス×9 ダイダロスのラブランデス×9
冥府の槌×9 天魔の琵琶×14 天詔琴×5
怒りのツルハシ+×2 ミスリル銀の首飾り+×1
老蠍獅子神の隠し爪+×2 老蠍獅子神のバグナグ+×2
斧頭武竜の革鎧ほか 金毛羊革のコート×1
黒のローブ×5
蘇芳羂索×16 グレイプニル×2 レーヴァテイン×5
千宝法輪×1 千宝相輪×1 斧頭武竜のベルト
背負袋 アイテムボックス
基礎ステータス
器用値 70
敏捷値 70
知力値 105(↑1)
筋力値 70
生命力 70
精神力 105(↑1)
召喚モンスター
黒曜 フォレストアイLv63→Lv64(↑1)
器用値 46
敏捷値 102(↑1)
知力値 72
筋力値 46(↑1)
生命力 46
精神力 71
スキル
嘴撃 爪撃 無音飛翔 回避 遠視 広域探査
夜目 反響定位 奇襲 危険察知 気配遮断
魔力察知 魔力遮断 空中機動 天耳 自己回復[小]
物理抵抗[小] 魔法抵抗[大] MP回復増加[大]
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
水属性 氷属性 呪眼 即死 祝福 耐即死
テロメア バンパイアダッチェスLv63→Lv64(↑1)
器用値 45
敏捷値 75(↑1)
知力値 75
筋力値 45
生命力 45
精神力 75(↑1)
スキル
杖 槌 小盾 受け 回避 飛翔 空中機動
心眼 変化 気配遮断 魔力遮断 宮中儀礼
物理抵抗[極大] 魔法抵抗[大] 自己修復[大]
MP吸収[大] MP回復増加[中] 奇襲 吸血
時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性
土属性 水属性 塵属性 溶属性 魅了 麻痺
呪詛 真祖化
待宵 レプリカントLv62→Lv63(↑1)
器用値 57(↑1)
敏捷値 75(↑1)
知力値 82
筋力値 34
生命力 34
精神力 82
スキル
武芸百般 夜目 跳躍 軽業 気配遮断 魔力遮断
反響定位 連携 精密操作 自己回復[小] 物理抵抗[中]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中] 同調
共鳴 完全クローン 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性
溶属性 灼属性 全耐性
キレート インビジブルストーカーLv62→Lv63(↑1)
器用値 56
敏捷値 82
知力値 72(↑1)
筋力値 40
生命力 40
精神力 72(↑1)
スキル
武芸百般 夜目 監視 気配遮断 魔力遮断
反響定位 連携 精密操作 物理抵抗[中]
魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[中]
同調 透明化 隠蔽 影棲 奇襲 登攀 跳躍
軽業 看破 暗殺術 時空属性 光属性 闇属性
火属性 風属性 土属性 水属性 塵属性
氷属性 溶属性 木属性 全耐性
召魔の森 ポータルガード
ジェリコ、リグ、クーチュリエ、獅子吼、ロジット
守屋、スーラジ、久重、テフラ、岩鉄、虎斑、蝶丸
網代、スパーク、クラック、オーロ、プラータ
ムレータ、酒船、コールサック、シュカブラ、シルフラ
葛切、スコヴィル、デミタス、白磁、マラカイト
パティオ、十六夜、貴船
睡蓮洞 ポータルガード
セノーテ、呼子、明石




