7 ハードな授業に体がダウン
4時限目が終わり、ひと段落しているときだった。
なんだか、この4時間はとてもハードだった。最初から授業へ入るという学校はここが初めて。
びっくり仰天してしまった。
そんなわけで、俺は生徒会が許可をもらった屋上へと向かう。
風があり、とても気持ちいい。さすがの俺でも癒される。
いつも以上にすごい。
俺がここで昼食してから、教室の戻ろうとしたが、屋上からの眺めは最高。
密集した場所がなく、広々とした土地に存在するだけあって、いろいろとすごい学園町。
なんだか、都会育ちの俺にはとても新鮮で、田舎もいいなと思ってしまうほどだ。それに、この校舎は普通よりも高く作られているため、見渡せるので最高の場所でもある。
そんなことで、俺は教室へ戻ることにした。
次の時間もハードスケジュール。
俺の体力でもついていけるかが心配になるほど。
それほどにきつい場所である。だけど、受験がなくって、難しい問題を解かないだけラッキーなのかもしれない。
そこの所は、あまりはっきりしない。
次の時間へと入るチャイムが鳴る。どんな不良でも着席をするという真面目さ。
俺は変なところはまじめだななんて思ってしまうほど。
どんだけの権力を持っているのか不思議だ、先生が……。
そんなことで、すぐに先生が来た。
早速授業には言えるぞオーラがものすごく出ていた。
今回はクラスの中の人がすべて受ける音楽だ。
頭がいい人でもニガテみたいだ。
それに、今から音楽室へと向かうみたいだ。
まだ慣れない俺らだから待たせたのだろう。
そんなわけで、音楽の授業を行うのだった。
終わった途端倒れてしまいそうだ。
いきなり、歌を歌わされて、約50分間ぐらいが歌っただろう。
本当に死にそうになった。やばいほどに……。
こんなにも音楽がきついと思ったことはこの15年間一度もなかった。
どこまで授業に対しては厳しいのだろうと思ってしまうし、よく先輩たちは退学しないで続けていられるなんて思ってしまう。
それだけ優秀なのか。それとも退学ができないのか。どちらかだと思う。
それに、いまさら後戻りができない状態まで来てしまったのだから、高校へ通い続けなければいけない。
そんなことで、6時限目。
はっきり言って次もハードそう。
今までの授業の経験でと思った。
授業が始まる前に、教室のホワイトボードには何か書かれていた。
――つぎの授業は理系と文系によって違います。どちらかを選んで、その書かれている教室に行くこと。
俺は、理系は得意ではないので、文系の教室にすることにした。明石も一緒だ。
なんか心強い。なぜだろう。
そんなことで、教室へ行く。
すると、授業ではなく、進学の学部についての話し合いだと書かれていた。
俺からするととても早すぎなんて突っ込みたくなるけど、やらなければいけない。
なんだか面倒だが、授業よりはマシ。
俺は一番先に呼ばれた。
進学の学部について話し合いが先生と2人で終わり、今日の日程は終了。
長かった。
そんなことで、すぐさま教室で荷物をまとめて、教室にいる先生にさようならと一声かけて、寮へと戻る。
その後俺は爆睡した。
明日もこんなつらいことが待っていると思うと、気が重くなるのだった。