2/11
吾輩の一日はこうして始まるのである
吾輩は豆柴である。
名前は律である。
現在は名古屋で姉上殿と、新生活満喫中なのである。
姉上殿は、とにかく朝が弱い。
吾輩がベッドまでおもむき、前足でぱしぱし叩いてようやく起きるのである。
「り~つぅ~、昨日遅かったの。クライアントさん対応で。だからもうちょっと寝かせてぇ…」
そんなの吾輩の知ったこっちゃないのである。
時刻は朝の4時!
朝のお散歩タイムである!
「わん!」と一声吠えたら起きるのはわかっているのであるが、以前「この時間にわんしないの!」と怒られたのである。
なんでも、"近所迷惑"であるらしいのである。
それ以来、前足ぱしぱしと「きゅんきゅん」鳴く程度で許してやっているのである。
…かれこれ30分は経過したであろうか。
「うーん、起きた。起きたよぉ、りつ~」
あんまりにも遅いので思わず「わんっ!」と一声苦情を入れたら「わんしない!」とパコっと頭を叩かれた。
すべて寝汚い姉上殿が悪いのに!