表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美容院は照れるよ、どこまでも  作者: 双鶴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/6

3話

イスに座ったタケルは、鏡の中の自分を見ていた。

まだ何も始まっていない。

でも、空気が違う。

床屋とは、何かが違う。


「では、シャンプー担当の者がご案内しますね」


え?担当?

タケルは、少しだけ驚いた。

(分担制なの?)

(俺、今、チームで磨かれるの?)


シャンプー台に案内される。

別のスタッフが笑顔で言う。

「お湯加減、いかがですか?」

「…はい、大丈夫です」


声が小さくなる。

耳の後ろにお湯が流れる。

泡の感触。

指先のリズム。


(これ、気持ちいい…)

(てか、俺、今、洗われてる…)

(男子校生、洗われるの、ちょっと照れる)


シャンプーが終わると、また別のスタッフが登場。

「カット担当の○○です。よろしくお願いします」


タケルは、心の中で叫んだ。

(俺、今、分担制の中で生きてる!)

(シャンプー→カット→仕上げって、なんか…すごい)


鏡の前で、カットが始まる。

ハサミの音。

髪が落ちる。

タケルは、少しだけ背筋を伸ばした。


(俺、今、チームで磨かれてる)

(男子校生、ちょっとだけオシャレになってる)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ