97話
「ジーク先生!
ご迷惑をおかけして
すみませんでした。」
私がそう言うと
「そんなに、気にするな!
理由は聞いているし
精神的にも、きつかったんだろう?
そうじゃなきゃ、倒れるまで
睡眠不足や、疲労なんかないだろ?」
ジーク先生にそう言われ
「...はい。」
私が、そう言うと
「それより、今の体調や
気分はどうだ?」
ジークは、そう言い
私の顔色を伺ってきた。
「休んだおかげで、げっ元気ですよ!
それより、ちっ近いです!」
私が、そう言うと
「ははは!それだけ元気なら
大丈夫そうだな!
さて、本題に入ろうか!
今すぐに、みんなの所へ
向かおうとしているよな?」
ジーク先生にそう聞かれ
「はっはい。
行こうと思ってます!」
私がそう言うと
「行くなら許可もするし
俺が、送って行ってやる!
ただし、条件がある。」
ジーク先生にそう言われ
「条件?
みんなの所へ行けるなら
何の条件でものみますよ!」
私が、そう言うと
「分かった。
条件は...
口出し、手出しは
一切しない事!
今回は、あいつらを
信じて見守ってやれ!
いいな?」
ジーク先生にそう言われ
「そっそんな...
ただ、見守るなんて...
そもそも、私が倒れるまで、
みんなに相談を
しなかったのが悪いですし...」
私がそう言いかけていると
「それでもだ!!
あいつらを守ろうと思って
黙ってたんだろうけど
俺ら男にしたら、女に
守って貰う訳にはいかないんだよ!
ましてや、あいつらは
マフィアの幹部だぞ!
女のお前が、1人で背負って
唯一話た相手も、自分達ではなく
親友の女の子だからな。
守れなかった悔しさと
自分達のダサさに
今、イラついてる所だろうから
これで、お前が
手出しや、口出しをしてみろ
あいつらは、もっと
自分達を攻めると思うぜ。」
ジーク先生は、そう言い
みんなの事までを考えていた。
「.....分かりました。
見守ります。」
私が、そう言うと
「それなら、向かうか!
馬車も待たせてあるしな!」
ジーク先生は、そう言い
白衣を脱いだ。
「えっ?馬車の手配
してあったんですか?」
私が、そう聞くと
「お前なら絶対行くって
言うと思っていたから
手配しといたんだよ!」
ジーク先生は、そう言い
私達と一緒に、学校へ
向かってくれた。
学校につくと
周りがザワついていた。
よく見ると、全校生徒が
校庭の方へ集められていた。
「姫華?!!」
そう言い、私の元へ
ミアが、駆け寄ってきた。
ミアの後ろから
アイザックと、クレアも来てくれた。
「良かった...。
無事だったのね...
すっごく心配したんだから!」
そう言い、ミアは
少し涙目になっていた。
「心配させてごめんね。」
私がそう言うと
「もう、動きまわって大丈夫なの?」
そう言い、クレアも
心配してくれていた。
「うん!もう、大丈夫だよ!
みんな、心配してくれてありがとう。
それより、何が起こっているの?」
私が、そう言うと、
「なんか、マフィアの幹部達と
王族のアラン王子が
校舎内に、一部の先生達と
いるらしくて、極秘事項だからって
生徒と、残りの先生達が
校庭に集められたのよ!
王族の決定事項だから
誰も、逆らえないし
探る事も出来ないから
待機してるって状態なんだよね...」
ミアが、そう言うと
「レオたちからは
何も聞いてないのか?」
そう言い、ジーク先生も
話に入ってきた。
「聞いてないっていうか
教えてもらってません!
心配するな!とか
極秘事項だから、今は言えないとか
それだけしか、
言ってくれなかったんです!」
そう言い、ミアは
少し怒りながら答えた。
「なるほどね...
そうなると、結界が
貼られている可能性があるな...
よし、こっちから回ろう!」
ジーク先生が、そう言うと
「まって?入れるのかよ?」
そう言い、アイザックが
驚いていた。
「静かにしろ!
他の生徒まで着いてこられたら
厄介だからな...
お前らも、仕方ないから
連れて行ってやるけど
おとなしくしとけよ!
よしっ!周りの目を気にしながら
校舎裏まで行くぞ!」
ジーク先生は、アイザックや
ミアや、クレアにそう言い
みんなで、校舎の裏の方へ
早足で行った。
その後、みんな
周りの目を気にして
バラバラになりながらも
校舎裏へ着いた。
「よし!全員揃ったな!」
ジーク先生に、そう言われ
「なぜ、校舎裏なんですか?」
私が、そう尋ねると
「校舎全体に結界が
貼られているとすると...
1番端が、結界が薄くなっている
可能性が高いからだ!
それに、薄くなっていれば、
侵入した事を気付かれにくいからな!」
ジーク先生は、そう説明をして
結界の薄い部分を探し始めた。
「当たりだな!あったぞ!」
ジーク先生が、そう言い
結界を一時的に一部分だけ解除した。
そして、私達は
校舎への侵入に成功した。




