96話
「姫ちゃん?最近、顔色が良くないけど
あんまり、根気詰めて
魔法の練習ばっかりしないでよ!
ちゃんと、休む事を
強くなる方法だからね!」
ロアンは、馬車で
学校に向かっている中
私を心配してくれた。
「あっ!そうなの...
少し、頑張りすぎてるみたい。
はははは。
次からは、練習の時ちゃんと
休みも多めにいれるね!」
本当は、気疲れや
勉強に、魔法、何もかもが
手一杯で、夜もまともに
寝れていないなんて
気づかれる訳にもいかないので
私は、そう言った。
その後、馬車が学校につき
サラがすぐに駆け寄って来てくれた。
サラのこういう行動のおかげで
不自然に、みんなを避けるのではなく
ただ、友達と会話をしていて、
みんなとは、話さないだけ
という状況が、
自然に、できるようになった。
それから、教室へ向かい
いつも通り授業をうけて
休み時間になると
「最近、姫華
あんまり、幹部の人達と
一緒にいないよな?
喧嘩でもしてんのか?」
アイザックに、そう尋ねられ
「えっ?
喧嘩なんかしてないよ!!
ただ、最近勉強とか
魔法強化の授業とかで
やる事が多いから
一緒にいないだけだよ!」
私は、そう言い誤魔化した。
アイザックと私が
話している時でさえ
誰かが、監視を
やり続けていると思うと
あんな風に答えるしか
他に方法は無かった。
そして、お昼の授業前になった。
いつも通り、教室移動をしていると
目眩がしてきた...。
目の前が、ぼやけてくる...。
“ドサッ”
私は、とうとう倒れてしまった。
その後、私が倒れて
目が覚めた時には、サラが横にいた。
「良かった!目が覚めてのね!」
サラは、そう言い私に
抱きついてきた。
「姫華、ごめんね...
約束破って...」
サラは、そう言い
目が覚めたばかりの私に
いきなり、謝ってきた。
そしてサラは、倒れていた私に
倒れていた間の話を
すべて、してくれた。
「私が、姫華を見た時には
廊下でもう、すべに倒れていたの。
ミアと、クレアと
アイザックは、姫華の名前を呼んで
心配そうにしていたわ。」
サラは、そう言い話を始めた。
「姫華!!何があったの?」
私は、そう言い
姫華に駆け寄ったの。
「なんか、いきなり
倒れちゃって...。
今日、顔色も悪かったから
もしかしたら
体調が悪かったのかも...。」
そしたら、クレアが私に
そう説明をしてくれて
ミアとアイザックは
ずっと、焦っていたわ。
「おい!どけ!」
そしたら、グレン君が
そう言って、貴方を抱えて
馬車に乗って
ここまで運んでくれたのよ。
「ミアちゃん達は、
カルロス先生にこの事を伝えて!
僕達は、ジーク先生の
病院に向かうから!
サラちゃんも着いて来てくれるかな?
裏口から入れば、すぐに
ジーク先生の所へ行けるでしょ?」
ロアン君は、そう言って
みんなに指示をだしていたわ。
「こんな事になるまで
気づかなかったなんて...」
「やっぱり最近、様子が変だったし
がんばりすぎてたのかな?」
そうやって、みんな
馬車の中でずっと、自分達を
攻めていたわ。
「そんな...。
みんなのせいじゃないのに...」
私が、そう言うと
サラは、私の肩に手を添えて
そのまま、話を続けた。
それから、私のカードを使って
裏口から病院に入って
ジーク先生の診察室へ行ったの。
「なんだ?何事だ?」
ジーク先生は、大勢で
押しかけたものだから、
かなりら驚いていたわ。
その後、姫華を診てくれたの。
「以上はないから、
寝不足と、疲労だろうけど
姫華は、倒れるほど
疲れていたのか?」
ジーク先生が、そう言い
みんなに尋ねていたんだけど
みんな、それに気づけなかったと
自分達をせめていたわ。
だから、すべて話したの。
「そんな...。
僕の秘密なんか
守らないでよかったのに...。」
「それでも、姫華は
貴族という立場の人間から
私達を守ろうとしてたのね。」
そう、みんなが怒りと悲しみでいる中
ロアン君が、王族のアラン王子へ
至急、ここに来てほしいと
使いの者を、お城へ向かわせたの。
それから、しばらくして
アラン王子は、お忍びで
病院に来てくれたわ。
そして、ロアン君が
全てを話したの。
「久々に、頼ってくれたと思ったら
まさか、貴族にそんな事をしでかす
ご令嬢がいたなんてね。
剥奪も、視野に入れないとね!」
そう言い、アラン王子は
すごく怒っていたわ。
そして、みんな
あの女達と話をするべく
学校へ、1度戻るって言ってたわ。
そう言い、サラは今の状況を
説明会してくれた。
「みんなが、学校へ
向かったのはいつ?」
私が、そうサラに尋ねると
「少し前よ!」
サラに、そう言われ
「私も行く!
本当に、みんなが指を
刺されたら嫌だもん!」
私は、そう言いベッドから
出ようとすると
「騒がしいと思ったら
起きたのか?」
そう言いジーク先生が
私の側へきた。




