88話
「はぁー?あんた友達なんかいた訳?
あっ!!でもそっかー!
似た者同士だもんね!
あんたも、この子らも
男に色目使ってるもんねー?」
そう、サラに文句を言うこの人達に
無性に腹が立ってしまった。
「サラが、美人だからって
僻んでるんですか?」
私が、そう言い返すと
「あんた、あんまり調子にのると
痛い目見るよ?!」
そう言いわれ、私は胸ぐらを掴まれた。
「痛い目見るのは、アンタらだぜ?!」
そう言い、私から手を
振りほどいたのはグレンだ。
「なっ何を言ってるの?
わっ私達は、ただ調子にのってる後輩と
編入生を指導してあげただけだよ?
だって、さっきから
マフィアの幹部に馴れ馴れしいし
誰かが、指導しないといけないでしょ?」
「そっそうだよ!」
「私達は、指導をね!」
先輩達が、そう言うと
「確かにサラは美人だし!
姫華の言い分にも疑問は無かったし
......で?どこを見て
調子にのってるって思ったの?」
リアムもそう言い私達の前に立った。
「えっ、あっ、いや、あのね」
そうリアムの直球すぎる問に
先輩達は、戸惑っていた。
「ちなみに、コレは俺らの妹で
みんな、妹との友達なんですけど?」
そう言いながらミアの両サイドに
レオとリオが立った。
「えっ?それって本当に...?えっ?」
先輩達が、焦っている。
「もう1つ言うとね、この子は
マフィアのボスの一人娘だよ!
それで?調子にのってるって
誰に言ったのかな?」
ロアンが、そう言い話に入ってくるなり
笑顔で言っているが、目は
全然笑っていなかった。
ロアンの、発言により
かなり大人しくなって
顔が青ざめていた。
「私達は、その...」
そう言い、先輩達は、
逃げるように奥の席に着いた。
「あっ!おい!」
グレンが、そう言い
先輩達を引き止めようとしていた。
「グレン!!
もういいよ!ありがとう。」
私がそう言い、先輩を引き止めようと
していたグレンを止めた。
「はぁ?言い訳ないだろ?!」
グレンは、まだ怒っていた。
「本当に、もう大丈夫だから!
それに、ここ...教室だから...。」
私が、そう言うと
「あっ...わるい...忘れてた...」
グレンは、教室を見渡し
他にも人がいる事、
皆が、気を使っている事に気づき
そう言いってくれた。
「ううん!私も、サラの事を言われて
カッとなっていたから
グレン達のお陰で、スッキリしたよ!
ありがとう。
それに、私達はここに
何しにきたんだろうね?
魔法強化って、何だろうね?」
私は、そう言い
グレンにお礼を言った後に
わざと、先輩達を見て言った。
「本当に恥ずかしくないのかな?」
「ねぇ?マフィアの人達の前で
みっともない!
「私なら、立ち直れない」
「ここ、本当にAクラスか?」
「この歳になっても
こんな事をする奴がいるんだな?」
「あいつら、終わりじゃね?」
数名の人達が、クスクスと
笑いながら小声で何かを言っていたが
その視線は、全て先輩へ
向けられていた。
「なんか...空気がやばいな...
まっ、俺らのせいじゃねーけど。」
アイザックがそう言い
「確かに...」
クレアもそう言い
「私達は、悪くないんだから
さっさと、席に着こう!」
ミアは、まだ少し怒っているのか
そう言っていた。
「だな!俺らが、さっき座ってた
後ろ側空いてたし、そのまま
みんなで座ろうぜ!」
グレンが、そう言い、みんなで
座る事になった!
そして少しすると、先生らしき人が
教室へ入ってきた。
体格が大きく、がっしりした先生だ。
「みんな揃ってるな!
本日から、Sクラスの講師になった
カルロス・ルイスだ!
俺は、現役の王族護衛の
最高部隊に所属しているため
授業に参加出来ない事もあるだろうが
このクラスには、マフィア幹部を含め
優秀な生徒が多いと聞いている
だから、俺がいない時は
みんな、各自で自習をしてもらう!
それでは、今日からよろしく頼む!」
先生は、そう自己紹介をしてくれた。
その後、先生は魔力テストなどを元に
サポート系か、戦闘系か、防御系で
みんなを分け始めた。
そして、余ったのは
私とロアンだ。
「さて、お前ら2人はどうするか...
確かロアンは、マフィア2番手で
サポートも、攻撃も、防御も
全部出来ると聞いている。
そして姫華は、
マフィアのボスの娘で、もちろん
攻撃も出来るが、治癒魔法が使えて
それも、この国一の
治癒魔法保持者のジーク先生の
弟子で、治癒魔法も
なかなかだと聞いている。
よしっ!お前ら2人は
2つ以上を全てを
こなしてもらおうと思う!」
そう、カルロス先生が
私とロアンに言った。
「それじゃ、フェアじゃないよな?
こいつらだけが
負担がでかくなるだろ!」
グレンが、そうカルロス先生に言うと




