85話
翌朝、目が覚めると
私は、いつの間にか
ベッドで、眠っていた。
「姫華様、起きてください。
今日から、また学校ですよ!」
アンナの声が聞こえてくる...
「はっ?!えっ??!
嘘?!
私いつの間に寝てたの?
そもそも、ベッドまで来たっけ?」
私は、アンナの声で飛び起きた。
「いえ、昨日私達が
ホットミルクを持ってきた時には
もう、寝てましたよ?
その後、ロアン様が
思ったより早く帰ってきまして...
ロアン様は、無事にみんなを
送ってきたと報告をするために
姫華様の部屋を訪ねてきたんですけど
姫華様は、待っている間に
寝てしまわれたと話をしたら
ロアン様が、姫華様を
ベッドまで運んでくれたんです!」
エイミーは、私に昨夜の事を
説明してくれた。
「えっ?どうしよう...
また、ロアンに迷惑かけちゃった...
お礼言って、謝ってくる!」
私が、そうベッドから出て
部屋から出ようとすると
「その前に、まずは支度をしましょう!」
アンナは、そう言い
私の前に立った。
「そうですよ?今日から
また、学校なんですから!」
エイミーにそう言われ
私は、慌てて準備をした。
その後、朝食の時間がきたが
ロアンとは、席が遠く
話すタイミングがないまま
朝食が終わり、
学校へ向かう事になった。
用意されていた馬車に
乗るタイミングで
「ロアン!!私と乗ろ?」
私は、そう言い
ロアンの手を引いて
みんなより先に、馬車へ乗った。
「全く...可愛い事してくれるね?
そんなに、僕とが良かったの?」
ロアンは、そう言い
握ったままの私の手にキスをした。
「ちっ違う!そうじゃなくて...
その...」
私が、ロアンにお礼を言おうとすると
「待った!俺もここに、乗るからな!」
グレンが、そう言い
私達と同じ馬車に乗り込んできた。
「ちょっと!!私も乗るわよ!!
それより、私じゃなくて
ロアンと乗るって......
姫華!それは、どういうことよ!」
リュカは、そう言い
私達を指さした。
「ん?それ??」
私がそう言うと
「それって、これの事?」
ロアンは、そう言い
握ったままの私達2人の手を
リュカに見せた。
「あっ!!ごっごめん!
握りっぱなしだったね...」
私は、そう言い手を離した
「なんで、そんなにロアンと
馬車に乗りたかったんだよ?」
グレンが、そう言うと
「えっ?あっ!!そうだった!
ロアン、昨日はありがとう。
エイミーから聞いたよ!
後ね、待ってたのに
先に寝てしまってごめんなさい。」
私がそう言うと
「いいよ!気にしないで!
もしかして、お礼と、謝るために
僕の手を引いて、馬車に乗ったの?」
ロアンが、そう言うので
私は頷いた。
「あはははは。
姫ちゃんは、本当にいい子だね!」
ロアンがそう言い、笑っていると
「全く、話が見えて
こねーんだけど?」
グレンが、そう言い
「本当よ?!
一体なんの話をしているの?」
リュカまで、そう言うので
学校へ向かいながら
私は、2人にエイミーから
聞いた話を伝えた。
「なーんだ!
心配して損したじゃない!
姫華が、ロアンに
たぶらかされていると
思って心配したのよ!!」
リュカが、そう言うと
「いやっ!たぶらかされたって...
人聞き悪いなー...
それに、今は、
女の子と遊ぶのをやめたって
前に、話をしたよね?」
ロアンが、そうリュカに言うと
「あら!口では
何とでも言えるでしょ?
だから、心配してたのよ!
ねぇーグレン?
あんたも、心配したんでしょ?」
リュカが、そうロアンに言いながら
グレンに話をふった。
「はっはぁー?おっ俺かよ?
俺は、別に...。
それに、ロアンが女遊びやめたのは
知っていたからな...」
グレンが、そう言うと
「えっ?それならどうして
姫華を追ってこの馬車に
乗ったのよ!?」
そうリュカが、グレンに言うと
「べっ別に、何だっていいだろ?!!」
グレンが、そう言うと
「えー?でもねー
気になるじゃない?!」
リュカが、そう言うと
「まぁまぁ!それより
もうそろそろ、学校に着くよ!」
ロアンが、そう2人言い
2人を宥めてた。
そして、学校へ到着した。
私達が、馬車から降りると
やはり視線が痛い...。
「おはよう!姫華!」
そう言って私の元へ来たのはサラだ。
「サラ!会いたかったよ!
手紙ありがとね!」
私が、そう言うと
「しーッ!恥ずかしいでしょ?」
サラは、そう言い
照れくさそうにしていた。
そして、サラと話ながら
校内へ入ろうとしていると
「姫華ー!!」
誰かが私の名前を呼んでいる声が
聞こえてくる。
そして、振り返ると




