79話
「それにしても、恋とかいいなー!
私、今好きな人とかいないから羨ましい!」
ミアが、そうクレアに言うと
「でも、私可愛くないし、自信もないし
それに、ノア君ってモテるでしょ?
だから、これからどうなるか分からないし
今は、付き合いたいとか
まだ、そこまで考えていないの...。」
クレアは、そう言い
自信が無い様子だった。
「でも、私は今こうして
ノア君の話をしているクレアを
すごく可愛いと思ったよ!
恋をしたらキレイになるって
聞いた事あるし、もっと自信を持って!」
私が、そうクレアを励ますと
「そうだよ!クレアは可愛いよ!
それに、今はまだ、
付き合うとかまでは考えていなくても
いずれは、付き合いたいとか
思うようになるかもしれないじゃん!
それなのに、今から
そんな弱気でどうすんの!!
もっと、自信をもって!」
そう、ミアをクレアを励ました。
「2人ともありがとう。
私、恋愛もあんまり経験ないし
不安になったり、
悩んだりするかもしれないけど
その時は、相談とかしてもいいかな?」
クレアが、そう私達2人に言い
「私も、恋愛経験は
そんなに、多いほどでは無いけど
相談も、いくらでも聞くし
協力も何でもするからね!!」
私がそう言うと
「私だって、何だって力になるよ!
だから、1人で悩まないで
ちゃんと相談しなさいよ!」
ミアもそう言い
「2人ともありがとう!」
クレアは、そうお礼を言い
その日の夜は、クレアの恋バナを聞いて
そのまま寝る予定だったのだが...。
「ねぇ姫華は、こんなにたくさんの
マフィアの人と生活をしていて
好きになったりしないの?」
ミアは、突然私にそう聞いてきた。
「正直な話をしたら...
たまに、ドキッとする時もあるけど
それで、好きになったりとかは無いし
これかも、多分好きには
ならないと思うよ!」
私は、そう答えた。
例え、本当に
この世界で誰かを好きになっても
きっと、誰にも言わないと思うし
その恋は、叶えてはいけない恋になる
私は、そう思った。
「なーんだ...なんかあると
思っていたけど、逆になんも無いのね!
それならさ、今までで
1番好きになった人とかはいないの?」
そうミアに聞かれて
私は、あっちの世界での事を思い出した。
「...うん...いたよ。
でも、その恋は、叶わなかったの。
その人は、私より2つ上の人で
その人には、好きな人がいたから...
ってごめんね、暗い話をして
もう、その人の事は
何とも思ってないんだけどね、
ただ、今までで
1番好きになった人だよ!」
私が、そう話すと
「そっか...それは辛かったね...。
ん?待って!!2つ上って事は
ロアンさん達の歳だよね?
え?!もしかして
その人って、うちの学校の人?」
ミアが、そう言いビックリしていたので
「違う違う!魔法学校の人じゃないよ!
それに、#今は__・__#会えていないし...。」
私がそう言った。
あっちの世界の人とは言えないし
この世界にいる限り
今は会えないのも事実だ。
「もしもさ、その人とまた何処かで
出会っったら、姫華はどうするの?
その時に、好きだった
気持ちが溢れてきたら?」
そう、クレアが私に聞いてきた。
「んー?会えたらか...
そりゃー嬉しいだろうけど
好きだった時の気持ちは、
溢れてくるかなぁ...?。
まっ、その時にならないと
分からない事だから!
それより、そろそろ寝よー!
明日も、練習だから
早めに、体を休めないとね!」
私は、そう言い話を無理やり終わらせた。
ミアとクレアには悪いが
これ以上、質問をされれば
いつかは、ボロが出そうな気がした。
「そっか!明日も練習だもんね!」
ミアがそう言うと
「そうだね!早く寝よー!」
クレアもそう言い、
そして、今日も3人でくっついて寝た。
そして、翌朝もいつも通り
着替えやご飯を済ませ
私達は練習場に向かう事になった。
みんなで向かう中
クレアは、相変わらず
頬を赤らめてノア君と会話をしていた。
ミアもリアムと今日の
練習について話をしているようだ。
グレンとアイザックも同様だろう。
「姫華、あんたもしかして忘れているの?」
リュカに突然そう言われて
何の事だか、分からなかった私は
「ん?何かあったけ?」
私がそう言うと
「やっぱりね!ほら、行くわよ!
みんなは、先に行ってて!」
リュカは、そう言い私の手を引いて
みんなとは、別の方向へ歩き出した。




