76話
そして、私達は
いつの間にか寝てしまっていた。
「2人とも!!起きて!
姫ちゃん、リュカ、起きて!!」
ロアンの声で目が覚めた。
「うそっ!!寝ちゃってた...」
私が、そう言い起き上がると
「あらっ嫌だ!休憩のつもりが
私も寝ちゃっていたわ...」
リュカも、そう言い
2人でびっくりしていると
「大丈夫、大丈夫!!
多分、30分~1時間くらいしか
寝てないと思うから
まだまだ、練習できる時間は
たっぷりあるよ!」
ロアンにそう言われて
私達は、再び練習を
再開しようとしていると
「それにしても、こんな所で寝ちゃうほど
かなり、ハードな練習をしているの?」
ロアンに、そう聞かれ
「私は、ハードだと思っているけど
リュカは、私の為に一緒に
休憩をしてくれたの!
それなのに、休憩どころか
いつの間にか寝てしまって...。」
私が、そう言うと
「何を、言っているのよ!!
私だって、キツかったから休憩してたのよ!
それにね、寝てしまったのだって
それだけ、私も姫華も
体力が消耗してたって事よ!
だから、もっと頑張らないとね?」
リュカは、そう言い
私の手を引いて、立たせてくれた。
「さてと、練習の再開をするのはいいけど
体力作りから、始めるのも
いいんじゃないかな?」
ロアンが、そう言うと
「そうね、魔力のコントロールや、
魔力を大きくするのは、さっきもやったし
んー....確かに基礎の
体力作りから始めてみても
いいかもしれないわね!!」
リュカは、そう言うが
体力作りの為に
何から初めていいか悩んでいると
「とりあえず、走り込みとか基本的ものは
この空間じゃなくても、出来るわけだから
ここでしか出来ないトレーニングをしよう!
姫ちゃんは、あっちの世界にいた時に、
どんな、トレーニングをしていたの?」
ロアンに、そう言われた私は
「トレーニングっていうか
毎朝、2kmくらい走り込んで
そこから、居合斬りと弓道をやるのが
私の、毎朝の日課だったけど...。」
私が、そう話している途中で
「ちょっと、待ちなさい!
いやいぎり?いあいぎり?
どっちか分からないど、何よそれ!?
それに、きゅうどう?っていうのも
何か、分からないわよ!!」
リュカが、そう言い戸惑っている。
「あっ、そっか...こっちの世界には
刀が存在しないんだ...
んー...えっとね...弓道は...
そうだ!!この世界に弓はないの?」
私が、そう聞くと
「弓?弓ならあるよ!ふうつの弓も
それこそ、魔法道具になっていて
ちょっと特殊な弓もあるよ!!
なんなら、取って来ようか?
邸の武器庫にも確かあったと思うよ!」
ロアンがそう言い、
この世界に、弓があることは分かった。
「借りれるのなら借りたいけど
的の代わりになるものを探さなきゃ!!」
私が、そう言うと
「......姫ちゃん、ルーカスの所へ行こう!
姫ちゃんが、言うものが
全部気になったから作ってもらおう!!
今からお願いしれば、
きっと明日には、出来上がると思うんだ!
みんなには、訳を説明してくるから
少し待ってて!!」
ロアンはそう言い、みんなに
伝えに行ってしまった。
「ごめんね、練習進まなくて...
リュカは、ここに残って練習を
しててもいいよ!!
私のせいで、練習を中断させる訳にも
いかないし。」
私がそう言うと
「嫌よ!私のペアは、姫華なんだから
貴方と練習しないと意味無いでしょ?!
それに、私だって
ロアンと同じように、気になるのよ!」
リュカはそう言い、私と話していると
「お待たせ!みんな練習に集中していて
すぐに話せる状況じゃなかったから
とりあえず、リアムに伝えてきた!」
ロアンが走って戻ってきて、そう言うと
「なら、早くルーカスの所へ行きましょ?」
リュカが、そう言い
私達3人は、ルーカスの元へ向かった。
「ここって、地下もあったんだ!?」
私が、びっくりしていると
「地下には、ルーカスや研究チームが
研究や、発明をするための
部屋があるんだよ!」
ロアンがそう言い、説明してくれていると
大きな扉が見えてきた。
扉を開けると、数名の人達がいて
その中心にルーカスがいた。
「珍しいですね、ここに来るなんて!
何かあったのですか?」
ルーカスが、そう言い私達の元へ来た。
「急にきてごめんね。
ルーカスに、頼みたい事があるんだ!」
ロアンがそう言い、私の話した事を
ルーカスに説明した。
「なるほど...作ってみたいですが
どういう物かが、はっきり分からないので
少し、考えてもいいですか?」
ルーカスがそう言い、考え込んでいたので
「紙とペンはある?」
私がそう言うと、ルーカスと一緒にいた方が
紙とペンを渡してくれたので
私は、イラストを書いてルーカスに見せた。
「...これなら、作れると思います!
明日には、出来上がると思うので
明日、またこちらに来てください!」
ルーカスは、そう言い
周りの人に指示を出し始めた。




