73話
「あっは、は、そっそんな事ないって!
お前達こそ、その...昨日は
早く寝たのか?」
アイザックが、そう聞いた時
なぜか、すごく私を見ていた気がした。
「えっ、遅くもないし、早くもないくらい?」
ミアが、そう言うと
「いつもより、ぐっすり寝れたよね?」
クレアが、そう言い
私と、ミアの顔を見るので
「そうだね!普段寝る時は、1人だけど
3人だったから
暖かくて寝やすかったかな?」
私がそう答えると
「たしかに!くっついて寝ていたけど
寝ずらいとは、全然思わなかった!」
ミアも、そう答えた。
「そっ、そっか!
なら、よかったな!」
アイザックが、そう答えると
「それより、早く飯食いに行こーぜ!」
グレンが、みんなを急かすので
アイザックの様子も気になったが
ひとまず、食堂の方へ向かった。
「おはよう!昨日は、ゆっくり休めたかい?」
ロアンが、そう聞いてきたので
皆「はい」と、各々返事をしていた。
その後、食事を済ませ
裏庭へ集合する事に
「すごい広い庭だね!こんなに綺麗なのに
ここで、練習するの?」
クレアがそう聞くので
「ううん!ここでみんなと
待ち合わせを、しているだけで
練習は、練習場でやると思うよ?」
私がそう言うと
「練習場なんかもあるのか?!
マフィアの敷地ってどんだけ広いんだよ!」
アイザックが、そう言うと
「本当に、すごく広いよね?!」
ミアがそう言い、アイザックと話していた。
朝は、アイザックの様子がおかしく見えたが
今は、いつも通りのアイザックに
戻っているように見える。
朝のは、気のせいかだったのかな?
私が、そう考えていると
「姫華ー!お待たせー!」
そう言って、
私に抱きついてきたのはリュカだ。
「リュっ、リュカ」
私が、リュカに!していると
「おい!離れろ!!」
グレンが、リュカを私から離した。
「なによ!うるさいわね!」
リュカがそう言い、グレンと
言い争っていると
「また、喧嘩してるのー?
ロアンに、言いつけちゃうよー?」
ノア君がそう言い、リアムと
一緒に裏庭に来た。
「ロアンは、後から来るから
先に、練習場行こうか?」
リアムがそう言うので
私達はリアムと、ノア君と一緒に
先に、練習場へ向かった。
グレンと、リュカは
もめていたが、私達が
先に向かったのを見て、追いかけて来てた。
「遅くなって...ごめんッ。」
私達が、練習場に着いてすぐ
ロアンが走って来た。
息が上がるほど、走って来たようだ。
「大丈夫?」
私が、そう聞くと
「ありがとう...大丈夫だよ!」
ロアンが、そう言い
心配させないように、振る舞っていた。
「ロアンは、少し休んでていいよ!
えっと、アイザックだっけ?
君の得意な魔法を教えてほしい。」
リアムが、そう言い
先に、練習を始めようとしていたが
急に、言われた事で
アイザックが困っていると
「待て待て!!
アイザック、ごめんな。
リアムは、得意な魔法を聞いて
そこを、強化しようとしてるんだと思う
得意な物を、先に極めたほうが
コントロールもしやすいと思うぜ!」
グレンが、そう言うと
「なっなるほど!分かりました!
えっと、俺の得意な魔法は、光の魔法です。
火の魔法も、最近ようやく
使えるようになりましたが...
その...まだまだ使いこなせてなくて...。」
アイザックが、そう言うと
「まずは、魔力のコントロールを
どうにかしたいんだよね?
話は、そこからかな?」
リアムが、そう言い
「それもそうだな。
火の魔法なら、後からいくらでも
練習は、できるからな!
それより、お前
朝言った、魔法道具は
持ってきたんだろうな?」
グレンがそう言うと
「はい!もちろんです!」
アイザックは、そう言い
インプットしていた魔法道具を出した。
取り出した、魔法道具は
すごく大きな剣だ。
「お前、これ使いやすいか?
体力的にどうなんだ?」
グレンが、そう剣を持ちながら
アイザックに聞いた。
「あ、はい...体力的にもキツイですが、
魔力のコントロールを誤魔化すためには
この魔法道具が1番よくて...」
アイザックが、そう言うと
「確かに、そうかもしれないが
今日は、俺の魔法道具で練習してみろ!」
グレンは、そう言い
アイザックに、自分の魔法道具の剣を貸した。
「まずは、魔力を込めて
あれを切ってみろ!」
グレンは、そう言い
大きな丸太のような物を指さし
アイザックに言った。
「はっはい!やってみます!
“エペラスルーク”」
アイザックは、そう言い、魔力を解放した。
「でっでは、いきます。」
アイザックは、そう言い
魔力を込めて丸太に向かって
剣を振り下ろした。




