番外編
48話 番外編
廊下に出たジーク先生を、追いかけるように
診察室から出て行った、ロアンとグレン。
でも、ジーク先生は、廊下には居なかった...
周りを見渡すと、中庭に
ジーク先生が、居るのが見えた。
中庭に通じる扉を開けて、中庭へ行く2人。
「ここは、禁煙ですよ?」
ロアンは、そう言い
ジーク先生の横に立った。
「何しにきたんだよ?」
ジーク先生が、そう言うと
「姫ちゃんって、他の子達と違うと
思いませんか?
僕、姫ちゃんと出会って
女の子と遊ぶの辞めたんですよね!」
ロアンがそう言うと
「......
確かに、他とは違うかもな。
俺さ、自分でもびっくりしてるんだけど
あいつの事、本気で好きだわ!」
ジーク先生が、そう言うと
「!!!?
なら、ライバルですね?
僕も、一緒に居ればいるほど
姫ちゃんに、惹かれている
自分がいるんですよ!」
ロアンが、そう言い
ジーク先生と話している時
それを、横で聞いていたグレンは
なぜか、少し胸が苦しくなった...。
「はは、そうだなライバルになるな!
グレンは、どうなんだよ?」
ジーク先生は、そう言い
グレンに問いかけた。
「はっ?俺?...おっ俺は
そんなんじゃねーよ!」
グレンがそう答えると
「でもお前、いつも独占欲
丸出しだったじゃねーか!」
ジーク先生は、そう言い
再び、グレンに問いかけた。
「はっ?べっ別に、
独占欲とかじゃねーよ!
ただ...あいつが
この世界に、
来たばかりで不安だろーから
気にかけてあげていただけだ!」
グレンは、そう言い
ムキになって答えた。
「まっ、今はそういう事にしときましょ?
そろそろ、戻らないと姫ちゃんが
心配しますよ!」
ロアンが、そうジーク先生に言い
3人は、診察室へ戻った。
60話 番外編
ロアンは、姫華の部屋を慌てて出て行き
自分の部屋へ戻った。
「はぁー...
全くあの子は...
自覚が無さすぎる。」
ロアンは、そう言い寝室へ行くと
「全然、理性も保ててなかったのに
何が、理性がたもてなくなるから
だよ......カッコ悪いな。」
ロアンは、そう言い
耳まで赤くなっている中眠りについた。
61話、62話 番外編
グレンは、姫華を慌てて部屋から
追い出した。
「俺は、欲求不満なのか?
あんな、夢を見るなんて...」
グレンは、姫華を
抱いている夢を見ていたのだ。
夢の中の姫華は、頬を赤くして
とろんとした顔で
グレンを見つめていた。
グレンは、その夢の
途中で起こされ
リオと、モメていて
姫華の存在に
気づいていなかったのだ。
姫華がいる事に驚いたが、その後は
平然のフリをして誤魔化していた。
そうとは、知らず姫華が
グレンに触れた事で
夢の姫華が、自分の中でチラつき
とても、平然ではいられなくなり
姫華を部屋から追い出したのだ。
「俺、なんて夢見てんだよ...
ていうか、いつからあいつを
そういう目で見ていたんだ...」
そう、独り言がこぼれるグレン。
(ん?そういう目って...
俺、あいつの事...)
グレンは、自分も
ロアンとジーク先生のように
姫華に、惹かれていた事に気づく。
“好き”と分かると
一気に顔が赤くなるグレン。
恋愛経験がないわけでは無いので
惹かれている事を、
自覚するまではいいが
あんな夢を見ていたなんて
口が裂けても言えない。
でも、姫華と居れば
自然と夢を思い出してしまい
理性が、保てなくなるかもと思い
グレンは、平然なフリをする為に
鏡の前で平然なフリをする練習をして
みんなの待つ食堂へ行き
みんなと、ご飯を食べていたのだ。




