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神隠しだと思ったら、異世界に召喚された!  作者: 桜ゆい
第三章 学校が始まるまで
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61話


ふと、目が覚めると

もう夕方になっていた。



「ゆっくり、休めましたか?」


そう言って、アンナが声をかけてきた。


「うん!もしかして、

起こさないで、待っていてくれてたの?」


私が、そう言うと


「はい!お疲れかと思い

起こさないで、いたのですが

もしかして、起こしたほうが

よろしかったですか?」


アンナは、そう言い

起こさなかった事を、気にかけてくれる。



「ううん!むしろ、

起こさないでいてくれて、ありがとう!

お陰で、ゆっくり休めたよ。」


私がそう言い、話していると





“トントン”


ドアを開けると、ラーナがいた。


いつも通り、夕食を知らせに

来てくれたようだ。


「ありがとう。少ししたら

食堂へ行くね!」


私はそう言い、ドアを閉め、

髪と服を整えた。



「では、行きましょうか?」


エイミーにそう言われ

3人で食堂へ向かおうと

部屋から出ると


ラーナが、グレンの部屋の前で

何度も、ノックをしているのが見えた。


「どうしたの?」


私がそう尋ねると



「実は先程から、何度も

ノックをしているのですが

出てくる様子がなく、

少々困ってまして...。


私達メイドが、勝手に部屋へ入るわけにも

いかないので...。」


ラーナが困っていたので、私は


「私が、グレンの部屋に

入ればいいんじゃない?


私なら、勝手に部屋を開けても

問題ないでしょ?多分!」


私が、ラーナにそう言うと



「ダメです!男の人の部屋に

1人でなど入らせる訳にはいきません!」


アンナがそう言い、私を止める。



「アンナが言ってることも、分かるよ!

でもグレンは、多分寝ていると思うから

起こしてくれる人が、必要だと思うの!


それでも、私1人では

起こす事もできないだろうし、

私が、グレンの部屋に入っている間に

ロアンとか、別の人達も

呼んできてほしいの!


それなら、私も1人じゃないし

心配じゃないでしょ?」


私が、そうアンナに言うと



「分かりました!それなら、

私とエイミーで

どなたかを、呼んで来ます!


メイド長は、何かあった時のために

部屋の前で待機していてください。」


アンナは、そう言い

ロアンの部屋に向かった。




“トントン”

そして、私は

グレンの部屋を開けた。



「グレン?入るよー?」


私が、そう言い部屋へ入ると

グレンが、見当たらないので

寝室の方へ行くと


やはり、グレンは寝ていた。



私は、グレンの近くまで行き

グレンを起こして見る事にした。


「グレン?起きて!もう夕方だよ!」



...やっぱり、起きてくれない。




「姫...華。」


グレンは、いつもより甘めな、優しい声で

そう私の名前を呼んだ。


寝言とはいえ、グレンといえば、

私を名前で、呼ばないので

少しドキッとしてしまった。




「姫ちゃん?どこー?寝室?」


そう言い、ロアンが

部屋へ入ってきて、あっという間に

寝室に来ていた。



「俺らも来たよー!」


レオがそう言い、リオとリュカも一緒

来てくれた。


「なんか、姫華の顔見るの

久々に感じちゃう!


最近、私が忙しくて

魔法の練習も、付き合えなかっけど

どう?いい感じになってきたかしら?」


そうリュカが言うので


「えっ?あっ、うん!

いい感じになってきたよ!」


私が、そう答えると


「俺ら3人、さっき帰ってきて

階段上がっていたら

アンナとエイミーに会って、頼まれたから

グレンを、起こしに来たんだ!」


レオが、話に入ってきた。


「それなら、早いとこ済ませて

食堂へ急ごう!


アルさんが、先に

食堂で、待っているかもしれないからね!」


ロアンは、そう言い

グレンを起こしていた!


ロアン、レオ、リュカが

起こしてもなかなか起きず、


3人が、無理やり座らせても

まだ、寝ている...すると



“バシャーン”


リオが、バケツに水を入れ

それをグレンにかけたのだ。


「!!!!冷たーー!?


なんだよ!おいっ!!ふざけんな!」


グレンは、すごく怒っているが

ようやく起きた。


「やっとかよ!もう起きたからいいだろ?

俺達は、先に食堂へ行こう。」


リオが、そう言うと


「リオ、お前がやったんだろ?!」


そう言い、グレンは

リオにすごく怒っていた。


「うるせーな!誰のせいで

みんなで、起こしに来たと思ってんだよ!


水を、かけられるのが嫌なら

始めっから1人で起きれよ!」


リオも、怒りはじめたので

今にも、殴り合いが始まりそうになり

レオがリオを、リュカがグレンを止めていたが

それでも2人の勢いは、止まる事は無く


ロアンが、間に入った。


「グレンも、起きないのが悪いし

リオも、やりすぎたのが悪い。

まだ、喧嘩をするなら

どっちも 僕が相手になるけど?」


ロアンが、2人に言うと

2人の喧嘩がようやく止まった。


その後、リオとレオとリュカは

先に、食堂へ向かって行った。


「グレン、着替えたら食堂へ来なよ。


姫ちゃん、僕らも、先に食堂へ行こう!」


そう言い、ロアンは寝室から

出ていった。


「グレン、ごめんね!

私が1人で起こせないから

みんなに、頼んだの!」


私が。そうグレンの謝ると




“ドン”

グレンは、私の顔を見て

驚いて、ベッドから落ちたのだ。


「お前、ずっとここにいたのか?!」


そう言う、グレンの顔は

なぜか、真っ赤になっていた。


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