57話
「なんだよ!今頃、目が覚めたのか?」
グレンが、そう言うと
「もしかして、何かあったの?」
ロアンが、そう言うと
「あのカミラって女と、ジークが
言い争っていたんだ!」
グレンが、そう答えると
「あーあ!カミラってあの元カノの人だよね?
言い争っていたって事は
もしかして、姫ちゃんに嫉妬して
修羅場になった感じ?」
ロアンは、まるでこの場に
居たかのような事を言うので
ビックリしていると
「俺も、途中からしか話を聞いていないが
だいたいは、そんな感じじゃねーか?」
グレンがそう言うと
「それで姫ちゃんは、大丈夫?
何もされなかった?」
ロアンは、そう言い、心配してくれた。
「グレンとかジーク先生が
私を庇う用に、ずっと立っててくれたから
何もされてないし、大丈夫だったよ!」
私がそう言うと、ロアンは
ほっとしていた。
その後、少しして
ジーク先生が戻ってきた。
「遅くなってすまない。
急患の患者とか来なかったか?」
ジーク先生は、やっぱり
どんな時でも、患者さんの事を考えている。
「患者どころか、ロアン以外
誰もここには来てねーよ!」
グレンが、そう言うと
「それなら、良かった!
それより、グレンも、姫華も
今回は、巻き込んでしまって
本当に、ごめんな。」
ジーク先生は、改まって
私とグレンに謝った。
「そんな、気にしないでください!
それよりも、話し合いは出来たんですか?」
私がそう言うと
「まぁ、どうにかな...
カミラとは、友達のままで
いる事にしたよ...
姫華言う通り、
嫌な思い出ばかりじゃないからな!
お前たちを、ここまで
巻き込んでしまった以上、全部話すから
聞いてくれるか?」
ジーク先生は、そう言いわれ
私達、3人は頷いた。
「俺と、カミラと、ブライアンの3人は
幼少期からずっと一緒にいるほど
仲がよかったんだ!
何をするにも、いつも
3人一緒だったんだけど
そんな中、俺はカミラを好きになった。
カミラへの気持ちを、抑えられなかった俺は
気持ちをカミラに伝えた。
その後、俺達は、付き合う事になったが
カミラは、3人での関係を
崩したくないと言う理由から
ブライアンには、内緒で
付き合う事になったんだ。
それから3年後、俺は
ブライアンから相談を受けたんだ。
その内容が、実は4年前から、カミラと
付き合っていて、3人での関係を
崩したくないという彼女の願いから
ずっと言えずにいたが、そろそろ
プロポーズを考えていて
俺に打ち明けると同時に、
相談にのって貰おうと思っていた!
という内容だったんだ。
俺は、ショックのあまり
その日、ブライアンから
相談された内容は、すべて頭には
入って来なかったし
何を話たかさえ覚えていない。
俺は、ブライアンと別れた後
カミラと会い、ブライアンから聞いた事を
すべて話して、別れる事を告げたんだ。
それから、仕事だなんだと
2人を避け続けて、半年がたった頃
俺はまだ、カミラを
忘れる事が出来てなかった。
でもそんな中、
偶然、カミラと会ってしまったんだ。
カミラはあの後、
結局ブライアンとは別れた事、
俺の事が、忘れられなかったと事を
泣きながら、俺に話してくれた。
だから俺は、自分の中にもまだ
カミラへの気持ちが残っている事を
伝えてしまった。
それから俺は、カミラのしてきた事を許し
ヨリを戻したんだよ。
でも、それから3ヶ月後
俺は、ずっとブライアンに隠しているのも
悪いと思い、すべて話すつもりで
2人だけで会う事にしたんだ。
そして俺が話す前に、ブライアンから
あの時の、プロポーズが成功した事
今は、カミラと婚約中で
2ヶ月後には、入籍する予定で
式の準備もしている事を聞いた。
頭が真っ白に、なったよ...。
ブライアンに、あいつのしている事を
すべて言ってやろうとも、思ったが
俺は、結局ブライアンに言えずに
その日は、別れたんだ。
その後は、カミラに別れを告げ
友達に戻る道を選んだんだ。
俺は結局、今も、昔も、3人でいる
関係が好きで、縁をきる勇気までは
あの時からなかったんだ」
ジーク先生は、辛かったはずの過去を
私達に、話してくれた。
「なぁ、1つ聞いてもいいか?
その、ブライアンってヤツは
今はどうしているんだ?」
グレンが、そう聞くと




