53話
「あっそういえば、私ね
女の子の友達ができたんだよー!」
私は、アンナとエイミーにも
サラの事情を全て話し、今は友達だと
言うことを話した。
「姫華様は、それで、よろしいのですか?
どんな理由や、事情があっても
文句を言われたお相手ですよ?」
やはり、アンナは私を心配しているようだ。
「アンナが、言いたい事も分かるけど
それでも、サラと友達になれて良かった!って
私は思っているよ!」
私が、アンナにそう答えると
「姫華様が、それで良ければ
私達は陰ながら、見守るだけです!」
アンナがそう言い、私と話していると
スーッと扉が開いた。
「おーい!姫華、友達が来ているぞ!」
そう言って、仮眠室の扉を開けたのは
ジーク先生だった。
その隣には、サラが立っていた。
「サラ!お仕事は、もう終わったの?」
私が、そう聞くと
「ええ、終わったわ!今から帰る所だから
そのついでに、顔を出しに来たの!
姫華が、少しでも来て欲しいって
おっお願いしたから、来てあげたのよ!」
サラは、照れながらそう言って
私に、会いに来てくれた。
私達2人が話ている様子を
アンナも、エイミーも、見守ってくれていた。
「来たついでだし
買い出しに付き合ってもらえ!
洋服なんかも、女同士で選んだほうが
楽しいんじゃねーか?
帰りは、ちゃんと送ってやれば
問題ないだろ?」
ジーク先生の、まさかの提案に
私は、サラに今日ここに泊まる事などを
説明して、買い物について来て
もらえないか、お願いをした。
「しょうがないから
一緒に行ってあげるわ!」
サラが、そう言ってくれたので
私達は、買い出しに行くため
病院を出て、馬車に乗って
街の中心部へ行くことになった。
そして、賑やかな街の中心部で
馬車が止まった。
「着いたみたいだね!一応、この辺りが
女の子に人気のお店が、多いみたいだよ!」
ロアンは、そう言って馬車を降りた後も
いろんなお店の案内をしてくれた。
「ねぇこれ!最近女の子達の中で
流行っているみたいよ!
すごくきれいな形のワンピースね!
姫華に、似合うと思うわ!」
サラがそう言ってススメてくれたので
試着をしてみる事に
「どうかな?」
私は、試着をしてみんなに見てもらった
「すごく似合っているよ!可愛いね!」
「...いっいいんじゃねーか?」
「すごく素敵だと思うわ。」
ロアンも、グレンも、サラも
みんなから、好評だったので
私は、この白いワンピースを買う事したが、
色違いの黒のワンピースを
サラが見ていた事に気づいた私は
「ねぇロアン、お願いがあるの...」
そう言って、ロアンに
色違いの黒をサラに
プレゼントしたい事を小声で話した。
「いいね!友達になった記念って事で
プレゼントしてあげたら?
それに、アンナ達から預かったお金は
姫ちゃんの、好きな物や、買いたい物
欲しい物を、買うように言われているから
姫ちゃんが、買いたい物を
俺は、買うだけだよ!」
ロアンは、そう言って
白と黒のワンピースをもって
レジの方へ行った。
「あれ?ロアンは?」
グレンがそう言うので
「あっあのワンピースを買う事に
決めたから、ロアンにお願いしたの!」
私は、慌てて誤魔化した。
「お待たせ!姫ちゃんの買い物も
終わったし、残りは頼まてた物を
買いに行こうか!」
ロアンに、そう言われ
別のお店へ向かおうとした時
「おーいグレン!」
そう言って、3人の男の人達が
駆け寄ってきた!
「街にいるなんて珍しいな!」
「それよりさー筆記の宿題やったかー?」
2人の男の人が、グレンにそう聞くと
「レオに手伝ってもらって、リオと2人で
徹夜してやっていたよ!」
ロアンが、そう彼らに答えた。
「おい!余計な事言うなよ!」
グレンは、慌てた様子でロアンに言う
「あっロアン先輩も一緒だったんですね?
こんにちはッス!
それにしても、グレンとリオはいいよな
毎度、レオ手伝ってもらって!
俺らなんて、今からまた勉強会だぜ!」
そう言ってた彼は、グレンの肩に手を回した。
「??!!あれ?可愛い子が2人もいる!
何、お前いつの間に女できたんだよー!」
そう言われグレンは、彼らに
問い詰められていた。
「うるせー!忙しいんだよ!俺は!
じゃーな!
ほら、お前らも行くぞ!」
グレンは、そう言って
彼らに背を向けて馬車に乗った。
「ごめんね。本当に、急いでいるから
詳しくは、また今度グレンに聞いて!」
ロアンは、そう言い
私やサラを馬車に乗せ、最後に自分も乗り
頼まれた買い出しをするために
別のお店へ向かった。
「さっきの人達は友達?
あんな感じで、あしらって大丈夫なの?」
私がそう聞くと
「ああ!あのまま話していたら
着いてきそうだからいいんだよ!あれで!」
グレンが、そう言いながら
少しクスりと笑みを浮かべていた。
きっと彼らとは、仲がいいのだろう。
その後、頼まれていた買い出しが終わり
サラを家まで送る事に。




