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神隠しだと思ったら、異世界に召喚された!  作者: 桜ゆい
第三章 学校が始まるまで
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50話


私を囲うように立ち

コソコソ言っていた看護婦達に

睨みを利かせた。




「ジーク先生は、まだなの?」


そう言って、ナースステーションの

奥の部屋から出てきたのは

ジーク先生の診察室で会った女医さんだ。



「ジーク先生!いい加減

その子をが何者で誰か、きちんと

教えてください!」


この、空気の中で、まだそれを

気にして聞いてくるのは

入口で会った看護婦さんだ。



「カミラ、悪いが少し待っててくれ!


姫華が何者か、聞きたいって言ったな?

姫華は、新しい治癒魔法の保持者だ!」


ジーク先生が、少し怒りながら言うと

みんなは、驚いた様子だった。



「それって、国には報告したんでしょうね?」


女医さんが、ジーク先生に尋ねる。



「当たり前だ!国王も知っている。

それに姫華は、

あのアルトゥールさんの娘だ!


それを、小娘呼ばわりしたり

おまけに、尻軽女とか

言ってた奴もいたよな?

自分達が、何を言ってしまったのか

よく考えて、反省するんだな!」


私が、アルトゥールさんの娘?!

とっさに、庇う為に言ってくれたのか

ジーク先生が、そう言うと

先程まで、コソコソしていた看護婦さん達や

私を敵対視していた

入口で、会った看護婦さんの顔が

皆、青ざめている。



「俺は、ミーティングに行くから

ロアン!後は頼む!」


ジーク先生は、ロアンにそう言い

私の前に来ると


「すぐ戻っては来るが、ここが嫌なら

俺の仮眠室で、待っててもいいからな!」


ジーク先生は、私にそう言い

ミーティングをするため

奥の部屋へ入っていった。



「どうする?姫ちゃんが

仮眠室に行きたいなら、移動するけど?」


ロアンは、私にそう聞いてくれたが



「ううん!ここで待っとくよ!

みんな、気づかってくれてありがとう。

でも、大丈夫だよ!

こういうのは、慣れてるし


それに私は、病院の見取り図を見たくて

ここに来たんだもん!」


私は、そう言って

グレンや、みんなから少し離れて

1人で、病院の見取り図を見ていると



「あっあの!さっきはごめんなさい!

私で良ければ、詳しくお教えしましょうか?」


そう言ってきたのは、

私を何度も小娘呼ばわりした看護婦さんだ。


その様子を見ていたみんなが

私の元へ来ようとしていたが、私は

顔を横に振り、来ないように頼んだ。



「お願いしてもいいですか?」


私が、そう言うと


「あんたの、それワザと?

普通は、文句言われた相手に

お願いしないわよ!


私の事、馬鹿にしているでしょ?

いいわよ!!クビにしたいなら

したらいいじゃない!!」


看護婦さんは、別人のように態度を変え

なぜか逆ギレをして

意味のわからない事を言い始めた。


「すみません

話が、よく分からないんですけど

ここの病院を辞めたいんですか?」


私が、そう聞くと


「辞めたいなんて、言ってないわよ!

何だかんがこの仕事好きだし!!」


看護婦さんは、またも逆ギレをする。


「なら、クビの話とかしないでください。

私は、別にクビにしたいなんて

思ってませんし、そもそも

馬鹿にもしてませんよ?


ただ、見取り図を詳しく

説明してもらいたかっただけですよ!」


私が、そう言うと


「あんた、変よ!

あんなに文句言われて怒りもしないの?

それに、治癒魔法を使えるってだけで

特別なのに、マフィアのボスの娘なんて

全員をクビにするだけの権力があるのに

それをしないなんて、何かを

企んでるとしか、思えないわ!!

クビにしないなら、何をする気なの?」


看護婦さんの発想についつい

笑ってしまった。


「あっははは!何も企んでなければ

文句を言われたくらいで

怒ったりしないって!本当に面白すぎ!」


私が、あまりに笑うので

看護婦さんは、逆ギレ所か

怒らなくなっていた!


「あんた、姫華って言うんだっけ?

しょうがないから、詳しく見取り図の

説明をしてあげるわよ!」


看護婦さんは、消して謝りはしないが

悪いと思ったのか、丁寧に詳しく

病院内の説明をしてくれた。


「看護婦さんの名前も知りたいです

!」


私がそう言うと


「敬語なんか、いいわよ使わなくて!

私は、サラよ!」


素直に名前を教えてくれた!



「サラ、私あなたと友達になりたい!


初めて会った時のサラより

今の素のサラのほうが、

私は、スゴく好きだよ!」


私が、そう言うと


「なっ何言ってるの?馬鹿なの?

あんたやっぱり変よ!


私が、あんたみたいな子と

とっ友達になるわけないじゃない!」


そう言うと、サラは怒って

居なくなってしまった。



「あははは!姫華ちゃん最高だね!

あの子と友達になろうとしたの?」


レオは、笑いながら私のそばに来た。

レオに続き、みんな私のそばに来てくれた。



「本当、ありえない!言ったよね?

俺らの事をアクセサリーか

なんかだと思ってるって!」


リオは、怒りながら私に言い

グレンやロアンも、リオと同じ意見のようで

少し怒っていた。



「んー何でそうなのかは、分からないけど...

それでも私は、サラと友達に

なりたいって思ったのっ!!」


私がそう言うと、サラはそれを

聞いていたようで


「ちょっとこっちに来ないよ!」


そう言い、私の手をひいて、

トイレの方まで連れて行かれた。


「聞いたでしょ?私の噂!

それに、私はあんたを

小娘呼ばわりしてたのよ!

それでも私と友達になるって言うの?」


サラは、私にそう言ってきた。


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