表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神隠しだと思ったら、異世界に召喚された!  作者: 桜ゆい
第三章 学校が始まるまで
46/138

46話


患者さんの腹部の傷が

塞ぎかかっていて


その後、綺麗に傷が塞がる瞬間を

目で見ることができ、

これが、治癒魔法なんだと実感した。




「ハァ....ハァ。」


私は、息を切らして座り込んでしまった。

足に力が入らないほど

魔力を使っていたようだ。



「おい!大丈夫か?」


リオが、そう言って駆け寄って来てくれて


「姫華ちゃん、少し座ろう!」


レオがそう言って、

イスを持ってきてくれた。



「少し休め!後は俺がやる!」


ジーク先生も、私を気遣ってくれた。




私は、イスに座りながらも

ジーク先生の治癒魔法を

ずっと見ていた。


息がきれ、クラクラするが

それでも、治癒魔法を学ぶため

見学をし続けた。






ジーク先生は、魔法道具を使い分け

傷口が塞がった部分に

更に、治癒魔法を施していく。


すると、傷の痕までも徐々に消えていく。



その後、ジーク先生が

魔法道具を使わずに

患者さんの(ひたい)に手を当てた途端

意識が朦朧(もうろう)としていた患者さんが

ゆっくり、目を覚ました。



「ここはどこですか?」


目を覚ました患者さんが

辺りを見渡し、そう言うと



「目が覚めたな!

ここは、フォリス病院だ!」


ジーク先生がそう答えると



「病院?........


はっ!僕は、訓練中に

ケガをして運び込まれたんですよね?


あれ?治ってる!

って事は、貴方があの有名な

ジーク先生ですか?


助けて頂いきありがとうございます!」


患者さんは、ジーク先生に

すごく感謝していた。




「いや、俺は有名じゃないし

それにな、治したのは

俺だけの力じゃない!


あそこのイスに座っている

彼女が、一緒に君を助けたんだ!」


ジーク先生がそう言うと

患者さんは、診察台から起き上がり

私の方へ来て、私の手を握った。



「僕の名前は、クリス!

ありがとう助けてくれて

君の名前は、なんて言うの?」


患者さんに、急にそう言われた私は



「えっ?あっ姫華です!」


私が、そう言うと


「悪いけど、こいつも君と同じ見習いで

今は、休憩中だから離れてもらえるか?


それに、君にいくつか質問があるから

こっちに来てくれ!」


そう言って、患者さんの両手を

私から離してくれたのは、ジーク先生だった。



「あっはい!わかりました。


それより彼女は、

僕と同い歳くらいですよね?

本当に見習いなんですか?


もし、本当に見習いなら

あの、弟子や教え子を取らないって言う

ジーク先生の噂は、

嘘だったって事ですよね?


それとも、先生の彼女さんとかですか?」


元気になったからか、ジーク先生に

ついて行きながら

ずっと、質問をしているようだ。



「姫華は、見習いだし、俺は姫華に

もっと治癒魔法を教えていくつもりだ!


それに姫華は、()()彼女じゃねぇけど

手は出すなよ!!


って事で、俺は君の質問に答えたから

次は、君が質問に答える番な!


元気に歩いてたけど

嘔吐や、頭痛、目眩や、眠気とか

何か気になる事はないか?」


ジーク先生が、そう聞くのは

きっと、私の時同様に

副作用なんかを、心配しているからだろう。



「はっはい!特に何もないです!

本当に、本当に

ありがとうございます!


あっあと、質問ばかりしてしまって

すみませんでした。


あの、有名なジーク先生に

お会いできた喜びで

舞い上がってしまいました。」


そう、ジーク先生に

お礼と謝罪をすると、再び私の所へ来た。



「先ほどは、失礼な態度をとって

すみませんでした!

気持ちが、舞い上がってまして...。


先生にも、君にもすごく感謝している!


治りが遅ければ、せっかく

合格した魔法学校への編入が

延期になる所だったよ。

本当に、ありがとう!」


そう、私にもお礼を言っていると



「えっ?君、魔法学校に編入してくるの?


確か、18って

さっき、姫華ちゃんが言ってたよね?

俺ら同じ歳だから、もしかしたら

同じクラスになるかもね!」


レオは、そう言い会話に入ってきた。



「えっ同じ歳なの?

マフィアの制服着ていたから

てっきり歳上なんだと思ってた!」


そう、患者さんの彼が言うと



「はは!よく言われるけど

実はボス以外は、みんな同年代なんだよ!

俺の名前は、レオ・リャターシ

こっちは、双子の弟でリオでって言うんだ!

姫華ちゃんには、

さっき名前聞いてたよね?

みんな、魔法学校で会う事に

なると思うからよろしくっ!」


レオが、そう言うと


「僕の名前は、クリス・ロドリス

王族の護衛の見習いなんだ!


これから、よろしくっ!レオ、リオ、姫華」


そう言い、クリスと話をしていると...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ