36話
私が選んだ魔法道具は....銃だ!
「銃は、難しいぞ!
魔力こそ込めれても
結局、当たらない限りは
使い物にならないからな!」
グレンはそう言うが
極道の1人娘だった私は、銃や刀の扱いは
海外で、教わったり、練習をしていたため
そこそこ、扱える方だとは思うが
日本の伝統である刀は、
もちろんこの世界には、あるわけもなく
私にとって、1番目に止まったのは
この白銀の銃だ。
「うーん。でも、私これがいい!」
私がそう言うと
「ちょっと、練習場で撃ってみるか?
どっちにしても練習が必要だしな。」
グレンは、そう言い
持ってきた、たくさんの魔法道具を
前に話していた(11話)魔法道具に
すべて、インプットしていった。
さっきまで、たくさんあった
魔法道具はすべて
ブレスレットの形の魔法道具に
入っていると考えると
なんだかんだ、1番便利な
魔法道具なのでは?と
私が、グレンの魔法道具を
見ながら考えていると
「どうしたの?
他にも、気になる魔法道具が
あったりした?
僕的には、銃でいいと思うけど!
まぁ、どちらにせよ
練習は、必要なわけだし
もし、自分には合わないと思ったら
また、選び直せばいいよ!」
ロアンは、私がまだ、悩んでいると
思ったようで、そう言ってくれた。
その後みんなで、練習場に移動をした。
「おい!こっちにこい。
練習できる場所に
つれてってやるから!」
そう言いグレンは、
私の手を引いて案内してくれた。
着いた場所は
たくさんの的があり
大きさや、距離もバラバラだ。
「ねぇ、何からやればいい?」
早速、練習をしたかった私は
そう尋ねた。
「まずは、魔力を解放して
一定の魔力を出すでしょ?
さっきやったみたいに
手のひらに、魔力を集めて
それを銃に込めれば、弾にも
自然に、魔力が流れていくから
まずは、それをやってみよう! 」
ロアンが、説明してくれたので
さっそくやってみる事にした。
「“エペラスルーク”」
私は、ロアンの説明通りにやり
魔力を銃に込め
的を目掛けて撃った。
“バンッ”
結果はもちろん、ど真ん中。
「すごい!すごいよ
姫ちゃん!!
もう、魔法道具は
銃できまりだね!」
ロアンがそう言うと
「本当、ありえねー。
あっちの世界で
何やってたら、そんな
上手くいくんだよ!」
グレンは、驚きを
隠しきれない様子だった。
他のみんなも
凄くびっくりしていた。
「実はね、元の世界の時に
少しだけ銃をさわった
経験があるの...。」
私が、そう言うと
「あら、そうなの?
だから、魔法道具を選ぶ時
銃を、選んだのね!」
リュカは、そう言い
何となく納得していたようだ。
「それなら、初心者用の場所で
練習しても意味がないね!
ここまで、できるなら
あの扉の奥に行こう!」
ロアンがそう言うので
ついて行くと。
「ここは?」
同じ的などはあるが
どれも、大きさや、距離は
もちろんバラバラだったが
何より驚いたのは、的が動いている!
動くスピードも違く
左右、上下に不規則で動いている。
「ここはね、少し難易度が高い
射的場だよ!
的の大きさの、違うものは
魔力の量で調整しないと
的に穴すらあけられないよ!」
ロアンは、そう教えてくれたが
ますます、やる気になった私は
「“ エペラスルーク”」
魔力を解放し、さっきの手順で
狙いを定めて撃つ。
“バンッ”“バンッ”“バンッ”
次から次へと、命中するが
“バンッ”
「!!!!??
当たったはずなのに....なんで?」
私がそう言うと
「ねっ!だから言ったでしょ?
魔力の量の調整が必要なんだ!
ここはね、命中率だけじゃ
どうにもならないよ!
魔力や、洞察力、反射神経なんかを
鍛える場所だからね!
銃を使うなら、やっぱり
攻撃系の魔法になるから
観察し、どの的にどれだけの
魔力を込めるか考えながら
練習をしてみてごらん?」
ロアンに言われ私は
的の大きさ、動きを
観察する事にした。
この的は、こんなに大きいのに
この的は、やけに小さい
この的は、他のに比べて
厚めになっている?
など、いろいろな事が分かったが
それでも、何度やっても
的に、穴が空くことは無かった。
「姫ちゃん、洞察力だけじゃダメだよ!
魔力の調整も忘れないで?」
ロアンのアドバイスで
私は、魔力の量を多めに出してみた。
すると...




