34話
「皆様、こちらにいらしたのですね
夕食の準備ができましたので
食堂の方へお越しください。」
ラーナが、そう言うと
「申し訳ありません。
裏庭で、魔法の練習をする事を
伝え忘れていました。」
エイミーは、ラーナに謝っていたが
ラーナは、怒っている様子はなく
むしろ、ニコりと微笑んでいた。
それを、不思議そうに見ていた私に
「メイド長は、お優しい方で
エイミーが、普段から
おっちょこちょいなのを
知っているのですよ!
だから、怒らずに
微笑んだんだと思います。」
アンナが、耳元でそう教えてくれた。
「謝っているエイミーに
なんで、微笑んでいるのか
気になってたけど
そういえば、優しい方って
言ってたもんね!」
私と、アンナが小声で話していると
「どうしたんだ?
早く飯食いに行こーぜ!」
グレンは、そう言い私の肩に
腕を回した
「えっちょっと!」
私は、そう言ったが
グレンは、気にせず....
なぜか、食堂まで
一緒に行くことになった。
そして....
それぞれが、食事を終えて
部屋に戻って行くので
私も、グレン、リオ、レオと一緒に
部屋に戻ろうとして、4人で4階に着いた頃
「姫ちゃん!少し話せるかな?」
ロアンは、私達の部屋の階まで来て
私を、呼び止めた。
「今日は、お疲れ様!
日に日に、練習がしんどく
なってきているかもしれないけど
姫ちゃんになら、できると思って
教えてるんだけど....
本当に、キツかったら
いつでも言ってね!
とりあえず、今日は
ゆっくり休んで!おやすみ!」
そう言い、ロアンは、階段の方へ
向かっていった。
「なんだ?あいつ?
それだけを言うために
ここに来たのか?
変なヤツだな!
まっ俺らも、早く部屋に戻って
今日は、ゆっくり休もうぜ!
明日な!おやすみー!」
グレンは、そう言い
部屋に戻った!
レオと、リオも部屋に
戻って行った。
そして、私も部屋に戻り
その日は、ゆっくり休むため
早めに寝る事にした。
グレンは、ロアンの事を
変なやつだと言っていたけど
ロアンなりに、気にしてくれたんだと
私は、思った。
次の日
いつも通りの朝を迎えて
朝食後、昨日のメンバーと一緒に
裏庭へ向かった。
「どう?ゆっくり休めた?」
ロアンが、そう気にかけてくれた。
「うん。たくさん寝たから
今日も、練習頑張れるよ!!」
私は、そう言い練習を始めた
もちろん、休憩を挟みながら。
「やったー!ねぇねぇ
今のどれくらい出来てた?
結構、頑張ったと思うんだけど!」
私がそう言うと
「やったじゃない!5分よ!5分!」
リュカが、タイムを教えてくれて
2人で喜んでいると
「徐々に一定の量の魔力を
維持できる時間が、伸びてきたね!
そろそろ、次ステップに
移ろうか?」
ロアンが、そう言うので
「よろしくお願いします!」
私が、そう言うと
「一定の量の魔力を
出したまま、普段通りの
生活をしてもらおうと思う!
ただ、食事中や、トイレやお風呂
そして、寝てる時は
いつも通りでいいけど
それ以外の時は、なるべく
一定の量の魔力を出したままで
生活してみてほしい!
もちろん、今まで通り
休憩を挟みながらね。」
ロアンは、次のステップの
説明をしてくれたが....
不安しかない。
「そんな事、今の状態の私にできるかな?」
私がそう聞くと
「やり始めは、キツいかもしれないけど
すぐに慣れるよ!
普段の生活をする事で
より、身体に感覚が馴染むんだ。
いずれは、休憩を挟まない状態で
1日中魔力をキープできるようになるのが
望ましいから、それを目標に頑張ろう!」
ロアンは、そう言い励ましてくれた!
「不安はあるけど、頑張ってみる!」
私がそう言うと
みんなが、励ましてくれた!
それから、私は
一定の量の魔力を、放出させた状態で
普段通りの生活をする事になった。
徐々にできる時間は
増えてきているものの
休憩を挟んでも1日中は
とても、キツく過酷なものだった。




