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神隠しだと思ったら、異世界に召喚された!  作者: 桜ゆい
第二章 魔法と魔力
28/138

28話


「ロアン様、遅くなってしまって

申し訳ありません。


只今、朝食の用意が

出来ているようで、皆様

食堂に集まって来ているのですが


勝手ながら、姫華様、ロアン様は

遅れて来るとメイド長に

伝えてあります。」


アンナが、ロアンに

話をしている声が聞こえてくる。



「いや、実際遅れているし

その間、みんなが食べずに

待っていてくれてても申し訳ないから

むしろ、遅れるって

伝えていてくれてありがとう。


それより、グレンはどこ?」


ロアンは、一緒に戻って来なかった

グレンの居場所を聞いているようだ。


ロアンが、もしかしたらグレンを

怒りに行くのか、気になったので

私は、寝室からロアン達の

いる元へ、行こうとすると



「姫華様!今呼びに行こうと

思っていたのですよ?


遅くなってしまって、

申し訳ありません。」


エイミーは、寝室の扉を開けて

そう言ってきた。




「気にしなくていいよ!

それより、呼びに来てくれて

ありがとう。」


私がエイミーにお礼を言っていると



「姫華様も、丁度いますし

話しますね。


グレン様の件については

旦那様に話してありますので


旦那様から、

お説教があると思います。」


アンナは私とロアンに

そう説明した。



「ちょっと待ってよ!それなら

私もグレンを、追い出さずに

そのまま寝てしまったし


私にも非があるから

私も一緒に怒られてくる!」


私がそう言い

部屋から出ようとすると



「待った!!アルさんは

そんな怖い人じゃないから

すぐ、怒ったりしないよ!


まずは、グレンから

話を聞くんじゃないかな?」


ロアンは、そう言い私の手を

引いて、部屋から出るのを止めた。



「一応アルさんは、怒らないと思うけど


グレンが、素直に

話をするとも思えないし


僕が先に食堂へ行きながら

様子を見てくるから

姫ちゃんは、着替えてから

食堂の方へおいで!」


ロアンにそう言われて、

まだ、着替えていない事に

気づいた私は、恥ずかしさのあまり

エイミーをつれて、

ウォークインクローゼットの中へ



「信じらんない!!

このまま、ずっといたなんて...


どうしよう!!早く着替えたいけど

何着たらいいと思う?」


エイミーに、そう相談すると



「実はですね、既に用意済みです!」


そう言い、エイミーは

ワンピースから靴まですべて

用意していてくれた。


「ありがとう!

急いで着替えて来る!」


私は、エイミーにそう言い

着替えをするため

ウォークインクローゼットから出ると


もう既にロアンはいなかった。


ロアンの優しさなのか

グレンを気にしているように見えた。




その後、あわてて着替えた

私は、食堂へ向かった。



すると、みんなは居なくて

メイド長のラーナだけが居た。



「遅くなってごめんなさい。

ラーナ、みんなはどこ?」


私がそう言うと、


「皆様、アルトゥールさんの書斎に

いるとの事なので


食事を、済ませてから来るようにと

ロアン様から

言伝を預かっております。」


そう、ラーナは言い

私の朝食を用意してくれた。


本当は、すぐにでも行きたいが

ラーナが、せっかく用意してくれたので

急いで食べることにした。




そして、朝食を済ませ

アンナとエイミーの案内で

アルトゥールさんの書斎へ。





“トントン”

「失礼します。姫華です!」


私は、そう言い部屋へ入ると

全員揃っていた。



「姫華ー!大丈夫だった?

グレンに、何もされてないのよね?」


そう言い、リュカがすぐに

私の所に来てくれた。



「えっ?!あー」

私が答えようとすると


ロアンが首を横に振るのが見えた。


「姫華?」

私が、急に黙ったから

リュカが気にかけてくれる。



「ごめん。グレンの話だったよね?


何もされてないよ?」


私がそう言うと



「ほらっ!姫ちゃんも、

こう言ってますし

グレンには、僕からも注意しとくので

いいんじゃないですか?」


ロアンがそう、アルトゥールさんに

交渉していると



「はぁー?そもそも

こいつが悪いのに庇う意味は?」


リオが、ロアンに反論する。



「ごめんなさい。

私にも、非があるんです!


部屋にあげちゃったし

そのまま寝てしまったから...


だから、グレンを怒るなら

私も一緒に怒ってください!」


私がそう言うと



「いや!お前は、悪くねーよ

俺がこいつの部屋に

勝手に上がり込んだんだ!」


グレンは、私を庇ってくれている。




「はいっ!そこまで!!


姫華ちゃんがこれだけ言っているし

本当に何もなかったみたいだから


ロアンの言う通り、

この件は、ロアンに

一任する事にするよ!


それに、本当に嫌な事があったり

何かあったのなら、

ここまで庇ったりしないと

思うんだけどね!私は!


と、いう訳で、話は以上!解散!」



アルトゥールさんは、そう言い


今日は、街の方で仕事があるとの事で

先に、書斎から出て行ってしまった。




リオや、リュカは

納得してないようだったが

ロアンに一任すると言った

アルトゥールさんの言葉を

誰も無視する事は無く


しぶしぶ納得したように見えた。



「とりあえず、今日は

魔法の練習もする予定だから

いつまでも、アルさんの書斎に

居られないし、移動しよっか!


予定が空いてる人は

裏庭に来てくれるかな?」



ロアンは、そう言い

私とグレンを連れて、書斎から出た。

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