19話
「あんたさ、グレンと居すぎて
バカが移ったの?
それとも、
初めてこの世界に来た時
あのバカ(グレン)は説明とか
何もしなかったわけ?」
リオは、少し強めに私に言う。
自己紹介の時も、
確か口が悪いって
言われていたけれど....(5話で)
本当に口が悪い....かも....。
と、少し思ってしまったのは
内緒にしておこう。
「リオ!!
そんな言い方はないだろ!
本当にリオは、口が悪いから....
ごめんね姫華ちゃん。
姫華ちゃんはさ、グレンと
初めて会った時
君は力がある者として
この世界へ呼ばれたって話
聞いたかな?」
レオがリオの変わりに
謝ってくれた。
「えっ?あー....
確か、そんな事言ってた!
でも、それって関係あるの?」
私がそう聞き返すと
「うん。すごく関係している!
そもそも、ランダムで
召喚されるわけではなくて
姫華ちゃんに
眠っている力があると、判断されたから
この世界に召喚されたんだ。
まぁ、その判断基準は
王族しか知らないから
俺達も、そのへんは詳しく
分からないんだけどね。」
レオは、そう言ってくれたが
「レオの言いたい事は分かったけど
共鳴って言うのに
やっぱり、ピンとこないの...。
私が、そのために
何かできる事とかは、ないのかな?」
やっぱり、ただみんなに
教わるだけじゃ悪いし
何より、早く元の世界に戻りたい!
みんなの言うように
本当にこの世界に、私の力が必要なら
なおさら、早く役目を果たして
元の世界へ帰りたいし
そのためなら、自分ができる事は
なんでもやりたい!と思い
レオへ聞いてみた。
「姫華ちゃんのやる気は伝わったけど
共鳴させるためには
それなりの魔力が必要だからね。
一応ね、アルトさんに
許可はもらっているんだ!」
レオの言うそれなり の魔力って
どれくらいなのか気になった私は
「それって、ロアン1人の魔力より
大きな魔力が必要って事?」
私がそう尋ねると
「ロアン??あっ!そっか!!
ロアンが、このマフィアで
2番目に魔力が
大きいって聞いたんだね?
それなら、話が早い。
ロアンと、俺と、
リオと、んー...後は
グレンか、リュカの魔力を
合わせるくらいの魔力が必要なんだ!」
そう、レオが教えくれた。
「そっか...。
それとね、もう1つ聞いてもいい?
許可って...
何の許可を、アルトゥールさんに
もらってきたの?」
私がそう聞くと
「姫華ちゃんに、魔力を流して
共鳴させる許可だよ!
アルトさん今日は
街の方へ出る予定だから
帰りが遅いんだって!
だから、俺達が変わりに
姫華ちゃんに魔力を
流す予定なんだけど
みんな、まだ戻って来ないねー。」
レオはそう言うが、
やっぱり少し不だ。
私に、魔力を流すって
電気を流すようなものなのかな?
痛いかな?怖いな...
そう、いろいろ考えていると
余計に不安になっていく...。
「共鳴させるって、その...
そんなに簡単に
できるものなの?
ごめんね。何度も
質問して....少し不安で....。」
私が不安そうに質問すると




