102話
「あらー?私との約束を
破った方が、いらしたわよ!」
やっぱり、ロアン達の言う
伯爵のところの令嬢で
本性が分からないって言ってた
先輩は、この人だったんだ。
「すみません、決して言うつもりは
無かったんです。
ただ、倒れるほど
先輩達に気を使って居たので
倒れて、意識が朦朧としている中
つい、口が軽くすべってしまって
そこから、確証が無かったので
マフィアのみんなが、
調査をして今に至るみたいですよ!」
私は、ロアンの言う通りに
先輩達に話をした。
本当は、マフィアのみんなが
確証が無い事、そして
その後、調査を行った事など
一応、勘違いをしてもらうため
あえて大まかに、先輩へ話をしたが
ただ、後で嘘をついたわね?と
言われないために
私が、口をすべらて
サラに話した事
確証がなく、調査したのは
調査が終わって生徒会室に
来たわけでは無く、
サラからの情報を元に
今、照らし合わせをしている事など
細かくは言わず
事実を話ているが
そっちが、勘違いをしただけ!
と言う事にしたいらしい。
そんなに上手くいくか
分からないけど...。
私がそう考えていると
「どういう事?
あなたが、倒れている間に
調査をしたってこと?」
先輩は、そう言い
焦った顔をしていた。
「はい。そうみたいです。」
もちろん、嘘ではない。
私が、倒れている間に
みんなは、サラから聞いて
細かく調査したからだ。
「...それで、調査をして
今に至るって言ったわよね?」
先輩の、顔がどんどん焦っていく。
「はい。」
私が、そう言うと
「それって.....?!!
ちょっと、あなた達の中に
余計な事話した方が
いるんじゃないの?!」
そう言い、先輩は
一緒に拘束されている
自分の、とりまき達に
疑いの目を向けた。
「そっそんな事するわけ
ないじゃないですか?!」
「自分の家まで
巻き込むかもしれませんし
余計な事を話すどころか
マフィアの方と会話なんか
していません!」
「私もですよ!
ここ最近、マフィアの方と
一度も話しておりません。」
「私だってそうですよ!」
ロアンの読み通り
みんな、勘違いをして
仲間内で疑い始めた。
「あの...」
そこで、言い合っている中
すかさず、ロアンの言う通り
私は、話の間に入った。
「ちょっと、あなたは、
黙っていなさい!!
これ以上、あなたが話すと
ややこしくなるじゃない!」
そう言い、私が
間に入るのを、あの先輩が止めた。
ビックリするほど
ロアンの読み通りになっている。
その後も、みんな
自分では無い!と否定はするも
その代わりに、別の人を疑う
そういう事をくり返し
言い争っていると
「皆さん、落ち着きましょ?
ここ最近の行動を
よく考えて見ませんか?
そうしたら、マフィアの方と
誰が、話していたかを
思い出せるんじゃないでしょうか?」
あの先輩の、いつも横にいる人が
そう言い、みんな
一度冷静になり、考え始めた。
「....えっ?」
「!!!」
「えっ!!まって...」
静まり返った中
なぜが、取り巻きのみんなが
顔を見合わせ、ザワザワし始めた。
そしてみんな、あの先輩を見る。
「なっ何よ?!!
急に?みんなして
私の事見始めて!」
先輩が、取り巻きの人達に
そう言うと
「もっ申し上げにくいんですが
アリス様以外、ここ最近
マフィアの方と話しているのを
見てなくてですね...」
そう言い1人が口を開くと
「アリス様、この前も
1人でロアン様や、リアム様と
話していましたよね?
私、その時たまたま
見かけたんです...。」
「えっ?私達には
抜けがけになるから
1人で話しかけに行くのは
禁止って言っていたのに?」
「それ?本当ですの?
なら、私達に悪い事をさして
裏で私達を悪者に
仕立てあげていたって事ですか?」
「そんな...」
そう言い、取り巻き達が
一気にあの先輩を疑い始めた。
「何よ?!私を
疑っているわけ?!」
そう言い、先輩は
取り巻きの人達に反論すると
「でも、今回の事だって
アリス様が、姫華の事を
勝手に、怒って
ロアン様や、マフィアの方を
ダシに使い脅す事を
やり始めましたよね?」
「そうですよ!
私達は、別にそこまで
彼女に執着なんか
していませんでしたし...」
そう言い、言い争いが
更に悪化していく中
「みっ皆さん落ち着てください。
アリス様も、そんなに
ムキになられては
疑われてしまいますよ!
とりあえず、疑い合事を
やめませんか?」
そう言い、あの先輩の
いつも横にいた、大人しそうな
先輩が、みんなの言い争いを止めた。
「ドリスのくせに、なんなの!!
だいたい、あなたが
余計な事を言うから
私が、疑われるんじゃない!
?!!!
...そうよ!あなた、私が
姫華を叩いた時
止めたわよね?
マフィアの方に告げ口をしたのも
あなたなんじゃないの?!」
そう言い、みんなを止め
庇ってくれた人に
文句をいう先輩に、呆れていると




