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記憶
「そこで何してんの。」
少年は尋ねた。
廃線となった地下鉄に進む階段。
そこに肩肘を立て寝転がる少女が居た。
不規則に点滅する蛍光灯。
2人に暫くの静寂をもたらした。
「お前がそうか。」
少女はそう言って微笑した。
「攫いに来たのさ。」
少年に近づき、頭に手を伸ばし触れる。
少年はただ少女の目を見ていた。
「では行こうか。」
星空と月が、2人と構内を照らしていた。
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記憶
「そこで何してんの。」
少年は尋ねた。
廃線となった地下鉄に進む階段。
そこに肩肘を立て寝転がる少女が居た。
不規則に点滅する蛍光灯。
2人に暫くの静寂をもたらした。
「お前がそうか。」
少女はそう言って微笑した。
「攫いに来たのさ。」
少年に近づき、頭に手を伸ばし触れる。
少年はただ少女の目を見ていた。
「では行こうか。」
星空と月が、2人と構内を照らしていた。
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